JPH0776940A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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Publication number
JPH0776940A
JPH0776940A JP5224509A JP22450993A JPH0776940A JP H0776940 A JPH0776940 A JP H0776940A JP 5224509 A JP5224509 A JP 5224509A JP 22450993 A JP22450993 A JP 22450993A JP H0776940 A JPH0776940 A JP H0776940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
fold
back edge
seal member
beads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5224509A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takagawa
彰 高川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5224509A priority Critical patent/JPH0776940A/ja
Publication of JPH0776940A publication Critical patent/JPH0776940A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】側壁と浴槽の折返し縁との間隙に溢水が浸入し
ない浴室ユニットを提供する。 【構成】帯状体31の両面に長手方向に沿って軟質材より
なる複数の突条32、33が突設され、下端に折返し縁係止
溝36が形成されたシール材3が、防水パン1の浴槽載置
部11に隣接する側壁2に略水平に密着されており、折返
し縁係止溝36に係止された浴槽4の折返し縁41の外面に
シール材3の突条33が密接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗い場と浴槽載置部が一体成形された防
水パンに、別途成形された浴槽が載置される浴室ユニッ
トは、例えば、実開昭63-45692号公報に示すように、公
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな浴室ユニットでは、防水パンの鍔縁上に立設された
側壁と浴槽の折返し縁との間隙に溢水が浸入するおそれ
があり、浸水を防ぐ為にコーキング材を充填した場合に
は、施工後コーキング材が経時的に硬化して亀裂を生ず
る等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、側
壁と浴槽の折返し縁との間隙に溢水が浸入しない浴室ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の浴室ユニット
は、帯状体の両面に長手方向に沿って軟質材よりなる複
数の突条が突設され、下端に折返し縁係止溝が形成され
たシール材が、防水パンの浴槽載置部に隣接する側壁に
略水平に密着されており、折返し縁係止溝に係止された
浴槽の折返し縁の外面にシール材の突条が密接されてい
ることを特徴とする。
【0006】本発明浴室ユニットに用いられる防水パン
及び浴槽の材質は、特に限定されず、例えば、ガラス繊
維強化熱硬化性樹脂(FRP)が好適に使用される。
【0007】本発明浴室ユニットに用いられるシール材
を構成する帯状体の材質は、特に限定されず、例えば、
硬質ポリ塩化ビニル、アルミニウム等が挙げられる。
【0008】本発明浴室ユニットに用いられるシール材
の突条を形成する軟質材の材質は、特に限定されず、例
えば、合成ゴム、軟質ポリ塩化ビニル、独立気泡性合成
樹脂もしくは合成ゴム製発泡体等が挙げられる。又、そ
の形状は、中実体でも、中空体でも、何れでもよい。
【0009】帯状体に突条を突設する方法は、特に限定
されず、例えば、帯状体と突条とを同時押出成形して
も、別成形された両者を熱融着等により固着しても、凹
凸嵌合により一体化しても、何れでもよい。
【0010】シール材の浴槽側の複数の突条の高さは、
シール材と浴槽の折返し縁との密接度を上げられるよ
う、側壁への取着時に、シール材の側壁に対する勾配
が、浴槽の折返し縁の側壁に対する勾配よりも稍小とな
るように、傾斜させるのが好ましい。
【0011】シール材の両端部は、側面からの浸水を防
止する為、裏面に突設された支持脚によって突条間の間
隙に挿着、保持されるキャップで、密閉されるのが好ま
しい。
【0012】シール材は、浴槽からの溢水に水返し効果
を有するよう、上端が浴槽の折返し縁よりも上方に来る
ようにして、側壁に密着するのが好ましい。
【0013】シール材を側壁に密着する方法は、特に限
定されず、例えば、浴槽側の突条間に、取着時側壁と底
面が平行となるように角溝を刻設し、該角溝内に等間隔
に穿設された透孔に螺子を挿通して、螺着すればよい。
【0014】側壁の内隅部に当る部分では、シール材の
浴槽側の突条を直角に切欠し、帯状体を直角に折曲すれ
ばよい。
【0015】
【作用】本発明は、帯状体の両面に長手方向に沿って軟
質材よりなる複数の突条が突設され、下端に折返し縁係
止溝が形成されたシール材が、防水パンの浴槽載置部に
隣接する側壁に略水平に密着されており、折返し縁係止
溝に係止された浴槽の折返し縁の外面にシール材の突条
が密接されているので、折返し縁係止溝に浴槽の折返し
縁を挿入すれば、側壁と浴槽の折返し縁との間隙は水密
に封鎖される。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明浴室ユニットの一実施例の浴槽載置前
の状態を示す斜視図、図2は図1の浴槽載置後の状態を
示す要部切断端面図である。
【0017】図1に於いて、1は浴槽載置部11と洗い場
12とが一体に成形されてなるFRP製の防水パンであっ
て、その鍔縁13上には、側壁2が立設されている。防水
パン1の浴槽載置部11に隣接する三方の側壁2には、シ
ール材3が略水平に密着されている。
【0018】シール材3は、図2に示すように、硬質ポ
リ塩化ビニル製帯状体31と、その両面に長手方向に沿っ
て突設された軟質ポリ塩化ビニルよりなる複数の突条3
2、33から形成されている。
【0019】即ち、帯状体31の側壁2に接する側には、
等高の4本の支持脚34が長手方向に沿って並設されてお
り、等高の突条32は支持脚34の先端に一体に設けられて
いる。
【0020】又、帯状体31の浴槽4に接する側には、3
本の突条33が、前記支持脚34の下方の3本と同位置に、
下方程丈低となるようにして並設されている。突条33の
中間には、角溝35が刻設されている。
【0021】シール材3の下端は、略コ字状に浴槽4側
に屈曲され、折返し縁係止溝36が形成されており、折返
し縁係止溝36の先端は、浴槽4の折返し縁41を係止する
際に容易に挿入出来るよう、外方に略水平に屈曲されて
いる。
【0022】シール材3は、角溝35内に等間隔に穿設さ
れた透孔に螺子(図示せず)を挿通して、側壁2に水密
に螺着される。浴槽4は、防水パン1の浴槽載置部11上
に載置され、浴槽4の折返し縁41はシール材3の折返し
縁係止溝36に係止され、その外面は突条33に密接され
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、浴槽の設置が容易で、側壁と浴槽の折返し縁との間
隙に溢水が浸入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明浴室ユニットの一実施例の浴槽載置前の
状態を示す斜視図。
【図2】図1の浴槽載置後の状態を示す要部切断端面
図。
【符号の説明】
1 防水パン 2 側壁 3 シール材 4 浴槽 11 浴槽載置部 31 帯状体 32 (側壁側の)突条 33 (浴槽側の)突条 36 折返し縁係止溝 41 折返し縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体の両面に長手方向に沿って軟質材
    よりなる複数の突条が突設され、下端に折返し縁係止溝
    が形成されたシール材が、防水パンの浴槽載置部に隣接
    する側壁に略水平に密着されており、折返し縁係止溝に
    係止された浴槽の折返し縁の外面にシール材の突条が密
    接されていることを特徴とする浴室ユニット。
JP5224509A 1993-09-09 1993-09-09 浴室ユニット Pending JPH0776940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224509A JPH0776940A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 浴室ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224509A JPH0776940A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 浴室ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0776940A true JPH0776940A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16814918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5224509A Pending JPH0776940A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 浴室ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0776940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075187A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット
JP2016130427A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 ミヤコ株式会社 隙間閉塞用パッキン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075187A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット
JP2016130427A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 ミヤコ株式会社 隙間閉塞用パッキン

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