JPH0772884B2 - コンピュータ・システム - Google Patents

コンピュータ・システム

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JPH0772884B2
JPH0772884B2 JP4052138A JP5213892A JPH0772884B2 JP H0772884 B2 JPH0772884 B2 JP H0772884B2 JP 4052138 A JP4052138 A JP 4052138A JP 5213892 A JP5213892 A JP 5213892A JP H0772884 B2 JPH0772884 B2 JP H0772884B2
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ユージン・ポール・ヘフェロン
ケニス・ジェームズ・オークス
アレン・ハーマン・プレストン
デーヴィッド・エメット・スタッキ
リズリー・ウッド・ワイマン
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/161Computing infrastructure, e.g. computer clusters, blade chassis or hardware partitioning

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャネル・サブシステ
ム内のシステム入出力構成を変更することに関し、より
具体的には、正常なシステム稼働時にパワーオン・リセ
ット(POR)なしで最低限の活動停止だけで変更が行
えるように、システム入出力構成を動的に変更すること
に関する。
【0002】
【従来の技術】大型データ処理導入システムは、通常1
台または複数のシステム(本明細書では中央演算処理コ
ンプレックスとも呼ぶ)を有し、各システムが1台また
は複数の中央演算処理装置(CPU)を有し、各システ
ムが1台または複数の接続された入出力装置を有し、あ
るいは他のシステムに接続されている。そのようなシス
テムは、通常、IBMのMVS/ESAオペレーティン
グ・システムなどの制御プログラムによって管理され
る。
【0003】そのようなシステムは高度のモジュール性
をもつので、入出力装置を追加、削除、または交換する
ことは日常的な出来事である。特定の入出力構成を、シ
ステムのハードウェア諸要素とオペレーティング・シス
テム・ソフトウェアの両方に対して定義しなければなら
ず、チャネル経路、制御装置または入出力装置の追加、
削除、または変更によって引き起こされた入出力構成の
変更を、ハードウェア定義及びソフトウェア定義に反映
させなければならない。
【0004】過去には、システムの現在の処理を活動停
止させずにシステムの入出力構成を変更することは多少
困難な問題であった。通常の手順は、システム上での作
業の処理を停止し、物理的接続、切断、または再接続を
実行することによって各種装置を追加、削除、または変
更し、次にハードウェアをパワーオン・リセットし、オ
ペレーティング・システムを初期プログラム・ロード
(IPL)して、ソフトウェア定義及びハードウェア定
義を再確立し、再び処理または作業を開始するものであ
る。
【0005】この過程は、容認できないほど活動停止時
間が長く、ほとんどの場合にコストがかかる。なぜな
ら、再構成が実行されている間、システムをおそらく長
時間遊ばせておくことが必要になるからである。そのよ
うな構成変更中にシステム処理に与える影響を低減する
ために考案された方式の1つは、新しい入出力装置を将
来追加するときに利用できる、各種予備装置用の諸定義
及び関連制御ブロックを含めることによって、入出力構
成を過剰定義するものである。そのような予約された定
義の数は、注意深い計画の対象であり、場合によっては
知的推測作業を要する。この方式では、未使用制御ブロ
ックの予約によってスペースが浪費されるので、装置定
義の追加だけが可能で、その削除はできず、装置タイプ
の間違った指定の訂正などある種の変更には依然として
システムの再初期設定が必要である。さらに、この方式
は、入出力構成定義中で装置経路情報(すなわちチャネ
ル−制御装置−入出力装置の接続)を指定することを必
要とする。プランが変更された場合、この装置経路情報
を指定し直す必要があり、入出力構成定義を再初期設定
するために以後のPOR及びIPLが必要である。
【0006】他の方式では、制御ブロックの事前予約な
しで装置定義の動的追加が可能であるが、装置定義の削
除は扱わない。というのは、そのような削除を実施する
と、削除される入出力装置を使用している進行中のシス
テム作業の取扱いの問題が出てくるからである。この状
況を処理する伝統的な方法は、進行中の処理に悪影響を
及ぼさずに入出力装置を切断でき装置定義を削除できる
ように、システムを「休止」させる(新しい作業を開始
しないで進行中の作業を完了する)ことであった。さら
に別の方式では、既存の装置定義の特徴を変更するが、
現在の作業を停止しなければならないか否か、及び装置
の追加または削除をどのように処理するかという問題は
未解決のまま残る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タ処理システムのハードウェア入出力構成を動的に変更
する機構を提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、PORなしで入出力
構成内の諸要素の定義を追加、削除、または変更するよ
うチャネル・サブシステムに指令する機構を提供するこ
とである。
【0009】本発明の別の目的は、入出力構成定義の要
素の追加、削除、または変更命令がうまく完了したかど
うかを示すための、チャネル・サブシステムから中央演
算処理装置への応答機構を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力構成定
義の諸要素の追加、削除、及び変更のための、中央演算
処理装置から入出力構成ハードウェアへの命令を提供す
る。これらの命令は、中央演算処理コンプレックスの処
理を活動停止せず、かつPORを必要とせずに、チャネ
ル・サブシステム・プロセッサ内の入出力プロセッサに
よって実行される。
【0011】
【実施例】
図1は、本明細書では中央演算処理コンプレックス(C
PC)100とも呼ぶデータ処理システムのブロック・
ダイアグラムである。CPC100は、中央演算処理装
置(CPU)102、主記憶装置104、及びプロセッ
サ・コントローラを含む。主記憶装置104は、周知の
ようにデータ及びプログラムとして配列された命令を記
憶する。IBMのMVS/ESAオペレーティング・シ
ステムなどの制御プログラムは、通常、データ処理シス
テム上の動作を管理する。またCPC100は、チャネ
ル・サブシステム・プロセッサ112と、システムのハ
ードウェア・システム・エリア(HSA)記憶域115
を含むデータ記憶装置とを含むチャネル・サブシステム
106を含む。HSA115は、システム・ハードウェ
アの構成を定義するデータを含む記憶域であり、通常、
メモリ104の非プログラム・アドレス可能部分内にあ
る。この理由から、HSA115は、メモリ104とは
別個のものとして示されており、チャネル・サブシステ
ム106の独立した部分と考えることができる。
【0012】米国特許出願第676603号に記述され
ているように、ハードウェア構成定義(HCD)プログ
ラム116は、入出力定義ファイル(IODF)118
内の現在のシステム入出力構成の表現、及び同じまたは
異なるファイル内の将来の構成の表現を作成する、構成
定義プログラムである。現在の表現は、IODF118
内で1と指定され、将来の表現は2と指定される。入出
力構成プログラム(IOCP)は、IODF内の表現を
取り、それをプロセッサ・コントローラ110に供給し
て、入出力構成定義(IOCDS)データ・セット12
0を作成させる。このデータ・セット120は、データ
処理システムのハードウェアがその構成を定義するため
に使用する。POR時に、チャネル・サブシステム・プ
ロセッサ112内のマイクロコード式入出力プロセッサ
122は、IOCDS120を使用して、HSA115
内に現在のシステム入出力構成の表現を作成する。HS
A115は、ソフトウェア内の構成とは独立なチャネル
・サブシステム106のすべての入出力機能のためにハ
ードウェアによって使用される。これについては後で考
察する。現在のシステム入出力構成を表すHSA115
の正確な内容は、使用するデータ処理システムに依存す
るが、当技術分野でよく理解されているので、これ以上
検討しない。
【0013】メモリ104の共通プログラム記憶域は、
CPC100のソフトウェアが使用する入出力構成を定
義する、ユニット制御ブロック(UCB)124を含
む。IODF118内の構成定義は、初期プログラム・
ロード(IPL)時にMVS/ESAオペレーティング
・システムがUCB124を作成するために使用する。
ハードウェアとソフトウェアの間の役割分担がこれで理
解されよう。IOCPがIOCDS120を作成した後
にIODF118の変更があった場合、この変更はIP
L時にUCB124内で反映されるが、POR時にHS
A115内では反映されない。HCD116内の活動化
コマンドが、IODF118内で1と指定された現在の
定義と、2と指定された将来の定義を比較し、構成変更
ブロック(CCB)126を作成する。CCB126
は、多数のエントリを含み、各エントリは、ソフトウェ
ア構成が将来の構成定義2に合致するようにUCB12
4の1つを変更するのに必要な情報を含む。
【0014】コマンド・ブロック130は、メモリ10
4内でCCB126内のエントリから作成され、HSA
115内のハードウェア構成を変更するための情報を含
むコマンド要求(REQ)ブロックを含む。コマンド・
ブロック130のアドレスは汎用レジスタの1つにロー
ドされる。次に、HSA115を変更するために所望の
コマンドを実行するよう入出力プロセッサ122に指令
するチャネル・サブシステム呼出し(CHSC)命令が
発行される。
【0015】CHSCコマンドの実行中、状況情報が入
出力プロセッサ122によってコマンド応答(RES
P)ブロック内に記憶される。CHSCコマンドの実行
後、CPU102がコマンド・ブロック130のRES
Pブロックに照会してCHSCコマンドによって要求さ
れた変更の状況を決定できるように、CPU102への
CHSC割込みが行われる。
【0016】図2は、制御装置11及び12に接続され
た入出力装置17を有する入出力構成の1例のブロック
・ダイアグラムである。制御装置11はリンク141に
よってチャネルA140に接続され、制御装置12はリ
ンク143によってチャネルB142に接続されてい
る。チャネル140及び142は図1のチャネル・サブ
システム106の一部分であり、チャネル経路識別(C
HPID)番号によって識別される。チャネル経路はチ
ャネルから制御装置への経路として定義され、本実施例
では、チャネルA140についてはCHPID10とし
て、チャネルB142についてはCHPID20として
識別される。チャネル経路は、IBMからESCONの
商標で市販されている動的スイッチなどのスイッチを含
むことが可能なことを理解されたい。各入出力装置は、
少なくとも1本のサブチャネルに接続され、各サブチャ
ネルは固有のサブチャネル番号(本実施例では17)に
よって識別される。
【0017】CPC100が論理区分(LPAR)モー
ドにあるとき、チャネル140及び142はそれぞれ、
共通の入出力装置17にアクセスするために使用される
対応する固有サブチャネルを有し、別々の区画内に位置
することが可能なことを理解されたい。
【0018】本発明のCHSCコマンドは、チャネル経
路構成変更コマンド、制御装置構成変更コマンド、及び
入出力装置構成変更コマンドであり、以下で説明する。
【0019】チャネル経路構成の変更 チャネル経路構成変更コマンドは、入出力構成定義にお
けるチャネル経路の記述を追加または削除するために使
用される。
【0020】このCHSCコマンドの以後の説明では、
「入出力構成定義」という用語は入出力動作を制御する
ためにチャネル・サブシステムによって使用される入出
力構成定義を意味するものとして使用する。
【0021】実行すべき動作の指定、及び入出力構成定
義を変更するために必要な情報は、コマンド要求ブロッ
ク内で提供される。
【0022】以下の規則が、チャネル経路構成変更コマ
ンドに適用される。追加動作については、入出力構成定
義は、指定されたチャネル経路の記述をすでに含んでい
てはならない。追加動作または削除動作については、入
出力構成定義は、関連制御装置が指定されたチャネル経
路に接続されていることを示すどんな制御装置記述をも
含んでいてはならない。追加動作または削除動作につい
ては、チャネル・サブシステムは、構成モードで動作し
ていなければならない。削除動作については、入出力構
成定義は、指定されたチャネル経路の記述を含んでいな
ければならない。
【0023】チャネル経路記述の追加の成功と同時に、
関連チャネル経路は未構成の状態にある。より正確に
は、そのチャネル経路がスタンバイ状態にあるか、予約
済み状態にあるか、または認識されていない状態にある
かどうかは、CHSCコマンドが実行されるときに存在
する物理的チャネル経路状態に依存する。
【0024】チャネル経路構成変更用のコマンド要求ブ
ロックは、図3に示す形式を有し、その内容は以下のよ
うに定義される。
【0025】L1:ワード0のバイト0−1は、184
バイトのコマンド要求ブロック長を指定する16進値0
0B8を含む。
【0026】コマンド・コード:ワード0のバイト2−
3は、チャネル経路構成変更コマンドを指定する16進
値4011を含む。
【0027】命令コード(OC):ワード1のビット0
−1は、実行すべきチャネル経路構成動作のタイプを指
定する値を含む。コマンド要求ブロックの要求データ域
のどのフィールドが使用されるかは、実行される動作に
依存する。
【0028】要求された動作を実行する際に使用される
可能性があるかどうか調べられるように指定されていな
い要求データ域のフィールドの内容は、無視される。各
値の意味は以下の通りである。 0 指定されたチャネル経路の記述を入出力構成定義に
追加する。これらのフィールドはすべて追加動作を実行
する際に使用されるかどうか調べられる。 1 予備(未定義)。 2 指定されたチャネル経路の記述を入出力構成定義か
ら削除する。CHPIDフィールドが、削除動作を実行
する際に使用されるかどうか調べられる。 3 予備(未定義)。
【0029】追加動作及び削除動作は、チャネル・サブ
システム内で入出力構成変更済み条件をセットさせる。
【0030】追加動作及び削除動作が成功すると、チャ
ネル・サブシステムは指定されたプログラム・パラメー
タを保持する。チャネル・サブシステム内に現プログラ
ム・パラメータがある場合は、それを置き換える。
【0031】チャネル・サブシステムが16進応答コー
ド0001を記憶しようと試みたとき、たとえその試み
が成功しなくても動作は成功したと見なされる。このC
HSCコマンドの以後の説明では、記憶されている16
進応答コード0001の参照は、その応答コードを記憶
しようとする試みが成功しなかった場合をも暗示的に含
むものとする。
【0032】予備域:ワード1のビット2−15及び2
0−31、ワード2のビット4−31、ワード8、ワー
ド9のバイト3、ワード43及び44のバイト1−3、
ワード45は予備域であり、0でなければならない。
【0033】命令コード修飾子(OCQ):ワード1の
ビット16−19は、OCフィールドによって指定され
た動作を修飾する値を含む。OCQフィールドの各値の
意味は以下の通りである。 0 OCフィールドによって指定された動作がOCQフ
ィールドによって修正されない。 1 すべての区画:すべての区画は、候補区画フィール
ドの内容とは独立に指定されたチャネル経路にアクセス
する候補であると見なされる。ワード10−42は、指
定されたチャネル経路への初期アクセス権を有する区画
のリストを構築するためにだけ使用される。このOCQ
値は、OCフィールドが追加動作を指定し、かつCPC
が論理的区分(LPAR)モードにあるときだけ指定す
ることができる。 2 選択された区画:ワード10−42は、指定された
チャネル経路にアクセスする候補である区画のリスト、
及び指定されたチャネル経路への初期アクセス権を有す
る区画のリストを構築するために使用される。このOC
Q値は、OCフィールドが追加動作を指定し、かつCP
CがLPARモードにあるときだけ指定することができ
る。 3−15 予備(未定義)。
【0034】キー:ワード2のビット0−3は、コマン
ドによって開始される非同期動作のためにコマンド要求
ブロック及びコマンド応答ブロックにアクセスするため
にチャネル・サブシステムによって使用される記憶装置
アクセス・キーを含む。
【0035】ワード3のバイト1:ワード3のバイト1
は値1を含む。
【0036】サブチャネル番号:ワード3のバイト2−
3は、CHSC実行と非同期的な動作を実行するために
使用されるCHSCサブチャネルの2進番号を含む。
【0037】プログラム・パラメータ:ワード4−7
は、プログラムがこのチャネル経路構成変更コマンドと
関連づける値を含む。
【0038】チャネル経路識別子(CHPID):ワー
ド9のバイト0は、チャネル経路構成変更コマンドの対
象であるチャネル経路のCHPIDを指定する。
【0039】チャネル経路・タイプ(CHPT):ワー
ド9のバイト1は、指定されたチャネル経路のタイプを
指定する。ビットの有効な組合せは以下の通りである。 ビット 01234567 機能 00000000 予備(未定義) 00000001 並列ブロック−マルチプレクサ・チャネル経路 00000010 並列バイト−マルチプレクサ・チャネル経路 00000011 直列入出力チャネル経路 00000100 予備(未定義) 00000101 予備(未定義) 00000110 ファイバ延長チャネル経路 00000111 固有インターフェース その他のビットの組合せは未定義で予備用である。
【0040】チャネル経路特性(CHPC):ワード9
のバイト2は指定されたチャネル経路の特性を指定す
る。1のとき、ビット0−7の意味は以下の通りであ
る。 ビット 意味 0 CTCA:指定されたチャネル経路が、指定され
たチャネル経路を含むCPC内のチャネル−チャネル・
アダプタへのアクセスを行うために使用できる。このビ
ットは、CHPTフィールドが直列入出力チャネル経路
を指定するときだけ1となることができる。 1−7 予備(未定義)
【0041】候補区画:ワード10のバイト0−1は、
区画名フィールド内の8バイト・エントリのうちのどれ
が有効な区画名を含むかを指定する。各有効区画名は、
指定されたチャネル経路へのアクセス権を有する候補で
ある区画を識別する。候補区画フィールドのビット0−
15は、左から右に区画名フィールド内の16個の8バ
イト・エントリの各々と対応する。候補区画フィールド
は、OCQフィールドが1または2の値を含むときだけ
意味をもつ。
【0042】アクセス区画:ワード10のバイト2−3
は、有効区画名によって指定された区画のうちのどれが
指定されたチャネル経路への初期アクセス権をもつかを
指定する。アクセス区画フィールドのビット0−15
は、左から右に区画名フィールド内の16個の8バイト
・エントリの各々と対応する。アクセス区画フィールド
内で1にセットされたビットは、候補区画フィールド内
で1にセットされたビットのサブセットでなければなら
ない。アクセス区画フィールドは、OCQフィールドが
1または2の値を含むときだけ意味をもつ。
【0043】区画名:区画名フィールドのバイト0から
始めて、連続する16個の8バイト・フィールドの各々
は、8文字(EBCDIC)の区画名を含むことができ
る。有効区画名を含む8バイト・フィールドは、候補区
画フィールド内で1であるビットによって決定される。
区画名フィールドは、OCQフィールドが1または2の
値を含むときだけ意味をもつ。
【0044】スイッチ妥当性(SWTV):これが1の
とき、ワード43のバイト0のビット0は、SWTNフ
ィールドが有効な情報を含むことを指定する。0のと
き、ワード43のバイト0のビット0は、SWTNフィ
ールドが有効な情報を含まないことを指定する。ワード
43のバイト0のビット1−7は予備用であり、0でな
ければならない。
【0045】CHPTフィールドが並列チャネル経路を
指定するとき、SWTVフィールドのビット0は意味を
もたず、無視される。
【0046】スイッチ番号(SWTN):SWTVフィ
ールドのビット0が1であるとき、ワード44のバイト
0は指定されたチャネル経路上のスイッチの固有識別子
を含む。
【0047】チャネル経路構成変更用のコマンド応答ブ
ロックは、図4に示す形式を有し、その内容は以下のよ
うに定義される。
【0048】L2:ワード0のバイト0−1は、コマン
ド応答ブロックの長さをバイト数で指定する。その長さ
は、チャネル経路構成変更コマンドを実行する試みの結
果として記憶される応答コードに依存する。
【0049】16進数0001以外の応答コードが応答
コード・フィールド内に記憶されている場合、L2はコ
マンド応答ブロックの8バイトの長さを指定する。16
進数0001の応答コードが応答コード・フィールド内
に記憶されている場合、L2は16バイトの長さを指定
する。
【0050】応答コード:ワード0のバイト2−3は、
チャネル経路構成変更コマンドを実行する試みの結果を
記述する16ビットの符号なし2進整数を含む。有効な
応答コードは、16進数0001、0003、000
4、及び次節「特別条件」にリストするコマンド特有の
応答コードである。
【0051】応答コード・フィールドが16進数000
1を含むとき、チャネル・サブシステムは要求された入
出力構成定義の変更を成功裏に完了している。
【0052】応答コード・フィールドが16進数000
1以外の応答コードを含むとき、入出力構成定義の変更
は行われず、チャネル・サブシステム内の入出力構成変
更済み条件は影響を受けず、プログラム・パラメータ・
フィールドの内容は無視される。
【0053】チャネル経路構成変更コマンドの実行によ
って条件コード1がセットされた場合、チャネル・サブ
システムは、要求された入出力構成定義の変更の実行を
非同期的に試みるイニシアティブを与えられている。そ
の試みの完了は、CHSCサブチャネル入出力割込みに
よって示され、その試みの結果はコマンド応答ブロック
内の応答コードによって指示される。
【0054】予備域:ワード1及び3、及びワード2の
ビット0−23は予備用であり、0である。
【0055】応答修飾子(RQ):応答コード・フィー
ルドが、要求された構成変更が発生したことを示す16
進数0001を含むとき、応答修飾子フィールドは、そ
の変更に関連する条件に関する情報を提供する値を含
む。各値の意味は以下の通りである。 0 構成変更と関連する特別の条件はない。 1 構成変更のためのプログラムによって提供された情
報が、物理的構成と合致しない。 2−255 予備(未定義)。
【0056】特別条件 16進数0001以外の応答コードがコマンド応答ブロ
ックの応答コード・フィールド内に記憶されている場
合、特別の条件が存在する。特別の条件が指示されたと
き、入出力構成定義は不変である。各特別条件の記述の
後に、関連する応答コードの特性を指定する記号が続
く。これらの記号及びそれらの意味は以下の通りであ
る。 記号 意味 A 命令コードが追加動作を指定するとき、応答コー
ドが指定できる。 D 命令コードが削除動作を指定するとき、応答コー
ドが指定できる。
【0057】チャネル経路構成変更コマンド用の特別条
件応答コードは、以下の通りである。
【0058】‘0003’:16進応答コード0003
は以下の理由で提示される。(A、D)L1フィールド
が、16進数00B8以外の値を含む。OCフィールド
が、1または3の値を含む。ワード1のビット2−15
及び20−31、ワード2のビット4−31、ワード
8、ワード9のバイト3、ワード43及び44のバイト
1−3、及びワード45がすべて0ではない。
【0059】‘0004’:このコマンドがモデル上で
導入されていない場合、16進応答コード0004が提
示される。(A、D)
【0060】‘0102’:16進応答コード0102
は、チャネル・サブシステムが構成モードにないことを
指定する。(A、D)
【0061】‘0103’:16進応答コード0103
は以下の理由で提示される。(A)CHPTフィールド
が0、4、5、または7より大きい値を含む。CHPC
フィールドのビット1−7がすべて0ではない。SWT
Vフィールドのビット1−7がすべて0ではない。CH
PCフィールドのビット0は、CTCAへのアクセスを
指定する1であるが、CHPTフィールドは直列入出力
チャネル経路を指定しない。
【0062】‘0104’:16進応答コード0104
は、CPCがLPARモードにあり、OCQフィールド
が2の値を含み、候補区画フィールドまたはアクセス区
画フィールドのいずれかまたは両方がすべて0を含むこ
とを指定する。(A)
【0063】‘0106’:16進応答コード0106
は、指定されたチャネル経路がすでに入出力構成定義内
で記述されているのでそれを追加できないことを指定す
る。(A)
【0064】‘0107’:16進応答コード0107
は、以下の理由で提示される。(A)アクセス区画フィ
ールド内で1であるビットが、候補区画フィールド内で
1であるビットのサブセットではない。候補区画フィー
ルドとアクセス区画フィールドによって指定された候補
区画とアクセス区画の組合せが、このモデルによってサ
ポートされない。区画名フィールド内の区画名が一義的
でない。1つまたは複数の指定された区画名によって識
別される区画が、入出力構成定義内で記述されていな
い。
【0065】‘0108’:16進応答コード0108
は以下の理由で提示される。(A、D)OCQフィール
ドが2より大きい値を含む。OCフィールドが追加動作
を指定し、CPCはLPARモードにあるが、OCQフ
ィールドは1または2の値を含まない。OCフィールド
が追加動作を指定し、OCQフィールドは1または2の
値を含み、CPCはLPARモードにない。OCフィー
ルド及びOCQフィールド内の値の許容できる組合せに
関する規則が満足されていない。
【0066】‘0109’:16進応答コード0109
は、チャネル・サブシステムが要求された入出力構成定
義の変更に対処するのに十分な資源をもたないことを指
定する。(A)
【0067】‘010A’:16進応答コード010A
は、指定されたチャネル経路が入出力構成定義内で記述
されていないことを指定する。(D)
【0068】‘010B’:16進応答コード010B
は、入出力構成定義が、制御装置が指定されたチャネル
経路に接続されていることを示す1つまたは複数の制御
装置記述を含むことを指定する。(D)
【0069】‘010C’:16進応答コード010C
は、CPCがLPARモードにあり、指定されたチャネ
ル経路が1つまたは複数の区画に対するただ1つのチャ
ネル経路であることを指定する。(D)
【0070】‘010D’:16進応答コード010D
は、要求された入出力構成定義の変更がこのモデル上で
サポートされないことを指定する。(A、D)
【0071】‘010F’:指定されたチャネル経路
が、モデル依存状態にあり、削除されないようになって
いる。(D)
【0072】‘0110’:CPC内に、チャネル・サ
ブシステムが要求された構成変更を行うのに必要な資源
を得るのを妨げる条件が存在する。たとえば、CPCが
LPARモードにあり、サービス・プロセッサが初期設
定中であり、LPARハイパーバイザが要求された構成
変更を、サービス・プロセッサによって実行された他の
構成関連動作と直列化することができない。(A、D)
【0073】‘0111’:16進応答コード0111
は、要求された入出力構成の変更があい昧なまたは無効
な構成記述を生ずることを指定する。(A、D)
【0074】制御装置構成の変更制御装置構成変更コマ
ンドは、入出力構成定義における制御装置の記述を追
加、修正または削除するために使用される。
【0075】このCHSCコマンドの以後の説明では、
「入出力装置」という用語は、1つまたは複数の入出力
装置を意味するものとして使用する。「入出力構成定
義」という用語は、入出力動作を制御するためにチャネ
ル・サブシステムによって使用される入出力構成定義を
意味するものとして使用する。「構成変更コマンド」と
いう用語は、入出力装置構成変更コマンド、制御装置構
成変更コマンド、及びチャネル経路構成変更コマンドか
らなる1組のコマンドを意味する。
【0076】実行すべき動作の指定、及び入出力構成定
義を変更するために必要な情報は、コマンド要求ブロッ
ク内で提供される。
【0077】以下の規則が、制御装置構成変更コマンド
に適用される。追加動作については、入出力構成定義
は、指定された制御装置の記述をすでに含んでいてはな
らない。追加動作及びいくつかの修正動作については、
入出力構成定義は、指定されたチャネル経路の記述を含
んでいなければならない。追加動作または削除動作につ
いては、入出力構成定義は、関連入出力装置が指定され
た制御装置に接続されていることを示すどんな入出力装
置記述をも含んでいてはならない。修正動作または削除
動作については、入出力構成定義は、指定された制御装
置の記述を含んでいなければならない。追加動作、修正
動作、または削除動作については、チャネル・サブシス
テムは構成モードで動作していなければならない。
【0078】制御装置構成変更用のコマンド要求ブロッ
クは、図5に示す形式を有し、その内容は以下のように
定義される。
【0079】L1:ワード0のバイト0−1は、112
バイトのコマンド要求ブロック長を指定する16進値0
070を含む。
【0080】コマンド・コード:ワード0のバイト2−
3は、制御装置構成変更コマンドを指定する16進値4
013を含む。
【0081】命令コード(OC):ワード1のビット0
−1は、実行すべき制御装置構成動作のタイプを指定す
る値を含む。コマンド要求ブロックの要求データ域のど
のフィールドが使用されるかは、実行すべき動作に依存
する。要求された動作を実行する際に使用される可能性
があるかどうか調べられるように指定されていない要求
データ域のフィールドの内容は、無視される。各値の意
味は以下の通りである。 0 指定された制御装置の記述を入出力構成定義に追加
する。これらのフィールドはすべて追加動作を実行する
際に使用されるかどうか調べられる。 1 入出力構成定義内の指定された制御装置の記述を修
正する。修正のタイプは、命令コード修飾子(OCQ)
によって指定される。CUNフィールドが、その記述を
修正すべき制御装置を識別するために使用される。OC
Qフィールドの内容に応じて、追加のフィールドを使用
することができる。使用されている追加のフィールド
は、OCQ値の記述内で識別される。 2 指定された制御装置の記述を入出力構成定義から削
除する。CUNフィールドが、削除動作を実行する際に
使用されるかどうか調べられる。 3 追加の情報を記憶する。以前の制御装置構成変更コ
マンド用のコマンド応答ブロックに含めることができな
かった、1つまたは複数の共用装置クラスタ(SDC)
ブロックあるいはサブチャネル・ブロック、あるいはそ
の両方が要求される。OCフィールドが3の値を含むと
き、入出力構成定義には何の変更も行われない。要求デ
ータ域のすべてのフィールドの内容は無視される。
【0082】追加動作、修正動作、及び削除動作は、チ
ャネル・サブシステム内で入出力構成変更済み条件をセ
ットさせる。
【0083】追加動作、修正動作、及び削除動作が成功
すると、チャネル・サブシステムは指定されたプログラ
ム・パラメータを保持する。チャネル・サブシステム内
に現プログラム・パラメータがある場合は、それを置き
換える。
【0084】チャネル・サブシステムが16進応答コー
ド0001を記憶しようと試みたとき、たとえその試み
が成功しなくても、動作は成功したと見なされる。この
CHSCコマンドの以後の説明では、記憶されている1
6進応答コード0001の参照は、その応答コードを記
憶しようとする試みが成功しなかった場合も暗示的に含
むものとする。
【0085】予備域:ワード1のビット2−15及び2
0−31、ワード2のビット4−31、ワード8、ワー
ド10のバイト1−3、ワード17−24のビット2−
7及び16−23、及びワード25−27は予備用であ
り、0でなければならない。
【0086】命令コード修飾子(OCQ):ワード1の
ビット16−19は、OCフィールドによって指定され
た動作を修飾する値を含む。OCQフィールドの各値の
意味は以下の通りである。 0 OCフィールドによって指定された動作がOCQフ
ィールドによって修正されない。 1 チャネル経路アクセス追加:入出力構成定義が、指
定された制御装置にアクセスするために使用できるチャ
ネル経路の現在のリストに1つまたは複数のチャネル経
路を追加することによって修正される。修正(チャネル
経路・アクセス追加)動作の結果として追加されたサブ
チャネルは、初期設定済み状態にあり、イネーブルされ
ていない。構成済み状態にある1つまたは複数のチャネ
ル経路が、指定された制御装置にアクセスするために使
用できるチャネル経路のリストに加えられるとき、指定
された制御装置に接続されていると記述されている入出
力装置に関連するサブチャネル経路用の経路導入済みマ
スク(PIM)及び経路使用可能マスク(PAM)の対
応するビットが1にセットされる。チャネル経路が未構
成の状態にある場合、当該のPIMビットだけが1にセ
ットされる。このOCQ値は、OCフィールドが修正動
作を指定するときだけ指定することができる。CHPI
DVフィールド及びCHPIDフィールドが、この修正
動作のために使用される。FLAフィールドは、対応す
るチャネル経路が直列入出力チャネル経路であるときに
使用され、対応するチャネル経路がファイバ延長チャネ
ル経路であるときは、(モデルに応じて)FLAフィー
ルドのリンク−アドレス部分が使用されることがある。
CHPIDVフィールドは、1であるビットを少なくと
も1つ含まなければならない。各有効CHPIDフィー
ルドは、指定された制御装置用のチャネル経路のリスト
に追加すべきチャネル経路を指定する。FLAフィール
ドが使用されるとき、各有効CHPIDフィールドと関
連しているFLAフィールドも有効であり、CHPID
フィールドによって指定されたチャネル経路上の指定さ
れた制御装置の識別を確立するために使用される。 2 チャネル経路アクセス削除:入出力構成定義が、指
定された制御装置にアクセスするために使用できるチャ
ネル経路の現在のリストから1つまたは複数のチャネル
経路を削除することによって修正される。修正(チャネ
ル経路アクセス削除)動作の結果として削除されたサブ
チャネルは、装置番号有効ビットが0にセットされる。
1つまたは複数のチャネル経路が、指定された制御装置
にアクセスするために使用できるチャネル経路のリスト
から削除されるとき、指定された制御装置に接続されて
いると記述されている入出力装置と関連するサブチャネ
ル用の経路導入済みマスク(PIM)及び経路使用可能
マスク(PAM)の対応するビットが0にセットされ
る。このOCQ値は、OCフィールドが修正動作を指定
するときだけ指定することができる。CHPIDVフィ
ールド及びCHPIDフィールドが、この修正動作のた
めに使用される。CHPIDVフィールドは、1である
ビットを少なくとも1つ含まなければならない。各有効
CHPIDフィールドは、指定された制御装置用のチャ
ネル経路のリストから削除すべきチャネル経路を指定す
る。チャネル経路へのアクセスの除去によって、指定さ
れた制御装置に接続されていると記述されている1つま
たは複数の入出力装置用の好ましいチャネル経路が除去
される場合は、それらの入出力装置が入出力構成定義内
で最初に記述されたとき、好ましい経路が定義されてい
なかった場合と同じになる。影響を受ける入出力装置が
入出力動作のための好ましいチャネル経路をもう一度も
つべき場合は、それらの入出力装置の記述を変更するこ
とが必要である。 3 ユニット・アドレス追加:入出力構成定義が、1つ
または複数のユニット・アドレスを、指定された制御装
置によって認識されるユニット・アドレスの現在のリス
トに追加することによって修正される。このOCQ値
は、OCフィールドが修正動作を指定するときだけ指定
することができる。ユニット・アドレス・フィールド
が、この修正動作のために使用される。ユニット・アド
レス・フィールドは、非ゼロのETフィールドを有する
ワードを少なくとも1つ含まなければならない。 4 ユニット・アドレス削除:入出力構成定義が、1つ
または複数のユニット・アドレスを、指定された制御装
置によって認識されるユニット・アドレスの現在のリス
トから削除することによって修正される。このOCQ値
は、OCフィールドが修正動作を指定するときだけ指定
することができる。ユニット・アドレス・フィールド
が、この修正動作のために使用される。ユニット・アド
レス・フィールドは、非ゼロのETフィールドを有する
ワードを少なくとも1つ含まなければならない。 5−15 予備(未定義)。
【0087】キー:ワード2のビット0−3は、コマン
ドによって開始される非同期動作のためにコマンド要求
ブロック及びコマンド応答ブロックにアクセスするため
にチャネル・サブシステムによって使用される記憶装置
アクセス・キーを含む。
【0088】ワード3のバイト1:ワード3のバイト1
は値1を含む。
【0089】サブチャネル番号:ワード3のバイト2−
3は、CHSC実行と非同期的な動作を実行するために
使用されるCHSCサブチャネルの2進番号を含む。
【0090】プログラム・パラメータ:ワード4−7
は、プログラムがこの制御装置構成変更コマンドと関連
づける値を含む。
【0091】制御装置番号(CUN):ワード9のバイ
ト0−1は、制御装置構成変更コマンドの対象である制
御装置を識別するのに使用される番号を指定する。
【0092】制御装置インターフェース・プロトコル
(CUIP):ワード9のバイト2は、外部インターフ
ェースを介して通信するために指定された制御装置によ
って使用されるプロトコルのタイプを指定する。各値の
意味は以下の通りである。 0 直流(DC)インターロック(並列チャネル接続に
だけ適用される)。 1 毎秒3メガバイトのデータ・ストリーム方式(並列
チャネル接続にだけ適用される)。 2 毎秒4.5メガバイトのデータ・ストリーム方式
(並列チャネル接続にだけ適用される)。 3 直列入出力プロトコル。 4−255 予備(未定義)。
【0093】制御装置特性(CUC):ワード9のバイ
ト3は、指定された制御装置の特性を指定する。ビット
0−7の意味は以下の通りである。 ビット 意味 0 入出力要求の同時性レベル:0のとき、このビット
は、制御装置が一時にただ1つの入出力要求をサポート
することを指定する。1のとき、このビットは、制御装
置が同時に複数の入出力要求をサポートすることを指定
する。同時性レベル・ビットは、制御装置が接続されて
いるチャネル経路が並列チャネル経路であるときだけ意
味をもつ。その他の場合、同時性レベル・ビットは無視
される。 1−7 予備(未定義。
【0094】チャネル経路識別子妥当性(CHPID
V):ワード10のバイト0は、CHPIDフィールド
とFLAフィールドのうちのどちらが(該当する場合)
有効な情報を含むかを指定する。
【0095】CHPIDVフィールドのビット0−7
は、左から右に、8個のCHPIDフィールドの各々に
対応する。1のとき、CHPIDVビットは、対応する
CHPIDフィールドが有効なチャネル経路識別子を含
むことを指定する。対応するチャネル経路が(モデルに
応じて)直列入出力タイプのチャネル経路またはファイ
バ延長チャネル経路であるとき、各有効CHPIDフィ
ールドに対応するFLAフィールドは有効な情報を含
む。0のとき、CHPIDVビットは、対応するCHP
IDフィールドが有効なチャネル経路識別子を含まない
ことを指定する。各無効CHPIDフィールドに対応す
るFLAフィールドは、有効な情報を含まない。
【0096】OCフィールドが追加動作を指定すると
き、CHPIDVフィールドはすべて0を含んでいては
ならない。
【0097】OCフィールドが修正動作を指定し、かつ
OCQフィールドがチャネル経路アクセスの追加または
削除を指定するとき、CHPIDVフィールドはすべて
0を含んでいてはならない。
【0098】チャネル経路識別子(CHPID):ワー
ド11−12は、最大8個の1バイトのチャネル経路識
別子を含む。CHPIDVフィールドの内容によって有
効と指定されている各CHPIDフィールドは、指定さ
れた制御装置にアクセスするために使用できるチャネル
経路特有のチャネル経路識別子を含む。
【0099】指定された制御装置に接続されている入出
力装置にアクセスするために(好ましいチャネル経路以
外の)チャネル経路がチャネル・サブシステムによって
選択される順序は、モデルに依存する。
【0100】フル・リンク・アドレス(FLA):ワー
ド13−16は、指定された制御装置用の最大8個の2
バイトのフル・リンク・アドレスを含む。各2バイト・
フィールドは、コマンド要求ブロック内で同じ相対位置
にあるCHPIDフィールドと1対1で対応する。
【0101】フル・リンク・アドレスは、指定された制
御装置によって受信されるフレームの宛先アドレス・フ
ィールド、及び指定された制御装置によって送信される
フレームのソース・アドレス・フィールドに含まれる情
報である。
【0102】ユニット・アドレス:ワード17−24
は、制御装置によって認識される入出力装置ユニット・
アドレスを記述する。入出力装置アドレス・フィールド
の各ワードの形式及び内容は以下の通りである。エント
リ・タイプ(ET):ビット0−1は、対応するワード
の内容を指定する2ビット・コードを含む。ET値及び
それらの意味は以下の通りである。 0 ワードが、意味のある情報を含まない。 1 ワードが、制御装置によって認識される単一のユニ
ット・アドレスを定義する。バイト3は、ユニット・ア
ドレスを含み、バイト1の内容は無視される。 2 ワードが、制御装置によって認識されるユニット・
アドレスの範囲を定義する。バイト3は、その範囲の始
めを決定するユニット・アドレスを含む。バイト1は、
その範囲を形成する連続したユニット・アドレスの数よ
り1つ少ない値を指定する。 3 予備(未定義)。OCフィールドが追加動作を指定
するとき、ユニット・アドレス・フィールドは、非ゼロ
のETフィールドを有するフル・ワード・エントリを少
なくとも1つ含まなければならず、指定されたユニット
・アドレスは、指定された制御装置によって認識される
ユニット・アドレスのリストを確立するために使用され
る。OCフィールドが修正動作を指定し、OCQフィー
ルドがユニット・アドレスの追加を指定するとき、ユニ
ット・アドレス・フィールドは非ゼロのETフィールド
を有するフル・ワード・エントリを少なくとも1つ含ま
なければならず、指定されたユニット・アドレスが、指
定された制御装置によって認識されるユニット・アドレ
スの現在のリストに追加される。OCフィールドが修正
動作を指定し、OCQフィールドがユニット・アドレス
の削除を指定するとき、ユニット・アドレス・フィール
ドは非ゼロのETフィールドを有するフル・ワード・エ
ントリを少なくとも1つ含まなければならず、指定され
たユニット・アドレスが、指定された制御装置によって
認識されるユニット・アドレスの現在のリストから削除
される。 予備域:ビット2−7及びバイト2は予備用であり、0
を含む。 カウント:ビット8−15。 ユニット追加:ビット24−31
【0103】制御装置構成変更用のコマンド応答ブロッ
クは、図6に示す形式を有し、その内容は以下のように
定義される。
【0104】L2:ワード0のバイト0−1は、コマン
ド応答ブロックの長さをバイト数で指定する。この長さ
は、制御装置構成変更コマンドを実行する試みの結果と
して応答コード・フィールド内に記憶された応答コー
ド、及び16進数0001の応答コードが記憶されると
きに記憶される情報のタイプ及び量に依存する。
【0105】16進数0001の応答コードが応答コー
ド・フィールド内に記憶されるとき、8個の16バイト
共用入出力装置クラスタ(SDC)ブロックが記憶さ
れ、1つまたは複数の8バイト・サブチャネル・ブロッ
クが応答ブロックの応答データ・エリア内に記憶される
ことがある。L2フィールドは、144バイトのコマン
ド応答ブロック長と、それに加えて、記憶されている各
サブチャネル・ブロック(もしあれば)用の8バイトを
指定する。
【0106】16進数0001以外の応答コードが応答
コード・フィールド内に記憶されているとき、SDCブ
ロックまたはサブチャネル・ブロックが、そのコマンド
を実行する試みの結果として記憶されることはなく、L
2はコマンド応答ブロックに対して8バイトの長さを指
定する。
【0107】応答コード:ワード0のバイト2−3は、
制御装置構成変更コマンドを実行する試みの結果を記述
する16ビットの符号なしの2進整数を含む。有効な応
答コードは、16進数0001、0003、0004、
及び次節「特別条件」にリストするコマンド特有の応答
コードである。
【0108】コマンド応答ブロックのOCフィールドが
追加動作、修正動作、または削除動作を指定し、応答コ
ード・フィールドが16進数0001を含むとき、チャ
ネル経路サブシステムは要求された入出力構成定義の変
更を成功裏に完了している。
【0109】コマンド応答ブロックのOCフィールドが
追加情報記憶動作を指定し、応答コード・フィールドが
16進数0001を含むとき、または応答コード・フィ
ールドが16進数0001以外の応答コードを含むとき
(OCフィールドの内容に関係なく)、入出力構成定義
の変更は行われず、チャネル・サブシステム内の入出力
構成済み条件は影響を受けず、プログラム・パラメータ
・フィールドの内容は無視される。
【0110】制御装置構成変更コマンドの実行によっ
て、条件コード1がセットされたとき、チャネル・サブ
システムは、要求された入出力構成定義の変更の実行を
非同期的に試みるイニシアティブを与えられている。そ
の試みの完了は、CHSCサブチャネル入出力割込みに
よって指示され、その試みの結果はコマンド応答ブロッ
ク内の応答コードによって指示される。
【0111】予備域:ワード1及び3、ワード2のビッ
ト1−31は0を含む。
【0112】追加情報(A):1のとき、ワード2のビ
ット0は、チャネル・サブシステムがこのコマンド応答
ブロック内に含めることのできない追加の共用入出力装
置クラスタ(SDC)ブロックまたは追加のサブチャネ
ル・ブロックを有することを指定する。0のとき、ワー
ド2のビット0は、チャネル・サブシステムが、このコ
マンド応答ブロックに含まれるもの(もしあれば)の他
にはSDCブロックまたはサブチャネル・ブロックをも
たないことを指定する。
【0113】修正(チャネル経路アクセスの追加または
削除)動作を指定する制御装置構成変更コマンドの実行
によって、コマンド応答ブロック内に含むことができる
よりも多くのSDCブロックまたはサブチャネル・ブロ
ックが作成されることがあり得る。この場合、チャネル
・サブシステムは、1組のコマンド応答ブロックを作成
する。この1組のコマンド応答ブロックのうちの最初の
ブロックは、この1組のコマンド応答ブロックを作成さ
せた制御装置構成変更コマンドの実行の一環として提供
される。残りのコマンド応答ブロックは、追加情報記憶
動作が指定された制御装置構成変更コマンドを繰り返し
実行することによって、得ることができる。この1組の
ブロックのうちの最後のコマンド応答ブロックはAビッ
トが0である。
【0114】ある1組のコマンド応答ブロックがすべて
記憶された後に、プログラムが追加のコマンド応答ブロ
ックを引続き要求する場合、チャネル・サブシステム
は、その1組のブロックの始めから始めて以前に提供さ
れたのと同じ順序でそれらのコマンド応答ブロックを提
供することによって、それらを引続き提供する。この1
組のコマンド応答ブロックは、この1組のコマンド応答
ブロックを作成させたコマンドの後に続く(追加情報記
憶動作を指定するOCフィールドを有する)制御装置構
成変更コマンド以外の構成変更コマンドを実行しようと
する最初の試みが実行されるとき、チャネル・サブシス
テムによって放棄される。
【0115】共用装置クラスタ(SDC)ブロック:ワ
ード4−35は、8個の16バイト共用装置クラスタ
(SDC)ブロックを含む。有効であると指定されてい
る各SDCブロックは、SDCブロックを作成させた制
御装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロック内で指
定された制御装置に接続されていると記述されている1
つまたは複数の入出力装置を含む、共用装置クラスタを
記述する。
【0116】共用装置クラスタは、少なくとも1つの入
出力装置に対するアクセスを提供するが、他の制御装置
と入出力装置に対するアクセスを共用しない単一の制御
装置、または制御装置の全集合体を2つのサブセットに
分割する場合に少なくとも1つの入出力装置が各サブセ
ットからの少なくとも1つの制御装置によって共用され
るように接続されている、制御装置及び入出力装置の集
合体である。
【0117】SDCブロックは、図7に示す形式を有
し、その内容は以下のように定義される。
【0118】SDC妥当性ビット(S):1のとき、ワ
ード0のビット0は、関連するSDCブロックが有効で
あることを指定する。0のとき、ワード0のビット0
は、関連するSDCブロックが有効でなく、コマンド応
答ブロック内に有効である後続のSDCブロックがない
ことを指定する。
【0119】PN妥当性ビット(P):1のとき、ワー
ド0のビット1は、PNフィールドが有効な区画番号を
含むことを指定する。0のとき、ワード0のビット1
は、PNフィールドの内容が無意味であることを指定す
る。Pビットは、CPCがLPARモードにあるときだ
け1になることができる。
【0120】予備域:ワード0のビット2−15、ワー
ド1のバイト0は予備用であり、0を含む。
【0121】共用装置クラスタ(SDC)番号:ワード
0のバイト2−3は、このSDCブロックによって記述
される共用装置クラスタを識別するSDC番号を含む。
入出力構成定義内では、各SDCは特有の番号をもつ。
【0122】区画番号(PN):CPCがLPARモー
ドにあり、かつPビットが1であるとき、ワード1のバ
イト1は、指定されたSDCがそこから認識される区画
の区画番号を含む。
【0123】経路マスク1(PM−1):ワード1のバ
イト2は、指定されたSDC用の入出力構成定義に記述
されているすべてのチャネル経路を識別する、ワード2
−3内のCHPIDフィールドを指定する。PM−1フ
ィールドの各ビットは、その相対位置が、ワード2−3
内の各CHPIDフィールドと1対1で対応する。1と
して記憶されたPM−1ビットは、対応するCHPID
フィールドの内容が、指定されたSDC用のチャネル経
路を識別することを指定する。0として記憶されたPM
−1ビットは、対応するCHPIDフィールドの内容が
意味をもたないことを指定する。
【0124】経路マスク2(PM−2):CPCがLP
ARモードにあるとき、ワード1のバイト3は、指定さ
れたSDC用の指定された区画に対して構成されるチャ
ネル経路を識別する、ワード2−3内のCHPIDフィ
ールドを指定する。PM−2フィールドの各ビットは、
その相対位置がワード2−3内の各CHPIDフィール
ドと1対1で対応する。1として記憶されたPM−2ビ
ットは、対応するCHPIDフィールドの内容が指定さ
れたSDC及び指定された区画用のチャネル経路を識別
することを指定する。0として記憶されたPM−2ビッ
トは、対応するCHPIDフィールドの内容が意味をも
たないことを指定する。
【0125】PM−2ビットは、PM−1フィールドの
対応するビットが1である場合だけ1となることができ
る。CPCが固有モードで動作しているとき、PM−2
フィールドは意味をもたない。
【0126】チャネル経路識別子(CHPID):ワー
ド2−3は、8個の1バイトCHPIDフィールドを含
む。PM−1フィールドの1であるビットに対応するC
HPIDフィールドは、指定されたSDC用のチャネル
経路のCHPIDを含む。PM−1フィールドの0であ
るビットに対応するCHPIDフィールドの内容は無意
味である。
【0127】サブチャネル・ブロック:L2フィールド
が16進数0090より大きい値を含むとき、ワード3
6−Nは1つまたは複数の8バイト・サブチャネル・ブ
ロックを含む。各サブチャネル・ブロックは、要求され
た入出力構成の変更によって影響を受けるサブチャネル
を記述する。
【0128】サブチャネル・ブロックは、図8に示す形
式を有し、その内容は以下のように定義される。
【0129】状況:ワード0のバイト0は、対応する入
出力装置の状況に関する情報を含む。ビット0−7の意
味は以下の通りである。 0 1のとき、ワード0のビット0は、指定されたサブ
チャネルに対して導入されたパラメータが初期設定状態
にセットされていることを指定する。0のとき、ワード
0のビット0は、指定されたサブチャネルに対して導入
されたパラメータが修正されたが、初期設定状態にはセ
ットされていないことを指定する。 1 1のとき、ワード0のビット1は、PNフィールド
が有効な区画番号を含むことを指定する。0のとき、ワ
ード0のビット1は、PNフィールドの内容が無意味で
あることを指定する。このビットは、CPCがLPAR
モードにあるときだけ1となることができる。 2 このサブチャネル・ブロックを作成させた制御装置
構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィー
ルドが修正(チャネル経路アクセス削除)動作を指定す
るとき、ビット2は、無条件忠誠条件が存在していたか
どうか、あるいは指定された入出力装置に対する修正
(チャネル経路アクセス削除)動作が実行されたときに
チャネル・サブシステムがユニット・チェックを含む状
況を受け入れ中であったかどうかを指定する。0のと
き、ビット2は、無条件忠誠条件が存在しなかったこと
を指定する。1のとき、ビット2は、無条件忠誠条件が
存在したことを指定し、状況フィールドのビット3は、
チャネル・サブシステムが入出力装置で関連する条件付
き忠誠条件をクリアできたかどうかを指定する。このサ
ブチャネル・ブロックを作成させた制御装置構成変更コ
マンドのコマンド要求ブロックのOCフィールドが修正
(チャネル経路・アクセス削除)動作を指定しないと
き、ビット2は意味をもたない。 3 状況フィールドのビット2が意味をもち、1である
とき、ビット3は、チャネル・サブシステムが指定され
た入出力装置で条件付き忠誠条件をクリアできたかどう
かを指定する。0のとき、ビット3は、チャネル・サブ
システムが条件付き忠誠条件をクリアできた(ゼロ・セ
ンス・データを生ずることができた)ことを指定する。
1のとき、ビット3は、チャネル・サブシステムが条件
付き忠誠条件をクリアできなかったことを指定する。状
況フィールドのビット2が意味をもたないとき、または
意味をもつが0であるとき、ビット3は意味をもたな
い。 4 このサブチャネル・ブロックを作成させた制御装置
構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィー
ルドが修正(チャネル経路アクセス削除)動作を指定す
るとき、ビット4は、指定された入出力装置に対する修
正(チャネル経路アクセス削除)動作が実行されたとき
に入出力動作が進行中であったかどうかを指定する。0
のとき、ビット4は、入出力動作が進行中でなかったこ
とを指定する。1のとき、ビット4は、入出力動作が進
行中であったことを指定し、状況フィールドのビット5
は、チャネル・サブシステムが指定された入出力装置で
入出力動作を終了できたかどうかを指定する。このサブ
チャネル・ブロックを作成させた制御装置構成変更コマ
ンドのコマンド要求ブロックのOCフィールドが修正
(チャネル経路アクセス削除)動作を指定しないとき、
ビット4は意味をもたない。 5 状況フィールドのビット4が意味をもち1であると
き、ビット5は、チャネル・サブシステムが指定された
入出力装置で入出力動作を終了できたかどうかを指定す
る。0のとき、ビット5は、チャネル・サブシステムが
入出力装置で入出力動作を終了できたことを指定する。
1のとき、ビット5は、チャネル・サブシステムが入出
力装置で入出力動作を終了できなかったことを指定す
る。状況フィールドのビット4が意味をもたないとき、
または意味をもつが0であるとき、ビット5は意味をも
たない。 6 このサブチャネル・ブロックを作成させた制御装置
構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィー
ルドが、修正(チャネル経路アクセス削除)動作を指定
するとき、ビット6は、チャネル・サブシステムが要求
された動作の実行を開始したときに指定されたサブチャ
ネルに関するイネーブル済みビット(PMCWのワード
1のビット8)が0であったかそれとも1であったかを
指定する。0のとき、ビット6は、イネーブル済みビッ
トが0であったことを指定する。1のとき、ビット6
は、イネーブル済みビットが1であったことを指定す
る。このサブチャネル・ブロックを作成させた制御装置
構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィー
ルドが、修正(チャネル経路アクセス削除)動作を指定
しないとき、ビット6は意味をもたない。 7 このサブチャネル・ブロックを作成させた制御装置
構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィー
ルドが、修正(チャネル経路アクセス削除)動作を指定
し、かつCPCがLPARモードにあるとき、ビット7
は、チャネル・サブシステムが要求された動作の実行を
開始したときに指定されたサブチャネルに対する割込み
インターロック制御ビット(PMCWのワード6のビッ
ト24)が1であったかそれとも0であったかを指定す
る。0のとき、ビット7は、割込みインターロック・ビ
ットが0であったことを指定する。1のとき、ビット7
は、割込みインターロック・ビットが1であったことを
指定する。このサブチャネル・ブロックを作成させた制
御装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOC
フィールドが、修正(チャネル経路アクセス削除)動作
を指定しないとき、ビット7は意味をもたない。
【0130】予備域:ワード0のバイト1およびワード
1のバイト0は予備用であり、0を含む。
【0131】装置番号:ワード0のバイト2−3は、指
定されたサブチャネルと関連している入出力装置の装置
番号の2進表現を含む。
【0132】区画番号(PN):CPCがLPARモー
ドにあり、かつ状況フィールドのビット1が1であると
き、ワード1のバイト1は指定されたサブチャネルが関
連づけられている区画の区画番号を含む。その他の場
合、PNフィールドの内容は意味をもたない。
【0133】サブチャネル番号:ワード1のバイト2−
3は、このサブチャネル・ブロック内の情報が適用され
るサブチャネルを指定する。
【0134】関連諸機能コマンド要求ブロック内のOC
フィールドおよびOCQフィールドによって指定される
動作に応じて、また指定された制御装置に接続されてい
ると記述されている入出力装置(もしあれば)の状況に
応じて、16進数0001の応答コードがコマンド応答
ブロック内に記憶されているとき、関連する(入出力構
成定義の変更以外の)諸機能が実行されていることがあ
る。本節では、関連する諸機能およびそれらが起こる諸
条件を記述する。
【0135】チャネル・サブシステムがクリア信号を入
出力装置に発行する必要があると本節で記述するすべて
の場合に、チャネル経路(特定のチャネル経路の使用が
明記されていないとき)を選択するための規則、及び入
出力装置を選択しようと試みる際の異常な条件に対する
措置は、「サブチャネル・クリア」の場合と同じであ
る。「サブチャネル・クリア」の場合と同様に、チャネ
ル・サブシステムが首尾よくクリア信号を発行できない
可能性がある。
【0136】1.CPCがLPARモードにあるとき、
指定された制御装置に接続されていると記述されている
関連入出力装置は、1つまたは複数の区画によって始め
てアクセスされるので、修正(チャネル経路アクセス追
加)動作によってサブチャネルを追加することができ
る。これが起こったとき、制御装置構成変更コマンドの
実行に関連する区画以外の区画(システム/370モー
ド区画を除く)は、チャネル・レポートによってこの事
象を通知される。サブチャネル導入済みパラメータ初期
設定済みチャネル・レポートが、当該の各入出力装置用
の他の区画に提示される。
【0137】2.CPCがLPARモードにあるとき、
指定された制御装置に接続されていると記述されている
入出力装置へのアクセスは、修正(チャネル経路アクセ
スの追加または削除)動作によって修正することがで
き、したがってそれらの入出力装置が1つまたは複数の
区画によって異なる方法でアクセスされることができ
る。これが起こったとき、制御装置構成変更コマンドの
実行と関連する区画以外の区画(システム/370モー
ド区画を除く)は、チャネル・レポートによってこの事
象を通知される。サブチャネル導入パラメータ修正済み
チャネル・レポートが、当該の各入出力装置用の他の区
画に提示される。
【0138】3.CPCがLPARモードにあるとき、
修正(チャネル経路・アクセス削除)動作の結果として
サブチャネルを削除することができる。なぜなら、指定
された制御装置に接続されていると記述されている関連
入出力装置が、1つまたは複数の区画によってもはやア
クセスできないからである。これが起こったとき、制御
装置構成変更コマンドの実行に関連する区画以外の区画
(システム/370モード区画を除く)は、チャネル・
レポートによってこの事象を通知される。サブチャネル
導入済みパラメータ初期設定済みチャネル・レポート
が、当該の各入出力装置用の他の区画に提示される。
【0139】以下の項目では、修正(チャネル経路・ア
クセス削除)動作の一環として実行される関連機能を記
述する。
【0140】指定された1組のチャネル経路が、影響を
受けるサブチャネル用のすべてのチャネル経路を含む
(これはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)あらゆる場合に、そのサブチャネルは、装置番号有
効ビットを0にセットすることによって、入出力構成定
義から削除される。別の指定がない限り、各場合につい
て記述される動作は、たとえそのサブチャネルが削除さ
れる場合でも実行される。「影響を受けるサブチャネ
ル」という用語は、指定された制御装置に接続されてい
ると記述されている入出力装置に関連する1組のサブチ
ャネルを意味する。指定されたチャネル経路による指定
された制御装置へのアクセスが削除されたとき、指定さ
れたチャネル経路によるそれらの入出力装置へのアクセ
スも(暗示的に)削除される。
【0141】4.直列入出力チャネル経路である指定さ
れた各チャネル経路について、以下の動作が実行され
る。 a.スタック済み状況を要求するイニシアティブ(もし
あれば)がクリアされる。 b.チャネルによって開始されるコマンドの再試行を実
行するイニシアティブ(もしあれば)がクリアされる。 c.チャネルによって開始されるユニット検査を実行す
るイニシアティブ(もしあれば)がクリアされる。 d.チャネル・サブシステムが、指定された制御装置に
論理的経路削除(RLP)リンク制御フレームを発行し
ようと試みる。チャネル・サブシステムがRLPフレー
ムを首尾よく発行できない場合、チャネル・サブシステ
ムは状態変更通知(SCN)信号を発行する。チャネル
・サブシステムは、これらの措置のうちの1つが成功す
るか、あるいは入出力システムのリセットが起こるま
で、これらの措置のうちのどちらか1つに対するイニシ
アティブを保持する。
【0142】5.1つまたは複数のチャネル経路による
指定された制御装置へのアクセスを削除する要求が行わ
れたとき、影響を受けるサブチャネルが遊んでいる場
合、チャネル・サブシステムはそのサブチャネルを調べ
て、指定されたチャネル経路の1つについてそのサブチ
ャネルに関する無条件忠誠状態が存在するかどうか判定
する。無条件忠誠状態が存在する場合、この条件はクリ
アされ、入出力装置で関連する条件付き忠誠をクリアす
る試みが行われる。クリア信号は使用された最後の経路
上に発行される。この経路が使用不能な(すなわち、そ
のPAMビットが0である)場合、クリア信号は発行さ
れない。
【0143】6.1つまたは複数のチャネル経路による
指定された制御装置へのアクセスを削除する要求が行わ
れたとき、影響を受けるサブチャネルが中断されてい
る、または単に機能保留状態である場合、チャネル・サ
ブシステムは、LPM、PAM、及び指定された1組の
チャネル経路を調べて、指定されたチャネル経路による
アクセスが削除された後に、1つまたは複数のチャネル
経路が選択できるものとして残っているかどうかを判定
する。選択できるチャネル経路がない場合、サブチャネ
ルは中断状態または機能保留状態のままとなり、割込み
保留、及び1次状況、2次状況、警戒状況の状況保留に
される。チャネル制御検査はサブチャネル状況フィール
ド内で指示され、補助レポートはサブチャネル・ログア
ウト内で指示される。サブチャネルが開始保留または単
に再開保留である場合、遅延条件コード3も指示され
る。
【0144】指定された1組のチャネル経路がそのサブ
チャネルに関するすべてのチャネル経路を含む場合(こ
れはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)、前段で述べた動作は実行されない。その代わり、
チャネル・サブシステムは中断状態または機能保留状態
をクリアし、関連する機能(開始、クリア、停止)は実
行されず、装置番号有効ビットを0にセットすることに
よってサブチャネルが入出力構成定義から削除される。
【0145】7.1つまたは複数のチャネル経路による
指定された制御装置へのアクセスを削除する要求が行わ
れるとき、影響を受けるサブチャネルがサブチャネル活
動状態または単に装置活動状態であって切断されている
場合、チャネル・サブシステムは、以下に述べる状況に
応じて入出力装置での動作を終了しようと試みることが
ある。 a.サブチャネルがサブチャネル活動状態であって、接
続されており、接続されたチャネル経路が指定された1
組のチャネル経路に属する場合、チャネル・サブシステ
ムは、サブチャネルで実用的忠誠及び活動状態の忠誠を
クリアし、クリア信号を接続されたチャネル経路上に発
行することによって、入出力装置での動作を終了しよう
と試みる。 b.サブチャネルがサブチャネル活動状態であって切断
されている場合、または単に装置活動状態であって切断
されている場合、使用された最後の経路は指定された1
組のチャネル経路に属するチャネル経路であり、サブチ
ャネルは多重経路モードで動作しておらず、チャネル・
サブシステムは、サブチャネルで実用的忠誠をクリア
し、クリア信号を使用された最後のパス上に発行するこ
とによって、入出力装置での動作を終了しようと試み
る。 c.サブチャネルがサブチャネル活動状態であって切断
されている場合、または単に装置活動状態であって切断
されている場合、使用された最後の経路が指定された1
組のチャネル経路に属するチャネル経路であり、サブチ
ャネルは多重経路モードで動作しており、チャネル・サ
ブシステムは、指定された1組のチャネル経路を、暗示
経路グループ内の1組のチャネル経路と比較する。(暗
示経路グループは、論理的経路マスク(LPM)と経路
使用可能マスク(PAM)の論理和をとることによって
決定される)。暗示経路グループに属するすべてのチャ
ネル経路が指定された1組のチャネル経路に含まれる場
合、チャネル・サブシステムはサブチャネルで暗示経路
グループ内のすべてのチャネル経路に関する実用的忠誠
をクリアし、クリア信号を使用された最後の経路上に発
行することによって、入出力装置での動作を終了しよう
と試みる。
【0146】指定された1組のチャネル経路がそのサブ
チャネルに関するすべてのチャネル経路を含まず、チャ
ネル・サブシステムが(すぐ上で述べた理由から)クリ
ア信号を入出力装置に発行しようと試みる場合、サブチ
ャネルは割込み保留、及び1次状況(サブチャネルが単
に装置活動状態であって、切断されているときを除
く)、2次状況、警戒状況の状況保留にされる。チャネ
ル制御検査は、サブチャネル状況フィールド内で指示さ
れ、補助レポートはサブチャネル・ログアウト内で指示
される。
【0147】8.1つまたは複数のチャネル経路による
指定された制御装置へのアクセスを削除する要求が行わ
れたとき、影響を受けるサブチャネルが単に装置活動状
態であって接続されており、接続されたチャネル経路が
指定された1組のチャネル経路に含まれている場合、チ
ャネル・サブシステムはこの状況を受け入れる。この状
況がユニット検査を含む場合、サブチャネルは、この状
況の提示に応答してクリア信号を発行することによっ
て、入出力装置で条件付き忠誠をクリアしようと試み、
サブチャネルに関する無条件忠誠は確立されない。
【0148】指定された1組のチャネル経路がそのサブ
チャネルに関するすべてのチャネル経路を含まない場
合、サブチャネルは2次状況の状況保留にされ、入出力
装置からの装置状況が受け入れられる。
【0149】指定された1組のチャネル経路がそのサブ
チャネルに関するすべてのチャネル経路を含む場合(こ
れはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)、入出力装置から受け入れられた状況は放棄され、
サブチャネルは状況保留にされない。
【0150】9.1つまたは複数のチャネル経路による
指定された制御装置へのアクセスを削除する要求が行わ
れたとき、影響を受けるサブチャネルが状況保留状態で
あり、その状況がユニット検査を含み、関連する無条件
忠誠が、指定された1組のチャネル経路に含まれるチャ
ネル経路に対するものである場合、サブチャネルでの無
条件忠誠条件がクリアされ、入出力装置で関連する条件
付き忠誠をクリアしようとする試みが行われる。チャネ
ル・サブシステムは、クリア信号を使用された最後のパ
ス上に発行しようと試みる。
【0151】指定された1組のチャネル経路がそのサブ
チャネルに関するすべてのチャネル経路を含む場合(こ
れはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)、この状況は放棄され、サブチャネルはもはや状況
保留状態ではない。
【0152】CPCがLPARモードにあり、制御装置
構成変更コマンドの実行の結果としてCPCが(削除さ
れた入出力装置と関連する構成変更以外の)構成変更を
反映するチャネル・レポートを生成するとき、それらの
チャネル・レポートは、CPCが構成モードでの動作を
停止するまで保留されない。これは、所期のすべての入
出力構成変更が完了する前に、これらのチャネル・レポ
ートに応答して措置が講じられるのを防止するためであ
る。
【0153】特別条件 16進数0001以外の応答コードがコマンド応答ブロ
ックの応答コード・フィールド内に記憶されている場合
には、特別の条件が存在する。特別の条件が指示された
とき、入出力構成定義は不変である。各特別条件の記述
の後に、関連する応答コードの特徴を指定する記号が続
く。これらの記号及びそれらの意味は以下の通りであ
る。 記号 意味 A 命令コードが追加動作を指定するとき、応答コー
ドを指定することができる。 M 命令コードが修正動作を指定するとき、応答コー
ドを指定することができる。 D 命令コードが削除動作を指定するとき、応答コー
ドを指定することができる。 S 命令コードが追加の情報記憶動作を指定すると
き、応答コードを指定することができる。
【0154】制御装置構成変更コマンド用の特別条件応
答コードは、以下の通りである。
【0155】‘0003’:16進応答コード0003
は以下の理由で提示される。(A、M、D、S)L1フ
ィールドが16進数0070以外の値を含む。ワード1
のビット2−15及び20−31、ワード2のビット4
−31、ワード8、ワード10のバイト1−3、ワード
17−24のビット2−7及び16−23、及びワード
25−27がすべて0ではない。
【0156】‘0004’:このコマンドがモデル上で
導入されていない場合、16進応答コード0004が提
示される。(A、M、D、S)
【0157】‘0102’:16進応答コード0102
は、チャネル・サブシステムが構成モードにないことを
指定する。(A、M、D、S)
【0158】‘0103’:16進応答コード0103
は以下の理由で提示される。(A)制御装置が入出力構
成定義内にすでに記述されている。CHPIDVフィー
ルドがすべて0を含む。CUIPフィールドが3より大
きい値を含む。CUCフィールドのビット1−7がすべ
て0ではない。ユニット・アドレス域内のすべてのワー
ドのET値が0である。
【0159】‘0104’:16進応答コード0104
は以下の理由で提示される。(A)指定されたチャネル
経路が並列バイト・マルチプレクサ・チャネル経路とし
て定義され、CUCフィールドのビット0が、制御装置
が一時にただ1つの入出力要求をサポートすることを指
定する。制御装置用の指定されたインターフェース・プ
ロトコルが、指定されたすべてのチャネル経路のチャネ
ル経路タイプに合致しない。
【0160】‘0105’:16進応答コード0105
は以下の理由で指示される。(A、M)1つまたは複数
の指定されたチャネル経路が入出力構成定義内に記述さ
れていない。1つまたは複数の指定されたチャネル経路
が、すでに別の制御装置が接続されている直列入出力2
点間チャネル経路として定義されている。有効なCHP
IDフィールドは固有の値を含まない。制御装置が接続
されるチャネル経路タイプの混合が、チャネル・サブシ
ステムによってサポートされていない。1つまたは複数
の有効なFLAフィールドが、指定されたチャネル経路
上の別の制御装置に対してすでに使用されているフル・
リンク・アドレスを指定する。1つまたは複数の有効な
FLAフィールドが、リンク・アドレス・フィールド内
に16進値00またはFFを含み、対応するチャネル経
路が直列入出力交換式2点間チャネル経路として定義さ
れている。1つまたは複数の有効なFLAフィールド
が、リンク・アドレス・フィールド内に16進値FFを
含み、対応するチャネル経路が直列入出力2点間チャネ
ル経路として定義されている。2つ以上のフル・リンク
・アドレス(FLA)フィールドが有効であり、それら
がすべてビット12−15内に同じ論理アドレスを含ん
ではいない。1つまたは複数の有効なFLAフィールド
のビット8−11がすべて0ではない。
【0161】‘0106’:16進応答コード0106
は以下の理由で提示される。(A、M)ユニット・アド
レス・ワードのET値が3である。ユニット・アドレス
・ワードのET値がある範囲を指定し、対応するカウン
ト・フィールドが、指定されたユニット・アドレスに適
用されたとき、255より大きい1つまたは複数のユニ
ット・アドレスを指定させる値を含む。ユニット・アド
レスの追加または削除によっては、単一の範囲内に含ま
れないユニット・アドレスのリストが生じ、チャネル・
サブシステムが、入出力構成定義の文脈で、指定された
制御装置に対する複数のユニット・アドレス範囲をサポ
ートしていない。指定されたチャネル経路が並列チャネ
ル経路として定義され、ユニット・アドレス・フィール
ド内で指定されているユニット・アドレスが、同じチャ
ネル経路上の他の制御装置によって認識されるユニット
・アドレスに対して一義的ではない。
【0162】‘0107’:16進応答コード0107
は以下の理由で提示される。(A、M)指定されたユニ
ット・アドレス範囲の数が、指定された各チャネル経路
に対してすでに定義されたユニット・アドレス範囲の数
に追加されたとき、その結果が1つまたは複数のチャネ
ル経路に対して許されるユニット・アドレス範囲の数を
超えるような数である。指定されたチャネル経路の数
を、指定された制御装置へのアクセスを提供するとすで
に記述されているチャネル経路(もしあれば)の数に加
えたとき、その結果が許された経路の数を超えるような
数である。制御装置が、1つまたは複数の指定されたチ
ャネル経路上でサポートされる制御装置の数を超える。
制御装置が、システム上でサポートされる制御装置の数
を超える。指定されたチャネル経路の数を、指定された
制御装置を含む共用入出力装置クラスタへのアクセスを
提供するとすでに記述されているチャネル経路(もしあ
れば)の数に加えたとき、その結果が許される経路の数
を超えるような数である。
【0163】‘0108’:16進応答コード0108
は以下の理由で提示される。(M)OCQフィールド
が、0の値または4より大きな値を含む。OCQフィー
ルドが、チャネル経路アクセス追加を指定するが、1つ
または複数の指定されたチャネル経路が、指定された制
御装置へのアクセスを提供するとすでに記述されてい
る。OCQフィールドがユニット・アドレス追加を指定
するが、1つまたは複数の指定されたユニット・アドレ
スが、指定された制御装置によって認識されるとすでに
記述されている。OCQフィールドがユニット・アドレ
スの追加または削除を指定するが、すべてのETフィー
ルドが0を含む。OCQフィールドがチャネル経路アク
セス削除を指定するが、1つまたは複数の指定されたチ
ャネル経路が、指定された制御装置へのアクセスを提供
すると記述されていない。OCQフィールドがチャネル
経路の追加または削除を指定するが、CHPIDVフィ
ールドが0を含む。OCQフィールドがチャネル経路ア
クセス削除を指定するが、この削除を実行すると指定さ
れた制御装置への他のすべてのアクセスも削除されてし
まう。OCQフィールドがユニット・アドレス削除を指
定するが、1つまたは複数の指定されたユニット・アド
レスが、指定された制御装置によって認識されると記述
されていない。OCQフィールドがユニット・アドレス
削除を指定するが、その削除を実行すると指定された制
御装置によって認識されている他のユニット・アドレス
もすべて削除されてしまう。OCQフィールドがユニッ
ト・アドレス削除を指定するが、1つまたは複数の入出
力装置が、1つまたは複数の指定されたユニット・アド
レスを使って指定された制御装置によってアクセスされ
ると記述される。
【0164】‘0109’:16進応答コード0109
は、チャネル・サブシステムが要求された入出力構成定
義の変更に対処できる十分な資源をもたないことを指定
する。(A、M)
【0165】‘010A’:16進応答コード010A
は、その制御装置が入出力構成定義内で記述されていな
いことを指定する。(M、D)
【0166】‘010B’:16進応答コード010B
は、入出力構成定義が、指定された制御装置によってア
クセスされると記述されている1つまたは複数の入出力
装置を含むことを指定する。(D)
【0167】‘010D’:16進応答コード010D
は、要求された入出力構成定義の変更がこのモデル上で
サポートされていないことを指定する。(A、M、D)
【0168】‘010F’:16進応答コード010F
は、OCフィールドが追加情報記憶動作を指定するが、
チャネル・サブシステムは記憶すべきSDCブロックま
たはサブチャネル・ブロックをもたないことを指定す
る。(S)
【0169】‘0110’:CPC内に、チャネル・サ
ブシステムが要求された構成変更を行うのに必要な資源
を得ることを妨げる条件が存在する。たとえば、CPC
がLPARモードにあり、サービス・プロセッサが初期
設定中であり、LPARハイパーバイザが、要求された
構成変更をサービス・プロセッサによって実行される他
の構成関連動作と直列化できない。(A、M、D)
【0170】‘0111’:16進応答コード0111
は、入出力構成に対する要求された変更を実行すると、
あい昧なまたは無効な構成記述を生ずることを指定す
る。(A、M、D)
【0171】入出力装置構成の変更 入出力装置構成変更コマンドは、入出力構成定義内の1
つまたは複数の入出力装置の記述を追加、修正、または
削除するために使用される。
【0172】このCHSCコマンドの以後の説明では、
「入出力装置」という用語は、1つまたは複数の入出力
装置を意味するものとして使用する。「入出力構成定
義」という用語は、入出力動作を制御するためにチャネ
ル・サブシステムによって使用される入出力構成定義を
意味するために使用する。「構成変更コマンド」という
用語は、入出力装置構成変更コマンド、制御装置構成変
更コマンド、及びチャネル経路構成変更コマンドからな
る1組のコマンドを意味する。
【0173】実行すべき動作の指定、及び入出力構成定
義を変更するために必要な情報は、コマンド要求ブロッ
ク内で提供される。
【0174】以下の規則が、入出力装置構成変更コマン
ドに適用される。追加動作については、入出力構成定義
は、指定された入出力装置の記述をすでに含んでいては
ならない。指定された入出力装置に関する制御装置アク
セスを変更する追加動作及び修正動作については、1つ
または複数の制御装置がコマンド要求ブロック内で指定
されていなければならず、それらの制御装置は入出力構
成定義内で記述されていなければならない。修正動作ま
たは削除動作については、入出力構成定義は、コマンド
要求ブロック内に指定された入出力装置の記述を含んで
いなければならない。追加動作、修正動作、または削除
動作については、チャネル・サブシステムは構成モード
で動作していなければならない。
【0175】入出力装置構成変更用のコマンド要求ブロ
ックは、図9に示す形式を有し、その内容は以下のよう
に定義される。
【0176】L1:ワード0のバイト0−1は、72バ
イトのコマンド要求ブロック長を指定する16進値00
48を含む。
【0177】コマンド・コード:ワード0のバイト2−
3は、入出力装置構成変更コマンドを指定する16進値
4015を含む。
【0178】命令コード(OC):ワード1のビット0
−1は、実行すべき入出力装置構成動作のタイプを指定
する値を含む。コマンド要求ブロックの要求データ域の
どのフィールドが使用されるかは、実行すべき動作に依
存する。要求された動作を実行する際に使用される可能
性があるかどうか調べられるように指定されていない要
求データ域のフィールドの内容は、無視される。各値の
意味は以下の通りである。 0 指定された入出力装置の記述を入出力構成定義に追
加する。追加動作の結果として追加されるサブチャネル
は、初期設定された状態にあり、イネーブルされていな
い。構成済み状態にある1つまたは複数のチャネル経路
が、指定された入出力装置にアクセスするために使用で
きるチャネル経路のリストに入れられたとき、指定され
た入出力装置に関連する各サブチャネル用の経路導入済
みマスク(PIM)及び経路使用可能マスク(PAM)
の対応するビットが1にセットされる。チャネル経路が
未構成状態にある場合、当該のPIMビットだけが1に
セットされる。DNQフィールドを除くすべてのフィー
ルドは、追加動作を実行する際に使用されるかどうか調
べられる。 1 入出力構成定義内の指定された入出力装置の記述を
修正する。修正のタイプは、命令コード修飾子(OC
Q)によって指定される。カウント、ユニット・アドレ
ス、入出力装置番号、及びDNQフィールドが、その記
述を修正すべき入出力装置を識別するために使用され
る。OCQフィールドの内容に応じて、追加のフィール
ドを使用することができる。使用されている追加のフィ
ールドは、OCQ値の記述内で識別される。 2 指定された入出力装置の記述を入出力構成定義から
削除する。削除動作の結果として削除されるサブチャネ
ルは、装置番号有効ビットが0にセットされる。カウン
ト、ユニット・アドレス、装置番号、及びDNQフィー
ルドだけが、削除動作を実行する際に使用されるかどう
か調べられる。 3 追加の情報を記憶する。以前の入出力装置構成変更
コマンド用のコマンド応答ブロックに含めることができ
なかった、1つまたは複数の共用装置クラスタ(SD
C)ブロックまたはサブチャネル・ブロック、あるいは
その両方が要求される。OCフィールドが3の値を含む
とき、入出力構成定義には何の変更も行われない。要求
データ域のすべてのフィールドの内容は無視される。
【0179】追加動作、修正動作、及び削除動作は、チ
ャネル・サブシステム内で入出力構成変更済み条件をセ
ットさせる。
【0180】追加動作、修正動作、及び削除動作が成功
すると、チャネル・サブシステムは指定されたプログラ
ム・パラメータを保持する。チャネル・サブシステム内
に現プログラム・パラメータがある場合は、それを置き
換える。
【0181】チャネル・サブシステムが16進コード0
001を記憶しようと試みたとき、たとえその試みが成
功しなくとも、動作は成功したと見なされる。このCH
SCコマンドの以後の説明では、記憶されている16進
応答コード0001の参照は、その応答コードを記憶し
ようとする試みが成功しなかった場合も暗示的に含むも
のとする。
【0182】予備域:ワード1のビット2−15及び2
0−31、ワード2のビット4−31、ワード8、ワー
ド9のバイト2、ワード10及び11のバイト1、及び
ワード16−17は予備用であり、0を含む。
【0183】命令コード修飾子(OCQ):ワード1の
ビット16−19は、OCフィールドによって指定され
た動作を修飾する値を含む。OCQフィールドの各値の
意味は以下の通りである。 0 OCフィールドによって指定された動作がOCQフ
ィールドによって修正されない。 1 制御装置アクセス追加:入出力構成定義が、指定さ
れた入出力装置にアクセスするために使用できる制御装
置の現在のリストに1つまたは複数の制御装置を追加す
ることによって修正される。修正(制御装置アクセス追
加)動作の結果として追加されたサブチャネルは、初期
設定済み状態にあり、イネーブルされていない。構成済
み状態にある1つまたは複数のチャネル経路が、指定さ
れた入出力御装置にアクセスするために使用できるチャ
ネル経路のリスト上に置かれるとき、指定された入出力
装置に関連する各サブチャネル用の経路導入済みマスク
(PIM)及び経路使用可能マスク(PAM)の対応す
るビットが1にセットされる。チャネル経路が未構成状
態にある場合、当該のPIMビットだけが1にセットさ
れる。このOCQ値は、OCフィールドが修正動作を指
定するときだけ指定することができる。CUNVフィー
ルド及びCUNフィールドが、この修正動作のために使
用される。CUNVフィールドは、1であるビットを少
なくとも1つ含まなければならない。各有効CUNフィ
ールドは、指定された入出力装置用の制御装置のリスト
に追加すべき制御装置を指定する。 2 制御装置アクセス削除:入出力構成定義が、指定さ
れた入出力装置にアクセスするために使用できる制御装
置の現在のリストから1つまたは複数の制御装置を削除
することによって修正される。修正(制御装置アクセス
削除)動作の結果として削除されたサブチャネルは、装
置番号有効ビットが0にセットされる。1つまたは複数
のチャネル経路が、指定された入出力装置にアクセスす
るために使用できるチャネル経路のリストから削除され
るとき、指定された入出力装置と関連するサブチャネル
用の経路導入済みマスク(PIM)及び経路使用可能マ
スク(PAM)の対応するビットが0にセットされる。
このOCQ値は、OCフィールドが修正動作を指定する
ときだけ指定することができる。CUNVフィールド及
びCUNフィールドが、この修正動作のために使用され
る。CUNVフィールドは、1であるビットを少なくと
も1つ含まなければならない。各有効CUNフィールド
は、指定された入出力装置用の制御装置のリストから削
除すべき制御装置を指定する。制御装置へのアクセスの
除去によって、指定された制御装置に接続されている1
つまたは複数の入出力装置用の好ましいチャネル経路が
除去される場合は、それらの入出力装置が入出力構成定
義内で最初に記述された時、好ましい経路が定義されて
いなかった場合と同じになる。影響を受ける入出力装置
が入出力動作のための好ましいチャネル経路をもう一度
もたなければならなかったとき、それらの入出力装置の
記述を変更することが必要である。 3 入出力装置特性修正:指定された入出力装置の特性
が、IODCフィールド内で指定された特性によって置
き換えられる。このOCQ値は、OCフィールドが修正
動作を指定するときだけ指定することができる。IOD
Cフィールド及びPCHPフィールドが、この修正動作
のために使用される。 4−15 予備(未定義)。
【0184】キー:ワード2のビット0−3は、コマン
ドによって開始される非同期動作用のコマンド要求ブロ
ック及びコマンド応答ブロックにアクセスするためにチ
ャネル・サブシステムによって使用される記憶装置アク
セス・キーを含む。
【0185】ワード3のバイト1:ワード3のバイト1
は値1を含む。
【0186】サブチャネル番号:ワード3のバイト2−
3は、CHSC実行と非同期的な動作を実行するために
使用されるCHSCサブチャネルの2進番号を含む。
【0187】プログラム・パラメータ:ワード4−7
は、プログラムがこの入出力装置構成変更コマンドと関
連づける値を含む。
【0188】カウント:ワード9のバイト0は、入出力
装置構成変更コマンドのオブジェクトである入出力装置
の数より1つ少ない数を指定する。指定された入出力装
置の装置番号は、装置番号フィールド内に含まれる値か
ら始まる連続する装置番号を使用することによって決定
される。同様に、指定された入出力装置のユニット・ア
ドレスは、ユニット・アドレス・フィールド内に含まれ
る値から始まる連続したユニット・アドレスを使用する
ことによって決定される。
【0189】入出力装置特性(IODC):ワード9の
バイト1は、指定された入出力装置の特性を指定する。
IODCフィールドの内容は、OCフィールドが追加動
作または修正動作を指定し、OCQフィールドが入出力
装置修正特性を指定するときだけ意味をもつ。ビット0
−7の意味は以下の通りである。 ビット 意味 0 タイム・アウト:0のとき、ビット0は、指定され
た入出力装置に関してタイム・アウト機能が活動状態で
ないことを指定する。1のとき、ビット0は、指定され
た入出力装置に関してタイム・アウト機能が活動状態で
あることを指定する。タイム・アウト機能は、直列入出
力チャネル経路によってアクセスできる入出力装置に関
しては常に活動状態であり、それらの入出力装置に対す
る0の値は無視される。 1 状況検査:0のとき、ビット1は、指定された入出
力装置によって提示される状況に関して状況検査が実行
されないことを指定する。1のとき、ビット1は、指定
された入出力装置によって提示される状況に関して状況
検査が実行されることを指定する。 2 好ましいチャネル経路:0のとき、ビット2は、指
定された入出力装置に対する入出力要求があるときに使
用される好ましいチャネル経路がないことを指定し、P
CHPフィールドの内容は意味をもたない。1のとき、
ビット2は、指定された入出力装置に対する入出力要求
があるときに使用される好ましいチャネル経路があるこ
とを指定し、PCHPフィールドの内容はそのチャネル
経路を識別する。 3 入出力装置タイプ指定:0のとき、ビット3は、指
定された入出力装置が直接アクセス記憶装置でないこと
を示す。1のとき、ビット3は、指定された入出力装置
が直接アクセス記憶装置であることを示す。 4−7 予備(未定義)。
【0190】好ましいチャネル経路(PCHP):IO
DCフィールドの内容が有効であり、ビット2が1であ
るとき、ワード9のバイト3は、指定された入出力装置
に対する入出力要求があるときにチャネル・サブシステ
ムが使用しようと試みる第1チャネル経路のチャネル経
路識別子(CHPID)を指定する。
【0191】ユニット・アドレス:カウント・フィール
ドが0の値を含むとき、ワード10のバイト0は指定さ
れた入出力装置のユニット・アドレスを含む。カウント
・フィールドが0より大きい値を含むとき、ワード10
のバイト0は指定された入出力装置のユニット・アドレ
スの範囲のうちの最初のユニット・アドレスを含む。
【0192】装置番号:カウント・フィールドが0の値
を含むとき、ワード10のバイト2−3は指定された入
出力装置の装置番号の2進表現を含む。カウント・フィ
ールドが0より大きい値を含むとき、ワード10のバイ
ト2−3は指定された入出力装置の装置番号の範囲のう
ちの最初の装置番号を含む。
【0193】制御装置妥当性(CUNV):ワード11
のバイト0は、制御装置番号(CUN)フィールドのう
ちのどれが有効な情報を含むかを指定する。
【0194】CUNVフィールドのビット0−7は、左
から右に、8個のCUNフィールドの各々に対応する。
1のとき、CUNVビットは、対応するCUNフィール
ドが有効な制御装置番号を含むことを指定する。0のと
き、CUNVビットは、対応するCUNフィールドが有
効な制御装置番号を含まないことを指定する。
【0195】OCフィールドが追加動作を指定すると
き、CUNVフィールドはすべて0を含んでいてはなら
ない。有効なCUNフィールドの内容は、指定された入
出力装置にアクセスするために使用できる制御装置を識
別する。
【0196】OCフィールドが修正動作を指定し、OC
Qフィールドが制御装置アクセスの追加または削除を指
定するとき、CUNVフィールドはすべて0を含んでい
てはならない。有効なCUNフィールドの内容は、指定
された入出力装置にアクセスするために使用できる制御
装置のリストに追加される、またはそのリストから削除
される制御装置を識別する。
【0197】装置番号修飾子(DNQ):OCフィール
ドが修正動作または削除動作を指定するとき、ワード1
1のバイト2−3は、このCHSCコマンドのオブジェ
クトである入出力装置に対するアクセスを提供する、
(この入出力装置構成変更コマンドの前の)入出力構成
定義内に記述された制御装置のうちの1つの制御装置番
号を含む。
【0198】装置番号修飾子は、同じ装置番号を有する
1組の入出力装置のうちの1つの入出力装置を他のもの
から区別する。制御装置番号がこの目的に役立つのは、
1つの制御装置に接続された各入出力装置はすべて固有
の装置番号をもたなければならないず、共用装置クラス
タ内の各入出力装置はすべて固有の装置番号をもたなけ
ればならないという制限があるからである。
【0199】制御装置番号(CUN):CUNVフィー
ルドのビット0−7がすべて0ではないとき、ワード1
2−15は最大8個の2バイトの制御装置番号を含む。
CUNVフィールドの内容によって有効と指定されてい
る各CUNフィールドは、指定された入出力装置にアク
セスするために使用できる制御装置の固有の識別子を含
む。
【0200】入出力装置構成変更用のコマンド応答ブロ
ックは、図10に示す形式を有し、その内容は以下のよ
うに定義される。
【0201】L2:ワード0のバイト0−1は、コマン
ド応答ブロックの長さをバイト数で指定する。この長さ
は、入出力装置構成変更コマンドを実行する試みの結果
として応答コード・フィールド内に記憶された応答コー
ド、及び16進数0001の応答コードが記憶されると
きに記憶される情報のタイプ及び量に依存する。
【0202】16進数0001の応答コードが応答コー
ド・フィールドに記憶されているとき、8個の16バイ
ト共用装置クラスタ(SDC)ブロックが記憶されてお
り、1つまたは複数の8バイトのサブチャネル・ブロッ
クが応答ブロックの応答データ域に記憶されることがあ
る。L2フィールドは、144バイトのコマンド応答ブ
ロック長と、それに加えて、記憶されているすべてのサ
ブチャネル・ブロック(もしあれば)用の8バイトを指
定する。
【0203】16進数0001以外の応答コードが応答
コード・フィールドに記憶されているとき、そのコマン
ドを実行する試みの結果としてSDCブロックまたはサ
ブチャネル・ブロックが記憶されず、L2はコマンド応
答ブロック用の8バイトの長さを指定する。
【0204】応答コード:ワード0のバイト2−3は、
入出力装置構成変更コマンドを実行する試みの結果を記
述する16ビットの符号なし2進整数を含む。有効な応
答コードは、16進数の0001、0003、000
4、及び次節「特別条件」にリストするコマンド特有の
応答コードである。
【0205】コマンド応答ブロックのOCフィールドが
追加動作、修正動作、または削除動作を指定し、応答コ
ード・フィールドが16進数0001を含むとき、チャ
ネル・サブシステムは要求された入出力構成定義の変更
を首尾よく完了している。
【0206】コマンド応答ブロックのOCフィールドが
追加情報記憶動作を指定し、応答コード・フィールドが
16進数0001を含むとき、または応答コード・フィ
ールドが16進数0001以外の応答コードを含むとき
(OCフィールドの内容に関係なく)、入出力構成定義
に対する変更は行われず、チャネル・サブシステム内の
入出力構成変更済み条件は影響を受けず、プログラム・
パラメータ・フィールドの内容は無視される。
【0207】入出力装置構成変更コマンドの実行によっ
て条件コード1がセットされたとき、チャネル・サブシ
ステムは、要求された入出力構成定義の変更の実行を非
同期的に試みるイニシアティブを与えられている。その
試みの完了は、CHSCサブチャネル入出力割込みによ
って指示され、その試みの結果はコマンド応答ブロック
内の応答コードによって指示される。
【0208】予備域:ワード1及び3、及びワード2の
ビット1−31は0を含む。
【0209】追加情報(A):1のとき、ワード2のビ
ット0は、チャネル・サブシステムが、このコマンド応
答ブロック内に含めることのできない追加の共用装置ク
ラスタ(SDC)ブロックまたは追加のサブチャネル・
ブロックを有することを指定する。0のとき、ワード2
のビット0は、チャネル・サブシステムがこのコマンド
応答ブロック内に含まれるもの(もしあれば)の他には
SDCブロックまたはサブチャネル・ブロックをもたな
いことを指定する。
【0210】追加動作、修正(制御装置アクセスの追加
または削除を伴う)動作、または削除動作を指定する入
出力装置構成変更コマンドの実行によって、コマンド応
答ブロック内に含むことができるよりも多くのSDCブ
ロックまたはサブチャネル・ブロックが作成されること
があり得る。この場合、チャネル・サブシステムは1組
のコマンド応答ブロックを作成する。この1組のコマン
ド応答ブロックのうちの最初のものは、この1組のコマ
ンド応答ブロックを作成させた入出力装置構成変更コマ
ンドの実行の一環として提供される。プログラムは、指
定された追加情報記憶動作によって入出力装置構成変更
コマンドを繰り返し実行することにより、残りのコマン
ド応答ブロックを得ることができる。この1組のコマン
ド応答ブロックのうちの最後のものはAビットが0であ
る。
【0211】ある1組のコマンド応答ブロックがすべて
記憶された後に、プログラムが追加のコマンド応答ブロ
ックを引続き要求する場合、チャネル・サブシステム
は、その組のブロックの始めから始めて、以前に提供さ
れたのと同じ順序でそれらのコマンド応答ブロックを提
供することにより、それらを引続き提供する。この1組
のコマンド応答ブロックは、この1組のコマンド応答ブ
ロックを作成させたコマンドの後に続く(追加情報記憶
動作を指定するOCフィールドを有する)入出力装置構
成変更コマンド以外の構成変更コマンドを実行しようと
する最初の試みが実行されるとき、チャネル・サブシス
テムによって放棄される。
【0212】共用装置クラスタ(SDC)ブロック:ワ
ード4−35は、8個の16バイト共用装置クラスタ
(SDC)ブロックを含む。有効であると指定されてい
る各SDCブロックは、SDCブロックを作成させた入
出力装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロック内で
指定されている1つまたは複数の入出力装置を含む共用
装置クラスタを記述する。
【0213】共用装置クラスタとは、少なくとも1つの
入出力装置に対するアクセスを提供するが、他の制御装
置と入出力装置に対するアクセスを共用しない単一の制
御装置、あるいは制御装置の全集合体を2つのサブセッ
トに分割する場合に少なくとも1つの入出力装置が各サ
ブセットからの少なくとも1つの制御装置によって共用
されるように接続されている、制御装置及び入出力装置
の集合体のいずれかである。
【0214】SDCブロックは、図7に示す形式を有
し、その内容は以下のように定義される。
【0215】SDC妥当性ビット(S):1のとき、ワ
ード0のビット0は、関連するSDCブロックが有効で
あることを指定する。0のとき、ワード0のビット0
は、関連するSDCブロックが有効でなく、コマンド応
答ブロック内に有効である後続のSDCブロックはない
ことを指定する。
【0216】PN妥当性ビット(P):1のとき、ワー
ド0のビット1は、PNフィールドが有効な区画番号を
含むことを指定する。0のとき、ワード0のビット1
は、PNフィールドの内容が無意味であることを指定す
る。Pビットは、CPCがLPARモードにあるときだ
け1になることができる。
【0217】予備域:ワード0のビット2−15、ワー
ド1のバイト0は予備用であり、0を含む。
【0218】共用装置クラスタ(SDC)番号:ワード
0のバイト2−3は、このSDCブロックによって記述
される共用装置クラスタを識別するSDC番号を含む。
入出力構成定義内では、各SDCは固有の番号をもつ。
【0219】区画番号(PN):CPCがLPARモー
ドにあり、かつPビットが1であるとき、ワード1のバ
イト1は、指定されたSDCがそこから認識される区画
の区画番号を含む。
【0220】経路マスク−1(PM−1):ワード1の
バイト2は、指定されたSDC用の入出力構成定義に記
述されているすべてのチャネル経路を識別する、ワード
2−3内のCHPIDフィールドを指定する。PM−1
フィールドの各ビットは、その相対位置が、ワード2−
3内の各CHPIDフィールドと1対1で対応する。1
として記憶されたPM−1ビットは、対応するCHPI
Dフィールドの内容が、指定されたSDC用のチャネル
経路を識別することを指定する。0として記憶されたP
M−1ビットは、対応するCHPIDフィールドの内容
が意味をもたないことを指定する。
【0221】経路マスク−2(PM−2):CPCがL
PARモードにあるとき、ワード1のバイト3は、指定
されたSDC用の指定された区画に対して構成されるチ
ャネル経路を識別する、ワード2−3内のCHPIDフ
ィールドを指定する。PM−2フィールドの各ビット
は、その相対位置が、ワード2−3内の各CHPIDフ
ィールドと1対1で対応する。1として記憶されたPM
−2ビットは、対応するCHPIDフィールドの内容が
指定されたSDC及び指定された区画用のチャネル経路
を識別することを指定する。0として記憶されたPM−
2ビットは、対応するCHPIDフィールドの内容が意
味をもたないことを指定する。
【0222】PM−2ビットは、PM−1フィールドの
対応するビットが1である場合だけ1となることができ
る。CPCが固有モードで動作しているとき、PM−2
フィールドは意味をもたない。
【0223】チャネル経路識別子(CHPID):ワー
ド2−3は、8個の1バイトCHPIDフィールドを含
む。PM−1フィールドの1であるビットに対応するC
HPIDフィールドは、指定されたSDC用のチャネル
経路のCHPIDを含む。PM−1フィールドの0であ
るビットに対応するCHPIDフィールドの内容は無意
味である。
【0224】サブチャネル・ブロック:L2フィールド
が16進数0090より大きい値を含むとき、ワード3
6−Nは1つまたは複数の8バイト・サブチャネル・ブ
ロックを含む。各サブチャネル・ブロックは、要求され
た入出力構成の変更によって影響を受けるサブチャネル
を記述する。
【0225】サブチャネル・ブロックは、図8に示す形
式を有し、その内容は以下のように定義される。
【0226】状況:ワード0のバイト0は、対応する入
出力装置の状況に関する情報を含む。ビット0−7の意
味は以下の通りである。 ビット 意味 0 1のとき、ワード0のビット0は、指定されたサブ
チャネルに対して導入されたパラメータが初期設定状態
にセットされていることを指定する。0のとき、ワード
0のビット0は、指定されたサブチャネルに対して導入
されたパラメータが修正されたが、初期設定状態にはセ
ットされていないことを指定する。 1 1のとき、ワード0のビット1は、PNフィールド
が有効な区画番号を含むことを指定する。0のとき、ワ
ード0のビット1は、PNフィールドの内容が無意味で
あることを指定する。このPビットは、CPCがLPA
Rモードにあるときだけ1となることができる。 2 このサブチャネル・ブロックを作成させた入出力装
置構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィ
ールドが修正(制御装置アクセス削除)操作または削除
動作を指定するとき、ビット2は、無条件忠誠条件が存
在していたかどうか、あるいは指定された入出力装置に
対する修正(制御装置アクセス削除)動作または削除動
作が実行されたときにチャネル・サブシステムがユニッ
ト検査を含む状況を受け入れ中であったかどうかを指定
する。0のとき、ビット2は、無条件忠誠条件が存在し
なかったことを指定する。1のとき、ビット2は、無条
件忠誠条件が存在したことを指定し、状況フィールドの
ビット3は、チャネル・サブシステムが入出力装置で関
連する条件付き忠誠条件をクリアできたかどうかを指定
する。このサブチャネル・ブロックを作成させた入出力
装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフ
ィールドが修正(制御装置アクセス削除)操作または削
除動作を指定しないとき、ビット2は意味をもたない。 3 状況フィールドのビット2が意味をもち、1である
とき、ビット3は、チャネル・サブシステムが指定され
た入出力装置で条件付き忠誠条件をクリアできたかどう
かを指定する。0のとき、ビット3は、チャネル・サブ
システムが条件付き忠誠条件をクリアできた(ゼロ・セ
ンス・データを生ずることができた)ことを指定する。
1のとき、ビット3は、チャネル・サブシステムが条件
付き忠誠条件をクリアできなかったことを指定する。状
況フィールドのビット2が意味をもたないとき、または
意味をもつが0であるとき、ビット3は意味をもたな
い。 4 このサブチャネル・ブロックを作成させた入出力装
置構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィ
ールドが修正(制御装置アクセス削除)動作または削除
動作を指定するとき、ビット4は、指定された入出力装
置に対する修正(制御装置アクセス削除)動作または削
除動作が実行されたときに入出力動作が進行中であった
かどうかを指定する。0のとき、ビット4は、入出力動
作が進行中でなかったことを指定する。1のとき、ビッ
ト4は、入出力動作が進行中であったことを指定し、状
況フィールドのビット5は、チャネル・サブシステムが
指定された入出力装置で入出力動作を終了できたかどう
かを指定する。このサブチャネル・ブロックを作成させ
た入出力装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロック
のOCフィールドが、修正(制御装置アクセス削除)動
作または削除動作を指定しないとき、ビット4は意味を
もたない。 5 状況フィールドのビット4が意味をもち1であると
き、ビット5は、チャネル・サブシステムが指定された
入出力装置で入出力動作を終了できたかどうかを指定す
る。0のとき、ビット5は、チャネル・サブシステムが
入出力装置で入出力動作を終了できたことを指定する。
1のとき、ビット5は、チャネル・サブシステムが入出
力装置で入出力動作を終了できなかったことを指定す
る。状況フィールドのビット4が意味をもたないとき、
または意味をもつが0であるとき、ビット5は意味をも
たない。 6 このサブチャネル・ブロックを作成させた入出力装
置構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィ
ールドが、修正(制御装置アクセス削除)動作または削
除動作を指定するとき、ビット6は、チャネル・サブシ
ステムが要求された動作の実行を開始したときに指定さ
れたサブチャネルに関するイネーブル済みビット(PM
CWのワード1のビット8)が1であったかそれとも0
であったかを指定する。0のとき、ビット6は、イネー
ブル済みビットが0であったことを指定する。1のと
き、ビット6は、イネーブル済みビットが1であったこ
とを指定する。このサブチャネル・ブロックを作成させ
た入出力装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロック
のOCフィールドが、修正(制御装置アクセス削除)動
作または削除動作を指定しないとき、ビット6は意味を
もたない。 7 このサブチャネル・ブロックを作成させた入出力装
置構成変更コマンドのコマンド要求ブロックのOCフィ
ールドが、修正(制御装置アクセス削除)動作または削
除動作を指定し、かつCPCがLPARモードにあると
き、ビット7は、チャネル・サブシステムが要求された
動作の実行を開始したときに指定されたサブチャネルに
対する割込みインターロック制御ビット(PMCWのワ
ード6のビット24)が1であったかそれとも0であっ
たかを指定する。0のとき、ビット7は、割込みインタ
ーロック・ビットが0であったことを指定する。1のと
き、ビット7は、割込みインターロック・ビットが1で
あったことを指定する。このサブチャネル・ブロックを
作成させた入出力装置構成変更コマンドのコマンド要求
ブロックのOCフィールドが、修正(制御装置アクセス
削除)動作または削除動作を指定しないとき、ビット7
は意味をもたない。
【0227】予備域:ワード0のバイト1およびワード
1のバイト0は予備用であり、0である。
【0228】装置番号:ワード0のバイト2−3は、指
定されたサブチャネルに関連する入出力装置の装置番号
の2進表現を含む。
【0229】区画番号(PN):CPCがLPARモー
ドにあり、かつ状況フィールドのビット1が1であると
き、ワード1のバイト1は指定されたサブチャネルが関
連づけられている区画の区画番号を含む。その他の場
合、PNフィールドの内容は意味をもたない。
【0230】サブチャネル番号:ワード1のバイト2−
3は、このサブチャネル・ブロック内の情報が適用され
るサブチャネルを指定する。
【0231】関連諸機能 コマンド要求ブロック内のOCフィールド及びOCQフ
ィールドによって指定される動作に応じて、また指定さ
れた入出力装置の状況に応じて、16進数0001の応
答コードがコマンド応答ブロックに記憶されていると
き、関連する(入出力構成定義の変更以外の)諸機能が
実行されていることがある。本節では、関連する諸機能
及びそれらが起こる諸条件を記述する。
【0232】チャネル・サブシステムがクリア信号を入
出力装置に発行する必要があると述べる、本節で記述す
るすべての場合に、チャネル経路(特定のチャネル経路
の使用が明記されていないとき)を選択するための規
則、及び入出力装置を選択しようと試みる際の異常な条
件に対する措置は、「サブチャネル・クリア」の場合と
同じである。「サブチャネル・クリア」の場合と同様
に、チャネル・サブシステムが首尾よくクリア信号を発
行できない可能性がある。
【0233】1.CPCがLPARモードにあり、関連
入出力装置が、入出力装置構成変更コマンドの実行に関
連する区画以外の1つまたは複数の区画によって始めて
アクセスできるようになったので、サブチャネルが追加
動作または修正(制御装置アクセス追加)動作によって
追加されるとき、他の区画(システム/370モード区
画を除く)はチャネル・レポートによってこの事象を通
知される。サブチャネル導入済みパラメータ初期設定済
みチャネル・レポートが、当該の各入出力装置用の他の
区画に提示される。
【0234】2.CPCがLPARモードにあり、指定
された入出力装置へのアクセスが修正(制御装置アクセ
ス追加または削除)動作によって、それらの入出力装置
が入出力装置構成変更コマンドの実行と関連する区画以
外の1つまたは複数の区画によって異なる方法でアクセ
スできるように修正されるとき、他の区画(システム/
370モード区画を除く)はチャネル・レポートによっ
てこの事象を通知される。サブチャネル導入済みパラメ
ータ修正済みチャネル・レポートは、当該の各入出力装
置用の他の区画に提示される。
【0235】3.CPCがLPARモードにあり、関連
入出力装置が、入出力装置構成変更コマンドの実行に関
連する区画以外の1つまたは複数の区画によってもはや
アクセスできなくなったので、サブチャネルが削除動作
または修正(制御装置アクセス削除)動作の結果として
削除されるとき、他の区画(システム/370モード区
画を除く)はチャネル・レポートによってこの事象を通
知される。サブチャネル導入済みパラメータ初期設定済
みチャネル・レポートは、当該の各入出力装置用の他の
区画に提示される。
【0236】以下の項目では、削除動作の一環として実
行される関連機能を記述する。
【0237】4.1つまたは複数の直列入出力チャネル
経路に接続されている入出力装置を削除する要求が行わ
れるとき、それらの各チャネル経路について、以下の動
作が実行される。 a.スタック済み状況を要求するイニシアティブ(もし
あれば)がクリアされる。 b.チャネル開始コマンドの再試行を実行するイニシア
ティブ(もしあれば)がクリアされる。 c.チャネル開始ユニット検査を実行するイニシアティ
ブ(もしあれば)がクリアされる。
【0238】5.関連した入出力装置を削除する要求が
行われたとき、サブチャネルが遊んでいる場合、チャネ
ル・サブシステムはそのサブチャネルを調べて、そのサ
ブチャネルに関する無条件忠誠が存在するかどうか判定
する。
【0239】そのサブチャネルに関する無条件忠誠が存
在する場合、この条件はクリアされ、入出力装置で関連
する条件付き忠誠をクリアする試みが行われる。クリア
信号は使用された最後の経路上に発行される。この経路
が使用不能な(すなわち、そのPAMビットが0であ
る)場合、クリア信号は発行されない。
【0240】6.関連する入出力装置を削除する要求が
行われたとき、サブチャネルが中断されている、または
機能保留状態である場合、チャネル・サブシステムは、
この条件をクリアし、関連機能(開始、クリア、停止)
は実行されない。
【0241】7.関連入出力装置を削除する要求が行わ
れたとき、サブチャネルがサブチャネル活動状態または
単に装置活動状態であって切断されている場合、チャネ
ル・サブシステムは、クリア信号を出すことによって入
出力装置での動作を終了しようと試みる。入出力装置が
切断されている場合、クリア信号を発行できるように経
路を選択しようとする試みがなされる。
【0242】8.関連入出力装置を削除する要求が行わ
れたとき、サブチャネルが単に装置活動状態であって接
続されている場合、チャネル・サブシステムはその状況
を受け入れ、それを調べてユニット検査を含むかどうか
判定する。その状況がユニット検査を含む場合、チャネ
ル・サブシステムは状況表現に応答してクリア信号を発
行することによって、入出力装置で条件付き忠誠をクリ
アしようと試みる。いずれの場合も、入出力装置から受
け入れられた状況は放棄され、そのサブチャネルは状況
保留にされない。
【0243】9.関連入出力装置を削除する要求が行わ
れたとき、サブチャネルが状況保留状態である場合、チ
ャネル・サブシステムはその状況を調べてユニット検査
を含むかどうか判定する。その状況がユニット検査を含
む場合、サブチャネルにおける無条件忠誠条件はクリア
され、入出力装置で関連する条件付き忠誠をクリアしよ
うとする試みがなされる。クリア信号は使用された最後
の経路上に発行される。この経路が使用不能な(すなわ
ち、そのPAMビットが0である)場合、クリア信号は
発行されない。いずれの場合も、その状況は放棄され、
そのサブチャネルはもはや状況保留状態ではない。
【0244】以下の項目では、修正(制御装置アクセス
削除)動作の一環として実行される関連機能を記述す
る。
【0245】影響を受けた1組のチャネル経路が、ある
サブチャネル用のすべてのチャネル経路を含む(これは
CPCがLPARモードにあるときに起こり得る)あら
ゆる場合に、そのサブチャネルは入出力構成定義から削
除される。別の指定がない限り、各場合について記述さ
れる動作は、たとえそのサブチャネルが削除される場合
でも実行される。「影響を受けるチャネル経路」という
用語は、指定された制御装置が接続されている1組のチ
ャネル経路を意味する。指定された制御装置による指定
された入出力装置へのアクセスが削除されたとき、影響
を受けるチャネル経路によるアクセスも(暗示的に)削
除される。
【0246】10.制御装置による入出力装置へのアク
セスを削除する要求が行われ、制御装置が1つまたは複
数の直列入出力チャネル経路に接続されているとき、そ
れらの各チャネル経路について、以下の動作が実行され
る。 a.スタック済み状況を要求するイニシアティブ(もし
あれば)がクリアされる。 b.チャネル開始コマンドの再試行を実行するイニシア
ティブ(もしあれば)がクリアされる。 c.チャネル開始ユニット検査を実行するイニシアティ
ブ(もしあれば)がクリアされる。
【0247】11.1つまたは複数の制御装置による関
連入出力装置へのアクセスを削除する要求が行われたと
き、サブチャネルが遊んでいる場合、チャネル・サブシ
ステムはそのサブチャネルを調べて、影響を受けるチャ
ネル経路の1つについてそのサブチャネルに関する無条
件忠誠状態が存在するかどうか判定する。無条件忠誠状
態が存在する場合、この条件はクリアされ、入出力装置
における関連する条件付き忠誠をクリアしようとする試
みがなされる。クリア信号は使用された最後の経路上に
発行される。この経路が使用不能な(すなわち、そのP
AMビットが0である)場合、クリア信号は発行されな
い。
【0248】12.1つまたは複数の制御装置による関
連入出力装置へのアクセスを削除する要求が行われたと
き、影響を受けるサブチャネルが保留されている、また
は単に機能保留状態である場合、チャネル・サブシステ
ムは、LPM、PAM、及び影響を受ける1組のチャネ
ル経路を調べて、影響を受けるチャネル経路によるアク
セスが削除された後に、1つまたは複数のチャネル経路
が選択できるものとして残っているかどうか判定する。
選択できるチャネル経路がない場合、サブチャネルは中
断状態または機能保留状態のままとなり、割込み保留、
及び1次状況、2次状況、警戒状況の状況保留にされ
る。チャネル制御検査はサブチャネル状況フィールド内
で指示され、補助レポートはサブチャネル・ログアウト
内で指示される。サブチャネルが開始保留、または単に
再開保留である場合、遅延条件コード3も指示される。
【0249】影響を受ける1組のチャネル経路がそのサ
ブチャネルに関するすべてのチャネル経路を含む場合
(これはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)、前段で述べた動作は実行されない。その代わり、
チャネル・サブシステムは中断状態または機能保留状態
をクリアし、関連する機能(開始、クリア、停止)は実
行されず、装置番号有効ビットを0にセットすることに
よってサブチャネルが入出力構成定義から削除される。
【0250】13.1つまたは複数の制御装置による関
連入出力装置へのアクセスを削除する要求が行われると
き、サブチャネルがサブチャネル活動状態または単に装
置活動状態であって、切断されている場合、チャネル・
サブシステムは以下に述べる状況に応じて入出力装置で
の動作を終了しようとすることがある。a.サブチャネ
ルがサブチャネル活動状態であって接続されており、接
続されたチャネル経路が影響を受ける1組のチャネル経
路に属する場合、チャネル・サブシステムは、サブチャ
ネルで実用的忠誠及び活動状態の忠誠をクリアし、クリ
ア信号を接続されたチャネル経路上に発行することによ
って、入出力装置での動作を終了しようと試みる。b.
サブチャネルがサブチャネル活動状態であって切断され
ており、または単に装置活動状態であって切断されてお
り、使用された最後の経路が影響を受ける1組のチャネ
ル経路に属するチャネル経路であり、サブチャネルが多
重経路モードで動作していない場合、チャネル・サブシ
ステムは、サブチャネルで実用的忠誠をクリアし、クリ
ア信号を使用された最後の経路上に発行することによっ
て、入出力装置での動作を終了しようと試みる。c.サ
ブチャネルがサブチャネル活動状態であって切断されて
おり、または単に装置活動状態であって切断されてお
り、使用された最後の経路が影響を受ける1組のチャネ
ル経路に属するチャネル経路であり、サブチャネルが多
重経路モードで動作している場合、チャネル・サブシス
テムは影響を受ける1組のチャネル経路を、暗示された
経路グループ内の1組のチャネル経路と比較する。(暗
示経路グループは、論理的経路マスク(LPM)と経路
使用可能マスク(PAM)の論理和をとることによって
決定される)。暗示経路グループに属するすべてのチャ
ネル経路が影響を受ける1組のチャネル経路に含まれる
場合、チャネル・サブシステムはサブチャネルで暗示経
路グループ内のすべてのチャネル経路に関する実用的忠
誠をクリアし、クリア信号を使用された最後の経路上に
発行することによって、入出力装置での動作を終了しよ
うと試みる。
【0251】影響を受ける1組のチャネル経路がそのサ
ブチャネルに関するすべてのチャネル経路を含まず、チ
ャネル・サブシステムが(すぐ上で述べた理由から)ク
リア信号を入出力装置に発行しようと試みる場合、サブ
チャネルは割込み保留、及び1次状況(サブチャネルが
単に装置活動状態であって、切断されているときを除
く)、2次状況、警戒状況の状況保留にされる。チャネ
ル制御検査は、サブチャネル状況フィールド内で指示さ
れ、補助レポートはサブチャネル・ログアウト内で指示
される。クリア信号を発行するために使用されるチャネ
ル経路は、そのサブチャネルに対して使用された最後の
経路である。
【0252】14.1つまたは複数の制御装置による関
連入出力装置へのアクセスを削除する要求が行われたと
き、サブチャネルが単に装置活動状態であって接続され
ており、接続されたチャネル経路が影響を受ける1組の
チャネル経路に含まれている場合、チャネル・サブシス
テムはこの状況を受け入れる。この状況がユニット検査
を含む場合、サブチャネルは、この状況の提示に応答し
てクリア信号を発行することによって、入出力装置で条
件付き忠誠をクリアしようと試み、サブチャネルに関す
る無条件忠誠は確立されない。
【0253】影響を受ける1組のチャネル経路がそのサ
ブチャネルに関するすべてのチャネル経路を含まない場
合、サブチャネルは2次状況の状況保留にされ、入出力
装置からの装置状況が受け入れられる。
【0254】影響を受ける1組のチャネル経路がそのサ
ブチャネルに関するすべてのチャネル経路を含む場合
(これはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)、入出力装置から受け入れられた状況は放棄され、
サブチャネルは状況保留にされない。
【0255】15.1つまたは複数の制御装置による関
連入出力装置へのアクセスを削除する要求が行われたと
き、サブチャネルが状況保留状態であり、その状況がユ
ニット検査を含み、関連する無条件忠誠が、影響を受け
る1組のチャネル経路に含まれているチャネル経路に対
するものである場合、サブチャネルでの無条件忠誠条件
がクリアされ、入出力装置で関連する条件付き忠誠をク
リアしようとする試みが行われる。チャネル・サブシス
テムは、クリア信号を使用された最後の経路上に発行し
ようと試みる。
【0256】影響を受ける1組のチャネル経路がそのサ
ブチャネルに関するすべてのチャネル経路を含む場合
(これはCPCがLPARモードにあるときに起こり得
る)、この状況は放棄され、サブチャネルはもはや状況
保留状態ではない。
【0257】CPCがLPARモードにあり、入出力装
置構成変更コマンドの実行の結果としてCPCが(削除
された入出力装置と関連する構成変更以外の)構成変更
を反映するチャネル・レポートを生成するとき、それら
のチャネル・レポートは、CPCが構成モードでの動作
を停止するまで保留されない。これは、所期のすべての
入出力構成変更が完了する前に、これらのチャネル・レ
ポートに応答して措置が講じられるのを防止するためで
ある。
【0258】特別条件 16進数0001以外の応答コードがコマンド応答ブロ
ックの応答コード・フィールド内に記憶されている場合
には、特別の条件が存在する。特別の条件が指摘された
とき、入出力構成定義は不変である。各特別条件の記の
後に、関連する応答コードの特徴を指定する記号が続
く。これらの記号及びそれらの意味は以下の通りであ
る。 記号 意味 A 命令コードが追加動作を指定するとき、応答コー
ドを指定することができる。 M 命令コードが修正動作を指定するとき、応答コー
ドを指定することができる。 D 命令コードが削除動作を指定するとき、応答コー
ドを指定することができる。 S 命令コードが追加の情報記憶動作を指定すると
き、応答コードを指定することができる。
【0259】入出力装置構成変更コマンド用の特別条件
応答コードは、以下の通りである。
【0260】‘0003’:16進応答コード0003
は以下の理由で提示される。(A、M、D、S)L1フ
ィールドが16進数0048以外の値を含む。ワード1
のビット2−15及び20−31、ワード2のビット4
−31、ワード8、ワード9のバイト2、ワード10及
び11のバイト1、及びワード16−17がすべて0で
はない。
【0261】‘0004’:このコマンドがモデル上で
導入されていない場合、16進応答コード0004が提
示される。(A、M、D、S)
【0262】‘0102’:16進応答コード0102
は、チャネル・サブシステムが構成モードにないことを
指定する。(A、M、D、S)
【0263】‘0103’:16進応答コード0103
は以下の理由で提示される。(A)1つまたは複数の指
定された入出力装置が入出力構成定義内にすでに記述さ
れている。IODCフィールドのビット4−7がすべて
0ではない。IODCフィールドのビット2が、PCH
Pフィールドの内容が有効であることを指定するが、指
定されたチャネル経路は指定された入出力装置へのアク
セスを提供するものとして記述されていない。CUNV
フィールドがすべて0を含む。
【0264】‘0105’:16進応答コード0105
は、1つまたは複数の指定されたユニット・アドレスが
指定された入出力装置以外の入出力装置にアクセスする
ために1つまたは複数の指定された制御装置によってす
でに使用されていることを指定する。(A)
【0265】‘0106’:16進応答コード0106
は、以下の理由で提示される。(A、M)1つまたは複
数の指定された制御装置が入出力構成定義内に記述され
ていない。有効なCUNフィールドが固有の値を含まな
い。入出力装置が接続される制御装置がすべて同じタイ
プではない。入出力装置が接続される制御装置がすべて
同じインターフェース・プロトコルを使用してはいな
い。指定された制御装置が接続されるチャネル経路がす
べて同じタイプではない。複数の指定された制御装置が
同じチャネル経路に接続されている。CPCが固有モー
ドで動作しており、要求された構成変更が実行される
と、同じ装置番号を有する複数の入出力装置の定義をも
たらすことになる。
【0266】‘0107’:16進応答コード0107
は、以下の理由で提示される。(A、M)1つまたは複
数の入出力装置が、入出力装置当たりのチャネル・サブ
システム・サポートよりも多くの制御装置に接続されて
いると指定されている。1つまたは複数の入出力装置
が、入出力装置当たりのチャネル・サブシステム・サポ
ートよりも多くのチャネル経路によってアクセスされて
いると指定されている。要求された構成変更が実行され
ると、単一の共用装置クラスタに対するチャネル・サブ
システム・サポートよりも多くのチャネル経路による共
用装置クラスタへのアクセスをもたらすことになる。チ
ャネル・サブシステムは要求された構成変更をサポート
しない。16進応答コード0107がこの理由で提示さ
れたとき、命令コードは、追加動作、修正動作、または
削除動作を指定することができる。
【0267】‘0108’:16進応答コード0108
は以下の理由で提示される。(M)OCQフィールド
が、0の値または3より大きな値を含む。OCQフィー
ルドが、制御装置アクセス追加を指定するが、1つまた
は複数の指定された制御装置が、指定された入出力装置
へのアクセスを提供するとすでに記述されている。OC
Qフィールドが制御装置アクセス削除を指定するが、1
つまたは複数の指定された制御装置が指定された入出力
装置へのアクセスを提供すると記述されていない。OC
Qフィールドが制御装置アクセス削除を指定するが、こ
の削除を実行すると、1つまたは複数の指定された入出
力装置への他のアクセスもすべて削除されてしまう。O
CQフィールドが御装置アクセスの追加または削除を指
定し、CUNVフィールドはすべて0を含む。IODC
フィールドのビット2がPCHPフィールドの内容が有
効であると指定するが、指定されたチャネル経路が、指
定された入出力装置へのアクセスを提供すると記述され
ていない。
【0268】‘0109’:16進応答コード0109
は、チャネル・サブシステムが要求された入出力構成定
義の変更に対処できる十分な資源をもたないことを指定
する。(A、M)
【0269】‘010A’:16進応答コード010A
は、1つまたは複数の指定された入出力装置が入出力構
成定義内で記述されていないことを指定する。(M、
D)
【0270】‘010D’:16進応答コード010D
は、要求された入出力構成定義の変更がこのモデル上で
サポートされていないことを指定する。(A、M、D)
【0271】‘010E’:16進応答コード010E
は以下の理由で提示される。(A、M、D)1つまたは
複数の指定された制御装置の記述(入出力構成定義内
の)が、1つまたは複数の指定されたユニット・アドレ
スの認識を含まない。カウント・フィールドは、ユニッ
ト・アドレス・フィールドまたは装置番号フィールドに
適用されたとき、無効な結果を生ずる。DNQフィール
ド内で指定された制御装置は、カウント及び装置番号フ
ィールドの内容によって指定された1つまたは複数の入
出力装置へのアクセスを提供しない。
【0272】‘010F’:16進応答コード010F
は、OCフィールドが追加情報記憶動作を指定するが、
チャネル・サブシステムは記憶すべきSDCブロックま
たはサブチャネル・ブロックをもたないことを指定す
る。(S)
【0273】‘0110’:CPC内に、チャネル・サ
ブシステムが要求された構成変更を行うのに必要な資源
を得るのを防止する条件が存在する。たとえば、CPC
がLPARモードにあり、サービス・プロセッサが初期
設定中であり、LPARハイパーバイザは要求された構
成変更を、サービス・プロセッサによって実行される他
の構成関連動作と直列化することができない。(A、
M、D)
【0274】‘0111’:16進応答コード0111
は、要求された入出力構成の変更を実行するとあい昧な
または無効な構成記述が生ずることを指定する。(A、
M、D)
【0275】
【発明の効果】本発明によれば、データ処理システムの
ハードウェア入出力装置構成を動的に変更するための機
構が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央演算処理装置、プロセッサ・コントロー
ラ、及びチャネル・サブシステム・プロセッサを有し、
入出力構成内の入出力定義を追加、削除、または変更す
るための命令がチャネル・サブシステム・プロセッサに
送られる、中央演算処理コンプレックスを示すブロック
・ダイアグラムである。
【図2】チャネル経路上の制御装置を介したチャネル・
サブシステム内のチャネルへの入出力装置の接続を表す
ブロック・ダイアグラムである。
【図3】チャネル経路構成変更コマンドのコマンド要求
ブロックのブロック・ダイアグラムである。
【図4】チャネル経路構成変更コマンドのコマンド応答
ブロックのブロック・ダイアグラムである。
【図5】制御装置構成変更コマンドのコマンド要求ブロ
ックのブロック・ダイアグラムである。
【図6】制御装置構成変更コマンドのコマンド応答ブロ
ックのブロック・ダイアグラムである。
【図7】共用装置クラスタ・ブロックのブロック・ダイ
アグラムである。
【図8】サブチャネル・ブロックのブロック・ダイアグ
ラムである。
【図9】入出力装置構成変更コマンドのコマンド要求ブ
ロックのブロック・ダイアグラムである。
【図10】入出力装置構成変更コマンドのコマンド応答
ブロックのブロック・ダイアグラムである。
【符号の説明】
100 中央演算処理コンプレックス(CPC) 102 中央演算処理装置(CPU) 104 主記憶装置 106 チャネル・サブシステム 110 プロセッサ・コントローラ 112 チャネル・サブシステム・プロセッサ 115 ハードウェア・システム・エリア(HSA)記
憶域 116 ハードウェア構成定義(HCD)プログラム 118 入出力定義ファイル(IODF) 120 入出力構成定義(IOCDS)データ・セット 122 マイクロコード式入出力プロセッサ 124 ユニット制御ブロック(UCB) 126 構成変更ブロック(CCB) 130 コマンド・ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユージン・ポール・ヘフェロン アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、ヒリス・テラス 77番地 (72)発明者 ケニス・ジェームズ・オークス アメリカ合衆国12590、ニューヨーク州ワ ッピンガーズ・フォールズ、ファーム・ヴ ュー・ロード 13番地 (72)発明者 アレン・ハーマン・プレストン アメリカ合衆国12601、ニューヨーク州ポ ーキープシー、イースト・シーダー・スト リート 97番地 (72)発明者 デーヴィッド・エメット・スタッキ アメリカ合衆国12603、ニューヨーク州ポ ーキープシー、フォックス・ラン 123番 地 (72)発明者 リズリー・ウッド・ワイマン アメリカ合衆国12601、ニューヨーク州ポ ーキープシー、ダーリーン・ドライブ 23 番地 (72)発明者 ハリー・モリス・ユーデンフレンド アメリカ合衆国12590、ニューヨーク州ワ ッピンガーズ・フォールズ、オール・エン ジェルズ・ヒル・ロード 112番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレーティング・システムによって動作
    される中央演算処理装置と、入出力動作を制御するため
    の定義済み構成を有するチャネル・サブシステムと、中
    央演算処理装置によってアドレス可能なメモリ部分と、
    前記チャネル・サブシステムによってアドレス可能なハ
    ードウェア記憶域と、チャネル・サブシステムの定義済
    み構成を変更するための機構とを有するコンピュータ・
    システムにおいて、前記機構は、 入出力構成を定義するための、前記ハードウェア記憶域
    内の構成制御ブロックと、 前記構成制御ブロックを使って入出力動作を制御するた
    めの、チャネル・サブシステム内のマイクロコード式入
    出力プロセッサと、 前記構成制御ブロックを変更するよう前記入出力プロセ
    ッサに要求するコマンドを作成するための、前記オペレ
    ーティング・システム内のコマンド手段と、 前記コマンドを前記コマンド手段から前記入出力プロセ
    ッサに渡すために前記コマンド手段及び前記マイクロコ
    ード式入出力プロセッサによってアドレス可能な、前記
    メモリ部分内のコマンド要求ブロックとを含むことを特
    徴とするコンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記構成制御ブロックが、チャネルの定義
    と、制御装置と、前記制御装置に接続された入出力装置
    とを含み、前記各チャネルがそのチャネルと前記制御装
    置の1つとの間に接続されたチャネル経路によって識別
    され、前記コマンド手段が前記定義済み構成内のチャネ
    ル経路の記述を追加または削除するためにチャネル経路
    構成変更コマンド用のコマンド要求ブロックを作成す
    る、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】前記構成制御ブロックが、チャネルの定義
    と、制御装置と、前記制御装置に接続された入出力装置
    とを含み、前記各チャネルがそのチャネルと前記制御装
    置の1つとの間に接続されたチャネル経路によって識別
    され、前記コマンド手段が前記定義済み構成内の制御装
    置の記述を追加、修正または削除するために制御装置構
    成変更コマンド用のコマンド要求ブロックを作成する、
    請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  4. 【請求項4】前記構成制御ブロックが、チャネルの定義
    と、制御装置と、前記制御装置に接続された入出力装置
    とを含み、前記各チャネルがそのチャネルと前記制御装
    置の1つとの間に接続されたチャネル経路によって識別
    され、前記コマンド手段が前記定義済み構成内の入出力
    装置の記述を追加、修正または削除するために入出力装
    置構成変更コマンド用のコマンド要求ブロックを作成す
    る、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】状況データを前記の入出力プロセッサから
    前記メモリ部分に渡すために前記コマンド手段及び前記
    マイクロコード式入出力プロセッサによってアドレス可
    能な、前記メモリ部分内のコマンド応答ブロックと、 前記中央演算処理装置が前記の入出力プロセッサから前
    記の状況データを受け取るように前記のコマンド応答ブ
    ロックに求めるために前記中央演算処理装置に割り込む
    ための割込み機構とを含む、請求項1に記載のコンピュ
    ータ・システム。
JP4052138A 1991-03-28 1992-03-11 コンピュータ・システム Expired - Lifetime JPH0772884B2 (ja)

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