JP3037677U - 葬祭用交叉支脚供物台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 質実な威厳に満ちた雰囲気をかもし出すこと
ができ、品のある荘重な荘厳さをもった葬祭用交叉支脚
供物台を提供する。 【解決手段】 複数本の支脚２を中間部Ａでまとめ、交
叉接合金具３で接合して交叉支脚１を構成し、該交叉支
脚１の上端に載せ板５を設けると共に前側に掛け軸式の
掲示具８を吊設した葬祭用交叉支脚供物台を提供する。 【効果】 交叉接合金具３を介入組成した交叉支脚１を
使用しているから組成が容易で確固たる組成によって優
良かつ斬新的な葬祭用交叉支脚供物台が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は葬祭用供物台に関し、さらに詳しくは複数本の支脚による交叉支脚を 使用して掛け軸式の掲示具を吊設してなる葬祭用交叉支脚供物台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、葬式および告別式などの際に用いられる葬儀用品、とりわけ葬祭用供物 台については、大部分を典礼業者などから借りたり、供給を受けたりするのが普 通である。そして今までの葬祭用供物台は、昔からあまり変わらないマンネリ化 した外観とデザインの域を出なかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが近年では豪華けんらんさを追うあまり、葬祭用供物台は荘厳が華美に 過ぎて、ぜいたくとなり、質実な上品さがなくなり、つつましさが次第に失われ ていくようになった。そして質素ななかにも質実な威厳の求められる飾りつけも 真の荘重な荘厳さがなくなり、人に尊敬の気持ちを起こさせるような立派で重み のある威厳に満ちた雰囲気をかもし出すことができないものである。 本考案は、質実な威厳に満ちた雰囲気をかもし出すことができ、上品さのある 荘重な荘厳さをもった葬祭用交叉支脚供物台を提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、その要旨とすると ころは、複数本の支脚を中間部で寄せ集めて介入した交叉接合金具でまとめ接合 してその上下部を夫々開放脚部とした交叉支脚を構成し、該交叉支脚の上端に載 せ板を設けると共に前側に掛け軸式の掲示具を吊設してなる葬祭用交叉支脚供物 台である。 次に本考案を以下実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。

【０００５】

【実施例】

先ず３は、図２に示すような３つ又形手裏剣状の交叉接合金具である。そこで この考案では、複数本（３本）の支脚２を中間部Ａで寄せ集めて介入した上記の 交叉接合金具３でまとめ接合してその上下部Ｂ，Ｃを夫々開放脚部とした交叉支 脚１を構成する。なお４は結び紐である。そして次に上記交叉支脚１の上部Ｂ上 端に供物６を載せるための載せ板５が設けられている。なお７は係合部である。 また載せ板５の前側には掛け軸式の掲示具８が、掛け紐１０を引掛具９に引っ掛 けて吊設してある。

【０００６】

【考案の効果】

本願考案の葬祭用供物台は、上述のようであって、立派で重みのある威厳に満 ちた上品な雰囲気をかもし出すことができる。 そして特に本考案では交叉支脚１を使用しているから、きわめて斬新的であり 、立派で重みのある威厳に満ちた上品な雰囲気をかもし出すことができる。また 特に、複数本の支脚２を交叉接合させるのに交叉接合金具３を介入使用している から、組成製造が容易であると共に確固たる組成によって狂いのない安定した正 確な組成ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の葬祭用交叉支脚供物台の斜視図であ
る。

【図２】本考案の交叉接合金具の平面図である。

【符号の説明】

Ａ 中間部 Ｂ 上部 Ｃ 下部 １ 交叉支脚 ２ 支脚 ３ 交叉接合金具 ４ 結び紐 ５ 載せ板 ６ 供物 ７ 係合部 ８ 掲示具 ９ 引掛具 10 掛け紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数本の支脚２を中間部Ａで寄せ集めて
   介入した交叉接合金具３でまとめ接合してその上下部
   Ｂ，Ｃを夫々開放脚部とした交叉支脚１を構成し、該交
   叉支脚１の上部Ｂ上端に載せ板５を設けると共に前側に
   掛け軸式の掲示具８を吊設してなる葬祭用交叉支脚供物
   台。