JPH0775197B2 - X線テレビジョン装置 - Google Patents

X線テレビジョン装置

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JPH0775197B2
JPH0775197B2 JP3010265A JP1026591A JPH0775197B2 JP H0775197 B2 JPH0775197 B2 JP H0775197B2 JP 3010265 A JP3010265 A JP 3010265A JP 1026591 A JP1026591 A JP 1026591A JP H0775197 B2 JPH0775197 B2 JP H0775197B2
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哲雄 今西
徳蔵 駒井
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Shimadzu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輝度自動調整機能を有
するX線テレビジョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線テレビジョン装置においてテレビジ
ョンモニタに映出される透視画像の輝度が常に観察しや
すい所定値に保たれることが望まれることから、輝度の
自動調整化は、一般に図3に示す構成により行なわれて
いる。
【0003】図において高電圧発生器21で付勢された
X線管22より発生したX線が被検体23に照射され、
被検体23を透過したX線透視像がイメジインテンシフ
ァイア24で可視像に変換され、その像がテレビカメラ
25、カメラコントロールユニット26で映像信号に変
換されて、テレビモニタ27に透視画像として写し出さ
れる。と同時にカメラコントロールユニット26内でマ
スキンブ処理された輝度信号Iが輝度自動調整回路28
に供給される。この検出された輝度信号Iは輝度自動調
整回路28において適正輝度に対応する基準信号と比較
され、その比較出力をX線制御器29に与えて輝度信号
が最適値となるように管電圧および/または管電流を制
御する。
【0004】上記構成による透視画像の輝度自動調整に
おいて、被検体透視像の輝度信号としては、透視像上の
輝度検出採光野内のピーク値を用いてその値が基準信号
と一致するようにX線出力(管電圧あるいは管電流)を
制御するピーク値制御方式と、採光野の平均輝度値を用
いてX線出力を制御する平均値制御方式とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ピーク値制御方式の場
合には、人体の様な複雑な被検体では暗部と明部のコン
トラスト差が大きく、明部(高輝度部)がピーク値を求
める採光野に入ると画像全体の輝度が下がり暗くなり、
特に暗部が暗くなりすぎ観察しずらくなる。
【0006】一方平均値制御方式では画面輝度の大きな
変動はないが、食道等を透視する場合のようにX線絞り
を絞り込み周囲のX線をさえぎると、平均値が下がるた
めにX線出力を上げる方向に制御がかかり、中央部の観
察したい部分の輝度が上昇しすぎて白飛びを生じ観察で
きないことになる。
【0007】本発明は上記従来の輝度自動調整機能を有
するX線テレビジョン装置の欠点を解消するために創案
されたもので、高輝度部が画像中央部に設定されたピー
ク値採光野に位置しても画像全体の輝度が極端に低下せ
ず、また、X線絞りを絞りX線照射野を小さくしても画
像全体の輝度が極端に上昇せず、常に最適な輝度自動調
整が行な得るX線テレビジョン装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、透視画像の自
動輝度調整機能を備えたX線テレビジョン装置におい
て、透視像の輝度の平均値と透視像中央部の輝度のピー
ク値とを検出し、両検出値の大きい方の値を輝度信号と
し、この輝度信号を基準信号と一致するようにX線出力
を制御するように構成されている。
【0009】
【作用】平均値検出手段の出力ゲインをピーク値検出手
段の出力ゲインに比較して若干大きくすると、透視画像
において、X線絞りでX線照射野を絞らない場合は画像
輝度の平均値がピーク値に比較して大きいために平均値
が輝度信号となり、平均値を基準信号に一致させる平均
値制御となる。したがって画面輝度の大きな変動がなく
観察しやすい輝度の透視像となる。
【0010】一方X線絞りを絞った際には平均値のレベ
ルは下がるが、画面中央部はX線絞りの絞り込みに関係
なく常にX線が照射されるのでピーク値のレベルは変化
しないのでピーク値が平均値より大きくなる。
【0011】したがって、ピーク値が輝度信号となり、
ピーク値を基準信号に一致させるピーク値制御となるの
で、中央の観察したい部分の輝度の上昇はなく常に観察
しやすい輝度の透視像に制御される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の主要部である輝度信号検
出部の構成を示すブロックで、この検出部は図3のカメ
ラコントロールユニット26内に設けられており、この
検出部で検出された輝度信号Iが図3の輝度自動調整回
路28に供給される点を除き、X線テレビジョン装置と
しての構成は図3と変わるところはない。
【0014】図1においてテレビカメラ25からの映像
信号は透視像の輝度のピーク値を検出するピーク値検出
器1と透視像の輝度の平均値を検出する平均値検出器2
に与えられる。ピーク値検出器1と平均値検出器2には
タイミング回路3からのゲート信号G1 ,G2 が供給さ
れており、ゲート信号G1 ,G2 により、X線透視像上
のそれぞれピーク値検出野ならびに平均値検出野が規定
される。
【0015】ピーク値検出器1と平均値検出器2との出
力は比較器4で比較され、この比較器4は大きい方の値
が輝度信号Iとして輝度自動調整回路28に入力するよ
うスイッチ5を切換え制御する。なお、ピーク値検出器
1の出力ゲインは、平均値検出器2の出力ゲインよりも
小さく設定しておく。
【0016】図2は透視像上におけるピーク値検出野な
らびに平均値検出野の説明用図で、Cは透視画像領域
(イメージインテンシファイアの視野)、Aは透視像領
域Cの中央に設定されたピーク値検出野、Bはピーク値
検出野Aを含む正方形に設定された平均値検出野であ
る。
【0017】なお、平均値検出野Bは透視像領域Cとし
てもよく、また、ピーク検出野Aは必らずしも領域Cの
中央に設定する必要はなくX線絞り片Dで図中点線のよ
うに絞り込んでもX線がカットされない中央部の領域で
あればよい。
【0018】上記構成において、X線絞りを絞らない状
態(図2のX線絞り片Dが実線の位置)では、平均値検
出器2の出力ゲインがピーク値検出器1の出力ゲインに
比較して大きく設定してあるので、ピーク値より平均値
が大きい比較器4はスイッチ5を接点a側に切り換
え、平均値を輝度信号Iとして輝度自動調整回路28
(図3参照)に入力する。この場合、自動輝度調整は平
均値制御であるので、高輝度部がピーク値検出Aに位
置しても画像輝度の変動は小さく抑えられる。
【0019】X線絞りを絞った状態(図2のX線絞り片
Dが点線の位置)では平均値よりピーク値が大きくなる
ので、比較器4はスイッチ5を接点b側に切り換え、ピ
ーク値を輝度信号Iとして輝度自動調整回路28(図3
参照)に入力する。
【0020】この場合は、自動輝度調整はピーク値制御
となるので、X線絞りを絞り込んでも画面輝度の上昇は
なく白飛びが生じない。
【0021】なお、実施例では輝度の平均値をビデオ信
号を処理して検出するようにしたが、イメージインテン
シファイアの出力をミラーと光電子増倍管により光学的
に検出するようにしてもよい。
【0022】
【効果】本発明によれば、X線透視像の輝度を常に最適
な状態に自動制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】検出野の説明用図である。
【図3】X線テレビジョン装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ピーク検出器 2 平均値検出器 3 タイミング回路 4 比較器 5 スイッチ 6 X線絞り G1 ,G2 ゲート信号 I 輝度信号 A ピーク検出野 B 平均値検出野 C 透視画像領域 D 絞り片 21 高電圧発生器 22 X線管 23 被検体 24 イメージインテンシファイア 25 テレビカメラ 26 カメラコントロールユニット 27 テレビモニタ 28 輝度自動調整回路 29 X線制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の透過X線像の輝度を検出し、こ
    の輝度信号と基準信号との比較出力に基づいてX線出力
    を制御するようにしたX線テレビジョン装置において、 前記透過X線像の輝度の平均値を検出する平均値検出
    段と、 前記透過X線像中央部の輝度のピーク値を検出するピー
    ク値検出手段と、前記検出手段の検出値を比較し、大きい方の値を輝度
    信号として出力する比較手段と、 を備えたことを特徴とするX線テレビジョン装置。
JP3010265A 1991-01-31 1991-01-31 X線テレビジョン装置 Expired - Fee Related JPH0775197B2 (ja)

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JPH04245198A JPH04245198A (ja) 1992-09-01
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