JPH0772149B2 - ジエチルトルエン脱着剤を使用するパラ‐キシレンの吸着分離方法 - Google Patents

ジエチルトルエン脱着剤を使用するパラ‐キシレンの吸着分離方法

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JPH0772149B2
JPH0772149B2 JP1205562A JP20556289A JPH0772149B2 JP H0772149 B2 JPH0772149 B2 JP H0772149B2 JP 1205562 A JP1205562 A JP 1205562A JP 20556289 A JP20556289 A JP 20556289A JP H0772149 B2 JPH0772149 B2 JP H0772149B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/12Purification; Separation; Use of additives by adsorption, i.e. purification or separation of hydrocarbons with the aid of solids, e.g. with ion-exchangers
    • C07C7/13Purification; Separation; Use of additives by adsorption, i.e. purification or separation of hydrocarbons with the aid of solids, e.g. with ion-exchangers by molecular-sieve technique

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の技術分野は吸着的炭化水素分離に関するもので
ある。更に詳しくは、本発明は少くとも2のパラ−キシ
レン異性体を含むキシレン異性よりなる供給混合物から
ゼオライト吸着剤及び特定の脱着剤を使用してパラ−キ
シレンを分離する方法である。本方法は従来この種の吸
着式分離において問題があるので知られているC9芳香族
炭化水素を含む供給物において特に有利な方法である。
〔従来の技術〕
多くの方法が特許文献に記載されている、例えば、米国
特許第3,626,020〔ニウジル(Neuzil)〕、3,663,638
〔ニウジル(Neuzil)〕、3,665,046〔デロセット(deR
osset)〕、3,668,266〔チェンら(Chen et al)〕、3,
686,342〔ニウジルら(Neuzil et al)〕、3,700,744
〔ベンガーら(Berger et al)〕、3,734,974〔ニウジ
ル(Neuzil)〕、3,894,109〔ロスバック(Rosbac
k)〕、3,997,620〔ニウジル(Neuzil)〕及びB426,274
〔ヘッジ(Hedge)〕、特にゼオライト用吸着剤は単環
芳香族に置換されたアルキルのパラ異性体を他の異性体
から分離する、特に他のキシレン異性体からパラ−キシ
レンを分離するに使用される。上記特許の多くは脱着剤
としてベンゼン、トルエン又はp−ジエチルベンゼンを
使用することを教示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
p−ジエチル−ベンゼン(p−DEB)はこの分離に商業
的であるために使用される。しかしながら、p−DEBは
「重」脱着剤(p−キシレンより高沸点)であり、この
ことがp−キシレンの吸着分離の方法においてC9芳香族
を含む供給混合物である場合p−DEBの沸点がこの供給
物のC9芳香族の沸点と極めて接近するため単純な分別は
困難である。
C9芳香族は単純な分別によりp−DEBから分離すること
は困難であるから、もし供給物中に吸着分離の工程を入
れゝば、商業的理由によりリサイクルする必要上、C9
香族は次第に脱着剤の障害となる。p−キシレンを異性
体を含む供給混合物から回収するに脱着剤としてp−DE
Bを使用する従来の方法においては、それ故に、供給物
中のC9芳香族をp−キシレンの吸着分離する前に約0.1
容量%以下に減少させる必要があった。これは一般に所
謂キシレン垂直式加圧分解塔により蒸溜を行っていた。
勿論、実質的コストはこの実施も含まれる。キシレン垂
直式加圧分解塔の及びC9芳香族の実質的に完全に除去す
る実施に必要な主要なコストはもし始めにC9芳香族を除
く必要がなかったら非常に大きく減少するか又は除かれ
るであろう。このように、上記米国特許3,686,342にお
いては、パラ−キシレンを分離する方法における重脱着
剤として他の置換されたベンゼンを述べ、p−DEBは分
離の最良の脱着剤であり、そして更に、C9芳香族を含む
供給物の分離にこの脱着剤が有する問題については述べ
られていない。従って、脱着剤としての選択的要求を満
たし、そしてC9芳香族から分離することができる高沸点
材料は永いこと検索されそして今なお要請されている。
結晶アルミノケイ酸塩又はゼオライトは種々の混合物の
吸着分離に高い物理的強度と摩擦抵抗を持つ凝固体の形
で使用されることは公知である。
結晶粉末を上記の凝固体に形成する方法は二酸化ケイ素
及び二酸化アルミニウムよりなるクレイの無機結合剤を
高純度ゼオライト粉末に湿潤混合物の状態で加えて形成
する。クレイゼオライト混合物は管状ペレットに押す出
しか又はビーズに形成し、次いでこのクレイを機械的強
度を持つ不定形結合剤に変えるために假焼する。結合剤
としてカオリン型のクレイ、水浸透性有機高分子物又は
シリカが一般に用いられる。
本発明では固定又は移動吸着床方式が実用される、しか
しこの分離に好適な方式は向流式疑似移動床である、こ
れは米国特許2,985,589〔ブロウトン(Broughton)〕に
記載されており参照としここに挙げる。流入及び流出流
の循環の改善は、公知例えば、米国特許3,040,777及び
3,422,848において示される回転円盤バルブによるマニ
ホルデイング方式により実施することができる。これら
の実施に利用される装置は試験規模(デロセット、米国
特許3,706,812)流量において時間当り数ccから商業的
の時間当り数千ガロンに範囲を広くした規模において、
その原理はよく知られたものが用いられる。
本発明はまた並流において、米国特許4,159,284に記載
の様な、パルスバッチ方式で実施される。また、或る場
合においてこゝに説明する、抽出液及び抽残液流から吸
着力の中間である希望する生成物を得るために、吸着分
離工程から3流出流を分ける必要がある。この中間流は
米国特許4,313,015のように第2抽残液流または米国特
許3,723,302のように第2抽出液ということができる、
この両者は参照としてこゝに挙げる。供給物中の、p−
エチルトルエンのような異物は希望する生成物、p−キ
シレンよりも強力に吸着される場合がこの場合に属す
る。p−エチルトルエンはp−キシレンから常に分離す
る必要はない、例えば、テレフターフル酸がp−キシレ
ンの酸化の最終生成物である場合は、p−エチルトルエ
ンの酸化物が同一物質であるためである。しかしなが
ら、生成物中に異物の濃度を出来るだけ低く保つことが
望まれる場合は、希望する成分濃度が高く、異物の濃度
が低い第1抽出物を取り出し、次いで、脱着剤の投入口
と第1抽出点の間で異物の濃度が高く、希望する成分濃
度が低い第2抽出物を取り出す。しかしながら、もし前
述の'302特許記載のように、脱着剤が第1脱着が生成物
の保持が軽く、次の脱着剤が異物の保持が一層強い場合
は第2の脱着剤を使用する必要がない。もし、異種成分
が高濃度で生成が必要な場合は、上記の並流パルスバッ
チ工程において第2抽出液を回収することにより行うこ
とができる。
液体成分のクロマトグラフィー分離の吸着剤と脱着剤の
機能及び性質はよく知られている、しかし米国特許4,64
2,397〔ジンネンら(Zinnen et al)〕を参照としてこ
ゝに挙げる。
ゼオライト吸着剤をp−キシレンのその異性体からの分
離に用い、脱着剤を用いる方法はC9芳香族不純物を含む
供給混合物からキシレン異性体を分離する実質的に改善
された方法を今般発明した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はp−キシレン1又はそれ以上のキシレン異性体
(エチルベンゼンを含む)及び随意にC9芳香族炭化水素
よりなる供給混合物から、その供給混合物と交換可能な
カチオン域でI A又はII A族金属イオンと交換したX又
はYタイプゼオライトと接触しこのp−キシレンの選択
吸着を行いそしてエチレンベンゼン及び随時にC9芳香族
を含む他のキシレン異性体よりなる抽残液を生成するp
−キシレンをクロマトグラフィー方法である、p−キシ
レンはジエチルトルエンよりなる脱着剤と接触して回収
する。ここで使用されるように、ジエチルトルエンは異
性体とその如何なる混合物のそれぞれに重要な関係を持
つものである。特に、本発明は2,3−DET、2,4−DET、2,
5−DET、2,6−DET、3,4−DET、3,5−DET及びこれらの異
性体の2又はそれ以上の混合物の使用を含むものであ
る。脱着剤はC9芳香族よりも高沸点(例えば、3,5−ジ
エチルトルエン:bp=198−200℃)である、それは簡単
な蒸溜によって脱着剤からC9芳香族を分離することがで
きる、従って脱着剤はリサイクルされた脱着剤中でC9
香族により支障を与えられることなく再使用することが
できる。他の態様において、本発明はC9芳香族及びp−
キシレン及び少くとも1の他のキシレン異性体の供給混
合物からC9芳香族を分離する方法である。
本発明の方法に使用される脱着剤は特殊の結晶アルミノ
ケイ酸塩又は分子精製されたもの、X及びYゼオライト
からなっている。ゼオライトは知られたアルミナとシリ
カ−交換正四面体構造を有し、それは開かれた三次元の
ネットワークの緊密に結合し穴のような窓を持った鳥か
ご様構造を形成する。正四面構造は先に行われたゼオラ
イトの部分又は全部の脱水の水分子により占められた正
四面体の間の空間に酸素原子が交差結合している。ゼオ
ライトの脱水は結晶中で分子状のセルとからみ合わされ
そして、結晶アルミノケイ酸塩はしばしば「分子篩」と
なり、分離の場合供給物分子の大きさの相達によりその
作用が現われる、例えば、小さなノルマルパラフィン分
子は大きなイソパラフィン分子から特殊の分子篩の使用
によって分離される。しかしながら、本発明において、
「分子篩」の言葉は広く使用され厳格には適正ではな
い、何故なら特殊の芳香族異性体及び吸着剤の分離は明
らかに異性体の純粋な物理的大きさの差異より化学的吸
引力による。
水化物形において、結晶アルミノケイ酸塩は下記式1に
よって酸化物分子を表わすXゼオライトを含む。
式1 (0.9±0.2)M2/nO:Al2O3:(2.5±0.5)siO2:yH2O式
中、「M」は3より大でない価数を有し、アルミナ正四
面体の電気的原子価と均衡を保っている。そして一般に
交換可能なカチオン帯である、「n」はカチオンの原子
価を表わし、そして水分子のモル数を表わす「Y」は
「M」と結晶の水化の度合により約9以上である。式1
から判るように、siO2/Al2O3のモル割合は2.5±0.5であ
る。カチオン「M」は1価、2価又は3価カチオン又は
その混合物である。
タイプYゼオライトは水化又は一部水化の形で下記式2
において酸化物分子を同様に表わすことができる。
式2 (0.9±0.2)M2/nO:Al2O3:WsiO2:yH2O 式中、「M」「n」及び「Y」は上記と同じでありそし
て「W」は約3乃至約6のモル比である、タイプY構造
ゼオライトのsiO2/Al2O3のモル割合は約3乃至約6とな
る。両ゼオライトに関し、カチオン「M」は1又はそれ
以上のカチオンである。しかしゼオライトが始めて製造
されたように、カチオン「M」はまた一般にナトリウム
の場合が多い。タイプYのゼオライトは交換可能なカチ
オン帯においてナトリウムカチオンを多くの場合含む。
そのため、ナトリウム−交換タイプY又はNaY、ゼオラ
イトといわれる。反応剤の純粋さによってエゾライトが
使われ、上記の他のカチオンは不純物として示す。
本発明に使用するゼオライトは上述のように代表的なも
のである、しかしながら、I A又はII A族例えばバリウ
ム又はカリウム又はそれらの混合物からのイオンにより
製造されたゼオライトのイオンの交換は分離の実施に必
要である。
分離プロセスで用いられる代表的な吸着剤は液体を接近
させることができるチャンネル及び空隙を有するアモル
ファスの無機母材又はバインダー中に分散された結晶性
材料である。このような無機母材の代表例はシリカ、ア
ルミナ、クレー又はそれらの混合物である。このバイン
ダーは微細粉末からなる結晶性粒子を形成するか又は凝
集させるのに役立つ。従って吸着剤は所望の粒子範囲、
好ましくは約16〜約60メッシュ(標準U.Sメッシュ)(2
50〜1190μ)を有する押出品、凝集物、錠剤、球体又は
流体等の粒子状であってよい。
本発明方法で用いられる原料混合物はパラ−キシレン、
他のC8芳香族異性体の少くとも1種であり、また不純物
としてC9芳香族の1種以上を含んでいてもよい。相当量
のパラ−キシレンと他のC8芳香族異性体とC9芳香族とを
含む混合物は一般に精製及び石油化学の分野で周知の改
質及び異性化プロセスによって製造される。C9芳香族の
多くは沸点範囲160〜170℃のもので、標準的な脱着剤で
あるp−ジエチルベンゼンから蒸留によって容易に除去
することはできない。従ってこのプロセスではC9芳香族
は通常、吸着分離工程の前に蒸留によって原料から除去
し、ついで通常の脱着剤と接触させる。吸着的分離工程
後の分留によりC9芳香族から容易に分離でき、従って大
きな塔や原料を予備処理するためのユーティリティー容
量を必要とせず、こうして相当なコスト節減をもたらす
吸着剤が今発見された。
本発明方法に用いられる原料混合物は改質プロセスによ
って提供できる。改質プロセスではナフサ原料はC8芳香
族異性体を含む流出液を得るために厳格に選択されたで
Pt−ハロゲン含有触媒と接触させる。次に改質物は一般
に分留してC8芳香族異性体と共にC8非芳香族及びC9芳香
族を含むC8留分中のC8芳香族異性体を濃縮する。本発明
方法に用いられる原料混合物はまた異性化及びトランス
アルキル化プロセスで得ることができる。1種以上の異
性体を含まないキシレン混合物は異性化条件で異性化し
てC8芳香族異性体、例えばp−キシレンと共にC8非芳香
族及びC9芳香族に富む流出液とすることができる。異性
化したキシレン異性体中のC9芳香族含有量は異性化条件
によって1〜2容量%程度である。同様にC7及びC9芳香
族混合物のトランスアルキル化によってC9芳香族を含む
キシレン異性体が得られる。これら接触的プロセスのい
ずれでもC8芳香族からC9芳香族を除去するために、通常
の吸着的キシレン分離法を採用する前にキシレン分解
(splitter)塔を使用しなければならない。こうして本
発明方法に対する原料混合物はC9芳香族成分を含み、ま
た直鎖又は分枝鎖パラフィン、シクロパラフィン又はオ
レフィン成分も含んでいてよい。これらの成分は本発明
製品が吸着剤によって選択的に吸着又は分離されない材
料で汚染されないように最小量であることが好ましい。
前記不純物は好ましくは本プロセスに導入される原料混
合物容量の約20%未満でなければならない。
パラ−キシレン、他のC8芳香族の少なくとも1種及びC9
芳香族を含む原料混合物からパラ−キシレンを分離する
ため、この混合物は吸着条件で吸着剤と接触させると、
パラ−キシレン(及びもしあればパラ−エチルトルエ
ン)は吸着剤によっていっそう選択的に吸着保持され、
一方、他の成分は比較的吸着されずに吸着剤粒子間の空
隙や吸着剤の表面から除去される。いっそう選択的に吸
着されたパラ−キシレンを含む吸着剤はいっそう選択的
に吸着されたパラ−キシレンに富む“リッチ”な吸着剤
という。次にこのパラ−キシレンは脱着条件で本DET脱
着剤と接触させることによりリッチな吸着剤から回収す
る。
ゼオライト系吸着剤を用い、一般に液相を保証する実質
的に一定の圧力及び温度で連続的に操作する本方法では
使用する脱着剤は各種の条件を満足させるために慎重に
選ぶ必要がある。第一に脱着剤は次の吸着サイクルで抽
出物と脱着剤との置換が不当に阻止されないように、そ
れ自身が強く吸着されずに合理的な流速で吸着剤の抽出
成分と置換しなければならない。第二に脱着剤は特定の
吸着剤及び特定の原料混合物と相溶しなければならな
い。更に詳しくは脱着剤はラフィネート成分に基づく吸
着剤の抽出成分に対する臨界的選択性を低下又は破壊し
てはならない。更に脱着剤はこのプロセスに通される原
料混合物から容易に分離できなければならない。ラフィ
ネート成分も抽出成分も通常は脱着剤と混合した状態で
吸着剤から除去されるが、脱着剤の少なくとも一部を分
離する方法を用いなくては抽出成分及びラフィネート成
分の純度は余り高くならないか、或いは脱着剤はこのプ
ロセスに再使用できない。従ってこのプロセスで用いら
れるDET脱着剤は簡単な分留によって抽出及びラフィネ
ート流中の原料混合物から脱着剤の少くとも一部を分離
してこのプロセスでの脱着剤の再使用を可能にするため
に、原料混合物又はその成分とは実質的に異なる平均沸
点、即ち約5℃の差を持っていなければならない。
最後に脱着剤は合理的なコストで容易に入手できなけれ
ばならない。しかし特定の吸着剤による特定の分離に適
した脱着剤は必ずしも予想できるものではない。この分
離プロセスに対する原料混合物がC9芳香族を約0.1容量
%を越える量で含む場合、本発明方法の好ましい等温、
等圧液相操作ではジエチルトルエン(各異性体又はその
混合物)からなる脱着剤は吸着剤から抽出物を脱着し、
且つ蒸留によりC9含有ラフィネートから分離できること
が今、発見された。
吸着条件については温度範囲は約20〜約250℃、更に好
ましくは約60〜約200℃であり、また圧力は液相を維持
するのに充分な圧力で、ほヾ大気圧から600psigまで変
化できる。脱着条件は吸着条件で使用される温度及び圧
力範囲と同じである。
各種吸着剤及び脱着剤と共に特定の原料混合物をテスト
して吸着剤の吸着能力及び交換率特性を測定するため、
動的試験装置が使用される。この装置は夫々反対側に入
口及び出口を有する容積約70ccのラセン状吸着剤室から
なっている。この室は温度制御手段を有し、更に室を一
定圧力で操作するために圧力制御装置が使用されてい
る。屈折計、施光分析計、クロマトグラフィー等の定量
及び定性装置を室の出口ラインに付けて“オン流”、即
ち吸着剤室を出る流出液流を分析するために使用するこ
とができる。
この装置及び以下の一般的手順を用いて行なうパルステ
ストによってデータ、例えば各種脱着剤系に対する選択
性を決定する。吸着剤を吸着室に通すことにより特定の
脱着剤と平衡になるまで充填する。いずれも脱着剤で希
釈した、夫々既知濃度のトレーサーと特定の抽出成分又
はラフィネート成分或いはその両者とを含む原料のパル
スを所望時、数分間注入する。脱着剤流を再開すると、
トレーサーと抽出及びラフィネート成分は液体−固体ク
ロマトグラフ操作と同様に溶出する。溶出流はオン流ク
ロマトグラフ装置及び展開した相当成分ピークのエンベ
ロープのトレースによって分析できる。或いは溶出サン
プルを周期的に集めてから、別途にガスクルマトグラフ
で分析できる。
このテストで得られた情報から吸着剤の性能を空隙容
量、抽出又はラフィネート成分に対する保持容量、及び
吸着剤からの抽出成分の脱着割合並びに選択性として評
価する。空隙容量は吸着剤の非選択的容量で、初期の流
れからトレーサーのピークエンベロープの中心までの間
隔の間、送られた脱着剤の量で表わされる。抽出又はラ
フィネートの成分のネット保持容量は抽出又はラフィネ
ート成分のピークエンベロープ(グロス保持容量)の中
心とトレーサー成分又は他の既知の参照点のピークエン
ベロープ(空隙容量)のセンター間の距離によって特徴
づけられる。またこれはピークエンベロープ間の距離で
示されるこの時間間隔の間に送られた脱着剤の容量cm3
で表わされる。抽出成分と脱着剤との交換速度又は脱着
速度は一般に半分の郷土でのピークエンベロープの巾に
よって特徴づけられる。ピーク巾がせまい程脱着速度は
早い。脱着速度はまたトレーサーのピークエンベロープ
の中心と丁度脱着された抽出成分の消失点間の距離によ
って特徴づけられる。この距離はこの時間間隔の間に送
られた吸着剤の容量でもある。選択性βは他の各成分よ
りも強く吸着された成分と他の各成分とのネット保持容
量の比率によって決定される。
以下に本発明方法を実施例によって説明するが、これら
の実施例は非限定的であって、この明細書に付けた特許
請求の範囲を不当に制限するものではない。
実施例I この実験では他のキシレン異性体及びエチルベンゼン
(沸点136〜145℃)から、またC9の芳香族からパラ−キ
シレン(沸点138℃)を分離する本発明の能力を評価す
るために、前述のような装置を用いてパルステストを行
なった。使用した吸着剤はカリウムで交換したYボウジ
ャサイトで、アモルファスクレーバインダー15重量%を
配合して400〜450℃で乾燥したものである。
各パルステストでは液相操作が維持されるようにカラム
は温度150℃及び圧力165psig(1240kPa)に維持した。
所定の時間間隔で溶出材の組成を測定するため、カラム
の溶出液流にガスクロマト分析計を付けた。各テストに
用いた原料混合物はキシレン異性体及びエチルベンゼン
の各0.45CCと、以下のC9芳香族:クメン、n−プロピル
ベンゼン、p−エチルトルエン、メシチレン、1,2,4−
トリチメチルベンゼン及び1,2,3−トリメチルベンゼン
の各0.45CCとを含む混合物5CCである。
トレーサーとしてノーマルノナン(0.455CC)を使用
し、この原料に4.95CCの脱着剤を加えた。この脱着剤は
ジエチルトルエン(DET)30容量%と残部がn−C7パラ
フィンとの混合物である。また脱着剤中のDET異性体の
分布は表1の混合物Aである。
表 1 3,5−DET: 47.7 18.6 3,4−DET: trace trace 2,4−DET: 2.5 1.6 2,3−DET: 7.4 7.3 2,5−DET: 18.6 41.9 2,6−DET: 23.8 30.6 このテストで行なった操作は次の通りである。脱着剤は
約1.2CC/分の速度で連続的にランさせた。適当な時間間
隔で脱着剤のランを止め、原料混合物を4.2分間隔でラ
ンさせた。ついで脱着剤流を再開し、吸着カラムからで
る溶出材のクロマトグラフ分析によって決められたよう
に、原料芳香族が全てカラムから溶離するまで吸着カラ
ムに通し続けた。
テストの結果表2に示し、又第1図のクロマトグラフト
レースによって本発明を説明する。この表は原料混合物
の各成分に対するグロス保持容量(GRV)及びネット保
持容量(NRV)、並びに参照品P−キシレンに対する各
成分のβを記入したものである。
実施例II 脱着剤として異性体分布がB(表1)である100%ジエ
チルトルエンを用い、また吸着剤としてBaxを用いた他
は実施例Iと同じ条件及び同じ原料混合物で別のパルス
テストを行なった。テストの結果を表3及び第2図に示
す。
【図面の簡単な説明】
第1図はK交換Yゼオライト及びジエチルトルエンとn
−ヘプタンとの30/70混合液からなる脱着剤によるキシ
レン異性体C9芳香族混合物からのp−キシレンのクロマ
トグラフ分離図、第2図は吸着剤としてBax交換ゼオラ
イトを、また脱着剤として100%ジエチルトルエン異性
体を用いた他は第1図と同じクロマトグラフ分離図であ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C9芳香族炭化水素及びp−キシレンと少な
    くとも他の一つのキシレン異性体の混合物と交換可能な
    カチオンサイトがI A又はII A族金属イオンを含む結晶
    アルミノケイ酸塩よりなる吸着剤とを吸着条件下で接触
    し、この吸着剤によりこのp−キシレンの選択吸着を行
    わせ、そして弱く吸着している他のキシレン異性体より
    なる抽残液流を生成させ、そしてその後得られたp−キ
    シレン含有吸着剤をジエチルトルエンよりなる脱着剤を
    脱着条件下で接触し抽出流としてこの脱着剤からp−キ
    シレンの分離を行わせる工程よりなることを特徴とする
    p−キシレンと少なくとも他の一つのキシレン異性体の
    混合物からp−キシレンを分離する方法。
  2. 【請求項2】吸着剤がタイプX及びタイプYのゼオライ
    トよりなる群から選ばれたものである請求項1の方法。
  3. 【請求項3】ゼオライトがカリウム又はバリウム又はそ
    れらの混合物で交換されたものである請求項2の方法。
  4. 【請求項4】脱着剤が2,3−ジエチルトルエン、2,5−ジ
    エチルトルエン、2,6−ジエチルトルエン、3,4−ジエチ
    ルトルエン、3,5−ジエチルトルエン及びそれらの2又
    はそれ以上の混合物よりなる群から選択されたものであ
    る請求項1の方法。
  5. 【請求項5】向流式擬似移動床で行う請求項1〜5の何
    れかの方法。
  6. 【請求項6】並流パルスバッチ方式で行う請求項1〜4
    の何れかの方法。
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