JPH077655A - 高精細撮像装置 - Google Patents

高精細撮像装置

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JPH077655A
JPH077655A JP5147218A JP14721893A JPH077655A JP H077655 A JPH077655 A JP H077655A JP 5147218 A JP5147218 A JP 5147218A JP 14721893 A JP14721893 A JP 14721893A JP H077655 A JPH077655 A JP H077655A
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幸夫 森
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治彦 村田
Kazutake Kamihira
員丈 上平
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隆浩 村木
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 CCDを含むカメラ12からのNTSC画像
データを静止領域画像生成回路18,動領域画像生成回
路20および動き量検出回路22に与える。静止領域画
像生成回路18でnフィールド分の画像データを合成し
静止画像データを得る。動領域画像生成回路20でフィ
ールド内内挿によって静止画像データと同じサンプリン
グ数の動画像データを得る。動き量検出回路22で各画
像データの動き量を検出する。動き適応画像生成回路2
4で、静止画像データと動画像データとを動き量に応じ
て加算し、ハイビジョン画像を得る。 【効果】 少ない画素数のCCDを用いても、動きに対
する動ぼけのない高解像度の画像を生成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高精細撮像装置に関
し、特にたとえばビデオカメラなどに用いられる、高精
細撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画素数自体を増加することなく、たとえ
ばCCDのような固体撮像素子(以下、単に「CCD」
という)の解像度を向上させる従来技術として、昭和5
8年10月28日(金)にテレビジョン学会で発表され
た「スイング撮像による高解像度CCD」(東芝総合研
究所:テレビジョン学会技術報告書ED736の1頁〜
6頁)がある。この技術を用いて水平方向および垂直方
向にCCDをスイングし解像度を向上させると以下のよ
うになる。
【0003】まず、被写体が結像したCCDの位置を2
フィールド毎に周期的に縦・横方向にそれぞれ1/2画
素ずつずらすことによって、空間的なサンプリング数を
4倍に増やす。そして、合計8フィールドの入力画像デ
ータから1フレームの画像を合成することにより、高精
細な静止画像を得る。8フィールド合成画像のサンプリ
ング位置を図14に示す。図14(B)において、1A
は第1フレーム奇数フィールドの入力画像データであ
り、1Bは第1フレーム偶数フィールドの入力画像デー
タである。2A〜4Bは、1Aに対しCCDの位置をず
らしたときの第2〜第4フレームの入力画像データであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術は、静止
した被写体に対して高精細な静止画像を得るためのもの
である。したがって、この動作を連続して行って8フィ
ールドの入力画像データから画像を合成すると、動画像
を撮影した場合には、いわゆる動ぼけという現象が起き
る。この様子を図15に示す。図15の合成画像を奇数
フィールドの画像とすると、フィールド1は1A,フィ
ールド2は1B,フィールド3は2A,そしてフィール
ド4は2Bを示す。このように、8フィールド間に被写
体が動いた場合、合成するそれぞれの入力画像において
被写体の位置がずれるので、被写体の合成画像はぼけて
しまう。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、C
CDの画素数自体を増加することなく、より高精細な画
像が得られる、高精細撮像装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、被写体を撮
像する固体撮像素子、固体撮像素子から与えられかつフ
ィールド毎にサンプリング位置がずれたnフィールド分
の入力画像を合成することによってサンプリング密度が
入力画像のn倍の静止画像を生成する静止領域画像生成
手段、入力画像に対してフィールド内内挿を行うことに
よって静止画像と同じサンプリング数の動画像を生成す
る動領域画像生成手段、入力画像に基づいて動き量を検
出する動き量検出手段、および動き量検出手段による動
き量に応じて静止画像と動画像とを重み付けして加算す
ることによって動き適応画像を生成する動き適応画像生
成手段を備える、高精細撮像装置である。
【0007】
【作用】CCDを含むカメラの駆動タイミングはタイミ
ング制御手段で制御され、カメラからのNTSCの画像
は静止領域画像生成手段,動領域画像生成手段および動
き量検出手段に与えられる。静止領域画像生成手段で、
フィールド毎にサンプリング位置がずれたnフィールド
分のフィールド画像を合成することによって静止画像が
生成される。動領域画像生成手段で、静止画像の各サン
プリング位置に相当する位置の動画像を現入力画像から
フィールド内内挿によって生成する。すなわち、動領域
画像生成手段で、補間によって、静止画像と同じサンプ
リング数の動画像を生成する。動き量検出手段で、現入
力画像と過去8フィールド分の画像のうちの任意の画像
とをドット単位で比較し、現入力画像の各サンプリング
位置における動き量を求める。また、静止画像の各サン
プリング位置に相当する位置の動き量も補間によって求
める。動き適応画像生成手段で、動画像と静止画像とを
各位置毎に重み付けして、それらを加算することによっ
て静止画像と動画像との合成画像(動き適応画像)を得
て、ハイビジョン画像として出力する。このように、動
き量に応じて静止画像と動画像とを合成するため、動き
量が大きい領域ではぼけの少ない動画像となり、動き量
が小さい領域では高精細な静止画像となる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、少ない画素数のCC
Dを用いても、動きのある被写体に対する動ぼけのない
高解像度の画像を生成できる高精細撮像装置を得ること
ができる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例の高精細撮像装
置10は、NTSCのカメラ12で撮像した画像を合成
し、ハイビジョン画像として出力するものであり、カメ
ラ12および回路部14を含む。回路部14に含まれる
タイミング制御回路16からカメラ12には、水平同期
信号HD,垂直同期信号VD,クロックCLKが与えら
れ、カメラ12からタイミング制御回路16へは、カメ
ラ12が被写体を撮影しているポジションを示すFID
信号が与えられる。また、カメラ12からのNTSCの
画像データは、静止領域画像生成回路18,動領域画像
生成回路20および動き量検出回路22に与えられる。
そして、静止領域画像生成回路18によってフィールド
合成されて得られた高精細な静止画像データ,動領域画
像生成回路20によってフィールド内内挿されて得られ
た動画像データおよび動き量検出回路22からの動き量
データは、それぞれ動き適応画像生成回路24に与えら
れる。そして、動き適応画像生成回路24から、合成画
像である所望のハイビジョン画像が出力される。
【0010】ここで、タイミング制御回路16からは、
NTSCタイミングで駆動するためのNTSCタイミン
グ制御信号およびハイビジョンタイミングで駆動するた
めのハイビジョンタイミング制御信号がそれぞれ出力さ
れる。静止領域画像生成回路18および動領域画像生成
回路20へのNTSC画像データの書き込みおよび動き
領域検出回路22での処理動作は、それぞれNTSCタ
イミングで駆動される。一方、静止画像領域生成回路1
8からの静止画像データの読み出し,動領域画像生成回
路20からの動画像データの読み出しおよび動き適応画
像生成回路24での処理動作は、それぞれハイビジョン
タイミングで駆動される。このように、タイミング制御
回路16によって、NTSC側のフィールド周波数(5
9.6Hz)を、ハイビジョン側のフィールド周波数
(60Hz)に合わせる処理を行う。
【0011】図1に示す高精細撮像装置10のより詳し
いブロック図を図2ないし図4に示す。図1と図2ない
し図4との対応関係を説明すると、図1に示すタイミン
グ制御回路16は、図2に示すハイビジョン側の基準ク
ロックを発生するクロック発生回路26,ハイビジョン
側のタイミング制御回路28,NTSC側の基準クロッ
クを発生するクロック発生回路30,NTSC側のタイ
ミング制御回路32,PLLカウンタ34,PLL回路
36,メモリ制御回路38,制御回路40,図3に示す
メモリ制御回路42および並べ換え制御回路44に相当
する。また、図1に示す静止領域画像生成回路18は、
図2に示すメモリ46および選択回路48に相当する。
図1に示す動領域画像生成回路20は、図2に示すメモ
リ50およびフィールド内内挿回路52に相当する。図
1に示す動き量検出回路22は、図2に示すメモリ5
4,フィールド内内挿回路56,係数変換回路58,図
3に示すメモリ60,エッジ検出回路62,メモリ6
4,並べ換え回路66,レベル差算出回路68および動
き量算出回路70に相当する。さらに、図1に示す動き
適応画像生成回路24は、図2に示す加重平均回路7
2,図4に示すブランキング回路74,D/A変換器7
6およびバッファアンプ78に相当する。
【0012】なお、図2の端子A,B,CおよびDはそ
れぞれ図3の端子A,B,CおよびDに接続され、図2
の端子E,FおよびGはそれぞれ図4の端子E,Fおよ
びGに接続される。図2ないし図4を参照して、カメラ
12には、NTSC用のカメラが用いられ、たとえば図
5に示すように構成される。図5に示すカメラ12はC
CD80を含み、CCD80の後部には透明板82が固
着される。透明板82の上下,左右にはそれぞれ圧電素
子84が取り付けられる。そして、信号発生器86には
タイミング制御回路16から水平同期信号HD,垂直同
期信号VDおよびクロックCLKが与えられ、信号発生
器86からタイミング発生器88へ水平同期信号HDお
よび垂直同期信号VDが与えられる。タイミング発生器
88からはこれらの信号に基づいて発生するCCD駆動
パルスがCCD80に与えられ、被写体を撮像するCC
D80の操作が制御される。そして、CCD80からの
画像は信号処理回路90で処理された後、A/D変換器
92を介してカメラ12からディジタルの画像データと
して出力される。また、信号発生器86からの垂直同期
信号VDは圧電素子制御回路94に与えられ、圧電素子
制御回路94からは、垂直同期信号VDに基づいて、圧
電素子48を制御する圧電素子制御信号が出力される。
すなわち、圧電素子制御回路94から4つの圧電素子8
4へそれぞれ電圧が印加されることによって、フレーム
周期に同期させて透明板82を上下方向および左右方向
に回転振動させる。したがって、CCD80も同様に、
図6に示すように回転振動する。これによって、CCD
80の撮像面上で被写体像がフレーム毎に上下,左右に
シフトする。このように、透明板82を回転振動させる
ことによって、光が屈折し、CCD80の撮像面上で被
写体像がシフトする。
【0013】ここで、カメラ12のタイミングチャート
を図7に示す。図7において、映像入力の1Aおよび1
Bは、それぞれ第1フレームの奇数フィールドおよび偶
数フィールドを示し、2Aおよび2Bは、それぞれ第2
フレームの奇数フィールドおよび偶数フィールドを示
し、3Aおよび3Bは、それぞれ第3フレームの奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドを示し、4Aおよび4B
は、それぞれ第4フレームの奇数フィールドおよび偶数
フィールドを示す。1Aないし4Bのそれぞれの期間は
1/60秒であり、カメラ12には、1/100電子シ
ャッタが用いられる。1/100電子シャッタを用いる
ことによって、カメラ12の露光時間は1/100秒と
なり、カメラ12からの画像データは次のフィールドで
出力される。なお、CCD80は、露光されていない時
間帯にフレーム毎に移動する(S1ないしS4に示
す)。また、CCD80はフレーム蓄積によって駆動さ
れる。
【0014】図2に戻って、クロック発生回路26から
の74.25MHzのクロックは、ハイビジョン側のタ
イミング制御回路28に与えられ、タイミング制御回路
28は後述するような種々の制御信号を発生する。ま
た、クロック発生回路30からの28.7MHzのクロ
ックおよびタイミング制御回路28からのフレームリセ
ット信号(VRST)がそれぞれNTSC側のタイミン
グ制御回路32に与えられる。フレームリセット信号は
1/30秒毎に出力され、フィールド周波数を合わせる
ためには直接関係なく、NTSC側とハイビジョン側と
のフレームの先頭を合わせるために用いられる。そし
て、タイミング制御回路32からはハイビジョンとフィ
ールド周波数を同じにしたNTSC側のタイミング制御
信号すなわち垂直同期信号VD,水平同期信号HDおよ
びクロックCLKがカメラ12に出力される。
【0015】また、NTSC側の1フレームのクロック
数とハイビジョン側の1フレームのクロック数との任意
の公約数をFとすると、PLLカウンタ34は、(NT
SC側の1フレームのクロック数/F)クロック周期の
信号をPLL回路36に与える。同時に、タイミング制
御回路28は、(ハイビジョン側の1フレームのクロッ
ク数/F)クロック周期の信号をPLL回路36に与え
る。より具体的には、1フレームのクロック数として
は、NTSC側およびハイビジョン側ともライン数が用
いられる。すなわち、NTSC側の1フレームのライン
数は525本であり、ハイビジョン側の1フレームのラ
イン数は1125本である。そしてその公約数F=25
を用いることによって、NTSC側では525/25=
21H,ハイビジョン側では1125/25=45Hと
なり、NTSC側では21H周期の信号が出力され、ハ
イビジョン側では45H周期の信号が出力される。この
ような周期の信号を出力することによって、NTSC側
およびハイビジョン側ともに1フレームで25個の信号
が出力される。
【0016】そして、PLL回路36は、これらの2つ
の信号の位相が或る位置で固定するように、クロック発
生回路30に電圧を印加し、クロック発生回路30の出
力クロックの周波数を制御する。そして、カメラ12
は、さらに、画像データのサンプリング位置(1Aない
し4Bのいずれか)を示すFID信号をタイミング制御
回路32に出力する。FID信号は、画像データの8つ
のサンプリング位置1Aないし4Bのいずれであるかを
識別できるようにたとえば3ビットで構成され、1Aは
「000」,1Bは「001」,2Aは「010」,…
4Aは「110」,4Bは「111」というように、1
Aから4Bに進むに従ってビット数を1ずつインクリメ
ントしてサンプリング位置を識別する。このFID信号
はタイミング制御回路32を介して、タイミング制御回
路28およびメモリコントロール回路38に与えられ
る。また、タイミング制御回路32はHカウンタ32a
およびVカウンタ32bを含み、タイミング制御回路3
2からメモリコントロール回路38へは、FID信号の
ほかに、Hカウント値およびVカウント値が入力され
る。
【0017】また、カメラ12から出力される画像デー
タは、メモリ46,50,54,図3に示すメモリ60
および64に与えられる。メモリ46,50,54およ
び60のそれぞれへのデータの書き込みならびにメモリ
60からのデータの読み出しは、メモリ制御回路38に
よって制御される。メモリ46,50および54からの
データの読み出しは、画像合成制御回路40によって制
御される。メモリ64へのデータの書き込みおよびメモ
リ64からのデータの読み出しは、メモリ制御回路42
によって制御される。
【0018】ここで、画像合成制御回路40には、タイ
ミング制御回路28からライン信号およびFID信号が
与えられる。ライン信号は、奇数ラインまたは偶数ライ
ンのどちらの画像データを取り出すかを示す信号であ
る。画像合成制御回路40は、ハイビジョン画像を合成
するための静止画像データの合成と動画像データおよび
動き量データの生成を制御する回路である。画像合成制
御回路40は、メモリ46からの画像データの読み出し
の他、選択回路48を制御し、8フィールドのNTSC
の画像データから静止画像データを合成する。
【0019】静止画像データは以下のように生成され
る。メモリ46は静止画像合成用のメモリであり、NT
SCの1フィールド分の画像データを各々記憶できる8
個のメモリMEM(1A)〜MEM(4B)を有する。
8個のメモリMEM(1A)〜MEM(4B)は、それ
ぞれ画像データのサンプリング位置に対応したもので、
たとえば1Aのサンプリング位置での画像データはメモ
リMEM(1A)に書き込まれる。メモリ制御回路38
は、与えられたFID信号をデコードして、画像データ
のサンプリング位置を識別し、メモリMEM(1A)か
らMEM(4B)の中からサンプリング位置に対応する
メモリを選択して、そのメモリに入力許可信号を送る。
また、メモリ制御回路38は、与えられたHカウント
値,Vカウント値に基づいて、フィールド毎にリセット
信号,ラインリセット信号等を生成し、メモリ50の2
つのメモリMEM(M1)およびMEM(M2)に同時
に同じ画像データを書き込む。これによって、画像デー
タのサンプリング位置に対応したメモリへの画像データ
の書き込みが行われる。
【0020】画像データの読み出し時において、奇数フ
ィールド奇数ラインではメモリMEM(1A)とMEM
(2A)とから画像データが出力され、奇数フィールド
偶数ラインではメモリMEM(1B)とMEM(2B)
とから画像データが出力される。同様に、偶数フィール
ド奇数ラインではメモリ(4A)とMEM(3A)とか
ら画像データが出力され、偶数フィールド偶数ラインで
はメモリMEM(4B)とMEM(3B)とから画像デ
ータが出力される。このとき、画像合成制御回路40か
らメモリ46の各メモリに与えられる読み出しアドレス
は、それぞれ2クロック毎に水平読み出しアドレスがイ
ンクリメントされ、2H毎に垂直読み出しアドレスがイ
ンクリメントされる。1クロック毎のタイミングは、7
4.25MHzに相当する。
【0021】そして、選択回路48は、水平方向の奇数
番目の画素についてはメモリMEM(1A),(1
B),(4A)または(4B)からの画素データを選択
し、水平方向の偶数番目の画素についてはメモリMEM
(2A),(2B),(3A)または(3B)からの画
像データを選択して出力する。その結果、選択回路48
からは、図8(C)に示すように合成された静止画像デ
ータが出力される。
【0022】図8に、高精細撮像装置10におけるフィ
ールドとサンプリング位置との関係を示す。CCD80
を上述のように回転振動させることによって、図8
(A)に示す第1フレームの奇数フィールド(1A)お
よび偶数フィールド(1B)入力画像データのサンプリ
ング位置に対し、第2〜第4フレームの各フィールドの
入力画像データのサンプリング位置は図8(B)に示す
ようにずれていく。したがって、4フレームの入力画像
データから図8(C)に示すような1フレームの高精細
な静止画像データを生成することができる。
【0023】このように、CCD80の空間サンプリン
グ位置をフレーム毎に縦・横方向とも1/2画素ずつ変
えることによって、4フレームの画像データから高精細
な静止画像データが生成される。また、動画像データお
よび動き係数データKKおよび(1−KK)は以下のよ
うに生成される。
【0024】メモリ50は動画像生成用のメモリであ
り、NTSCの1フィールド分の画像データを記憶でき
る2個のメモリMEM(M1)およびMEM(M2)を
有する。この2個のメモリMEM(M1)およびMEM
(M2)はメモリ制御回路38によって制御され、毎フ
ィールド画像データが書き込まれかつ読み出される。メ
モリ54は動き量算出回路70から出力される動き量デ
ータKを書き込むためのメモリであり、NTSCの1フ
ィールド分の画像データを記憶することができる2個の
メモリMEM(K1)およびMEM(K2)を有する。
これらのメモリMEM(K1)およびMEM(K2)へ
の書き込みは、メモリ制御回路38によって制御され
る。
【0025】メモリ50および54からのデータの読み
出し時において、メモリ50からはNTSCの画像デー
タが、メモリ54からは動き量データKがそれぞれ同じ
タイミングで読み出される。メモリMEM(M2)はメ
モリMEM(M1)に対し、またメモリMEM(K2)
はメモリMEM(K1)に対し、それぞれ2H遅れたタ
イミングで読み出しを開始する。また、画像合成制御回
路40からメモリ50および54に与えられる読み出し
アドレスは、2クロック毎に水平読み出しアドレスがイ
ンクリメントされ、2H毎に垂直読み出しアドレスがイ
ンクリメントされる。このため、メモリMEM(M1)
とMEM(M2)とからは1ライン隣合う画像データ
が、メモリMEM(K1)とMEM(K2)とからは1
ライン隣合う動き量データKが、それぞれ同時に出力さ
れる。なお、メモリ50および54は、それぞれ1つの
フィールドメモリと2H遅延回路とを用いて構成されて
もよい。
【0026】フィールド内内挿回路52および56に
は、それぞれメモリ50および54から画像データと動
き量データKとが入力され、静止画像データと同じサン
プリング数の動画像データと動き係数データKKとが補
間処理によって生成される。このとき、フィールド内内
挿回路52および56は、それぞれ画像合成制御回路4
0から入力されるFID信号によって画像データのサン
プリング位置のずれに対応した補間処理(フィールド内
内挿)を行う。係数変換回路58にはフィールド内内挿
回路56から動き係数データKKが入力され、係数変換
回路58は動き係数データ(1−KK)およびKKを同
時に出力する。
【0027】ここで、メモリ54に与えられる動き量デ
ータKは以下のように生成される。図3に示すメモリ6
0はエッジ検出回路62のバッファメモリであり、NT
SCの1フィールド分の画像データを記憶することがで
きる。メモリ60はメモリ制御回路38によって書き込
みと読み出しとが制御され、画像データのメモリ60へ
の書き込みとメモリ60からの画像データの読み出しと
が毎フィールド行われる。
【0028】メモリ64は、現入力フィールドから過去
8フィールドまでの合計9フィールドの画像データを同
時に得るための動き検出用メモリであり、NTSCの1
フィールド分の画像データを記憶できる9個のメモリM
EM1〜MEM9を有する。9個のメモリMEM1〜M
EM9は、メモリ制御回路42によって書き込みと読み
出しとが制御される。並べ換え制御回路44は9フィー
ルド周期のフィールドカウンタであり、9フィールドを
カウントできるようにたとえば4ビットの信号「000
0」〜「1000」が繰り返されてメモリ制御回路42
および並べ換え回路66へ与えられる。ここで「000
0」は現フィールドを示し、1つインクリメントされて
いく毎に過去のフィールドにさかのぼっていく。
【0029】メモリ制御回路42は、メモリ64に書き
込み許可信号を送り、画像データが毎フィールドメモリ
MEM1からMEM9に対して巡回しながら書き込まれ
るようにメモリ64を制御する。また、メモリ制御回路
42はメモリ64に読み出し制御信号を送り、毎フィー
ルド9個のメモリMEM1〜MEM9から画像データを
同時に読み出す。メモリ64の全てのメモリへの画像デ
ータの書き込みが開始された後に、画像データの読み出
しは開始される。これによって、メモリ64は、現入力
画像データから8フィールド前の入力画像データまでの
合計9フィールド分の画像データを同時に入力する。
【0030】並べ換え回路66は、並べ換え制御回路4
4からの制御信号を受けて、メモリ64から入力される
9フィールド分の画像データを時間軸方向に並べ換えて
出力する。ここで、F0は現入力画像データであり、F
1は1フィールド前に入力された画像データ、F2は2
フィールド前に入力された画像データとなり、以下F
3,F4,…F8は同様に解釈される。そして、レベル
差算出回路68は、現フィールドの画像データF0と過
去8フィールド分の各々の画像データF1〜F8とのレ
ベル差D1〜D8(絶対値)を、現フィールドの各画素
データに対して算出する。動きのある画像が入力された
場合には、レベル差D1〜D8は大きいレベルとなる。
【0031】また、エッジ検出回路62は、現フィール
ドの画像データのエッジを検出する回路である。画像の
水平方向または垂直方向の輝度レベル差をエッジ信号E
として出力する。エッジ信号Eは、メモリ60からの画
像データ(FOE)の輝度差が大きい(画像データの高
周波成分のある)部分で大きい値となる。すなわち、画
像データの高周波成分によって輝度レベルの変化点をみ
つけ、エッジを検出する。
【0032】エッジ検出回路62は、たとえば図9に示
すように構成される。図9に示すエッジ検出回路62
は、2つの1H遅延回路96,98,垂直フィルタ10
0,3つのD−FF102,104,106および水平
フィルタ108を含む。このように、エッジ検出回路6
2は、垂直フィルタ100と水平フィルタ108とを含
む2次元ハイパスフィルタを有する。垂直フィルタ10
0には、メモリ60からの画像データが与えられる。こ
のとき、遅延回路96および98を用いることによっ
て、垂直フィルタ100には、隣接する3H分の画像デ
ータが与えられる。垂直フィルタ100では、時系列的
に最も古いラインの画像データから順に、(−1)倍,
2倍,(−1)倍された後加算される。その後、画像デ
ータがドット毎にすなわち画素データがD−FF102
に与えられる。D−FF102ないし106には、それ
ぞれタイミング制御回路32からNTSC用の14MH
zのクロックが与えられ、D−FF102ないし106
では、それぞれ入力された画素データが1ドットずつ遅
延されて水平フィルタ108に与えられる。
【0033】水平フィルタ108では、連続する3ドッ
ト分の画素データに対し、時系列に古いものから順に、
(−1)倍,2倍,(−1)倍され、それぞれが加算さ
れた値がエッジ信号Eとして出力される。すなわち、こ
のようなエッジ検出回路62では、現在与えられている
画素データとその周囲の8つの画素データとが選択さ
れ、合計9個の画素データに対して、それぞれ図10に
示すような係数が掛けられ、その加算値がエッジ信号E
として出力される。図10に示す場合には、現在の画素
データには4が掛けられ、その周囲の画素データには1
あるいは−2のいずれかが掛けられる。
【0034】図3に戻って、動き量算出回路70には、
レベル差算出回路68からD1〜D8信号が、エッジ検
出回路62からエッジ信号Eがそれぞれ入力され、動き
量検出回路70は、現フィールドの各画素データに対し
動き量データKを算出して出力する。このとき、メモリ
制御回路38および42でそれぞれメモリ60および6
4からの画像データの読み出しのタイミングが制御され
ることによって、同じ空間サンプリング位置の画素デー
タのD1〜D8信号およびエッジ信号Eが動き量算出回
路70へ入力される。動き量算出回路70は、D1〜D
8信号の値に大きい値が存在する場合には動き量データ
Kを大きくし、エッジ信号Eが大きい場合には動き量デ
ータKを小さくして、動き量データKをメモリ54の2
つのメモリMEM(K1)およびMEM(K2)に与え
る。
【0035】ここで、動き量データKは、数1によって
求められる。
【0036】
【数1】K=ΣD/(1+E) ただし、数1の計算に、D1〜D8信号を全て用いると
は限らず、任意のD信号を用いることができる。たとえ
ば奇数フィールドおよび偶数フィールドの静止画像デー
タを生成する場合には、それぞれ対応する4つのD信号
を8つのD1〜D8信号の中から選択して用いればよ
い。
【0037】図2に戻って、加重平均回路72は、選択
回路48から出力される静止画像データとフィールド内
内挿回路52から出力される動画像データとに対し、係
数変換回路58からそれぞれ出力される動き係数データ
(1−KK)とKKとの重み付けを行った後それらを加
算し、その結果として動き適応画像データを出力する。
静止画像データに対しては動き係数データ(1−KK)
が、動画像データに対しては動き係数データKKがそれ
ぞれ重み付けされる。このとき、画像合成制御回路40
は、加重平均回路72に入力される静止画像データと動
画像データとが同じ位置のデータになるように、メモリ
46,50および54からの各データの読み出しのタイ
ミングを制御している。メモリ46,50および54か
らの各データの読み出しは、メモリ54への動き量デー
タKの書き込みが開始された後であり、かつ垂直方向の
書き込みアドレスが読み出しアドレスを追い越さない条
件で開始される。
【0038】そして、図4に示すブランキング回路74
は、タイミング制御回路28からのブランキング信号B
LKに基づいて、加重平均回路72から出力される動き
適応画像データのない部分を任意のレベルに固定し、ブ
ランキングする。この動き適応画像データのない部分と
は、図11に示す斜線部分である。図11は、ハイビジ
ョン用の画面(アスペクト比9:16)にNTSC側の
画像(アスペクト比3:4)を映し出した状態を示す。
ブランキング回路74からの動き適応画像データはD/
A変換器76によってアナログ信号に変換された後、バ
ッファアンプ78を通ってハイビジョン画像として出力
される。また、タイミング制御回路28から出力される
同期信号SYNC(水平同期信号と垂直同期信号とのコ
ンポジット信号)は、D/A変換器76によってアナロ
グ信号に変換された後、バッファアンプ78を通ってハ
イビジョン同期信号として出力される。
【0039】このような高精細撮像装置10の1フィー
ルド毎の各メモリへの書き込みや読み出し等のタイミン
グをまとめて図示したものを図12に示す。図12
(A)はNTSCタイミングでの動作を示し、図12
(B)はハイビジョンタイミングでの動作を示す。ここ
で、図面の左側の見出し欄に示す数字は、各構成要素の
参照番号を示す。図12(B)の「50,54の出力
1」はメモリ50のMEM(M1)からの出力およびメ
モリ54のMEM(K1)からの出力を示し、「50,
54の出力2」はメモリ50のMEM(M2)からの出
力およびメモリ54のMEM(K2)からの出力を示
す。
【0040】なお、上述の実施例において、nフィール
ドの合成画像データの入力画像データに対するサンプリ
ング密度がn倍となるのは順次走査を行う場合であり、
サンプリング密度がn/2となるのは飛び越し走査(イ
ンタレース走査)を行う場合である。すなわち、図8に
示す場合では、画像入力側および画像出力側の両方とも
飛び越し走査をしており、この場合奇数,偶数の各々の
フィールドについて、静止画像データの生成には、8フ
ィールドの画像データのうち4フィールドの画像データ
しか使用していない。このため、出力される静止画像デ
ータのサンプリング密度は入力画像データのn/2倍す
なわち4倍となる。
【0041】このとき、画像出力側を順次走査にすれ
ば、奇数フィールド,偶数フィールドに拘わらず1フィ
ールド期間に8フィールド全ての画像データが出力され
るので、この場合には出力される静止画像データのサン
プリング密度は入力画像データのn倍すなわち8倍とな
る。また、画像入力側および画像出力側の両方を順次走
査する場合の入力画像データと出力される静止画像デー
タとの関係を図13に示す。この場合、CCD80の画
素ずらしはフィールド毎に行う。また、4フィールドの
入力画像データから静止画像データを合成するためn=
4となる。したがって、この場合には出力される静止画
像データのサンプリング密度は入力画像データのn倍す
なわち4倍となる。
【0042】なお、この実施例では、ハイビジョン側の
基本クロックを74.25MHzとしたが、この場合、
高精細撮像装置10から出力されるハイビジョン画像
は、元の画像に対して横方向に略1.07(80/7
4.25)倍延びた画像となる。これは、NTSCおよ
びハイビジョンのそれぞれの画素数およびアスペクト比
に起因する。ハイビジョン側の基本クロックを74.2
5MHzに限定せず、80MHzにすると、正しい縦横
比の画像が出力される。
【0043】また、上述の実施例では、NTSC用のカ
メラ12で撮影した画像データ4フレームから1フレー
ムの高精細な動き適応画像データを生成し、ハイビジョ
ン画像として出力する装置について述べたが、この発明
は、NTSC,ハイビジョン等の映像信号規格または合
成するフレームあるいはフィールド数についての制限を
何ら受けない。
【0044】さらに、上述の実施例は、1つのCCD8
0を用いたモノクロの高精細撮像装置であるが、3枚の
CCDを用いた三板式カメラにこの発明を用いることに
より、フルカラーの動き適応高精細画像を得ることがで
きる。また、三板式カメラでなく単板式であっても、カ
ラーフィルタを装備したものあるいはダイクロイックプ
リズムを用いてRGB分離できるものを用いればよい。
この場合には、動き量検出回路22およびタイミング制
御回路16を共通して用い、その他の静止領域画像生成
回路18および動き適応画像生成回路24等を3組作れ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例のブロック図の一部をより詳細に説
明するブロック図である。
【図3】図1実施例のブロック図の一部をより詳細に示
すブロック図である。
【図4】図1実施例のブロック図の一部をより詳細に示
すブロック図である。
【図5】カメラの一例を示すブロック図である。
【図6】CCDの回転振動の状態を示す図解図である。
【図7】カメラの動作を示すタイミング図である。
【図8】飛び越し走査の場合の入力画像データ,空間サ
ンプリング位置のフレーム毎の移動動作および出力され
る静止画像データを示す図解図である。
【図9】エッジ検出回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図10】エッジ検出回路で各画素データに掛けられる
係数の一例を示す図解図である。
【図11】ハイビジョン用の画面の中でブランキングす
る部分を示す図解図である。
【図12】NTSCタイミングおよびハイビジョンタイ
ミングでの各構成要素の動作を示すタイミング図であ
る。
【図13】順次走査の場合の入力画像データ,空間サン
プリング位置のフレーム毎の移動動作および出力される
静止画像データを示す図解図である。
【図14】従来技術の画像合成方法を示す図解図であ
る。
【図15】従来技術によって動きのある被写体を撮像し
た場合を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …高精細撮像装置 12 …カメラ 16 …タイミング制御回路 18 …静止領域画像生成回路 20 …動領域画像生成回路 22 …動き量検出回路 24 …動き適応画像生成回路 26,30 …クロック発生回路 28,32 …タイミング制御回路 34 …PLLカウンタ 36 …PLL回路 38,42 …メモリ制御回路 40 …画像合成制御回路 44 …並べ換え制御回路 46,50,54,60,64 …メモリ 48 …選択回路 52,56 …フィールド内内挿回路 58 …係数変換回路 62 …エッジ検出回路 66 …並べ換え回路 68 …レベル差算出回路 70 …動き量算出回路 72 …加重平均回路 74 …ブランキング回路 76 …D/A変換器 78 …バッファアンプ 80 …CCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上平 員丈 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 村木 隆浩 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮像する固体撮像素子、 前記固体撮像素子から与えられかつフィールド毎にサン
    プリング位置がずれたnフィールド分の入力画像を合成
    することによってサンプリング密度が入力画像のn倍の
    静止画像を生成する静止領域画像生成手段、 前記入力画像に対してフィールド内内挿を行うことによ
    って前記静止画像と同じサンプリング数の動画像を生成
    する動領域画像生成手段、 前記入力画像に基づいて動き量を検出する動き量検出手
    段、および前記動き量検出手段による前記動き量に応じ
    て前記静止画像と前記動画像とを重み付けして加算する
    ことによって動き適応画像を生成する動き適応画像生成
    手段を備える、高精細撮像装置。
  2. 【請求項2】前記動き量に対しフィールド内内挿を行う
    ことによって前記各動画像に対応した動き量を生成する
    補間手段を含み、 前記動き適応画像生成手段は前記補間手段からの前記動
    き量に応じて前記静止画像と前記動画像とを重み付けし
    て加算する、請求項1記載の高精細撮像装置。
  3. 【請求項3】前記動き量検出手段は、(n+1)フィー
    ルド分の画像をそれぞれフィールド毎に順次書き込みか
    つ現フィールドから過去nフィールドまでの(n+1)
    フィールド分の画像を同時に読み出す(n+1)個の第
    1記憶手段、および前記各第1記憶手段からそれぞれ出
    力される現フィールドの画像と過去nフィールド分の画
    像のうちの任意の画像とを比較する比較手段、および前
    記比較手段による比較結果に応じて現フィールドの画像
    の各サンプリング位置における動き量を算出する算出手
    段を含む、請求項1または2記載の高精細撮像装置。
  4. 【請求項4】前記静止領域画像生成手段は、nフィール
    ド分の画像をフィールド毎にそれぞれ順次書き込みかつ
    前記各々の画像を同時に読み出すn個の第2記憶手段、
    および前記第2記憶手段からのnフィールド分の画像に
    対し入力時のサンプリング位置に応じた画像合成を行う
    ことによって入力画像のn倍またはn/2倍のサンプリ
    ング密度の静止画像を生成する画像生成手段を含む、請
    求項1または2記載の高精細撮像装置。
  5. 【請求項5】前記固体撮像素子によって画像入力側の第
    1のフィールド周波数で撮像された入力画像を画像出力
    側の第2のフィールド周波数で出力するように制御する
    タイミング制御手段を含む、請求項1記載の高精細撮像
    装置。
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