JPH0776017B2 - 製袋機におけるフイルム制動装置 - Google Patents

製袋機におけるフイルム制動装置

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JPH0776017B2
JPH0776017B2 JP26357589A JP26357589A JPH0776017B2 JP H0776017 B2 JPH0776017 B2 JP H0776017B2 JP 26357589 A JP26357589 A JP 26357589A JP 26357589 A JP26357589 A JP 26357589A JP H0776017 B2 JPH0776017 B2 JP H0776017B2
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torque
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義一 増田
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茨木精機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は軸にロール巻き状に保持した帯状のフイルム
を、引出しロールの引張り力によって前記軸から一定速
度で引出しながら製袋する製袋機において、前記フイル
ムのロール径の変化に応じて該フイルムに対して可変的
な制動力を作用させるようにした制動装置に関する。
(従来の技術) 自動包装機のように帯状のフイルムを一定速度で引出し
ながら該フイルムを製袋化して行く製袋機では、第5図
の如く機台に回転自在に支持した軸(1)にロール状の
フイルム(2)を固定し、該フイルムを引出しロール
(3)(4)でもって引張るようにしているが、ロール
フイルム(2)には矢印(5)の方向に完成が働くた
め、軸(1)にバンド(6)をスプリング(7)の引張
り力を利用して密着させ、軸にバンド(6)の摩擦力が
作用するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし前記装置では、フイルムの消費に伴ってフイルム
のロール径が徐々に小さくなってフイルムの重量が減少
して行くと、ロールフイルムの回転方向への慣性も小さ
くなり、それに伴って軸に対するバンドのブレーキ力が
大きくなる。この結果フイルムに働くテンションでフイ
ルムが伸びたり、またフイルムの供給に遅れが生じたり
する欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の如くフイルムが伸びたり、フイルムの供
給に送れ生じたりさせないために、第1請求項では、機
台に回転自在に支持した軸にロールフイルムを固定し、
該ロールフイルムを引出しロールの回転で帯状に引出し
て製袋機に供給するようにした製袋機において、前記軸
に該軸のスピードと比例的な電圧を発生する電圧発生装
置を連結すると共に、さらに前記軸と機台に固定したト
ルクモータの出力軸とを連結する一方、前記電圧発生装
置と前記トルクモータとを抵抗変換器を介して電気的に
接続し、前記トルクモータの出力トルクが前記軸の回転
トルクを上回らず、しかもトルクモータの出力軸の回転
を前記軸の回転とは逆方向になるように設定すると共
に、前記軸のスピードが上昇すると前記トルクモータの
出力トルクが減少するように前記の抵抗変換器が電気抵
抗を制御するように構成したものである。
また第2請求項は、機台に回転自在に支持した支持軸に
ロールフイルムを固定し、該ロールフイルムを引き出し
ロールの回転で前記支持軸の転がりにより帯状に引き出
して製袋部に供給するようにした製袋機において、前記
支持軸の転がりスピードと比例的な電圧を発生する電圧
発生装置を連結する一方、前記支持軸と機台に固定した
トルクモータの出力軸とを連結し、さらに前記電圧発生
装置と前記トルクモータとを電圧変換機を介して電気的
に接続し、前記トルクモータの出力トルクが前記支持軸
の回転トルクをを上回らず、しかもトルクモータの出力
軸の回転を前記支持軸の回転とは逆方向になるように設
定して構成した。
(作用) ロールフイルムを固定した軸は機台に回転自在に支持さ
れているから、引出しロールによって前記フイルムを引
張ると前記軸はロールフイルムと一体で回転する。第1
請求項では該軸に電圧発生装置を連結し、軸が回転する
と前記電圧発生装置が軸の回転速度と比例的な電圧を発
生するようになっている。一方前記軸には機台と固定し
たトルクモータの出力軸が連結され、該トルクモータは
軸の回転トルクを上回らない回転トルクでもって軸に対
して逆方向の回転力を作用させる。結局該トルクモータ
の回転トルクは軸の回転に対して制動力となる。しかも
前記電圧発生装置から発生される電圧は電圧値が大きい
ほど抵抗変換器では抵抗が大きくなるから、軸の回転数
が上がるとトルクモータに対する電圧が低下する。この
ためローラフイルム径が小さくなり軸のスピードが増大
してくるとトルクモータによる制動力は反対に低下して
くるのである。
一方第2請求項に記載した発明は、軸と電圧発生装置と
の間に、軸の回転数が上がると前記電圧発生装置に対す
る駆動速度を低下させるように自動変速する可変変速機
を介設しているため、軸のスピードが上がると電圧発生
装置での発生電圧は反比例的に低くなり、抵抗変換器を
取除いた電気回路を介してトルクモータに電流が直接流
れるようになっている。このためトルクモータの出力ト
ルクは電圧発生装置で発生する電圧電流でもって直接制
御されることになり、軸のスピードが上がると該軸に対
するトルクモータによる制動力も低下するのである。
(実施例) 第1図において軸(10)に支持したロールフイルム(R
F)は引出しロール(11)(12)によって常に一定速度
で引出される。第2図の如く前記軸(10)の一端を軸受
け(13)を介して機台(14)に回転自在に支持し、ロー
ルフイルム(RF)はナット(15)の締付けで軸(10)に
固定されているので、フイルムの引出しによってロール
フイルム(RF)と軸(10)とは一体に回転するようにな
っいる。また軸には2個のチェンホイル(16)(17)を
固定し、一側のチェンホイル(16)と発電機(18)とを
チェン(19)で、また他側のチェンホイル(17)とトル
クモータ(20)の出力軸とをチェン(21)でそれぞれ連
結している。従って軸(10)が回転すると発電機(18)
が駆動され軸(10)の回転数に比例した電圧電流が発電
機(18)から流れ出る。この電流は電線(22)を介して
抵抗変換器であるVRコンバータ(23)に送られ、電圧の
大きさに見合った電気抵抗を発生させ、電源回路(24)
の電気抵抗を大きくするからトルクモータ(20)の出力
トルクは小さくなる。なお軸(10)は第1図において実
線矢印のように時計方向に回転するが、トルクモータ
(20)は点線矢印の如く軸(10)の回転とは反対方向に
回転するように設定されている。しかもトルクモータ
(20)の出力トルクは前記軸(10)の回転トルクよりも
小さく、従ってトルクモータ(20)の出力トルクは軸
(10)の回転トルクに対して制動力として働くようにな
っている。
そこでフイルムの引出しが進むに連れてロールフイルム
(RF)の径が徐々に小さくなり重量が減少して行くと、
それに比例してロールフイルム(RF)の周速度がアップ
し、同時に軸(10)の回転速度が上がってくる。すると
発電機(18)の電圧も比例的に上がり、電気抵抗は比例
的に大きくなるので、トルクモータ(20)の出力トルク
は減少し軸に対する制動力も低下するのである。
第1図において(50)(51)は引出しロール(11)(1
2)と共動してフイルム(F)を引張るロールで、フイ
ルムはフオーマ(52)によってチューブ状に丸められ、
一方供給コンベヤ(53)は被包装物(A)をチューブ状
フイルム内に供給する。そしてクロスシーラ(54)(5
5)によってチユーブ状フイルムをシールカットするこ
とによりフイルムは製袋(56)されるのである。
なお第1図では発電機(18)でもって直接電圧を発生さ
せているが、この発電機に変えてエンコーダを設けるこ
とも考えられる。すなわち第3図の如くエンコーダ(2
5)によって軸の回転数に見合ったパルスを発生させ、
該パルスを電圧変換器(26)によって電圧に変える。従
ってエンコーダ(25)と電圧変換器(26)とによって電
圧発生装置(27)を構成したことになり、該電圧発生装
置(27)を抵抗変換器(23)を介してトルクモータ(2
0)に電気的に接続することができる。
また第1図における抵抗変換機23を取り除き、発電機18
からの発生電流で直接トルクモータ20を回転させること
ができる。この場合第4図のごとくロールフイルムを支
持する支持軸10にコーン型プーリによる公知の可変変速
器30を介して発電機18を連結すると共に、該発電機をAD
変換機29を介してトルクモータ20に連結する。前記変速
器30は支持軸10からの入力回転数が上がると、対のコー
ンプーリ31,32間の間隙が自動的に減速方向に変化し、
変速比が支持軸10の回転数の変化と比例的に変わる。こ
の結果支持軸10のスピードアップに伴い、それに反比例
するように発電機の発生電圧を減少させ、トルクモータ
20の出力トルクを低下させる。このためロールフイルム
の重量の減少に比例して支持軸10の回転があがるとトル
クモータ20による支持軸に対する制動力も比例的に小さ
くなる。
(効果) 本発明によればロールフイルムを固定した回転自在な軸
に、該軸の回転値を電圧に変換する電圧発生装置を連結
すると共に、また同軸にトルクモータを連結し、該トル
クモータの回転方向を前記軸の回転方向とは反対方向
で、しかも同トルクモータの出力トルクが軸の回転トル
クを上回らないように設定し、さらに第1請求項では前
記電圧発生装置とトルクモータとを接続する電気回路中
に抵抗変換器を設けて、電圧が上がれば電気抵抗が増え
てトルクモータの出力トルクを低下させるようにし、ま
た第2請求項では軸と電圧発生装置の間に可変変速機を
介設して軸の回転数が上がると電圧が低下してトルクモ
ータの出力トルクが低下するようにしたから、ロールフ
イルムの径が次第に小さくなると本来なら軸に対してブ
レーキ力が次第に増加してくるのを、本発明ではロール
フイルムの径の減少と比例の関係にある軸の回転数の上
昇作用を利用してトルクモータの出力トルクを調整し、
軸に対するブレーキ力を低下させるので、従来のように
過大ブレーキによるフイルムの伸びやフイルムの遅れを
防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図は前図の
一部の断面図、第3図及び第4図は他の実施例を示すブ
ロック線図、第5図は従来例の説明図である。 (RF)……ロールフイルム、(10)……軸、(18)……
電圧発生装置、(23)……抵抗変換器、(27)……電圧
発生装置、(30)……可変変速機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台に回転自在に支持した軸にロールフイ
    ルムを固定し、該ロールフイルムを引き出しロールの回
    転で前記軸の転がりにより帯状に引き出して製袋部に供
    給するようにした製袋機において、前記軸に該軸の転が
    りスピードと比例的な電圧を発生する電圧発生装置を連
    結すると共に、さらに前記軸と機台に固定したトルクモ
    ータの出力軸とを連結する一方、前記電圧発生装置と前
    記トルクモータとを抵抗変換器を介して電気的に接続
    し、前記トルクモータの出力トルクが前記軸の回転トル
    クを上回らず、しかもトルクモータの出力軸の回転を前
    記軸の回転とは逆方向になるように設定すると共に、前
    記軸のスピードが上昇すると前記トルクモータの出力ト
    ルクが減少するように前記の抵抗変換器が電気抵抗を制
    御するようにした製袋機におけるフイルム制動装置。
  2. 【請求項2】機台に回転自在に支持した支持軸にロール
    フイルムを固定し、該ロールフイルムを引き出しロール
    の回転で前記支持軸の転がりにより帯状に引き出して製
    袋部に供給するようにした製袋機において、前記支持軸
    の回転スピードの増大に反比例するように出力軸の回転
    スピードを減少させる可変変速機を該支持軸に連結する
    と共に、該可変変速機の出力軸に、該出力軸の転がりス
    ピードと比例的な電圧を発生する電圧発生装置を連結す
    る一方、前記支持軸と機台に固定したトルクモータの出
    力軸とを連結し、さらに前記電圧発生装置と前記トルク
    モータとを電圧変換機を介して電気的に接続し、前記ト
    ルクモータの出力トルクが前記支持軸の回転トルクをを
    上回らず、しかもトルクモータの出力軸の回転を前記支
    持軸の回転とは逆方向になるように設定した製袋機にお
    けるフイルム制動装置。
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US6908219B1 (en) * 2004-03-29 2005-06-21 Valeo Sylvania Llc Optical element for a high mounted stop lamp with an LED light source

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