JPH0777925B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

Info

Publication number
JPH0777925B2
JPH0777925B2 JP3046226A JP4622691A JPH0777925B2 JP H0777925 B2 JPH0777925 B2 JP H0777925B2 JP 3046226 A JP3046226 A JP 3046226A JP 4622691 A JP4622691 A JP 4622691A JP H0777925 B2 JPH0777925 B2 JP H0777925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
parts
tube
transfer
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3046226A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04213518A (ja
Inventor
治男 池田
Original Assignee
治男 池田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 治男 池田 filed Critical 治男 池田
Priority to JP3046226A priority Critical patent/JPH0777925B2/ja
Publication of JPH04213518A publication Critical patent/JPH04213518A/ja
Publication of JPH0777925B2 publication Critical patent/JPH0777925B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動組立て機械などで部
品を供給する部品供給装置に関し、例えばベアリングの
内輪や外輪の他、円筒状又は円柱状の部品を移送するの
に好都合な部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばベアリングの加工機でベアリング
の部品である内輪や外輪を離れた位置から供給するため
に、移送シュートが用いられている。一般に移送シュー
トは金属製であり、部品を固定された位置にしか移送す
ることができない。また、移送シュートは上部が開いて
いるため、部品を送り出す位置よりも僅かに高い位置な
ら移送は可能であるが、原則として上方に向かって移送
することはできない。部品を供給する際、供給先の位置
を変えようとしても、移送シュートが金属製で固定され
たものであれば部品供給装置の設置をし直さなければな
らないという不便さがある。チューブ状の移送シュート
を用い、空気差圧により部品を移送するようにした装置
が知られており、空気差圧を発生させるために、移送部
に部品を入れた後、移送部の開口を板状のシャッタで閉
じるようにしたものが提案されている(実開昭58−1
73536号公報参照)
【0003】供給される部品には表面と裏面の形状が異
なるというような方向性のある部品があり、供給された
部品を同一方向になるように整列させるには、部品の方
向を検出するセンサと、部品を整列させる方向出しのた
めの機構とが必要になる。そのような整列機能を備えた
部品供給装置としては、部品の移送後に方向を検出し、
その移送された部品を方向出し機構によって方向を変え
るようにしたものが提案されている(実開昭63−82
33号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭58−1735
36号公報のように板状のシャッタで開口を閉じる用に
すると、部品を移送する際の空気差圧を発生させるため
の加圧又は減圧にした空気の洩れを有効に防止するのが
難しく、重い部品を効率よく移送することができない。
実開昭63−8233号公報の装置では方向出しのため
の機構が複雑になる。部品供給の際、その部品が良品で
あるか不良品であるかを検査することができれば好都合
であり、良品と不良品の選別も同時に行なうことができ
ればなお好都合である。
【0005】本発明は移送用チューブを用い、空気洩れ
を少なくして空気差圧により部品を効率よく移送できる
ようにすることを目的とするものである。本発明はま
た、方向性のある部品を同一方向に整列させて目的の位
置へ移送することのできる部品供給装置を提供すること
を目的とするものである。本発明はさらに、供給部品の
良品と不良品を選別する選別装置としても利用すること
のできる部品供給装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向に垂直
な内側断面が平行な二面をもつ角筒状の導入シュートに
供給部品の有無を検出するワークセンサ及びこのワーク
センサの検出出力に応じて部品を1個ずつ供給するゲー
ト機構を備えた部品供給部と、部品供給部から供給され
た部品を空気差圧により送り出す移送部と、この移送部
の出口に接続され軸方向に垂直な内側断面が平行な二面
をもつ角筒状で可撓性のある移送用チューブとを備えて
構成されており、第1の態様では、移送部は基端部に空
気入口を有し先端に出口を有し上面に部品供給部の導入
シュートから送られた部品を受ける開口を有し軸方向に
垂直な内側断面が平行な二面をもつ角筒状で固定された
本体ケーシング、及びその本体ケーシングの基端部側か
ら本体ケーシングの外側に摺動可能に嵌め込まれ、本体
ケーシングの前記開口を開閉する範囲で本体ケーシング
の軸方向に往復移動可能に取りつけられ、基端部には圧
縮空気が供給される空気入口を有する角筒状カバーを含
んでいる。 第2の態様では、移送部は軸方向に垂直な内
側断面が平行な二面をもつ角形の貫通孔をもつ固定され
た支持部、及び基端部に圧縮空気が供給される空気入口
を有し先端に出口を有し上面に部品供給部の導入シュー
トから送られた部品を受ける開口を有し軸方向に垂直な
内側断面が平行な二面をもつ角筒状で、先端側から前記
支持部の貫通孔に摺動可能に嵌め込まれ、その開口が支
持部により開閉される範囲で支持部に対し往復移動可能
に取りつけられた本体ケーシングを含んでいる。
【0007】方向性のある部品を移送させながら整列さ
せるために、本発明は、断面が平行な二面をもつ角形の
導入シュートに供給部品の有無を検出するワークセン
サ、このワークセンサの検出出力に応じて後記移送部へ
部品を1個ずつ供給するゲート機構及び方向性のある供
給部品の方向を検出する検査センサを備えた部品供給部
と、この部品供給部から供給された部品を空気差圧によ
り送り出す移送部と、この移送部の出口に接続され断面
が平行な二面をもつ角形で可撓性のある移送用チューブ
と、前記検査センサの検出出力に応じて供給部品が同一
方向になるように前記移送用チューブ出口を180度回
転させる回転機構とを備えている。
【0008】また、選別の機能を持たせるために、本発
明は、断面が平行な二面をもつ角形の導入シュートに供
給部品の有無を検出するワークセンサ、このワークセン
サの検出出力に応じて後記移送部へ部品を1個ずつ供給
するゲート機構及び供給部品の良・不良を検出する検査
センサを備えた部品供給部と、この部品供給部から供給
された部品を空気差圧により送り出す移送部と、この移
送部の出口に接続され断面が平行な二面をもつ角形で可
撓性のある移送用チューブと、前記検査センサの検出出
力に応じて供給部品の良品と不良品を選別するように前
記移送用チューブ出口を移動させる移動機構とを備えて
いる。
【0009】
【作用】移送用チューブが可撓性のあるチューブである
ため、そのチューブ出口を移動させると部品供給先が変
わる。方向性のある部品の場合は、部品供給部の検査セ
ンサで部品の方向を検出し、その方向が移送先へ移送さ
れるときの方向と逆方向になっているときは、回転機構
により移送用チューブ出口を180度回転させて移送用
チューブをねじると、その部品は移送用チューブを移送
されながら反転し、移送用チューブから出る時点では方
向が整えられる。
【0010】検査センサで供給部品の良品と不良品を検
出するときは、その部品が良品であると判定されたとき
は移動機構により移送用チューブ出口が良品用の位置に
位置決めされ、その部品が不良品であると判定されたと
きは移動機構により移送用チューブ出口が不良品用の位
置に位置決めされる。
【0011】
【実施例】図1は一実施例を表わし、図2は図1のA−
A線位置での断面図を表わし、図3はこの実施例で供給
される部品の一例であるベアリングの内輪を表わしてい
る。図1において、2は部品供給部の導入シュートであ
り、導入シュート2の筒の断面形状は長方形である。導
入シュート2のワーク入口4からは部品6が縦方向に導
入される。導入シュート2には部品6の有無を検出する
ためにワークセンサ8が設けられている。ワークセンサ
8は例えば磁気を用いた近接センサや光を用いたファイ
バセンサなどを用いることができ、導入シュート2の一
部に穴が開けられ、ワークセンサ8がその穴から部品6
の有無を検出する。
【0012】部品6を1個ずつ導入シュート2からその
下の移送部へ送るために、一対のゲート10,12が導
入シュート2に設けられている。ゲート10,12はそ
れぞれシリンダ14,16により導入シュート2の壁面
に垂直な方向に移動して部品6を通過させる。ゲート1
0,12の間隔は部品6が1個嵌まり込む間隔であり、
ワークセンサ8が部品6を検出するとゲート10を後退
させて部品6をゲート12の位置まで進め、次にゲート
10が突出するとともにゲート12が後退して1個の部
品6を導入シュート2から下へ落す。
【0013】ゲート12を通過した部品の方向を検出す
るために、検査センサ18が導入シュート2に設けられ
ている。検査センサ18は部品6の裏側と表側とを検出
することができるセンサであり、磁気を用いた近接セン
サ、光を用いたファイバセンサ、又はマイクロゲージな
どを用いることができる。検査センサ18は図4に示さ
れるように、導入シュート2の穴19に配置されて部品
6の表か裏かを検出する。検査センサ18は部品6の形
状によってシュート2の幅方向に移動できるように取り
つけられている。導入シュート2、ワークセンサ8、ゲ
ート10,12及び検査センサ18は部品供給部を構成
している。
【0014】移送部を構成するために、ベースプレート
20に本体ケーシング22が固定されている。本体ケー
シング22は断面が長方形の筒状であり、上面には導入
シュート2から送られた部品6を受ける開口24が開け
られている。本体ケーシング22の基端部には空気入口
26が開けられている。本体ケーシング22には導入さ
れた部品6を1個ずつ送り出すためにカバー28が被せ
られ、カバー28はシリンダ30により駆動されて本体
ケーシング22の軸方向に往復移動する。カバー28が
往復移動することにより、本体ケーシング22の開口2
4を開閉する。カバー28にも空気入口32が設けられ
ており、その空気入口32から本体ケーシング22の空
気入口26を経て部品移送用の圧縮空気が供給される。
34はカバー28が当たるときの衝撃を吸収するととも
に、カバー28が本体ケーシング22の開口24を閉じ
たときの空気漏れを防止するためのOリングである。本
体ケーシング22、カバー28及びシリンダ30は移送
部を構成している。
【0015】本体ケーシング22の先端には移送用チュ
ーブ36が嵌め込まれている。チューブ36はその断面
が長方形であり、軟質樹脂により構成されて可撓性を備
えている。チューブ36の材質は例えばウレタン樹脂、
シリコーン樹脂、塩化ビニール樹脂、ナイロンなどであ
る。本実施例において、方向性のない部品を移送した
り、方向性のある部品の場合でも方向の検出を行なわな
かったり、良品と不良品の検出も行なわない場合には、
検査センサ18は不要である。
【0016】部品6を導入し、移送用チューブ36で目
的の位置に移送するには、ワーク入口4から部品6が導
入されると、ワークセンサ8で検出され、ゲート10,
12により部品6が1個ずつ本体ケーシング22に送り
こまれる。部品6が本体ケーシング22に供給される
と、シリンダ30によりカバー28が第1図で右方向に
押されて移動し、本体ケーシング22の開口24を閉じ
る。そして、空気入口32から圧縮空気が送られ、チュ
ーブ36により部品6を目的の位置へ圧送する。チュー
ブ36は可撓性であるので、移送する位置を変えるとき
はチューブ36の出口の位置を移動させればよい。
【0017】検査センサ18により部品6の方向を検出
する場合を説明する。例えば図3に示されるベアリング
の内輪のように表側と裏側とで形状が異なるとき、図4
に示されるように検査センサ18の位置を部品6の内側
の突出部より外側にくるように位置決めしておく。検査
センサ18が例えば近接センサであるとすれば、図4の
ように部品6がその表側(突出部のある方)を検査セン
サ18側に向けて通過するときと、図5のように部品6
がその裏側をセンサ18側に向けて通過するときとで検
査センサ18の検出出力が異なるので、通過した部品6
の方向を検出することができる。
【0018】部品6の表側と裏側とが同一形状である場
合、例えば円筒状又は円柱状の部品である場合には、こ
のような検査センサ18を設けることにより、もし部品
6の一部が欠けているような不良品がくれば検査センサ
18により不良品を検出することができる。
【0019】検査センサ18の位置を移動させることに
より、通過する部品6の大きさや形状に対応して方向の
検出や不良品の検出を行なうことができる。チューブ3
6の出口は所定の位置に固定してもよく、任意の位置に
移動できるようにしてもよい。
【0020】図6及び図7は一実施例においてチューブ
36の先端を180度回転させる回転機構と、チューブ
36の出口位置を移動させて供給先の振分けや選別を行
なう移動機構とを備えた実施例を表わしている。図6は
上面断面図、図7は図6の右側面図である。チューブ3
6の先端にはギヤ40が取りつけられており、ギヤ40
はベアリング42によってスライドテーブル44に回転
可能に支持されている。ギヤ40を回転させるためにス
ライドテーブル44上にはモータ46が設けられ、モー
タ46の回転軸に取りつけられたギヤ48がチューブ3
6の先端のギヤ40と噛み合っている。
【0021】スライドテーブル44は支持台49のロッ
ト50によって移動可能に支持されており、シリンダ5
2によりロット50に沿って移動するように駆動され
る。54はチューブ36を移送されてきた部品6を受け
る第1の位置にあるホッパー、56は第2の位置にある
ホッパーである。方向性のない部品や送られてきた部品
を単にホッパー54に供給するだけであるときは、図6
の状態でモータ46を作動させず、シリンダ52も作動
させない。
【0022】一方、図1の検査センサ18により部品の
表と裏のように方向を検出し、移送用チューブ36の出
口で部品6の方向を整列させるときは、部品6が表側を
検査センサ18に向けて導入されたときはチューブ36
はそのままの状態とし、部品6が裏側を検査センサ18
に向けて導入されたときは、検査センサ18の出力によ
りモータ46を作動させてチューブ36の先端を180
度回転させる。これにより裏側を向いて導入された部品
もホッパー54に供給されるときは表側を向いて正しく
導入されたものと同じ方向になってチューブ36から出
てくる。
【0023】検査センサ18により部品6の良品と不良
品を検査する場合は、例えばホッパー54を良品用ホッ
パー、ホッパー56を不良品用ホッパーとすれば、検査
センサ18の検出信号に応じてシリンダ52を作動さ
せ、その供給部品6が良品であるときはチューブ36の
出口をホッパー54に位置決めし、その供給部品6が不
良品であるときはチューブ36の出口をホッパー56の
位置に位置決めする。
【0024】モータ46はロータリーアクチュエータな
ど回転を駆動する他の機構に置き換えてもよい。モータ
46の回転をチューブ36の回転に伝達するために、ギ
ヤ40,48に代えてスプロケットや、プーリとベルト
などの機構を用いてもよい。ホッパー54,56の位置
には、例えば箱又は次段の部品供給装置の導入シュート
のワーク入口が配置されていてもよい。図6及び図7に
はチューブ36の回転機構と移動機構をともに備えたも
のが示されているが、いずれか一方のみを備えたもので
あってもよい。用途に応じて不要な機構は省略すればよ
い。
【0025】図8には部品供給部が図1の実施例と同じ
であり、移送部が図1の実施例のものと異なる実施例を
表わす。23は移送部の本体ケーシングであり、部品6
を受ける開口24aと空気入口32aをもち、支持部2
1に対して摺動して開口24aの開閉を行なう。本体ケ
ーシング23がシリンダ30aにより後退(図で左方
向)させられたとき開口24aが導入シュート2の出口
の下にきて部品6を受ける。そして、シリンダ30aに
より前進(図で右方向)させられると開口24aが支持
部21で閉じられ、空気入口32aから圧縮空気が供給
されて部品6が移送される。
【0026】図9に部品供給部と移送部が一体化された
実施例を示す。ワーク入口4bをもつ部品供給部の導入
シュート2bの筒の断面形状は長方形である。導入シュ
ート2bには部品6の有無を検出するワークセンサ8、
部品6を1個ずつ導入シュート2bからその下の移送部
へ送るための一対のゲート10,12b、及びゲート1
0を通過した部品の方向を検出するための検査センサ1
8が設けられている。ゲート10,12bはそれぞれシ
リンダ14,16bにより導入シュート2の壁面に垂直
な方向に移動して部品6を通過させる。ゲート10,1
2bの間隔は部品6が1個嵌まり込む間隔であり、ワー
クセンサ8が部品6を検出するとゲート10を後退させ
て部品6をゲート12bの位置まで進め、次にゲート1
0が突出するとともにゲート12bが後退して1個の部
品6を導入シュート2bから下へ落す。
【0027】ゲート12bは部品6を止めたり通過させ
たりする働きをするとともに、部品6を止めるためにシ
リンダ16bにより押し出されたときはその下側の移送
部に送り込まれた圧送用空気が導入シュートの方向に逃
げるのを防ぐ蓋の役目も果たしている。検査センサ18
bは図1の実施例と同様に部品6の裏側と表側とを検出
することができるセンサであり、磁気を用いた近接セン
サ、光を用いたファイバセンサ、又はマイクロゲージな
どが用いられる。
【0028】導入シュート2b、ワークセンサ8、ゲー
ト10,12b及び検査センサ18bは部品供給部を構
成している。移送部は導入シュート2bの下部に導入シ
ュート2bと一体化されて構成されている。導入シュー
ト2bの部品出口と移送部の部品を受ける開口が一体化
され、ゲート12bがその移送部の開口を開閉する蓋を
兼ねている。移送部が部品を受ける部分の一方には圧送
用空気を供給する空気入口32bが設けられ、その反対
側には移送用チューブ36が接続されている。
【0029】図9の実施例の動作について説明する。ゲ
ート10,12bを経て1個の部品6が移送部に落され
ると、ゲート12bが閉じられ、空気入口32bから圧
送用空気が供給される。移送部の部品受入れ口はゲート
12bで閉じられているので、部品6は移送用チューブ
に送り出される。
【0030】図9の実施例のように部品供給部と移送部
を一体化すれば、構造が簡単になり、部材も少なくなっ
て低コストに製造することができるようになる。また、
機構が簡単になることにより、故障も少なくなり、保守
が容易になる。
【0031】図8の実施例及び図9の実施例において
も、移送用チューブの出口には図6及び図7に示された
回転機構と移動機構が設けられている。実施例は移送部
として圧縮空気により部品を圧送する方式が示されてい
るが、チューブ36の出口側を減圧状態とすることによ
り移送する方式とすることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明は供給部品を1個ずつ供給する部
品供給部と、空気差圧により部品を送る移送部と、移送
部から部品を移送する断面が平行な二面をもつ角形で、
かつ可撓性のある移送用チューブとを備えているので、
ベアリングの部品や円柱状や円筒状部品を移送するのに
好都合である。そして、本体ケーシングが導入シュート
から送られた部品を受ける開口を閉じるためのカバー又
は支持部が筒状をしており、そのカバー又は支持部によ
り本体ケーシングの開口を閉じた状態ではカバー又は支
持部が本体ケーシングを筒状に包み込み、部品を送り出
すための空気が洩れるのを有効に防止することができる
ので、部品を移送用チューブを介して確実に所定の位置
へ移送することができる。
【0033】部品供給部に方向性のある部品の方向を検
出する検査センサを設け、移送用チューブ出口を180
度回転させる回転機構を設けると、導入された供給部品
の方向によって可撓性のある移送用チューブ出口を回転
させて部品の方向を同一方向に整列させる機能を持たせ
ることができる。また、部品供給部に良品であるか不良
品であるかを検出する検査センサを設け、可撓性のある
移送用チューブ出口を良品の位置と不良品の位置に変位
させることにより、部品選別の機能を持たせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す垂直断面図である。
【図2】図1のA−A線位置での断面図である。
【図3】供給される部品の一例を示す斜視図である。
【図4】同実施例の導入シュートの検査センサ部分を表
向きの部品とともに示す断面図である。
【図5】同実施例の導入シュートの検査センサ部分を裏
向きの部品とともに示す断面図である。
【図6】同実施例におけるチューブ出口の回転機構と移
動機構を示す平面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【図8】他の実施例を示す垂直断面図である。
【図9】さらに他の実施例を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
2,2b 導入シュート 4,4b ワーク入口 6 供給部品 8 ワークセンサ 10,12,12b ゲート 14,16,16b シリンダ 18,18b 検査センサ 22,23 本体ケーシング 24,24a 本体ケーシングの開口 26,32a,32b 空気入口 28 カバー 30,30a シリンダ 36 移送用チューブ 40,48 ギヤ 44 スライドテーブル 46 モータ 52 シリンダ 54,56 ホッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に垂直な内側断面が平行な二面を
    もつ角筒状の導入シュートに供給部品の有無を検出する
    ワークセンサ及びこのワークセンサの検出出力に応じて
    後記移送部へ部品を1個ずつ供給するゲート機構を備え
    た部品供給部と、基端部に空気入口を有し先端に出口を有し上面に前記導
    入シュートから送られた部品を受ける開口を有し軸方向
    に垂直な内側断面が平行な二面をもつ角筒状で固定され
    た本体ケーシング、及びその本体ケーシングの基端部側
    から本体ケーシングの外側に摺動可能に嵌め込まれ、本
    体ケーシングの前記開口を開閉する範囲で本体ケーシン
    グの軸方向に往復移動可能に取りつけられ、基端部には
    圧縮空気が供給される空気入口を有する角筒状カバーを
    含み、前記 部品供給部から供給された部品を空気差圧に
    より送り出す移送部と、 この移送部の出口に接続され軸方向に垂直な内側断面が
    平行な二面をもつ角筒状で可撓性のある移送用チューブ
    とを備えた部品供給装置。
  2. 【請求項2】 軸方向に垂直な内側断面が平行な二面を
    もつ角筒状の導入シュートに供給部品の有無を検出する
    ワークセンサ及びこのワークセンサの検出出力に応じて
    後記移送部へ部品を1個ずつ供給するゲート機構を備え
    た部品供給部と、 軸方向に垂直な内側断面が平行な二面をもつ角形の貫通
    孔をもつ固定された支持部、及び基端部に圧縮空気が供
    給される空気入口を有し先端に出口を有し上面に前記導
    入シュートから送られた部品を受ける開口を有し軸方向
    に垂直な内側断面が平行な二面をもつ角筒状で、先端側
    から前記支持部の貫通孔に摺動可能に嵌め込まれ、前記
    開口が前記支持部により開閉される範囲で前記支持部に
    対し往復移動可能に取りつけられた本体ケーシングを含
    み、前記部品供給部から供給された部品を空気差圧によ
    り送り出す移送部と、 前記支持部の貫通孔の他端側に接続され軸方向に垂直な
    内側断面が平行な二面をもつ角筒状で可撓性のある移送
    用チューブとを備えた 部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記部品供給部は方向性のある供給部品
    の方向を検出する検査センサをさらに備え、前記移送用
    チューブの出口には前記検査センサの検出出 力に応じて
    供給部品が同一方向になるように移送用チューブ出口を
    180度回転させる回転機構を備えている請求項1又は
    2に記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記部品供給部は供給部品の良・不良を
    検出する検査センサをさらに備え、前記移送用チューブ
    の出口には前記検査センサの検出出力に応じて供給部品
    の良品と不良品を選別するように前記移送用チューブ出
    口を移動させる移動機構を備えている請求項1,2又は
    3に記載の部品供給装置。
JP3046226A 1990-05-26 1991-02-18 部品供給装置 Expired - Fee Related JPH0777925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3046226A JPH0777925B2 (ja) 1990-05-26 1991-02-18 部品供給装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-136710 1990-05-26
JP13671090 1990-05-26
JP3046226A JPH0777925B2 (ja) 1990-05-26 1991-02-18 部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04213518A JPH04213518A (ja) 1992-08-04
JPH0777925B2 true JPH0777925B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=26386335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3046226A Expired - Fee Related JPH0777925B2 (ja) 1990-05-26 1991-02-18 部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0777925B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529165B2 (ja) * 2006-04-03 2010-08-25 好高 青山 部品送出制御装置
CN103009182A (zh) * 2012-12-18 2013-04-03 济南玫德铸造有限公司 管箍加强筋调正装置
JP6736010B2 (ja) * 2016-10-19 2020-08-05 青山 省司 部品貯留式部品供給装置
CN111922457B (zh) * 2020-08-21 2021-10-29 胡君分 一种变速箱缸盖的自动攻丝装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991168U (ja) * 1972-11-22 1974-08-07
JPS597410Y2 (ja) * 1978-09-14 1984-03-07 株式会社小松製作所 掘削積込機の掘削力増大装置
JPS56173536U (ja) * 1980-05-26 1981-12-22
JPS61181022U (ja) * 1985-05-02 1986-11-12
JPS61183325U (ja) * 1985-05-07 1986-11-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04213518A (ja) 1992-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3343480B2 (ja) カプセル重量測定装置
JP5069925B2 (ja) 連係装置とそれを用いた計量装置、包装装置及び計量包装システム
WO2011108160A1 (ja) 外観検査装置
US6531672B2 (en) Apparatus for sorting and counting spherical objects
NL8503342A (nl) Werkwijze en inrichting voor het toevoeren van montagedelen.
US5555768A (en) Method and apparatus for testing a medicinal tablet
US20210195829A1 (en) Automated seed planter
US6651800B2 (en) Object orientation system
US10632702B2 (en) Molded product processing system
JPH0777925B2 (ja) 部品供給装置
EP0534451A1 (en) Work mounting apparatus
RU2218260C2 (ru) Автомат для контроля и сортировки цилиндрических деталей
JPH0937675A (ja) 真珠養殖用あこや貝の自動選別システム
CN210285713U (zh) 一种全自动整理输送设备
US5249912A (en) Inspection apparatus
JP2500702B2 (ja) 粉体包装機のシュ―ト装置
JP4152128B2 (ja) 直方体物品の検査装置
JP2000094318A (ja) ボールバニッシング装置
KR20030081225A (ko) 볼트 불량 선별장치
CN220941913U (zh) 一种管壳自动分选装置
CN110238076B (zh) 平衡电枢式受话器外壳的高度自动分选设备及其分选方法
CN218618845U (zh) 一种输送定位装置
JP3059715B1 (ja) 圧縮成形品の外観検査装置
JP3490430B1 (ja) 搬送装置
JPH03103285A (ja) ボタン供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees