JP3023748U - ユニット式断熱遮音障子 - Google Patents

ユニット式断熱遮音障子

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JP3023748U
JP3023748U JP1995010700U JP1070095U JP3023748U JP 3023748 U JP3023748 U JP 3023748U JP 1995010700 U JP1995010700 U JP 1995010700U JP 1070095 U JP1070095 U JP 1070095U JP 3023748 U JP3023748 U JP 3023748U
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unit
extra
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wood screw
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JP1995010700U
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Inventor
一男 黒岩
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一男 黒岩
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 適切な形状のユニットと保持具とにより、様
々な大きさの障子に対し、汎用性があり、軽くて丈夫な
ユニットの製造が可能なユニット式断熱遮音障子の提
供。 【解決手段】 一辺の長さを略138mm、他辺の長さ
を略306mm又は略408mm、及び一辺の長さを略
276mm、他辺の長さを略194mm又は略204m
mとするとともに、その厚さを略18mmとする。さら
に、ユニットの外周枠の横断面の形状は、全厚さを略3
mm、全幅を略17mmとし、中央部の厚さを略2.2
mmとして、被係止部の深さを略2mmとする。また、
保持具の形状は、極細極長木ネジの頭の直径を略3mm
とし、極細極長木ネジのネジ山部分の直径を略1.8m
mとして、極細極長木ネジの全長を略20mmとするう
え、腰折れ引っ掛けスプリングの足の長さを略10m
m、腰折れ引っ掛けスプリングの足の付根の間隔を略2
mmとし、腰折れ引っ掛けスプリングの幅を略9mmと
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術の利用分野】
本考案は、建物等の開口部に使用され、明かりのとれる障子に係るもので、特 に、形状が汎用的になっている断熱遮音ユニットで作られていて、強い日ざしを 受ける窓から侵入する暑さ、及び窓から侵入する寒さをさえぎり、熱や音をさえ ぎる障子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、障子のユニットは、適切な構造・形状・大きさのものが見出されていな かったため、様々な大きさの障子に対して、汎用性に乏しく、大量生産ができな かった。また、ユニットを取り付ける保持具にも、適切な構造・形状・大きさの ものがなかったため、ユニットの取付・取替の作業がめんどうで、非能率的であ るとともに、保持具を使用した後の外観上の問題も解決されていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来技術の問題点に鑑み、適切な構造・形状・大きさのユニットや 保持具を提案することにより、通常使用される様々な大きさの障子に対して汎用 的なユニット、かつ、軽くて丈夫なユニットの製造を可能として、ユニットの量 産化をはかるうえ、ユニットの取付・取替の作業を容易にするとともに、保持具 が外から見えないようにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案のユニット式断熱遮音障子は、ユニットの 平面的な大きさとして、横組障子用では、一辺の長さを略138mmとし、他辺 の長さを略306mmから略420mmまでの間の寸法とするうえ、荒間障子用 では、一辺の長さを略276mmとし、他辺の長さを略182mmから略210 mmまでの間の寸法とするとともに、これらユニットの厚さを略12mmから略 18mmの間の寸法とする。
【0005】 また、ユニットの外周枠の横断面は、全厚さを略3mm、全幅を略17mmと し、中央部の厚さを略2.2mmとして、被係止部の深さを略2mmとする。
【0006】 さらに、ユニットを保持する保持具は、極細極長木ネジの頭の直径を略3mm とし、極細極長木ネジのネジ山部分の直径を略1.8mmとして、極細極長木ネ ジの全長を略20mmとするとともに、腰折れ引っ掛けスプリングの足の長さを 略10mm、腰折れ引っ掛けスプリングの足の付根の間隔を略2mmとし、腰折 れ引っ掛けスプリングの幅を略9mmとする。
【0007】 このとき、保持具は、極細極長木ネジに、腰折れ引っ掛けスプリングを支える 弾性チューブを嵌め込む構造とすることにより、ユニットの取付・取替の作業が 、さらに簡単になる。
【0008】 上記の構造・形状・大きさとすることにより、軽くて、丈夫なユニットを作る ことができるうえ、通常使用される様々な大きさの障子に適用可能なユニットを 作ることができる。また、保持具は、外から全く見えないように、ユニットとユ ニットのジョイントの目地内に納めることができるうえ、この目地を狭くするこ とができるため、外観上の問題を解決することができるとともに、ユニットの取 付・取替の作業を簡単・確実に行うことができる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案のユニット式断熱遮音障子Aの正面図であり、横組障子の例で ある。本例の障子Aは、高さが6尺で、幅が9尺の開口部に4本立として使用さ れる。図1において、障子Aは、横組子B、縦組子C、縦框D、上框E、及び下 框Fの裏側に、光透過性の断熱遮音ユニットGが取り付けられて、組み立てられ ている。
【0010】 図2も、横組障子の正面図である。本例の障子Aは、高さが6尺で、幅が6尺 の開口部に2本立として使用されたり、幅が9尺の開口部に3本立として使用さ れたり、幅が12尺の開口部に4本立として使用される。
【0011】 図3は、荒間障子の例で、正面図を示している。本例の障子Aの大きさは、図 1と同様であるが、ユニットGの形状が異なっている。
【0012】 図4も、荒間障子の正面図である。本例の障子Aの大きさは、図2と同様であ り、ユニットGの形状は、図3と同様である。従って、ユニットGを本案の大き さとすれば、ユニットGの数を調節したり、組子B、C、框D、E、Fの見付寸 法を調節することによって、障子Aの大きさを様々な大きさとすることができる 。
【0013】 図5は、断熱遮音ユニットGの正面図である。図5において、ユニットGは、 透明性多層構成板Hとクッション材Iから成っていて、透明性多層構成板Hは、 透明性のシートが所定の間隔で何枚も重ねられたものであり、クッション材Iは 、ユニットGの周囲に設けられた弾性体である。本例のユニットGの平面的な大 きさは、138mm×306mmで、これは図1の障子Aに使用される。また、 図5において、透明性多層構成板Hは、紙面に垂直な方向の厚さが18mmであ り、従って、ユニットGの全体の形状は、直方体となっている。
【0014】 図6も、ユニットGの正面図である。図6において、本例のユニットGの平面 的な大きさは、138mm×408mmで、これは図2の障子Aに使用される。
【0015】 図7も、ユニットGの正面図である。図7において、本例のユニットGの平面 的な大きさは、276mm×194mmで、これは図3の障子Aに使用される。
【0016】 図8も、ユニットGの正面図である。図8において、本例のユニットGの平面 的な大きさは、276mm×204mmで、これは図4の障子Aに使用される。
【0017】 図9は、ユニットGが、保持具Jで、横組子Bに取り付けられている状態を示 している。図9において、保持具Jは、腰折れ引っ掛けスプリングKが、極細極 長木ネジLに嵌め込まれており、さらに、この極細極長木ネジLに、腰折れ引っ 掛けスプリングKを支える弾性チューブMが嵌め込まれている。
【0018】 図9において、透明性多層構成板Hの周端部には、外周枠Nが設けられており 、さらに、この周囲に、クッション材Iが設けられている。外周枠Nの横断面の 大きさは、全厚さが3mm、全幅が17mmで、中央部の厚さが2.2mmであ り、被係止部Oの深さが2mmで、この被係止部Oに、腰折れ引っ掛けスプリン グKの足の先端が係止している。
【0019】 図10は、保持具Jの姿図である。腰折れ引っ掛けスプリングKは、弾性材で 作られているため、使用されていない状態では、両足の先端の開きが10mm、 足の長さが10mm、足の付根の間隔が2mmであるが、使用されている状態で は、両足の先端の開きや足の長さは、この寸法とは異なってくる。なお、本例の 腰折れ引っ掛けスプリングKは、腰折れ部分から足の先端までの長さが3mmと なっている。
【0020】 図11は、保持具Jを90°回転して見た姿図である。図11において、極細 極長木ネジLは、市販品にはなく、本考案独自の形状であって、極細極長木ネジ Lの頭の直径は3mm、極細極長木ネジLのネジ山部分の直径は1.8mmであ り、極細極長木ネジLの全長は20mmである。また、図11に示すように、腰 折れ引っ掛けスプリングKの幅は、9mmとなっている。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、断熱遮音ユニットの形状・大きさが汎用的になっているため、僅か な種類の大きさのユニットで、通常使用される様々な大きさの障子を作ることが でき、大量生産を行うことができる。また、ユニットを本考案の形状とすること により、薄い透明性のシートを使用することができ、軽くて丈夫なユニットを作 ることができる。
【0022】 ユニットの外周枠の構造・形状・大きさを、本考案の様にすることにより、簡 単・確実にユニットを保持することができるとともに、外周枠を組子の背後(陰 )に隠れる様なユニットとすることができる。
【0023】 ユニットを保持する保持具は、適切な構造・形状・大きさになっているため、 ユニットの取付・取替の作業を能率的に行うことができるとともに、保持具が外 からは全く見えない様に、ユニットを保持することができる。特に、腰折れバネ を使用したり、弾性チューブを使用することによって、簡単・確実に、ユニット が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】横組障子の正面図。
【図2】別な大きさの横組障子の正面図。
【図3】荒間障子の正面図。
【図4】別な大きさの荒間障子の正面図。
【図5】ユニットの正面図。
【図6】図5とは別な大きさのユニットの正面図。
【図7】図5〜図6とは別な大きさのユニットの正面
図。
【図8】図5〜図7とは別な大きさのユニットの正面
図。
【図9】ユニットの外周枠の被係止部に、保持具の係止
部が係止して、ユニットを保持している状態の断面図。
【図10】保持具の姿図。
【図11】図10の保持具を90°回転した状態の姿
図。
【符号の説明】
A ユニット式断熱遮音障子 I クッショ
ン材 B 横組子 J 保持具 C 縦組子 K 腰折れ引
っ掛けスプリング D 縦框 L 極細極長
木ネジ E 上框 M 弾性チュ
ーブ F 下框 N 外周枠 G 断熱遮音ユニット O 被係止部 H 透明性多層構成板 P 接着剤
(両面粘着テープ)

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物等の開口部に使用され、熱損失低減部
    分、結露防止部分、及び騒音低減部分に使用されて、窓
    の外戸、窓の内戸、仕切戸、可動戸、及び固定戸として
    使用されるユニット式障子であって、該障子には、光透
    過性の多層断熱遮音ユニットが嵌め込まれていて、 該ユニットの常温における平面的な大きさは、横組障子
    用では、一辺の長さが138mmで、他辺の長さが30
    6mmから420mmまでの間の寸法の長方形であり、
    荒間障子用では、一辺の長さが276mmで、他辺の長
    さが182mmから210mmまでの間の寸法の長方形
    であって、 該ユニットの厚さが12mmから18mmの間の寸法で
    あるユニット式断熱遮音障子。
  2. 【請求項2】横組障子用ユニットの他辺の長さが306
    mm又は408mmの寸法であり、荒間障子用ユニット
    の他辺の長さが194mm又は204mmの寸法であっ
    て、これらユニットの厚さが18mmである請求項1に
    記載のユニット式断熱遮音障子。
  3. 【請求項3】ユニットの外周枠の被係止部に係止する該
    ユニットの保持具は、その係止部が腰折れ引っ掛けスプ
    リング(バネ)であり、これが極細極長木ネジに嵌め込
    まれている請求項1に記載のユニット式断熱遮音障子。
  4. 【請求項4】保持具の極細極長木ネジに、腰折れ引っ掛
    けスプリングを支える弾性チューブが嵌め込まれている
    請求項3に記載のユニット式断熱遮音障子。
  5. 【請求項5】被係止部を有するユニットの外周枠の横断
    面は、全厚さが3mm、全幅が17mmで、中央部の厚
    さが2.2mmであり、被係止部の深さが2mmである
    請求項3に記載のユニット式断熱遮音障子。
  6. 【請求項6】保持具は、極細極長木ネジの頭の直径が3
    mmで、極細極長木ネジのネジ山部分の直径が1.8m
    mであり、極細極長木ネジの全長が20mmであって、
    腰折れ引っ掛けスプリングの足の長さが10mmで、腰
    折れ引っ掛けスプリングの足の付根の間隔が2mmであ
    り、腰折れ引っ掛けスプリングの幅が9mmである請求
    項3に記載のユニット式断熱遮音障子。
  7. 【請求項7】各部分の大きさが、それぞれ±30%の寸
    法である請求項1、同2、同5、又は同6に記載のユニ
    ット式断熱遮音障子。
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