JPH077571B2 - エンファシス回路 - Google Patents

エンファシス回路

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JPH077571B2
JPH077571B2 JP62155129A JP15512987A JPH077571B2 JP H077571 B2 JPH077571 B2 JP H077571B2 JP 62155129 A JP62155129 A JP 62155129A JP 15512987 A JP15512987 A JP 15512987A JP H077571 B2 JPH077571 B2 JP H077571B2
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JP
Japan
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circuit
limiter
emphasis
time constant
coefficient
Prior art date
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JP62155129A
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JPH011159A (ja
JPS641159A (en
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泰俊 松尾
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエンファシス回路に係り、特にVTR等の記録系
及び再生系においてノイズ成分を低減し得るエンファシ
ス回路に関する。なお、本明細書においては互いに相補
的な特性を持ったプリエンファシス回路とディエンファ
シス回路の両者を含んだ回路、あるいはそのうちの一方
だけの回路を総称してエンファシス回路と呼ぶ。
従来の技術 第6図は従来のエンファシス回路の一例のブロック系統
図を示す。これは本出願人により出願された特願昭61−
171393に記載されている第1実施例の帰還形プリエンフ
ァシス回路と帰還形ディエンファシス回路とを1つにま
とめ、開閉成スイッチによってこれらを切換える構成と
したエンファシス回路に相当する。同図中、プリエンフ
ァシス回路として用いる場合、スイッチ12を開成する。
入力端子1に入来した記録入力映像信号は積分回路及び
減算器よりなる時定数回路(高域フィルタ)3を介して
高周波成分を波された後、リミッタ24によって振幅制
限され第1の係数回路25を経て入力側に帰還して加算器
2において入力信号と加算される。リミッタ24の出力は
エンファシス量に係る第2の係数回路26を経て加算器8
において入力信号と加算され、エンファシス特性を付与
された記録映像信号として出力端子9より取り出され
る。
一方ディエンファシス回路として用いる場合、スイッチ
12を閉成する。入力端子1に入来した再生入力映像信号
は、減算器10を介して加算器2に供給され、上記記録映
像信号と同様な経路をたどる。該第2の係数回路26の出
力は減算器10において入力映像信号と減算されて上記プ
リエンファシス特性と相補的なディエンファシス特性を
付与される。その出力は再生映像信号として出力端子11
より取り出される。
このエンファシス回路において上記時定数回路3の時定
数Tsを上記第2の係数回路26のエンファシス量に係る係
数をX、ノイズ低減効果が始まる周波数に対応した時定
数をTとしたとき T>Ts>T/(X+1) (1) と規定することによって、上記特願昭61−171393号明細
書において詳述した如く、インパルスノイズ入来時の出
力における横引きノイズ、及びランダムノイズ入来時の
出力におけるノイヅ残留時間を低減することが出来る。
発明が解決しようとする問題点 上記の如く、(1)式で示す条件を設定することによっ
てエンファシス回路の出力におけるランダムノイズ及び
横引きノイズを低減できる。
しかるに、プリエンファシスの場合、第7図(A)に示
すような入力eが第6図の入力端子1に入来したとき
は、時定数回路3の出力は第7図(B)に示すfのよう
になりリミッタレベルL以上での減衰時間が時定数Tsで
決まる。(1)式で示すようにT>Ts>T/(X+1)と
設定すれば、Tsが小振幅時の時定数T/(X+1)より大
きくなり時定数回路3の出力がリミッタ24により振幅制
限されている時間が長くなる。
これは大振幅時において低い周波数でのエンファシス量
が増加することを意味し、高周波にのみエンファシスを
かけたいという本来の目的に反することになり好ましく
ない。
本発明は前記(1)式の関係を保ちつつ、なおかつ低周
波数でのエンファシス量の増加を抑え得るエンファシス
回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明エンファシス回路は、上記時定数回路と上記第1
の係数回路との間に第1のリミッタを、上記時定数回路
と第2の係数回路との間に第2のリミッタを夫々独立に
設け、第1のリミッタのリミッタレベルをLIM1、第2の
リミッタのリミッタレベルをLIM2としたとき LIM1>LIM2 と設定してなる。
実施例 第1図は本発明の第1実施例のブロック系統図を示す。
同図は本発明をプリエンファシス回路及びディエンファ
シス回路を含んだ回路に適用した実施例である。
この回路をプリエンファシス回路として用いる場合、ス
イッチ12を開成する。入力端子1に入来した記録映像信
号は積分回路及び減算器からなる時定数回路3により高
周波成分を波され、一方では、リミッタレベルLIM1を
設定されたリミッタ4によって振幅制限された後、係数
Kをもった係数回路5を経て加算器2に供給される。こ
こで入力信号と加算されて上記時定数回路3に供給され
る。時定数回路3の出力信号は、他方で、リミッタレベ
ルLIM2を設定されたリミッタ6により振幅制限されたあ
と係数Xを持つ第2の係数回路7を介して加算器8にお
いて入力映像信号と加算されプリエンファシス特性を付
与された記録映像信号として出力端子9より取り出され
る。
次にディエンファシス回路として用いる場合、スイッチ
12を閉成する。入力端子1に入来した再生入力映像信号
は第2の係数回路7までは上記スイッチが開成している
場合と同様の経路をたどり、第2の係数回路7の出力は
減算回路10において入力映像信号と減算され、上記プリ
エンファシス特性と相補的なディエンファシス特性を付
与され、出力端子11より取り出される。
同図において上記時定数回路3の時定数Tsを、ノイズ低
減効果が始まる周波数に対応する時定数をT、上記第2
の係数回路7の係数をXとしたとき、前記(1)式と同
じく、 T>Ts>T/(X+1) という関係を持つように設定する。
また上記エンファシス回路において上記リミッタレベル
LIM1及び上記リミッタレベルLIM2を第2図に示す如く、 LIM1>LIM2 となるように設定する。
プリエンファシスの場合を例にとると、第3図(A)に
示すような信号aが入力端子1に入来したとき、第1図
における時定数回路3の出力波形は第3図(B)に実線
bで示すようになる。なお同図(B)中にリミッタが1
つだけの従来回路と比較するために第7図(B)の波形
を破線で示した。同図においてbで示す波形は振幅が第
1のリミッタ4のリミッタレベルLIM1よりも大きいとこ
ろではその減衰の時定数は時定数回路3のもつ時定数Ts
であり、それよりも小さい振幅になると、その減衰の時
定数は上記特願昭61−171393号において述べた如くT/
(X+1)となる。ここで(1)式の関係が設定してあ
ることによってLIM1以下の振幅ではLIM1以上の振幅に比
較して早く減衰することになる。またこの第1のリミッ
タ4は上記LIM2以上の振幅において第7図(B)に示す
波形よりも早く減衰させることを目的としてそのリミッ
タレベルLIM1がLIM2より大きく定められており、かつ第
3図(B)の波形b全体の減衰時間に合わせて適切に設
定される。
一方上記第2のリミッタ6のリミッタレベルLIM2は第2
の係数回路7と共にこのエンファシス回路におけるエン
ファシス量に直接係わってくるリミッタレベルであっ
て、第7図(B)に示すリミッタレベルLに相当するも
のである。
このように2つの第1のリミッタ4と第2のリミッタ6
を設けることにより、上記(1)式の関係を保ちつつ、
かつ第7図(B)の波形に比して大振幅時の減衰を早め
ることができる。このことは大振幅時にリミッタによっ
て振幅制限されている時間を短くすることを意味し、こ
れによって中振幅時あるいは大振幅時の中低域周波数に
おけるエンファシス量を抑えることが可能となる。
第4図は本発明の第2実施例のブロック系統図を示す。
同図において第1図と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。同図において、回路を記録系
のプリエンファシス回路として用いる場合スイッチ20を
閉成し、再生系のディエンファシス回路として用いる場
合、スイッチ20を開成させる。加算器18を介して供給さ
れた入力映像信号は減算器13で第1の係数回路14の出力
と減算されて時定数回路3に供給される。リミッタ6の
出力は係数回路15を介して減算器16に供給され入力映像
信号と減算される。その出力はディエンファシス特性を
付与された再生映像信号として出力端子17より取り出さ
れる。加算器18は記録時には入力映像信号と係数回路15
の出力とを加算し、その出力はプリエンファシス特性を
付与された記録映像信号として出力端子19より取り出さ
れる。
第2の係数回路15の係数をX/(X+1)とし、時定数回
路3の時定数Tsを(1−K)Tとし、上記特願昭61−17
1393号において第2実施例で述べた如く T>Ts>T/(X+1) と設定する。同図においてもLIM1,LIM2を LIM1>LIM2 となるよう設定する。本実施例においても、第3図に示
したように上記第1実施例と同様な効果が得られる。
第5図は本発明の第3実施例のブロック系統図を示す。
同図において第1図及び第4図と同一構成部分には同一
符号を付しその説明を省略する。第5図においては時定
数回路21として、コンデンサと抵抗よりなる微分回路を
用いており、構成が簡単である。
第2の係数回路23の係数を(1+K)X/(X+1)とし
時定数回路21の時定数TsをT/(K+1)とし、上記特願
昭61−171393号において第3実施例で述べた如く T>Ts>T/(X+1) と設定する。また同図においてもLIM1とLIM2を LIM1>LIM2 となるように設定し、第3図に示したように第1実施例
及び第2実施例と同様な効果が得られる。
発明の効果 本発明エンファシス回路では、リミッタを時定数回路と
第1の係数回路との間、及び時定数回路と第2の係数回
路との間に独立に設け、それぞれのリミッタレベルをLI
M1及びLIM2としたとき LIM1>LIM2 と設定しているため、記録系のプリエンファシス回路で
は中,大振幅時における中,低域周波数のエンファシス
量を抑えることができ、プリエンファシス回路の後に接
続されるメインプリエンファシス回路及びホワイトクリ
ップ回路,ダーククリップ回路による波形欠損を低減す
ることができ、しかも再生系のディエンファシス回路で
は大振幅の入力があった場合にはその振幅を速やかに減
衰させることができるため、大振幅入力時に生じるノイ
ズが出力に現われる残留ノイズの時間幅を低減させる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路の第1実施例のブロック系統図、第
2図は本発明に含まれる二つのリミッタのリミッタレベ
ル相互の関係を示す概念図、第3図は本発明のプリエン
ファシス時における各部の波形図、第4図は本発明の第
2実施例のブロック系統図、第5図は本発明の第3実施
例のブロック系統図、第6図は従来のエンファシス回路
のブロック系統図、第7図は従来のプリエンファシス時
における各部の波形図である。 1……入力端子、2,8,18……加算器、3,21……時定数回
路、4,6,24……リミッタ、5,14,22,25……第1の係数回
路、7,15,23,26……第2の係数回路、9,11,17,19……出
力端子、10,13,16……減算器、12,20……開閉成スイッ
チ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号が時定数回路を経たあとリミ
    ッタによって振幅制限され、係数Kを持った第1の係数
    回路を通って時定数回路の入力側に帰還し、リミッタの
    出力がエンファシス量に係る係数Xを持った第2の係数
    回路を介して入力信号と演算されて取り出される構成で
    あって、時定数回路の時定数をTs、ノイズ低減効果が始
    まる周波数に対応した時定数をTとすると T>Ts>T/(X+1) に設定された帰還形エンファシス回路において、上記リ
    ミッタとして、上記時定数回路と上記第1の係数回路と
    の間に第1のリミッタを、また上記時定数回路と上記第
    2の係数回路との間に第2のリミッタを夫々独立に設
    け、上記第1のリミッタのリミッタレベルをLIM1、上記
    第2のリミッタのリミッタレベルをLIM2としたとき LIM1>LIM2 に設定したことを特徴とするエンファシス回路。
JP62155129A 1987-05-22 1987-06-22 エンファシス回路 Expired - Lifetime JPH077571B2 (ja)

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JP62155129A JPH077571B2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 エンファシス回路
US07/209,650 US4864404A (en) 1987-05-22 1988-06-21 Noise reduction circuit of a video signal

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JPH011159A JPH011159A (ja) 1989-01-05
JPS641159A JPS641159A (en) 1989-01-05
JPH077571B2 true JPH077571B2 (ja) 1995-01-30

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