JPH0774062B2 - ロールフィルムフィーダ - Google Patents

ロールフィルムフィーダ

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JPH0774062B2
JPH0774062B2 JP62224001A JP22400187A JPH0774062B2 JP H0774062 B2 JPH0774062 B2 JP H0774062B2 JP 62224001 A JP62224001 A JP 62224001A JP 22400187 A JP22400187 A JP 22400187A JP H0774062 B2 JPH0774062 B2 JP H0774062B2
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JP
Japan
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film
roller
tension
tension roller
fpc
Prior art date
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JP62224001A
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繁 鈴木
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は送り精度及び静止位置精度を向上させた構造
を有するロールフィルムフィーダに関するものである。
[従来の技術] 一般に、カメラ,映写機,計算機等で用いられるフレキ
シブルプリンテッドサーキッド(以下FPCという)は、
基盤素材として厚さ25μm乃至125μm程度のポリエス
テルフィルム,ポリイミドフィルムが用いられ、ローラ
状に巻かれて保管されている。そして、その使用にあた
っては、ロールフィルムフィーダが利用されている。
第5図は従来のロールフィルムフィーダの概略構成を示
す図で、7はレチクル8上のパターンをFPCフィルム12
に投影する投影機であって、その内部には光源9,光学系
10,プロジェクションレンズ11等を含んでいる。また、
フィルム供給リール1にはFPCフィルム12と破損防止用
スペイサフィルム13とが重ね巻きされているので、スペ
イサフィルムは別の第1のリール14に巻き取り、FPCフ
ィルム12のみフィルム受容リール4の方へ送る。フィル
ム受容リール4に送られるFPCフィルム12は、別の破損
防止用スペイサフィルム3と重ねられて巻き取られる。
このスペイサフィルム13は、前記の第1のリール14に巻
き込まず、別のローラを介して直接持ってきてもよい
が、別の第2のリール15から持ってきても良い。
FPCフィルム12は一対のピンチローラ16と不図示のステ
ッピングモータで駆動される定寸送りローラ17に保持さ
れるとともに、定寸送りローラ17で送られる。18,19は
それぞれ必要に応じて一般的に設けられているガイドロ
ーラである。また、2,5は第1,第2のテンションローラ
で、フィルムの供給,受容に際して必要なテンションを
かけるためのものである。
第5図の構成において、送り精度やFPCフィルム12が静
止した時の静止位置の精度が高いことが要求されている
が、巻き出し側は定寸送りローラ17の送り量に応じて、
テンションローラ2が上方に持ち上げられ、上限に達し
たとき電気信号を受けてフィルム供給リール1がフィル
ムを送り出し、テンションローラ2が下がって下限にき
た時、電気信号を受けてフィルム供給リール1の回転は
止まる。そして、巻き取り側も同様の作業を行い必要な
テンションをかけながらフィルムが供給され、かつ巻き
取られていく。この時、フィルム供給側で生じるテンシ
ョンとフィルム巻取側で発生するテンションが理想的に
それぞれ一定であれば良いが、実際には変化する。これ
をフィルム供給側について検討してみると、 FPCフィルム12を漸次供給するのに応じてこのFPCフィル
ム12の巻径が変化するとともに、第2のテンションロー
ラ2を支持する支点20とアーム21によって、第1のテン
ションローラ2は図中矢印で示すように円弧状に回動す
るから、第1のテンションローラ2の前後に位置するフ
ィルム部分A1とA2とが作る角度が常に変化する。
同様な現象はFPCフィルム12の巻取側である第2のテン
ションローラ5の位置でも生じる。
このため、FPCフィルム12のテンションの値が不安定に
変化し、定寸送りローラ17の作動時の「スリップ量」に
変化が生ずる場合もある。他方、定寸送りローラ17の停
止時、FPCフィルム12の縁部に設けられたパーフォレー
ションに位置決め用のピン30を差し入れ、FPCフィルム1
2の完全かつ正確な位置決めを行う時、ピン30をある程
度パーフォレーションの途中まで挿入してから定寸送り
ローラ17のフリクション解除を行うが、この時、前記テ
ンションの不均衡からパーフォレーションとピン30の接
触圧力がたえず変化して正確な位置決めができない。さ
らにこの接触圧力が非常に大きいとパーフォレーション
のエッジを損傷することもある。又、近年FPCフィルム
の材質も多様化してきているが、特に軟らかいフィルム
の場合はフィルム自身の伸びによる損傷も考慮する必要
がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の通り、従来のロールフィルムフィーダはフィルム
へのテンションのかかり方が不安定に変化し、それによ
ってフィルム縁部に設けられたパーフォレーションとピ
ンの接触圧力がたえず変化して正確な位置決めができな
かったり、さらにこの接触圧力が非常に大きいとパーフ
ォレーションを損傷する等、不具合な問題があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、同種のフィルムでの操作についてはテンションのか
かり方が変化しないように、従って、フィルム供給側と
フィルム巻取側とで発生するそれぞれのテンションに変
化が少なく、さらに種類の異なるフィルムの操作にあっ
てはフィルム供給側とフィルム巻取側とで発生するそれ
ぞれのテンションの値を変化できる手段を設けたロール
フィルムフィーダを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明のロールフィル
ムフィーダは、フィルム供給リールと第1のテンション
ローラとの間に前記第1のテンションローラの前後に位
置するフィルム部分A1とA2とが平行になるように第1の
補助ローラを配置し、前記第1のテンションローラを直
線運動可能な状態に保持するとともに、フィルム受容リ
ールと第2のテンションローラとの間に前記第2のテン
ションローラの前後に位置するフィルム部分B1とB2とが
平行になるように第2の補助ローラを配置し、前記第2
のテンションローラを直線運動可能な状態に保持する構
成を有するとともに、少なくとも一方のテンションロー
ラの直線運動の方向を鉛直線に対して任意の角度に設定
する機構を設けたものである。
[作用] 上記の構成により、第1,第2のテンションローラの前後
に位置するフィルムA1とA2とが平行になり、前記2つの
テンションローラの高さ方向の位置によってテンション
には変化が生じない。また、フィルム供給リールもしく
はフィルム受容リールに残っているフィルム量によっ
て、フィルム径が変化するが、この変化量の影響は受け
ない。そして、その上前記2つのテンションローラによ
って生ずるテンションを必要な値に設定することができ
る。
[実施例] 第1図はこの発明のロールフィルムフィーダの原理を示
す図で、3は第1の補助ローラ、6は第2の補助ローラ
であり、また、第3図と同一符号は同一または相当部分
を示す。
第1図において、第1のテンションローラ2,第2のテン
ションローラ5の前後のフィルム間の距離と第1のテン
ションローラ2,第2のテンションローラ5の直径とが等
しくなるように第1の補助ローラ3,第2の補助ローラ6
を配置し、第1のテンションローラ2,第2のテンション
ローラ5をフィルムで単につりさげた状態に保つと、単
純に前記各テンションローラ2,5の自重のみで、重力方
向に直線運動をする。その状態だと各テンションローラ
2,5の前後のフィルム部分は常に平行な状態になり、フ
ィルムにかかるテンションは一定となる。従って、この
実施例においては、第1の補助ローラ3、及び第2の補
助ローラ6を設けて、第1,第2のテンションローラ2,5
の前後のフィルムを平行に保つようにしたものである。
第2図は第1図の変形例を示す図で、22はレール、23は
第1のテンションローラ2の軸であり、第1図と同一符
号は同一または相当部分を示す。
第2図から明らかなように、第1のテンションローラ2
の前後のフィルム間の距離と第1のテンションローラ2
の直径とが等しくなるように第1の補助ローラ3を配置
し、第1のテンションローラ2をレール22に沿って傾斜
した状態に配置し、このレール22上を第1のテンション
ローラ2が滑りながら移動可能にしたものである。従っ
て、第1のテンションローラ2の前後のフィルム部分A1
とA2との平行性は保たれる。
ところで本発明においては、前記第1図,第2図の構成
に加えて、更にテンションの微調節ができるようにする
ものであって、第3図,第4図はこの発明の実施例を示
す図で、24はガイドローラの軸、25はレール22を構成し
ている基板である。そして、この基板25は補助ローラ3
の軸を固定しており、さらにガイドローラの軸24を中心
に設けた円弧状の溝26内を回転可能に構成されている。
そして、この基板25が回転した後、溝26内に摺動可能に
設けられたロックネジ27によって基板25は任意の任意で
固定できる様な構造になっている。そして第3図はテン
ションローラ2の全重量W1がテンションT1に有効の作用
している状態である。また、第4図はガイドが鉛直線に
対してθ゜傾斜した状態でW cosθなる応力がテンショ
ンに作用している状態である。
尚、第3図,第4図共フィルムの供給側について示した
ものであるが、受容側において適用しても良いことは勿
論である。また、必要に応じて適宜、フィルム供給リー
ル1と第1の補助ローラ3との間またはフィルム受容リ
ール4と第2の補助ローラ6との間にガイドローラを設
けてもよい。
尚、本発明は、特に送り精度の高いロールフィルムフィ
ーダが要求される上記の用途について述べたが、利用範
囲は上記に限ることなく、一般にロール状に巻かれたフ
ィルムの使用にあたって利用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明はフィルム供給リールと
第1のテンションローラとの間に第1の補助ローラを配
置し、この第1のテンションローラの前後に位置するフ
ィルム部分A1とA2とが平行になるように前記第1のテン
ションローラを直線運動可能な状態に保持するととも
に、フィルム受容リールと第2のテンションローラとの
間に第2の補助ローラを配置し、この第2のテンション
ローラの前後に位置するフィルム部分B1とB2とが平行に
なるようにこの第2のテンションローラが直線運動可能
な状態に保持する構成を有するので、フィルムの供給側
と受容側とで、それぞれテンションを一定にでき、定寸
送りローラの作動時のスリップが発生しても一定値にな
るので、正確な定寸送りができる。さらに、定寸送りモ
ータのフリクション解除時のフィルムのパーフォレーシ
ョンとピンとの接触状態を常に一定値に保つことがで
き、最終位置決めが正確となる。さらに前記の条件を保
ちつつ、テンションローラのガイドの鉛直線とのなす角
度を任意に設定できるのでフィルムの種類の変化に応じ
て最適なテンションを選ぶことが可能となる。
従って、送り精度が高く、さらに静止位置精度の高いロ
ールフィルムフィーダが提供でき、FPCの製造における
プリント基盤の搬送に利用できる。尚、当然、他の目的
のロールフィルムの搬送にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの発明のロールフィルムフィーダの
原理を示す図、第3図,第4図はこの発明の実施例を示
す図、第5図は従来のロールフィルムフィーダの概略構
成を示す図である。 図中. 1:フィルム供給リール 2,5:テンションローラ 3,6:補助ローラ 4:フィルム受容リール 8:レチクル 12:FPCフィルム 17:定寸送りローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム供給リールと第1のテンションロ
    ーラとの間に前記第1のテンションローラの前後に位置
    するフィルム部分A1とA2とが平行になるように第1の補
    助ローラを配置し、前記第1のテンションローラを直線
    運動可能な状態に保持するとともに、フィルム受容リー
    ルと第2のテンションローラとの間に前記第2のテンシ
    ョンローラの前後に位置するフィルム部分B1とB2とが平
    行になるように第2の補助ローラを配置し、前記第2の
    テンションローラを、直線運動可能な状態に保持すると
    ともに、少なくとも一方のテンションローラの直線運動
    の方向を鉛直線に対して任意の角度に設定する機構を設
    けたことを特徴とするロールフィルムフィーダ。
JP62224001A 1987-09-09 1987-09-09 ロールフィルムフィーダ Expired - Lifetime JPH0774062B2 (ja)

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JPS6469445A JPS6469445A (en) 1989-03-15
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