JPH077291Y2 - タイル目地拭取装置 - Google Patents

タイル目地拭取装置

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JPH077291Y2
JPH077291Y2 JP1988106441U JP10644188U JPH077291Y2 JP H077291 Y2 JPH077291 Y2 JP H077291Y2 JP 1988106441 U JP1988106441 U JP 1988106441U JP 10644188 U JP10644188 U JP 10644188U JP H077291 Y2 JPH077291 Y2 JP H077291Y2
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JP
Japan
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wiping
tile
belt
tile panel
cleaning
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988106441U
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English (en)
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JPH0229437U (ja
Inventor
九州男 細野
信夫 足立
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、目地剤充填後のタイルパネル表面の拭取を効
果的に行なうための装置に関する。
(従来の技術) 従来、タイルパネルに目地剤を充填した後、タイルの表
面に付着した余分の目地を自動で拭取る装置としては、
例えば特公昭63−8826号のような装置が知られている。
この装置は、タイルパネル上を所定方向に移動可能な移
動部を備えており、この移動部の下面には、2本の洗浄
ローラーが並設されている。そしてこのローラーは各々
独立して上下動するよう構成され、上方に引き上げた際
ローラーを洗浄すべく、各ローラーの上部にはそれぞれ
の洗浄タンクが設けられている。こうして一方のローラ
ーを降下させてタイル表面の拭取を行なう間に他方のロ
ーラーは上方に引き上げて洗浄タンクに収容せしめて洗
浄し、これを交互に繰り返しながらタイルパネル上を一
定方向に移動するというものであった。更にこの際、ロ
ーラーの移動方向がタイルパネルの目地方向と一致する
場合、目地部の当接がローラーの一つの円周上に集中す
ることになり、洗浄能力が低下するため、上記例の場
合、タイルパネルを移送方向に対して斜めにずらして載
置するという手段を講じていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の装置にあっては、洗浄タンク付のローラ
ーが2個必須となり、又このローラーを独立して上下動
させるための装置が必要とされるのみならず、上記例の
ように斜めにタイルパネルを載置させるためにはそれな
りの機構が必要とされ装置全体が大がかりとなり又載置
にも手間もかかるといった問題があった。
そこで、設備構成が簡素で拭取り効果が高く、しかも迅
速に拭取り作業を行うことの出来る装置が望まれてい
た。
(課題を解決するための手段) 本考案はかかる課題に鑑み、タイルパネルを所定方向に
移動させながらタイル目地を拭取るようにしたタイル目
地拭取装置において、駆動装置と連結する2本の平行な
拭取ベルトをタイルパネル上に配設してタイルパネルの
移動方向と直交する方向に無限軌道状に走行可能とし、
各軌道面の拭取作業を行う部分に、各拭取ベルトを下方
に押圧する各調圧板を設けて当該部の拭取ベルト下面を
フラットに構成するとともに、各軌道径路の途中に洗浄
液を蓄えた洗浄タンクと、各洗浄液中に下半体を没し且
つ外周部が格子状のロッドで形成される回転体を設け
て、これら回転体を係合せしめた各拭取ベルトが洗浄液
中を走行するようにした。そして前記2本の平行な拭取
ベルトを夫々逆方向に走行駆動するよう構成した。
(作用) タイルパネルを所定方向に移動させ、この移動方向と直
交方向に拭取ベルトを走行駆動させるような装置構成に
よって、設備が簡素化され、しかも拭取り作業の迅速化
が図れる。
この際、拭取り作業を行う部分の拭取ベルト下面が調圧
板によってフラットとされているが、例えば調圧板の大
きさ等を変化させればタイルパネルの拭取り面積の調整
が容易に行える。
また、洗浄液中を走行する拭取ベルトに回転体を係合さ
せて拭取ベルトに含まれる汚れた洗浄液を絞り出すが、
この際、回転体の外周面を格子状のロッドにすること
で、汚れた洗浄液はロッドの隙間から回転体の内部に向
けても絞り出され、洗浄効果が高まる。
また、拭取ベルトによってタイルパネルの移動方向と直
交する方向に拭取って行く方式では、拭取ベルトが最初
に接触する側の端部ほど綺麗に拭取られ、反対側の端部
に向かうほど拭取り効果が低下する傾向になるが、2本
の平行な拭取ベルトを逆方向に回転駆動することで、両
端部とも綺麗に拭取ることが出来る。
(実施例) 本考案のタイル目地拭取装置の実施例について添付した
図面に基づき説明する。
第1図は拭取装置の一実施例を示す平面図、第2図は同
装置の側面図、第3図は同装置の正面図である。
タイル目地拭取装置1は、移動パレット2が載置される
移送用フレーム3の所定箇所を跨ぐように架台4を設
け、この架台4に駆動部5と拭取部6を取付けている。
駆動部5は駆動装置としての駆動モータ7を備え、この
駆動モータ7は架台4の外側方に取り付けられ、その出
力軸と該出力軸上方のプーリー8はベルト9で連結され
ている。又このプーリー8はギア列を介して後述する上
部ローラー11と連結している。
一方、拭取部6は移送用フレーム3より上方に周設され
る拭取ベルト10を備え、この拭取ベルト10は架台4から
突出する上部ローラー11,12及び下方のガイドローラー1
3,13によってパレットの移送方向に直交する方向に無限
軌道状に構成されている。そして軌道下面はガイドロー
ラー13,13によって移送用フレーム3より僅かに高い位
置でフラットとなり、このフラットとなった拭取ベルト
10の上方には該拭取ベルト10の逃げを防止するため調圧
板19が取り付けられている。そしてその下方にタイルパ
ネルTが移動パレット2ごと搬送されると拭取ベルト10
下面がタイルパネルT上面に一定圧で密着するよう構成
している。又この拭取ベルト10はスポンジ体で形成され
ている。又上部ローラー11と12の間の架台4には洗浄水
を蓄えた洗浄タンク14が取り付けられ、この洗浄タンク
14は上面が開口部となって前記拭取ベルト10がこの開口
部から導入されている。すなわち該洗浄タンク14の近傍
上部には架台4から突出する回転体15が設けられ、拭取
ベルト10はこの回転体15に係合するとともに、該回転体
15の下半体とともに洗浄水の中に没している。この回転
体15は第4図の拡大図に示すように円周外側を格子状の
ロッドで形成しており、スポンジ体の拭取ベルト10を水
中で洗浄するのに効果あらしめる形状としている。又洗
浄タンクには複数の循環パイプ16が連結しており、汚濁
した洗浄水が循環可能となるよう構成されている。更に
この洗浄タンク14の出口付近には水切りローラー17及び
18が設けられ、拭取ベルト10の水分を調整する。又この
水切りローラー17はローラー18の方に移動調整自在とな
っている。
以上のように構成された拭取部5は、本実施例の場合前
記駆動モータ7を挟んで2体並設され、一方の拭取ベル
ト10′は逆方向に回転している。これは拭取り後の目地
に拭取ベルトの軌跡が生じるのを防ぐとともに、片側端
部側だけが綺麗になるのを避けるためである。
このようなタイル目地拭取装置において、移送用フレー
ム3上を自走する移動パレット2がタイルパネルTを載
置せしめて移動してくると拭取ベルト10,10′がタイル
パネル表面を擦りながら走行し、余分の目地を拭取り、
移動パレットが通過した時はタイルパネル全面の拭取が
完了している。この際、拭取ベルト10,10′は洗浄水で
洗浄されながら拭取るため仕上がりが綺麗である。
尚、本実施例では拭取ベルトを2本使用した例を示して
いるが、むろん2本に限られることはない。又タイルパ
ネル側を固定して拭取装置本体を移動させるよう構成し
てもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上のようにタイルパネルの移動方向に直交
する方向に走行する拭取ベルトによってタイル目地を拭
取り、その後、拭取ベルトを洗浄液中を走行させつつ回
転体に係合させて洗浄効果を高めるようにしたため、装
置が非常に簡単になったばかりでなく、スピーディな拭
取が出来又仕上がりが綺麗になるという効果を奏した。
又従来ローラー方式にあったような不具合すなわち目地
部の当接がローラーの一つの円周上に集中するといった
不具合もないためタイルパネルの載置方向を心配すると
いうこともない。
更に、2本の拭取ベルトを夫々逆方向に回転駆動するこ
とでタイルパネルの両端側共に綺麗に拭取ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のタイル目地拭取装置の実施例を示す平
面図、第2図は同装置の側面図、第3図は同装置の正面
図、第4図は回転体の部分拡大図を示す。 尚、図面中、1はタイル目地拭取装置、2は移動パレッ
ト、3は移送用フレーム、4は架台、5は駆動部、6は
拭取部、7は駆動モータ、8はプーリー、9はベルト、
10,10′は拭取ベルト、11,12は上部ローラー、13はガイ
ドローラー、14は洗浄タンク、15は回転体、16は循環パ
イプ、17,18は水切ローラー、19は調圧板、Tはタイル
パネルを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイルパネルを所定方向に移動させながら
    タイル目地を拭取るようにしたタイル目地拭取装置にお
    いて、駆動装置と連結する2本の平行な拭取ベルトを前
    記タイルパネル上に配設してタイルパネルの移動方向と
    直交する方向に無限軌道状に走行可能とし、各軌道面の
    拭取作業を行う部分に、各拭取ベルトを下方に押圧する
    各調圧板を設けて当該部の拭取ベルト下面をフラットに
    構成するとともに、各軌道径路の途中に洗浄液を蓄えた
    洗浄タンクと、これら洗浄液中に下半体を没し且つ外周
    部が格子状のロッドで形成される回転体を設けて、各回
    転体に係合せしめた各拭取ベルトが洗浄液中を走行する
    ようにし、且つ前記2本の平行な拭取ベルトを夫々逆方
    向に走行駆動することを特徴とするタイル目地拭取装
    置。
JP1988106441U 1988-08-11 1988-08-11 タイル目地拭取装置 Expired - Lifetime JPH077291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106441U JPH077291Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 タイル目地拭取装置

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JP1988106441U JPH077291Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 タイル目地拭取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0229437U JPH0229437U (ja) 1990-02-26
JPH077291Y2 true JPH077291Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31339958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988106441U Expired - Lifetime JPH077291Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 タイル目地拭取装置

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JP (1) JPH077291Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061435B2 (ja) * 1986-06-27 1994-01-05 松下電器産業株式会社 演算処理装置
JPS6348678A (ja) * 1986-08-15 1988-03-01 Hitachi Ltd 表面清掃装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0229437U (ja) 1990-02-26

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