JPH077710Y2 - コンバイン等の排稈集束装置の集束量調節装置 - Google Patents

コンバイン等の排稈集束装置の集束量調節装置

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JPH077710Y2
JPH077710Y2 JP8796887U JP8796887U JPH077710Y2 JP H077710 Y2 JPH077710 Y2 JP H077710Y2 JP 8796887 U JP8796887 U JP 8796887U JP 8796887 U JP8796887 U JP 8796887U JP H077710 Y2 JPH077710 Y2 JP H077710Y2
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culm
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浩昭 永井
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はコンバインにより収穫脱穀された後の排稈を
所定重量毎に集束して放出する排稈集束装置の集束量調
節装置に関するものである。
(従来技術) 従来、この種排稈の集束装置にあっては、排稈の集束重
量を計量スプリングの張力の変更によって設定してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の様に排稈の集束量を計量スプリングの張力の変更
によって設定すると、計量スプリングの張力の微妙な変
更によっても集束量が大きく異なり、張力変更に伴う集
束量の変化の量が予測し難く、この為、集束量の微妙な
調節には、複雑な調節装置を要したり、目的の設定値に
調節するのに時間がかかったりしていた。この考案は、
この様な問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 排稈搬送チェン1から送出される排稈を計量スプリング
2の下端に吊持され枢軸14を中心に下方へ回動自在の集
束杆3に受けて所定重量毎に放出すべく構成する排稈集
束装置において、該計量スプリング2上端は機枠6に係
止し下端は該枢軸14の若干上方を越えて下方の集束杆3
側に係止すると共に、これら計量スプリング2の上端若
しくは下端の係止位置を該計量スプリング2の係止間隔
を略一定に保つ状態で枢軸14に対し遠近方向に変更可能
に構成してなるコンバイン等の排稈集束装置の集束量調
節装置の構成とする。
(考案の作用) 排稈搬送チェン1から排出される排稈は、待機位置の集
束杆3上に順次滞積し、この滞積する排稈の重量に応じ
て集束杆3が枢軸14を中心に計量スプリング2の張力に
抗して下方へ回動される。
更に集束作業が進むと集束杆3の回動に伴って計量スプ
リング2は下方の枢軸14に接当して屈曲されるが、この
時、計量スプリング2は枢軸14を支点として回動屈曲さ
れる為ほとんど伸長せず、又、集束杆3上に滞積する排
稈重量が該計量スプリング2を屈曲させる曲げモーメン
トとして作用する為、集束杆3は枢軸14を中心として素
早く回動され集束する排稈を放出する。
この放出作用が終了すると、集束杆3は計量スプリング
2の張力により待機位置へ回動復帰する。
次に、集束量を変更する場合には、計量スプリング2の
上端又は下端の係止位置を該計量スプリング2の係止間
隔を略々一定に保つ状態で、即ち、計量スプリング2の
張力を略々一定に保った状態で枢軸14に対し遠近方向に
調節する。
一例をあげれば、第1図に示す如く計量スプリング2が
枢軸14に達するまでの回動角度αを、第3図に示す如く
該計量スプリング2の係止位置を変更することによりα
より小さな回動角度βに変更する。すると、集束杆3上
に滞積する排稈量が少ない小さな重量で該計量スプリン
グ2が枢軸14に接当屈曲され、集束杆3の枢軸14を中心
とする回動により排稈が放出され、集束量を変更調節で
きる。
(考案の効果) この考案は、前述の如く構成するものであるから、計量
スプリング2の上端又は下端の係止位置を該計量スプリ
ング2の係止間隔を略一定に保つ状態で枢軸14に対し遠
近方向に調節することによって、排稈の集束量を調節で
きるものであり、従来技術に比しその調節に際し計量ス
プリング2の張力の変化が少なく、従って集束量の変化
の量を予測し易く、微妙な調節まで容易に行えるもので
ある。
(実施例) 図例において、5はディスクカッターであり、コンバイ
ンの機体後部に装着され排稈搬送チェン1から供給され
る排稈を両側枠6,6に架設の軸7,8に取着する切断刃9,9
間で細断すべく構成してある。
13は、排稈の供給切替板であって、枢軸11を中心に回動
し排稈搬送チェン1によって搬送中の排稈を、ディスク
カッター5の供給口12に供給する姿勢と供給口12を閉鎖
し排稈を後方の集束装置(A)へ搬送する姿勢とに切替
可能に構成してある。
集束装置(A)はディスクカッター5の後部に取着され
排稈搬送チェン1から供給される排稈を所定量毎集束し
て放出するものであって、両側枠6,6に枢軸14を回動自
在に架設し該枢軸14に固着の取付板15に複数の集束杆3,
3を取付けてある。
該枢軸14の一端側に固着の取付アーム16には、側壁6を
挟んでコの字状に形成される取付板17の一端を固着し、
側壁6の外側に位置する該取付板17の他端には計量スプ
リング2の下端を連結してある。また、該軸14は側壁6
を貫通して案内軸33を形成しており、該案内軸33が排稈
放出時に計量スプリング2を接当案内し死点である枢軸
14を越えてしまわないよう構成してある。
側壁6の上部には軸29を回動自在に取着し、軸29に固着
の吊持方向調節アーム19の下端には軸21を回動自在に取
着してある。更に軸21には張力調節ロッド18を貫通させ
てありナット20,20により張力調節ロッド18を保持させ
てある。又該張力調節ロッド18の下端には計量スプリン
グ2の上端を掛止してある。
吊持方向調節アーム19の上部は板バネで構成すると共に
該吊持方向調節アーム19の係止体30を側壁6の係合孔2
2,22を選択して係合可能に構成してある。
又、該吊持方向調節アーム19はカバー23に穿設する長孔
24の外側部から前方に向け屈曲延設して吊持方向調節レ
バー4を形成している。
25はチェン1上部を覆うカバー、26は集束案内杆であっ
て、カバー25から垂下し下端を集束杆3,3と交差させて
ある。27は株元案内板、28は切断排稈の放出案内ケース
である。
排稈搬送チェン1と挟扼杆13とによて挟搬送される排稈
はその終端から放出され、集束案内杆26によって案内さ
れながら落下し集束杆3,3上へ順次滞積し、この滞積す
る排稈の重量に応じて集束杆3を吊持する計量スプリン
グ2が徐々に伸長し該集束杆3は枢軸14を中心に回動さ
れる。更に集束作業が進むと集束杆3の回動に伴って計
量スプリング2は下方の枢軸14に接当して屈曲される
が、この時計量スプリング2は枢軸14を支点として回動
屈曲される為ほとんど伸長せず、又、集束杆3上に滞積
する排稈重量が該計量スプリング2を屈曲させる曲げモ
ーメントとして作用する為、集束杆3は枢軸14を中心と
して素早く回動され集束杆3上に滞積する排稈を放出す
る。
この放出作用が終了すると、集束杆3は計量スプリング
2の張力によって待機位置へ回動復帰する。
次に、排稈の集束量を変更する場合には、吊持方向調節
レバー4を矢印(イ)又は(ロ)の方向に回動させ、吊
持方向調節アーム19の係止体30を係合孔22,22に係合さ
せる。すると計量スプリング2はその上端の係止位置が
(ニ)又は(ハ)の方向へ係止間隔を略々一定に保つ状
態で、即ち、計量スプリング2の張力を略々一定に保っ
た状態で枢軸14に対し遠近方向に調節される。
例えば、第1図に示す如く計量スプリング2が枢軸14に
達するまでの回動角度αを第3図に示す如く該計量スプ
リング2の係止位置を変更することによりαより小さな
回動角度βに変更する。すると、集束杆3上に滞積する
排稈量が少ない小さな重量で該計量スプリング2が枢軸
14に接当屈曲され、集束杆3の枢軸14を中心とする回動
により排稈が放出され、集束量を変更調節できる。
尚、図例においては、計量スプリング2の回動角度を変
更すると張力もそれに伴って微少な変化を起こす構成と
なっているが、計量スプリング2一端を支点とする計量
スプリング2他端の回動軌跡に沿って計量スプリング2
他端の掛止位置を移動すべく構成し、計量スプリング2
の回動角度の変更を行っても張力の変化を伴わない構成
としてもよい。
又、図例では計量スプリング2の張力も変更可能に構成
してあるが、計量スブリング2を直接、軸21に掛止させ
張力調節機構を取り除いた構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は側面
図、第2図は斜視図、第3図は集束量調節後の側面図で
ある。 図中、符号1は排稈搬送チェン、2は計量スプリング、
3は集束杆、14は枢軸を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排稈搬送チェン1から送出される排稈を計
    量スプリング2の下端に吊持され枢軸14を中心に下方へ
    回動自在の集束杆3に受けて所定重量毎に放出すべく構
    成する排稈集束装置において、該計量スプリング2上端
    は機枠6に係止し下端は該枢軸14の若干上方を越えて下
    方の集束杆3側に係止すると共に、これら計量スプリン
    グ2の上端若しくは下端の係止位置を該計量スプリング
    2の係止間隔を略一定に保つ状態で枢軸14に対し遠近方
    向に変更可能に構成してなるコンバイン等の排稈集束装
    置の集束量調節装置。
JP8796887U 1987-06-05 1987-06-05 コンバイン等の排稈集束装置の集束量調節装置 Expired - Lifetime JPH077710Y2 (ja)

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JPS63196934U JPS63196934U (ja) 1988-12-19
JPH077710Y2 true JPH077710Y2 (ja) 1995-03-01

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