JPH0777949A - 画像表示装置及び画像表示装置で使用される選択駆動回路及び集積駆動回路 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示装置で使用される選択駆動回路及び集積駆動回路

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JPH0777949A
JPH0777949A JP6136595A JP13659594A JPH0777949A JP H0777949 A JPH0777949 A JP H0777949A JP 6136595 A JP6136595 A JP 6136595A JP 13659594 A JP13659594 A JP 13659594A JP H0777949 A JPH0777949 A JP H0777949A
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JP6136595A
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Terence Doyle
ドイル テレンス
Nicolaas Lambert
ランバート ニコラス
James Joseph Antony Mccormack
ヨセフ アントニー マコーマック ジェームス
Franciscus A C M Schoofs
アドリアヌス コルネリス マリア スクーフス フランシスカス
Johan Adrian Teuring Dirk
ヨハン アドリアーン テウリング ディルク
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G1/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data
    • G09G1/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data using multi-beam tubes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/66Transforming electric information into light information
    • H04N5/70Circuit details for electroluminescent devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像表示装置及び画像表示装置で使用される
選択駆動回路及び集積駆動回路を提供する。 【構成】 本発明の画像表示装置は、電子流の形で電子
を伝達する電子伝達ダクトと、このダクトから離れた所
望の位置で各電子流を引き込むため及び、発光スクリー
ンに向けてこの電流を案内するための選択電極とを有す
る。選択電極は、選択電極に選択パルス及び伝達(バイ
アス)電圧の両者を供給した結果、選択電極に直流的に
接続された出力を持つ集積駆動回路を有する選択駆動回
路に駆動されかつ、自己の電源電圧に関して縦続接続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子伝達ダクト及び取
り出し位置に関連した選択電極が行単位で連通する取り
出し位置を経由する電子の通過を制御する選択構造を持
ち、そして選択駆動回路に結合される画像表示装置に関
する。
【0002】本発明は同様に、本発明の画像表示装置に
おいて使用する選択駆動回路及び集積駆動回路に関す
る。
【0003】
【従来の技術】上記形式の画像表示装置は、ヨーロッパ
特許出願第92204007.6号に記載されており、ヨーロッパ
特許出願公開第EP-A0400750号及び第EP-A0436997号に述
べられたようなフラットパネル形式の表示ユニットを有
することができる。このフラットパネル形式の表示ユニ
ットは、透明の前面プレートと、このプレートから短い
距離離れて配置された後面プレートとを有し、これらの
各プレートは、隔壁により相互接続されかつ、前面プレ
ートの内側には蛍光体パターンの形でピクセルが設けら
れ、その一方の側には導電被覆が施されている(この組
み合わせは発光スクリーンと呼ぶ)。電子(ビデオ情報
で制御された)が、上記発光スクリーンに衝突すると、
表面プレートの前側から視認可能な可視画像が形成され
る。表面プレートは平面なものまたは望むならば湾曲
(例えば、球面または円柱面状)のものでもよい。
【0004】ヨーロッパ特許出願公開第EP-A0400750号
及び第EP-A0436997号に記載された表示ユニットは、電
子を放出する複数の並置された電子源と、これら電子源
と協働しかつ、各々が放出された電子を電子流の形で伝
達するのに適した二次電子放出係数を持つ電気的に略々
絶縁された材料の高抵抗の壁を持つ局所的電子伝達ダク
トと、発光スクリーンに対向する所定の抽出位置で対応
する伝達ダクトから電子流の各々を取り込むため、選択
的な活性化が可能な電極(選択電極)とを有する選択構
造とを有し、そして、画素で構成された画像を構築する
ために発光スクリーンの画素に向けて抽出された電子を
案内するために他の手段が設けられている。
【0005】上記既知の表示ユニットの動作は、電子が
電気的に略々絶縁された高抵抗の壁(例えば、ガラスま
たは合成材料)により規定される長尺の真空排気された
空洞(区画と呼ぶ)の内壁面に衝突すると、もし十分な
強度の電場が上記区画の長さ方向に発生されているなら
ば(この区画の両端間に電位差を与えることにより)、
電子の伝達が可能であるという認識に基づいている。こ
の場合、上記衝突する電子は、壁の相互作用により二次
電子を発生し、この二次電子はさらなる壁部分に吸引さ
れ、このさらなる壁部分において電子壁の相互作用によ
り再び二次電子を発生する。上記の環境(電場強度E、
壁の電気抵抗、壁の二次電子放射係数δ)は、区画に略
々一定の真空電流が流れるように選択される。
【0006】上述の原理から始まり、フラットパネル画
像表示ユニットは、表示スクリーンに面する側に一列の
抽出開口を伝達ダクトを構成する複数の並置された区画
のそれぞれに設けることにより実現することができる。
この場合、隣接する伝達ダクトの各引き出し開口は、こ
れら伝達ダクトを横断する方向に延在する平行線に沿う
ように配置することが実用的である。行に配列された選
択電極を上記開口の配列に関連付けることにより、この
選択電極は、行の開口を介して区画から電子流を取り出
すための第1(正の)電圧(パルス)により励起可能
で、また、区画から電子を局所的に引き出してはならな
い場合、第2(より低い)電圧を帯び、そして、区画か
ら取り出された電子を、画素を励起することにより画素
からなる画像を発生するためのスクリーンに向けて案内
が可能であるアドレス手段が設けられる。
【0007】伝達ダクト中の電子の伝達を実現するた
め、上述のパルスと共に、伝達ダクトの位置に伴って増
加するバイアス電圧または伝達電圧(上述の第2電圧に
等しい)を、選択電極に印加しなければならない。実際
は、伝達電圧が約100V/cmであるため、例えば30cm
(パネルの一方の側には1個の陰極を持つ)の高さを持
つフラットパネル表示ユニット用には、3kVの全伝達電
圧が必要とされる。
【0008】結合コンデンサを介して対応する選択電極
に結合される各選択電極用の出力と、伝達ダクトの長さ
にまたがる位置に応じて増加するバイアス電圧を供給す
る抵抗ラダーとを持つ選択駆動回路により選択パルスを
発生することは、前述のヨーロッパ特許出願第9220400
7.6号から既知である。しかしながら、既知の画像表示
装置の大量の抽出は、多数の結合コンデンサが必要とさ
れ、これらコンデンサの全てが、比較的大きな容量(数
nF)と数kVの高絶縁電圧に耐えなければならず、一方、
ラダー抵抗の値は、狭い許容範囲内でなければならな
い。
【0009】本出願人の先願ヨーロッパ特許出願第9400
516.6号は、結合コンデンサ上に重畳されるべき絶縁要
件と、適切に拡張するためのラダー抵抗上に重畳される
べき許容要件とを緩和するための多数の手段を提供する
が、多額のコストを伴う多数の部品が要求される。
【0010】
【発明の目的及び概要】本発明の目的は、既知の画像表
示装置における前述の欠点を除去する。
【0011】上記目的を達成するため、本発明による画
像表示装置は、選択駆動回路が、それぞれ選択電極に直
流電源供給用として接続されかつ、選択パルスを供給す
る出力を持つ並置された集積駆動回路を有し、各集積駆
動回路が、位相ダクト中の電子伝達用に必要とされるバ
イアス電圧が接続された選択電極に供給されるように、
当該駆動回路の電源電圧に関して縦続接続されることを
特徴とする。集積駆動回路は、集積駆動回路の電源端子
が縦続接続における下位の集積駆動回路の対応する電源
端子よりも高い電圧レベルである場合、自己の電源電圧
に関して縦続接続されることに注意されたい。
【0012】本発明による第1の形式の画像表示装置
は、各集積駆動回路が、少なくとも1つの集積分圧器を
有し、選択電極に供給されるバイアス電圧が、電源端子
を介して集積駆動回路に供給される電源電圧により部分
的に発生されかつ、集積分圧器により部分的に発生され
ることを特徴とする。
【0013】本発明によるさらなる形式の画像表示装置
は、各集積駆動回路が、出力段の複数のグループに細分
割され、出力段が連続する選択電極のグループに等しい
バイアス電圧を相互に供給する1つのグループと協働
し、出力段の連続するグループが、電源端子(-,+)か
らバイアス電圧(V1,V2,…)の連続する値を取り出しか
つ、選択電極の連続するグループに、当該値を供給する
ことを特徴とする。
【0014】上述のような画像表示装置は、さらに望ま
しくは、各集積駆動回路が、当該回路に供給されるバイ
アス電圧に関して縦続接続された複数の出力段を有する
ことを特徴とする。
【0015】電力消費の(さらなる)大きな削減を実現
する目的で、本発明の画像表示装置は、集積駆動回路の
電源端子に、デカップリングコンデンサが交流電流用に
緩衝接続されていることを特徴とする。
【0016】本発明による画像表示装置の他の特徴は、
集積駆動回路が、集積駆動回路の出力で選択パルスの発
生の瞬間を制御する制御信号を供給するための制御信号
入力(Ctrl,Ctrli)を持つことと、集積駆動回路が、制
御信号に関して縦続接続されると共に、当該縦続接続に
おける次の集積駆動回路の制御信号入力に遅延されか
つ、直流オフセットされた制御信号を供給するための制
御信号出力を持つこととを特徴とする。
【0017】
【実施例】図1のA及びBは、本発明による画像表示装
置のフラットパネル表示ユニット1を示し、該ユニット
は、透明の前面プレートと発光スクリーンとを有する表
示パネル(ウインドウ)3と、このパネルに対向して配
置された後壁4とを有している。例えば赤(R)、緑
(G)及び青(B)の発光蛍光体要素(または単色要
素)の3つ組の(行またはドットの)繰り返しパターン
を持つ発光スクリーン7が、ウインドウ3の内側表面に
配置されている。必要な高電圧を供給することができる
ように、上記発光スクリーン7は、透明導電層(例え
ば、ITO:indium-tin oxide)上に設けるか、または
該スクリーンに導電層(例えば、アルミの裏打ち)を設
けることができる。好ましい実施例では、3つ組の(ド
ット状の)蛍光要素が、略二等辺三角形/正三角形の頂
点に位置される。
【0018】電子源装置5(例えば駆動電極により多数
の(例えば数百の)電子放出部または同様の数の分離さ
れた放出部を形成するようなライン陰極)が、表示パネ
ル3と後壁4とを相互接続する底板2の近傍に配置され
ている。これら放出部の各々は、比較的小さな電流を提
供するためのものであるから、種々の形式の陰極(冷陰
極または熱陰極)が放出部として好適である。これら放
出部は一定の放出(パルス幅変調で)または制御可能な
放出(振幅変調で)を有してもよい。当該電子源装置5
は、スクリーンに対して略平行に延びる一行の電子伝達
ダクトの入力開口に対向して配置されており、これらダ
クトは、コンパートメント6、6’、6”、…等から構
成されている(この場合、1つのコンパートメントが各
電子源用である)。これらコンパートメントは、後壁4
と仕切り12、12'、12"、…により規定された空洞11、1
1'、11"、…を有している。各コンパートメントの少な
くとも1個の壁(好ましくは、後壁)は、本発明の目的
にかなうようにコンパートメントの長手方向に適切な高
抵抗値を有しかつ、一次電子エネルギの所定の範囲にわ
たってδ>1なる二次電子放出係数を持つ材料(例え
ば、被覆されたまたは裸のセラミック材料、ガラス、合
成材料)により形成される。他の例として、互いに(コ
ンパートメントの長手方向に)絶縁された「島:isle
s」から(例えば、後壁を)構成して伝達方向に所望の
高電気抵抗を得るようにすることも可能である。
【0019】上記壁の材料は、前記伝達方向において、
電子伝達に要するコンパートメントの軸方向における場
の強さがcm当たり、百から数百ボルトの程度である場合
に壁には可能な最小限の総量(好ましくは、例えば10
mA未満)の電流しか流れないような値の電気抵抗値を有
している。動作中においては、伝達に必要な場の強度を
発生する電圧Vtが後壁4の上縁200と下縁201との間に
存在する。数十ボルトから数百ボルト程度の電圧(電圧
の値は環境条件に依存する)を、電子源の行5とコンパ
ートメント6、6’、6”、…の入口に配置されたグリ
ッドG1、G2との間に供給することにより、電子が電子源
からコンパートメントに導入される。これら電子は、上
述の場により加速され、その後これら電子はコンパート
メント内の壁に衝突して二次電子を発生する。これら電
子は、例えば行毎に、電極9、9’、…により駆動され
る選択プレート10の開口8、8’、…を介して(図1
のA参照)コンパートメントから引き出すことができ、
動作中に選択プレート10と発光スクリーン7との間に印
加される加速電圧により、発光スクリーンに向かって加
速することができる。また、水平の仕切り112、112'、1
12"、…が表示パネル3と選択プレート10との間に設け
られている。図示したこれら仕切りの代わりに、孔の開
けられたプレートを使用することも可能である。
【0020】本発明は、十分な強度の電場(Ey)をコ
ンパートメントの長手方向に供給すれば、電気的に絶縁
する材料の壁を持つコンパートメント内で二次電子放出
(飛び跳ね:hopping)により真空電子伝達が可能であ
るというヨーロッパ特許出願第EP-A0400750号及び第EP-
A0436997号に開示された考え方を利用している。なお、
本明細書ではこれらヨーロッパ特許出願第EP-A0400750
号及び第EP-A0436997号を引用例として参照する。
【0021】なお、図1のA及びBは(上述したよう
な)単一の選択で動作する表示ユニットの原理を示して
いる。
【0022】図2のA及びBは、段階的選択の原理を示
している。ここで、段階的選択とは、コンパートメント
6、6’、6”、…から発光スクリーン7への選択が少
なくとも2つの段階で、即ち例えばピクセルを選択する
第1の(粗い)段階と、例えば色ピクセルを選択する第
2の(精細な)段階とで、実現されることを意味すると
理解されたい。コンパートメントと、表示パネル3の内
壁上に配置された発光スクリーン7との間の空間は、能
動的色選択システム100を収容し、該システムは、(能
動的)前置選択プレート10aと、スペーサプレート10b
と、(能動的精細)選択プレート10cとを有している。
このシステム、即ち構造100は、前記発光スクリーン7
から、例えば孔の開けられた電気的絶縁プレート等の端
部スペーサ構造101により隔離されている。
【0023】図2のBは、図2のAの画像表示装置の一
部の断面を、特に能動的色選択プレート構造100に関し
て詳細に示しており、該構造は、引き出し開口8、
8’、8” 、…を持つ前置選択プレート10aと、R、
G、Bの開口群を持つ精細選択プレート10cとを有して
いる。通常、上記開口R、G、Bは、三角形に配置され
るが、明確化のため、3個の全部が断面として示されて
いる。この場合、引き出し開口8、8’、8”、…等の
各々は、3つの精細選択開口R、G、Bと組み合わされ
ている。なお、各前置選択開口に対して、例えば6個の
精細選択開口のように、他の数でも可能である。また、
前置選択プレート10aと精細選択プレート10cとの間に
は、中間スペーサ構造10bが配置されている。この構造
は、前記蛍光体色ピクセル(例えば、円形または三角形
の3個組)の形状に適するように選定された断面を持つ
伝達ダクト30、30'、30"、…を有している。
【0024】コンパートメント(電子伝達ダクト)6、
6’、6”、…は、前記構造100と後壁4との間に形成
され ている。電子を開口8、8’、8”、…を介して
伝達ダクト6、6’、6”、…から引き出すことができ
るように、孔の開けられた金属の前置選択電極9、
9’、9”、…が、前記プレート10aのスクリーン側の
表面に配置されている。
【0025】上記開口8、8’、8”、…の壁は、好ま
しくは完全にまたは部分的に金属化されるが、プレート
10aの電子が着地する側の表面には、完全にまたは殆ど
電極金属が無いことが好ましい。このことは、アドレッ
シングの間に電子が選択電極上に残留しないことを保証
するためになされる(即ち、電極は最小の電流しか吸収
してはならない)。
【0026】電流吸収の問題に対する他の解決策は、電
子が着地する選択面に電極金属を設けるが、この金属に
は前置選択電極が如何なる正味の電流も吸収することが
ないような大きな二次電子放出係数を付与するようにす
ることである。
【0027】プレート10aと同様に、精細選択プレート1
0cのスクリーン側の表面には、例えば色選択を実現する
ための(精細)選択電極13、13'、…が設けられてい
る。この場合も各開口は、好ましくは完全にまたは部分
的に金属化される。この点に関して言えば、精細選択電
極を電気的に相互接続することの実現可能性が重要であ
る。事実、各ピクセルに関する前置選択が既になされて
いるので、原理的には、電子が間違った位置(この例で
は、間違ったピクセル)には到達することはありえな
い。このことは、理論的には単一の群または小数の群の
3つの別個の精細選択電極のみしかこの形式の精細選択
は必要とされないことを意味している。例えば、その駆
動は他のやり方もあるが、以下のようにしてなされる。
即ち、前置選択電極9は、例えば適切な抵抗ラダーを用
いて前記電子源装置5との距離と共に略直線的に増加す
る電位にされる。
【0028】1本以上の画像ラインは、例えば250ボル
トの正の電圧パルスをこれらの画像ラ インを選択する
ために使用される所望の前置選択電極9に印加すること
により選択される。色画素(色ピクセル)は、例えば35
0ボルトの振幅を持つより短いパルスを精細選択 電極13
に印加することによりアドレスされる。精細選択電極13
は好ましくは、発光スクリーン7からのブレイクダウン
に対して(駆動を制御する)電子回路を保護するような
抵抗を有するか、または外部抵抗に接続される。
【0029】図3は、本発明による画像表示装置Wを示
している。この表示装置は、入力61で入力ビデオ信号
Vinを受ける。この入力ビデオ信号Vinは、ビデオ信号処
理回路65に供給される。この表示装置は、入力62に
おいて同期信号syncを受ける。この入力端子62は、同
期処理回路63に接続されている。この同期処理回路
は、同期信号をクロック発生器613に供給し、そして上
述の入力ビデオ信号のテレビジョン標準を特定する。入
力ビデオ信号は、例えばY、U、V信号(またはR、
G、B信号)を有している。前記入力ビデオ信号がY、
U、V信号を有している場合は、ビデオ信号処理回路6
5においてR、G、B信号への変換がなされ、これによ
り最終的に表示パネル3上では異なる蛍光体(赤、緑及
び青)を駆動することができる。Y、U、V信号から
R、G、B信号への変換は、マトリクス回路により実行
することができる。このような変換は、ビデオ信号がメ
モリMEMに書き込まれる前、またはこのビデオ信号がメ
モリMEMから読取られる際に実行することができる。上
述のビデオ信号は、例えばクロック発生器613により発
生される書 込クロックの制御の下でビデオ信号処理回
路65内に、例えばライン順に記憶される。このビデオ
信号は、クロック発生器614により発生される読出クロ
ックの制御 の下でビデオ信号処理回路65の出力端子
へライン毎に(例えば、カラー表示スクリーンの場合は
各色ライン(R、G、B)に対して)供給され、ビデオ
駆動回路34に供給される。
【0030】上述のビデオ駆動回路においては、例えば
1つの(色)ラインのビデオ情報がクロック発生器614
の制御の下で書き込まれ、次いで表示ユニット1のコン
パートメント6、6’、6”、…の入力部に配置された
G1(またはG2)電極に、順次、並列に供給される。
その後、上記ビデオ情報は、表示パネル3上に表示され
る。一方、各ラインは、選択コントローラ611により選
択される。このコントローラは、クロック発生器614か
らのクロック信号により制御される。各クロックパルス
の後、駆動回路D1は、選択コントローラ611の制御の
下で選択電極9、9’、9”、 …に新たな駆動電圧を
供給する(図1のAも参照)。この画像表示装置が、選
択コントローラ611が段階選択のものである場合は、選
択コントローラ611は、同様に精細選択用の駆動回路D
2も駆動する。この場合、精細選択駆動回路D2は、精
細選択電極13、13’、13”、…に結合される。ま
た、画像表示ユニットが、ダミー電極14、14’、1
4”、…を有すると(コントラストを強調するため
に)、選択コントローラ611は、同様にダミー電極駆動
回路D3も駆動する。このダミー電極駆動回路は、ダミ
ー電極14、14’、14”、…を駆動する。選択コン
トローラは、例えばルックアップテーブルまたはEPROM
から駆動電圧に関する情報を受ける。この表示ユニット
1は、上述のような構造を持つ。(図1のAを参照)
【0031】上述の同期処理回路63は、入力ビデオ信
号を参照して、ライン周波数及びフィールド周波数を決
定し、もし当該表示装置が異なるテレビジョン標準及び
/または異なるアスペクト比のビデオ信号を表示するに
適しているならば、例えばそのテレビジョン標準及びア
スペクト比も決定する。
【0032】選択電極9、9’、9”、…は、バイアス
電圧で駆動されなければならない。この電圧は、バイア
ス電圧と選択パルスとに細分割される。バイアス電圧
は、伝達ダクト中で、選択されていない選択電極に沿っ
て電子を伝達するために使用される。連続する選択電極
は、伝達ダクトの長さ方向と交差する方向の位置に応じ
て増加するバイアス電圧を持つであろう。選択パルス
は、例えば伝達ダクトから電子を取り出すために用いる
選択電極のバイアス電圧に付加される300Vの電位を持
つパルスである。
【0033】図4のAに示した選択駆動回路は、各々の
電源電圧について縦続接続され、各々が選択電極9への
接続用の複数の出力301を持つ複数のIC300を有する。
簡略化の目的で、図4のAは、それぞれが7個の出力を
持つIC(300a、300b、300c、300d)を示す。しかしな
がら、実質的な画像表示装置は、非常に多数、例えば51
2個の選択電極を持つ。この場合、それぞれ32個の出
力を持つ16個のICが使用される。縦続接続された上
述のICの電源電圧に関しては、即ち、ICの各電源供
給端子が、縦続接続における直近の下位のICの対応す
る電源供給端子よりも高い電圧レベルにある。図4のA
の各ICは、それぞれ3つの電源端子302、303、304を
持つ。電源端子302は、低いバイアス電圧を受け、端子3
03は高いバイアス電圧を受け、端子304は高バイアス電
圧とパルス高電圧Vpとの和の電圧を受ける。最下位の
IC300aは、端子302で低バイアス電圧Vaを、端子303
で高バイアス電圧Vbを、そして端子304で電圧Vb+Vpを
受ける。図4のAの実施例において、ICの低バイアス
電圧は、直近の下位のICの高バイアス電圧に等しい。
IC300bの端子302は、即ち、IC300aから高バイアス
電圧Vbを受ける。さらに、IC300bの端子303は、高
バイアス電圧Vcを受け、端子304は、電圧Vp+Vcを受け
る。以上の条件は、他の全てのICに適用する。全ての
電源電圧は、電圧分圧装置SDから発生する。上述の数値
例、即ち、それぞれ32個の出力を持つ16個のICに
おいて、ICの高バイアス電圧は、バイアス電圧が選択
電極毎に“ΔV=6V”増加するような、低バイアス電
圧よりも“6×32=192V”高い。パルス高さ電圧
は、300Vである。即ち、Va=0Vでは、端子302のそ
れぞれは電圧0、192、384、…2880Vをそれぞれ受け、
端子303のそれぞれは電圧192、384、…3072Vを受け、
そして端子304のそれぞれは電圧492、682、…3372Vを
受ける。
【0034】各ICに印加する最大電圧は、端子304の
電圧から端子302の電圧を引いた値(Vp+Vb-Va=Vp+Vc-Vb
=その他)、即ち、パルス高さ電圧VpとIC毎に傾斜
を持ったバイアス電圧(傾斜バイアス電圧)の和の電圧
に等しいことに注意されたい。上述の数値例において、
最大電圧は、ICが絶え得る電圧(耐圧)である492V
である。より高い最大電圧(耐圧)を持つICが使用さ
れると、ICの数が削減され(各ICの出力を増加す
る)、そしてより低い最大電圧を持つICが使用される
と、多数のICを縦続させて相互接続しなければならな
い(各ICの出力を減らす)。
【0035】後に説明される方法において、IC300の
それぞれは、出力301にパルス高さ電圧Vpである選択
パルスと、各ICの出力301用に、近傍の下位のICの
出力より、例えば6V(ΔV)高いバイアス電圧とを発
生する。結果として、ICのバイアスレベルは、出力毎
に6V上昇して出力される。
【0036】各ICの出力により供給される全ての連続
する選択パルスは、例えば、まず下位IC300aの下位出
力で連続的に発生され、同時に、このICの第2の下位
出力等でも発生される。下位IC300aの上位出力の後
は、IC300bの下位出力が選択パルスを供給する。この
処理は、上位ICの最後の上位出力に及ぶまで継続す
る。選択電極の走査は、この場合、下位から上部に向け
て進む。この走査は、もちろん、上位から下位に作用す
べき走査用としてより簡易のものを選択可能である。選
択パルスが発生する瞬間は、選択コントローラ611に設
けた制御回路SSにより、個々のICの制御入力Ctrlに
供給する制御信号により規定される。この制御信号は、
選択パルスを供給するICを変更するため、各ICの出
力のアドレスを有してもよい。制御信号は、活性状態で
ある選択電極のアドレスのみが送信される理由から、低
情報密度であることに注意されたい。活性化されるべき
選択電極のアドレスは、ICのソフトウェアまたはハー
ドウェアにより事前にプログラムされる。図示したよう
に、比較的少ない数の制御信号が、異なるDC(直流)
レベルを持つ種々のICに対して接地レベルから変化す
る。この目的のため、例えば変圧器、直列コンデンサ、
光結合素子(ガラス繊維を介すまたは介さない)または
ピエゾ変圧器等のDC分離器305a、…305dが、各制御入
力CtrLの前に挿入される。
【0037】図4のBは、IC300の内部回路の実施例
を示す。電気的切り替えスイッチ306として図示された
選択駆動回路の出力段は、出力301を、相互に等しい抵
抗307から構築された第1の電圧分圧器VD1のタップと、
相互に等しい抵抗308と抵抗309から構築された第2の電
圧分圧器VD2のタップとに選択的に接続する。第1の分
圧器は、端子303と302との間に配置され、第2の分圧器
は端子304と302との間に配置される。上述の抵抗は、パ
ルス高さ電圧Vpを抵抗309に印加する目的で配列され
る。即ち、電圧Vb-Vaが連結抵抗307のみならず連結抵抗
308に発生する。切り替えスイッチ306は、多くの場合は
出力301を第1の分圧器VD1のタップに接続し、電圧Va
からVb−ΔVに向けてΔVづつ更新する電圧で上昇す
る各出力にバイアス電圧を供給する。出力に選択パルス
を供給するためには、対応する切り替えスイッチが切り
替えられ、パルス電圧Vpで補間された当該出力に対応
するバイアス電圧に等しい電圧を設定する。切り替えス
イッチ306は、制御信号CtrLが供給されたアドレスユニ
ット310により制御される。各アドレスユニットは、固
有のアドレスに応答し、制御信号が異なるアドレスを供
給すると、関連した出力が第2の分圧器に接続されるよ
うに、このアドレスユニットは関連する切り替えスイッ
チを切替える。制御信号が新たなアドレスを供給すると
速やかに、前述の切り替えスイッチは第1の分圧器に再
び切り替えられる。
【0038】図5の選択駆動回路において、図4のAに
おいて選択駆動回路に対応する素子が、同一の参照番号
で示されている。この選択駆動回路の利点は、図4のA
の電源電圧駆動回路SDが不必要となる。図4のAの選
択駆動回路と同様に、ICの低バイアス電圧用の電源端
子302が、近傍の下位ICの高バイアス電圧用の電源供
給端子303に接続される。しかし、ICの電源供給端子3
04は、同様に近傍の上位ICの端子303に接続される。
順番nのICの端子303及び順番n-1のICの端子304
は、順番n+1のICの端子302から提供されている。下位
のICへの電流供給の欠如を補償するために、全てのI
C300が各々の内部回路に関して同一に保たれ、特別の
抵抗311が最上位のICの端子303と304との間に配置さ
れ、そしてさらなる抵抗312が、下位のICへの電流減
少の欠如を補償するために、最下位のICの端子303と3
04との間に配置される。
【0039】図5の選択駆動回路の限定は、パルス高さ
電圧VpがICの高バイアス電圧と低バイアス電圧の差
に等しいということである。言い換えれば、ICの全バ
イアス電源電圧とパルス高さ電源電圧の中間の電圧が、
ICの端子303に発生する。いわば、このICを上位と
下位ICの中間に据え付ける。補助電源装置は、回路全
体の全電圧を供給するためのみに必要で、一方、中間レ
ベルはIC自身により供給される。
【0040】図5のICの内部回路は、抵抗309が抵抗3
08の全直列配置に等しい値を持つという理解の基で、図
4のBに示されたものと同一であってもよい。その上、
抵抗307の全直列配置の値が抵抗309のものと同一である
と、抵抗312の値が、抵抗309の値と等しく、そして抵抗
311の値が抵抗309の値の半分の値と等しくなる。
【0041】図4のAと図5との両者における選択駆動
回路において、IC300の2つの分圧器VD1及びVD2は、
単一の分圧器に併合でき、この場合はもちろん、全ての
切り替えスイッチ303の2つの切り替え接点の接続用の
調整タップを持つ。しかし、この場合の欠点は、2つの
分圧器が使用される場合よりも、IC300がより多くの
交差接続を持つということである。
【0042】図5の選択駆動回路と同様に、図6のAの
選択駆動回路は、電源分圧器SDを必要とせずかつ、その
上に、IC(Vb-Va)毎のバイアス電圧傾斜がパルス高
さ電圧Vpに等しい場合、図5の限定には拘束されな
い。図6のAの選択駆動回路はその上に、各々が複数の
出力301を持つ複数の縦続集積駆動回路313a、313b、…
を有する。IC313の各々は、低バイアス電圧用の電圧
供給端子314と、低バイアス電圧とパルス高さ電圧との
和の電圧用の電圧供給端子316と、高バイアス電圧とパ
ルス高さ電圧との和の電圧用の電圧供給端子317とを持
つ。
【0043】図6のBは、IC313で使用可能な内部回
路を示す。その上、このICは2つの分圧器VD3及びVD4
を有する。分圧器VD3は、電源端子316と314との間に多
数の直列配置抵抗318を有し、そして分圧器VD4は、電源
端子317、315の間に同様に多数の直列配置抵抗319を有
する。電子切り替えスイッチ320は、出力301を、分圧器
VD3のタップと分圧器VD4の対応するタップとに周期的に
切替える。図6のAとBの併合によると、ICの分圧器
VD3が最上位ICの電源端子316(Ve)と最下位ICの
電源端子(Va)の間に直列に配置されることが許容さ
れる。同様に、全てのICの分圧器VD4が、最高位のI
Cの電源端子317(Vp+Ve)と最下位ICの電源端子(Vp
+Va)との間に直列に配置される。電子切り替えスイッ
チ320は、分圧器VD3上の対応するタップにより規定され
たバイアス電圧(選択パルスは無い)と分圧器VD4上の
対応するタップにより規定された同一バイアス電圧とパ
ルス高さ電圧(選択パルス)の和の電圧を切替える。各
出力301のバイアス電圧は、近傍の下位の出力301のバイ
アス電圧よりも高く、そして各抵抗318、319の電圧降下
に等しい所定の値(ΔV)を持つ。これは2つの近傍の
ICの2つの近傍の出力のみならず、自己の出力にも適
用する。図示を目的として、図4と同一の数値を使用
し、各ICの出力の数が32個でICの数が16個であ
ると仮定すると、結果として32×16=512個この選
択電極が駆動できる。各選択電極毎に6Vのバイアス電
圧傾斜用に、各IC毎に32×6=192Vのバイアス電
圧(Vb-Va)が必要で、16×192=3072Vの全バイアス
電圧(Ve-Va)が必要である。300Vの通常の選択パルス
高さ電圧では、電圧Vp+Veが3372Vである。IC313dの
端子316が、電圧降下Vpを発生する抵抗値を持つ補助
抵抗により、端子317において電圧Vp+Veの供給を導くこ
とが可能であるということに注意されたい。他の例で
は、最下位IC313aの端子315の電圧Vp+Vaの供給を、端
子315と端子314の間に配置された正確な値の抵抗による
供給に代えてもよい。
【0044】図6のA及びBの実施例において、縦続接
続されたICは、自己の電源電圧に関してのみではなく
制御信号に関しても縦続接続される。この目的のため、
IC313a、313b、…の各々は、制御信号用の入力端子Ct
rliと出力端子Ctrloとを持つ。制御信号は、選択制御装
置611に設けた制御回路SS′から上位IC313dの端子C
trliに向けて、信号パルスの形で供給される。このパル
スは、ICにおいて、遅延及びレベルシフト素子321の
直列接続のために供給される。この素子321において、
パルスは、例えば30μS遅延され、そしてレベルΔV
シフトされ、続いて、遅延されかつシフトされたパルス
が、上位切り替えスイッチ320に供給される。この結
果、この切り替えスイッチは、出力において、例えば3
0μSの選択パルスを発生する。遅延及びシフトしたパ
ルスは、さらなる素子321に供給される。この素子から
は、出力において選択パルス等を発生するように、次の
切り替えスイッチ320が制御される。IC313dの最後
(下位)の出力が30μSの選択パルスを発生する場
合、パルスは同様に、出力Ctrloを介してIC313cの入
力Ctrliに供給される。上述の工程は、全てのICの出
力が選択パルスを供給してしまうまで繰返される。遅延
及びレベルシフト装置321を介した制御信号の伝送は、
クロックパルスの制御の基で望ましくは実施される。こ
れらクロックパルスは、或るICから他のICへの縦続
接続において、図示されない方法で送信されてもよく、
一方必要なレベルシフトがICで再び実行される。この
場合、クロックパルス送信用の遅延素子が無いと、全て
のICが、クロックパルスを同時に(実質的に)受け
る。
【0045】図6の実施例においては、行の走査が上位
から下位に向けて実施されるために、制御回路SS'から
発生する制御信号が高バイアス電圧で、上位IC313dの
入力Ctrliに供給されなければならない。これは、拡張
DC分離が回路SS'とIC313dの入力Ctrliの間に必要で
あることを意味する。他の可能性は、各ICに制御信号
が下位から上位ICに伝送される2つの補助接続を設け
ることであり、一方、各ICのバイアス電圧傾斜に等し
いレベルシフトが各ICにおいて実行されることであ
る。制御信号の上方への伝達は、如何なる遅延も伴うこ
となく理論上は生じるが、いくつかの遅延については実
質的に逃れられずに信号の全遅延が規定される。この上
方への伝達は、クロックパルスにより望ましくは同様に
制御される。この制御においては、制御信号が、例えば
クロックパルス毎にさらなる或るICへと伝達される。
【0046】図6のA及びBに示されたような制御信号
の縦続接続は、もちろん図4(図4のA)及び/または
図5の実施例において実現してもよく、一方、これら図
に示されたアドレス制御を図6(図6のA)に示された
実施例で使用してもよい。
【0047】図6のA及びBの選択駆動回路は、非常に
柔軟性があるという利点を持つ。選択パルスの高さは、
ICの構造をもはや制限しないが、バイアス電圧の値用
に、補助的に供給されるべき電圧Vp+Va及びVp+Veによ
り、補助レジスタの各々に対して独立して調整される。
選択電極毎のバイアス電圧傾斜については、一般的には
表示の大きさ(大きな表示はより大きな伝達電圧を必要
するのみでなく、同様に多数の選択電極を持つ)に依存
せず、選択駆動回路は、多数の縦続接続したICを部分
修正する事により表示の大きさに簡単に適応できる。
【0048】図4、図5及び図6の説明においては、選
択電極が選択駆動部を容易に駆動できないものと仮定す
る。しかしながら実際は、選択電極は選択駆動回路用と
しては大きすぎる静電負荷である。選択パルスの立ち上
がりの間に、例えば100mAの電流が選択電極に流れ、こ
のパルスの立ち下がりの間に、この電流の流れが停止す
る。比較的大きな選択電流で複製できるような十分に低
いインピーダンスダンスで、選択駆動回路を変更するこ
とが望まれる。
【0049】上記の内容を実現する手段は、ダイオード
(望ましくはツェナーダイオード)のような低いインピ
ーダンスを持つ素子に、集積分圧器を構築する抵抗を置
き換えることである。図4のBの抵抗307、308及び図6
のBの抵抗318、319が、例えば6Vのツェナー電圧を持
つツェナーダイオードに置き換えられると、所望の低イ
ンピーダンスが、十分に高く安定した電流が分圧器を通
過することにより得られる。さらに、選択電極毎に6V
の所望のバイアス電圧傾斜が自然に発生する。ツェナー
ダイオードの使用は、図7を参照して明らかにされるで
あろういくつかの適応例に伴う。同図のIC313は、図
6のBの素子318及び319が、例えば6Vのツェナー電圧
を持つツェナーダイオードであるという理解の基で、図
6のA及びBのICと同一である。所望のパルス高さ電
圧Vp(例えば300V)に等しいツェナー電圧を持つツ
ェナーダイオード322(またはツェナーダイオードの直
列配置)は、下位IC313aの端子315と314との間に配置
される。図7の選択駆動回路は、上位IC313dの端子31
7に接続されかつ、抵抗323を介して当該ICの端子316
に接続された電流源Iから給電される。図6のAにおけ
る場合と同様に、他のICは、次に上位のICからそれ
ぞれ給電される。この回路には、集積ツェナーダイオー
ド318及び319と補助ツェナーダイオード322が正確な電
圧を提供するため、電流が給電される。
【0050】回路の電力浪費を十分に削減できる手段
は、補助デカップリングコンデンサを集積分圧器と並列
に及び/又はICの分圧器間に配置することである。図
7に示されたように、デカップリングコンデンサCは、
端子314と316との間に配置されかつ、各IC313の端子3
16と317との間に配置されている。さらに、デカップリ
ングコンデンサCは、下位IC313aの端子314と315との
間に配置される。この手段によると、電源電圧用に縦続
接続されたIC313が、交流電圧用に互いに緩衝接続さ
れる。選択された選択電極へ及び選択された選択電極か
ら流れる比較的大きな負荷電流は、関連するICに接続
されたデカップリングコンデンサにより、それぞれ供給
または取り出される。この瞬間は、選択処理に関与しな
い他のICの分圧器を介して流れる必要がない。結果と
して、上記分圧器を介した零入力電流、即ち、電圧浪費
が非常にわずか残ってもよい。集積駆動回路の抵抗の代
わりにツェナーダイオードを使用する内容及び、デカッ
プリングコンデンサの形態により交流電流用の駆動回路
の緩衝接続する内容の両者が、図4及び図5に示された
ような他の選択駆動回路で別途使用されてもよい。
【0051】交流電流用のICの緩衝接続が電力浪費の
多量の削減を導くという事実を無視すると、選択電極を
供給するICにおける分圧器が、選択電極に及び選択電
極から充放電電流を給電しなければならないため、従っ
て、大きすぎる浪費が残ってしまう。実際、速やかに、
例えば上位切り替えスイッチ320が図6のBの集積駆動
回路において切り替えられると、適切な選択電極コンデ
ンサ用の充電電流が、上位ツェナーダイオード319を介
して、端子317に接続されたデカップリングコンデンサ
から当該切り替えスイッチに流れ、そして速やかに、こ
の切り替えスイッチは切り替えを解除し、この選択電極
コンデンサの充電電流が、切り替えスイッチ及びツェナ
ーダイオード318の上位のツェナーダイオードを介して
端子314に接続されたカップリングコンデンサに流れ
る。その後速やかに、2番目に上位の切り替えスイッチ
320を切替えると、上位の2つのツェナーダイオード319
を介して充電電流が再び流れ、切り替えスイッチを戻す
と、充電電流がツェナーダイオード318等を介して(2
つのダイオードは除外)流れる。これは、多くの電力浪
費を生じる。図8及び図9に、この浪費を削減する方法
を記載する。
【0052】図8のAは、基数n個の選択電極の機能と
しての複数の選択電極9におけるバイアス(伝達)電圧
を表わす方形波SCを示す。垂線部分SPは、バイアス電圧
に重畳された選択パルスを表わし、その高さは選択パル
スの高さを表わす。バイアス電圧が各選択電極に連続的
に発生するDC電圧である、選択パルスは同時ではない
が連続的に発生される。この選択パルスは、方形波SCが
階段状に降下(上昇)する1つの直線部分により表わさ
れる。
【0053】選択電極の電圧レベルを示すドットライン
LLでは、電子伝達ダクトから取り出される電子が無く
(または実質的に無い)、そして電圧レベルで表わされ
る第2ドットラインLHでは、全て(または実質的に全
て)の電子が取り出される。2つのドットラインLL及び
LHは上昇する選択電子の基数nで上昇する。この方形波
SCはもちろん、供給される選択パルスの無い全ての選択
電極が電子伝達ダクトから(実質的に)あらゆる電子を
抽出しないことを補償する目的で、ドットラインLLを完
全に下回って配置されねばならず、一方、選択パルスが
供給される或る選択電極が電子伝達ダクトの(実質的
に)全ての電子を抽出するように、ライン部分SPがドッ
トラインHLの上部に向けられねばならない。
【0054】図9の回路は、各選択電極が下位の選択電
極よりも高いバイアス電圧を持つことが、電子伝達ダク
ト中の電子の十分な伝達のために必要ではないという認
識に基づくものである。言い換えれば、方形波SCの各ス
テップが、複数の並置された選択電極のグループを有し
てもよい。より大きな方形波は、ドットラインLLの下部
に依然として正確に配置されている場合には、もちろん
維持されるだろう(図8のAを参照)。選択パルス(ラ
インSP)は、ドット線LHの上部への突出が連続しなけれ
ばならないため、図8のAの場合よりも、もちろん高
い。等しいバイアス電圧を持つ選択電極のグループの上
述のような大きさは、制限されることに注意されたい。
このようなグループの選択が大きすぎると、電子伝達ダ
クト中の電子伝達に影響が及び、ドットラインLH上に突
出する選択電極の部分の変化が大きすぎ、結果として可
視水平パターンが表示スクリーン上に生成される。その
上、所望の選択パルス高さVpが上昇する。仮の試みは、
選択電極のグループの最適なサイズが、方形波SCのステ
ップ高さが略々50Vにおけるサイズであるという仮定
を生み出す。選択電極毎に6Vのバイアス電圧傾斜で
は、グループ毎の8個の選択電極が使用される。選択電
極のグループは、図9において、E1、E2、…によっ
て図示される。選択電極出力段が各選択電極に接続され
るゆえに、出力段は、各々が選択電極Eのグループに対
応する出力段Oのグループ(グループO1、O2、…)
に同様に細分割されてもよい。
【0055】1つのICにおいて出力段の各グループが
一体となることは可能であるが、ICの数(64)が非
常に多くなるであろう。結果として、電源電圧に関して
直列接続された出力段の多数のグループは、一つのIC
において望ましくは一体化される。出力段の全てのグル
ープが電源電圧に関して縦続接続されるゆえに、IC自
身も同様に縦続接続される。
【0056】図9の実施例は、電気的切り替えスイッチ
のような出力段を示す。簡略化のため、2つの切り替え
スイッチが各出力段グループに示されているが、実際
は、多数(例えば上述の8個)の切り替えスイッチが、
グループにおいて一体化される。第1グループの切り替
えスイッチO1は、電極1乃至8を持つ第1グループの
選択電極E1を活性化し、第2グループの切り替えスイ
ッチは、電極9乃至16を持つ第2グループの選択電極
E2を活性化する。各グループOの切り替えスイッチは
各々の出力を、グループの全ての切り替えスイッチ用の
基準である低電源端子(−)及びグループの全ての切り
替えスイッチ用の同様に基準である高電源端子(+)に
接続する。
【0057】電源電圧分圧器SDは、複数の直列接続され
たツェナーダイオードD1、D2、…を有する。第1グ
ループO1の低電源端子(−)は、接地に接続され、第
2グループO2の端子は、ツェナーダイオードD1とD
2の間のタップに接続され、第3グループの端子は、ツ
ェナーダイオードD2とD3の間のタップに接続され
る。ツェナーダイオードD1、D2、…の各々は、2つ
の並置されたグループの切り替えスイッチ間の所望の供
給電圧差に等しいツェナー電圧を持つ。各電極毎に6V
の所望のバイアス電圧傾斜でかつ、各グループEが8個
の選択電極を有する場合、各ダイオードD1、D2、…
のツェナー電圧は、8×6V=48Vである。
【0058】グループO1の高電源端子(+)は、ツェ
ナーダイオードD7とD8との間のタップに接続され
る。同様に、グループO2の高電源端子は、ツェナーダ
イオードD8とD9の間のタップに接続され、グループ
O3の高電源端子は、ツェナーダイオードD9とD10
との間のタップに接続される。これら接続は、図9には
正確に示されていない。各グループOの+端子は、−端
子よりもダイオード7個分高いタップに接続されてい
る。ゆえに、各グループOの高電源電圧は、このグルー
プの低電源電源電圧よりも、7倍(例えば7×48=33
6V)高く、そしてその上に、グループOの切り替えス
イッチの1つが切り替わると、336Vのパルス電圧が、
対応するグループのバイアス電圧(電源電圧)上に重畳
される。
【0059】グループO1乃至O4は、集積駆動回路I
C1に適用され、グループO5乃至O8は第2集積駆動
回路IC2に適用される。各ICは、即ち4×8=32
個の選択電極を駆動する。16個のICが縦続接続され
ると、16×32=512個の選択電極が駆動される。電
源電圧駆動回路SDは、4×16個のツェナーダイオー
ドに加えて、高電源電圧を7個分上位のグループに供給
するための7個のツェナーダイオード(即ち合計71
個)を有する。この電圧は、上位ツェナーダイオードに
接続された図示されない電流源(または直列抵抗を持つ
電圧源)により供給され、そしてツェナーダイオード用
の所望の零入力電流及び縦続接続されたIC用のDC電
源電流を生成できねばならない。
【0060】ICの電源電圧は、各ICのグループの数
から1引いて増加したグループ毎のパルス高さ電圧とバ
イアス電圧傾斜の和に等しい。上述の数値例において、
電源電圧は、336V+48V×(4-1)=480Vである。
ICがこの電圧に絶えられれずかつ、パルス高さ電圧を
減少できないと、IC毎のより少ない数及び/またはグ
ループ毎のよりも小さいバイアス電圧傾斜が、即ちグル
ープ毎のより少ない選択電極が選択されるであろう。こ
れと同様の事態においては、多数のICの縦続接続を伴
う。
【0061】各選択電極が同時に選択パルスを受信する
ように電子切り替えスイッチを駆動するモードは、図9
ではさらに示されないが、図4のAから図6のBの何れ
か一つに示されたものと同様の方法で実現してもよい。
【0062】図7の縦続接続されたICと同様に、図9
の直列接続されたグループOのためには、デカップリン
グコンデンサによるグループの電流を繰返すデカップリ
ングを実現することが重要である。これは、例えば各ツ
ェナーダイオードDに並置されたデカップリングコンデ
ンサの配置により実現される。この配置の欠点は、選択
電極の与えられたグループ用の切り替え電流が、選択電
極の他のグループの切り替え電流を同様に供給しなけれ
ばならない複数の直列配置されたデカップリングコンデ
ンサ(例示においては7個)により供給されねばならな
いということである。グループの相互の間は、この場
合、最善の方法では確実に緩衝できない。図9に示され
たようにこの欠点は、各グループ(O1、O2、…)の
+及び−電源端子の間のデカップリングコンデンサ(C
1、C2、…)の配置により予防される。これは、コン
デンサC1、C2、…が、例えばツェナー電圧の7倍の
電圧にそれぞれ絶えねばならないという、デカップリン
グコンデンサの能力に重畳されるべきより多くの厳格な
構成を伴うが、一方で、ツェナーダイオードに平行なデ
カップリングコンデンサは、このツェナー電圧に単に耐
えることはできるであろう。
【0063】図9に示されたデカップリングの方法の他
の特徴は、複数の異なる直列構成(7個)がデカップリ
ングコンデンサの1つの大きな直列構成の代わりをする
ということである。実際、コンデンサC1、C8、C1
5、C22等は、例えばコンデンサC2、C9、C1
6、C23等まで直列配置され、そして直列の構成C
7、C14、C21、C28等まで増加する。接地を介
して充放電電流を案内するため、直列配置(既にアース
に接続された第1の例外を持つ)のそれぞれが、コンデ
ンサCa2、Ca3乃至Ca7を介して接地に分離接続
される。
【0064】分圧器SDのツェナーダイオードは、抵抗
により再配置が可能で、IC内部の内部過電圧保護のい
くつかの形態には不可欠である。分圧器SDは、例えば
集積分圧器VD3及びVD4用の図6のB及び図7に示された
対応する方法において、一つがグループOの低バイアス
電圧用で、他の一つが高バイアス電圧用として2つの分
圧器に別々に個別に分割してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による画像表示装置に使用され
る表示ユニットを示す図で、Aは一部を破断して示す斜
視図、Bは一部の断面図である。
【図2】 図2は本発明による画像表示装置に使用され
る前置選択部と精細選択部とを有する他の表示ユニット
を示し、Aは一部を削除して示す斜視図、Bは一部の断
面図である。
【図3】 図3は本発明による画像表示装置の実施例を
示すブロック図である。
【図4】 図4のAは本発明による画像表示装置に使用
される選択駆動回路の第1の実施例を示す図で、Bは本
発明の選択駆動回路の第1及び第2の実施例で使用され
る集積駆動回路の実施例を示す図である。
【図5】 図5は本発明による画像表示装置に使用され
る選択駆動回路の第2の実施例を示す図である。
【図6】 図6のAは本発明による画像表示装置に使用
される選択駆動回路の第3の実施例を示す図で、Bは本
発明の選択駆動回路の第3及び第4の実施例に使用され
る集積駆動回路を示す図である。
【図7】 図7は本発明による画像表示装置に使用され
る選択駆動回路の第4の実施例を示す図である。
【図8】 図8は本発明の選択駆動回路の第5の実施例
の動作を説明するための波形図である。
【図9】 図9は本発明による画像表示装置に使用する
ための選択駆動回路の第5の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…表示ユニット、 3…表示パネル、4
…後壁、 5…電子源装置、6…
伝達ダクト、 7…発光スクリーン、8
…選択開口、 9…選択電極、10…選
択プレート、 13…精細選択電極、34…ビ
デオ駆動回路、 63…同期処理回路、65…ビ
デオ信号処理回路、 611…選択ドライバ、613…
クロック発生器、 614…クロック発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラス ランバート オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 ジェームス ヨセフ アントニー マコー マック オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 フランシスカス アドリアヌス コルネリ ス マリア スクーフス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 ディルク ヨハン アドリアーン テウリ ング オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行単位で電子移送ダクト及び選択電極が
    連なる抽出位置を介して電子の経路を制御するものであ
    って、前記選択電極が前記抽出位置と協働しかつ、選択
    駆動回路に結合される画像表示装置において、 前記選択駆動回路が、それぞれ選択電極(9)に直流電
    源供給用として接続されかつ、選択パルスを供給する出
    力(301)を持つ並置された集積駆動回路(300,313,I
    C)を有し、 前記各集積駆動回路が、前記位相ダクト中の電子伝達用
    に必要とされる前記バイアス電圧が前記接続された選択
    電極に供給されるように、当該駆動回路の電源電圧(V
    a,Vb,…V1,V2,…)に関して縦続接続されることを特徴
    とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像表示装置におい
    て、 前記各集積駆動回路が、少なくとも1つの集積分圧器
    (VD1,VD2,VD3,VD4)を有し、 前記選択電極に供給される前記バイアス電圧が、電源端
    子(302,…304,314,…317)を介して前記集積駆動回路
    に供給される電源電圧(Va,Vb,…)により部分的に発生
    されかつ、前記集積分圧器により部分的に発生されるこ
    とを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像表示装置におい
    て、 前記各集積駆動回路(IC1,IC2,…)が、出力段の複数の
    グループ(O1,O2,…)に細分割され、 前記出力段が連続する選択電極のグループ(E1,E2,…)
    に等しいバイアス電圧を相互に供給する1つのグループ
    と協働し、 前記出力段の連続するグループが、電源端子(-,+)か
    らバイアス電圧(V1,V2,…)の連続する値を取り出しか
    つ、前記選択電極の連続するグループに、当該値を供給
    することを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像表示装置におい
    て、 前記各集積駆動回路(IC1,IC2,…)が、当該回路に供給
    される前記バイアス電圧(V1,V2,…)に関して縦続接続
    された複数の出力段(O1,O2,…)を有することを特徴と
    する画像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または3の何れか一項に記載の
    画像表示装置において、 前記集積駆動回路の前記電源端子に、デカップリングコ
    ンデンサ(C,C1,C2,…)が交流電流用に緩衝接続されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像表示装置におい
    て、 前記集積駆動回路が、前記集積駆動回路の出力で前記選
    択パルスの発生の瞬間を制御する制御信号を供給するた
    めの制御信号入力(Ctrl,Ctrli)を持つことを特徴とす
    る画像表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像表示装置におい
    て、 前記集積駆動回路が、制御信号に関して縦続接続される
    と共に、当該縦続接続における次の集積駆動回路の前記
    制御信号入力(Ctrli)に遅延されかつ、直流オフセッ
    トされた制御信号を供給するための制御信号出力(Ctrl
    o)を持つことを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の画像表示装置で使用す
    る選択駆動回路において、 自己の電源電圧に関して縦続接続された集積駆動回路を
    有することを特徴とする選択駆動回路。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像表示装置で使用す
    る集積駆動回路において、 選択パルスを発生するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段を制御する制御信号を供給する入力端
    子(Ctrli)とを有することを特徴とする集積駆動回
    路。
JP6136595A 1993-05-28 1994-05-26 画像表示装置及び画像表示装置で使用される選択駆動回路及び集積駆動回路 Withdrawn JPH0777949A (ja)

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