JPH0778016A - メニュー表示機能を有する数値制御装置 - Google Patents

メニュー表示機能を有する数値制御装置

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JPH0778016A
JPH0778016A JP5169832A JP16983293A JPH0778016A JP H0778016 A JPH0778016 A JP H0778016A JP 5169832 A JP5169832 A JP 5169832A JP 16983293 A JP16983293 A JP 16983293A JP H0778016 A JPH0778016 A JP H0778016A
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window
display
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JP5169832A
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Inventor
Tetsuya Furuta
哲也 古田
Hiroshi Oyama
博司 大山
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メニュー表示機能を有する数値制御装置におい
て、作業者にメニューの階層構造の理解を容易にする表
示をして、機能の選択を容易にする。 【構成】画面管理部100は、入力制御部102あるい
はウィンドウ制御部106からの信号に応じて、現在表
示されているメニューよりも上位層のメニューを前記階
層構造に対応して表示すると共に、前記表示した部分
に、下位層のメニューの存在を示す印を表示する要求を
ウィンドウ制御部106に出力する。ウィンドウ制御部
106は前記要求に従って表示制御部104を介してC
RT105に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階層構造の機能集合を
メニューとして表示できる機能を有する数値制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置には、機能集合をメニュー
として表示し、そのメニューからファンクションキー、
数字キー、矢印キー等によって、所望の機能を作業者に
選択させる方式になっているものが多い。この方式で
は、通常、図7に示すようにメニュー同士は階層的な構
造となっている。図8は従来方法のメニュー表示機能を
有する数値制御装置の一実施例を示すブロック図であ
る。以下、図8に基づいて各部の機能を説明する。主軸
制御装置91は主軸パルスジェネレータ88によって検
出された回転数を元に主軸駆動装置87を制御し、主軸
及びそれに取付けられた加工物を回転させる。一方、X
軸制御装置89(Z軸制御装置90)はX軸検出器84
(Z軸検出器86)によって検出された位置情報を元に
X軸サーボ装置83(Z軸サーボ装置85)を制御し、
刃物台及びそれに取付けられた工具を移動させる。その
結果、加工物が切削される。なお、バス92を介して中
央処理装置81、データ記憶装置82、X軸制御装置8
9、Z軸制御装置90、主軸制御装置91、入力制御部
102、表示制御部104、画面データ作成部107が
接続されている。
【0003】ここで、CRT105に表示されているメ
ニューからの選択をファンクションキーの押下によるも
のとした場合、図9(a) に示すようにCRT105の画
面202の中で、キーボード101のファンクションキ
ー205〜208に近い端にメニュー203が配置さ
れ、ファンクションキー205〜208と、表示された
メニュー203の各項目(以下、メニュー項目)とは1
対1の対応関係を持つ。図10は画面データ作成部10
7の処理の一例を示すフローチャートである。入力制御
部102を介して画面データ作成部107にキーボード
101のファンクションキーが押下されたことを示す信
号が入力されると、画面データ作成部107はメニュー
を変更する信号であるか否か判断する(ステップS5
1)。メニューを変更する信号である場合には、表示制
御部104に文字等を描画する命令を出力して(ステッ
プS52)、CRT105に表示されているメニューを
変更し処理を終了する。例えば図9(a) の状態におい
て、ファンクションキー「F1」205の押下により、
メニュー203から機能「ファイル」を選択すると、メ
ニュー203が更新されて同図(b) に示すような新しい
メニュー204が表示される。その結果、ファンクショ
ンキー205〜208によって、新しい機能である「保
存」、「読み込み」、「一覧」、「終了」を選択できる
ようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメニュ
ー表示機能を有する数値制御装置では、作業者は、メニ
ューの階層構造を画面から直接知ることはできない。よ
って、この階層構造を十分に暗記していなければ、目的
の機能を容易に選択することができないという欠点があ
った。本発明は上述のような事情から成されたものであ
り、本発明の目的は、作業者にメニューの階層構造の理
解を容易にする表示をして、機能の選択を容易にするメ
ニュー表示機能を有する数値制御装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、階層構造の機
能集合をメニューとして表示する機能を有する数値制御
装置に関するものであり、本発明の上記目的は、現在表
示されているメニューよりも上位層のメニューを前記階
層構造に対応して表示すると共に、前記表示した部分
に、下位層のメニューの存在を示す印を表示する画面管
理制御手段を設けることによって達成される。
【0006】
【作用】本発明にあっては、メニューの階層に関する情
報が画面に表示されるので、その構造を容易に把握でき
る。
【0007】
【実施例】この実施例では、マルチウィンドウ環境を利
用している。マルチウィンドウ環境とは、画面を矩形の
領域に分割し、その領域内部に図形や文字を出力するこ
とができる環境である。この矩形の領域をウィンドウと
呼ぶ。マルチウィンドウ環境では、各々のウィンドウが
あたかも重なっているかのように表示すること、ウィン
ドウを最前面に表示すること、ウィンドウを移動するこ
と、ウィンドウを消去すること、ウィンドウの重ね合わ
せを変更すること等ができる。この環境下で、1つのメ
ニューを1つのウィンドウ(以下、メニューウィンドウ
と呼ぶ)中に表示する。メニュー以外のデータも同様
に、ウィンドウ(以下、データウィンドウと呼ぶ)中に
表示する。
【0008】例えば図4に示すように、ウィンドウ30
1〜303はメニューウィンドウで内部にメニューを表
示している。ウィンドウ304、305はデータウィン
ドウで、内部にメニュー以外のデータを表示している。
但し、ウィンドウ304、305を囲む点線はウィンド
ウの説明のために付けたものであり、実際には表示され
ていない。ファンクションキー205〜208に最も近
くて、最前面に表示されているメニューウィンドウ30
3の位置を主メニュー表示位置と呼び、このウィンドウ
を主メニューウィンドウと呼ぶ。この主メニューウィン
ドウは、その内部に、ファンクションキーによって現在
選択できる機能をメニューとして表示する。主メニュー
ウィンドウ以外のメニューウィンドウは、上位層のメニ
ューを表示し、少しずれながら重なり合っている。メニ
ューは、後面になるほど上位の階層となる。
【0009】図1は本発明によるメニュー表示機能を有
する数値制御装置の一実施例を示すブロック図である。
以下、図1に基づいて各部の機能を説明する。なお、従
来のブロック図を示す図8と同一部分については、同一
符号を付けてその説明を省略する。図1においては、図
8と比較して、画面データ作成部107がウィンドウ制
御部106及び画面管理部100に変更され、タッチパ
ネル103が追加されている。ここで、タッチパネル1
03とは、CRT105の前面に置かれる透明な板であ
って、指や専用の指示棒の接触した位置を出力する装置
である。この装置は、画面内の位置を指定するために使
用する。ウィンドウ制御部106は、マルチウィンドウ
環境を実現し、表示制御部104を介してCRT105
への表示を行ない、入力制御部102を介してキーボー
ド101やタッチパネル103からの入力信号を取得し
ている。そして、ウィンドウ制御部106は、入力制御
部102から入力される信号に応じて、少なくとも、以
下の信号を出力する。
【0010】ファンクションキーが押下されたことを示
す信号が入力されたときには、キー入力ウィンドウ識別
子及び押下されたキーのキーコードから構成されるファ
ンクションキー信号FKEを出力する。なお、ウィンド
ウ識別子とは、各々のウィンドウを区別する番号であ
る。キー入力ウィンドウ識別子とは、入力制御部102
から入力される信号を処理するために、ウィンドウ制御
部106が記憶していて、外部から変更することが可能
なウィンドウ識別子である。タッチパネル103にて位
置が指示されたことを示す信号が入力された時には、指
示位置にあるウィンドウに対応するウィンドウ識別子及
びそのウィンドウに対する指示位置の座標から構成され
るタッチ信号TCEを出力する。
【0011】また、ウィンドウ制御部106は、画面管
理部100からの入力に応じて、CRT105に表示さ
れるウィンドウを、表示制御部104を介して、以下の
ように操作する。ウィンドウ表示要求WSRが入力され
ると、指定されたウィンドウを画面に表示する。ウィン
ドウ移動要求WMRが入力されると、指定されたウィン
ドウを所定の位置に移動する。ウィンドウ消去要求WE
Rが入力されると、指定されたウィンドウを画面から消
去する。ウィンドウ描画要求WDRが入力されると、描
画データに従って指定されたウィンドウ内に描画する。
ただし、ウィンドウ表示要求WSRとウィンドウ移動要
求WMRは、ウィンドウ識別子及び表示位置から構成さ
れ、ウィンドウ消去要求WERは、ウィンドウ識別子か
ら構成され、ウィンドウ描画要求WDRは、ウィンドウ
識別子と描画データから構成される。更に、他のウィン
ドウによって隠されていた部分が現れること、新しくウ
ィンドウを表示したりすること等が原因で、ウィンドウ
の一部が露出して再描画が必要な時には、再描画が必要
なウィンドウ識別子及びウィンドウ内での露出範囲から
構成される露出信号WEEを出力する。
【0012】画面管理部100は、ウィンドウ制御部1
06からの入力の種類に応じて以下の動作を行なう。図
2はこの動作を説明するフローチャートを示しており、
この図を使用して動作を説明する。ただし、要求の出力
先はいずれもウィンドウ制御部106である。タッチ信
号TCEが入力されて、そのタッチ信号TCEに含まれ
る座標がメニューウィンドウ内部を示している場合には
(ステップS11)、その位置から対応するファンクシ
ョンキーのキーコードを算出し(ステップS12)、そ
れに相当するファンクションキー信号FKEが入力され
た場合と同じ動作を行なう。ファンクションキー信号F
KEが入力された場合には(ステップS13)、以下の
要求をウィンドウ制御部106に出力する。
【0013】新しいメニューを表示する場合には(ステ
ップS14)、ウィンドウ移動要求WMRを出力して、
これまで表示されていたメニューウィンドウを右上方向
に移動させ(ステップS15)、ウィンドウ表示要求W
SRを出力して、新しいメニューウィンドウを主メニュ
ー表示位置に表示させる(ステップS16)。新しいメ
ニューウィンドウが表示されると、ウィンドウ制御部1
06からこの画面管理部100に、露出信号WEEが入
力される。一方、メニューを画面より消去する場合は
(ステップS17)、ウィンドウ消去要求WERを出力
して、そのメニューと、それより手前にあるメニューウ
ィンドウのすべてを画面より消去させ(ステップS1
8)、ウィンドウ移動要求WMRを出力して、一番手前
のメニューウィンドウが主メニュー位置に来るように、
残ったメニューウィンドウを左下方向に移動させる(ス
テップS19)。露出信号WEEが入力された場合には
(ステップS20)、ウィンドウ描画要求WDRを出力
して、メニューウィンドウ内部を描画させる(ステップ
S21)。以上の動作の他に、必要とあれば、ウィンド
ウ表示要求WSRまたはウィンドウ消去要求WERを出
力して、データウィンドウの表示または消去を制御した
り、ウィンドウ描画要求WDRを出力して、データウィ
ンドウ内部を描画させたりする。
【0014】また、画面管理部100はタッチ信号TC
Eあるいは、ファンクションキー信号FKEが入力さ
れ、その入力が連続押下の場合には特別な動作をするこ
とがある。図3はこの制御のフローチャートを示す図で
ある。ただし、作業者が、同じメニュー項目を百ミリ秒
オーダーの一定時間以内に2度選択する動作を連続押下
と呼び、それ以外の選択動作を単純押下と呼ぶことにす
る。連続押下に特別な機能があり(ステップS61)、
かつ、入力されたウィンドウ識別子に変化がなく(ステ
ップS62)、かつ、入力されたファンクションキーコ
ードに変化がなく(ステップS63)、かつ、入力間隔
が百ミリ秒オーダーの一定時間より短い場合には(ステ
ップS64)、意味のある連続押下とみなして、対応す
る動作を行なう(ステップS65)。一方、前記の条件
を一つでも満たさない場合には、連続押下を単純押下の
連続と見なして、対応する動作を行なう(ステップS6
6)。もちろん、連続押下に対する特別な機能の有無に
かかわらず、一度目の押下の時には、単純押下に対応す
る動作を行なう(ステップS66)。
【0015】ここで、本発明における加工プログラムを
操作する時の画面例である図4と、先程のフローチャー
トを示す図2を用いて説明を行なう。図4(a) は、まだ
加工プログラムが読み込まれていない状態である。この
図において、メニュー項目の▽印は、そのメニュー項目
に下位層のメニューが存在し、対応するファンクション
キー205〜206の押下により、メニューが変化する
ことを明示している。加えて、▽印のあるメニュー項目
の選択は、表示関係以外の内部データを変更しない。フ
ァンクションキー205、206によって、それぞれ、
「ファイル」の入出力、加工プログラムの「編集」の機
能が選択できる。この状態で、加工プログラムを読み込
むためにファンクションキー「F1」205を押下する
と、これまで表示されていたメニューは右上方向に移動
し、その手前に新しいメニューが表示され図4(b) のよ
うになる。この表示は画面管理部100の以下の動作に
よってなされている。画面管理部100は、ファンクシ
ョンキー信号FKEの入力によって、ステップS11、
ステップS13、ステップS14を経由し、ステップS
15にてウィンドウ移動要求WMRを出力して、メニュ
ーウィンドウ301を右上方向に移動させる。次に、ス
テップS16にて、ウィンドウ表示要求WSRを出力し
て、メニューウィンドウ302を主メニュー表示位置に
表示させる。直後に、ウィンドウ制御部106より、露
出信号WEEが入力されるので、ステップS11、ステ
ップS13、ステップS20を経由して、ステップS2
1にてウィンドウ描画要求WDRを出力して、メニュー
ウィンドウ302の内部の文字などを描画させる。
【0016】更に、図4(b) の状態でファンクションキ
ー「F2」206を押下して「読み込み」を選択する
と、図4(c) のように、読み込み可能な加工プログラム
の一覧が表示されると共に、これまで表示されていたメ
ニューは右上方向に移動して、その手前に新しいメニュ
ーが表示される。この動作は、画面管理部100が、先
程と同様な動作の他に、ウィンドウ表示要求WSEを出
力してデータウィンドウ304を表示させ、ウィンドウ
描画要求WDRを出力してその内部に加工プログラム名
の一部を描画させることによって実現されている。ここ
で、ファンクションキー「F1」205、ファンクショ
ンキー「F2」206の押下によって、所望の加工プロ
グラムの位置までカーソルを移動し、ファンクションキ
ー「F3」207によって所望の加工プログラムを「確
定」することにより読み込みを実行すると、図4(d) の
ように加工プログラムが読み込まれる。その結果、手前
の2つのメニューが消えて、図4(a) の状態と同じにな
る。
【0017】この表示は画面管理部100の以下の動作
によってなされている。画面管理部100は、ファンク
ションキー信号FKEの入力によって、ステップS1
1、ステップS13、ステップS14、ステップS17
を経由した後、ステップS18にてウィンドウ消去要求
WERを出力してメニューウィンドウ302、303を
画面より消去する。ステップS19にてウィンドウ移動
要求WMRを出力してメニューウィンドウ301を左下
方向に移動し、主メニュー表示位置に配置させる。そし
て、ウィンドウ消去要求WERを出力して、データウィ
ンドウ304を消去させ、ウィンドウ表示要求WSRを
出力して、データウィンドウ305を表示させ、ウィン
ドウ描画要求WDRを出力して、データウィンドウ30
5に加工プログラムを表示させる。この実施例において
は、メニューウィンドウを実際に移動させることによっ
て、メニューの階層を表現している。しかし、メニュー
ウィンドウを移動させることなく、メニューウィンドウ
の表示、消去、重ね合わせの変更、メニューウィンドウ
内部の表示の書き換えによっても同様の表示が実現でき
る。
【0018】図5、図6は別の画面例である。図5(a)
では現在実行中の1ブロックのデータが表示されてお
り、メニュー中の斜線はその項目が現在選択されている
ことを示している。各ファンクションキーはメニューに
表示されているように、それぞれ、「プログラム選
択」、「現在位置」、「プログラム表示」、「ブロック
データ」の機能を選択できる。メニュー項目の▼印は、
連続押下が特別な意味を持ち、かつ、それによって下位
層のメニューが表示されることを明示している。ただ
し、▼印の付いたメニュー項目の単一押下によってメニ
ューが変化することはない。また、連続押下が特別な意
味を持つものの、それによってはメニューが変化しない
メニュー項目には別の印、例えば、◆印を表示してもよ
い。図5(a) で、ファンクションキー「F2」206を
単純押下すると「現在位置」を表示する機能が選択さ
れ、図5(b) のごとく現在位置の表示画面に変更され
る。この図においては、メニューの「現在位置」の項目
が斜線にて表示され、現在表示している内容を示してい
る。メニューの選択肢に変化はない。この時の画面管理
部100の動作を図2を用いて説明すると、画面管理部
100は、ステップS11、ステップS13、ステップ
S14、ステップS17を経由している。この状態に
て、更に、ファンクションキー「F2」206を連続押
下すると、単純押下によっては何も変化せず、連続押下
によって図5(c) の状態に直接遷移する。
【0019】ところで、図5(a) においてファンクショ
ンキー「F2」206を連続押下すると、まず、単純押
下による機能を実行する。この例においてその機能は、
ファンクションキー以外の画面を変更することであり、
画面は図5(b) のようになる。続いて、連続押下による
機能を実行する。この例では、その動作は図5(c) のよ
うに下位層のメニューを表示した状態に遷移することで
ある。図5(c) においては、今までのメニューは右上方
向に移動して、新しいメニューがその前面におかれてい
る。ファンクションキーはメニューから分かるように、
それぞれ、「拡大表示」、「プログラム付」、「残移動
量付き」、このメニューの「終了」の機能を選択できる
よう変更されている。その中で現在選択されている項目
は、「拡大表示」であることを斜線にて表示している。
印が付いていないので、各メニュー項目には下位のメニ
ューは存在しないし、連続押下も特別な意味を持たな
い。ここで、ファンクションキー「F2」206を押下
すると、図5(d) のごとくメニューの斜線の位置が変更
となり、画面が現在位置と加工プログラムの同時表示に
変更となる。ここで、ファンクションキー「F4」20
8を押下して「終了」を選択すると、一番手前のメニュ
ーがなくなり、以前のメニューが主メニュー表示位置に
移動する。画面は図6の画面のようになり、メニューの
斜線により「現在位置」を表示していることを表わして
いる。
【0020】上述の操作は、タッチパネル103によっ
て、メニュー項目を選択することによって行なうことも
できる。更に、主メニュー表示位置に表示されていない
メニューを、タッチパネル103によって選択すること
も可能である。例えば、図5(d) から図5(a) の画面に
移るためには、タッチパネルで「ブロックデータ」と表
示されている部分を一度選択すればよい。もし、ファン
クションキーにてこの動作を行なうには、図5(d) の状
態からファンクションキー「F4」208の押下により
図6の画面に遷移した後、ファンクションキー「F4」
208を押下しなければならない。この実施例において
は、連続押下の要件に時間の制限を設けてあるものの、
この要件が無い場合においても同様の効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明のメニュー表示機
能を有する数値制御装置によれば、下位層のメニューの
存在と、上位層のメニューを認識できることにより、機
能を素早く選択できるようになるので、操作性を高め、
操作時間を短縮することができる。また、ファンクショ
ンキーによる操作と、タッチパネル等の位置指示装置に
よる操作を統合でき、操作性を高めることができる。更
に、連続押下による機能の選択により、メニュー項目を
1つ少なくすることができ、かつ、その機能の選択を素
早く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメニュー表示機能を有する数値制御装
置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明装置の動作例を示す第1のフローチャー
トである。
【図3】本発明装置の動作例を示す第2のフローチャー
トである。
【図4】本発明装置の表示装置上への表示例を示す第1
の図である。
【図5】本発明装置の表示装置上への表示例を示す第2
の図である。
【図6】本発明装置の表示装置上への表示例を示す第3
の図である。
【図7】メニューの階層構造の概念を示す図である。
【図8】従来のメニュー表示機能を有する数値制御装置
の一実施例を示すブロック図である。
【図9】従来装置の表示装置上への表示例を示す図であ
る。
【図10】従来装置の動作例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 画面管理部 106 ウィンドウ制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階層構造の機能集合をメニューとして表示
    する機能を有する数値制御装置において、現在表示され
    ているメニューよりも上位層のメニューを前記階層構造
    に対応して表示すると共に、前記表示した部分に、下位
    層のメニューの存在を示す印を表示する画面管理制御手
    段を備えたことを特徴とするメニュー表示機能を有する
    数値制御装置。
JP5169832A 1993-06-17 1993-06-17 メニュー表示機能を有する数値制御装置 Pending JPH0778016A (ja)

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