JPH0776120A - サーマルヘッドを用いたプリンタの印字濃度補正方法 - Google Patents

サーマルヘッドを用いたプリンタの印字濃度補正方法

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JPH0776120A
JPH0776120A JP17373293A JP17373293A JPH0776120A JP H0776120 A JPH0776120 A JP H0776120A JP 17373293 A JP17373293 A JP 17373293A JP 17373293 A JP17373293 A JP 17373293A JP H0776120 A JPH0776120 A JP H0776120A
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JP
Japan
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thermal head
printing
print
data signal
density correction
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Application number
JP17373293A
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English (en)
Inventor
Taiichi Ono
泰一 小野
Kunio Omura
国雄 大村
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0776120A publication Critical patent/JPH0776120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドのまわりの機械的な構造を複
雑にすることなく、サーマルヘッドの蓄熱に起因する印
字画像の濃度変化を補償できる印字濃度補正方法を提供
する。 【構成】 サーマルヘッド1に対してシート紙8をA方
向へ相対的に移動させながら、印字データ信号をサーマ
ルヘッド1へ送り込んでサーマルヘッド1を発熱させ、
その発熱によりインクリボン7上のインクを紙8上に転
写するようにしたプリンタにおいて、サーマルヘッド1
へ送り込まれる印字データ信号を印字方向A’に沿った
距離に応じて補正する。例えば、印字方向A’に沿った
印字ラインごとに補正率を設定し、それを印字ラインご
とに印字信号データに乗算する。補正率は、実測された
OD値や、それを吸収率に変換した値に基づいて決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドを用い
たプリンタ、特にそのプリンタにおける印字濃度補正方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のプリンタにおいては、一般に、サ
ーマルヘッドに対して印材、例えばシート紙を相対的に
移動させながら、印字データ信号をサーマルヘッドへ送
り込んでそのサーマルヘッドを印字データ信号に応じて
発熱させ、発熱するサーマルヘッドによってインクリボ
ン上のインクを印材上に転写する。単色用のプリンタで
は、1回の印字作業によって所望の画像が印材上に得ら
れ、一方、カラープリンタでは、インクリボン上に連続
して順々に配置されたY(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)の各色部分に対して印字作業が繰り
返して実行されて印材上にフルカラー画像が得られる。
場合によっては、Y,M,Cの3色に加えてBk(ブラ
ック)部分がインクリボン上に用意される。
【0003】サーマルヘッドを用いた熱転写方式のプリ
ンタでは、サーマルヘッドに備えられた発熱体を発熱さ
せて印字を行う。この印字は、印材がサーマルヘッドに
対して相対的に移動する間に印字ラインごとに順次に実
行される。従って発熱体は、印字が印字ラインごとに繰
り返して行われる際、発熱→放熱→発熱を繰り返す熱曲
線を描く。このとき印字速度を上げれば、放熱のための
時間が少なくなって熱がサーマルヘッド内に次第に蓄積
する。すなわち、サーマルヘッドが次第に蓄熱する。こ
の蓄熱のため、濃度一定の連続パターンに対応する印字
データ信号をサーマルヘッドに加えてそれを印字した場
合、本来であれば濃度一定の画像が得られるはずである
が、実際には、印字方向に沿った印字ラインごとの蓄熱
が影響して、得られた画像の濃度が徐々に濃くなってゆ
く。この傾向は、特に、連続したパターンを印字する場
合や、比較的濃度が高いパターンを印字する場合に生じ
易い。
【0004】ところで、熱転写方式のプリンタにおいて
サーマルヘッドの発熱体の熱は、インクリボンのフイル
ムを通してインクを溶かし、溶けたインクが印材上に転
写されるようになっている。尚、インクが熱昇華型のも
のであれば、昇華されて転写されるようになっている。
通常、蓄熱が生じなければ、又は蓄熱が生じたとしても
その影響が無視できる程度の場合は、得られた画像の画
質の劣化、リボンのしわや切れは生じない。しかしなが
ら、印字速度を上げる等の理由により蓄熱の影響が無視
できなくなると、特に濃度の濃いベタ部分において濃度
変化が生じ、印字した最初の部分と最後の部分との間で
色の変化が生じ、これにより画質の劣化が生じていた。
【0005】また通常、インクリボンは非常に薄く作ら
れており、最大限に出し得る印字濃度には限界がある。
蓄熱のために印字の最後の部分で画像濃度が濃くなり、
特に濃度の濃いベタ部分において濃度がインクリボンの
強度限界を越えると、そのインクリボンが切れるという
最悪の状態を招来する。また、インクリボンに担持され
たインクを印材上に転写する際、サーマルヘッドを押圧
してそれを印材に密着させるが、蓄熱により濃度変化が
生じると、リボンにしわが生じ、正常な印字ができなく
なる。
【0006】従来の熱転写方式のプリンタにおいては、
印字速度が比較的遅いものが多く、サーマルヘッドの蓄
熱による濃度変化は実質的に問題となっていなかった。
よって多くの場合、蓄熱による濃度変化に対する補償は
行われていなかった。しかしながら特開昭62−669
53号公報によれば、必ずしも画像の濃度変化を補償す
るという目的は示されていないものの、サーマルヘッド
の温度を検出し、その検出結果に基づいてサーマルヘッ
ドに供給する電圧を最適な値に設定しようという技術が
開示されている。しかしながらこの従来技術では、もと
もと小型であるサーマルヘッドに温度検出用のセンサを
付設しなければならず、その結果、サーマルヘッドのま
わりの構造が複雑になるという問題があった。また、サ
ーマルヘッドに対するセンサの配設位置に応じてサーマ
ルヘッドの温度検出精度にバラツキが生じ、その結果、
信頼性の高い温度検出、ひいてはサーマルヘッドに関す
る高精度の温度制御はできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消するためになされたものであって、サーマルヘ
ッドのまわりの機械的な構造を複雑にすることなく、サ
ーマルヘッドの蓄熱に起因する印字画像の濃度変化を補
償できる印字濃度補正方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明に係る印字濃度補正方法は次のようなプリン
タ、すなわち、サーマルヘッドに対して印材を相対的に
移動させながら、印字データ信号をサーマルヘッドへ送
り込んでそのサーマルヘッドを印字データ信号に応じて
発熱させ、発熱するサーマルヘッドによってインクリボ
ン上のインクを印材上に転写するようにしたプリンタに
ついての印字濃度補正方法に関するものであり、特に、
サーマルヘッドへ送り込まれる印字データ信号を印字方
向に沿った距離に応じて補正することを特徴としてい
る。
【0009】この補正方法として具体的に考えられるの
は、例えば、予め印材上に形成した画像見本に関して印
字方向に沿ったOD値(すなわち、オプチカルデンシテ
ィ値、別称は光学的濃度値)を実測し、その実測値に基
づいて、印材に対する印字方向に沿って印字ラインごと
に印字濃度補正率を設定し、設定されたその印字濃度補
正率を用いて、サーマルヘッドへ送り込む印字データ信
号を上記印字方向に沿った距離に応じて印字ラインごと
に補正するという補正方法である。
【0010】また、別の方法として、予め印材上に形成
した画像見本に関して印字方向に沿ったOD値を実測
し、その実測されたOD値を吸収率に変換し、求められ
た吸収率に基づいて、印材に対する印字方向に沿って印
字ラインごとに印字濃度補正率を設定し、設定されたそ
の印字濃度補正率を用いて、サーマルヘッドへ送り込む
印字データ信号を上記印字方向に沿った距離に応じて印
字ラインごとに補正するという方法を用いることもでき
る。尚、インクとしては熱溶融型、熱昇華型のいずれも
適応することができ、また昇華する前に一時的に熱溶融
状態になるものも適応できる。階調画像を転写形成する
際には、熱昇華型の方が容易である。そして、印材とし
てはカード、シート(枚葉、反物)、あるいは冊紙等が
適応でき、その材料としてはプラスチック、布、紙、あ
るいは表面にプラスチック層を有する紙又はそれ以外の
材料(金属、無機物等)が特に好ましい。
【0011】
【作用】サーマルヘッドの蓄熱により画像濃度が次第に
濃くなるような場合には、サーマルヘッドへ送り込む印
字データ信号を印字方向に沿った距離に応じて次第に小
さくなるように補正することにより、画像全体にわたっ
て印字濃度を均一に維持できる。印字濃度の補償にあた
って、サーミスタ等の温度センサをサーマルヘッドの近
傍に設置する必要がなく、よってサーマルヘッドのまわ
りの機械的な構成が複雑になることがない。また、印字
データ信号を直接に補償するようにしたので、画像濃度
を精度良く調節できる。特に、請求項2及び請求項3に
記載の印字濃度補正方法では、実測された印字濃度に基
づいて印字データ信号のための補正率を設定するように
したので、得られる画像の濃度をきわめて均一にするこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係る印字濃度補正方法を用
いたプリンタの要部の一実施例を示している。このプリ
ンタは、サーマルヘッド1と、サーマルヘッド1を駆動
するドライバ2と、CPU3及びメモリ4を備えたコン
ピュータ5と、そしてCPU3へ印字データ信号を送り
込むデータ入力装置6とを有している。データ入力装置
6としては、例えば、画像を読み取るためのスキャナ
や、キーボード入力装置等が考えられる。
【0013】サーマルヘッド1の下端には、例えば38
4ドットの発熱体が1列に設けられている。これらの発
熱体が、コンピュータ5から送られる印字データ信号に
基づいて選択的に発熱する。この発熱体アレイにインク
リボン7及び印材としてのシート紙8が供給され、イン
クリボン7上のインクがサーマルヘッド1の発熱した部
分に対応して溶融してシート紙8上に転写される。
【0014】シート紙8は、固定配置されたサーマルヘ
ッド1に対して矢印A方向へ搬送され、その搬送中にシ
ート紙8の上に印字が行われる。具体的には、図3に示
すように、シート紙給送方向Aに関してシート紙8の先
頭端8aから終端8bに向かって矢印A’方向へ、サー
マルヘッド1の発熱体アレイに対応する1ラインごとに
印字が行われる。この印字作業において印字速度が遅い
場合、例えば30ms/1ライン程度であると、サーマ
ルヘッド1に関する発熱→放熱→発熱が適正に行われ、
従って、得られる印字画像の濃度は比較的均一である。
ところが、例えば10ms/1ラインのように印字速度
が速くなると、サーマルヘッド1に関する発熱→放熱→
発熱の繰り返しにおいて放熱のための十分な時間が確保
できず、従ってサーマルヘッド1が蓄熱する。すなわ
ち、サーマルヘッド1の温度が徐々に高くなる。
【0015】このような蓄熱が生じると、印字方向A’
に沿って下流側(図3の右側)に進むに従ってインクリ
ボン7上のインクの溶融が促進され、その結果、得られ
る画像の濃度が徐々に濃くなり、均一な濃度が得られな
くなる。このようなサーマルヘッド1の蓄熱に起因する
濃度の不均一を補償するため、本実施例では、データ入
力装置6から入力された印字データ信号を適宜に補正し
てからサーマルヘッド1へ印加するようにしている。以
下、その補正方法について詳細に説明する。
【0016】まず、例えば図1に示すようなプリントシ
ステムによってシート紙8上に画像見本を印字する。そ
して、得られた画像見本の濃度を、例えば図8に示すよ
うな濃度読取りシステムによって読み取る。本発明者に
よる実験では、マイクロデンシトメータ9としてサクラ
社製:PDM−5AR、デジタルマルチメータ11とし
てアドバンテスト社製:TR6871、そしてパーソナ
ルコンピュータ12としてヒューレットパッカード社
製:HP9000−3000を用いた。
【0017】図8において、マイクロデンシトメータ9
の移動台に画像見本を担持したシート紙を置き、0.1
mmごとにOD値(オプチカルデンシティ値)を測定し
てゆき、そのデータをデジタルマルチメータ11に読み
込み、さらにパーソナルコンピュータ12に入力する。
入力されたデータをプリンタ13によってグラフ上にプ
ロットすると、図4に示すグラフにおいて一群のプロッ
ト点が得られる。このデータを基にして近似曲線L1を
決め、その近似式を設定する。例えば、 y=−1.12×10-52+0.0012x+0.0
314 を設定する。
【0018】この近似式をx=0でy=1となるように
図示すると、図2に示すような近似曲線L2が得られ
る。この近似曲線L2に基づいて補正率曲線L3を求め
る。これを式によって表すと、例えば yc =1−(−1.12×10-52 +0.0012
x) となる。この求められた近似式を図1のメモリ4に記憶
する。
【0019】CPU3は、データ入力装置6から送られ
る印字データ信号のライン番地すなわち印字方向距離に
対応する補正率yc を補正式L3から読み取り、その補
正率yc を印字データ信号に乗算して補正した後にサー
マルヘッド1に供給して印字を行う。この補正処理は、
1ライン目から最終ライン目に至る全ての印字データ信
号に対して行われ、従って、得られる印字画像は濃度変
動曲線L2(図2)を呈することなく、その濃度が均一
に維持される。
【0020】本発明者は、上記のような印字濃度補正を
行った場合と、そのような補正を行わなかった場合の各
々の印字画像の濃度を測定した。その結果、補正を行わ
なかった場合は図6に示すように、印字方向距離が大き
くなるに従ってOD値が徐々に大きくなり、濃度が次第
に濃くなることが確認された。これに対し、補正を行っ
た場合は図7に示すように、印字方向距離が変わっても
OD値はほぼ一定の範囲内に収まり、濃度がほぼ一定で
あることが確認された。
【0021】上記の説明では、濃度補正のための基準値
としてOD値を用いた。しかしながらこのOD値の変動
状態とサーマルヘッド1への通電量との関係はあいまい
であり、従って、厳格な意味での濃度補正ができないお
それもある。この点を解消するため、その変動状態がシ
ート紙8等の印材との関係において直線的である吸収率
をOD値に代えて濃度補正のための基準値として用いる
ことができる。この吸収率はOD値に対して次式のよう
な関係を有している、 吸収率=1−(1/10OD) 但し、「OD」はOD値を示している。
【0022】上式を用いて図4に示したOD値の実測デ
ータを吸収率に変換すると、図5に示すようなグラフが
求められ、このデータに基づいて補正式(図2における
曲線L3に相当)を求めると、 yc =1−(−2.524×10-52 +0.0025
2x) が得られる。この補正式を用いて印字データ信号を印字
ラインごとに補正し、その補正後の信号をサーマルヘッ
ドへ供給して印字を行うことにより、濃度がより一層均
一である印字画像を得ることができる。
【0023】以上、好ましい実施例をあげて本発明を説
明したが、本発明はそれらの実施例に限定されるもので
なく、請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変
できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、サーマルヘッドの蓄熱
に起因する印字画像の濃度変化を補償でき、印字方向
(図3のA’方向)に沿った濃度が均一である印字画像
を得ることができる。また、サーマルヘッドの温度を検
出するための温度センサ等といった付属の要素部品が一
切不要であるので、サーマルヘッドのまわりの機械的な
構造を複雑にすることがない。
【0025】請求項2記載の印字濃度補正方法によれ
ば、実際の印字画像に対応した濃度補正を行うことがで
きるので、印字画像の濃度を精度良く均一に保持でき
る。
【0026】請求項3記載の印字濃度補正方法によれ
ば、印材との関係がより直線的である吸収率を濃度補正
の基準として用いたので、印字画像の濃度をより一層精
度良く均一に保持できる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字濃度補正方法を実施するため
のプリンタの要部を模式的に示す斜視図である。
【図2】濃度補正のための補正率の基準となる補正曲線
L3の一例を示すグラフである。
【図3】印材上へ1ラインごとに実施される印字作業を
模式的に示す平面図である。
【図4】画像見本に対して行われたOD値測定に関する
実測結果を示すグラフである。
【図5】図4に示したOD値に関する各測定データを吸
収率に変換した結果を示すグラフである。
【図6】本発明に係る印字濃度補正方法を実施すること
なく印字された印字画像に対して行ったOD値測定の結
果を示すグラフである。
【図7】本発明に係る印字濃度補正方法を実施して印字
された印字画像に対して行ったOD値測定の結果を示す
グラフである。
【図8】OD値測定のための測定システムの一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 5 コンピュータ 7 インクリボン 8 シート紙(印材) A シート紙搬送方向 A’ 印字方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドに対して印材を相対的に
    移動させながら、印字データ信号をサーマルヘッドへ送
    り込んでそのサーマルヘッドを印字データ信号に応じて
    発熱させ、発熱するサーマルヘッドによってインクリボ
    ン上のインクを印材上に転写するようにしたプリンタに
    関する印字濃度補正方法において、 サーマルヘッドへ送り込む印字データ信号を印字方向に
    沿った距離に応じて補正することを特徴とする印字濃度
    補正方法。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッドに対して印材を相対的に
    移動させながら、印字データ信号をサーマルヘッドへ送
    り込んでそのサーマルヘッドを印字データ信号に応じて
    発熱させ、発熱するサーマルヘッドによってインクリボ
    ン上のインクを印材上に転写するようにしたプリンタに
    関する印字濃度補正方法において、 予め印材上に形成した画像見本に関して印字方向に沿っ
    たOD値(オプチカルデンシティ値)を実測し、 その実測値に基づいて、印材に対する印字方向に沿って
    印字ラインごとに印字濃度補正率を設定し、 設定されたその印字濃度補正率を用いて、サーマルヘッ
    ドへ送り込む印字データ信号を上記印字方向に沿った距
    離に応じて印字ラインごとに補正することを特徴とする
    印字濃度補正方法。
  3. 【請求項3】 サーマルヘッドに対して印材を相対的に
    移動させながら、印字データ信号をサーマルヘッドへ送
    り込んでそのサーマルヘッドを印字データ信号に応じて
    発熱させ、発熱するサーマルヘッドによってインクリボ
    ン上のインクを印材上に転写するようにしたプリンタに
    関する印字濃度補正方法において、 予め印材上に形成した画像見本に関して印字方向に沿っ
    たOD値(オプチカルデンシティ値)を実測し、 その実測されたOD値を吸収率に変換し、 求められた吸収率に基づいて、印材に対する印字方向に
    沿って印字ラインごとに印字濃度補正率を設定し、 設定されたその印字濃度補正率を用いて、サーマルヘッ
    ドへ送り込まれる印字データ信号を上記印字方向に沿っ
    た距離に応じて印字ラインごとに補正することを特徴と
    する印字濃度補正方法。
JP17373293A 1993-06-21 1993-06-21 サーマルヘッドを用いたプリンタの印字濃度補正方法 Pending JPH0776120A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007099940A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-07 Citizen Holdings Co., Ltd. サーマルプリンタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007099940A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-07 Citizen Holdings Co., Ltd. サーマルプリンタ
US7746367B2 (en) 2006-03-01 2010-06-29 Citizen Holdings Co., Ltd. Thermal printer
JP4841616B2 (ja) * 2006-03-01 2011-12-21 シチズンホールディングス株式会社 サーマルプリンタ

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