JPH0773353B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0773353B2
JPH0773353B2 JP62251532A JP25153287A JPH0773353B2 JP H0773353 B2 JPH0773353 B2 JP H0773353B2 JP 62251532 A JP62251532 A JP 62251532A JP 25153287 A JP25153287 A JP 25153287A JP H0773353 B2 JPH0773353 B2 JP H0773353B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号の磁気記録再生装置に係わり、特
に、そのスローモーシヨン再生に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ヘリカルスキヤニング方式の磁気記録再生装置
は、映像信号の1フイールド分が磁気テープ上で1本の
トラツクとなるようにして映像信号を順次記録し、再生
時に、低速度で磁気テープを走行させることにより、ス
ローモーシヨン画像が得られるようにしていることはよ
く知られているが、記録時と再生時とでの回転ヘツドの
走査軌跡のずれに起因するノイズバンドを生じる。
これを解決する手段として、例えば、特開昭54−2018号
公報に示されるように、再生時に磁気テープの走行を数
フイールドおきに間欠的に行い、その間は同一トラツク
(すなわちフイールド)の映像信号を繰返し再生するよ
うにしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術によるスローモーシヨン再生は、
同一トラツクを繰返しスキヤンして同一内容の映像信号
を数フイールド期間繰返して再生するものであるから、
スローモーシヨン再生時の時間軸方向の分解能はフイー
ルド周波数の逆数(NTSC方式では60分の1秒)であり、
この分解能以上の動きの滑らかなスローモーシヨン画像
再生はできないという問題があつた。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、時間軸方向の
分解能が高く、動きの滑らかなスローモーシヨン再生画
像を得ることができるようにした磁気記録再生装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、標準方式のフィ
ールド周波数fのn倍(但し、nは2以上の整数)のフ
イールド周波数の映像信号を入力信号とし、 1つのフイールドに対して互いに異なる位置の画素デー
タをサンプリングするためのn種類のサンプリングパタ
ーンが予め定められており、連続するnフイールドの該
映像信号毎に、夫々のフィールドから互いに異なる該サ
ンプリングパターンにより画素データをサンプリングし
て合成することにより、1フィールドの合成信号を形成
し、該入力信号からフイールド周波数fの合成映像信号
を生成する第1の手段と、 該合成映像信号を記録媒体に記録する第2の手段と、 該記録媒体の再生時の走行速度を記録時の1/(n×m)
倍(但し、mは1以上の整数)とし、該記録媒体から該
合成映像信号を各フイールド(n×m)回ずつ繰り返し
再生する第3の手段と、 再生された該合成映像信号の(n×m)フィールド毎に
1フィールドずつ抽出して記憶する第4の手段と、 該第4の手段に記憶された同じフイールドから上記n種
類夫々のサンプリングパターンに従う画素データの読出
しを行ない、該サンプリングパターン夫々に対する読出
しをm回繰り返すことにより、該合成映像信号を1フィ
ールド毎にn個のフィールドに分解し、かつ夫々の該フ
イールドをm回ずつ繰り返し出力する第5の手段とを有
する。
〔作用〕
入力信号のフィールド周波数を標準方式のフィールド周
波数fのn倍とし、この入力信号のnフィールドを、上
記のようにして、1つのフィールドに合成してフィール
ド周波数が標準方式のフィールド周波数fに等しい合成
映像信号を形成し、これを記録媒体に記録することによ
り、該入力信号の全フィールドが記録媒体に記録される
ことになる。
スローモーション再生時には、記録媒体の走行速度を記
録時の1/(n×m)倍とすることにより、この合成映像
信号の各フィールドが(n×m)回ずつ繰り返し再生さ
れることになり、標準方式での(n×m)フィールド期
間に同じフィールドが(n×m)回繰り返す。かかる再
生合成映像信号から(n×m)フィールド毎に1フィー
ルドずつ抽出することにより、記録前の上記合成映像信
号が(n×m)倍に時間軸伸長されたものと同等のもの
となる。そして、かかる抽出された各フィールドを一旦
記憶し、これを読み出すときに、各フィールド夫々に対
し、上記のn種類のサンプリングパターンに従う読出し
を行なってnフィールドに分解し、かつこれらnフィー
ルド夫々の読出しをm回ずつ繰り返すことにより、上記
入力信号(n×m)倍に時間軸伸長されたような再生ス
ローモーション映像信号が得られることになる。これに
より、1/(n×m)スローモーション再生画像が得られ
る。この場合、mフィールド毎に画像の内容が順次変わ
っているから、このスローモーション再生画像の動きは
滑らかなものとなる。
また、記録媒体に記録される上記映像信号は、標準方式
と同じフイールド周波数を有しており、したがつて、従
来の方式を用いて記録再生可能であつて、従来技術との
互換性が保たれる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図であつて、1は磁気テープ、2,3はリールモー
タ、4はキヤプスタンモータ、5はシリンダモータ、6,
7はシリンダモータ5により回転駆動される回転ヘツ
ド、8はリールモータ駆動回路、9はキヤプスタンモー
タおよびシリンダモータの駆動回路、10,11は記録再生
切替用のスイツチ、12,13は再生アンプ、14,15は記録ア
ンプ、16は輝度信号(以下、Y信号という)用の記録処
理回路、17は色信号(以下、C信号という)用の記録処
理回路、18はY信号用の再生処理回路、19はC信号用の
再生処理回路、20はY/C分離回路、21,22は加算器、23〜
26はメモリ、27〜30はメモリ制御回路、31はシステム制
御回路、32はビデオカメラ、33は映像信号の出力端子、
34はコントロールヘツドである。
同図において、いま、システム制御回路31によつて記録
モードが設定されているものとする。
ビデオカメラ32のシヤツタは標準方式のフイールド周波
数fの2倍の周波数2fで動作する。なお、ここでいうシ
ヤツタ動作の周波数とは、いわゆるシヤツタスピード
(シヤツタが開いている時間)を指すものではなく、1
回のシヤツタの開閉動作から次の開閉動作までの周期を
決めるものである。従つて1/2f毎の撮影によつて得られ
た映像信号がビデオカメラ32より出力されるが、この映
像信号のフイールド周波数は2fである。この映像信号の
Y信号はメモリ制御回路27に、C信号はメモリ制御回路
28に夫々供給され、垂直方向あるいは水平方向に2分の
1にデータが間引かれて夫々メモリ23,24に書込まれ
る。このデータの間引きはビデオカメラ32において行う
ようにしてもよい。
第2図は垂直方向のデータの間引きの例を示すものであ
る。同図(a)において、いま、2fのフイールド周波数
の映像信号の順次のフイールドをF1a,F1b,F2a,F2b
F3a,……とする。これらフイールドの時間長は/2fで
ある。垂直方向のデータの間引きは、連なる2つのフイ
ールドについて互いに異なる水平走査線を間引くことに
よつて行なわれる。第2図(a)では各フイールド1つ
おきの水平走査線が間引かれた状態を示しており、フイ
ールドF1aとF1b,フイールドF2aとF2b,……は夫々垂直
方向で異なる位置の水平走査線が間引かれている。この
間引きをビデオカメラ32で行う場合には、1つおきの水
平走査線を/2f期間でスキヤンしてフイールドF1a
得、次の/2f期間で残りの1つおきの水平走査線をス
キヤンしてフイールドF1bを得るようにすればよい。メ
モリ27,28では、連なる2つのフイールドが、一方のフ
イールドの水平走査線が他方のフイールドの水平走査線
間に位置するように、合成されて1つのフイールドが形
成される。第2図(b)では、フイールドF1が同図
(a)のフィールドF1a,F1bをこのように合成して得ら
れたものであり、フイールドF2が同様にしてフイールド
F2a,F2bを合成して得られたものである。
このように合成された各フイールドは、メモリ23,24か
/fに時間軸伸長されて読み出される。したがつて、
メモリ23から読み出されたY信号およびメモリ24から読
み出されたC信号はともにフイールド周波数がfであ
る。
これらY信号,C信号は、夫々Y信号記録処理回路16,C信
号記録処理回路17に供給されて磁気テープ1へ記録を行
うための信号変換処理がなされ、加算器21で加算され
る。加算器21の出力信号は、記録アンプ15で増幅された
後、スイツチ11を介して回転ヘツド6,7に供給されて磁
気テープ1に記録される。磁気テープ1は、リールモー
タ2,3およびキヤプスタンモータ4により定速走行さ
れ、回転ヘツド6,7によりヘリカルスキヤンされて、従
来技術と同様に、磁気テープ1へ信号の記録が行われ
る。
磁気テープ1上では、従来と同様に、映像信号が1トラ
ツクに1フイールドずつ記録される。したがつて、第2
図(b)に示したフイールドF1,F2は、第3図に示すよ
うに、異なるトラツクに記録される。
なお、この記録モード時、システム制御回路31から記録
アンプ14にコントロール信号が送出され、このコントロ
ール信号は、周知のトラツキング制御用のコントロール
信号として、スイツチ10を介し、コントロールヘツド34
に供給され、磁気テープ1のコントロールトラツクに記
録されるようになつている。
次に、以上のように記録された磁気テープ1のスローモ
ーシヨン再生動作について説明する。
システム制御回路31によつてスローモーシヨン再生モー
ドが設定されると、磁気テープ1は、リールモータ2,3
およびキヤプスタンモータ4により、2フイールド期間
当りに1トラツク分シフトするように間欠的に走行す
る。すなわち、磁気テープ1は走行と停止とを交互に繰
り返すが、このような磁気テープ1の間欠駆動により、
磁気テープ1上の順次のトラツクが所定の時間間隔で順
番に良好なトラツキング状態で再生走査される。
以上の磁気テープ1の間欠走行も、その走行速度は記録
時の走行速度の1/2倍であるが、磁気テープ1を記録時
の走行速度1/2倍の速度で連続走行させるようにしても
よい。この場合にも、回転ヘツドは間欠的に比較的良好
なトラツキング状態でトラツクを再生走査することがで
きる。
このようにして再生された映像信号は、図示とは反対側
に閉じているスイツチ11,再生アンプ13を介してY/C分離
回路20に導かれ、Y信号とC信号とに分離される。これ
らY信号,C信号は、それぞれ再生処理回路18,19で処理
された後、メモリ制御回路29,30へ入力される。これら
メモリ制御回路29,30は、システム制御回路31からの書
込み命令に基づき、磁気テープ1上のトラツクが良好な
トラツキング状態で再生走査されたときのフイールドの
Y信号,C信号を夫々メモリ25,26に書き込む。
いま、メモリ25において、第2図(b)のフイールドF1
のY信号が書き込まれたとすると、次に、システム制御
回路31からの読出し命令により、メモリ制御回路29は1
フイールド期間でこのフイールドF1における第2図
(a)のフイールドF1aの水平走査線のYデータをメモ
リ25から順次読み出し、次のフイールド期間(このフイ
ールド期間では、再生処理回路18からメモリ制御回路29
にトラツキングが良好でない状態で再生されたY信号が
供給されるが、メモリ制御回路29はこのY信号の書込み
は行わない)でメモリ制御回路29は、メモリ25からフイ
ールドF1における第2図(a)のフイールドF1bの水平
走査線のYデータを順次読み出す。したがつて、メモリ
25から読み出される各フイールドは1つおきの水平走査
線にデータが存在する間欠的な信号であるが、メモリ制
御回路29により、欠除している水平走査線がその直前あ
るいは直後の水平走査線のデータ、もしくは直前,直後
の水平走査線のデータの平均データなどによつて補間さ
れ、連続した信号のフイールドからなるY信号が得られ
る。
このように、再生処理回路18からのY信号の1つおきの
フイールドからフイールド毎に内容が変わるフイールド
周波数fのY信号が得られる。
再生処理回路19からの信号に対しても、メモリ制御回路
30,メモリ26は同様の処理動作を行い、したがつて、フ
イールド毎に内容が変わるフイールド周波数fのC信号
が得られる。
メモリ制御回路29の出力Y信号,メモリ制御回路30の出
力C信号は加算器22で加算されて映像信号が形成され、
出力端子33から出力される。この映像信号はビデオカメ
ラ32から出力されるフイールド周波数2fの映像信号を2
倍に時間軸伸長したものと同等であり、したがつて、こ
れにより、1/2スローモーシヨン再生画像が得られる。
しかも、この映像信号は、従来のように同一内容のフイ
ールドが2回繰り返すのではなく、フイールド毎に内容
が変化するものであり、したがつて、得られるスローモ
ーシヨン再生画像は、従来に比べて分解能が2倍とな
り、動きが滑らかで自然なものとなる。
なお、このような再生動作を制御するためのシステム制
御回路31からの制御信号は、コントロールヘツド34によ
つて再生され、再生アンプ12を介して入力される周知の
トラツキング制御用のコントロール信号を利用して形成
される。
第3図で示したように、磁気テープ1上には、従来と同
様、1トラツクにフイールドずつ映像信号が記録されて
いる。そこで、通常再生を行う場合には、磁気テープ1
を記録時と同じ速度で走行させ、かつ再生処理回路18,1
9からのY信号,C信号が夫々メモリ制御回路29,30をその
まま通過させればよいし、あるいは、これらをメモリ2
5,26に書き込むとしても、全フイールド書き込むように
してそのまま読み出し、加算器22に供給するようにすれ
ばよい。
第4図は第1図における記録時の水平方向のデータ間引
きの他の例を示すものである。同図(a)は、第2図
(a)と同様に、ビデオカメラ32から出力されるフイー
ルド周波数2fの映像信号の順次のフイールドを示してい
る。この例では、連なる2つのフイールドについて、垂
直方向の同一位置にある水平走査線の互いに異なる位置
の画素データを間引くものである。例えば、フイールド
F1a,F1b,について説明すると、フイールドF1a,F1b
○印,●印が夫々間引かれずに残つている画素データ、
×印が間引かれた画素データである。この場合、フイー
ルドF1a,F1bの水平走査線は画面上に同一位置にあり、
フイールドF1aの○印の画素データとフイールドF1bの●
印の画素データとは画面上水平方向にずれている。
また、他のフイールドF2a,F2bについても同様であり、
夫々の×印が間引かれた画素データであつて、互いに画
面上水平方向にずれている。
メモリ制御回路27,28は、このようにデータが間引かれ
た2つのフイールドを合成して1フイールドとする。第
4図(b)はその合成フイールドを示し、フイールドF1
は第4図(a)のフイールドF1a,F1bを合成したもの、
フイールドF2は同じくフイールドF2a,F2bを合成したも
のである。フイールドF1では、第4図(a)のフイール
ドF1aの○印の画素データ間に同じくフイールドF1bの●
印の画素データが位置し、フイールドF2でも、第4図
(a)のフイールドF2a,F2bの画素データが同様に配置
されている。
このような合成フイールドF1,F2,……からなる映像信
号が記録された磁気テープ1からのスローモーシヨン再
生,通常再生も第2図のようにフイールド合成した場合
と同様であり、スローモーシヨン再生における欠除した
画素データの補間も前,後の画素データなどを用いるこ
とによつて行われる。
なお、このような水平方向のデータの間引きはビデオカ
メラ32で行うことができることはいうまでもない。
以上、本発明の実施例をスローモーシヨン再生を
例にして説明したが、一般に、記録モード時に、標準方
式でのフイールド周波数fのn倍(但し、nは2以上の
整数)のフイールド周波数n・fでカメラ32のシヤツタ
を動作させ、これによつて得られた映像データを/nに
間引いてnフイールドを1フイールドに合成し、これら
合成フイールドからなる映像信号を形成して磁気テープ
上に1トラツク当り1フイールドずつ記録し、スローモ
ーシヨン再生モード時には、磁気テープ1をnフイール
ド期間毎に1トラツク分シフトするようにテープ走行を
制御し、これによつて再生される再生映像信号をnフイ
ールド毎に1フイールドずつメモリに書込み、この1フ
イールドから内容が異なるnフイールドに再度分解して
順番に読出し、間引いたデータを補間して映像信号を形
成し再生するものとしても何等問題はなく、これによ
り、/nスローモーシヨン再生が実現できる。
また、スローモーシヨン再生時の磁気テープのテープ走
行を、(n×m)フイールド期間(mは1以上の整数)
毎に1トラツク分シフトするごとく制御し、メモリで1
フイールドをnフイールドに分解し、分解された夫々の
フイールドを繰り返してm回ずつ表示するごとくすれ
ば、(n×m)分の1のスピードのスローモーシヨン再
生が実現できる。
なお、上記実施例において、記録用のメモリ23と再生用
のメモリ25、記録用のメモリ24と再生用のメモリ26を夫
々共通にし、メモリ数を低減することもできる。
また、上記データの間引き方法としては、垂直,水平方
向同時に行うようにしてもよく、要するに、入力映像信
号のnフイールドが合成されて1フイールドが得られる
ように、これらnフイールドでの間引き位置が互いに異
なればよい。また、再生時の間引かれたデータの補関法
としては、先にあげたもの以外の任意の方法を用いてよ
い。
さらに、第1図においては、Y信号,C信号夫々の記録処
理回路16,17、再生処理回路18,19については、これらは
周知のものであつて本発明の本質に係わるものではない
から、詳細な説明を省略した。ところで、再生処理回路
19は、一般によく知られているように、C信号の低域変
換の逆変換を行うものであり、副搬送波を変調した色信
号(搬送色信号)がメモリ制御回路30に供給される。し
たがつて、この場合には、メモリ26には搬送色信号が記
憶されるが、メモリ26にベースバンドの色差信号などを
記憶する場合には、再生処理回路19で搬送色信号をデコ
ードし、メモリ26から読み出されたベースバンドの色信
号をエンコードして搬送色信号にする。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、標準方式のn
(但し、nは2以上の整数)倍のフイールド周波数の映
像信号を、nフイールドを1フイールドに合成して標準
方式のフイールド周波数の映像信号に変換し、この映像
信号を記録再生するものであるから、従来の技術と互換
性を保つことができ、しかも、記録時の1/(n×m)倍
(但し、mは1以上の整数)の記録媒体の走行速度でス
ローモーション再生するときには、再生される各フィー
ルドをnフィールドに分解し、かつ分解された各フィー
ルドをm回ずつ繰り返すようにしているので、分解され
た順次のフィールドの内容が順次変化していて、動きの
滑らかな1/(n×m)スローモーション再生画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図、第2図はこの実施例におけるデータ間引き,
フイールド合成の一方法を示す説明図、第3図は第1図
における磁気テープのトラツクパターン図、第4図は第
1図におけるデータ間引き,フイールド合成の他の方法
を示す説明図である。 1……磁気テープ、6,7……回転ヘツド、23〜26……メ
モリ、27〜30……メモリ制御回路、32……ビデオカメ
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 Z (72)発明者 大坪 宏安 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 三邊 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】標準方式のフィールド周波数fのn倍(但
    し、nは2以上の整数)のフィールド周波数の映像信号
    を入力信号とし、 1つのフィールドに対して互いに異なる位置の画素デー
    タをサンプリングするためのn種類のサンプリングパタ
    ーンが予め定められており、連続するnフイールドの該
    映像信号毎に、夫々のフィールドから互いに異なる該サ
    ンプリングパターンにより画素データをサンプリングし
    て合成することにより、1フィールドの合成映像信号を
    合成し、該入力信号からフィールド周波数fの合成映像
    信号を生成する第1の手段と、 該合成映像信号を記録媒体に記録する第2の手段と、 該記録媒体の再生時の走行速度を記録時の1/(n×m)
    倍(但し、mは1以上の整数)とし、該記録媒体から該
    合成映像信号を各フィールド(n×m)回ずつ繰り返し
    再生する第3の手段と、 再生された該合成映像信号の(n×m)フィールド毎に
    1フィールドずつ抽出して記憶する第4の手段と、 該第4の手段に記憶された同じフィールドから上記n種
    類夫々のサンプリングパターンに従う画素データの読出
    しを行ない、該サンプリングパターン夫々に対する読出
    しをm回繰り返すことにより、該合成映像信号を1フィ
    ールド毎にn個のフィールドに分解し、かつ夫々の該フ
    ィールドをm回ずつ繰り返し出力する第5の手段と を有し、動きが滑らかな1/(n×m)倍速のスローモー
    ション再生画像を得ることができるように構成したこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 前記第5の手段は、前記第4の手段から読み出されるフ
    ィールド毎に、前記第4の手段から読み出されない画素
    位置のデータを、前記第4の手段から読み出される画素
    データをもとに作成して補間する手段を有することを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、 前記n種類のサンプリングパターンは、フィールドで互
    いに異なる水平走査線の画素データ群をサンプリングす
    るものであることを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項または第2項におい
    て、 前記n種類のサンプリングパターンは、フィールドの各
    水平走査線で互いに異なる位置の画素データをサンプリ
    ングするものであることを特徴とする磁気記録再生装
    置。
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