JPH0776567B2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

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JPH0776567B2
JPH0776567B2 JP40645790A JP40645790A JPH0776567B2 JP H0776567 B2 JPH0776567 B2 JP H0776567B2 JP 40645790 A JP40645790 A JP 40645790A JP 40645790 A JP40645790 A JP 40645790A JP H0776567 B2 JPH0776567 B2 JP H0776567B2
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JP
Japan
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clip
mounting hole
neck
attachment part
mounting
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Expired - Lifetime
Application number
JP40645790A
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English (en)
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JPH04224309A (ja
Inventor
憲男 大森
秀之 橋本
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP40645790A priority Critical patent/JPH0776567B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の車体に予め設
けられた取付孔に嵌合され、ウエザーストリツプ等取付
部品を車体に固定させるための、合成樹脂製のクリツプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクリツプとして、図6に
使用態様図として図示したクリツプ1が知られている。
このクリツプ1は、一体成形された合成樹脂製である。
このクリツプの構成要素は、平板状のフランジ部4、
フランジ部4の下面4a中央から所定間隔を置いて下
方へ伸びて形成された内側へ弾性変形可能な2本の支柱
5a、5aからなる首部5であって、取付部品(ウエザ
ーストリツプ)2の貫通孔9内に位置される首部5、
首部5の各支柱5a、5aの下端自由端から外側へ拡径
しており、車両の車体(被取付体)3の裏面3bの取付
孔10周縁部と当接される肩部6、6、各肩部6、6
から下方へ伸びた後に内側へ湾曲してフランジ部4の中
央部下方で互いに結合しており、取付孔10に内側へ弾
性変形して貫通される胴部7である。
【0003】そして、このクリツプ1は、通常、取付部
品2の貫通孔9に首部5を挿入させ、この状態で、被取
付体3に予め設けられた取付孔10に胴部7から挿入
し、胴部7、首部5の弾性変形、復元を経て肩部6、6
が被取付体3裏面3bの取付孔10周縁部に係止される
ことによって被取付体3に固定され、取付部品2をフラ
ンジ部4下面4aと被取付体3表面3aとの間に挟んで
固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のクリツプ1においては、クリツプの挿入容易性を考
慮して挿入荷重を比較的小さく抑える必要があることか
ら、図7に示すように取付孔10内周面10aと首部5
外周面との間隙rが比較的大きく(例えば約1.2mm
程度)、クリツプの水平方向におけるガタツキが生じや
すいという問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点を解決することを
課題とし、挿入荷重の増加を招くことなくクリツプの水
平方向におけるガタツキ減少を図ることのできるクリツ
プを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクリツプ
は、平板状のフランジ部と、該フランジ部の下面中央か
ら所定間隔を置いて下方へ伸びて形成された内側へ弾性
変形可能な2本の支柱からなり、取付部品の貫通孔内に
位置される首部と、該首部の各支柱の下端自由端から外
側へ拡径しており、被取付体の取付孔の裏面側周縁部と
当接される肩部と、各肩部から下方へ伸びた後に内側へ
湾曲して前記フランジ部の中央部下方で互いに結合して
おり、前記取付孔に内側へ弾性変形して貫通される胴部
と、を具備してなり、前記フランジ部下面と前記被取付
体表面との間に前記取付部品を挟んで該取付部品を前記
被取付体に対して固定させるための、合成樹脂製のクリ
ツプにおいて、前記フランジ部の下面から前記首部の2
本の支柱間に間隙を置いて位置するよう下方へ一体に伸
び、前記胴部に至る途中で切れた中央リブであって、前
記取付孔の内周面とほぼ当接する側面が形成された中央
リブを設けてなる、ことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用・効果】この発明に係るクリツプでは、中
央リブが、フランジ部の下面から首部の2本の支柱間に
間隙を置いて位置するよう下方へ一体に伸び、胴部に至
る途中で切れていることから、クリツプを取付孔へ挿入
する際中央リブが挿入荷重に関与せず、このため挿入荷
重は上述した従来例のクリツプの挿入荷重と同等であ
る。さらに、中央リブは、その側面が取付孔の内周面と
当接するよう形成されていることから、中央リブが取付
孔内で水平方向へほとんど移動することがなくなり、こ
のため首部の取付孔内でのガタツキを軽減させることが
できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1、2、3、
4、5に基づいて説明する。
【0009】この実施例のクリツプ1は、取付部品2
(例えばウエザーストリツプ)を被取付体(例えば車両
の車体)3の表面3aへ取り付けるためのクリツプ1で
あり、フランジ部4と首部5と肩部6、6と胴部7と中
央リブ8とからなる、一体の合成樹脂製(例えば6ナイ
ロン)のクリツプである。
【0010】クリツプ1におけるフランジ部4は平板状
であり、フランジ部4は、当該クリツプ1により取付部
品2を被取付体3の表面3aへ取付けた際、その下面4
aが取付部品2の上面2aと当接する。
【0011】首部5は、フランジ部4の下面4a中央か
ら所定間隔を置いて下方へ伸びて形成された内側へ弾性
変形可能な2本の支柱5a、5aからなる。そして首部
5は、当該クリツプ1により取付部品2が被取付体3に
取付けられた状態においては、取付部品2に予め形成さ
れた貫通孔9内に位置する。
【0012】各肩部6、6は、首部5の各支柱5a、5
aの下端自由端から外側へ拡径している。そして、肩部
6、6は、取付部品2が当該クリツプ1により被取付体
3に取付けられた状態においては、被取付体3の裏面3
bの取付孔10の周縁部と当接され、クリツプ1の抜け
を防止する。
【0013】胴部7は、各肩部6、6から下方へ伸びた
後に内側へ湾曲してフランジ部4の中央部下方で互いに
結合している。そして、胴部7は、当該クリツプ1を被
取付体3の取付孔10へ取付ける際、内側へ弾性変形し
て取付孔10内部へ挿入可能とされ、貫通後は復元可能
とされている。
【0014】中央リブ8は、フランジ部4の下面4aか
ら首部5の2本の支柱5a、5a間に間隙を置いて位置
するよう下方へ一体に伸び、胴部7に至る途中で切れて
いる。そして、中央リブ8には、取付部品2を当該クリ
ツプ1により被取付体3へ取付けた状態において、取付
孔10の内周面10aとほぼ当接する側面8a、8aが
形成されている(図2参照)。
【0015】次に上記構成のクリツプ1を用いて取付部
品2を被取付体3へ取付ける方法について説明する。
【0016】まず、取付部品2の所定位置に予め形成
されている貫通孔9へ、クリツプ1をその胴部7を先頭
にして挿入し、首部5が貫通孔9内に位置するようにす
る。
【0017】次に、上記のように取付部品2に取付け
た状態にあるクリツプ1を、そのフランジ部4へ押圧力
を加えながら、被取付体3に予め形成されている取付孔
10へ、胴部7を先頭にして挿入する。この挿入時に
は、胴部7が取付孔10内周面10aから内側への押圧
力を受け、胴部7および首部5の2本の支柱5a、5a
がともに内側へ弾性変形して縮径することにより、胴部
7が取付孔10内部へ侵入してゆく。
【0018】そして、肩部6、6が取付孔10内部を通
過し貫通するようになると、上記のように縮径していた
首部5および胴部7が復元し、肩部6、6が被取付体3
裏面3bの取付孔10周縁部に対して係止状態となり、
クリツプ1に抜け荷重が作用してもクリツプ1が被取付
体3から抜け出ることはなくなる。
【0019】したがって、クリツプ1が被取付体3に取
付けられた状態においては、取付部品2は被取付体3表
面3aとクリツプ1のフランジ部4下面4aとの間に保
持される(図1参照)。
【0020】この取付後の状態においては、中央リブ
8、2本の支柱5a、5aと取付孔10との位置関係は
図2に示すようになる。すなわち、中央リブ8の側面8
a、8aと取付孔10内周面10aとはほぼ当接関係に
あり、両者8a、10a間の間隙rは約0.2mm以下
である。したがって、中央リブ8が取付孔10内で水平
方向へ移動する移動量は少なく、このため、首部5の水
平方向におけるガタツキが軽減する。
【0021】以上説明したように、この実施例のクリツ
プ1では、中央リブ8が、フランジ部4の下面4aから
首部5の2本の支柱5a、5a間に間隙を置いて位置す
るよう下方へ一体に伸び、胴部7に至る途中で切れてい
ることから、クリツプ1を取付孔10へ挿入する際中央
リブ8が挿入荷重に関与せず、このため挿入荷重は上述
した従来例のクリツプ1の挿入荷重と同等である。さら
に、中央リブ8は、その側面8a、8aが取付孔10の
内周面10aとほぼ当接するよう形成されていることか
ら、中央リブ8が取付孔10内で水平方向へほとんど移
動することがなくなり、このため首部5の取付孔10内
でのガタツキを軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のクリツプの使用態様図であって、図
5のIーI線による断面図
【図2】図1のIIーII線による断面図
【図3】同クリツプの正面図
【図4】同クリツプの側面図
【図5】同クリツプの平面図
【図6】従来のクリツプの使用態様を示す断面図
【図7】図6のVIIーVII 線による断面図
【符号の説明】
1 クリツプ 2 取付部品 3 被取付体 4 フランジ部 5 首部 5a、5a 支柱 6 肩部 7 胴部 8 中央リブ 8a、8a 側面 9 貫通孔 10 取付孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のフランジ部と、該フランジ部の
    下面中央から所定間隔を置いて下方へ伸びて形成された
    内側へ弾性変形可能な2本の支柱からなり、取付部品の
    貫通孔内に位置される首部と、該首部の各支柱の下端自
    由端から外側へ拡径しており、被取付体の取付孔の裏面
    側周縁部と当接される肩部と、各肩部から下方へ伸びた
    後に内側へ湾曲して前記フランジ部の中央部下方で互い
    に結合しており、前記取付孔に内側へ弾性変形して貫通
    される胴部と、を具備してなり、前記フランジ部下面と
    前記被取付体表面との間に前記取付部品を挟んで該取付
    部品を前記被取付体に対して固定させるための、合成樹
    脂製のクリツプにおいて、前記フランジ部の下面から前
    記首部の2本の支柱間に間隙を置いて位置するよう下方
    へ一体に伸び、前記胴部に至る途中で切れた中央リブで
    あって、前記取付孔の内周面とほぼ当接する側面が形成
    された中央リブを設けてなる、ことを特徴とするクリツ
    プ。
JP40645790A 1990-12-26 1990-12-26 クリツプ Expired - Lifetime JPH0776567B2 (ja)

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JPH04224309A JPH04224309A (ja) 1992-08-13
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