JPH0776392A - 粉体ホッパー補助装置 - Google Patents

粉体ホッパー補助装置

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JPH0776392A
JPH0776392A JP5257866A JP25786693A JPH0776392A JP H0776392 A JPH0776392 A JP H0776392A JP 5257866 A JP5257866 A JP 5257866A JP 25786693 A JP25786693 A JP 25786693A JP H0776392 A JPH0776392 A JP H0776392A
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JP
Japan
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vibrating body
powder
powder hopper
hopper
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP5257866A
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English (en)
Inventor
Toshio Tanno
寿雄 丹野
Akio Yoshikoshi
昭雄 吉越
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体ホッパー内で生ずるブリッジングやラッ
トホールを解消し粉体の完全排出のできる粉体ホッパー
補助装置を得ることを目的とする。 【構成】 発振体を内蔵した振動体と、一端を発振体に
連結したケーブルと、ケーブルの他端を連結した粉体ホ
ッパー上方に設けた昇降機とよりなり、振動体を粉体ホ
ッパー下部内から粉体ホッパー上部外の間を昇降機の回
動によるケーブルの巻取りにより上下動可能とした粉体
ホッパー補助装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品、医薬品、化粧
品、プラスチック、セメントまたはセラミックなど広範
囲な用途において用いられる各種粉体の、粉体ホッパー
からの排出を行う粉体ホッパー補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置では、粉体ホッパー内で生ず
るプリッジングやラットホール解消のため粉体ホッパー
外壁をハンマーでノックしたり、外壁に取り付けたバイ
ブレーターにより振動を与えていた。しかし外部からの
ノックや振動の伝ばんでは効果が少なく、ブリッジング
やラットホールの解消が困難で、粉体の完全排出は達成
できなかった。また、バイブレーターでは、消費動力が
大きいという欠点もあった。さらに、粉体ホッパー内部
に攪拌棒を設ける方法もあるが、装置が複雑となり、粉
体の種類によっては効果が期待できない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粉体ホッパ
ー内で生ずるブリッジングやラットホールを解消し粉体
の完全排出のできる粉体ホッパー補助装置を得ることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を得るため、本
発明では、発振体を内蔵した振動体と、一端を前記発振
体に連結したケーブルと、前記ケーブルの他端を連結し
た粉体ホッパー上方に設けた昇降機とよりなり、前記振
動体を前記粉体ホッパー内下部から前記粉体ホッパー外
上部の間を前記昇降機の回動による前記ケーブルの巻取
りにより上下動可能とした粉体ホッパー補助装置により
解決した。また、振動体の底部勾配が粉体ホッパー下部
勾配と平行であるのが望ましい。また、振動体が円錐状
の振動体底部と円筒状の振動体中央部と円錐状の振動体
上部とよりなり、前記振動体中央部と前記振動体上部は
着脱可能に嵌装され、前記振動体底部と前記振動体中央
部の境に仕切板を設け、前記仕切板上に発振体を固着
し、一端を前記発振体に連結したケーブルを前記振動体
上部の上端部より取り出し他端を昇降機に連結するのが
望ましい。また、振動体が昇降機による巻取り終了位置
において、前記振動体の表面を覆うフードと、前記フー
ドに空気排出口を設けるのが望ましい。また、フード下
部に空気パージノズルを設けるのが望ましい。
【0005】
【作用】本発明では、発振体を内蔵した振動体の振動に
より、粉体ホッパー内部より粉体に直接振動を与え粉体
ホッパー内で生ずるブリッジングやラットホールを解消
し粉体の完全排出するように作用する。また、粉体の排
出完了後はケーブルを昇降機により粉体ホッパー外へ退
避させることができるため複数の粉体ホッパーにも使用
が可能である。また、振動体の底部勾配が粉体ホッパー
下部勾配と平行であるのが振動体の振動が効率良く粉体
に作用する。また、振動体が分割可能とされていること
により、粉体の種類、粉体ホッパー容量により発振体を
調節することができる。また、振動体の表面を囲うフー
ドと空気排出口により、粉塵の発生しやすい粉体の粉塵
を吸引し外部に排出が可能である。また、フード下部に
設けた空気パージノズルにより、振動体の表面に空気を
噴出させ付着している粉体を効率良く除去できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す概略説明図である。図
2は、本発明の一実施例を用いて粉体の定量排出を行う
粉体ホッパーを示す概略説明図である。図3は、本発明
の一実施例を用いて多種の粉体の排出を行う粉体ホッパ
ーを示す概略説明図である。図4は、本発明の振動体の
一実施例を示す概略説明図である。
【0007】図1において、粉体ホッパー1は、底より
漏斗状の粉体ホッパー下部25と円筒状の粉体ホッパー
上部26と粉体ホッパー上部26の上端を覆う粉体ホッ
パー入口10とよりなり、粉体ホッパー下部25には締
切弁2を装着した粉体排出シュート9が連設されてい
る。粉体ホッパー1は架台27に載置されている。粉体
ホッパー入口10には少なくとも後に説明する振動体3
が通過可能の開孔が設けられている。次に、粉体ホッパ
ー1上方に設けた昇降機4にケーブル17の一方の端部
を連結し、他方の端部に振動体3の上端を連結し、昇降
機4のモーター5の回動によるケーブル17の巻取りに
より、振動体3が粉体ホッパー下部25内(破線で示す
位置)から前記粉体ホッパー上部26外(実線で示す位
置)の間を上下動可能とされている。振動体3は通常円
錐状の振動体底部20を有し内部に発振体を内蔵しケー
ブル17により通電し通常毎分1000〜3600回の
振動を与えることが可能とされている。
【0008】本実施例として、ステアリン酸亜鉛の入っ
た内容量400リットルの粉体ホッパー1において、粉
体排出シュート9の締切弁2を開放し、振動体3を毎分
3000回の振動を与えながら昇降機4により粉体ホッ
パー入口10から粉体ホッパー1内部の設定位置まで下
降させることにより、粉体ホッパー1内部のステアリン
酸亜鉛に直接振動を与える。排出終了後、振動体3を昇
降機4により上昇させ、締切弁2を閉じて、ステアリン
酸亜鉛排出の一連の動作が終了する。この時の排出時間
は、締切弁2の口径200mmで1.5分であった。比
較のため、従来の粉体ホッパー外壁に取付けたバイブレ
ーターにより振動を与えて、前記と同一条件で排出しよ
うとしたが、内部にブリッジングが発生して完全排出は
できなかった。そこで締切弁2の口径300mmに変更
したがなお2分の排出時間を要した。
【0009】図2について、粉体の定量排出を行う粉体
ホッパーの例を説明する。図1の実施例と同一の構成は
同一の符号を用い説明を省略する。粉体ホッパー入口1
0の横に連設した粉体投入コンベア13と、粉体ホッパ
ー下部25の底に変速モーター12による可変式ロータ
リーバルブ11を介して粉体排出コンベア14を連設し
ている。振動体3が昇降機4による巻取り終了位置(破
線で示す位置)において、振動体3の表面を囲うフード
6と、フード6に空気排出口8を設け、さらにフード6
下部に囲繞するスリットを有する空気パージノズル7を
設けてある。粉体投入コンベア13にのせられた粉体は
矢印c方向に移送され、端部で矢印d方向に粉体ホッパ
ー1内へ投入される。粉体排出コンベア14へは可変式
ロータリーバルブ11の回転速度を調整して定量の粉体
を矢印e方向へ排出する。従来の粉体ホッパーでは、粉
体ホッパー内で生ずる粉体のブリッジングやラットホー
ルの影響でロータリーバルブで回転速度を一定に保って
も、粉体排出速度は一定にならなかったが、本発明の振
動体3を粉体ホッパー1内部の設定位置まで下降させる
ことにより、粉体ホッパー1内部の粉体に直接振動を与
えることにより、粉体ホッパー内で生ずる粉体のブリッ
ジングやラットホールが生じることがなく、定量排出が
可能である。
【0010】また、粉塵の発生しやすい粉体を排出する
場合に備えて、フード6の空気排出口8より矢印a方向
へ空気を吸引し集塵装置(図示省略)を介して除塵後大
気中に放出する。また、品種の異なる粉体に振動体3を
用いる場合、振動体3を引上げながらフード6下部の空
気パージノズル7より矢印b方向へ空気を噴出させ、表
面に付着した前の粉体を清掃除去することにより、異種
粉体の混入を防止する。このフード6、空気排出口8、
空気パージノズル7は必要に応じて設ければよい。
【0011】図3について、多種の粉体の排出を行う粉
体ホッパーの例を説明する。図1、2の実施例と同一の
構成は同一の符号を用い説明を省略する。固定されてい
る昇降機4による巻取り終了位置(実線で示す位置)に
ある振動体3の下方に粉体を投入された粉体ホッパー1
を移動して架台27に固定し、締切弁2を開放し、振動
体3を振動させながら昇降機4により粉体ホッパー入口
10の開孔より粉体ホッパー1内部の設定位置まで下降
させ、粉体に直接振動を与え粉体の排出を行う。フード
6、空気排出口8、空気パージノズル7の作用は図2の
説明で前記した通りである。粉体の排出完了後、振動体
3を昇降機4により上昇させ、締切弁2を閉じ最初の粉
体ホッパー1の一工程が終了する。次に、別に用意して
あった粉体ホッパー1′を粉体ホッパー1と同様に固定
されている昇降機4による巻取り終了位置にある振動体
3の下方に移動固定し次の排出を開始する。以下粉体ホ
ッパーの数に応じて同様の操作を繰り返す。これら一連
の操作はコンピューターによる自動化が可能である。
【0012】図4について、本発明の振動体の一実施例
を説明する。振動体3は円錐状の振動体底部20と円筒
状の振動体中央部22と円錐状の振動体上部24とより
なり、振動体中央部22と振動体上部24は捩じ込みま
たはボルト締めなどにより着脱可能に嵌装され、振動体
底部20と振動体中央部22の境に仕切板21を設け、
仕切板21上に発振体15を固着し、一端を発振体15
に連結した内部に電線を埋め込んだケーブル17を振動
体上部24の上端部より取り出し他端を昇降機4に連結
している。ケーブル17を振動体上部24の上端部取り
出し口をゴムなどの弾性体19でシールし、振動体上部
24の上端部に設けた掛止部16に一旦掛止するのが上
下の際に安定する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、粉体ホッパー内に生ず
る粉体のブリッジングやラットホールが生じることがな
く安定または完全排出を行うことが可能であり、装置が
簡単で安価であり消費動力も少なくてすむといった効果
がある。さらに、本発明の粉体ホッパー補助装置を用い
た粉体ホッパーにより、粉体プラントにおける自動化、
省スペース化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】本発明の一実施例を用いて粉体の定量排出を行
う粉体ホッパーを示す概略説明図である。
【図3】本発明の一実施例を用いて多種の粉体の排出を
行う粉体ホッパーを示す概略説明図である。
【図4】本発明の振動体の一実施例を示す概略説明図で
ある。
【符号の説明】
1 粉体ホッパー 2 締切弁 3 振動体 4 昇降機 5 モーター 6 フード 7 空気パージノズル 8 空気排出口 9 粉体排出シュート 10 粉体ホッパー入口 11 ロータリーバルブ 12 変速モーター 13 粉体投入コンベア 14 粉体排出コンベア 15 発振体 16 掛止部 17 ケーブル 19 弾性体 20 振動体底部 21 仕切板 22 振動体中央部 23 開放部 24 振動体上部 25 粉体ホッパー下部 26 粉体ホッパー上部 27 架台 a 空気排出方向 b 空気パージ方向 c 粉体投入移動方向 d 粉体ホッパー内投入方向 e 粉体排出移動方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振体を内蔵した振動体と、一端を前記
    発振体に連結したケーブルと、前記ケーブルの他端を連
    結した粉体ホッパー上方に設けた昇降機とよりなり、前
    記振動体を前記粉体ホッパー下部内から前記粉体ホッパ
    ー上部外の間を前記昇降機の回動による前記ケーブルの
    巻取りにより上下動可能としたことを特徴とする粉体ホ
    ッパー補助装置。
  2. 【請求項2】 振動体の底部勾配が粉体ホッパー下部勾
    配と平行であることを特徴とする請求項1記載の粉体ホ
    ッパー補助装置。
  3. 【請求項3】 振動体が円錐状の振動体底部と円筒状の
    振動体中央部と円錐状の振動体上部とよりなり、前記振
    動体中央部と前記振動体上部は着脱可能に嵌装され、前
    記振動体底部と前記振動体中央部の境に仕切板を設け、
    前記仕切板上に発振体を固着し、一端を前記発振体に連
    結したケーブルを前記振動体上部の上端部より取り出し
    他端を昇降機に連結したことを特徴とする請求項1〜2
    のいずれかに記載の粉体ホッパー補助装置。
  4. 【請求項4】 振動体が昇降機による巻取り終了位置に
    おいて、前記振動体の表面を囲うフードと、前記フード
    に空気排出口を設けたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の粉体ホッパー補助装置。
  5. 【請求項5】 フード下部に空気パージノズルを設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載の粉体ホッパー補助装
    置。
JP5257866A 1993-09-08 1993-09-08 粉体ホッパー補助装置 Pending JPH0776392A (ja)

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JP5257866A JPH0776392A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 粉体ホッパー補助装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102633067A (zh) * 2012-05-03 2012-08-15 苏州隆阁新材料有限公司 无架桥储料仓
JP2016094201A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 日本道路株式会社 骨材用ホッパー
CN113815950A (zh) * 2021-11-06 2021-12-21 云南昆船烟草设备有限公司 一种振动均料方法及装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113815950B (zh) * 2021-11-06 2022-11-11 云南昆船烟草设备有限公司 一种振动均料方法

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