JP2000069478A - 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法並びに記憶媒体

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JP2000069478A
JP2000069478A JP23129198A JP23129198A JP2000069478A JP 2000069478 A JP2000069478 A JP 2000069478A JP 23129198 A JP23129198 A JP 23129198A JP 23129198 A JP23129198 A JP 23129198A JP 2000069478 A JP2000069478 A JP 2000069478A
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秀恭 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SIMD処理により二次元離散コサイン変換
処理を高速化する。 【解決手段】 バッファメモリ12には、RGB画像デ
ータが走査順に格納される。色変換回路14は、バッフ
ァ・メモリ12上の1マクロブロック分のRGB画像情
報を順に取り出し、輝度色差情報に変換して、バッファ
・メモリ16に格納する。並び換え回路18は、バッフ
ァ・メモリ16に記憶される輝度データ及び色差データ
を、DCT回路でのSIDM処理による二次元離散コサ
イン変換に適した順序に並び換えてバッファ・メモリ2
0に格納する。DCT回路22は、バッファ・メモリ2
0上の画像データを二次元離散コサイン変換し、変換係
数データをメモリ24に格納する。量子化・可変長符号
化回路26は、バッファ・メモリ24に格納された変換
係数データを量子化し、可変長符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法並びに記憶媒体に関し、より具体的には、変換符号
化演算に適した順序に画像データを配置して変換符号化
する画像処理装置及び方法並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、画像圧縮方式として、JPEG方
式及びMPEG方式が広く用いられている。両者の方式
には二次元離散コサイン変換処理が共通しており、非常
に時間がかかる処理として知られている。
【0003】JPEGエンコーダ又はMPEGエンコー
ダにおける二次元離散コサイン変換処理は、輝度と色差
に変換された画像データを、画面上の左上から順に切り
出された縦横8画素の矩形領域を単位に行なわれる。
【0004】二次元離散コサイン変換では、高速実装に
適したアルゴリズムが幾つか発表されているが、そのほ
とんどが、処理対象の矩形領域に含まれる2つの画素に
着目し、それらの画素値の和と差を計算し、必要ならば
それぞれに定数を乗じた結果で、2つの着目する画素の
画素値を更新するという、所謂バタフライ演算の繰り返
しを基本としている。
【0005】一方、近年、メディアプロセッサと呼ばれ
る、画像処理能力の高いプロセッサが商品化されてい
る。メディアプロセッサは通常、ひとつのレジスタ上に
複数のデータをパックし、そのパックされた複数のデー
タに対してあたかもベクトル演算のように一度に演算を
行なうことができる。いわゆる、SIMD(Sing1
e Instruction Multiple Da
ta−stream)構造が採用される。
【0006】具体的には、次のような処理が可能にな
る。即ち、メモリ上で連続して配置されている複数のデ
ータをまとめてレジスタに保存したり、レジスタの内容
をメモリ上の連続した場所に保存する。これは、ベクト
ルデータの一括読み込みと保存に相当する。レジスタに
パックされた復数のデータに対して別々に加減算を行
う。例えば、ベクトルの加減算、(a,b)+(c,
d)=(a+c,b+d)というようなベクトルの加減
算である。更には、パックされた複数のデータに対して
別々に単一の値を乗算する。これは、ベクトル値のスカ
ラー倍であり、(a,b)×c=(a×c,b×c)に
相当する。
【0007】本明細書では、このような演算、処理又は
メモリ操作をまとめてSIMD演算、SIMD処理又は
SIMD操作と呼ぶことにする。
【0008】このようなSIMD構造のプロセッサで二
次元離散コサイン変換を行なう場合、第1に、従来単一
の画素に対してのみ可能であった画素値へのアクセス
が、SIMD操作により、複数画素の画素値の同時一括
アクセスに拡張できる。第2に、従来、2つの画素値
(スカラー値)の間で行っていたバタフライ演算、即ち
積和演算を、ベクトルの加減算とベクトルのスカラー倍
に変更できる。これらの結果、複数の画素値をまとめて
ベクトルとして扱うことで、複数の画素の画素値に同一
のバタフライ演算を適用できることは明らかである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一つレジスタ
に複数の画素値をメモリから同時にロードする場合、任
意の画素の組み合わせでロードできるわけではなく、通
常、メモリ上で連続した画素の組み合わせしかSIMD
操作によるメモリアクセスは許されない。
【0010】従って、複数のバタフライ演算を同時に行
うこと自体は可能であっても、実際には、メモリ上で連
続する複数の画素に対してしか、同一のバタフライ演算
を行なえず、従来は、二次元離散コサイン変換処理にメ
ディア・プロセッサを導入したとしても、パフォーマン
スの向上は見込めなかった。
【0011】本発明は、このような問題点を解決し、二
次元離散コサイン変換にメディアプロセッサを利用でき
るようにする画像処理装置及び方法並びに記憶媒体を提
示することを目的とする。
【0012】本発明は更に、より一般的に、変換符号化
処理にメディアプロセッサを利用できるようにする画像
処理装置及び方法を提示することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、走査順に配置された画像データを、変換符号化演
算におけるバタフライ演算をSIMD処理により実行す
るのに適した順序に並び換える並び換え手段と、当該並
び換え手段の並び換え結果を記憶する記憶手段と、当該
記憶手段によって保持される画像情報を二次元離散コサ
イン変換する変換符号化する変換符号化手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0014】本発明に係る画像処理方法は、走査順に配
置された画像データを、変換符号化演算におけるバタフ
ライ演算をSIMD処理により実行するのに適した順序
に並び換え、記憶手段に格納する並び換えステップと、
当該記憶手段によって保持される画像情報を二次元離散
コサイン変換する変換符号化する変換符号化ステップと
を具備することを特徴とする。
【0015】本発明に係る記憶媒体には、上記画像処理
方法を実行するプログラム・ソフトウエアが、外部読み
出し自在に格納される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明を適用したJPEG画像圧
縮装置の一実施例の概略構成ブロック図を示す。
【0018】入力端子10には、ビデオ・キャプチャ装
置又は撮像装置などからRGB画像データが入力し、バ
ッファメモリ12に格納される。バッファ・メモリ12
上での画像データの配置を図2に示す。Rは赤、Gは
緑、Bは青を示す。R(i,j)のiは水平方向の画素
の番号、jは垂直方向の画素の番号又はライン番号を示
す。R(0,0)は、画素(0,0)、即ち、画像左上
の画素の赤成分を示す。
【0019】色変換回路14は、バッファ・メモリ12
上の1マクロブロック(縦横16画素の矩形領域)分の
RGB画素からなる画像情報をバッファ・メモリ12の
左上から順に取り出し、輝度と色差の組み合わせである
輝度色差情報からなる画像情報に変換して、バッファ・
メモリ16に格納する。
【0020】なお、色変換回路14は、2種類の色差情
報U,Vに関して単純な画素間引きを行う。RGB空間
から輝度色差空間への色空間変換機能及び色差情報の単
純画素間引き処理は、JPEG方式等で広く行われてい
る周知技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0021】バッファ・メモリ16上の1マクロブロッ
ク内のデータ配置を図3に示す。Yは輝度成分、U,V
は色差成分をそれぞれ示し、(i,j)はRGBデータ
の場合と同様に1マクロブロック内での画面上で配置を
示す。例えば、Y(0,0)は、RGB画像データのR
(0,0)、G(0,0)及びB(0,0)から生成さ
れた輝度データを意味する。また、データの左側に記載
される数値は、該当する行の先頭要素のアドレスを示
す。例えば、Y(0,8)は、アドレス64で参照され
る。
【0022】色空間変換と色差の間引き処理の結果、1
つのマクロブロックから、輝度情報Yに関しては、縦横
16個、即ち、合計256個の画素値が生成され、2つ
の色差情報U,Vに関してはそれぞれ、縦横8個、即ち
64個の画素値が生成される。輝度情報は、更に、縦横
8画素からなる4つの矩形領域Y1,Y2,Y3,Y4
に分割される。JPEG方式における二次元離散コサイ
ン変換は、図3に示したY1,Y2,Y3,Y4,U及
びVの単位に適用される。
【0023】並び換え回路18は、バッファ・メモリ1
6に記憶される輝度データY1〜Y4及び色差データ
U,Vを、図4に示すように並び換えて、バッファ・メ
モリ20に格納する。なお、図4では、図3の6つのブ
ロックY1,Y2,Y3,Y4,U,Vに含まれる各要
素の行番号及び列番号を、各ブロック内での番号に振り
直してある。例えば、図4中のY2(2,2)は、図3
でのY(2,10)に等しく、同様にVV(3,2)
は、V(6,4)に等しい。並び換え回路18のより詳
しい動作は、後述する。
【0024】DCT回路22は、バッファ・メモリ20
上に図4に示す配置で保持されている6つの縦横8個か
らなるブロックに含まれる画素値の対に対して二次元離
散コサイン変換を適用し、その結果である変換係数デー
タを図5に示すようにバッファ・メモリ24に格納す
る。図5において、D(Y1Y2)は、バッファ・メモ
リ20上のY1,Y2の部分全体を二次元離散コサイン
変換した結果を示す。D(Y1(0,0))は、バッフ
ァ・メモリ20上の画素Y1(0,0)を二次元離散コ
サイン変換した結果の変換係数データを示す。
【0025】本実施例のDCT回路22は、2つのパラ
メータを必要とする。つまり、入力元として、図4にお
けるY1Y2,Y3Y4及びUV部分の先頭アドレスを
受け取り、出力先として、入力元に対応した図5におけ
るD(Y1Y2)、D(Y3Y4)及びD(UV)の何
れかの先頭アドレスを受け取って、二次元離散コサイン
変換処理を適用する。
【0026】具体的には、DCT回路22は、入力元で
あるバッファ・メモリ20から、図4において二重線で
括られたメモリ20上で連続しているパックされた2つ
の画素値を読み込み、バタフライ演算を含むSIMD操
作を行い、パックされた2画素分の計算結果を出力先で
あるバッファ・メモリ24に書き出す。
【0027】これは、従来のCPU又はプログラムで広
く行われている二次元離散コサイン変換演算において、
それに含まれる全ての演算及びメモリアクセスをSIM
D操作に置き換えたものに他ならない。
【0028】量子化・可変長符号化回路26は、バッフ
ァ・メモリ24に格納された変換係数データを量子化
し、可変長符号化する。量子化・可変長符号化回路26
の出力は、出力端子28から外部に、例えば、ハードデ
ィスク及びメモリなどの記憶媒体、又はデータ伝送回線
に送出される。
【0029】並び換え回路18が、バッファ・メモリ1
6上に図3に示すように配置された6つのブロック(縦
横8個)の画素値を、バッファ・メモリ20に図4で示
す配置に書き込む手順を説明する。図6は、そのフロー
チャートを示す。
【0030】先ず、ポインタY1Y2ptr,Y3Y4
ptr及びUVptrを、夫々図4におけるY1Y2,
Y3Y4及びUVの左上を指示するように初期化し、ポ
インタY1ptr,Y2ptr,Y3ptr,Y4pt
r,Uptr及びVptrを、夫々図3上のY1,Y
2,Y3,Y4,U及びVの左上を指示するように初期
化し、ループ変数counterを0で初期化する(S
1)。
【0031】ポインタY1ptrが示す画素値を読み出
してポインタY1Y2ptrが示す場所に書き出すとと
もに、ポインタY1ptr,Y1Y2ptrを夫々1つ
進める(S2)。
【0032】ポインタY2ptrが示す画素値を読み出
してポインタY1Y2ptrが示す場所に書き出すとと
もに、ポインタY2ptr,Y1Y2ptrを夫々1つ
進める(S3)。
【0033】ポインタY3ptrが示す画素値を読み出
してポインタY3Y4ptrが示す場所に書き出すとと
もに、ポインタY3ptr,Y3Y4ptrを夫々1つ
進める(S4)。
【0034】ポインタY4ptrが示す画素値を読み出
してポインタY3Y4ptrが示す場所に書き出すとと
もに、ポインタY4ptr,Y3Y4ptrを夫々1つ
進める(S5)。
【0035】ポインタUptrが示す画素値を読み出し
てポインタUVptrが示す場所に書き出すとともに、
ポインタUptr,UVptrを夫々1つ進める(S
6)。
【0036】ポインタVptrが示す画素値を読み出し
てポインタUVptrが示す場所に書き出すとともに、
ポインタVptr,UVptrを夫々1つ進める(S
7)。
【0037】ループ変数counterに1を足し(S
8)、counterが64未満であれば(S9)、S
2以降を繰り返す。counterが64になれば(S
9)、終了する。
【0038】量子化・可変長符号化回路26の動作を説
明する。図7は、量子化・可変長符号化回路26の動作
フローチャートを示す。図8は、ジグザグ・スキャンの
スキャン順を保持するテーブルZIGZAGを示し、図
9は、図5においてD(Y1(0,0)),D(Y2
(0,0)),D(Y3(0,0)),D(Y4(0,
0)),D(UU(0,0)),D(VV(0,0))
が位置するアドレスを保持するアドレステーブルTBL
を示す。
【0039】量子化・可変長符号化回路26はまず、変
数cに0をセットする(S11)。これは、量子化及び
ハフマン符号化を、D(Y1Y2)に含まれるY1の部
分から実行することを意味する。
【0040】変数jを0で初期化するとともに、ポイン
タ変数ptrをこれから処理するDCT変換係数の系列
の先頭を示すように初期化する(S12)。
【0041】DCT変換係数をジグザグスキャンするた
めに、テーブルZlGZAGをjで検索し、結果を変数
locに格納する(S13)。
【0042】locで定まるDCT変換係数のアドレス
を計算し、そのDCT変換係数を変数pixに代入する
(S14)。
【0043】変換係数pixと変換係数の位置を示すl
ocを用いて、その変換係数pixを最子化して配列Q
ED[j]に格納する(S15)。これにより、量子化
されたDCT変換係数が配列QEDに格納される。配列
QED[]は、64個の配列要素を保持できる。
【0044】jをインクリメントし(S16)、jが6
4になるまで(S17)、S13以降を繰り返す。jが
64になると(S17)、64個のDCT変換係数すべ
ての量子化を終了したことになり、次に、配列QEDの
データをハフマン符号化する(S18)。ハフマン符号
化されたデータは、出力端子28から外部の記憶装置及
び伝送路等に出力される。
【0045】cをインクリメントし(S19)、cが6
になるまで(S20)、S12以降を繰り返し、cが6
になると(S20)、終了する。即ち、Y1、Y2、Y
3、Y4、U及びVのすべてでDCT変換係数の量子化
及びハフマン符号化が終了するまで、S12以降を繰り
返す。
【0046】このように、本実施例では、二次元離散コ
サイン変換が適用される縦横8個の矩形領域がほとんど
の場合に複数存在していることを利用し、各矩形領域上
の同一の位置、即ち同一のバタフライ演算が行われる画
素値を各短形領域から取り出してメモリ上で連続するよ
うに配置する。これにより、バタフライ演算を用いた二
次元離散コサイン変換においてSIMD操作を常に用い
ることが可能になり、二次元離散コサイン変換処理を高
速に実行できる。
【0047】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用して
もよい。
【0048】また、上述した実施例の機能を実現するよ
うに各種のデバイスを動作させるべく当該各種デバイス
と接続された装置又はシステム内のコンピュータに、上
記実施例の機能を実現するためのソフトウェアのプログ
ラムコードを供給し、その装置又はシステムのコンピュ
ータ(CPU又はMPU)を、格納されたプログラムに
従って前記各種デバイスを動作させることによって実施
したものも、本願発明の範囲に含まれる。
【0049】この場合、前記ソフトウエアのプログラム
コード自体が、前述した実施例の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、例えば、
かかるプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明
を構成する。かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード及びROM等を用い
ることが出来る。
【0050】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施例の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)又は他のアプリケーションソフトウエア等と
共同して上述の実施例の機能が実現される場合にも、か
かるプログラムコードが本出願に係る発明の実施例に含
まれることは言うまでもない。
【0051】更には、供給されたプログラムコードが、
コンピュータの機能拡張ボード又はコンピュータに接続
された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能
拡張ボード又は機能拡張ユニットに備わるCPU等が実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施例の機能が実現される場合も、本出願に係る
発明に含まれることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、二次元離散コサイン変換の前に画
素情報を編成することにより、二次元離散コサイン変換
におけるバタフライ演算をSIMD操作で高速に実行で
きるようになる。これにより、メディアプロセッサを使
って画像圧縮符号化処理を高速に実行できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 バッファ・メモリ12上での画像データの配
置を示す図である。
【図3】 バッファ・メモリ16上の1マクロブロック
内のデータ配置を示す図である。
【図4】 バッファ・メモリ20上のデータ配置を示す
図である。
【図5】 バッファ・メモリ24上のデータ配置を示す
図である。
【図6】 並び換え回路18の動作フローチャートであ
る。
【図7】 量子化・可変長符号化回路26の動作フロー
チャートを示す。
【図8】 ジグザグ・スキャンのスキャン順を保持する
テーブルZIGZAGを示す。
【図9】 図5においてD(Y1(0,0)),D(Y
2(0,0)),D(Y3(0,0)),D(Y4
(0,0)),D(UU(0,0)),D(VV(0,
0))が位置するアドレスを保持するアドレステーブル
TBLを示す。
【符号の説明】
10:入力端子 12:バッファメモリ 14:色変換回路 16:バッファ・メモリ 18:並び換え回路 20:バッファ・メモリ 22:DCT回路 24:バッファ・メモリ 26:量子化・可変長符号化回路 28:出力端子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査順に配置された画像データを、変換
    符号化演算におけるバタフライ演算をSIMD処理によ
    り実行するのに適した順序に並び換える並び換え手段
    と、 当該並び換え手段の並び換え結果を記憶する記憶手段
    と、 当該記憶手段によって保持される画像情報を二次元離散
    コサイン変換する変換符号化する変換符号化手段とを具
    備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 当該変換符号化手段が二次元離散コサイ
    ン変換手段である請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、当該変換符号化手段の出力を量子
    化及び可変長符号化する量子化・可変長符号化手段を具
    備する請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 走査順に配置された画像データを、変換
    符号化演算におけるバタフライ演算をSIMD処理によ
    り実行するのに適した順序に並び換え、記憶手段に格納
    する並び換えステップと、 当該記憶手段によって保持される画像情報を二次元離散
    コサイン変換する変換符号化する変換符号化ステップと
    を具備することを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 当該変換符号化ステップが二次元離散コ
    サイン変換ステップである請求項4に記載の画像処理方
    法。
  6. 【請求項6】 更に、当該変換符号化ステップの出力を
    量子化及び可変長符号化する量子化・可変長符号化ステ
    ップを具備する請求項4に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 走査順に配置された画像データを、変換
    符号化演算におけるバタフライ演算をSIMD処理によ
    り実行するのに適した順序に並び換え、記憶手段に格納
    する並び換えステップと、 当該記憶手段によって保持される画像情報を二次元離散
    コサイン変換する変換符号化する変換符号化ステップと
    を具備する画像処理方法を実行するプログラム・ソフト
    ウエアを外部読み出し自在に記憶することを特徴とする
    記憶媒体。
  8. 【請求項8】 当該変換符号化ステップが二次元離散コ
    サイン変換ステップである請求項7に記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 当該画像処理方法が更に、当該変換符号
    化ステップの出力を量子化及び可変長符号化する量子化
    ・可変長符号化ステップを具備する請求項7に記載の記
    憶媒体。
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