JPH0772922A - 群監視装置 - Google Patents

群監視装置

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JPH0772922A
JPH0772922A JP5222394A JP22239493A JPH0772922A JP H0772922 A JPH0772922 A JP H0772922A JP 5222394 A JP5222394 A JP 5222394A JP 22239493 A JP22239493 A JP 22239493A JP H0772922 A JPH0772922 A JP H0772922A
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JP
Japan
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monitoring device
unit
measurement
data
measurement data
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JP5222394A
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Inventor
Mitsuru Kikuchi
充 菊地
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センター監視装置への異常通知を確実にし、
また、センター監視装置での異常原因の解明を容易にす
る。 【構成】 ローカル監視装置L1 の計測部M1 〜M10
らの計測データが正常データであるかを異常検査ユニッ
ト12aにおいて判定し、その判定結果に基づき計測値
格納ユニット13aで、計測端末受信ユニット21を介
して受信した全計測データと、異常と判定された異常計
測データとを半導体メモリ13bに格納した後ハードデ
ィスク13dに格納し、通信制御ユニット14aによっ
てセンター監視装置3の通信可能な回線を選択してセン
ター監視装置3との回線接続を行い、異常計測データを
送信し、センター監視装置3のキーボード33からの所
望の計測データを指定するデータ伝送要求を受信したと
き、指定された計測データをハードディスク13dから
読み出し、センター監視装置3に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルや工場等に配置さ
れた空調機や電源設備等の状態を監視する監視装置を回
線で接続し遠隔地で監視することの可能な群監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルや工場等に配置された空調機
や電源設備等の状態を監視する場合には、各設備に設け
られた計測器の状況をローカル監視装置によって監視
し、ローカル監視装置を回線を介して接続し、複数のロ
ーカル監視装置での監視結果を遠隔地に配置されたセン
ター監視装置によって、一括して監視するようになされ
ている。そして、例えば、図3に示すように、空調機、
変圧器等の設備に対して、それぞれ、ローカル監視装置
1 〜LN が配設され、各ローカル監視装置L1 〜LN
での監視の結果、異常である場合に、異常計測データが
公衆回線や専用回線等の通信回線4を介してセンター監
視装置3に送信され、センター監視装置3において、表
示装置に異常計測データを表示したり、ブザー音を発生
する等によって、オペレータに異常発生を通知してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の群監視装置においては、ローカル監視装置は、異常
と判定した計測データのみをセンター監視装置に送信
し、異常と判定しなかった計測データは送信していない
ため、例えば、漏水によって電気の短絡が生じたという
異常の場合等、異常の原因が異常計測データを発生した
場所だけでなく、その他の箇所の異常が原因で生じた異
常である場合、また、根本的な原因が異常計測データを
発生した場所ではない場合等に、センター監視装置で
は、異常が発生した場所からの異常計測データだけで
は、異常の発生原因を解明することが困難であるという
未解決の課題がある。
【0004】また、センター監視装置は、通信回線を一
本しか有していないため、センター監視装置とあるロー
カル監視装置とが回線接続され、情報授受を行っている
場合には、他のローカル監視装置とセンター監視装置と
の回線接続を行うことができず、センター監視装置への
異常通報が遅れてしまい、これを回避するために伝送速
度の高速な回線を使用すると、利用価格が高価になって
しまうという未解決の課題もある。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、各ローカル監視装
置での異常情報を確実にセンター監視装置に送信するこ
とができ、また、センター監視装置において、容易に異
常原因の解明を行うことのできる群監視装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に関わる群監視装置は、設備の状態をロー
カル監視装置によって監視し、当該ローカル監視装置で
の監視結果を通信回線を介してセンター監視装置におい
て集中監視するようにした群監視装置において、前記ロ
ーカル監視装置は設備の状態を計測する計測部と、該計
測部での計測結果に基づき異常判定を行う状態検査部
と、該状態検査部での判定結果をもとに前記計測部での
計測結果を格納手段に格納すると共に、少なくとも状態
検査部で異常と判定された計測結果を通信制御部を介し
てセンター監視装置に送信する計測集計部とを備えるこ
とを特徴としている。
【0007】また、請求項2に関わる群監視装置は、請
求項1に記載のセンター監視装置は複数のローカル監視
装置と接続可能な複数回線を有し、ローカル監視装置の
通信制御部は通信可能な回線を選んでセンター監視装置
と回線を接続することを特徴としている。さらに、請求
項3に関わる群監視装置は、請求項1又は請求項2に記
載のセンター監視装置はローカル監視装置に対しデータ
伝送要求を行う指示手段を有し、計測集計部は指示手段
からのデータ伝送要求を受信したとき、指定された計測
データをセンター監視装置に送信することを特徴として
いる。
【0008】
【作用】請求項1に係わる群監視装置は、各設備に設け
られた計測部において計測した設備の状態をもとに、状
態検査部において異常判定を行う。そして、計測集計部
において、状態検査部での異常判定結果が異常であると
き、通信制御部を介して異常計測データをセンター監視
装置に送信すると共に、所定の計測データを格納手段に
格納する。
【0009】また、請求項2に係わる群監視装置におい
ては、ローカル監視装置の通信制御部は、ローカル監視
装置と接続可能なセンター監視装置の複数回線の中か
ら、例えば、他のローカル監視装置と通信を行っていな
い通信可能な回線を選択し、選択した通信回線を介して
センター監視装置とローカル監視装置との通信回線の接
続を行う。
【0010】さらに、請求項3に係わる群監視装置にお
いては、センター監視装置に設けた指示手段によって、
ローカル監視装置に対してデータ伝送要求を行い、計測
集計部では、指示手段からのデータ伝送要求を受信した
とき、指定された計測データを格納手段から読みだして
センター監視装置に送信する。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す概略構成図で
ある。図1において、群監視装置はエアコンや変圧器等
の計測データをもとに監視を行う複数のローカル監視装
置L1 〜LN と、ローカル監視装置L1 〜LN から遠隔
地に配置され、ローカル監視装置L1 〜LN からの監視
結果を一括して監視するセンター監視装置3とから構成
され、ローカル監視装置L1 〜LN とセンター監視装置
3とは、公衆回線、専用回線等の通信回線4によって接
続されている。
【0012】ローカル監視装置L1 〜LN は同一構成で
あり、ここでは、ローカル監視装置L1 について説明す
る。ローカル監視装置L1 は、エアコン、変圧器、温度
計等の電流、電圧、温度等の計測を行うコンピュータ等
の端末で構成された計測部M 1 〜Mn と、計測部M1
n からの計測データをもとに計測データが異常である
か否かを判定する状態検査部12と、状態検査部12で
の計測結果で異常と判定された異常計測データを、通信
制御部14を介してセンター監視装置3に送信すると共
に、所定の計測データを格納し、センター監視装置3か
らデータ伝送要求を入力したとき該当する計測データを
センター監視装置3に送信する計測集計部13とから構
成されている。
【0013】同様に、ローカル監視装置L2 〜LN も同
じ構成であり、例えば、ローカル監視装置LN は、計測
部M1 〜Mm からの計測データの監視を行うものとす
る。一方、センター監視装置3はローカル監視装置L1
〜LN からの計測データを表示する表示装置31と、異
常計測データを受信したとき、ブザー等の警報音を発生
する警報発生部32と、オペレータのキー操作によっ
て、所望の計測データの送信要求を行うデータ伝送要求
を出力する指示手段としての、キーボード33と、指示
手段からのデータ伝送要求を指定したローカル監視装置
に送信し、対応するローカル監視装置からの計測データ
を受信し、表示装置31に表示すると共に、警報発生部
32を制御して警報を発生させる通信制御部34とから
構成されている。
【0014】図2は、ローカル監視装置L1 及びセンタ
ー監視装置3の詳細を説明したブロック図である。ロー
カル監視装置L1 は、例えば、計測部M1 〜M10を有
し、各計測部M1 〜M10は、エアコン、変圧器、温度計
等の監視対象設備にそれぞれ取り付けられ、各計測部M
1 〜M10によって、それぞれの監視対象設備の電流電
圧、温度、警報ランプのON/OFF等の所定の計測を
行い、計測結果、計測時間、計測器名等の情報からなる
計測データを、各計測部M1 〜M10から数10m以内の
長さの伝送線により接続された計測端末受信ユニット2
1に送信する。そして、計測端末受信ユニット21は、
状態検査部12としての異常検査ユニット12aと、計
測集計部13とに、各計測部M1 〜M10から受信した計
測データを送信する。
【0015】異常検査ユニット12aは、予め設定した
基準値と比較すること等によって、受信した各計測デー
タが正常であるか否かを判定し、異常である場合には、
判定結果を異常として計測値格納ユニット13aに送信
する。計測値格納ユニット13aでは、異常検査ユニッ
ト12aから判定結果を受信したとき、計測端末受信ユ
ニット21からの全計測データを読み込み、全計測デー
タの中から、異常検査ユニット12aからの判定結果が
異常である計測データを読み出し、異常であるという異
常情報を付加して異常計測データとして、半導体メモリ
13bに格納すると共に、異常と判定した計測データを
含めた、全計測データを半導体メモリ13bに格納す
る。
【0016】そして、計測値格納ユニット13aから半
導体メモリ13bにこれらの異常計測データと全計測デ
ータとを格納した後、計測値格納ユニット13aはハー
ドディスク制御ユニット13cに半導体メモリ13bに
格納した計測データをハードディスク13dに書き込む
よう書き込み指令を出力し、また、異常計測データをセ
ンター監視装置3に送信する送信指令を、通信制御ユニ
ット14aに送信する。
【0017】ハードディスク制御ユニット13cは、計
測値格納ユニット13aからの書き込み指令と、通信制
御ユニット14aからセンター監視装置3からのデータ
伝送要求とを入力し、計測値格納ユニット13aからの
書き込み指令を受信したとき、半導体メモリ13bに格
納されている全計測データと、異常計測データとをハー
ドディスク13dに格納する。
【0018】このとき、ハードディスク制御ユニット1
3cは、所定の複数回分の計測データを格納するものと
し、例えば、10回分の計測データを格納する場合に
は、ハードディスク13dに、“データ1”、“データ
2”、……、“データ10”というように10種類の記
録名を設け、1回目の計測データから、順に“データ
1”、“データ2”、…として格納し、10回目の計測
データは、“データ10”としてハードディスク13d
に格納する。そして、11回目の計測データは、“デー
タ1”として格納されている第1回目の計測データを削
除し、“データ1”として格納する。
【0019】ここで、半導体メモリ13bとハードディ
スク13dとが格納手段に対応している。一方、通信制
御ユニット14aから、センター監視装置3からのデー
タ伝送要求を入力した場合には、指示された該当する計
測データをハードディスク13cの全計測データから読
み出して、半導体メモリ13bに転送し、転送終了後、
通信制御ユニット14aに格納データ送信指令を出力す
る。
【0020】通信制御ユニット14aは、計測値格納ユ
ニット13aから送信指令を受信したとき、RS−23
2C通信ユニット14bを操作してモデム41を制御
し、通信回線4及びセンター監視装置3の通信制御ユニ
ット34a〜34cの何れかとの回線接続を行い、回線
接続できない場合には、その他の通信制御ユニットとの
回線接続を行い、回線接続ができるまで、順次接続通信
制御ユニットを変更して接続を行う。このとき、予め設
定した所定回数通信制御ユニットの接続を行っても接続
できない場合には、一定時間経過した後、再度回線接続
を行う。ここで、通信制御ユニット14aとRS−23
2C通信ユニット14bとで通信制御部14を形成して
いる。
【0021】そして、センター監視装置3の通信制御ユ
ニット34a〜34cの何れかと回線接続ができたと
き、半導体メモリ13bに格納した異常計測データを通
信回線4を介してセンター監視装置3に送信する。ま
た、通信制御ユニット14aは、ハードディスク制御ユ
ニット13cから格納データ送信指令を受信したとき、
同様にして回線接続を行い、半導体メモリ13bに格納
されているハードディスク13dから読み出した所定の
計測データを通信回線4を介してセンター監視装置3に
送信する。
【0022】一方、センター監視装置3の通信制御部3
4は、複数の接続回線を有し、例えば、通信制御ユニッ
ト34a〜34cと、通信制御ユニット34a〜34c
に対応するRS−232C通信ユニット35a〜35c
とから構成され、通信制御ユニット34aは、RS−2
32C通信ユニット35aによって、モデム42を制御
し、通信制御ユニット34bは、RS−232C通信ユ
ニット35bによって、モデム43を制御し、通信制御
ユニット34cは、RS−232C通信ユニット35c
によって、モデム44を制御する。そして、各通信制御
ユニット34a〜34cは、それぞれ、CRT制御ユニ
ット31と警報発生部32とに接続され、さらに、通信
制御ユニット34cは、キーボード33と接続されてい
る。
【0023】そして、各通信制御ユニット34a〜34
cは、RS−232C通信ユニット35a〜35cを制
御して、それぞれ対応するモデム42〜44を、ローカ
ル監視装置L1 からの回線接続待ち状態にしておき、ロ
ーカル監視装置L1 から回線接続要求がきたとき、ロー
カル監視装置L1 と該当する通信制御ユニットとの回線
を接続して、所定の計測データを受信する。そして、受
信した計測データをCRT制御ユニット31aに送信
し、また、計測データの異常情報の有無を認識し、異常
情報がある場合には、警報発生部32のブザー制御ユニ
ット32aに異常信号を送信する。
【0024】また、通信制御ユニット34cは、オペレ
ータのキーボード33のキー操作等によって、例えば、
計測器名、計測時間等からなるデータ伝送要求が入力さ
れたとき、RS−232C通信ユニット35c及びモデ
ム44を介してローカル監視装置L1 との回線接続を行
い、回線接続ができたとき、データ伝送要求を送信す
る。
【0025】CRT制御ユニット31aは、受信した計
測データを例えば、CRTディスプレイ31bに表示
し、ブザー制御ユニット32aは、異常信号を受信した
とき、ブザー32bによって、警報音を発生させ、オペ
レータに異常を通知する。ここで、ブザー制御ユニット
32aとブザー32bとで、警報発生部32を形成して
いる。
【0026】したがって、例えば、工場の設備の監視
を、図1に示すように、同一構成のローカル監視装置L
1 〜LN によって行い、遠隔地に配設されたセンター監
視装置3によって、ローカル監視装置L1 〜LN からの
監視情報を監視するものとし、例えば、ローカル監視装
置L1 は、10個の計測部を備え、各計測部M1 〜M10
は、図2に示すように、エアコン、変圧器、温度計等に
取り付けられているものとし、同様に、他のローカル監
視装置L2 〜LN の各計測部も計測対象設備に取り付け
られているものとする。
【0027】いま、工場内の各設備は、正常に作動して
いるものとする。例えば、ローカル監視装置L1 の計測
部M1 〜M10では、それぞれ、各設備の電流電圧、温度
等所定の計測項目を定期的に計測し、計測時間、計測機
器等の所定の情報を付加し、計測データとして計測端末
受信ユニット21に送信する。計測端末受信ユニット2
1では、受信した各計測データを異常検査ユニット12
a及び計測値格納ユニット13aに送信し、異常検査ユ
ニット12aでは、予め設定した基準値に基づいて、計
測データが正常であるか否かの判定を行う。この場合、
工場内の各設備は正常に作動しているので、各計測部M
1 〜M10からの計測データは、正常であると判定され、
異常検査ユニット12aから計測値格納ユニット13a
に、計測データの判定結果を正常として送信する。
【0028】計測値格納ユニット13aでは、異常検査
ユニット12aからの判定結果が正常であるので、計測
端末受信ユニット21からの全計測データを半導体メモ
リ13bに全計測データとして格納し、格納終了後計測
値格納ユニット13aから、ハードディスク制御ユニッ
ト13cに対して書き込み指令を送信し、例えば、記録
名を“データ1”として半導体メモリ13bに格納され
ている全計測データをハードディスク13dに格納す
る。
【0029】同様にして、定期的に各設備の電流電圧、
温度等を計測して異常検査ユニット12aで正常である
と判定された場合には、計測値格納ユニット13aから
半導体メモリ13bに全計測データを格納し、ハードデ
ィスク制御ユニット13cからハードディスク13dに
記録名“データ2”として格納する。そして、同様にし
て、ハードディスク13dに10回分の計測データを、
記録名“データ1”から“データ10”として、格納し
た場合には、11回目の計測データは、“データ1”に
格納されている計測データを削除し、11回目の計測デ
ータを“データ1”として格納する。
【0030】また、例えば、工場内設備に温度異常が発
生した場合には、温度計に取り付けられた計測部M10
らの計測データは異常検査ユニット12aにおいて、温
度異常であると判定され、異常検査ユニット12aは、
計測値格納ユニット13aに対して温度計の計測部M10
が異常であるという情報を送信する。計測値格納ユニッ
ト13aでは、異常検査ユニット12aからの判定結果
をもとに、計測端末受信ユニット21からの計測データ
から異常である温度計の計測部M10からの計測データを
読み出し、この異常計測データと全計測データとを半導
体メモリ13bに格納する。
【0031】その後、計測値格納ユニット13aは、通
信制御ユニット14aに異常計測データの送信指令を出
力し、RS−232C通信ユニット14bを操作してモ
デム41を制御し、通信回線4を介してセンター監視装
置3の通信制御ユニット34aとの回線接続を行う。こ
のとき、例えば、通信制御ユニット34aが他のローカ
ル監視装置と回線接続を行っており、回線接続ができな
い場合には、通信制御ユニット14aでは、通信制御ユ
ニット34aに替えて、通信制御ユニット34bとの回
線接続を行う。
【0032】そして、例えば、通信制御ユニット34b
とも回線接続ができない場合には、通信制御ユニット3
4bに替えて通信制御ユニット34cとの回線接続を行
い、回線接続ができたとき、通信制御ユニット14a
は、通信回線4を介して半導体メモリ13bに格納した
異常計測データをセンター監視装置3に送信する。セン
ター監視装置3では、通信制御ユニット34cにおい
て、受信した計測データの異常情報の有無を確認し、こ
の場合異常計測データであり、異常情報が付加されてい
るので、異常計測データをCRT制御ユニット31aに
送信して、CRTディスプレイ31bに表示すると共
に、ブザー制御ユニット32aに異常信号を送信し、ブ
ザー32bによって警報を発生させ、オペレータに異常
が発生したことを通知する。
【0033】異常が発生すると、オペレータは、異常発
生の原因を解明するために、キーボード33から、キー
入力等によって、例えば、異常計測データを送信した計
測器名と、計測時間等の所定の値を入力して、データ伝
送要求を送信する。これによって、通信制御ユニット3
4cとローカル監視装置1の通信制御ユニット14aと
の回線接続が行われ、回線が接続されたとき、キー入力
したデータ伝送要求がローカル監視装置1に送信され、
通信制御ユニット14aを介してハードディスク制御ユ
ニット13cに送信される。そして、ハードディスク制
御ユニット13cはハードディスク13dに格納された
全計測データの中からデータ伝送要求によって、指定さ
れた所定の計測データを半導体メモリ13bに読み出
し、通信制御ユニット14aから、センター監視装置3
に送信する。
【0034】通信制御ユニット34cでは、受信した計
測データは全計測データあるので、CRT制御ユニット
31aに受信した計測データを送信し、CRTディスプ
レイ31bに計測データを表示する。オペレータは、こ
の計測データをもとに、異常計測データの原因解析を行
う。したがって、上記実施例のように、各計測部M1
10からの計測データを、異常検査ユニット12aにお
いて、正常であるか否かを判定し、異常であるとき、異
常計測データをセンター監視装置3に送信すると共に、
異常計測データと全計測データとをハードディスクに格
納し、ハードディスクに複数回分の計測データを格納し
ておき、キーボード等からのキー入力によって、所望の
データを指定することによって、異常発生時のその前後
のある期間の各計測部での計測データを読み出すことが
できるので、互いに影響しあって発生した異常の場合等
には、他の計測器のデータをも容易に認識することがで
きるので、原因解明を容易に行うことができる。
【0035】また、センター監視装置3からの格納デー
タ送信指令は、オペレータによって、必要とする場合
に、必要とするデータのみを送信するようにしたので、
必要最低限の計測データが送信されることになり、デー
タの伝送量を最小限にすることができ、データ伝送時間
を短縮することができるので、ローカル監視装置とセン
ター監視装置との回線接続が容易になり、センター監視
装置への異常通知をより確実に行うことができる。
【0036】さらに、センター監視装置3に複数の回線
を設け、各ローカル監視装置は、空いている通信回線を
選択して回線接続を行うようにしたので、あるローカル
監視装置からセンター監視装置に送信中でも、確実に、
他のローカル監視装置からセンター監視装置へデータ送
信を行うことができ、伝送速度が低速である安価な回線
を利用した場合でも、確実に、異常通報の遅れ等を回避
することができる。
【0037】なお、上記実施例においては、計測値格納
ユニット13aでは、異常検査ユニット12aから判定
結果を受信したとき、異常計測データと、全計測データ
とを計測端末受信ユニット21から読み込んで、半導体
メモリ13aに格納するようになされているが、異常計
測データを送信した計測器に関係する計測器からの計測
データのみを格納したり、異常な計測器の種類に応じ
て、格納する計測データを組み合わせるようにすること
も可能である。
【0038】また、上記実施例では、センター監視装置
3は3本の通信回線を有し、各ローカル監視装置と回線
の接続を行うようになされているが、これに限らず、集
中監視するローカル監視装置の数に応じて、任意の通信
回線を有することが可能である。また、上記実施例で
は、適度な価格と高速性により、計測データを半導体メ
モリ13aに格納し、その後、ハードディスク13dに
格納するようになされているが、応答速度が低速でも支
障がない場合には、直接ハードディスク13dに書き込
むようにすることも可能であり、また、ハードディスク
に限らず、FIFO型メモリ等の格納することも可能で
ある。
【0039】さらに、上記実施例では、ハードディスク
13dに10回分の計測データを格納する場合について
説明したが、これに限らず、ハードディスク13dで格
納することの可能な容量によって、自由に設定すること
ができる。さらにまた、上記実施例においては、キーボ
ードによって、詳細データの送信指示を行っているが、
キーボードに限らず、複数個の固定ボタン等によって、
指示することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に関わる
群監視装置によれば、計測部において計測した設備状態
に対して、状態検査部において異常判定を行い、計測集
計部において、その異常判定結果をもとに計測部からの
計測結果のうち所定の計測結果を格納手段に格納すると
共に、異常と判定された計測結果を通信制御部を介して
センター監視装置に送信することにより、所定の計測結
果を格納しておくことができ、これら格納した計測結果
を参照することによって、異常発生時の異常原因の解明
を容易に行うことができる。
【0041】また、請求項2に関わる群監視装置によれ
ば、センター監視装置に、複数のローカル監視装置と接
続可能な複数回線を備え、ローカル監視装置の通信制御
部は、ローカル監視装置と接続可能な複数回線の中から
通信可能な回線を選択してセンター監視装置を回線を接
続することによって、ローカル監視装置とセンター監視
装置との通信回線を確実に接続することができる。
【0042】さらに、請求項3に関わる群監視装置によ
れば、センター監視装置の指示手段によって、データ伝
送要求を送信することによって、ローカル監視装置の計
測集計部において、データ伝送要求によって指定された
計測データをセンター監視装置に送信することによっ
て、センター監視装置においては、所望の計測データを
容易に読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した群監視装置の概略構成図であ
る。
【図2】群監視装置の詳細を示すブロック図である。
【図3】従来の群監視装置の概略構成図である。
【符号の説明】
3 センター監視装置 4 通信回線 12 状態検査部 13 計測集計部 14 通信制御部 L1 〜LN ローカル監視装置 M1 〜Mn 計測部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備の状態をローカル監視装置によって
    監視し、当該ローカル監視装置での監視結果を通信回線
    を介してセンター監視装置において集中監視するように
    した群監視装置において、前記ローカル監視装置は設備
    の状態を計測する計測部と、該計測部での計測結果に基
    づき異常判定を行う状態検査部と、該状態検査部での判
    定結果をもとに前記計測部での計測結果を格納手段に格
    納すると共に、少なくとも状態検査部で異常と判定され
    た計測結果を通信制御部を介してセンター監視装置に送
    信する計測集計部とを備えることを特徴とする群監視装
    置。
  2. 【請求項2】 前記センター監視装置は複数のローカル
    監視装置と接続可能な複数回線を有し、前記ローカル監
    視装置の通信制御部は通信可能な回線を選んでセンター
    監視装置と回線を接続することを特徴とする請求項1記
    載の群監視装置。
  3. 【請求項3】 前記センター監視装置は前記ローカル監
    視装置に対しデータ伝送要求を行う指示手段を有し、前
    記計測集計部は前記指示手段からのデータ伝送要求を受
    信したとき、指定された計測データを前記センター監視
    装置に送信することを特徴とする上記請求項1又は2記
    載の群監視装置。
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