JPH0772526B2 - 点火時期制御装置 - Google Patents
点火時期制御装置Info
- Publication number
- JPH0772526B2 JPH0772526B2 JP24907088A JP24907088A JPH0772526B2 JP H0772526 B2 JPH0772526 B2 JP H0772526B2 JP 24907088 A JP24907088 A JP 24907088A JP 24907088 A JP24907088 A JP 24907088A JP H0772526 B2 JPH0772526 B2 JP H0772526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- ignition
- timing control
- control device
- output
- Prior art date
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は，点火時期制御装置，特に精度の高い点火時
期を得ることができる点火時期制御装置に関するもので
ある。
期を得ることができる点火時期制御装置に関するもので
ある。
［従来の技術］ 第３図は，マイコン制御による点火時期制御装置の概略
構成を示すブロック図である。図において，（１）は機
関の信号コイル，（２）は機関の信号コイル（１）と接
続される入力回路，（３）はマイクロプロセッサから成
るCPU,（４）は入力回路（２）と接続される入力タイ
マ，（５）は出力タイマ，（６）は各種の入力回路と接
続される入力ポート，（７）はタイマ，（８）は各種の
演算プログラム，テーブル等が予め記憶されているROM,
（９）は各種の入出力データを記憶しているRAM,（11）
は出力タイマ（５）と接続している出力回路で，パワー
トランジスタ等から構成されている。（12）は出力回路
（11）と接続されている点火コイル，（13）は点火コイ
ルの二次側に発生される高電圧を飛火させて機関を点火
する点火プラグである。
構成を示すブロック図である。図において，（１）は機
関の信号コイル，（２）は機関の信号コイル（１）と接
続される入力回路，（３）はマイクロプロセッサから成
るCPU,（４）は入力回路（２）と接続される入力タイ
マ，（５）は出力タイマ，（６）は各種の入力回路と接
続される入力ポート，（７）はタイマ，（８）は各種の
演算プログラム，テーブル等が予め記憶されているROM,
（９）は各種の入出力データを記憶しているRAM,（11）
は出力タイマ（５）と接続している出力回路で，パワー
トランジスタ等から構成されている。（12）は出力回路
（11）と接続されている点火コイル，（13）は点火コイ
ルの二次側に発生される高電圧を飛火させて機関を点火
する点火プラグである。
なお,CPU（３），入力タイマ（４），出力タイマ
（５），入力ポート（６），タイマ（７）,ROM（８）,R
AM（９）はバス（10）を介して相互に接続されていて，
マイクロコンピュータを構成している。
（５），入力ポート（６），タイマ（７）,ROM（８）,R
AM（９）はバス（10）を介して相互に接続されていて，
マイクロコンピュータを構成している。
第４図は従来の動作波形を示す図である。
従来の点火時期制御装置は上記のように構成され，信号
コイル（１）から第４図（ａ）に示すような信号が出力
される。入力回路（７）で進角側と遅角側のそれぞれ基
準信号を形成し，入力タイマ（４）を介してRAM（９）
に一時的に記憶する。この進角側の基準信号によりCPU
（３）は、第４図（ｂ）に示すように点火進角の予測を
行い，出力タイマ（５）を作動させ，所定の期間，出力
回路（11）を駆動させ従来周知の点火動作を行い点火コ
イル（12）の二次側に高電圧を発生し，点火プラグ（1
3）に着火させる。また，イニシャル時には，上記の遅
角側の基準信号で，第４図（ｂ）に示すようにイニシャ
ル点火を行うようにCPU（３）は点火時期を制御する。
コイル（１）から第４図（ａ）に示すような信号が出力
される。入力回路（７）で進角側と遅角側のそれぞれ基
準信号を形成し，入力タイマ（４）を介してRAM（９）
に一時的に記憶する。この進角側の基準信号によりCPU
（３）は、第４図（ｂ）に示すように点火進角の予測を
行い，出力タイマ（５）を作動させ，所定の期間，出力
回路（11）を駆動させ従来周知の点火動作を行い点火コ
イル（12）の二次側に高電圧を発生し，点火プラグ（1
3）に着火させる。また，イニシャル時には，上記の遅
角側の基準信号で，第４図（ｂ）に示すようにイニシャ
ル点火を行うようにCPU（３）は点火時期を制御する。
［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の点火時期制御装置では，点火時期を
進角側から予測しているため，瞬時の回転速度を測定す
ることができないので回転が変動すると点火時期が変動
するという問題点があつた。
進角側から予測しているため，瞬時の回転速度を測定す
ることができないので回転が変動すると点火時期が変動
するという問題点があつた。
この発明は，かかる問題点を解決するためになされたも
ので，精度の高い点火時期を得ることができる点火時期
制御装置を得ることを目的とする。
ので，精度の高い点火時期を得ることができる点火時期
制御装置を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明に係る点火時期制御装置は，信号コイルと，入
出力回路および記憶回路並びに点火時期制御回路を有す
るマイクロコンピュータとを備えた点火時期制御装置に
おいて，前記点火時期制御回路は、前記信号コイルの出
力の進角側と遅角側の２つの基準信号間周期でもって始
動時の点火時期を演算して点火を行い、前記遅角側の基
準信号でインシャル点火を行い、前記進角側の基準信号
から点火時期を演算して点火を行うようにしたものであ
る。
出力回路および記憶回路並びに点火時期制御回路を有す
るマイクロコンピュータとを備えた点火時期制御装置に
おいて，前記点火時期制御回路は、前記信号コイルの出
力の進角側と遅角側の２つの基準信号間周期でもって始
動時の点火時期を演算して点火を行い、前記遅角側の基
準信号でインシャル点火を行い、前記進角側の基準信号
から点火時期を演算して点火を行うようにしたものであ
る。
［作用］ この発明においては，点火制御回路は信号コイルの出力
の進角側と遅角側の２つの基準信号間周期で始動時の点
火時期を演算して点火を行い、遅角側の基準信号でイニ
シャル点火を行い、進角側の基準信号から点火時期を演
算して点火を行うようにする。
の進角側と遅角側の２つの基準信号間周期で始動時の点
火時期を演算して点火を行い、遅角側の基準信号でイニ
シャル点火を行い、進角側の基準信号から点火時期を演
算して点火を行うようにする。
［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例による動作波形を示す図で
ある。
ある。
第２図はこの発明の点火時期特性を示す図である。
点火時期制御装置の概略構成は上記の第３図のものと同
様である。第３図において，信号コイル（１）からは第
１図（ａ）に示すような出力信号が発生される。入力回
路（２）で第１図（ｂ）に示す進角側と遅角側の２つの
基準信号を形成し，この基準信号周期Tpを入力タイマ
（４）で求め,RAM（９）に一時的に記憶している。CPU
（３）はこのデータに基づいて，第２図の（Ｂ）で示す
点火時期特性の始動遅角予測を行う。このようにするこ
とによって，瞬時の回転速度を測ることができ，精度の
高い点火時期を得ることができる。また，第２図の
（Ａ）で示す点火時期特性は，上述のようにCPU（３）
が，信号コイル（１）の出力の遅角側の基準信号からイ
ニシャル点火を行うことによって得られ，第２図の
（Ｃ）で示す点火時期特性は，通常の信号コイル（１）
の出力の進角側の基準信号から進角予測を行うことによ
って得えられるものである。
様である。第３図において，信号コイル（１）からは第
１図（ａ）に示すような出力信号が発生される。入力回
路（２）で第１図（ｂ）に示す進角側と遅角側の２つの
基準信号を形成し，この基準信号周期Tpを入力タイマ
（４）で求め,RAM（９）に一時的に記憶している。CPU
（３）はこのデータに基づいて，第２図の（Ｂ）で示す
点火時期特性の始動遅角予測を行う。このようにするこ
とによって，瞬時の回転速度を測ることができ，精度の
高い点火時期を得ることができる。また，第２図の
（Ａ）で示す点火時期特性は，上述のようにCPU（３）
が，信号コイル（１）の出力の遅角側の基準信号からイ
ニシャル点火を行うことによって得られ，第２図の
（Ｃ）で示す点火時期特性は，通常の信号コイル（１）
の出力の進角側の基準信号から進角予測を行うことによ
って得えられるものである。
［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり，前記点火時期制御回路
は、前記信号コイルの出力の進角側と遅角側の２つの基
準信号間周期でもって始動時の点火時期を演算して点火
を行い、前記遅角側の基準信号でインシャル点火を行
い、前記進角側の基準信号から点火時期を演算して点火
を行うようにしたので、瞬時の回転速度に応じた精度の
高い点火時期を得ることができ，始動時の遅角も安定に
できる効果がある。
は、前記信号コイルの出力の進角側と遅角側の２つの基
準信号間周期でもって始動時の点火時期を演算して点火
を行い、前記遅角側の基準信号でインシャル点火を行
い、前記進角側の基準信号から点火時期を演算して点火
を行うようにしたので、瞬時の回転速度に応じた精度の
高い点火時期を得ることができ，始動時の遅角も安定に
できる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による動作波形図，第２図
はこの発明の点火時期特性図，第３図はマイコン制御に
よる点火時期制御装置の概略構成図，第４図は従来の動
作波形図である。 図において，（１）……信号コイル，（２）……入力回
路，（３）……CPU,（５）……出力タイマ，（12）……
点火コイル，（13）……点火プラグである。 なお，各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
はこの発明の点火時期特性図，第３図はマイコン制御に
よる点火時期制御装置の概略構成図，第４図は従来の動
作波形図である。 図において，（１）……信号コイル，（２）……入力回
路，（３）……CPU,（５）……出力タイマ，（12）……
点火コイル，（13）……点火プラグである。 なお，各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】信号コイルと、入出力回路および記憶回路
並び点火時期制御回路を有するマイクロコンピュータと
を備えた点火時期制御装置において、前記点火時期制御
回路は、前記信号コイルの出力の進角側と遅角側の２つ
の基準信号間周期でもって始動時の点火時期を演算して
点火を行い、前記遅角側の基準信号でインシャル点火を
行い、前記進角側の基準信号から点火時期を演算して点
火を行うようにしたことを特徴とする点火時期制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24907088A JPH0772526B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 点火時期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24907088A JPH0772526B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 点火時期制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299764A JPH0299764A (ja) | 1990-04-11 |
| JPH0772526B2 true JPH0772526B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17187558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24907088A Expired - Lifetime JPH0772526B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 点火時期制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772526B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP24907088A patent/JPH0772526B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0299764A (ja) | 1990-04-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070802 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802 Year of fee payment: 13 |
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