JPH077699U - 自然・空調風による舞とんぼ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 竹製のとんぼを、空調風（エアコン）又は自
然風によって回転させ、人々に心の安らぎを与えるとと
に、竹製品になじんでもらうことを目的とする。 【構成】 舞いとんぼの材質はオール竹製であって、と
んぼ（一個又は複数）、とんぼの重心にあたるところの
受け穴に差し込む支持軸（複数）、支持軸を直立して支
える台座、以上の三つの構成物よりなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、素材である竹の素晴らしい強靱さ、加工と供給の容易さ等を活用し た製品であって、室内装飾品として人々に安らぎと、満足を与えるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のとんぼは、図５に示すような両手ですりあわせて回す竹とんぼであって 、本考案のような製品を静置して風によって回すものではない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

竹とんぼは、屋外でしか遊ぶことができないが、本考案のものは、屋内で回す ことができるようにした。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

とんぼを舞いやすくするために、とんぼを支持する細竹を直立するように曲げ 加工を行い、しかもとんぼの重心に支持軸をうけるように本体に受け穴をこしら えている。

【０００５】 又、屋内でとんぼを回転させるために空調機（エアコン）よりの風力を利用 している。もちろん、窓から入って来る風によっても回転するようとんぼの羽の 曲げ角度を調節している。

【０００６】

【実施例】

図１のように、台座（１）に幹となる細竹の主支持軸（２）を差込み、その支 持軸の先に枝となる複数の極細竹である副支持軸（３）を差し込むかまたはもと の枝つきのまま残しておく。最先端は、とんぼ（４）を乗せる。このセツトを例 えば、室内の天井にあるエアコンの直下において、エアコンからの風力を受けて 回転させる。

【０００７】

【考案の効果】

日本古来からの生活資材であった素朴な竹を使った室内装飾品は、近代化され た住空間に一服の清涼剤的な爽やかな雰囲気を醸し出す効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】舞いとんぼの全体図の例である。

【図２】とんぼを上から見た正面図である。

【図３】とんぼを下から見た裏面図である。

【図４】主支持軸と、かみあわせて差し込む副支持軸の
接合部である。

【図５】従来の竹とんぼである。

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【手続補正書】

【提出日】平成５年１２月２１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 舞とんぼは、とんぼ、とんぼを支持する
   支持軸、及び支持軸を直立固定する台座よりなる。
2. 【請求項２】 舞いとんぼは、とんぼ（複数）、支持軸
   （複数）、及び台座の材質はすべて竹を使用している。
   その竹の加工については、素材としての竹の外観を損な
   う事がないよう、加熱曲げ加工、かみ合わせによる接合
   （そして容易にとりはずすことができるように）加工が
   ほどこされている。
3. 【請求項３】 舞とんぼは、自然（外気）風、及び空調
   （エアコン）風により、支持軸を中心にして舞う（回転
   する）ように、とんぼの羽の角度を工夫し、支持軸であ
   る竹の先端を、とんぼの重心に開けた穴に差し込むよう
   にしている。