JPH0773954A - スパークプラグ用中心電極 - Google Patents
スパークプラグ用中心電極Info
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- JPH0773954A JPH0773954A JP22094393A JP22094393A JPH0773954A JP H0773954 A JPH0773954 A JP H0773954A JP 22094393 A JP22094393 A JP 22094393A JP 22094393 A JP22094393 A JP 22094393A JP H0773954 A JPH0773954 A JP H0773954A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 合金部の、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材の
含有割合の分布が製品毎にバラつかず、品質が安定した
中心電極の製造が可能な技術の提供。 【構成】 平坦の溝底部411を有する台形溝41を先
端付近に周設したニッケル合金材4の、溝底部411に
白金リング5を環装し、レーザーHを照射して合金塊3
1を形成する。
含有割合の分布が製品毎にバラつかず、品質が安定した
中心電極の製造が可能な技術の提供。 【構成】 平坦の溝底部411を有する台形溝41を先
端付近に周設したニッケル合金材4の、溝底部411に
白金リング5を環装し、レーザーHを照射して合金塊3
1を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中心電極の発火部に、
耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を設けた、内燃機関用の
スパークプラグに使用するスパークプラグ用中心電極に
関する。
耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を設けた、内燃機関用の
スパークプラグに使用するスパークプラグ用中心電極に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、発火部となる部分に、中心電
極母材を含む貴金属合金等を溶着する事により耐火花消
耗性の向上を図る技術が知られており、このスパークプ
ラグ用中心電極は、図19に示す工程で製造される。
極母材を含む貴金属合金等を溶着する事により耐火花消
耗性の向上を図る技術が知られており、このスパークプ
ラグ用中心電極は、図19に示す工程で製造される。
【0003】中心電極基材900の先端方向から、耐蝕
性・耐火花消耗性金属で形成した金属環910を嵌め込
む(工程j1 ) 金属環910を位置決めし、加締める(工程j2 )。中
心電極基材900を回転させながら、レーザー920を
照射する(工程j3)。
性・耐火花消耗性金属で形成した金属環910を嵌め込
む(工程j1 ) 金属環910を位置決めし、加締める(工程j2 )。中
心電極基材900を回転させながら、レーザー920を
照射する(工程j3)。
【0004】金属環910と中心電極基材900とが交
じり合った合金部930が生成し、合金部930と基材
との間に拡散層940が形成する(工程j4 )。
じり合った合金部930が生成し、合金部930と基材
との間に拡散層940が形成する(工程j4 )。
【0005】しかるに、上記従来の技術では、工程j4
で合金部930が盛り上がって中心電極が膨らむ場合が
往々にして発生し、中心電極を絶縁体に挿入できない不
良品が製造される割合が高かった。
で合金部930が盛り上がって中心電極が膨らむ場合が
往々にして発生し、中心電極を絶縁体に挿入できない不
良品が製造される割合が高かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発明者らは、
特願平4- 242179号及び特願平4- 337288
号において、スパークプラグ用中心電極の製造方法を提
案した(図20参照)。
特願平4- 242179号及び特願平4- 337288
号において、スパークプラグ用中心電極の製造方法を提
案した(図20参照)。
【0007】先端に凹溝901を周設した中心電極基材
900の先端方向から金属環910を嵌め込む(工程k
1 )。金属環910を凹溝901内に位置決めし、加締
める(工程k2 )。中心電極基材900を回転させなが
ら、レーザー920を照射する(工程k3)。
900の先端方向から金属環910を嵌め込む(工程k
1 )。金属環910を凹溝901内に位置決めし、加締
める(工程k2 )。中心電極基材900を回転させなが
ら、レーザー920を照射する(工程k3)。
【0008】金属環910と中心電極基材900とが交
じり合った合金部930が生成し、合金部930と中軸
基材900との間に拡散層940が形成する(工程
k4 )。
じり合った合金部930が生成し、合金部930と中軸
基材900との間に拡散層940が形成する(工程
k4 )。
【0009】図20の製造方法では、合金部930が盛
り上がる事は無いが凹溝901内における金属環910
の位置が上方又は下方にずれる事により、レーザー92
0の当たる位置が、耐蝕性・耐火花消耗性金属中心とな
るか、中心電極基材900中心となるかが異なり、合金
部930における、耐蝕性・耐火花消耗性金属と基材と
の交じり具合がバラつき、品質が安定した中心電極(ス
パークプラグ)が製造し難いという新たな課題が見いだ
された。
り上がる事は無いが凹溝901内における金属環910
の位置が上方又は下方にずれる事により、レーザー92
0の当たる位置が、耐蝕性・耐火花消耗性金属中心とな
るか、中心電極基材900中心となるかが異なり、合金
部930における、耐蝕性・耐火花消耗性金属と基材と
の交じり具合がバラつき、品質が安定した中心電極(ス
パークプラグ)が製造し難いという新たな課題が見いだ
された。
【0010】つまり、金属環910が凹溝901内で位
置がずれ易く、例えば、図21の状態m1 に示す様に金
属環910が後端方向にずれると、溶着後、先端方向の
合金部930の耐蝕性・耐火花消耗性金属割合が低下す
る(状態n1 )。
置がずれ易く、例えば、図21の状態m1 に示す様に金
属環910が後端方向にずれると、溶着後、先端方向の
合金部930の耐蝕性・耐火花消耗性金属割合が低下す
る(状態n1 )。
【0011】又、図21の状態m2 に示す様に金属環9
10が先端方向にずれると、溶着後、後端方向の合金部
930の耐蝕性・耐火花消耗性金属割合が低下する(状
態n 2 )。
10が先端方向にずれると、溶着後、後端方向の合金部
930の耐蝕性・耐火花消耗性金属割合が低下する(状
態n 2 )。
【0012】これは、レーザー920を照射した時の中
心位置が溝部の一定の部所である為であり、耐蝕性・耐
火花消耗性金属部材がその位置より先端又は後端方向に
ずれると、その位置の中心電極基材900の割合が高く
なる為である。
心位置が溝部の一定の部所である為であり、耐蝕性・耐
火花消耗性金属部材がその位置より先端又は後端方向に
ずれると、その位置の中心電極基材900の割合が高く
なる為である。
【0013】本発明の目的は、合金部の耐蝕性・耐火花
消耗性金属割合の分布が製品毎にバラつかず、品質が安
定した中心電極の製造が可能な技術の提供にある。
消耗性金属割合の分布が製品毎にバラつかず、品質が安
定した中心電極の製造が可能な技術の提供にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)先端外周に溝を周設した棒状を呈する中心電極基
材に、前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を配
し、該金属部材を前記中心電極基材に溶融接合して製造
するスパークプラグ用中心電極であって、前記溝は、溝
幅が電極外周部から電極中心部方向に向かって連続的に
減少し、且つ、前記耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を位
置決めする事が可能な保持部を有する溝形状を呈し、更
に、溝容積が前記耐蝕性・耐火花消耗性金属部材の体積
と略同一である。
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)先端外周に溝を周設した棒状を呈する中心電極基
材に、前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を配
し、該金属部材を前記中心電極基材に溶融接合して製造
するスパークプラグ用中心電極であって、前記溝は、溝
幅が電極外周部から電極中心部方向に向かって連続的に
減少し、且つ、前記耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を位
置決めする事が可能な保持部を有する溝形状を呈し、更
に、溝容積が前記耐蝕性・耐火花消耗性金属部材の体積
と略同一である。
【0015】(2)上記(1)の構成を有し、前記溝の
断面形状が台形状である。
断面形状が台形状である。
【0016】(3)上記(1)の構成を有し、前記溝の
断面形状が楔状である。
断面形状が楔状である。
【0017】(4)上記(1)の構成を有し、前記溝の
断面形状が円弧状である。
断面形状が円弧状である。
【0018】(5)先端外周に溝を周設した棒状を呈す
る中心電極基材に、前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材を配し、該金属部材を前記中心電極基材に溶融接
合して製造するスパークプラグ用中心電極であって、前
記溝は、溝幅が電極外周部から電極中心部方向に向かっ
て不連続的に減少し、且つ、前記耐蝕性・耐火花消耗性
金属部材を位置決めする事が可能な保持部を有する溝形
状を呈し、更に、溝容積が前記耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材の体積と略同一である。
る中心電極基材に、前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材を配し、該金属部材を前記中心電極基材に溶融接
合して製造するスパークプラグ用中心電極であって、前
記溝は、溝幅が電極外周部から電極中心部方向に向かっ
て不連続的に減少し、且つ、前記耐蝕性・耐火花消耗性
金属部材を位置決めする事が可能な保持部を有する溝形
状を呈し、更に、溝容積が前記耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材の体積と略同一である。
【0019】(6)上記(5)の構成を有し、前記溝の
断面形状は二段溝形状であり、前記保持部の断面形状が
円弧状である。
断面形状は二段溝形状であり、前記保持部の断面形状が
円弧状である。
【0020】(7)先端外周に溝を周設した棒状を呈す
る中心電極基材に、前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材を配し、該金属部材を前記中心電極基材に溶融接
合して製造するスパークプラグ用中心電極であって、一
条又は二条のレール状の突起部を溝底部に周設し、前記
耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を溝縁- 前記突起部間又
は各突起部間に配し、溝容積が、前記耐蝕性・耐火花消
耗性金属部材の体積と略同一である。
る中心電極基材に、前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材を配し、該金属部材を前記中心電極基材に溶融接
合して製造するスパークプラグ用中心電極であって、一
条又は二条のレール状の突起部を溝底部に周設し、前記
耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を溝縁- 前記突起部間又
は各突起部間に配し、溝容積が、前記耐蝕性・耐火花消
耗性金属部材の体積と略同一である。
【0021】
【作用および発明の効果】中心電極基材先端外周に周設
した溝に、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を周設し、加
締め等を加えると、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材はそ
の溝形状の作用で正確に位置決めされる。
した溝に、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を周設し、加
締め等を加えると、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材はそ
の溝形状の作用で正確に位置決めされる。
【0022】そして、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を
レーザー等で中心電極基材に溶融接合すると、どの製品
も合金部における耐蝕性・耐火花消耗性金属成分の含有
率分布が略一定となる。
レーザー等で中心電極基材に溶融接合すると、どの製品
も合金部における耐蝕性・耐火花消耗性金属成分の含有
率分布が略一定となる。
【0023】又、合金部と外側電極との位置関係が一定
し、火花放電を行なう位置が合金部の一定の位置となる
為、中心電極の耐火花消耗性が安定する。
し、火花放電を行なう位置が合金部の一定の位置となる
為、中心電極の耐火花消耗性が安定する。
【0024】この為、品質が安定したスパークプラグを
容易に製造する事ができる。
容易に製造する事ができる。
【0025】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。セミ沿面型スパークプラグAは、筒状の主体
金具1と、主体金具1内に嵌め込まれて固定される軸孔
21付の絶縁碍子2と、先端面22から突出状態に軸孔
21内に固定される中軸3とを具備し、先端面22に沿
って放電する沿面ギャップg1 と、気中放電する気中放
電ギャップg2 とを備える。
説明する。セミ沿面型スパークプラグAは、筒状の主体
金具1と、主体金具1内に嵌め込まれて固定される軸孔
21付の絶縁碍子2と、先端面22から突出状態に軸孔
21内に固定される中軸3とを具備し、先端面22に沿
って放電する沿面ギャップg1 と、気中放電する気中放
電ギャップg2 とを備える。
【0026】主体金具1は、低炭素鋼で製造され、外側
電極12、12を先端面11に溶接している。又、主体
金具1の先端外周にはネジ13が螺刻され、ガスケット
を介して内燃機関のシリンダヘッド(何れも図示せず)
に装着される。
電極12、12を先端面11に溶接している。又、主体
金具1の先端外周にはネジ13が螺刻され、ガスケット
を介して内燃機関のシリンダヘッド(何れも図示せず)
に装着される。
【0027】L字状を呈する外側電極12は、放電面1
21が中心電極3の発火部を隔てて対向配置され、良熱
伝導性の銅を封入したニッケル合金材(本実施例ではイ
ンコネル600 )で形成されている。
21が中心電極3の発火部を隔てて対向配置され、良熱
伝導性の銅を封入したニッケル合金材(本実施例ではイ
ンコネル600 )で形成されている。
【0028】絶縁碍子2は、アルミナを主体とするセラ
ミックで製造され、パッキンを介して座面を主体金具1
の段部に係止し、主体金具1の六角頭部(何れも図示せ
ず)を加締める事により、開口14から先端が突出する
様に主体金具1内に固定される。
ミックで製造され、パッキンを介して座面を主体金具1
の段部に係止し、主体金具1の六角頭部(何れも図示せ
ず)を加締める事により、開口14から先端が突出する
様に主体金具1内に固定される。
【0029】絶縁碍子2の先端面22は、放電面121
の内方縁端121aと略同一平面又は僅かに燃焼室側
(図示上方)に位置し、セミ沿面を構成している。
の内方縁端121aと略同一平面又は僅かに燃焼室側
(図示上方)に位置し、セミ沿面を構成している。
【0030】中心電極3(外径d=2mm)は、良熱伝
導性の銅を内部に封入したニッケル合金材(本実施例で
はインコネル600 )4で形成され、先端付近の外周に
は、白金とニッケル合金材4とが溶融凝固した合金塊3
1を中心電極周壁と面一に周設している。
導性の銅を内部に封入したニッケル合金材(本実施例で
はインコネル600 )4で形成され、先端付近の外周に
は、白金とニッケル合金材4とが溶融凝固した合金塊3
1を中心電極周壁と面一に周設している。
【0031】つぎに、中心電極3の製造方法を、図2及
び図3に基づいて説明する。 (1) 転造やプレス等の塑性加工により、ニッケル合金材
4の先端付近の外周に台形溝41を形成する。
び図3に基づいて説明する。 (1) 転造やプレス等の塑性加工により、ニッケル合金材
4の先端付近の外周に台形溝41を形成する。
【0032】尚、台形溝41の形成後の各部の寸法は以
下の通りであり、台形溝容積は、白金リング5の体積と
略等しい。
下の通りであり、台形溝容積は、白金リング5の体積と
略等しい。
【0033】溝底部411の長さsは0.3mm、溝幅
wは0.7mm、溝深さfは0.13mm、先端- 溝距
離lは0.85mm(図2参照)。
wは0.7mm、溝深さfは0.13mm、先端- 溝距
離lは0.85mm(図2参照)。
【0034】(2) 図3の工程h1 に示す様に、ニッケル
合金材4の先端方向から白金リング5を嵌め込む。尚、
白金リング5は、長さが溝底部411の外周に略等しい
白金ワイヤー(直径0.3mm)をリング状にしたもの
である。
合金材4の先端方向から白金リング5を嵌め込む。尚、
白金リング5は、長さが溝底部411の外周に略等しい
白金ワイヤー(直径0.3mm)をリング状にしたもの
である。
【0035】(3) 図3の工程h2 に示す様に、白金リン
グ5を溝底部411位置に位置決めし、加締める。
グ5を溝底部411位置に位置決めし、加締める。
【0036】(4) 図3の工程h3 に示す様に、ニッケル
合金材4を(5/6)π・rad/秒で回転させなが
ら、パルス幅2mS、7.5J、5ppsのYAGレー
ザーHを白金リング5の表面外周に対して略直角方向か
ら48発、照射する。
合金材4を(5/6)π・rad/秒で回転させなが
ら、パルス幅2mS、7.5J、5ppsのYAGレー
ザーHを白金リング5の表面外周に対して略直角方向か
ら48発、照射する。
【0037】(5) 図3の工程h4 に示す様に、YAGレ
ーザーHが白金リング5及びニッケル合金材4を溶融す
るので、白金がニッケル合金材4に溶け込み、拡散合金
層32、及び白金成分の分布が略一定の(但し、99.
5重量%〜20重量%の範囲)合金塊31が形成する。
ーザーHが白金リング5及びニッケル合金材4を溶融す
るので、白金がニッケル合金材4に溶け込み、拡散合金
層32、及び白金成分の分布が略一定の(但し、99.
5重量%〜20重量%の範囲)合金塊31が形成する。
【0038】つぎに、本実施例の利点を述べる。 〔ア〕長さsが0.3mm、溝深さfが0.13mmの
溝底部411を設けた事により白金リング5の座りが向
上し、図3の工程h2 において、白金リング5が溝底部
411位置に確実に固定される。
溝底部411を設けた事により白金リング5の座りが向
上し、図3の工程h2 において、白金リング5が溝底部
411位置に確実に固定される。
【0039】この為、図3の工程h1 〜h4 を経て中心
電極3を多数製造する場合、どの中軸3であっても、合
金塊31中の白金成分の含有率の分布を略一定にする事
ができ、セミ沿面型スパークプラグAの品質を安定させ
る事ができる。尚、本実施例では、溝が台形であり、台
形溝41の中央に溝底部411を形成しているので、合
金塊31中の白金成分の含有率は中央部が最大となる。
電極3を多数製造する場合、どの中軸3であっても、合
金塊31中の白金成分の含有率の分布を略一定にする事
ができ、セミ沿面型スパークプラグAの品質を安定させ
る事ができる。尚、本実施例では、溝が台形であり、台
形溝41の中央に溝底部411を形成しているので、合
金塊31中の白金成分の含有率は中央部が最大となる。
【0040】〔イ〕ニッケル合金材4の先端付近の外周
に周設する溝を、方形状の凹溝901に替え、台形の台
形溝41(溝容積は凹溝901と同一)に変更するだけ
なので、図20の製造方法に比べ、製造コストの上昇は
極僅かである。
に周設する溝を、方形状の凹溝901に替え、台形の台
形溝41(溝容積は凹溝901と同一)に変更するだけ
なので、図20の製造方法に比べ、製造コストの上昇は
極僅かである。
【0041】つぎに、本発明の第2、第3、第4、第
5、第6実施例を、夫々、図4、図5、図6、図7、図
8に基づいて説明する。尚、これら実施例では、ニッケ
ル合金材4は、図2に準じた製造工程を経て中心電極3
となり、図1に準じたセミ沿面型スパークプラグとして
組み付けられる。
5、第6実施例を、夫々、図4、図5、図6、図7、図
8に基づいて説明する。尚、これら実施例では、ニッケ
ル合金材4は、図2に準じた製造工程を経て中心電極3
となり、図1に準じたセミ沿面型スパークプラグとして
組み付けられる。
【0042】図4(第2実施例)において、ニッケル合
金材4の先端付近の外周に周設する溝は、白金リング5
の体積に略等しい、中央に円弧状溝底421を有する楔
状溝42であり、各部の寸法は以下の通りである。
金材4の先端付近の外周に周設する溝は、白金リング5
の体積に略等しい、中央に円弧状溝底421を有する楔
状溝42であり、各部の寸法は以下の通りである。
【0043】溝幅wが0.7mm、溝深さfが0.14
mm、先端- 溝距離lが0.85mm、外径dが2m
m、円弧状溝底421の半径が0.5mm。
mm、先端- 溝距離lが0.85mm、外径dが2m
m、円弧状溝底421の半径が0.5mm。
【0044】図5(第3実施例)において、ニッケル合
金材4の先端付近の外周に周設する溝は、中央に角状溝
底431を有する、白金リング5の体積に略等しい楔状
溝43である。
金材4の先端付近の外周に周設する溝は、中央に角状溝
底431を有する、白金リング5の体積に略等しい楔状
溝43である。
【0045】図6(第4実施例)において、ニッケル合
金材4の先端付近の外周に周設する溝は、中央が最も径
小である、白金リング5の体積に略等しい円弧状溝44
である。
金材4の先端付近の外周に周設する溝は、中央が最も径
小である、白金リング5の体積に略等しい円弧状溝44
である。
【0046】図7(第5実施例)において、ニッケル合
金材4の先端付近の外周に周設する溝441は、方形状
の凹溝底部441aの中央部にさらに円弧状の溝441
bを有し、溝441の容積は白金リング5の体積に略等
しい二段溝である。尚、凹溝底部441aの中央部に設
ける溝は、円弧状の溝441b以外に、方形溝、楔状溝
等であっても良い。
金材4の先端付近の外周に周設する溝441は、方形状
の凹溝底部441aの中央部にさらに円弧状の溝441
bを有し、溝441の容積は白金リング5の体積に略等
しい二段溝である。尚、凹溝底部441aの中央部に設
ける溝は、円弧状の溝441b以外に、方形溝、楔状溝
等であっても良い。
【0047】図8(第6実施例)において、ニッケル合
金材4の先端付近の外周に周設する溝442は、方形状
の凹溝底部442aの中央部にレール状の突起部442
bを二本有し、溝442の容積は白金リング5の体積に
略等しい方形溝である。
金材4の先端付近の外周に周設する溝442は、方形状
の凹溝底部442aの中央部にレール状の突起部442
bを二本有し、溝442の容積は白金リング5の体積に
略等しい方形溝である。
【0048】これら第2、第3、第4、第5、第6実施
例も上記〔ア〕、〔イ〕に準じた効果を奏する。
例も上記〔ア〕、〔イ〕に準じた効果を奏する。
【0049】本発明の第7〜第11実施例を図9〜図1
4に基づいて説明する。環状放電型スパークプラグB
は、リング状の接地電極61を一体形成した主体金具6
と、主体金具6内に嵌め込まれて固定される軸孔71付
の絶縁碍子7と、軸孔71内に固定される中心電極8と
を具備する。尚、これら実施例において、図10〜図1
4に示すニッケル合金材4は、各々、図3に準じた製造
工程を経て中心電極8となり、図9に示す環状放電型ス
パークプラグBとして組み付けられる。
4に基づいて説明する。環状放電型スパークプラグB
は、リング状の接地電極61を一体形成した主体金具6
と、主体金具6内に嵌め込まれて固定される軸孔71付
の絶縁碍子7と、軸孔71内に固定される中心電極8と
を具備する。尚、これら実施例において、図10〜図1
4に示すニッケル合金材4は、各々、図3に準じた製造
工程を経て中心電極8となり、図9に示す環状放電型ス
パークプラグBとして組み付けられる。
【0050】主体金具6は、低炭素鋼により円筒状に形
成され、外周には内燃機関のシリンダヘッド(図示せ
ず)に装着する為のねじ62が形成されている。又、主
体金具6の胴部63には、シリンダヘッドを外気からシ
ールする為のガスケット64が装着されている。尚、接
地電極61の内周面611と中心電極8の先端外周面と
の間には気中放電ギャップg3 が形成されている。
成され、外周には内燃機関のシリンダヘッド(図示せ
ず)に装着する為のねじ62が形成されている。又、主
体金具6の胴部63には、シリンダヘッドを外気からシ
ールする為のガスケット64が装着されている。尚、接
地電極61の内周面611と中心電極8の先端外周面と
の間には気中放電ギャップg3 が形成されている。
【0051】絶縁碍子7は、アルミナを主体とするセラ
ミック焼結体で形成され、基部72がパッキン73を介
して主体金具6の内周座面65に係止される。
ミック焼結体で形成され、基部72がパッキン73を介
して主体金具6の内周座面65に係止される。
【0052】中心電極8(外径2.5mm)は、良熱伝
導性の銅811を封入したニッケル合金材(本実施例で
はインコネル600 )81で形成され、先端付近の外周
に、白金とニッケル合金材81とが溶融凝固した合金塊
82を中心電極周壁と面一的に環装している。
導性の銅811を封入したニッケル合金材(本実施例で
はインコネル600 )81で形成され、先端付近の外周
に、白金とニッケル合金材81とが溶融凝固した合金塊
82を中心電極周壁と面一的に環装している。
【0053】尚、合金塊82は、図9のグラフに示す様
に、火花放電の発生割合が高く消耗し易い合金塊先端で
は白金含有率を大含有率(85重量%)とし、火花放電
の発生割合が低く消耗が少ない合金塊後端では小含有率
(70重量%)としている。
に、火花放電の発生割合が高く消耗し易い合金塊先端で
は白金含有率を大含有率(85重量%)とし、火花放電
の発生割合が低く消耗が少ない合金塊後端では小含有率
(70重量%)としている。
【0054】図10(第7実施例)では、ニッケル合金
材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央より先端
方向にずれた箇所に、径小の角状溝底451を有する、
白金リング5の体積に略等しい楔状溝45である。
材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央より先端
方向にずれた箇所に、径小の角状溝底451を有する、
白金リング5の体積に略等しい楔状溝45である。
【0055】図11(第8実施例)では、ニッケル合金
材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央より先端
方向にずれた箇所に、径小の平坦溝底461を有する、
白金リング5の体積に略等しい台形溝46である。
材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央より先端
方向にずれた箇所に、径小の平坦溝底461を有する、
白金リング5の体積に略等しい台形溝46である。
【0056】図12(第9実施例)において、ニッケル
合金材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央より
先端方向にずれた箇所に、円弧溝底部471を有する、
白金リング5の体積に略等しい楔状溝47である。
合金材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央より
先端方向にずれた箇所に、円弧溝底部471を有する、
白金リング5の体積に略等しい楔状溝47である。
【0057】図13(第10実施例)において、ニッケ
ル合金材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央よ
り先端方向にずれた箇所に、円弧状の溝472aを有す
る、白金リング5の体積に略等しい楔状溝472であ
る。
ル合金材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央よ
り先端方向にずれた箇所に、円弧状の溝472aを有す
る、白金リング5の体積に略等しい楔状溝472であ
る。
【0058】図14(第11実施例)において、ニッケ
ル合金材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央よ
り先端方向にずれた箇所に、レール状の突起部473a
を一本有する、白金リング5の体積に略等しい方形溝4
73である。
ル合金材4の先端付近の外周に周設する溝は、溝中央よ
り先端方向にずれた箇所に、レール状の突起部473a
を一本有する、白金リング5の体積に略等しい方形溝4
73である。
【0059】これら第7〜第11実施例は、以下の効果
を奏する。 〔ウ〕第7〜第11実施例では、白金リング5を、溝底
451、溝底461、溝底部471、溝472a、又は
突起部473a- 溝端間に、位置ずれする事無く固定す
る事ができるので、合金塊82中の白金含有量の分布を
環状放電型スパークプラグBに適したものにコントロー
ルする事ができ、環状放電型スパークプラグBの耐久性
を均一に高める事ができる。
を奏する。 〔ウ〕第7〜第11実施例では、白金リング5を、溝底
451、溝底461、溝底部471、溝472a、又は
突起部473a- 溝端間に、位置ずれする事無く固定す
る事ができるので、合金塊82中の白金含有量の分布を
環状放電型スパークプラグBに適したものにコントロー
ルする事ができ、環状放電型スパークプラグBの耐久性
を均一に高める事ができる。
【0060】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 α.合金塊82中の白金含有量の分布を、合金塊先端で
は白金含有率を低く、合金塊後端では高くする必要があ
るスパークプラグでは、ニッケル合金材4の先端付近の
外周に周設する溝を、図15に示す様な楔状溝48(第
12実施例)、図16に示す台形溝49(第13実施
例)、図17に示す二段溝491(第14実施例)、図
18に示すレール状突起を有する方形溝492(第15
実施例)にすれば良い。
態様を含む。 α.合金塊82中の白金含有量の分布を、合金塊先端で
は白金含有率を低く、合金塊後端では高くする必要があ
るスパークプラグでは、ニッケル合金材4の先端付近の
外周に周設する溝を、図15に示す様な楔状溝48(第
12実施例)、図16に示す台形溝49(第13実施
例)、図17に示す二段溝491(第14実施例)、図
18に示すレール状突起を有する方形溝492(第15
実施例)にすれば良い。
【0061】β.中心電極基材は他のニッケル合金でも
良く、又、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材は、イリジウ
ム、白金- イリジウム合金、貴金属- ニッケル合金、タ
ングステン、タングステン合金、クロム、クロム合金、
もしくは耐火花消耗性金属に耐蝕金属をコーティングし
たもの等でも良い。
良く、又、耐蝕性・耐火花消耗性金属部材は、イリジウ
ム、白金- イリジウム合金、貴金属- ニッケル合金、タ
ングステン、タングステン合金、クロム、クロム合金、
もしくは耐火花消耗性金属に耐蝕金属をコーティングし
たもの等でも良い。
【0062】γ.溶融接合前における耐蝕性・耐火花消
耗性金属部材の断面は、円以外に、長方形、正方形、三
角形等でも良い。
耗性金属部材の断面は、円以外に、長方形、正方形、三
角形等でも良い。
【0063】δ.外径d、溝底部411の長さs、溝幅
w、溝深さf、及び先端- 溝距離lの各寸法は、上記実
施例の数値に限定されず、適宜、決めれば良い。
w、溝深さf、及び先端- 溝距離lの各寸法は、上記実
施例の数値に限定されず、適宜、決めれば良い。
【0064】ε.本発明の構成を、絶縁碍子の先端面に
沿って放電する沿面放電プラグに適用しても良い。
沿って放電する沿面放電プラグに適用しても良い。
【0065】ζ.溝に環装する耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材は、リング形状のものを嵌め込む以外に、ワイヤ
ー状の白金線の先端を溝に電気溶接により仮止めした後
に巻装し、切断して溝に環装させても良い。
属部材は、リング形状のものを嵌め込む以外に、ワイヤ
ー状の白金線の先端を溝に電気溶接により仮止めした後
に巻装し、切断して溝に環装させても良い。
【図1】本発明の第1〜第6実施例に係るセミ沿面型ス
パークプラグの、要部断面付の斜視図である。
パークプラグの、要部断面付の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る、ニッケル合金材の
断面図である。
断面図である。
【図3】中心電極の製造工程図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る、ニッケル合金材の
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る、ニッケル合金材の
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る、ニッケル合金材の
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明の第5実施例に係る、ニッケル合金材の
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明の第6実施例に係る、ニッケル合金材の
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明の第7〜第11実施例に係る、白金含有
量グラフ、及び環状放電型スパークプラグの断面図であ
る。
量グラフ、及び環状放電型スパークプラグの断面図であ
る。
【図10】本発明の第7実施例に係る、ニッケル合金材
の断面図である。
の断面図である。
【図11】本発明の第8実施例に係る、ニッケル合金材
の断面図である。
の断面図である。
【図12】本発明の第9実施例に係る、ニッケル合金材
の断面図である。
の断面図である。
【図13】本発明の第10実施例に係る、ニッケル合金
材の断面図である。
材の断面図である。
【図14】本発明の第11実施例に係る、ニッケル合金
材の断面図である。
材の断面図である。
【図15】本発明の第12実施例に係る、ニッケル合金
材の断面図である。
材の断面図である。
【図16】本発明の第13実施例に係る、ニッケル合金
材の断面図である。
材の断面図である。
【図17】本発明の第14実施例に係る、ニッケル合金
材の断面図である。
材の断面図である。
【図18】本発明の第15実施例に係る、ニッケル合金
材の断面図である。
材の断面図である。
【図19】従来技術による、中心電極の製造工程図であ
る。
る。
【図20】発明者らが提案した、中心電極の製造工程図
である。
である。
【図21】発明者らが提案した、中心電極の製造方法に
より発生する不具合を示す説明図である。
より発生する不具合を示す説明図である。
【符号の説明】 3 中心電極(スパークプラグ用中心電極) 4 ニッケル合金材(中心電極基材) 5 白金リング(耐蝕性・耐火花消耗性金属部材) 41 台形溝(溝) 42 楔状溝(溝) 43 楔状溝(溝) 44 円弧状溝(溝) 45 楔状溝(溝) 46 台形溝(溝) 47 楔状溝(溝) 48 楔状溝(溝) 49 台形溝(溝) 441 溝 442 溝 472 楔状溝(溝) 473 方形溝(溝) 411 溝底部(保持部) 421 円弧状溝底(保持部) 431 角状溝底(保持部) 451 角状溝底(保持部) 461 平坦溝底(保持部) 471 円弧溝底(保持部) 491 二段溝(溝) 492 方形溝(溝) 441b 溝(保持部) 442a 凹溝底部(溝底部) 442b 突起部 472a 溝(保持部) 473a 突起部 w 溝幅
Claims (7)
- 【請求項1】 先端外周に溝を周設した棒状を呈する中
心電極基材に、 前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を配し、 該金属部材を前記中心電極基材に溶融接合して製造する
スパークプラグ用中心電極であって、 前記溝は、溝幅が電極外周部から電極中心部方向に向か
って連続的に減少し、且つ、前記耐蝕性・耐火花消耗性
金属部材を位置決めする事が可能な保持部を有する溝形
状を呈し、更に、溝容積が前記耐蝕性・耐火花消耗性金
属部材の体積と略同一である事を特徴とするスパークプ
ラグ用中心電極。 - 【請求項2】 前記溝の断面形状が台形状である請求項
1記載のスパークプラグ用中心電極。 - 【請求項3】 前記溝の断面形状が楔状である請求項1
記載のスパークプラグ用中心電極。 - 【請求項4】 前記溝の断面形状が円弧状である請求項
1記載のスパークプラグ用中心電極。 - 【請求項5】 先端外周に溝を周設した棒状を呈する中
心電極基材に、 前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を配し、 該金属部材を前記中心電極基材に溶融接合して製造する
スパークプラグ用中心電極であって、 前記溝は、溝幅が電極外周部から電極中心部方向に向か
って不連続的に減少し、且つ、前記耐蝕性・耐火花消耗
性金属部材を位置決めする事が可能な保持部を有する溝
形状を呈し、更に、溝容積が前記耐蝕性・耐火花消耗性
金属部材の体積と略同一である事を特徴とするスパーク
プラグ用中心電極。 - 【請求項6】 前記溝の断面形状は二段溝形状であり、
前記保持部の断面形状が円弧状である請求項5記載のス
パークプラグ用中心電極。 - 【請求項7】 先端外周に溝を周設した棒状を呈する中
心電極基材に、 前記溝内へ耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を配し、 該金属部材を前記中心電極基材に溶融接合して製造する
スパークプラグ用中心電極であって、 一条又は二条のレール状の突起部を溝底部に周設し、前
記耐蝕性・耐火花消耗性金属部材を溝縁- 前記突起部間
又は各突起部間に配し、 溝容積が、前記耐蝕性・耐火花消耗性金属部材の体積と
略同一である事を特徴とするスパークプラグ用中心電
極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22094393A JPH0773954A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | スパークプラグ用中心電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22094393A JPH0773954A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | スパークプラグ用中心電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0773954A true JPH0773954A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16758988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22094393A Pending JPH0773954A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | スパークプラグ用中心電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773954A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192324B2 (en) | 2001-01-24 | 2007-03-20 | Robert Bosch Gmbh | Method for producing a spark plug electrode |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP22094393A patent/JPH0773954A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192324B2 (en) | 2001-01-24 | 2007-03-20 | Robert Bosch Gmbh | Method for producing a spark plug electrode |
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