JPH077415U - 水槽上部に鑑賞材、濾過材、食材を自在に配した鑑賞箱 - Google Patents

水槽上部に鑑賞材、濾過材、食材を自在に配した鑑賞箱

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JPH077415U
JPH077415U JP4706493U JP4706493U JPH077415U JP H077415 U JPH077415 U JP H077415U JP 4706493 U JP4706493 U JP 4706493U JP 4706493 U JP4706493 U JP 4706493U JP H077415 U JPH077415 U JP H077415U
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JP
Japan
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appreciation
aquarium
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water
wide
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Pending
Application number
JP4706493U
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English (en)
Inventor
和隆 山屋
Original Assignee
和隆 山屋
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鑑賞用水槽に、濾過装置を設けた自在に配置
できる鑑賞具であって情景を立体表現できる極めて高度
の鑑賞機能を備えた鑑賞用水槽を提供する。 【構成】 水槽(1)上部に設けられた開口された広口
皿状容器部(8)内外に鑑賞材、濾過材、食材を自在の
位置に配して自然の情景を立体的に表現可能として鑑賞
効果を高めたことを特徴とする水槽。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は水槽の上部に設けられた広口皿状容器部に鑑賞材、濾過材、食材を 自在の位置に配し、全体を鑑賞箱として位置付け、水等の液体を吸水ポンプで汲 み上げ循環させることにより、水槽内の水を浄化する装置であり、吸水装置と鑑 賞材、濾過材、食材を自在な位置に配す事により景観を増し、一層の鑑賞作用を 高めた水槽及びその応用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来鑑賞魚などの水槽の上部に位置する箱状の浄化濾過装置は、しゅろやナイ ロン繊維、活性炭等の材料が配され吸水ポンプにより水槽下部より汲み上げられ た水が通過、循環することにより浄化を繰り返すものであるが機能性重視の従来 の製品に於いては、鑑賞魚若しくは水槽内外の装飾が主体であり、鑑賞用として の重要点であった。
【0003】 そのために従来では濾過、浄化装置於いては、水槽の上部に設けられた箱状の 濾過材収納具に濾過材を収めただけのものであり、あるいは水槽中に沈められた 箱状容器に濾過材を詰め込んでエアーポンプで作動させるようなものが一般的で あった。従って、従来の鑑賞用水槽に於いては水槽も濾過装置も統括されて四角 状でありそれらが主流を占めるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた水の濾過、浄化という濾過装置本来の機能重視にのっとり 濾過箱は水槽上部の広口部分の全部、或いは一部を四角の箱状のもので水槽上部 の相対する縁を跨ぎ、内部にナイロン繊維が収納されたもので水槽と一体化で用 ををなしているものであるが全体に直線で構成されており、固さが感じとられ、 ナイロン繊維の濾過材もつど廃棄処理されるものであった。 従来の水槽に鑑賞価値を高める為考案されたものに水耕栽培装置を備えた( 実公昭62−64275)ものが確認されているが、いずれも部材が固定された ものであり、装飾鑑賞対象は魚類や付帯された鑑賞具が中心をなす。 本考案では外観上単調になり、応用が困難という鑑賞用水槽の欠点を補い、個 性化を目指すものであり、瀘過装置の外観も鑑賞にたえうる構造に改良するため 材質、形状、用途の異なる鑑賞材、濾過材を自在に組成する事により水槽、濾過 装置が鑑賞体とされ外観上優れた意匠性を生み出すべく鑑賞用水槽を提供しよう とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による水槽上部に設けられた開口された広口皿 状容器部内外に鑑賞材、濾過材、食材を自在の位置に配した鑑賞用水槽を提供す るものである。
【0006】
【作用】
吸水ポンプによって汲み上げられた水が広口皿状容器部の広口空間部に配され ている濾過材の機能により水が繰り返し浄化されるので、淀んだり腐敗したりす ることがなく、また従来の濾過装置より多量の濾過材を使用するので長期間交換 不要となる。水槽上部に備えられた広口皿状容器部は従来の濾過装置に比較して 広く設けられているため、大きさの異なる濾過材、鑑賞材、の導入配置を容易な らしめるものであり、水との相乗作用により縮小された鑑賞機能の高い自然の景 観を水槽上に創造可能とするものであり、水槽内部が水中、海中の趣をかもしだ し、広口皿状容器部には濾過材や鑑賞材の自在な配置によって陸の情景をなすも のである。
【0007】
【実施例】
実施例に付いて図面を参照して説明をする。 図1において水槽(1)上部の開口された広口皿状容器部(8)は水槽と形状 を同一性を有すものであり、複数個の鑑賞材や濾過材、食材を自在の位置に配し 、凝縮された自然の景観たる様を創造することにあり、またこれらの鑑賞材、濾 過材、食材は従来のものより量を増加させ交換の時期を延長させるものであり、 広口皿状容器部(8)を広く設けたために濾過材の洗浄、交換も容易となるよう 配慮されているものである。 本考案の具体化された過程を述べると、図1の説明における広口皿状容器部( 8)は全部又は一部が透明であったり着色されていたりして水槽の上部形状と相 似形となっており鑑賞材、濾過材、食材を固定させる土台をなす。 水槽上部に備えられた広口皿状容器部は室内外の設置場所に応じた透明であっ たり着色されていたり配色、形状の選択を可能とし、大型のものには軽いプラス チックや木製の材質が扱いやすく利用しやすい。角形の水槽には角形の、曲面の 水槽には曲面を持つ広口皿状容器部を付帯させ、他方では互換性を有す自在な水 槽の形状であって、同一でない自在な形状の広口皿状容器部を付帯させることも 可能である。
【0008】 図2の見取り図に於いて広口皿状容器部(8)の片隅付近には吸水ポンプ(3 )の吸水パイプ(2)が水槽底部付近まで降下装着されるので、下方まで貫通さ れた挿入取付け口が備えられ、吸水ポンプ仕切り囲い(9)で包囲され水の侵入 を阻止している。又他方の隅には適度の広さを持つ落水口を設け、落水口仕切り 囲い(9a)で同様に包囲してあるが、前述の吸水ポンプ仕切り囲い(9)より 低く備えられ上方部に濾過材流失防止ネット(10)が付帯されており、この双 方の仕切り囲いにより、供給された水が常に適量を保持しながら循環していく。 仕切り囲い(9a)で包囲された鑑賞魚の投餌口も兼ねた適度に開口された落水 口より落下しており、この蓄水状態にある広口皿状容器部に於いて常に水が循環 、浄化を繰り返し腐敗化を防止するものであり水槽より汲み上げられた水は広口 皿状容器部を通過し、上方より散水パイプ(4)を通じて導水溝(5)に落水す る。導水溝(5)は角度を有しながら備えられ透明であったり着色されていたり して鑑賞材を伴いながら直線であったり曲線で構成されたりして鑑賞具の位置を なしており、重量や加工程度を考慮し樹脂製か木製が望ましく考えられる。 散水パイプ(4)から落下した水が導水溝(5)を通過し貯えられた濾過材( 6)に浸透されてゆき散水パイプから落下する水口も数か所設け、滝の情感や鑑 賞材小物(11)に水を供給し作動させたり、鹿威しで和風の風情を演出したり 照明灯を備えれば多様で自然な情景を提供できることとなる。 又全体を透明ビニールでおおいを使用しヒーターを伴って、保温を伴い熱帯魚 の飼育も可能となる。
【0009】 本考案に於いての従来の製品に対比する改良点は濾過材収納部である広口皿状 容器部を形状に係わらず広く用い、濾過材を増量することで濾過材の交換時期を 延長ならしめ、粗粒化された軽石、硬質の鹿沼土、活性炭などの素材類を混合さ せ、これら天然素材が良質の濾過材としてナイロン繊維の類いと共にその用をな すものであり、鑑賞材、濾過材として重要な役割を持つものである。 軽質の素材は水面下で浮遊状態となり、広口皿状容器部を全体或いは前面を透 明状とすることにより水が循環する様を肉眼で確認でき、例えば地理に於ける教 材としても用途が開けるものである。またこれ等天然素材は洗浄後数度の再使用 後、魚類等の老廃物を十分に吸収した肥沃な土となり植木、草花の園芸土として 用を成すものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のごとく構成されているので次のごとく効果を奏する。 水槽上部が自在な鑑賞具に構成できるので個性が保て、鑑賞効果が広がるもの であり、創作する楽しみが味わえる。濾過材として使用した硬質鹿沼土、軽石、 砂などの天然素材は洗浄の後、数度使用が可能であり、鑑賞魚の老廃物を十分に 吸収した濾過材は園芸用の土として植木、草花の腐養土として活用できる。 設置環境によって鑑賞材や濾過材の選択を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】水槽と装備された濾過材、鑑賞具の断面図
【図2】装備後の全体斜視図
【符号の説明】
1 −水槽 2 −吸水パイプ 3 −吸水ポンプ 4 −散水パイプ 5 −導水溝 6 −濾過材 7 −鑑賞材 8 −広口皿状容器部 9 −吸水ポンプ仕切り囲い 9a−落水口仕切り囲い 10−濾過材流出防止ネット 11−鑑賞材小物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽の上部に設けられた開口された広口
    皿状容器部内外に鑑賞材、濾過材、食材を自在の位置に
    配した鑑賞箱
JP4706493U 1993-06-30 1993-06-30 水槽上部に鑑賞材、濾過材、食材を自在に配した鑑賞箱 Pending JPH077415U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4706493U JPH077415U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水槽上部に鑑賞材、濾過材、食材を自在に配した鑑賞箱

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JP4706493U JPH077415U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水槽上部に鑑賞材、濾過材、食材を自在に配した鑑賞箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH077415U true JPH077415U (ja) 1995-02-03

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ID=12764733

Family Applications (1)

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JP4706493U Pending JPH077415U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 水槽上部に鑑賞材、濾過材、食材を自在に配した鑑賞箱

Country Status (1)

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JP (1) JPH077415U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079302U (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 ユニオン製靴株式会社 皮革靴

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079302U (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 ユニオン製靴株式会社 皮革靴
JPS628728Y2 (ja) * 1983-11-07 1987-02-28

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