JPH0773043B2 - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH0773043B2
JPH0773043B2 JP62295795A JP29579587A JPH0773043B2 JP H0773043 B2 JPH0773043 B2 JP H0773043B2 JP 62295795 A JP62295795 A JP 62295795A JP 29579587 A JP29579587 A JP 29579587A JP H0773043 B2 JPH0773043 B2 JP H0773043B2
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reflecting mirror
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mirror body
light bulb
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敏弘 日下部
幸男 脇水
邦夫 深井
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用灯具を以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第9図、第10図] D.発明が解決しようとする問題点[第9図、第10図] E.問題点を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第8図] F−1.第1の実施例[第1図乃至第6図] F−2.第2の実施例[第7図] F−3.その他の振動対策[第8図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は、新規な車輌用灯具に関する。詳しくは、支持
サポートを介して電球を反射鏡体に支持する車輌用灯具
に関するものであり、車輌が振動して車輌用灯具が振動
しても、灯具内の電球の共振を防止することができる新
規な車輌用灯具を提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明車輌用灯具は、電球を反射鏡体に支持する支持サ
ポートに、上下方向に剛性の高い部分を形成し、当該剛
性の高い部分で電球の重量を支え、かつ振動の際の支点
と支持サポートが電球を保持している部分との間の距離
が短くなるようにしたので、電球の振動が抑制されて車
輌がとりわけ上下方向に振動して車輌用灯具が振動して
も電球の共振を防止することができる。
(C.従来技術)[第9図、第10図] 一般的に電球はその内部に封入されたフィラメントと該
フィラメントを電球内で支持すると共に電球外からフィ
ラメントに給電をするためのリードサポートを備えてい
る。
ところで、かかる電球を反射鏡体とレンズとによって画
成された空間内に封入する場合、リードサポートによっ
て電球を反射鏡体に支持することは、リードサポートの
線径が細いことに鑑みて不可能である。
そこで、第9図及び第10図に示すような車輌用灯具aが
提案されている。
1はハロゲン電球であり、ガラス球2の一端に扁平状の
ピンチシール部3が形成されており、該ピンチシール部
3にこれを貫通した状態でリードサポート4、4が保持
されている。そして、リードサポート4、4のガラス球
2内に位置した部分4a、4a(内部リード線)の端部間に
フィラメント5が張設されている。そして、リードサポ
ート4、4のうちピンチシール部3の端部から突出して
いる部分4b、4bが外部リード線とされている。
bは金属製の保持バンドであり、前記ハロゲン電球1の
ピンチシール部3に巻着されており、側方へ突出した支
持片cが形成されている。
dは電球1のリードサポート4、4よりは、かなり太い
線径の導電性の金属棒から成る支持サポートであり、そ
の先端部がU字状に折り曲げられて保持部eが形成され
ている。
そして、該支持サポートdの保持部eが主部fと水平に
並んだ状態で該保持部eに前記ハロゲン電球1に取着さ
れた保持バンドbの支持片cがスポット溶接により取着
されている。また、ハロゲン電球1の一方の外部リード
線4bは保持バンドbにスポット溶接されている。
6はガラス容器であり、硬質ガラス製の反射鏡体7と、
該反射鏡体7の前面に被着された硬質ガラス製のレンズ
8を備えている。反射鏡体7はその内面が回転放物面状
に形成されると共にそこにアルミニウム蒸着により反射
面9が形成されている。
10、10′は略カップ状をしたフェルールであり、その開
口端部が反射鏡体7の後面中央部に溶封着されている。
11、11′は反射鏡体7の後部中央に形成された挿通孔で
あり、この挿通孔11、11′が反射鏡体7の内側とフェル
ール10、10′の内部との間を連通している。
そして、前記支持サポートdの主部fの基端部f′が反
射鏡体7の内側から挿通孔11を通してフェルール10内に
挿入されて、フェルール10にろう付けによって固定され
る。また、ハロゲン電球1の他方の外部リード線4bに一
端がスポット溶接された接続リード12の他端が挿通孔1
1′を通してフェルール10′に挿入され、該フェルール1
0′にろう付けされている。
そして、レンズ8はその周縁部が反射鏡体7の開口縁部
に熱融着される。
尚、13、13′はフェルール10、10′に半田付けされた外
部端子である。
(D.発明が解決しようとする問題点)[第9図、第10
図] ところで、上述した従来の車輌用灯具aにあっては、ハ
ロゲン電球1を支える支持サポートdの保持部eは主部
fに対して水平方向に離間しており、しかも、電球1に
巻着された保持バンドbの側方へ突出した支持片cを上
記保持部eに固定したものであるので、支持サポートd
の主部fが支えるものの重心(つまり、ハロゲン電球1
の重心)が保持部eの基端となる部分、即ち保持部eと
主部fとの連結部から水平方向の距離において遠いとこ
ろに位置するため、保持部eと主部fとの連結部から先
の部分の共振周波数が低くなってしまうという問題があ
る。
そのために、車輌は一般に共振点が低いのでこの車輌用
灯具aが車輌の走行に伴なって振動すると、電球1に共
振が生じフィラメント5の断線等の事故が生じ易いとい
う問題があった。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明車輌用灯具は、上記した問題点を解決するため
に、電球を反射鏡体に支持する支持サポートの主部にそ
の前端から上方へ垂直に延びる支柱部と該支柱部の上端
から上方斜後方へ延びる傾斜部と該傾斜部の後端から主
部と平行に後方へ延びる保持部とを前記主部と一体に形
成すると共に、電球のピンチシール部に巻着された保持
バンドの下部を上記支持サポートの保持部に支持するよ
うにしたものである。
従って、本発明車輌用灯具にあっては、支持サポートの
支柱部は、上方へ垂直に延びるものであるため、上下方
向における剛性が高く、当該剛性の高い支柱部で電球の
重量が保持部と傾斜部を介して支えられ、更に、保持バ
ンドはその下部が支持サポートの保持部に支持されるも
のであるから、上記支柱部の振動の際支点になる部分と
保持部によって支持されるものの、即ち電球の重心とが
水平方向の距離においてきわめて近接することになるた
め、支柱部から先の共振周波数が高くなり、一般に共振
点が低い車輌の走行によって車輌用灯具がとりわけ上下
方向に振動をしてもその中に保持された電球に共振が生
じ難く、それだけ耐振性が向上することになる。
(F.実施例)[第1図乃至第8図] 以下に、本発明車輌用灯具の詳細を図示した実施例に従
って詳細に説明する。尚、図示実施例は本発明をハロゲ
ン電球内蔵のオールグラス型シールドビームランプとし
て適用したものである。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は本発明車輌用灯具の第1の実施例を
示すものである。
図において14はハロゲン電球内蔵のオールグラス型シー
ルドビームランプを示す。6は前述したのと同様のガラ
ス容器である。
15は支持サポートであり、該支持サポート15は、その基
端から前後方向へ延びる主部16と該主部16の前端から上
方へ垂直に延びる支柱部17と該支柱部17の上端から上方
斜め後方へ延びる傾斜部18と該傾斜部18の後端から上記
主部16と平行に後方へ延びる保持部19とが一体に形成さ
れて成る。
20は導電性のある金属板をピンチシール部3の外形状に
合わせて折り曲げた形状をした保持バンドであり、ピン
チシール部3に巻回状に締着され、その両端は下側中央
で突き合わせられかつ該端部に下方へ突出された連結片
21、21が形成され、そして、該連結片21、21がスポット
溶接等により互いに結合され、更に、前記支持サポート
15の保持部19にスポット溶接等により固着されている。
又、保持バンド20には後方に向って突出した舌片状端子
22が一体に形成されており、ハロゲン電球1の外部リー
ド線4b、4bの一方が該端子22にスポット溶接等により固
着されている。
上記したようにハロゲン電球1を支持した支持サポート
15の主部16の基端が反射鏡体7の後部に形成された挿通
孔11を通してフェルール10内でろう付けされ、これによ
って、ハロゲン電球1が支持サポート15を介して反射鏡
体7に支持される。その後、反射鏡体7にレンズ8が被
着されて電球内蔵型のシールドビームランプ14が形成さ
れる。尚、外部リード線の他方4bは接続リード12によっ
てフェルール10′に接続される。
上記のように構成されたハロゲン電球内蔵のシールドビ
ームランプ14にあっては、電球1を保持した支持サポー
ト15がその基端から、前後方向へ延びる主部16と該主部
16の前端から上方へ垂直に延びる支柱部17と該支柱部17
の上端から上方斜め後方へ延びる傾斜部18と該傾斜部18
の後端から上記主部16と平行に後方へ延びる保持部19と
から成り、そして、電球1のピンチシール部3に巻着さ
れた保持バンド20の下側中央に位置した連結片21、21を
支持サポート15の保持部19に固着したので、支持サポー
ト15によって支持するもの、即ち電球1の重心と支持サ
ポート15の主部16先端との水平方向における間隔がきわ
めて小さくなり、かつ、支柱部17の上下方向の剛性がき
わめて高く、従って、主部16の先端から先の共振周波数
が高くなり、共振点が低い車輌に用いられる電球1の耐
振性が著しく向上する。
(F−2.第2の実施例)[第7図] 第7図は本発明車輌用灯具の第2の実施例14Aを示すも
のである。この実施例14Aは支持サポートの先端部の形
状が第1の実施例におけるそれと異なる。従って、当該
異なる部分について詳細に説明し、その他の部分につい
ては、第1の実施例における同様の部分に付した符号と
同一の符号を付して説明を省略する。
23は補強部であり、支持サポート15の保持部19の後端か
ら下方へ向けて直角を為すように一体に設けられてお
り、その下端部がアーク溶接等によって主部16に固着さ
れている。
従って、この第2の実施例14Aにあっては、電球が支持
される保持部19の後端が補強部23を介して主部16と連結
されているため、主部16の先端部、支柱部17、傾斜部1
8、保持部19及び補強部23から成る部分の上下方向に対
する剛性が一段と改善されるばかりでなく、側方への剛
性も高められ、これによって車輌用灯具14Aの耐振性が
一段と向上する。
(F−3.その他の振動対策)[第8図] 尚、発明者が突き止めたところによると、支持サポート
を750℃で処理し、その硬度を従来のHV161からHV94にす
ることによって、振動耐久試験におけるフィラメントの
断線時の加速度を従来5Gだったのに対し8Gとし、3Gも向
上せしめることができる。また、フィラメント5の断線
防止対策としてフィラメント5の2重コイル部分24にま
で芯線25を差し込むようにする(実験値によると2重コ
イル24の終端より0.5mm以内までのものが効果的。第8
図参照)ことによって、振動耐久試験におけるフィラメ
ントの断線時の加速度が従来5Gだったのに対し7Gとする
ことができ、2Gも向上せしめることができる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用灯具は、前面が開口した反射鏡体と、反射鏡体の前面
開口を覆うレンズと、反射鏡体とレンズとによって画成
された空間内に配置され後端に略扁平状をしたピンチシ
ール部を有する電球と、基端が反射鏡体に支持され前後
方向に延びる主部と該主部の前端から上方へ垂直に延び
る支柱部と該支柱部の上端から上方斜後方へ延びる傾斜
部と該傾斜部の後端から上記主部と平行に後方へ延びる
保持部とが一体に形成された支持サポートと、電球のピ
ンチシール部に巻着されると共にその下部が上記支持サ
ポートの保持部に支持された保持バンドとを備えたこと
を特徴とする。
従って、本発明車輌用灯具にあっては、支持サポートの
支柱部は、上方へ垂直に延びるものであるため、上下方
向における剛性が高く、当該剛性の高い支柱部で電球の
重量が保持部と傾斜部を介して支えられ、更に、保持バ
ンドはその下部が支持サポートの保持部に支持されるも
のであるから、上記支柱部の振動の際支点になる部分と
保持部によって支持されるものの、即ち電球の重心とが
水平方向の距離においてきわめて近接することになるた
め、支柱部から先の共振周波数が高くなり、一般に共振
点が低い車輌の走行によって車輌用灯具がとりわけ上下
方向に振動をしてもその中に保持された電球に共振が生
じ難く、それだけ耐振性が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明車輌用灯具の第1の実施例を
示すもので第1図は全体の斜視図、第2図は全体の水平
断面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第
4図は金属バンドの正面図、第5図は要部の斜視図、第
6図は第5図における要部を別方向から見た状態の斜視
図、第7図は本発明車輌用灯具の第2の実施例を第3図
に対応した向きで示す断面図、第8図はフィラメントの
変形例を示す拡大図、第9図及び第10図は従来の車輌用
灯具の一例を示し、第9図は斜視図、第10図は要部の水
平断面図である。 符号の説明 1……電球、3……ピンチシール部、 7……反射鏡体、8……レンズ、 14……車輌用灯具、 14A……車輌用灯具、 15……支持サポート、16……主部、 17……支柱部、18……傾斜部、 19……保持部、20……保持バンド、 23……補強部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開口した反射鏡体と、 反射鏡体の前面開口を覆うレンズと、 反射鏡体とレンズとによって画成された空間内に配置さ
    れ後端に略扁平状をしたピンチシール部を有する電球
    と、 基端が反射鏡体に支持され前後方向に延びる主部と該主
    部の前端から上方へ垂直に延びる支柱部と該支柱部の上
    端から上方斜後方へ延びる傾斜部と該傾斜部の後端から
    上記主部と平行に後方へ延びる保持部とが一体に形成さ
    れた支持サポートと、 電球のピンチシール部に巻着されると共にその下部が上
    記支持サポートの保持部に支持された保持バンドと を備えたことを特徴とする車輌用灯具
  2. 【請求項2】保持部の先端から主部の方へ延びると共に
    先端が主部に固着された補強部を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の車輌用灯具
JP62295795A 1987-11-24 1987-11-24 車輌用灯具 Expired - Lifetime JPH0773043B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62295795A JPH0773043B2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 車輌用灯具

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JP62295795A JPH0773043B2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 車輌用灯具

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Publication Number Publication Date
JPH01137559A JPH01137559A (ja) 1989-05-30
JPH0773043B2 true JPH0773043B2 (ja) 1995-08-02

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ID=17825260

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JP62295795A Expired - Lifetime JPH0773043B2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24 車輌用灯具

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56100864U (ja) * 1979-12-29 1981-08-08
JPS5696572U (ja) * 1979-12-24 1981-07-31

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JPH01137559A (ja) 1989-05-30

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