JPH0774925A - カラー画像処理装置及びその方法 - Google Patents

カラー画像処理装置及びその方法

Info

Publication number
JPH0774925A
JPH0774925A JP5215640A JP21564093A JPH0774925A JP H0774925 A JPH0774925 A JP H0774925A JP 5215640 A JP5215640 A JP 5215640A JP 21564093 A JP21564093 A JP 21564093A JP H0774925 A JPH0774925 A JP H0774925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dsp
processing
color image
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5215640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3363536B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Nakamura
康幸 仲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP21564093A priority Critical patent/JP3363536B2/ja
Priority to CN94107740A priority patent/CN1092446C/zh
Priority to EP94303901A priority patent/EP0627845B1/en
Priority to ES94303901T priority patent/ES2154667T3/es
Priority to KR1019940012017A priority patent/KR0154352B1/ko
Priority to US08/252,169 priority patent/US5650861A/en
Priority to DE69426792T priority patent/DE69426792T2/de
Publication of JPH0774925A publication Critical patent/JPH0774925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3363536B2 publication Critical patent/JP3363536B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 余白データを含む画像データの符号化処理を
高速に行うことができるカラー画像処理装置及びその方
法を提供する。 【構成】 符号化処理時、CPU107が、余白として
付加するデータを余白値設定レジスタ105に設定し、
符号化処理を行うDSP104が、符号化処理の開始前
にその設定値を読み込み、符号化処理する色空間に変換
し、そのデータをDSP104の内部メモリに格納して
おくことにより、余白領域の符号化処理には内部メモリ
に格納されたデータを用い、高速な符号化処理を可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば読み取られたカ
ラー画像データを符号化するカラー画像処理装置及びそ
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、膨大な情報量である自然画カラー
画像データを圧縮する国際標準方式がJPEG(Joint
Photographic Experts Group )により提案されている
(以下、JPEG符号化方式)。JPEG符号化方式
は、複数のシステムから構成されているが、そのうち最
も基本となるのがベースラインシステムである。
【0003】図9は、ベースラインシステムのデータ圧
縮手順を示す図である。まず、スキャナ等の原稿読み取
り装置によって読み取られた入力画像データは8画素×
8画素からなるブロックに分割され、以後の圧縮処理は
このブロックを単位として行われる。JPEG符号化方
式では、原稿読み取り装置で読み込んだ画像データの、
符号化処理する色空間に対して規定はないが、多くは符
号化処理に先立つ処理として、色空間の変換処理が行わ
れている。この変換する色空間としては、符号化処理を
高能率で行うことが可能である色空間、例えば輝度信号
と色信号からなる色空間(YCbr 、YIQ、Lab
等)が多い。
【0004】ベースラインシステムでは、分割された各
ブロックの画像データ(元の色空間或いは色空間変換後
の画像データ)に直交変換の一種である離散コサイン変
換(以下、DCT:Discrete Cosine Transform )が施
される(301)。DCTにより元の入力画像データが
空間周波数成分のデータに変換された後、8×8ブロッ
クの一番左上の係数は直流(DC)成分と呼ばれ、変換
前のブロックの画像データの平均値に相当する値であ
る。その他の63係数は交流(AC)成分と呼ばれ、変
換前のブロックの画像データにおいて、その位置に対応
する空間周波数成分をどれだけ含んでいるかを示す値で
ある。
【0005】変換後のDCT変換係数は、8×8個のし
きい値に、そのしきい値を何倍した値を使用するかを決
定するスケールファクタが乗算された値で除算され、量
子化される(302)。量子化後のDCT係数には、D
C成分とAC成分とで異なる符号化処理が施される。即
ち、DC成分は、隣接ブロック間の相関の強さを利用し
て、処理ブロックのDC成分と前ブロックのDC成分と
の差分がハフマン符号化される(303、304)。A
C成分は、ブロック内で空間周波数の低域から広域への
ジグザグスキャンにより1次元の配列に並べ直され(3
05)、零以外の係数(有効係数)と連続する零(無効
係数)の個数(ランレングス)とを組にして2次元のハ
フマン符号化が行われる(306〜309)。
【0006】一方、カラー画像通信装置の符号化側で
は、符号化処理の他に余白処理を行う必要がある。余白
処理は、送信画像のサイズを受信側の再生画像のサイズ
に合わせるために必要となる余白を送信側で付加するも
のである。従って、JPEG符号化方式のベースライン
システムを適用した場合、スキャナ等の画像読み取り部
で読み込んだ画像データに対してだけ色空間の変換処
理、DCT等の処理を施すのではなく、送信側で付加す
る余白データに関しても画像データに施されるのと同様
な処理を行わなければならない。
【0007】よって、JPEG符号化方式を適用したカ
ラー画像通信装置では、余白領域の余白データ及びスキ
ャナ等で読み込んだカラー画像データに色空間の変換処
理、DCT処理、量子化処理等を施さねばならない。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述のように、スキャナ等の原稿読み取り部により読み込
んだカラー画像データだけでなく、均一の画像データで
ある余白データに対しても色空間の変換処理を各ブロッ
ク毎に施そうとすると、余白データを含む全カラー画像
データを符号化処理する時間が長くなるという問題があ
る。
【0009】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、高速に符号化を行えるカラー画像処理装置
及びその方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカラー画像処理装置は以下の構成を備え
る。カラー画像データを符号化し、該符号データを通信
するカラー画像処理装置であって、カラー画像データに
余白データを付加する付加手段と、前記付加手段により
余白データを付加されたカラー画像データを符号化する
符号化手段とを有し、前記符号化手段は、前記付加手段
により付加された余白データの符号化結果を記憶する記
憶手段を含む。
【0011】また好ましくは、前記記憶手段は、前記余
白のデータに直交変換を施したデータを記憶する。ま
た、上記目的を達成するために、本発明のカラー画像処
理方法は以下の工程を有する。カラー画像データを符号
化し、該符号データを通信するカラー画像処理装置の処
理方法であって、カラー画像データに余白データを付加
する付加工程と、前記付加工程により余白データを付加
されたカラー画像データを符号化する符号化工程とを有
し、前記符号化工程は、前記付加手段により付加された
余白データの符号化結果を記憶する。
【0012】
【作用】かかる構成において、読み取られたカラー画像
データに付加される余白領域のデータを格納し、格納さ
れたデータを用いてカラー画像データとは別の符号化を
行うように動作する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は、第1の実施例におけるカラー
画像通信装置の構成を示すブロック図である。同図にお
いて、101は原稿読み取り部であり、スキャナ等によ
り原稿の画像データを読み込む。102はダイレクト・
メモリ・アクセス・コントローラ(以下、DMAC)で
あり、原稿読み取り部101により読み込んだ画像デー
タを後述する画像メモリに転送する。103は画像メモ
リであり、原稿読み取り部101により読み込んだ画像
データを格納する。104はディジタル・シグナル・プ
ロセッサ(以下、DSP)であり、画像メモリ103に
格納された画像データを符号化処理する。105は余白
値設定レジスタであり、余白として付加するデータを格
納する。
【0014】106はインストラクションメモリであ
り、DSP104の処理プログラムを格納する。108
は符号メモリであり、DSP104により符号化された
データを格納する。109は回線制御装置(以下、CC
U)であり、符号メモリ108に格納された符号データ
を読み込み通信伝送路に送り出す。107はマイクロプ
ロセッサ(以下、メインCPU)であり、画像メモリ1
03、符号メモリ108、DSP104を制御し、更
に、余白値設定レジスタ105に余白として付加するデ
ータを書き込み、インストラクションメモリ106にD
SP104の処理プログラムをダウンロードする。
【0015】以上の構成において、第1の実施例におけ
る符号化処理を図2及び図3に示すフローチャートに従
って以下に説明する。起動時に、メインCPU107は
DSP104の処理プログラムをインストラクションメ
モリ106にダウンロードし、同時に余白として付加す
る余白データを色成分毎に余白値設定レジスタ105に
書き込んでおく。例えば、余白として付加するデータが
“白”で、原稿読み取り部101で読み込む色空間が赤
(R)、緑(G)、青(B)であり各色信号のデータ精
度が8ビットである場合は、R=G=B=255(0F
FH)が余白値レジスタ105に書き込まれる。
【0016】ここで、メインCPU107により、DS
P104の処理プログラムがダウンロードされると(ス
テップS101)、DSP104は初期設定を行い、符
号化処理のスタンバイ状態を保持する。メインCPU1
07から符号化処理の起動がかかると(ステップS10
2)、DSP104は符号化処理のイニシャル処理を行
う(ステップS103)。また、符号化処理の起動がか
からない場合、DSP104は符号化処理のスタンバイ
状態を保持し続ける。
【0017】次に、DSP104は、余白値設定レジス
タ105に設定された余白値を読み込む(ステップS1
04)。この例においては、R=G=B=255(0F
FH)のデータをDSP104の内部レジスタ等のメモ
リに取り込む。DSP104は取り込んだ余白値データ
を符号化処理する色空間、例えばYCbr 色空間上の
データに変換し(ステップS105)、DSP104の
内部RAMに格納する(ステップS106)。また、符
号化処理する色空間がRGB色空間の場合は、余白値設
定レジスタ105から取り込んだ余白値データをDSP
104の内部RAMに格納し、以降の処理を行う。即
ち、ステップS105の処理は行わずに、ステップS1
06の処理を行う。
【0018】そして、符号化処理する領域が余白領域の
場合(ステップS107)、DSP104は上述の処理
でDSP104の内部RAMに格納された余白値データ
を、8×8画素のブロック単位のデータに構成して、以
後に続く処理、即ち、DCT処理を施す(ステップS1
08)。次に、DCT処理された後のデータを量子化し
(ステップS109)、ジグザグスキャンにより1次元
の配列に並び直して(ステップS113)、ハフマン符
号化処理する(ステップS114)。
【0019】全画像データの符号化処理が終了した場
合、DSP104は符号化処理を終了するが、符号化処
理の途中である場合は、ステップS107に戻り処理を
行う。ステップS107において、符号化処理する領域
が余白領域でない場合、DSP104は画像メモリ10
3から画像データをブロック単位で読み込む(ステップ
S110)。そして、読み込んだ画像データを符号化処
理する色空間上のデータに変換する(ステップS11
1)。
【0020】尚、符号化処理する色空間が原稿読み取り
部110で読み込んだ色空間と同一である場合にはステ
ップS111での処理は行わない。次に、DSP104
はステップS110或いはS111で処理されたブロッ
ク単位のデータにDCT処理を施し(ステップS11
2)、上述した余白値データの処理時と同様に、量子化
(ステップS109)、ジグザグスキャン(ステップS
113)、ハフマン符号化(ステップS114)の各処
理を順に行っていく。
【0021】その後、DSP104により符号化された
符号データは、符号メモリ108に書き込まれ、CCU
109により符号メモリ108から読み出され、通信回
線へと伝送される。そして、DSP104は全画像デー
タの符号化処理が終了するまで、ステップS107〜S
114までの処理を余白領域、或いは画像データ領域に
ついてそれぞれ処理を行う。全画像の符号化処理を終了
すると、DSP104は、再度符号化処理のスタンバイ
状態を保持する。
【0022】このように、第1の実施例によれば、余白
領域のデータに対しては、あらかじめ色空間変換処理し
た余白値データを使用してDCT処理等を施しているた
め、余白領域のデータに施す色空間の変換処理が不必要
となる。これにより、DSP処理プログラムにおける、
色空間の変換に要する処理ステップ数が減り、全画像デ
ータの符号化処理時間を短くすることが可能となる。
【0023】<第2の実施例>次に、図面を参照して本
発明に係る第2の実施例を詳細に説明する。図4は、第
2の実施例におけるカラー画像通信装置の構成を示すブ
ロック図である。図1と同じものには同一の符号を付
し、その説明は省略する。図4において、110は外部
メモリであり、余白値の色空間変換処理、DCT処理後
のデータを格納する。また、外部メモリ110はメイン
CPU107及びDSP104が高速にアクセスするこ
とが可能なメモリである。
【0024】以上の構成において、第2の実施例におけ
る符号化処理を図5及び図6に示すフローチャートに従
って以下に説明する。起動時に、メインCPU107は
DSP104の処理プログラムをインストラクションメ
モリ106にダウンロードし、同時に付加する余白値の
色空間変換処理、DCT処理後のデータを、色成分ごと
外部メモリ110に書き込む。
【0025】ここで、メインCPU107により、DS
P104の処理プログラムのダウンロードが終了し(ス
テップS201)、余白値の色空間変換処理、DCT処
理後のデータが外部メモリ110に書き込まれると(ス
テップS202)、DSP104は初期設定を行い(ス
テップS203)、符号化処理のスタンバイ状態を保持
する。メインCPU107から割り込み等により符号化
処理の起動がかかると(ステップS204)、DSP1
04は符号化処理のイニシャル処理を行う(ステップS
205)。また、符号化処理の起動がかからない場合、
DSP104は符号化処理のスタンバイ状態を保持し続
ける。
【0026】符号化処理する領域が余白領域の場合(ス
テップS206)、DSP104はメインCPU107
により外部メモリ110に書き込まれた余白値の色空間
変換処理、DCT処理後のデータを用いてJPEG符号
化方式における以後の処理を行う。即ち、DSP104
は外部メモリ110からDCT処理後の余白値データを
各信号毎に読み込み、読み込んだデータに量子化を施し
(ステップS207)、ジグザグスキャンにより2次元
配列のデータを1次元配列に並び直して(ステップS2
08)、ハフマン符号化処理を行う(ステップS20
9)。
【0027】全画像データの符号化処理が終了した場
合、DSP104は符号化処理を終了するが、符号化処
理の途中である場合は、ステップS206に戻り継続し
て処理を行う(ステップS210)。ステップS206
において、符号化処理する領域が余白領域でない場合、
DSP104は原稿読み取り部101により読み込ま
れ、DMAC102により画像メモリ103に転送され
た画像データをブロック単位で読み込み(ステップS2
11)、読み込んだ画像データを符号化処理する色空間
上のデータに変換する(ステップS212)。
【0028】次に、DSP104は色空間の変換後の画
像データにDCT処理を施し(ステップS213)、量
子化する(ステップS214)。量子化後のデータは余
白値データの処理と同様に、ジグザグスキャン(ステッ
プS208)、ハフマン符号化(ステップS209)の
各処理を順に行っていく。その後、DSP104により
符号化された符号データは、符号メモリ108に書き込
まれ、CCU109により符号メモリ108から読み出
され、通信回線へと伝送される。そして、DSP104
は全画像データの符号化処理が終了するまで、ステップ
S206〜S210までの処理を余白領域、或いは画像
データ領域についてそれぞれ処理を行う。全画像の符号
化処理を終了すると、DSP104は、再度符号化処理
のスタンバイ状態を保持する。
【0029】尚、第2の実施例では、メインCPU10
7が外部メモリ110に余白値の色空間変換処理、DC
T処理後のデータを書き込む方法に関して説明したが、
DSP104で符号化処理する色空間が原稿読み取り部
101で読み込んだ色空間と同じである場合、余白値デ
ータにDCT処理を施したデータをメインCPU107
が外部メモリ110に書き込むようにしてもよい。
【0030】<第3の実施例>次に、図面を参照して本
発明に係る第3の実施例を詳細に説明する。第2の実施
例では、メインCPU107が外部メモリ110に余白
値の色空間変換、DCT処理後のデータを書き込み、D
SP104がそのデータを使用して余白領域の符号化処
理を行っているが、この方法以外でも同様な処理を行う
ことが可能である。
【0031】以下、第3の実施例における符号化処理を
図7及び図8に示すフローチャートに従って以下に説明
する。起動時に、メインCPU107はDSP104の
処理プログラムをインストラクションメモリ106にダ
ウンロードし、同時に余白として付加する余白データを
色成分毎に外部メモリ110に書き込む。例えば、余白
として付加するデータが“白”で、原稿読み取り部10
1で読み込む色空間が赤(R)、緑(G)、青(B)
で、データ精度が8ビットの場合は、R=G=B=25
5(0FFH)が外部メモリ110に書き込まれる。
【0032】ここで、メインCPU107により、DS
P104の処理プログラムがダウンロードされると(ス
テップS301)、DSP104は初期設定を行い、符
号化処理のスタンバイ状態を保持する。メインCPU1
07から割り込み等により符号化処理の起動がかかると
(ステップS302)、DSP104は符号化処理のイ
ニシャル処理を行う(ステップS303)。また、符号
化処理の起動がかからない場合、DSP104は符号化
処理のスタンバイ状態を保持し続ける。
【0033】次に、DSP104は、外部メモリ110
に書き込まれた余白値を読み込む(ステップS30
4)。この例においては、R=G=B=255(0FF
H)のデータをDSP104の内部レジスタ等のメモリ
に取り込む。DSP104は取り込んだ余白値データを
符号化処理する色空間に変換し(ステップS305)、
DSP104の内部RAMに格納する。この時、前段階
で読み込んだ余白のR,G,Bデータは消去してもよ
い。即ち、色空間変換した余白データがDSP104の
内部RAMに格納されていればよい。そして、DSP1
04は、格納した余白データを各信号成分毎に、以後の
符号化処理単位であるブロックデータに展開し、展開し
たデータにDCT処理を施す。DCT処理後の余白デー
タは、DSP104によりDSP104が高速でアクセ
スすることが可能な外部メモリ110に格納される(ス
テップS306)。
【0034】次のステップS307以降の処理は、第2
の実施例におけるステップS206以降の処理と同様で
ある。従って、DSP104は以後の処理を第2の実施
例と同様の条件により行う。即ち、全画像データの符号
化処理が終了するまで、ステップS307〜S315ま
での処理を余白領域、或いは画像データ領域についてそ
れぞれ処理を行う。その後、DSP104により符号化
された符号データは、符号メモリ108に書き込まれ、
CCU109により符号メモリ108から読み出され、
通信回線へと伝送される。そして、全画像の符号化処理
を終了すると、DSP104は、再度符号化処理のスタ
ンバイ状態を保持する。
【0035】尚、第3の実施例の説明では、DSP10
4が外部メモリ110に設定された余白データに色空間
変換処理、DCT処理を施し、処理結果のデータを外部
メモリ110に書き込むようにしたが、DSP104で
符号化処理する色空間が原稿読み取り部101で読み込
む色空間と同じ場合には、外部メモリ110に設定され
た余白データにDCT処理のみを施したものをDSP1
04が外部メモリ110に書き込むようにしてもよい。
【0036】このように、第2及び第3の実施例によれ
ば、JPEG符号化方式による符号化処理をする際、余
白領域のデータに対しては、あらかじめ色空間変換処
理、DCT処理した余白値データを使用して量子化、ジ
グザグスキャン、ハフマン符号化の処理を行っているた
め、余白領域のデータに施す色空間変換処理、DCT処
理が不必要となる。これにより、DSP処理プログラム
における、色空間変換処理及びDCT処理に要するステ
ップ数が減るため、全画像データの符号化処理時間を短
縮することが可能となる。
【0037】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ラー画像データに付加される余白領域のデータを格納
し、格納されたデータを用いてカラー画像データとは別
の符号化を行うことで、全画像データの符号化を高速に
処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるカラー画像通信装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例における符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図3】第1の実施例における符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図4】第2の実施例におけるカラー画像通信装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施例における符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図6】第2の実施例における符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図7】第3の実施例における符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図8】第4の実施例における符号化処理を示すフロー
チャートである。
【図9】JPEG符号化方式の符号化時の処理ブロック
図である。
【符号の説明】
101 原稿読み取り部 102 DMAC 103 画像メモリ 104 DSP 105 余白値設定レジスタ 106 インストラクションメモリ 107 CPU 108 符号メモリ 109 CCU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを符号化し、該符号デ
    ータを通信するカラー画像処理装置であって、 カラー画像データに余白データを付加する付加手段と、 前記付加手段により余白データを付加されたカラー画像
    データを符号化する符号化手段とを有し、 前記符号化手段は、前記付加手段により付加された余白
    データの符号化結果を記憶する記憶手段を含むことを特
    徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記余白のデータに直
    交変換を施したデータを記憶することを特徴とする請求
    項1記載のカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 カラー画像データを符号化し、該符号デ
    ータを通信するカラー画像処理装置の処理方法であっ
    て、 カラー画像データに余白データを付加する付加工程と、 前記付加工程により余白データを付加されたカラー画像
    データを符号化する符号化工程とを有し、 前記符号化工程は、前記付加手段により付加された余白
    データの符号化結果を記憶することを特徴とするカラー
    画像処理装置の処理方法。
JP21564093A 1993-05-31 1993-08-31 カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法 Expired - Fee Related JP3363536B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21564093A JP3363536B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法
CN94107740A CN1092446C (zh) 1993-05-31 1994-05-30 图象处理方法和装置
ES94303901T ES2154667T3 (es) 1993-05-31 1994-05-31 Procedimiento y aparato para el tratamiento de imagenes.
KR1019940012017A KR0154352B1 (ko) 1993-05-31 1994-05-31 화상 처리 방법 및 장치
EP94303901A EP0627845B1 (en) 1993-05-31 1994-05-31 Image processing method and apparatus
US08/252,169 US5650861A (en) 1993-05-31 1994-05-31 Image processing method and apparatus for application to an image file or image communication apparatus
DE69426792T DE69426792T2 (de) 1993-05-31 1994-05-31 Bildverarbeitungsverfahren und -gerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21564093A JP3363536B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0774925A true JPH0774925A (ja) 1995-03-17
JP3363536B2 JP3363536B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=16675757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21564093A Expired - Fee Related JP3363536B2 (ja) 1993-05-31 1993-08-31 カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3363536B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038733A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 画像処理装置、画像補正方法及びプログラム
JP2018006839A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社Nexpoint 画面画像転送方法及び画面画像復元方法
JP6284172B1 (ja) * 2017-12-06 2018-02-28 株式会社Nexpoint 画面画像転送方法、画像復元方法、画面画像転送システム、画像復元システム、画面画像転送プログラム、画像復元プログラム、画像圧縮方法、画像圧縮システム、画像圧縮プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038733A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 画像処理装置、画像補正方法及びプログラム
US8411988B2 (en) 2007-08-03 2013-04-02 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method for managing margin data
JP2018006839A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社Nexpoint 画面画像転送方法及び画面画像復元方法
US10712994B2 (en) 2016-06-28 2020-07-14 Nexpoint Co., Ltd. Image compressing method, image reconstructing method, image compressing device, image reconstructing device, image compressing program product, and image reconstructing program product
JP6284172B1 (ja) * 2017-12-06 2018-02-28 株式会社Nexpoint 画面画像転送方法、画像復元方法、画面画像転送システム、画像復元システム、画面画像転送プログラム、画像復元プログラム、画像圧縮方法、画像圧縮システム、画像圧縮プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3363536B2 (ja) 2003-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7499592B2 (en) Image decoding apparatus and its control method
JPH0662262A (ja) デジタル画像codec(圧縮及び伸長)プロセッサ用ブロック制御方法及び装置
JP4831547B2 (ja) 画像圧縮および伸張加速化のための方法
JPH0832037B2 (ja) 画像データ圧縮装置
JP3363536B2 (ja) カラー画像処理装置及びカラー画像処理方法
JP3469438B2 (ja) 画像信号の処理方法及び装置、記録媒体
JP2000069478A (ja) 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体
JP3452115B2 (ja) 画像処理装置
US20080273805A1 (en) Semiconductor device and an image processor
US6069980A (en) Adaptive character image generation and synthesis
JPH0774961A (ja) 画像通信装置
JP3382298B2 (ja) 画像処理装置
JPH10336427A (ja) 画像符号化データ表示変換方法
JPH1188884A (ja) 画像変換符号化装置
JP3283991B2 (ja) 符号化方法、符号化復号化方法、及び、その画像通信装置
JP2000244925A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH0799580A (ja) カラー画像復号化方法及び装置
JPH07135652A (ja) 静止画データの圧縮方法及び装置、静止画データの伸長方法及び装置
JP4667348B2 (ja) 符号化データメモリ格納制御装置、方法、及び画像処理装置
JP2001196935A (ja) データ量子化装置
JP2002077626A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体
JPH0795415A (ja) 画像通信方法およびその装置
JPH09205552A (ja) 画像符号化方法とその装置
JP2003116009A (ja) 画像符号化制御装置及び方法
JPH08195954A (ja) 画像圧縮システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020920

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees