JPH0777590B2 - ゴルフゲーム模擬装置 - Google Patents

ゴルフゲーム模擬装置

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JPH0777590B2
JPH0777590B2 JP3002924A JP292491A JPH0777590B2 JP H0777590 B2 JPH0777590 B2 JP H0777590B2 JP 3002924 A JP3002924 A JP 3002924A JP 292491 A JP292491 A JP 292491A JP H0777590 B2 JPH0777590 B2 JP H0777590B2
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Japan
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ball
player
screen
golf
cpu
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元孝 岩田
裕史 長尾
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Mizuno Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/60Methods for processing data by generating or executing the game program
    • A63F2300/69Involving elements of the real world in the game world, e.g. measurement in live races, real video

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゴルフゲーム模擬装置
に関し、特に、室内で実際のゴルフコースでプレイして
いるのと同様の状態で手軽にプレイを楽しむことが可能
なゴルフゲーム模擬装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフゲーム模擬装置に関しては、次の
ようなものが知られている。すなわち、たとえば特公昭
51−9139号公報には、ボールの打球時からスクリ
ーンに衝突した時間を計数管によって計測し、スクリー
ン上の格子上に配置した電気接点からスクリーンの衝突
位置を知り、ボールの飛行距離を算出して表示するもの
が開示されている。特公昭48−31333号公報に
は、ボールの打撃とネットの衝突時間間隔を測定し、左
右ブレの感知器によりボールの飛距離を測定し、その飛
距離に応じたゴルフコースの映像をスクリーン上にスラ
イドで映写するものが開示されている。特開昭63−1
94680号公報には、模擬ボールの回転検知センサお
よび打球速検知センサなどを取付け、ショットした際の
そのデータから飛距離を算出し、その飛距離に応じたビ
デオディスク上のゴルフコースの映像を出力して表示す
るものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のゴルフゲ
ーム模擬装置においては、スクリーン上に設けた格子状
の感知器が破損したとき、スクリーンの交換が煩雑であ
るという問題点がある。また、スクリーン上にボールが
衝突しなかった場合、ボールの飛行距離を算出すること
ができない。さらに、模擬ボールを用いたものでは、模
擬ボールの打球と実際のボールをショットしたときの感
覚に差がある。さらに、ゴルフコースの映像をスクリー
ン上にスライドで映写するものでは、静止画のみしか扱
うことができない。したがって、ボールの初速とボール
飛出し角度の2要素から飛距離を算出するものでは、ボ
ールの飛行弾道および飛距離を正確に算出することがで
きない。さらに、実際のコースでは、風力や風向,傾斜
関係,パッティングのアンジェレーションによりボール
が影響を受けるが、従来のゴルフゲーム模擬装置におい
ては、これらのことは一切考慮されていない。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、実
際のゴルフコースでゴルフゲームをしているような体感
を覚えることができ、しかもメンテナンスが容易なゴル
フゲーム模擬装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
プレイヤーが各種ゴルフコースを選択した後、任意のホ
ール数を選択し、正面に設けられたスクリーンに向かっ
てゴルフクラブでボールを打球することによってゴルフ
ゲームを行なうゴルフゲーム模擬装置であって、スクリ
ーンにホールおよびゴルフゲームに関する情報を表示す
る表示制御手段と、プレイヤーがボールを打球するのを
上方および正面前方から高速で多重撮影する撮影手段
と、ボールの打球音を検知する打球音検知手段と、打球
音を検知したことに応答した撮影手段によって高速多重
撮影された画像データを記憶する記憶手段と、記憶され
た画像データに応じて、ゴルフクラブおよびボールの運
動軌道を解析し、表示制御手段によってスクリーン上に
ボールの軌跡を表示させる制御手段とを備えて構成され
る。
【0006】請求項2に係る発明は、さらにプレイヤー
に対して任意の方向から風を起こす風起手段を含む。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】請求項3に係る発明は、さらに打者の位置
とスクリーンとの間にパットを行なうためのグリーンが
設けられる。
【0011】請求項4に係る発明は、さらにグリーン上
の起伏を起こすグリーン起伏手段を含む。
【0012】
【0013】
【作用】この発明に係るゴルフゲーム模擬装置は、プレ
イヤーがボールを打球するのを上方および正面前方から
高速で多重撮影するとともに打球音を検知し、打球音を
検知したことに応答して、高速多重撮影された画像デー
タを記憶してゴルフクラブおよびボールの運動軌跡を解
析し、スクリーン上にボールの軌道を表示することによ
り、実際にゴルフコースでゴルフゲームをしているよう
な体感を覚えることができ、しかも機械的な構成要素を
用いていないので、メンテナンスを不要にできる。
【0014】
【実施例】図2はこの発明の一実施例の全体の概要を示
す図である。図2を参照して、この発明の一実施例のゴ
ルフゲーム模擬装置は、たとえば室内に設置され、左,
右,上,前方はボールの飛出しを防止するためにネット
(図示せず)によって覆われている。正面前方にはスク
リーン9が設けられていて、後側上部に設けられたプロ
ジェクタ8からゴルフコースの静止画像やプレイヤーの
名前,ホールナンバー,風向,ピンホールまでの残りヤ
ード数などのゴルフコースに関連する情報が表示され
る。
【0015】プレイヤー1の上方および前方正面には、
プレイヤー1がゴルフクラブ34でボール13を打球す
るのを高速で多重撮影するために、CCDカメラ15,
14が設置される。プレイヤー1がショットする位置お
よびボールの位置は、爪先上がり,爪先下がり,左下が
り,右下がりとなるように傾斜できるようになってい
る。プレイヤー1とスクリーン9との間には、パットを
行なうためのグリーン42が設けられ、グリーン42上
には任意にアンジェレーションがつけられるようになっ
ている。さらに、天井の四隅には、プレイヤー1に任意
の方向から風を起こすためのファン24が設けられる。
プレイヤー1がボール13をショットしてグリーンに乗
るまで、プロジェクタ8によってコースを表示している
ときには、プレイヤー1がスクリーン9上の画面を見や
すいように室内が暗くされていて、ボール13がグリー
ンに乗った後、グリーン42上でパッティングするとき
には、ライト30が点灯され、パッティングしやすくさ
れる。
【0016】図1はこの発明の一実施例の概略ブロック
図である。次に、図1を参照して、この発明の一実施例
の電気的構成について説明する。この発明の一実施例で
は、全体の制御を行なうために2台のCPU3,5が設
けられる。CPU3にはカードリーダ2が接続される。
カードリーダ2は予めカードに登録されている個人名,
ハンディキャップ,住所,会員番号などの個人データを
読取るものである。CPU3にはキーボード4が接続さ
れる。キーボード4はコースやホール数を選択したり、
プレイ人数,右左打ちの選択やバック,レギュラー,レ
ディスティの選択を行なう。CPU5には光ディスク制
御器が接続され、光ディスク制御器はCPU5からコー
ス説明用のアドレス信号が与えられると、そのアドレス
から対応する映像信号を読出し、スーパーインポーズ回
路7を介してプロジェクタ8からスクリーン9上にコー
ス全体のレイアウトを表示する。CPU5には音声ボー
ド11が接続され、音声ボード11はCPU5からの指
令信号に応じて、スピーカ12からコースを説明するた
めの音声を報知する。
【0017】前述の図2に示したCRTディスプレイ1
0はCPU3に接続され、CPU3にはスコアを印字す
るためのプリンタ36が接続される。CPU3にはパラ
レルI/O27を介してファン制御器23とライト制御
器29と傾斜板制御器21とモータ制御器28が接続さ
れる。ファン制御器23はファン24を制御し、ライト
制御器29はライト30を制御し、傾斜板制御器21は
傾斜モータ22を制御する。傾斜モータ22は図2に示
した傾斜板41の傾斜角度を可変させるものである。モ
ータ制御器28はアンジェレーションモータ26を制御
する。アンジェレーションモータ26は図2に示したグ
リーン42上のアンジェレーションを可変するものであ
る。
【0018】CPU3はマルチバスコントローラ19を
介して画像制御器32に接続される。画像制御器32に
はCCDカメラ14,15と音センサ25とストロボ電
源33が接続される。CCDカメラ14,15はプレイ
ヤー1が打球するのを前方正面および上方から多重高速
撮影する。音センサ25はプレイヤー1がゴルフクラブ
34でボール13を打球した音を検出する。ストロボ電
源33はストロボランプ20を発光させる。ストロボラ
ンプ20が発光すると、CCDカメラ14,15はボー
ル13が所定の位置にあるか否かを撮影する。画像制御
器32には同期I/O16とフレームメモリ17,18
が接続される。同期I/O16は画像制御器32を介し
てCCDカメラ14,15に同期信号を与える。フレー
ムメモリ17,18はCCDカメラ14,15で撮影さ
れた画像データを記憶する。
【0019】図3〜図7はこの発明の一実施例の動作を
説明するためのフロー図である。次に、図1〜図7を参
照して、この発明の一実施例の具体的な動作について説
明する。電源を投入すると、CPU3からCPU5にチ
ェックコマンドが送信され、CPU3はCPU5から応
答が返ってくるまで立上げエラー表示を行ない、CPU
5は立上げ後、CPU3からチェックコマンドを受信す
るまで立上げエラー表示を行なう。CPU3は続いてタ
イトルおよびスタートメッセージを、CPU5を介して
スーパーインポーズ回路7に与える。同時に、CPU5
は光ディスク制御器6から動画を読出させ、この動画は
スーパーインポーズ回路7によってタイトルおよびスタ
ートメッセージとともにプロジェクタ8によってスクリ
ーン9上に表示される。ここで、プレイヤーがキーボー
ド4を操作してスタートキーをONにすると、CPU3
はスタートキーがONされたか否かを判別する。CPU
3はスタートキーがONされたことを判別すると、カー
ド操作メッセージをプロジェクタ8によってスクリーン
9上に表示させる。プレイヤーはスクリーン9上の表示
を見てカードリーダ2にICカードなどのデータ登録カ
ードを挿入する。カードリーダ2はデータ登録カードか
ら個人名,ハンディキャップ,住所,会員番号などの個
人データを読取り、CPU3にデータを転送する。CP
U3はカードデータを受信すると、そのカードデータを
CRTディスプレイ10に表示させる。
【0020】次に、プレイヤーはキーボード4を操作し
てコースを選択し、ホール数を任意に選択し、プレイ人
数,右左打ちの選択,バック,レギュラー,レディステ
ィの選択を行なう。CPU3は入力されたホール数をC
PU5に送信し、応答が返ってくるとコース説明用のア
ドレス番地を計算し、光ディスク制御器6にアドレス番
号を送信し、コース説明画面を選択する。光ディスク制
御器6はスーパーインポーズ回路7を介してプロジェク
タ8に映像信号を送り、プレイヤー1の正面にセットさ
れているスクリーン9に画像を映写する。このとき、C
PU3はCRTディスプレイ10にコース全体のレイア
ウトを表示する。ここで、CRTディスプレイ10に表
示されるコース映像は図2に示すように、ティグラウン
ド,フェアウェイ,ラフ,立木,バンカ,ウォーターハ
ザード,川,グリーン,ピン,OBエリア,林などの種
類を持ちかつその位置の高さ(ティグラウンドを基準と
した高さ、さらには立木の高さなど)の地形データを兼
ね備えている。
【0021】CPU5は音声ボード11を介してスピー
カ12からコース説明の音声を報知する。コース説明が
終了すると、CPU5はCPU3からホールNoを受
け、光ディスクに記憶されているホール初期映像のアド
レス番地を計算し、光ディスク制御器6にその番地を転
送し、スーパーインポーズ回路7を介してプロジェクタ
8からスクリーン9にその映像を映し出す。ここで、そ
のホールの説明を前述した方法でスピーカ12から報知
させる。
【0022】次に、ホールの説明が終了すると、CPU
3は先頭打者を選択し、その打者名,ボール位置,風
力,風向,そのホールの残りヤード数,ホール番号,打
数,スクリーン上の映像の目標点をCRTディスプレイ
10に表示させる。さらに、CPU3はそのデータをC
PU5に送信し、スーパーインポーズ回路7を介してプ
ロジェクタ8によりスクリーン9上に打者名,ボール位
置,風力,風向,残りヤード数,ホール番号,打数,ス
クリーン9上の映像目標点を表示する。ここで、スクリ
ーン9上の映像目標点とは、ストレートなコースの場合
コース映像の中心は「ピン」であるが、たとえばドッグ
レッグのコースの場合、ティの位置からはピンは見えな
いため、そのボールの狙い所にある目標物(たとえば
木)のことを示す。次に、CPU5は音声ボード11を
介してスピーカ12から打者名とボールセット位置をコ
ールし、ゴルフボール13のセットを促す。
【0023】一方、プレイヤー1の正面前方と上方に設
けられているCCDカメラ14,15には、画像制御器
32に接続された同期I/Oボード16から同期信号が
与えられる。CCDカメラ14,15の撮影出力である
画像信号はフレームメモリ17,18に与えられて記憶
される。フレームメモリ17,18に記憶された画像は
マルチバスコントローラ19を介してCPU3に与えら
れる。CPU3は同期I/Oボード16から出力される
同期信号に同期させてストロボ電源33に制御信号を与
え、ストロボランプ20を間欠的に閃光させる。同時
に、CPU3はCCDカメラ15の出力の画像信号を記
憶しているフレームメモリ18で画像処理方法の1つで
ある二値化を行ない、ゴルフボールの大きさの白色領域
の有無を検知する。ゴルフボール3がセットされたこと
を検知した後、CPU3はCRTディスプレイ10およ
びスクリーン9にショットを促すメッセージを表示させ
る。
【0024】さらにCPU3はパラレルI/O20を介
して傾斜板制御器21に制御信号を与え、傾斜モータ2
2を作動させ、そのホールの地面の傾斜を起こさせる。
同時に、CPU3はファン制御器23を介してファン2
4にコース上の風力,風向をプレイヤー1に起こさせ
る。ここで、打席台の傾斜板は、爪先上がり,爪先下が
りのゴルファの前後方向の傾斜および右上がり,右下が
りのゴルファの左右方向の傾斜およびボール位置の前
後,左右方向の傾斜を反映させるために、傾斜モータを
複数設けてもよい。また、ファン24をプレイヤー1の
前後左右方向から風を起こさせるために複数設けてもよ
い。
【0025】音センサ25はゴルフボールの真下に設け
られていて、プレイヤー1のスィングによるゴルフクラ
ブ34とゴルフボール13との打撃音を検知する。CP
U3は打撃音を検知した音センサ26の信号を画像制御
器32を介して検出し、画像制御器32にストロボ電源
33を介してストロボライト20の間欠的発光を行なわ
せる。同時に、CCDカメラ14,15によるその応答
時での高速多重映像をフレームメモリ17,18に記憶
させる。
【0026】CPU3はフレームメモリ17,18に記
憶された映像を画像処理方法の1つである二値化を行な
い、多重撮影されたゴルフボール13とゴルフクラブ3
4の外形形状の認識を行ない、クラブヘッドの進入向
き,打点位置,ボールスピード,飛出し角度を算出す
る。CPU3はこれらのデータからボール13のバック
スピン量,サイドスピン量を算出する。さらに、CPU
3は風力,風向,空気抵抗,重力,ボールスピード,飛
出し角度,スピン量を考慮したボールの弾道計算を行な
い、ボールの飛行位置を計算する。その際、コース地形
データの一部にコース上の立木の位置および高さが入っ
ているので、その位置にボールが到達した場合は、立木
に衝突したとして、立木近くにボールを落下させる処理
をする。CPU3は弾道計算の結果、使用中のボールの
各飛翔位置,落下位置,転がり,停止位置をCRTディ
スプレイ10に示されているコースマップ上に表示す
る。
【0027】一方、そのデータはCPU5に送信され、
スーパーインポーズ回路7を介してスクリーン9上にボ
ール弾道を表示する。このとき、CPU5は音声ボード
11を介してたとえば「ナイスショット」などの音声を
発生する。さらに、落下地点がOBエリアの場合、打数
を2打追加し、同じプレイヤー1に再度打撃を促す。落
下地点がウォーターハザードの場合は、打数を1打追加
し、ドロップ位置を計算する。また、その落下地点に応
じてCPU5は音声ボード11を介してスピーカ12か
らたとえば池の場合には「ポチャ」などの落下音を発生
する。
【0028】次に、CPU5はその落下地点に最も近い
光景が登録されている光ディスクのアドレス番号を計算
して光ディスク制御器6に送信し、プロジェクタ8によ
ってその映像をスクリーン9上に映写させる。ここで、
光ディスクは動画再生も可能なため、ショットした位置
からボール13が落下した位置までのコース画像を連続
的に再生し、さもその地点まで歩いたかのように思わせ
ることができる。
【0029】CPU3は各プレイヤーの打数をそれぞれ
計数し、これら一連の動作をボール13がグリーンに乗
るまで前述の動作を行なう。ここで、登録人数分を同様
の動作をすることになるが、CPU3はボール1とピン
との距離を常に登録プレイヤーについて計算し、その最
も遠い位置にいるプレイヤーについてショットを促す。
グリーンに全員がオンすると、CPU3はCRTディス
プレイ10上にパット位置を指定する。図2に示すよう
に、パターグリーン42の下には、アンジェレーション
を起こさせるアンジェレーションモータ26が埋設され
ていて、このモータ26がパターグリーン42の各位置
に配置され、その部分が上下できるようにモータ軸にカ
ムシャフトが連結されている。これらの配置は任意であ
り、その数はグリーンのアンジェレーションを形成させ
るため、複数設けてもよい。CPU3はパラレルI/O
27を介してモータ制御器28に起伏量に応じた信号を
与え、アンジェレーションモータ26を回転させ、アン
ジェレーションを起こさせる。
【0030】CPU3はパラレルI/O27を介してラ
イト制御器29によってパットグリーン42を照明する
ためにライト30を点灯させる。プレイヤー1はCPU
3が指定したパット位置にゴルフボール13を置き、そ
こでパッティングを行なう。カップインした後、プレイ
ヤー1はパット数をキーボード4により入力する。入力
されたパット数はグリーンオンまでの打数に加えられ、
そのホールの打数がCRTディスプレイ10に表示され
る。登録者全員がパッティングを終了するまで上述の動
作を繰り返す。
【0031】パッティングを終了すると、CPU3は再
びライト制御器29に制御信号を与え、ライト30を消
灯させる。全ホールのプレイが終了するまで、上述の動
作を繰り返して行ない、全ホールのプレイを終了する
と、CPU3は各プレイヤーのスコアを印字プリンタ3
1に印字して発行する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プレ
イヤーがボールを打球したとき、その打球音を検知した
ことに応じてプレイヤーがボールを打球するのを上方お
よび正面前方から高速で多重撮影し、撮影した画像デー
タを処理してゴルフクラブおよびボールの運動の軌跡を
解析し、スクリーン上にボールの軌道を表示させるよう
にしたので、プレイヤーは室内にいながらゴルフコース
であたかもプレイをしているごとく楽しむことができ
る。しかも、打球を検出するのに機械的な構成を用いて
いないため、メンテナンスが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の概要を説明するための斜
視図である。
【図3】この発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。
【図4】この発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。
【図5】この発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。
【図6】この発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。
【図7】この発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。
【符号の説明】
1 プレイヤー 2 カードリーダ 3,5 CPU 4 キーボード 6 光ディスク制御器 7 スーパーインポーズ回路 8 プロジェクタ 9 スクリーン 10 CRTディスプレイ 11 音声ボード 12 スピーカ 13 ゴルフボール 14,15 CCDカメラ 16 同期I/O 17,18 フレームメモリ 19 マルチバスコントローラ 20 ストロボランプ 21 傾斜板制御器 22 傾斜モータ 23 ファン制御器 24 ファン 25 音センサ 26 アンジェレーションモータ 27 パラレルI/O 28 モータ制御器 30 ライト 31 印字プリンタ 32 画像制御器 33 ストロボ電源 34 ゴルフクラブ 41 傾斜板 42 パターグリーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレイヤーが各種ゴルフコースを選択し
    た後、任意のホール数を選択し、正面に設けられたスク
    リーンに向かってゴルフクラブでボールを打球してゴル
    フゲームを行なうゴルフゲーム模擬装置であって、 前記スクリーンにホールおよびゴルフゲームに関する情
    報を表示する表示制御手段、 前記プレイヤーがボールを打球するのを上方および正面
    前方から高速で多重撮影する撮影手段、 前記ボールの打球音を検知する打球音検知手段、 前記打球音検知手段が打球音を検知したことに応答し
    て、前記撮影手段によって高速多重撮影された画像デー
    タを記憶する記憶手段、および 前記記憶手段に記憶された画像データに応じて、ゴルフ
    クラブおよびボールの運動軌跡を解析し、前記表示制御
    手段によって前記スクリーン上にボールの軌道を表示さ
    せる制御手段を備えた、ゴルフゲーム模擬装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記プレイヤーに対して任意の
    方向から風を起こす風起手段を含む、請求項1のゴルフ
    ゲーム模擬装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記打者の位置と前記スクリー
    ンとの間にパットを行なうためのグリーンが設けられ
    る、請求項1のゴルフゲーム模擬装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記グリーン上の起伏を起こす
    グリーン起伏手段を含む、請求項2のゴルフゲーム模擬
    装置。
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