JPH0774940A - 機密文書用画像形成装置 - Google Patents

機密文書用画像形成装置

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JPH0774940A
JPH0774940A JP5217524A JP21752493A JPH0774940A JP H0774940 A JPH0774940 A JP H0774940A JP 5217524 A JP5217524 A JP 5217524A JP 21752493 A JP21752493 A JP 21752493A JP H0774940 A JPH0774940 A JP H0774940A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部分機密文書の機密部分をスクランブル処理し
て簡便に複写出来、必要に応じ、複写画像からスクラン
ブル処理された画像を復元して複写することのできる新
規な機密文書用画像形成装置を実現する。 【構成】機密部分指定手段31により原稿の所望の機密
部分を指定し、画像読み取り手段12により読み取られ
た機密文書画像のうち、指定された機密部分の画像をス
クランブル手段41によりスクランブル処理し、機密部
分のアドレスをアドレス情報記録手段42により記号化
し、複写画像の所定の位置に付加して記録する。複写原
稿上に記号化されたアドレスがあるとき、アドレスに対
応する原稿部分の画像を逆スクランブル手段43により
復元し、復元された機密部分を複写画像として記録する
が、このとき、逆スクランブル手段制御手段により、所
定情報の入力により逆スクランブル手段のロック状態を
解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は機密文書用画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等、複写機能を持つ画像形成装置
が広く普及した結果、複写を行うということが日常茶飯
事化している。このような状況において、所謂「機密文
書」の複写による機密内容の漏洩ということが問題とな
ってきている。
【0003】機密文書の任意的な複写を防止するため
に、特定の機密マークを予め画像形成装置内に登録して
おき、複写される文書に対して機密マークの有無を検出
し、上記文書上に機密マークと一致するものがある場合
には、正常な複写を行えないようにすることが知られて
いる。
【0004】機密文書は一般的に「機密内容を有する文
書」であるが、機密文書の全体が内容的に機密であるも
ののほかに、文書の記載内容のうちの一部のみが機密で
あるような機密文書もあり、このように一部に機密内容
を含む機密文書が機密文書全体に占める割合は、かなり
大きいと思われる。簡単のために、記載内容の一部に機
密事項を含む機密文書を「部分機密文書」と呼ぶことに
する。
【0005】このような、部分機密文書は一律に複写禁
止とするよりも、むしろ、機密部分のみを除いて複写可
能とする方が文書配布等の面でも望ましい。このような
場合、従来は機密部分を塗りつぶしたり、機密部分を厚
紙で覆って複写することが行われているが、複写作業が
面倒であるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、部分機密文書の機密
部分をスクランブル処理して簡便に複写出来、必要に応
じ、複写画像からスクランブル処理された画像を復元し
て複写することのできる新規な機密文書用画像形成装置
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の機密文書用画
像形成装置は「画像読取手段により原稿を読み取り、原
稿画像に対応した信号に変換し、この信号を用い、書込
み手段により原稿画像に対応する静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を可視化して、原稿画像に対応する複写画像
を得る画像形成装置」であって、機密部分指定手段と、
スクランブル手段と、アドレス情報記録手段と、逆スク
ランブル手段と、機密部分記録手段と、逆スクランブル
手段制御手段とを有する。
【0008】「機密部分指定手段」は、機密部分を有す
る機密文書(部分機密文書)を複写するに際して、所望
の機密部分を指定する手段である。「スクランブル手
段」は、画像読み取り手段により読み取られた機密文書
画像のうち、機密部分指定手段により指定された機密部
分の画像をスクランブル処理する手段である。「アドレ
ス情報記録手段」は、機密部分指定手段により指定され
た機密部分のアドレスを記号化して、複写画像の所定の
位置に付加記録する手段である。「逆スクランブル手
段」は、原稿の複写が行われるとき、原稿上に記号化さ
れたアドレスがあるとき、上記アドレスに対応する原稿
部分の画像を逆スクランブル処理する手段である。「機
密部分記録手段」は、逆スクランブル手段による逆スク
ランブル処理により復元された機密部分を複写画像とし
て記録する手段である。「逆スクランブル手段制御手
段」は、逆スクランブル手段の機能をロック状態とし、
所定情報の入力により上記ロック状態を解除する手段で
ある。
【0009】「逆スクランブル処理により復元された機
密部分」を記録する場合、通常の複写のように、オリジ
ナルの部分機密文書の機密部分の位置に、他の画像とと
もに記録するようにしてもよいが、「原稿の他の画像部
分と別頁に複写」するようにすることもできる(請求項
2)。
【0010】上記「スクランブル処理」は、機密部分と
して指定された部分の画像情報を一定の演算過程で変換
する操作であり、「逆スクランブル処理」即ち、スクラ
ンブル処理された画像からもとの画像を復元する演算処
理が可能であれば良く、公知の適宜のものを利用できる
が、例えばこれら「スクランブル処理・逆スクランブル
処理」を、微分・積分演算とラインスクランブル処理を
組み合わせたものとすることが出来る(請求項3)。
【0011】機密部分をスクランブル処理して複写され
た文書から、逆スクランブル処理により機密部分を復元
する複写操作は、機密文書管理上から当然に、特定の権
限を有する者のみが行い得るようにする必要があり、こ
のため、この発明においては上記「複写操作」を行うに
は、逆スクランブル手段制御手段に「所定情報」を入力
して逆スクランブル手段のロック状態を解除しなければ
ならないようにしている。この場合の「所定情報」とし
ては、「IDカード及び/または暗証番号」により行う
ことが出来る(請求項4)。
【0012】請求項4記載の機密文書用画像形成装置に
おいては、「入力された所定情報を、所定情報スクラン
ブル手段によりスクランブル処理し、スクランブル処理
された所定情報を記憶手段に記録させる」ようにするこ
とができる(請求項5)。
【0013】なお、この発明は「特定の機密マークを予
め画像形成装置内に登録しておき、複写される文書に対
して機密マークの有無を検出」し、機密マークの検出さ
れたもののみに対して、上記機密部分の指定とそれに続
く一連の処理を行うようにすることもであきる。
【0014】
【作用】図2において、(a)は部分機密文書を示す。
部分機密文書は、一般画像即ち、特に機密でない事項に
関する画像に混じって、機密部分が存在する。この発明
においては、図2(a)に示す如き部分機密文書を複写
するに当たって、機密文書のアドレスを機密部分指定手
段により指定する。機密部分指定手段としては、デジタ
イザーを初め、従来からデジタル複写機において原稿部
分指定手段として良く知られた各種手段、例えば、特定
の色のマーカーで指定領域を囲み、これを読み取らせて
自動的にアドレスを付するもの等、を用いることができ
る。
【0015】指定された機密部分の画像内容はスクラン
ブル手段によりスクランブル処理され、図2(b)に示
すように、一般画像の像とともに、スクランブル処理さ
れた画像が画像記録される。この複写画像には、上記指
定された機密部分のアドレスが記号化されて、所定の位
置(図の例では、複写画像の右肩の位置)に付加記録さ
れる。記号化されたアドレスを付加記録する位置は、読
み取り可能な位置であれば任意に設定出来、例えば、ス
クランブル処理された画像の左横の部分等でもよい。
【0016】図2(b)に示すような複写画像が原稿と
して複写されるとき、原稿上に記号化されたアドレスが
あるときは、アドレスに対応する原稿部分の画像が「逆
スクランブル処理」され、復元された機密部分が複写画
像として記録される。この場合、復元された画像を他の
一般画像とともに、図2(a)に示すオリジナル原稿と
同様に復元して複写してもよいし、請求項2記載の発明
のように、一般画像とは別の頁に複写記録するようにす
ることもできる。もちろん、この「復元複写」を行うた
めには、「所定情報の入力により逆スクランブル手段の
ロック状態の解除」を行う必要がある。
【0017】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。図1
(a)は、この発明の1実施例であるデジタル複写機を
要部のみ略示している。先ず、通常の複写プロセスを説
明する。
【0018】原稿OR(差当っては部分機密文書でない
ものとする)を原稿ガラス10上に平面的に載置して複
写動作を実行させると、画像読取手段装置である画像読
取装置12が原稿ORを読み取って、原稿画像に対応し
た信号に変換する。画像読取装置12はCCDを用いる
公知の読取装置が想定されている。
【0019】ドラム状に形成された感光体14が矢印方
向へ回転し、チャージャー16により均一に帯電され、
書込み手段である光書込装置18により上記信号を用い
て書き込みが行われる。この例で光書込装置は「レーザ
ー光束を書込み走査させる方式」のものを想定してい
る。
【0020】書込みにより、感光体14には原稿画像に
対応する静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置
20により現像され、感光体14の外周部に原稿画像に
対応するトナー画像が形成される。トナー画像は転写手
段22により転写紙S上に転写され、次いで定着装置2
4により転写紙S上に定着される。トナー画像を定着さ
れた転写紙Sはコピーとして装置外へ排出される。トナ
ー画像転写後の感光体14はクリーニング装置26によ
り残留トナーを除去され、除電器28により交流除電さ
れる。
【0021】図1(b)は、部分機密文書の複写もしく
は、スクランブル処理された画像を有する原稿からの
「復元複写」を行うための各部の関連をブロック図とし
て示している。
【0022】機密部分指定手段31はこの例において
「デジタイザー」であり、図1(a)に符号30で示す
「操作部」の一部として構成されている。操作部30に
は「機密文書複写モード」を選択するボタンがあり、こ
れを押すと「機密部分指定」が可能になる。機密部分指
定は、部分機密原稿(図2(a)を参照)を原稿ガラス
10上に平面的に載置した状態でデジタイザーにより機
密部分の領域を指定することにより行われる。
【0023】「機密部分指定」が終了すると、画像読取
装置12による「画像読み取り」が行われ、部分機密文
書の画像が取り込まれる。取り込まれた画像はスクラン
ブル手段41に送られ、機密部分として指定された領域
内にある画像は「スクランブル処理」される。また機密
部分指定手段31により機密部分として指定された領域
のアドレスは、アドレス情報記録手段42により「記号
化」される。
【0024】スクランブル手段41により一部をスクラ
ンブル処理された原稿画像信号は、アドレス情報記録手
段42により記号化されたアドレス情報と合成されて光
書込装置18へ「画像出力」され、光書込装置18は感
光体14への書込みを行う。この書込みにより形成され
た静電潜像を、前述の複写プロセスで転写紙S上に複写
画像として記録すれば、図2(a)に示す部分機密文書
に対応して同図(b)に示す複写画像を得ることができ
る。上記「機密文書複写モード」の手順を図3(a)に
フロー図として示す。
【0025】図2(b)に示すような複写物を原稿とし
て「復元複写」を行うときには、まず、図1(a)に示
す操作部30において「復元複写モード」を選択する。
すると、操作部のパネルに、例えば「IDカードを読み
込ませて下さい」との表示がでる。「IDカード読み込
み」を行わせると、その情報は逆スクランブル手段制御
手段44に入力し、同手段44により当該IDカードが
「復元複写の権限」を有する者(予め、装置内に記憶さ
れている)のものであるか否かが判断される。その結果
「適正」と判断されると、同手段44は逆スクランブル
手段43のロック状態を解除する。
【0026】続いて、画像読取装置12による「画像読
み取り」が行われる。読み取られた画像は逆スクランブ
ル手段43送られる。逆スクランブル手段43は、読み
取り画像中の、記号化されたアドレスを解読し、アドレ
スにより指定された領域内の画像に対して逆スクランブ
ル処理を行う。このようにして、一般画像と、復元され
た機密部分の画像とは信号として光書込装置18へ出力
される。このようにして、図2(a)に示すようなオリ
ジナルの部分機密文書の画像が機密部分を含めて復元さ
れる。
【0027】勿論、読み込ませたIDカードが「不適
性」である場合には、逆スクランブル手段44のロック
状態は解除されず、復元複写は行われない。このときに
は、パネルに、例えば「正しいIDカードを読み込ませ
て下さい」との表示がでる。図3(b)に「復元複写モ
ード」の手順をフロー図として示す。
【0028】図1(b)における機密部分指定手段31
と画像読取装置12とを除く部分は、図1(a)に、符
号40で示す「制御演算部」として構成される。
【0029】図4は、上記制御演算部を含むシステム構
成の1例を示している。CPU1、パターン検出手段
3、プログラムROM5、画像メモリ7、画像出力手段
9等は、図1の制御演算部40に含まれている。操作部
30は、操作パネル等として画像形成装置の原稿ガラス
脇に配備されている。
【0030】CPU1と画像メモリ7とプログラムRO
M5とはスクランブル手段を構成する。画像読み取り装
置による読み取りの結果は画像メモリ7にメモリされ、
指定された機密部分のスクランブル処理はCPU1にお
いて行われる。
【0031】また機密部分指定手段31で指定された機
密部分の「アドレス」は、CPU1を介して、一旦イメ
ージ情報に変換され、スクランブル処理により記号化さ
れ、スクランブル処理された機密部分の画像および一般
画像に対する所定の位置に付加されて画像メモリ7に戻
され、画像出力手段9により光書込装置18に出力され
る。従って、CPU1と画像メモリ7と画像出力手段9
とは「アドレス情報記録手段」を構成する。
【0032】「復元複写」を行うときの「所定情報」の
入力はIDカードIF2により行われ、入力された情報
の解読および逆スクランブル処理を行うか否かの決定は
CPU1が行う。従って、IDカードIF2とCPU1
とは「逆スクランブル手段制御手段」を構成する。
【0033】復元複写モードのとき読み取られた画像の
うち所定の位置に付加されている、「記号化されたアド
レス」のパターンはパターン検出手段3においてパター
ンマッチングにより行われ、解読されたアドレスにおけ
る画像領域の逆スクランブル処理はCPU1が行う。復
元された画像は画像メモリ7にストックされ、画像出力
手段9により光書込装置に出力される。従って、CPU
1、パターン検出手段3、画像メモリ7、画像出力手段
9は「逆スクランブル手段」を構成する。
【0034】図4に示すROM6とRAM8とフラッシ
ュメモリ4とは、請求項5記載の発明を実施するための
ものである。
【0035】機密複写モードが行われるときのデータ
(日時、枚数、複写機がファクシミリ機能を持つ場合に
は送信先等)および、復元複写モードが行われるときの
データ(前記所定情報)は、CPU1によりスクランブ
ル処理され、スクランブルされた状態でフラッシュメモ
リ4に記憶される。従って、機密文書に係る複写作業が
なされたときには、その複写に関連したデータがフラッ
シュメモリ4に記憶されることになる。
【0036】フラッシュメモリ4に記憶されたデータを
復元するときには、前述した「復元複写モード」の場合
と同様にして、その権限を有するものが復元操作を行っ
ているか否かをIDカードや暗証番号で確認したのち、
フラッシュメモリ4の内容がRAM8にロードされ、C
PU1により逆スクランブル処理され、画像出力手段9
により光書込装置へ出力される。この動作は、ROM6
に記憶されたプログラムに従い行われる。
【0037】上述したように、機密マークに対するスク
ランブル処理と逆スクランブル処理とは、スクランブル
処理された画像からもとの画像を復元する演算操作が可
能であれば適宜のもの(スクランブル処理されたスクラ
ンブル機密マークが黙視によっては、その内容を把握出
来ない程度の変換が実現できるもの)を利用できるが、
以下にはスクランブル処理の1例として、「微分演算と
ラインスクランブル処理の組み合わせ(請求項3)」の
1例を説明する。
【0038】図5を参照すると、(a)は読み取るべき
画像の一部を例示している。(a)の画像を読み取って
画素レベルの情報として表したのが(b)である。画像
部分を「1」、非画像部分を「0」で表してある。この
状態から、図の左右方向に微分処理した状態が(c)で
ある。さらに図の上下方向の微分処理を行うと、図5の
(d)の状態になる。
【0039】次に、この状態から横方向のラインを単位
として、ラインスクランブル処理を行う。図の例では、
左右方向のラインを連続3ラインずつの区分に分け、各
区分内で「1番目のラインを2番目のラインに、2番目
のラインを3番目のラインに、3番目のラインを1番目
のラインに」という具合に「サイクリックに入れ替え
る」のである。このラインスクランブル処理の結果は、
図5(e)に示すようになる。この段階でスクランブル
処理は完了し、この結果を画像として書込んで出力する
と図5(f)に示すようになる。即ち、図5(f)の画
像パターンは、図5(a)に示す画像パターンのスクラ
ンブル処理されたものである。
【0040】逆スクランブル処理は上記の手続きを逆に
行えば良い。即ち、スクランブル処理された画像(図5
(f))を読み取って、画素レベルの情報として表せ
ば、図5(e)の如くになるから、この状態から前記ラ
インスクランブルにおけるサイクリックなラインの置き
換えを逆に行って図5(d)の状態を得、この状態を図
の上下方向に積分処理する(積分処理では、一つの
「1」の画素の次から、これに続く「1」の画素の前ま
でが「1」に変換される)。この結果は、図5(c)の
如くであり、さらにこれを図の左右方向へ積分処理し
て、画像として出力すれば図5(a)に示す原画像を復
元できる。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な機密文書用画像形成装置を提供できる。この発
明の画像形成装置は、上述の如き構成となっているの
で、「一部に機密部分を有する部分機密文書の所望の機
密部分」をスクランブル処理により解読不能の状態にし
て残りの一般画像とともに複写出来、必要に応じて、ス
クランブル処理された画像を復元して複写できる。復元
複写の実効には、特定の情報の入力が必要であるので機
密の保持が容易である。請求項5記載の発明では、機密
文書の複写に伴う諸データを、第三者に解読出来ない状
態で記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す図である。
【図2】この発明の作用を説明するための図である。
【図3】実施例における機密文書複写モードと復元複写
モードの手順を説明するためのフロー図である。
【図4】実施例のシステム構成の1例を示す図である。
【図5】スクランブル処理の1例を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
41 スクランブル手段 42 アドレス情報記録手段 43 逆スクランブル手段 44 逆スクランブル手段制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取手段により原稿を読み取り、原稿
    画像に対応した信号に変換し、この信号を用い、書込み
    手段により原稿画像に対応する静電潜像を形成し、この
    静電潜像を可視化して、原稿画像に対応する複写画像を
    得る画像形成装置において、 機密部分を有する機密文書を複写するに際して、所望の
    機密部分を指定する機密部分指定手段と、 画像読み取り手段により読み取られた機密文書画像のう
    ち、上記機密部分指定手段により指定された機密部分の
    画像をスクランブル処理するスクランブル手段と、 上記機密部分指定手段により指定された機密部分のアド
    レスを記号化して、複写画像の所定の位置に付加記録す
    るアドレス情報記録手段と、 原稿の複写が行われるとき、原稿上に上記記号化された
    アドレスがあるとき、上記アドレスに対応する原稿部分
    の画像を逆スクランブル処理する逆スクランブル手段
    と、 逆スクランブル手段による逆スクランブル処理により復
    元された機密部分を複写画像として記録する機密部分記
    録手段と、 上記逆スクランブル手段の機能をロック状態とし、所定
    情報の入力により上記ロック状態を解除する逆スクラン
    ブル手段制御手段とを有することを特徴とする機密文書
    用画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の機密文書用画像形成装置に
    おいて、 逆スクランブル処理により復元された機密部分の記録
    は、原稿の他の画像部分と別頁に複写されることを特徴
    とする機密文書用画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の機密文書用画像形
    成装置において、 スクランブル処理・逆スクランブル処理は、微分・積分
    演算とラインスクランブル処理の組み合わせであること
    を特徴とする、機密文書複写防止機能を持つ画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載の機密文書
    用画像形成装置において、 逆スクランブル手段制御手段への所定情報の入力をID
    カード及び/または暗証番号により行うことを特徴とす
    る機密文書用画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の機密文書用画像形成装置に
    おいて、 入力された所定情報をスクランブル処理する所定情報ス
    クランブル手段と、この所定情報スクランブル手段によ
    りスクランブル処理された所定情報を記憶する記憶手段
    とを有することを特徴とする機密文書用画像形成装置。
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