JPH0776Y2 - 加熱殺菌装置のパタ−ン設定器 - Google Patents

加熱殺菌装置のパタ−ン設定器

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JPH0776Y2
JPH0776Y2 JP1987106794U JP10679487U JPH0776Y2 JP H0776 Y2 JPH0776 Y2 JP H0776Y2 JP 1987106794 U JP1987106794 U JP 1987106794U JP 10679487 U JP10679487 U JP 10679487U JP H0776 Y2 JPH0776 Y2 JP H0776Y2
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JP
Japan
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heating
code
pattern
key
input
Prior art date
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JP1987106794U
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English (en)
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JPS6411693U (ja
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謙治 山本
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Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Publication date
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、食品等を加熱して殺菌する装置における加
熱条件をパターン設定するための装置に関する。
[従来の技術] 加熱することにより食品中の微生物を死滅させ、常温で
長期間の保存に耐えるようにした、いわゆるレトルト食
品が急速に普及しつつある。このレトルト食品は、加熱
殺菌装置を用いて所定の圧力,温度,加熱及び冷却時間
でもって調理されるようになっている。
[考案が解決しようとする問題点] このような加熱条件の設定については、従来は、加熱殺
菌装置の操作パネル制御盤より、加熱する食品毎に決め
られた加熱データを入力していたが、レトルト食品が多
様化し、又、同一食品であっても量や包装材料等により
その加熱条件が異なるので、個々の食品に対する加熱デ
ータの入力が繁雑となり、設定入力の誤りから殺菌不良
あるいは過剰加熱による品質劣化や包装容器の破損を引
き起こすといった問題があった。
この考案は、加熱条件をパターン化し、ワンタッチで所
望の加熱条件を設定できるようにした加熱殺菌装置のパ
ターン設定器を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案の加熱殺菌装置のパターン設定器は、第1図に
示すように、個々の食品に対し、加熱温度や加熱時間等
の加熱条件を加熱パターンとして予め分類したものを、
固有のコードと共に入力するための加熱パターン入力手
段Aと、前記加熱パターン入力手段Aで入力した各加熱
パターン並びにコードを記憶する加熱パターン記憶手段
Bと、各食品毎に対応する固有のコードが付されたキー
手段Cと、前記キー手段Cが挿入されるキー手段挿入口
Dと、前記キー手段挿入口Dに挿入したキー手段Cに付
されたコードを読み取るコード読取手段Eと、前記コー
ド読取手段Eで読み取られたコードに対応する加熱パタ
ーンを加熱パターン記憶手段Bから読み出し、該加熱パ
ターンの加熱条件に従って調理を行うよう制御する制御
手段Fとを備えたことを特徴とする。
[作用] 予め加熱パターン入力手段Aにより食品毎に加熱パター
ン並びに固有のコードを入力すると、それらのデータは
加熱パターン記憶手段Bに記憶される。今、ある食品を
加熱殺菌したい場合、該食品のコードを付したキー手段
Cをキー手段挿入口Dに挿入する。これにより、キー手
段Cに付されたコードがコード読取手段Eにより読み取
られ、このコードが加熱パターン記憶手段Bに送出され
ることにより、制御手段Fにより、加熱パターン記憶手
段Bから前記食品に対する加熱パターンが読み出され、
この加熱パターンでもって加熱殺菌装置が制御される。
キー手段に設定されるコードは、“01"、“02"のごとき
単純なデータでよく、その設定方法としては以下の実施
例で示すように種々の方法がある。
[実施例] 第2図は、この考案の加熱殺菌装置のパターン設定器の
操作パネル部の一例を示していて、第3図に該パターン
設定器における制御ブロック図の1実施例を示してい
る。以下各部の機能について説明する。
31は、このパターン設定器を集中制御するCPU(中央処
理装置)であり、32は、CPU31の制御プログラムを格納
するROM(リード・オンリー・メモリ)である。33は、R
AM(ランダム・アクセス・メモリ)であり、以下に述べ
るように各加熱パターン毎に加熱データを記憶する。33
aはRAM33のメモリバックアップ用のバッテリーである。
34及び35は、入力部及び出力部であり、以下に記す各装
置と前記CPU31との信号のやり取りはこの入力部34また
は出力部35を介してなされる。
36aは、加熱温度や加熱時間等の設定項目を選択するた
めの選択釦であり、36bは、各加熱パターンにおける加
熱データやコードを入力するためのテンキーであり、選
択釦36a及びテンキー36bは、第2図のキーボード36の各
釦に対応する。37は、第2図のパターンキー挿入口21
に、食品毎に準備されたパターンが挿入されたとき、該
キーに設定されていた“01"、“02"、“03"の固有のコ
ードを読み取るためのコード読取器であり、38は、加熱
時間等を計時するためのタイマーである。
39は、第2図の39a〜39gで示した各表示器であり、設定
のために入力したデータや調理時における種々のデータ
を表示する。40は、各動作の進行状況等を示すための表
示灯であり、第2図のランプ40a〜40lに相当する。41
は、CPU31からの指令に従って図示しない加熱殺菌用の
各種機器を制御するための制御部である。第2図の設定
器22,23はそれぞれ加熱時間や冷却時間を手動にて変更
するためのものである。
次表は、各食品の加熱データの一例を示しており、以
下、これらのデータ設定について説明する。
まず、キーボード36の選択釦36aのデータ設定用の釦“P
RO"を押す。これにより、データ設定モードを示すラン
プ40aが点灯する。次に煮豆のコードを入力するため
に、選択釦36aの“パターン”釦を押した後、テンキー3
6bによりコード“01"を入力し、その後、エンターキー
である“ENT"釦を押す。これにより表示器39aに“01"が
表示される。このコードとしては、標準パターン数とし
て19件あり、最大では50件まで設定入力できる。
尚、ユーザーが固定的に用いるような標準の加熱パター
ンに対してはそのデータを予めROMに固定メモリとして
記憶させておくこともできる。
次に運転方式を入力する。この運転方式とは、主方式と
副方式とのコードの組み合わせからなっており、主方式
としては、温水や蒸気等の処理の仕方によって、 0:回収 1:置換 2:含気 3:蒸気 等があり、又、副方式としては、食品の加熱,冷却条件
として 0:無し 1:2段冷却 2:回転 等がある。選択釦36aの釦“方式”を押した後、テンキ
ー36bにより上記の2桁の方式のコードを入力する。こ
れにより、表示器39bに入力したコードが表示される。
以下、設定項目に対応する“準備温度",“加熱温度”の
各選択釦を押し、その都度、データをテンキー36bによ
り入力する。このとき、各選択項目に対応するランプ40
が点灯し、又、入力した各データは、それぞれの表示器
39c〜39gに表示される。準備圧力は、設定した準備圧力
に応じ自動設定されるようになっている。
煮豆に対する加熱データの入力が終了すれば、選択釦36
aの“設定完了”釦を押す。これにより、設定入力した
各加熱データは、既述したように、コード別にRAM33に
記憶される。
次に、おでんに対する加熱データを入力するために、コ
ード“02"を入力し、以下同様に各設定項目につき加熱
データを入力する。
尚、この装置では、不用意に釦に触れデータを消してし
まうといった防止するために、データの書き替えを禁止
するパスワード機能があり、任意の4桁の数値をテンキ
ー36bにより入力して“ENT"釦を押せばよく、又、この
パスワードを解除するには、前記パスワードと同じ数値
を入力した後“ENT"釦を押せばよい。
今度は、上記のごとく登録した加熱データに基づいて食
品を加熱殺菌する場合について述べる。
煮豆を加熱する場合には、コード“01"の情報が書き込
まれたパターンキーをパターンキー挿入口21に挿入す
る。これにより、そのコード“01"が読み取られ、コー
ド“01"に対応する加熱データがRAM33より読み出される
ことにより、表示器39aにパターンコードとともに、表
示器39bないし39gに各加熱データが表示される。
ところで、パターンコードの呼び出しとして、テンキー
36bによるコード呼び出しではなく、パターンキーを用
いたのは、ワンタッチで所望の食品に対する加熱パター
ンを選択可能とするためであり、又、図1に示したよう
にキー手段Cに食品名をラベル表示しておくことによ
り、誤った加熱パターンを設定するといったことをなく
せる。
今、加熱する煮豆の量等により、加熱時間や冷却時間を
一時的に変更したい場合には、変更用の設定器22あるい
は23により所望の数値を設定し、選択釦36aの“LOC"釦
を押せばよい。
次に、加熱のためのモードとするために、選択釦36aの
“RUN"釦を押す。これにより、加熱モードを示すランプ
40bが点灯し、設定された上記加熱データに従って加熱
され冷却されるようになっている。尚、“RUN"釦が押さ
れると、表示器39c〜39gの表示は消え、例えば加熱時で
あれば、表示器39c,39dに実際の加熱温度や処理圧力が
表示され、表示器39fには、加熱経過時間が表示される
ようになっている。
次に、例えば、ポタージュスープを加熱殺菌する場合に
は、“03"のコードのパターンキーをパターンキー挿入
口21に挿入し、その後は上述と同様な手順に従って操作
すればよい。
さて、当日の作業が終了して加熱殺菌装置の電源をオフ
にしても、RAM33に記憶された各加熱データは、バッテ
リー33aによりバックアップされているので、翌日、装
置をオンにして所望のパターンキーを挿入することによ
り、直ちに運転可能となる。
パターンキーに設定されるパターンコードは上述したよ
うに“01"、“02"のこどき単純なデータでよく、2進の
データでもって設定するには、パターンキーの挿入先端
部に例えば6個の検出ポイントを設定し、これらの設定
ポイントの内、所定のポイントに対して貫通穴を設け、
この貫通穴の有無を本体装置側にて光学式に読み取るこ
とにより、“000000"ないし“111111"の計64種(=26
のコードつまり食品を区別できる。
あるいはパターンキーの挿入端側に、6個のピンを横2
列に設け、キー上下のピン間はジャンパー線にて予め短
絡しておくが、コードに対応してピン間に電流を流して
焼き切り、一方、本体装置側で両ピン間の導通の有無を
検出するようにしてもよい。
あるいはパターンキーの挿入先端部に所定の箇所に切欠
または凹凸を設け、その切欠の有無を本体装置側にてリ
ミットスイッチで検出したり、更にはパターンキーの挿
入先端部にコードに対応してマグネット片を埋込んでお
き、本体装置側にて磁気センサーでマグネットの有無を
検出してもよく、種々の方法が考えられる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、各食品毎の加熱パタ
ーンを固有のコードと共に登録しておき、一方、キー手
段に食品毎の固有のコードを付しておき、所望の食品に
対するキー手段を本体に挿入するだけで、該食品に対す
る加熱パターンを読み出し、その加熱パターンに基づき
加熱殺菌を行うようにしたので、所望の加熱パターンを
極めて容易に選択でき、かつその選択誤りをなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のクレーム対応図、 第2図は、この考案パターン設定器における操作パネル
部の一例を示す図、 第3図は、この考案のパターン設定器の1実施例を示す
制御ブロック図である。 21…パターンキー挿入口 22,23…設定器 31…CPU、32…ROM 33…RAM、34,35…入出力部 36a…選択釦、36b…テンキー 37…コード読取器、38…タイマー 39…表示器、40…ランプ 41…制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】個々の食品に対し、加熱温度や加熱時間等
    の加熱条件を加熱パターンとして予め分類したものを、
    固有のコードと共に入力するための加熱パターン入力手
    段と、 前記加熱パターン入力手段で入力した 各加熱パターン
    並びにコードを記憶する加熱パターン記憶手段と、 各食品毎に対応する固有のコードが設定されたキー手段
    と、 前記キー手段が挿入されるキー手段挿入口と、 前記キー手段挿入口に挿入したキー手段に付されたコー
    ドを読み取るコード読取手段と、 前記コード読取手段で読み取られたコードに対応する加
    熱パターンを加熱パターン記憶手段から読み出し、該加
    熱パターンの加熱条件に従って調理を行うよう制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする加熱殺菌装置のパ
    ターン設定器。
JP1987106794U 1987-07-10 1987-07-10 加熱殺菌装置のパタ−ン設定器 Expired - Lifetime JPH0776Y2 (ja)

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JP1987106794U JPH0776Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 加熱殺菌装置のパタ−ン設定器

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JPS6411693U JPS6411693U (ja) 1989-01-20
JPH0776Y2 true JPH0776Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31340626

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JP1987106794U Expired - Lifetime JPH0776Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 加熱殺菌装置のパタ−ン設定器

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0413015U (ja) * 1990-05-16 1992-02-03
JP2016527072A (ja) * 2013-05-31 2016-09-08 テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニムTetra Laval Holdings & Finance S.A. 熱処理された液体製品を提供する方法およびシステム

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NZ193067A (en) * 1979-06-05 1983-05-31 American Sterilizer Co Programmable sterilising apparatus
JPS60132563A (ja) * 1983-12-21 1985-07-15 松下精工株式会社 高圧蒸気滅菌器の制御装置

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JPS6411693U (ja) 1989-01-20

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