JPH077465Y2 - 保護柵 - Google Patents

保護柵

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JPH077465Y2
JPH077465Y2 JP1987055189U JP5518987U JPH077465Y2 JP H077465 Y2 JPH077465 Y2 JP H077465Y2 JP 1987055189 U JP1987055189 U JP 1987055189U JP 5518987 U JP5518987 U JP 5518987U JP H077465 Y2 JPH077465 Y2 JP H077465Y2
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light
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孝 中村
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Nakamura Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Grates (AREA)
  • Gates (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ベランダ手摺り、廊下手摺り、門扉、面格
子、柵などの保護柵に関する (従来技術とその問題点) 保護柵に、例えば白熱灯などの発光体や、検知エリア内
への侵入を検知する検知センサーなどの外部検知手段を
取付ける場合において、従来では、その外部検知手段を
作動させるため、外部電源から配線して電気エネルギー
を供給していた。このため、電気配線工事が必要であ
り、配線経費がかかる。また外部電源から保護柵に延出
された配線が外観上の体裁を悪くし、美感を損なうとい
う問題が生じていた。そこで、その問題を解消するた
め、保護柵内に電池を設置し、その電池の電気エネルギ
ーを利用することが考えられるが、これでは、消耗した
電池を頻繁に取り換えなくてはならず、実用的ではな
い。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、外部検知手段を直
接的に作動させることができ、従来必要であった外部電
源との配線が一切不要で、外部検知手段に半永久的に電
気エネルギーを供給できると共に、特に屋外側からの外
観上の体裁が良好となる保護柵を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解消するために、本考案は、複数の
部材1〜6によって構成される柵本体1に、太陽電池7
と、該太陽電池7により得られた電気エネルギーを蓄積
する蓄電池11と、該蓄電池11を介して作動する外部検知
手段とを設けてなる保護柵であって、前記外部検知手段
は、太陽光線受光時には受光せず非受光時のみ発光する
発光体13、及び所要の防犯エリア内に侵入した被検知体
を検知し、警告装置20により警告を発するための信号を
出力する検知センサー18からなり、前記太陽電池7は、
前記柵本体構成部材の太陽光線を受け得る所要箇所に設
置され、前記蓄電池11は、所要の柵本体構成部材3内に
内蔵され、前記発光体13、警告装置20及び検知センサー
18は、所要の柵本体構成部材の屋内側面部または下側面
部に設置されてなる構成を採用するものである。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を第1図〜第12図に基づいて説
明する。
第1図は、保護柵の一例であるベランダ手摺りを示すも
のであって、その手摺りの手摺り本体1は複数の部材に
より構成される。すなわち、この手摺り本体1は、ベラ
ンダの堰壁上に所定間隔ごとに立設された支柱2と、そ
の各支柱2の上端に配設された手摺り笠木3と、各支柱
2間に配設された上下一対の横桟4と、その両横桟4間
に配設された多数の縦桟5及びガラス、アクリル板等の
透明または半透明板あるいは彩色板等の化粧板6とから
構成されている。
そして、上記化粧板6の屋外側面に、第3図及び第4図
の矢印で示すように太陽光線を受ける太陽電池7を配設
している。その詳細を述べると、第4図に示すように、
太陽電池7は、化粧板6に当接された基板8と、その基
板8に多数配置されると共にそれぞれが直列に電気接続
された半導体光起電素子9と、その各素子9を被覆する
透明合成樹脂被膜10とから構成されている。なお、光が
透過するネットタイプの太陽電池であってもよい。
手摺り本体1には、例えば笠木3内に、太陽電池7によ
り得られた電気エネルギーを蓄積する蓄電池11を内蔵せ
しめ(第1図、第2図に破線で示す)、第5図に示すよ
うに、太陽電池7と蓄電池11をつなぐ電気回路に充電制
御器(例えばDC/DCコンバータ等)12を設けて、充電が
安全、且つ、効果的に行われるように配慮している。
また、手摺り本体1の適所、例えば支柱2の中央部のベ
ランダ側内面(屋内側面)に開口部を形成し、その開口
部内に、外部検知手段の1つである発光体(例えば白熱
灯、螢光灯、フオトダイオード、エレクトロルミネッセ
ンス等)13をはめ込んでいる。そして、第6図に示すよ
うに、発光体13と蓄電池11とをつなぐ電気回路に、昼間
の太陽光線受光時にはその電気回路を開成せしめ、非受
光時にはその電気回路を閉成せしめる光電スイッチ14を
設けている。
この実施例の光電スイッチ14をさらに詳述すれば、コイ
ル15と、太陽光線を受光する位置に設けられたフオトト
ランジスタ16とブレーク接点17とからなり、フオトトラ
ンジスタ16が太陽光線を受光しているときには、その抵
抗が低下し、コイル15が励磁されてブレーク接点17が開
成され、発光体13は発光しない。しかし、フオトトラン
ジスタ16が受光しなくなる夜間は、その抵抗が高くな
り、コイル15の励磁が解消されてブレーク接点17が閉成
され、蓄電池11により発光体13が発光する。
上記のコイル15とフオトトランジスタ16とブレーク接点
17とからなる光電スイッチ14の代わりに、フオトトラン
ジスタと通常のトランジスタとを組合せた光電スイッチ
を用いてもよい。またフオトトランジスタの代わりに光
導電セルを用いてもよい。
また、手摺り本体1の適所、例えば笠木3の下側面部に
は、第1図及び第2図に示すように、他の外部検知手段
である検知センサー18を設けている。この検知センサー
18は、第2図及び第3図に示すように手摺り本体1から
ベランダ側ヘ所定の角度で検知エリア19を設定し、その
エリア19内に侵入した被検出体を検知するものであっ
て、第7図に示すようにその検知信号に基づいて警告を
発する警告装置20を設けている。
上記検知センサー18及び警告装置20についてさらに説明
すると、第7図に示すように、検知センサー18は、焦電
型センサー22からなり、赤外線または遠赤外線エネルギ
ーを投射して検知エリア19を形成し、そのエネルギー
と、そのエリア19内に侵入する子供などの被検知体の体
温により放射され、レンズ23及び変換器24を介して検知
された赤外線または遠赤外線エネルギーとを制御装置25
により比較演算し、その両エネルギーの差から被検知体
が人体であるかどうかを検知するものである。
そして警告装置20は、記憶装置26と、増幅器27と、スピ
ーカ28とからなり、制御装置25により人体が近づいたこ
とを確認すると、その制御装置25の指令により記憶装置
26から情報を取り出し、それを増幅器27で増幅し、スピ
ーカ28より警告音として発するようになっている。その
警告音としては、例えば「危ないよ」、「誰ですか」あ
るいは「玄関に御回り下さい」などの音声とか、音楽、
またはブザーなどが考えられる。上記記憶装置26として
は、半導体ROM、エンドレス式の磁気テープ等を用い
る。また、上記スピーカ28の代わりに、発光体を配設し
た表示パネルを用い、そのパネルに「アブナイ」などの
警告文を点灯表示するようにしてもよい。
なお、太陽電池7、蓄電池11、発光体13、検知センサー
18、警告装置20などを相互につなぐ配線は、手摺り本体
1の構成部材である手摺り笠木1、支柱2などの側面に
沿って配設するか、あるいは笠木1、支柱2などが中空
であれば、必要によりそれらの内部を貫通させて配設す
ることができる。
上記構成において、昼間は、太陽光線の受光により光電
スイッチ14が作動し、発光体13は消灯状態を続ける。そ
して太陽光線が太陽電池7に当たると、電気エネルギー
が生じ、その電気エネルギーによって焦電センサー22が
作動し、手摺り本体1の周囲に検知エリア19を形成す
る。そして、例えば子供が手摺りに近づいて検知エリア
19内に侵入すると、センサー22から投射される赤外線ま
たは遠赤外線エネルギーと、子供の体温により放射され
る赤外線または遠赤外線エネルギーとの差から、人体で
あることを制御装置25により検知し、警報装置20から警
報が発せられる。従って、子供が手摺りを乗り越えて落
ちるという事故を未然に防止しうる。余剰の電気エネル
ギーは蓄電池11に蓄積される。
次に、夜間は、光電スイッチ14が作動を停止し、ブレー
ク接点17が閉成して、蓄電池11により発光体13が発光す
る。従って、手摺りの周辺が明るくなり、ベランダの内
側での作業がしやすくなると共に、美観的にも優れ、ま
た防犯効果もある。さらに焦電センサー22による検知エ
リア19もひきつづき形成される。なお、その焦電センサ
ー22の向きをベランダ外に向ければ、検知エリア19がベ
ランダの外側に形成されるようになり、防犯効果が一層
向上する。
そして、この場合、蓄電池11は笠木3内に内蔵されてい
るため、雨などに晒されることがない上、外観上の体裁
もよく、また発光体13は支柱2の屋内側面部に設置さ
れ、検知センサー18は笠木3の下側面部に設置され、配
線は笠木3や支柱2等の側面に沿って配設できるから、
それらが屋外から目立たず、外観上の体裁がよい。ま
た、手摺りの笠木3は人の手に触れ易いが、検知センサ
ー18が笠木3の下側面部に設置されていることから、こ
の検知センサー18には人の手が直接触れにくく、従って
傷付いたりすることがなく、使用上の安全を期すること
ができる。
上記実施例では、検知センサー18として、焦電形センサ
ーを用いたが、これに代えて、超音波センサーを用いて
もよい。この超音波センサーは、超音波を投射して検知
エリアを形成し、そのエリア内に侵入する被検知体に超
音波が当たって反射した反射波により被検知体を検知す
るもので、例えば第1図に示す手摺りの支柱2に取付け
られる。そして、この超音波センサーの検知により、焦
電形センサー22の場合と同じように警告装置より警告が
発せられる。
また第8図に示すように、検知センサー18として、光学
センサー33を用いてもよい。この光学センサー33は、投
光器34と、その投光器34から所定間隔をおいた対向位置
に配置される受光器35とを有し、その受光器35への遮光
により被検知体を検知するものである。図中、36は検知
制御器である。それ以外の構成は焦電気形センサー22の
場合とほぼ同じ目的の構成要素からなるので、同一番号
を付して説明を省略する。
上記投光器34と受光器35とは手摺りの両端に配置し、そ
の間に、子供が入ると、検知し、警報が発せられる。な
お、人と鳥等とを区別するため、光学センサー33を2つ
以上設け、そのすべての光学センサー33が検知したとき
のみ、警報が発せられるようにすれば、誤って警報を発
することがなくなる。
上述した実施例では、各種のセンサー22,30,33を単独で
用いる場合を例にあげて説明したが、それらを組合せて
用いてもよい。そうすれば、精度が向上し、誤作動を防
止できる。
また、上述の実施例では、太陽電池7を化粧板6の外面
に配設したが、第9図に示すように、笠木3をベランダ
外へ張り出し、その上に太陽電池7を配設するようにし
てもよい。また第10図に示すように、横桟4と縦桟5と
で囲まれた空間内に水平軸38まわりで回動自在な回動枠
39を設けると共に、該回動枠39内に、水平軸38とは直交
する方向の支軸40まわりで回動自在な太陽電池7を設け
てもよい。この第10図のような実施例によると、太陽電
池7を太陽に向けて集光量を最大にすることができる。
そして、第11図に示すように、太陽電池7の表面を波形
にすれば、太陽電池7に対する太陽光線の入光量を時間
変化に対応してほぼ一定にすることができる。さらに第
12図に示すように、太陽電池7をコの字形にするなど、
必要に応じて変形させてもよい。
また検知センサー18としては、静電式タッチセンサーや
圧力式検知器等も使用することができる。
(考案の効果) 本考案の保護柵によれば、柵本体に、太陽電池と、この
電池により得られた電気エネルギーを蓄積する蓄電池
と、蓄電池を介して作動する外部検知手段とを設けてい
るので、外部検知手段を直接的に作動させることがで
き、従って従来必要であった外部電源との配線が一切不
要となり、その配線経費を軽減できると共に、外部検知
手段に半永久的に電気エネルギーを供給することがで
き、きわめて経済的である。
また本考案の保護柵によれば、蓄電池は、所要の柵本体
構成部材内に内蔵しているため、雨などに晒されること
がなくて、腐食しにくく、長期に亘り有効且つ安全に使
用できる上、外観上の体裁がよい。そして、警告装置な
らびに外部検知手段としての発光体及び検知センサー
は、所要の柵本体構成部材の屋内側面部または下側面部
に設置しているため、それらが屋外側からまともに見え
ず、従って上記蓄電池とともに屋外側からの外観上の体
裁が良好となって、保護柵の美観を損なうことがなく、
また人手に触れにくいため傷付けたり設置箇所から外れ
たりするようなことが少なく、使用上の安全を期するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は、本考案の一実施例を示し、第1図は
手摺りの正面図、第2図は同平面図、第3図は同横断面
図、第4図は太陽電池の拡大縦断面図、第5図は太陽電
池と蓄電池の電気回路図、第6図は発光体の点滅を説明
するための電気回路図、第7図は検知センサーの作動を
説明するためのブロック図である。第8図は他の実施例
による光学センサーの作動を説明するためのブロック
図、第9図〜第12図は、それぞれ本考案のさらに他の実
施例を説明する手摺りの斜視図である。 1……手摺り本体(柵本体)、1……支柱(柵本体構成
部材)、3……手摺り笠木(柵本体構成部材)、4……
横桟(柵本体構成部材)、5……縦柵(柵本体構成部
材)、6……化粧板(柵本体構成部材)、7……太陽電
池、11……蓄電池、13……発光体、14……光電スイッ
チ、18……検知センサー、19……検知エリア、20……警
告装置、22……焦電形センサー、33……光学センサー、
34……投光器、35……受光器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 11/02 Z G08B 13/00 Z 7323−5G H01L 31/04

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部材によって構成される柵本体に、
    太陽電池と、該太陽電池により得られた電気エネルギー
    を蓄積する蓄電池と、該蓄電池を介して作動する外部検
    知手段とを設けてなる保護柵であって、前記外部検知手
    段は、太陽光線受光時には発光せず非受光時のみ発光す
    る発光体、及び所要の防犯エリア内に侵入した被検知体
    を検知し、警告装置により警告を発するための信号を出
    力する検知センサーからなり、前記太陽電池は、前記柵
    本体構成部材の太陽光線を受け得る所要箇所に設置さ
    れ、前記蓄電池は、所要の柵本体構成部材内に内蔵さ
    れ、前記発光体、警告装置及び検知センサーは、所要の
    柵本体構成部材の屋内側面部または下側面部に設置され
    てなる保護柵。
JP1987055189U 1987-04-10 1987-04-10 保護柵 Expired - Lifetime JPH077465Y2 (ja)

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JP1987055189U JPH077465Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 保護柵

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JP1987055189U JPH077465Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 保護柵

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JPS63162034U JPS63162034U (ja) 1988-10-24
JPH077465Y2 true JPH077465Y2 (ja) 1995-02-22

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ID=30882869

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JPS63162034U (ja) 1988-10-24

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