JPH0773919B2 - ドツトプリンタ - Google Patents

ドツトプリンタ

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JPH0773919B2
JPH0773919B2 JP61115961A JP11596186A JPH0773919B2 JP H0773919 B2 JPH0773919 B2 JP H0773919B2 JP 61115961 A JP61115961 A JP 61115961A JP 11596186 A JP11596186 A JP 11596186A JP H0773919 B2 JPH0773919 B2 JP H0773919B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は文字,記号等を形成すべき単位領域にドットを
用いて印字するドットプリンタに関し、特に印字される
文字,記号等を内の所望の部分のみ陰陽を反転させる技
術に関するものである。
従来技術 文字、記号などを形成すべき単位領域にドットを用いて
印字するドット印字機構と、該単位領域に印字すべき文
字,記号等を構成するドットの位置に対応したデータ群
を記憶する印字パターン記憶装置とを備え、該印字パタ
ーン記憶装置に記憶されたデータ群に基づいて文字を印
字するドットプリンタが知られている。たとえば、特開
昭61−19366号公報に記載された、ワイヤドットプリン
タ、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レー
ザプリンタなどがそれである。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、斯る従来のドットプリンタでは、単に文
字全体が陽画または陰画状態で表示されるに過ぎず、文
字の一部を残りの他の部分に対して局部的に陰陽を反転
させた部分白抜き文字を印字することが出来なかった。
文字,記号等の内の所望の部分を他の部分に対して陰陽
を反転させることにより、種々の趣向の印字態様を可能
とすることが望まれるのである。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、第1図のクレーム対応図に示
すように、文字,記号等を形成すべき単位領域にドット
を用いて印字するドット印字機構と、その単位領域に印
字すべき文字,記号等を構成するドットの位置に対応し
たデータ群を記憶する印字パターン記憶装置と、この印
字パターン記憶装置に記憶された複数種類のデータ群か
ら印字すべき印字パターンに対応したデータ群を選択す
るデータ群選択手段とを備え、そのデータ群選択手段に
より選択されたデータ群に基づいて文字,記号等を印字
するドットプリンタであって、(a)前記単位領域内に
おいて、前記文字,記号等の一部分を含みその一部分の
陽画像を印字すべき部分領域と、その文字,記号等の他
の部分を含みその他の部分の陰画像を印字すべき部分領
域とを予め設定する領域設定手段と、(b)前記データ
群選択手段により選択されたデータ群の内、前記陰画像
を印字すべき部分領域に相当する部分のデータを反転さ
せる反転手段と、(c)その反転手段によって部分的に
反転させられたデータ群に基づいて前記ドット印字機構
に部分的に陰陽が反転した文字,記号等を印字させる印
字制御手段とを、含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、領域設定手段によって単位領域内に
おいて、文字,記号等の一部分を含みその一部分の陽画
像を印字すべき部分領域と、その文字,記号等の他の部
分を含みその他の部分の陰画像を印字すべき部分領域と
が所望の大きさに設定されると、データ群選択手段によ
って選択された印字すべき所望の文字,記号等に対応し
たデータ群の内、前記陰画像を印字すべき部分領域に相
当する部分のデータが、反転手段により反転させられ
る。そして、印字制御手段が、このようにして部分的に
反転させられたデータ群に基づく文字,記号等をドット
印字機構により印字させる。したがって、このようにし
て印字された文字,記号等は、所望の部分は他の部分に
対して陰陽が反転させられるので、所望の部分の陰陽を
反転させた趣向を凝らした文字,記号等の印字が可能と
なるのである。
ここで、前記領域設定手段は、好適には、設定した陽画
部分領域と陰画部分領域とからなる単位領域を記憶する
部分領域記憶手段を備えて構成される。また、前記反転
手段は、好適には、部分的に反転させたデータ群を記憶
するデータ群記憶手段を備えて構成される。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図はサーマルプリンタのドット印字機構8を示す斜
視図である。図において10は紙送りローラであり、その
両端に突設された軸部が図示しないプリンタのフレーム
によって回転可能に支持され、用紙送り用ステップモー
タ12によって回転駆動されるようになっている。紙送り
ローラ10の前方にはそれと平行なプラテン板14がプラテ
ンカバー16に固設されている。この紙送りローラ10と平
行に、丸形断面のガイドバー18および角形断面のガイド
バー20が配設されており、これらガイドバー18および20
によってキャリジ22が摺動可能に支持され且つ案内され
るようになっている。なお、丸形断面のガイドバー18に
は、それと平行な平板バー26が金具24を介して相対回転
可能に取りつけられている。
上記平板バー26はヘッド押圧用ソレノイド28によってガ
イドバー18まわりに回転駆動されるようになっている。
すなわち、ヘッド押圧用ソレノイド28が励磁されてプラ
ンジャ30が引き込まれると、ピン22によって回動可能に
設けられたレバー34が図中の左まわりに回転することに
よりスプリング36を介して前記平板バー26を押し上げ
る。これにより平板バー26が回転させられて後述のヘッ
ド38が紙40を挟んだ状態でプラテン板14に押圧されるの
である。
前記キャリジ22は、第3図に詳しく示すように、本体42
と、この本体42上に一軸43まわりに回動可能に取りつけ
られた傾斜台44とから成る。本体42には、リボンリフト
用ステップモータ46と、この出力軸に取りつけられたピ
ニオン48と噛み合う大径ギア50およびこれと同心に固定
された小径ギア52とが設けられており、傾斜台44には、
その回動中心を中心とする円弧にそって形成され且つ上
記小径ギア52と噛み合うセクタギア54が固定されてい
る。したがって、リボンリフト用ステップモータ46の作
動によって傾斜台44の傾斜角度、換言すれば印字リボン
56の上昇位置が制御されて、印字色が変更されるように
なっている。印字リボン56はその幅方向に2色に分けら
れた熱転写リボンである。
傾斜台44上にはリボンカセット57が着脱可能に取りつけ
られており、また、傾斜台44には、リボン送り用ステッ
プモータ58が取りつけられている。このリボン送り用ス
テップモータ58の出力軸に固定されたピニオン60と、リ
ボンカセット57の巻取軸61(第2図に示す)と連結され
るリボン送り軸62のギア64とが噛み合わされており、リ
ボン送り用ステップモータ58によって印字リボン56が送
られるようになっている。
キャリジ22の本体42内には前記丸形断面のガイドバー18
に摺動可能に嵌合されたサーマルヘッド38が挟まれてお
り、サーマルヘッド38はキャリジ22とともに移動させら
れるようになっている。サーマルヘッド38の先端部には
多数の微小な発熱素子が配置された図示しない発熱部は
設けられており、またサーマルヘッド38の基端部には前
記平板バー26と摺接する突起66が設けられている。この
突起66と本体42との間には圧縮スプリング68が介挿され
ており、サーマルヘッド38は常時プラテン板14からリリ
ースされているが、前記ヘッド押圧用ソレノイド28によ
って平板バー26が押し上げられるとともに紙40を挟んで
プラテン板14へ押圧されるようになっている。
そして、キャリジ22はキャリジ送り用ステップモータ70
により駆動されるベルト72に固定されており、キャリジ
22はキャリジ送り用ステップモータ70により移動させら
れるようになっている。ベルト72はガイドバー20に平行
な直線上に中心が位置するように配置された同径の一対
のプーリ74および76間に掛け渡されており、一方のプー
リ74に固定されたギア78がキャリジ送り用ステップモー
タ70の出力軸に固定されたピニオン80と噛み合わされて
いるのである。
以上のように構成されたドット印字機構8を備えたプリ
ンタには、第4図に示す制御回路が設けられている。す
なわち、後述の部分領域設定キー112、数字キー114、ホ
ワイトキー116、ブラックキー118、文字キー120を備え
たキーボード82からは、入力文字あるいはコマンドなど
を表すコード信号がキー入力操作に応答してCPU(中央
処理装置)84へ供給される。CPU84は、RAM88の記憶領域
を利用しつつROM86に予め記憶されたプログラムにした
がって入力信号を処理し、表示や印字のための種々の信
号を出力する。すなわち、CPU84はキーボード82から入
力された文字やコマンドを表示するための表示信号を表
示駆動回路90へ供給し、液晶表示板92に文字、設定され
た部分領域、或いはコマンドを表示させる。また、CPU8
4は、たとえば16×16のドット状の印字画素から構成さ
れる単位領域にドットの集合によって文字,記号等を印
字するために、印字色を選択する信号をモータ駆動回路
94へ供給してリボンリフト用ステップモータ46により印
字リボン56の上下位置を選択し、印字リボン56を送るた
めの信号をモータ駆動回路96へ供給してリボン送り用ス
テップモータ58により印字リボン56を所定量送らせ、印
字行を改行するための信号をモータ駆動回路98へ供給し
て用紙送り用ステップモータ12により紙40を一行に相当
する量だけ送らせ、キャリジ22を送るための信号をモー
タ駆動回路100へ供給してキャリジ送り用ステップモー
タ70によりサーマルヘッド38を紙40に対して相対的に所
定量ずつ送らせ、サーマルヘッド38をプラテン板14に押
圧するための信号をソレノイド駆動回路102に供給して
ヘッド押圧用ソレノイド28によりサーマルヘッド38をプ
ラテン板14に押圧させ、所定の印字パターンに印字させ
るための信号をヘッド駆動回路104に供給してサーマル
ヘッド38により所望の文字,記号等を印字させる。な
お、前記ROM86内の所定の領域には、単位領域(たとえ
ば16×16ドット)内に印字すべき文字,記号等を構成す
るドットの位置に対応したデータ群を複数種類予め記憶
する印字パターン記憶装置、すなわちキャラクタジェネ
レータ106が予め用意されており、キーボード82の操
作、外部から供給される文字コード信号、或いはテキス
トメモリに記憶された文字コード信号などに関連してCP
U84からの指令があると印字すべき文字,記号等に対応
したひとつのデータ群をCPU84へ読み出すようになって
いる。また、前記RAM88内には、前記単位領域の信号群
を記憶する要領を備えた第1記憶領域108と第2記憶領
域110とが用意されるようになっている。
以下、本実施例のドットプリンタにおける作動を部分白
抜き文字(陰陽部分反転文字)の印字を主として説明す
る。
第5図に示すルーチンは図示しないファンクションキー
によって部分白抜き文字印字モードが選択されたときに
実行されるものである。先ずステップS1が実行されるこ
とによりRAM88内に第1記憶領域108および第2記憶領域
110が確保され、且つそれらが初期化されて内容が零に
クリアされる。続くステップS2が実行されることによ
り、上記第1記憶領域108内が表示される。すなわち16
×16の容量からなる第1記憶領域108内の設定状態が表
示されるのである。当初は、未だ設定されていないの
で、単位領域を構成する信号群がすべて零であることを
示す表示が行われる。
ステップS3では、単位領域内において陽画像を印字すべ
き部分領域と陰画像を印字すべき部分領域とを予め設定
するモードとするための部分領域設定キー112が押圧操
作中であるか否かが判断される。この部分領域設定キー
112が操作されない場合にはステップS10が実行される
が、操作されていると判断された場合には部分領域を設
定するためのステップS4以下が実行される。ステップS4
では部分領域の始点の指示入力があったか否かが判断さ
れ、指示入力がなければ待機させられるが、指示入力が
あるとステップS5が実行される。ステップS5では終点の
指示入力があったか否かが判断される。指示入力がなけ
れば待機させられるが、指示入力があるとステップS6以
下が実行される。上記始点および終点はたとえば矩形の
部分領域を示す4点の内左上の点および右下の点であ
り、それら始点および終点の指示には数字キー114が用
いられ、第1記憶領域〔(m×n)、m=16、n=16〕
内の始点の位置(x,y)および終点の位置(x′,y′)
が入力される。
そして、部分領域の種類、すなわち部分領域が陰画領域
であるか陽画領域であるかを指定するためのホワイトキ
ー116およびブラックキー118が操作されたか否かがステ
ップS6およびステップS7においてそれぞれ判断される。
ステップS6においてホワイトキー116が操作されたと判
断された場合には、ステップS8において、前記第1記憶
領域108内において始点(x,y)から終点(x′,y′)に
至る直線を対角線とする部分領域が設定される。この場
合にはこの部分領域内の信号がすべて零とされて、ノー
マル(陽画)部分とするための部分領域とされる。しか
し、ステップS7においてブラックキー118が操作された
と判断された場合には、ステップS9において、前記第1
記憶領域108内において始点(x,y)から終点(x′,
y′)に至る直線を対角線とする部分領域が設定され
る。この場合にはこの部分領域内の信号がすべて1とさ
れて、白抜き(陰画)部分とするための部分領域とされ
る。
そして、このようなステップS3乃至ステップS9の繰り返
しによって、印字すべき文字の陰画部分領域および陽画
部分領域が第1記憶領域108において設定され、かつ設
定された部分領域が前記液晶表示板92において遂次表示
される。すなわち、部分領域設定キー112を押圧しつつ
数字キー114が操作されることによりたとえば第6図に
示すように第1記憶領域108内に部分領域が設定される
とともに、第7図に示すようにそれが表示されるのであ
る。したがって、本実施例では、部分領域設定キー11
2、数字キー114、ステップS3、S4、S5を実行させるため
のプログラムを記憶したROM86、ステップS3、S4、S5を
実行するときのCPU84およびRAM88などが、印字すべき文
字を部分的に陰陽反転させる部分領域を設定するための
領域設定手段に相当し、また、RAM88内の第1記憶領域1
08は設定された部分領域を記憶するための部分領域記憶
手段に相当する。
このような部分領域設定操作が完了すると部分領域設定
キー112の押圧操作が解かれて前記ステップS3の判断が
否定されるので、ステップS10が実行されて印字すべき
文字を表すコード信号を入力させるための文字キー120
が操作されたか否かが判断される。文字キー120が操作
されない場合にはステップS2、S3およびS10が繰り返し
実行されるが、文字キー120が操作された場合にはステ
ップS11が実行されることにより、入力された文字の文
字形を表す信号群を前記キャラクタジェネレータ106か
ら読み出して前記第2記憶領域110内に展開した状態で
記憶される。第8図は文字キー120の操作によってたと
えばAという文字が印字のために入力された状態を示
す。したがって、本実施例では、文字キー120、ステッ
プS10、S11を実行するためのプログラムが記憶されたRO
M86、ステップS10、S11を実行するときのCPU84およびRA
M88などが、入力された文字の文字形を表す信号群を前
記キャラクタジェネレータ106から第2記憶領域110に記
憶させるデータ群選択手段に相当する。
つづくステップS12では、前記第1記憶領域108および第
2記憶領域110内の信号群のうちのひとつの信号を指定
するためのレジスタiおよびレジスタjの内容が1にそ
れぞれ初期化されるとともに、その後のステップS13お
よびステップS14が実行されることによりレジスタjお
よびレジスタiの内容が予め定められた一定の値nおよ
びmよりも大きいか否かがそれぞれ判断される。前述の
ように文字を形成するための単位領域が16×16ドットに
て構成されているので、これらの値nおよびmはn=16
およびm=16にそれぞれ設定されている。各レジスタi
およびレジスタjの内容は1から始まるので、当初はス
テップS13およびステップS14の判断が否定されてステッ
プS15が実行される。ステップS15では、第1記憶領域10
8および第2記憶領域110内の位置(1、1)に位置する
信号を比較し、第1記憶領域108側の信号と第2記憶領
域110側の信号が相互に異なる否かを判断する。異なる
場合には、ステップS16が実行されて第2領域110内の該
当する信号が1に更新される。しかし、異ならない場合
には、ステップS17が実行されて第2領域110内の該当す
る信号が0に更新される。すなわち、上記ステップS15
乃至S17では、第1記憶領域108および第2記憶領域110
内の同じ位置に位置する信号相互のイクスクルシブオア
処理が実行され、その処理の結果が第2記憶領域110内
の該当場所に記憶されるのである。そして、ステップS1
8が実行されてレジスタiの内容に1が加算される。
以上のステップS13乃至S18が繰り返し実行される内レジ
スタiの内容がmに到達すると、第2記憶領域110内の
最上段の更新が完了した状態であるので、ステップS14
における判断が肯定されてステップS19が実行される。
ステップS19ではレジスタiの内容が1にリセットされ
るとともに、レジスタjの内容に1が加算され、その後
前記ステップS13以下が実行される。したがって、第2
記憶領域110に記憶された信号群の内、印字すべき文字
を部分的に陰陽反転させるために第1記憶領域108に記
憶された部分領域と重なった部分の信号を反転させるこ
とにより、部分白抜き文字を印字するための信号群が用
意されるので、本実施例では、ステップS13乃至ステッ
プS19を実行させるためのプログラムが記憶されたROM8
6、それらステップS13乃至ステップS19を実行するとき
のCPU84、RAM88などが信号を反転させるための反転手段
に相当し、また、第2記憶領域110が反転させたデータ
を記憶するデータ群記憶手段に相当する。
このようにして第2記憶領域の各段の更新が完了すると
ステップS13における判断が肯定されてステップS20が実
行される。ことステップS20では、予め定められた印字
制御ステップにしたがって、ヘッド押圧用ソレノイド28
が励磁され、且つキャリジ送り用ステップモータ70によ
りキャリジ22を駆動しつつ、第2記憶領域110内の信号
群に基づきサーマルヘッド38の発熱体に駆動信号を供給
することによって、文字キー120によって入力された文
字Aが印字記録される。第9図はこのときの第2記憶領
域110内の信号群を示し、第10図は印字された文字を示
している。したがって、本実施例では、ステップS20を
実行するためのプログラムが記憶されたROM86、そのス
テップS20を実行するときのCPU84、RAM88が印字制御手
段に相当する。なお、以上の各ステップは高速にて処理
されるので、文字キー120によって文字Aが入力される
と直ちに第10図に示す文字が印字されるのである。
このように、本実施例によれば、文字キー120によって
入力された所望の文字が、部分領域設定キー112および
数字キー114によって予め設定された部分領域にしたが
って局部的に陰陽が反転された状態で印字されるので、
所望の部分の陰陽を反転させた、趣向を凝らした部分白
抜き文字の印字が可能となるのである。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加えら
れ得るものである。
たとえば、前述の実施例では、単位領域内において陽画
像を印字すべき部分領域と陰画像を印字すべき部分領域
は矩形であったが、円形などの他の図形であってもよい
のである。円形の場合には中心位置と半径とが数字キー
114によって入力される。
また、前述の実施例では、入力された文字の文字形を表
す信号群が前記キャラクタジェネレータ106から前記第
2記憶領域110内に一旦記憶させられているが、キャラ
クタジェネレータ106から信号群を遂次読み出す過程
で、第1記憶領域108内の信号と遂次イクスクリシブオ
ア処理をした後第2記憶領域110内に記憶させてもよい
のである。
また、前述の実施例ではサーマルプリンタについて説明
されているが、たとえば、ワイヤドットプリンタ、イン
クジェットプリンタ、レーザプリンタなどの他の形式の
ドットプリンタでも差支えない。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であ
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加
えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図である。第2図は本発
明の一実施例であるドットプリンタに含まれるドット印
字機構を示す斜視図であり、第3図は第2図の要部を示
す断面図である。第4図は本発明の一実施例のプリンタ
に備えられる制御回路を示すブロック線図であり、第5
図はその作動を説明するフローチャートである。第6図
および第8図は第4図の第1記憶領域および第2記憶領
域に記憶された信号群の内容をそれぞれ示す図である。
第7図は第6図の信号群に基づく部分記憶領域の表示を
示す図である。第9図は、部分白抜き文字を印字するた
めに更新された上記第2記憶領域内の信号群の内容を示
す図であり、第10図は第9図の信号群に基づく印字例を
示す図である。 8:ドット印字機構 106:キャラクタジェネレータ(印字パターン記憶装置) 108:第1記憶領域(部分領域記憶手段) 110:第2記憶領域(データ記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字,記号等を形成すべき単位領域にドッ
    トを用いて印字するドット印字機構と、該単位領域に印
    字すべき文字,記号等を構成するドットの位置に対応し
    たデータ群を記憶する印字パターン記憶装置と、該印字
    パターン記憶装置に記憶された複数種類のデータ群から
    印字すべき印字パターンに対応したデータ群を選択する
    データ群選択手段とを備え、該データ群選択手段により
    選択されたデータ群に基づいて文字,記号等を印字する
    ドットプリンタであって、 前記単位領域内において、前記文字,記号等の一部分を
    含み該一部分の陽画像を印字すべき部分領域と、該文
    字,記号等の他の部分を含み該他の部分の陰画像を印字
    すべき部分領域とを予め設定する領域設定手段と、 前記データ群選択手段により選択されたデータ群の内、
    前記陰画像を印字すべき部分領域に相当する部分のデー
    タを反転させる反転手段と、 該反転手段によって部分的に反転させられたデータ群に
    基づいて前記ドット印字機構に部分的に陰陽が反転した
    文字,記号等を印字させる印字制御手段と、 を含むことを特徴とするドットプリンタ。
  2. 【請求項2】前記領域設定手段は、設定した陽画部分領
    域と陰画部分領域とからなる単位領域を記憶する部分領
    域記憶手段を備えたものである特許請求の範囲第1項に
    記載のドットプリンタ。
  3. 【請求項3】前記反転手段は、部分的に反転させたデー
    タ群を記憶するデータ群記憶手段を備えたものである特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載のドットプリン
    タ。
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