JPH077230Y2 - シ−トベルトの高さ調整装置 - Google Patents

シ−トベルトの高さ調整装置

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JPH077230Y2
JPH077230Y2 JP1987075521U JP7552187U JPH077230Y2 JP H077230 Y2 JPH077230 Y2 JP H077230Y2 JP 1987075521 U JP1987075521 U JP 1987075521U JP 7552187 U JP7552187 U JP 7552187U JP H077230 Y2 JPH077230 Y2 JP H077230Y2
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JP
Japan
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rail
adjust
seat belt
slider
stopper
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良弘 森沢
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシートベルトの高さ調整装置に関するもので、
さらに詳しくはシートベルトの高さ調整装置に関するも
のである。
(従来の技術) 一般に、自動車等の車輌においてはシートベルト装置が
設けられており、このシートベルト装置における肩側シ
ートベルトは乗員の身長等に応じてその高さ位置が調整
できるようになっている。
第4図にはこのシートベルトの高さの調整装置が示めさ
れている。その概要を説明すれば次のとおりである。
同図において符号1は肩側シートベルトを表しており、
このシートベルト1はアンカ2にその途中部分が支持さ
れている。そして、このアンカ2はセンタピラーインナ
パネル3に上下動可能に取り付けられている。
つまり、センタピラーインナパネル3には、アジャスト
レール4が、その上下端部をボルト5,5によってねじ止
めされるようにして取り付けられている。この場合、ボ
ルト5,5は、センタピラーインナパネル3に接合して設
けられたウエルドナット6,6に締結される。そして、こ
のアジャストレール4にはアジャストスライダ7が上下
動可能に支持され、さらに、このアジャストスライダ7
にはシートベルト1の途中部分を支持するアンカ2が取
り付けられている。
また、アジャストスライダ7には調整ノブ8が取り付け
られている。この調整ノブ8は、アジャストレール4の
延在方向に複数の配設された係合孔(図示せず)の1つ
と係合し、アジャストスライダ7ひいてはシートベルト
1の高さ位置を固定する働きを持っている。
ところで、このようなシートベルトの高さ調整装置で
は、アジャストレール4は、アジャストスライダ用案内
部4aがセンタピラーインナパネル3の表面に対して隔置
されるように、その上下端部が折曲されている。即ち、
案内部4aがアジャストレール4に対して隔置されていな
い場合には、アジャストスライダ7の昇降が妨げられる
からである。また、このシートベルトの高さ調整装置で
は、上方の折曲部分をアジャストスライダ7の上方への
移動を規制するストッパとして利用している。一方、ア
ジャストスライダ7の下方への移動を規制するストッパ
は次のとおり構成されている。
即ち、アジャストレール4においては、案内部(直線
部)4aとは別体に構成された板状部材4bを上記案内部4a
の下端部にリベット31を介して接合し、その板状部材4b
の上端面をストッパとして利用している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなシートベルトの高さ調整装置
によれば次のような問題点がある。
つまり、アジャストスライダ7の下方への移動を規制す
るストッパとして、アジャストレール4の案内部(直線
部)4aとは別体に構成された板状部材4bを上記案内部4a
の下端部に接合し、その板状部材4bの上端面を利用して
いるため、接合する分手数がかかる。また、アジャスト
レール4の案内部4aをセンタピラーインナパネル3から
隔置するため、アジャストレール4の上下端部を折曲し
ているのでストッパとボルト5との間隔が必然的に長く
なり、したがって、アジャストレール4自体の長さが長
くなる。さらに、下方のストッパとして板状部材4bの上
端面を利用しているため、アジャストスライダ7の当た
り面が小さく、繰返して使用をしているうちに板状部材
4bの上端角隅部が損壊・摩耗したりしてストッパ機能が
低下するなどの問題があった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、構成簡素
で、しかも耐久性の優れたストッパを持つシートベルト
の高さ調整装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、シートベルトの途
中部分を支持するアンカが取り付けられたアジャストス
ライダと、上下端部が車体パネルにねじ止めされ、アジ
ャストスライダが上下動可能に支持される案内部を有す
るアジャストレールと、アジャストレールの少なくとも
下端部と一体的に車体パネルにねじ止めされ、アジャス
トスライダの走行路内に突出するストッパ片とを備えた
シートベルトの高さ調整装置において、アジャストレー
ルが車体パネルとの間に空間を設けて設置され、ストッ
パ片がアジャストレールの少なくとも下端部と車体パネ
ルとの間に介在され、ストッパ片の少なくとも一側端部
が折曲されたものである。
(作用) このように構成されたシートベルトの高さ調整装置によ
れば、少なくとも下方のストッパとしてアジャストレー
ルとは別体として構成されたストッパ片を用いているの
で、ストッパを構成するに際して従来のようには部材間
の接合が不要となる。また、アジャストレール下端部を
ねじ止めするに際してそのアジャストレールの内側にス
トッパ片を一体的にねじ止めし、これにより上記案内部
をアジャストレールの取付部から隔置するストッパとし
て用いているので、従来のようにはアジャストレールの
上下端部を折曲する必要がなくなり、アジャストレール
の長さを短くすることができる。さらに、ストッパ片に
おいてはアジャストスライダの走行路内への突出量を大
きくとれるので、突当て面積を大きくとれるという作用
によってストッパとしての耐久性が向上することとな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図には本考案に係るシートベルトの高さ
調整装置の一例が示されている。その概要を説明すれば
次のとおりである。
第2図において符号11は肩側シートベルトを表してお
り、このシートベルト11はアンカ12にその途中部分が支
持されている。そして、このアンカ12はセンタピラーイ
ンナパネル13に上下動可能に取り付けられている。
つまり、第1図および第2図に示すように、センタピラ
ーインナパネル13には、アジャストレール14が、その上
下端部をボルト15,15によってねじ止めされるようにし
て取り付けられている。このねじ止めの際には、ボルト
15,15は、センタピラーインナパネル13に接合して設け
られたウエルドナット16,16に締結される。そして、こ
のアジャストレール14にはアジャストスライダ17が上下
動可能に支持され、さらに、このアジャストスライダ17
にはシートベルト11の途中部分を支持するアンカ12が取
り付けられている。
一方、アジャストスライダ17には調整ノブ18が取り付け
られている。この調整ノブ18は、アジャストレール14の
延在方向に配設され複数の係合孔(図示せず)の1つと
係合し、アジャストスライダ17ひいてはシートベルト11
の高さ位置を固定する働きを持っている。
また、この実施例においては、アジャストスライダ用案
内部14aがセンタピラーインナパネル13の表面に対して
隔置されるように、アジャストレール14の上端部を折曲
形成し、その折曲部より上側でボルト15によってねじ止
めされている。ここで、折曲部は、アジャストスライダ
17の上方への移動を規制するストッパとして利用され
る。また、アジャストレール14の案内部14aおよびそれ
より下側部分は直線状かつ一体的に形成されている。そ
して、その下端部がスペーサ20およびストッパ片21を介
してボルト15によってねじ止めされている。なお、この
アジャストレール14の取付けにあたっては、ボルト15,1
5は、センタピラーインナパネル13に接合して設けられ
たウエルドナット16,16に締結される。
ところで、上記ストッパ片21はその両端部が外側に折曲
形成されており、その先端部がアジャストスライダ17の
走行路内に突出されるようになっている。
このように構成されたシートベルトの高さ調整装置によ
れば次のような効果を得る。
つまり、このシートベルトの高さ調整装置では、アジャ
ストレール14とは別体として構成されたストッパ片21を
用いているので、下方のストッパを構成するに際して従
来のようには部材間の接合が不要となる。また、アジャ
ストレール14下端部をねじ止めするに際してそのアジャ
ストレール14の内側にストツパ片21を一体的にねじ止め
しているので、このストッパ片21がスペーサとしても機
能し、アジャストレール14の案内部14aをセンタピラー
インナパネル13から隔置することができるという作用に
よって、場合によっては補助的にスペーサ20が必要とは
なるが従来のようにはアジャストレール14の下端部を折
曲する必要がなくなり、アジャストレール14の長さを短
くすることができる。さらに、ストッパ片21において、
アジャストスライダ17の走行路内への突出量を大きくと
れば、アジャストスライダ17の突当て面積が大きくなる
という作用によって、上方のストッパに比して衝撃力の
大きい下方のストッパの衝撃が緩和され、その結果、ス
トッパの耐久性が向上することとなる。
なお、本考案は以上の実施例に限定されず、その要旨を
逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
例えば、本実施例においては、アジャストレール14の下
側にのみストッパ片21を介しているが、アジャストレー
ル14の上側も同様に構成しても良いものである。
また、上記実施例では、ストッパ片21の両側端部を折曲
させているが、その一側端部のみを折曲させるようにし
ても良い。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、本考案は、アジャス
トレールが車体パネルとの間に空間を設けて設置され、
ストッパ片がアジャストレールの少なくとも下端部と車
体パネルとの間に介在され、ストッパ片の少なくとも一
側端部が折曲されているので従来のシートベルトの高さ
調整装置に比べて構成が簡素となり、しかもストッパの
耐久性の向上を図ることができ、ストッパがアジャスト
スライドレールの下端部と車体パネルとの間の空間を保
つスペーサとして機能し、これにより別途スペーサを設
ける場合であっても、その補助スペーサを小型化でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートベルトの高さ調整装置の一
例の斜視図、第2図は第1図のシートベルトの高さ調整
装置の側面図、第3図は第1図のシートベルトの高さ調
整装置のストッパ片近傍の横断面図、第4図は従来のシ
ートベルトの高さ調整装置の側面図である。 11……シートベルト、12……アンカ、13……センタピラ
ートリム、14……アジャストレール、17……アジャスト
スライダ、21……ストッパ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルトの途中部分を支持するアンカ
    が取り付けられたアジャストスライダと、上下端部が車
    体パネルにねじ止めされ、上記アジャストスライダが上
    下動可能に支持される案内部を有するアジャストレール
    と、上記アジャストレールの少なくとも下端部と一体的
    に上記車体パネルにねじ止めされ、上記アジャストスラ
    イダの走行路内に突出するストッパ片とを備えたシート
    ベルトの高さ調整装置において、 上記アジャストレールが上記車体パネルとの間に空間を
    設けて設置され、上記ストッパ片が上記アジャストレー
    ルの少なくとも下端部と上記車体パネルとの間に介在さ
    れ、上記ストッパ片の少なくとも一側端部が折曲された
    ことを特徴とするシートベルトの高さ調整装置。
JP1987075521U 1987-05-20 1987-05-20 シ−トベルトの高さ調整装置 Expired - Lifetime JPH077230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987075521U JPH077230Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 シ−トベルトの高さ調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS63184163U JPS63184163U (ja) 1988-11-28
JPH077230Y2 true JPH077230Y2 (ja) 1995-02-22

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120452U (ja) * 1984-07-12 1986-02-06 トヨタ自動車株式会社 シヨルダベルトアンカ装置

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JPS63184163U (ja) 1988-11-28

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