JPH0772002A - 組合せ計量方法及び組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量方法及び組合せ計量装置

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JPH0772002A
JPH0772002A JP22257294A JP22257294A JPH0772002A JP H0772002 A JPH0772002 A JP H0772002A JP 22257294 A JP22257294 A JP 22257294A JP 22257294 A JP22257294 A JP 22257294A JP H0772002 A JPH0772002 A JP H0772002A
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嘉宏 有本
Kenzo Tsuzukiike
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量コンベアを用いて組合せ計量装置を構成
する場合に、被計量物の追加補充を行うことができると
共に、組合せ演算を精度よく行い得るようにすることを
目的とする。 【構成】 横一列に配置された複数の計量コンベア22
…22の延長方向に接続配置した排出コンベア2上に、
下流端側に設置されたゲート28…28により、各計量
コンベアからそれぞれ排出された計量済の被計量物を一
旦貯留する物品案内路261〜269を設けて、これらの
物品案内路261〜269に貯留された物品の重量値に対
して最適組合せを求める組合せ演算を行った後、その最
適組合せに該当する物品が貯留された物品案内路261
〜269のゲート28…28を開いて、物品を排出させ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組合せ計量方法及び
組合せ計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の計量機にそれぞれ被計量物を供給
し、これらの被計量物の重量について組合せ演算を行っ
て、その組合せ加算値が目標重量に最も近くなる最適組
合せを選択すると共に、その組合せに該当した計量機の
みから被計量物を排出することにより、上記目標重量に
近い被計量物を得るようにした組合せ計量装置が実用化
されているが、この種の組合せ計量装置には、例えば実
開平4−36428号公報に示されているように、計量
機として所謂計量コンベアを使用したものがある。
【0003】これは、基本的には、横一列に配置された
複数の計量コンベアの上流端側に、同数のプールコンベ
アを直列状態に配置すると共に、計量済の被計量物を収
集するための収集コンベアを、上記計量コンベアの下流
端側に隣接した状態で直交方向に配置したもので、被計
量物がほとんど落差なく各コンベア間で受け渡されるこ
とから、脆弱な物品についても割れや欠けを生じさせる
ことなく組合せ計量を行うことができるなどの利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来技術のように、計量コンベアを用いて被計
量物を計量するようにしたものにおいては、次のような
不都合を発生する可能性がある。
【0005】すなわち、この種の組合せ計量装置におい
ては、組合せ加算値が目標重量に対して所定の誤差範囲
内に含まれない場合が生じ得る。この場合、一般には被
計量物の追加供給が行われることになるが、計量コンベ
アにおいては被計量物を追加供給しようとしても、前回
計量した被計量物が排出されてしまうことから、結果的
に被計量物の追加供給が不可能となって、計量不良を発
生する頻度が高くなることが懸念されるのである。
【0006】しかも、この種の組合せ計量装置において
は、計量機の計量値に対する零点調整が行われるように
なっているが、従来においては被計量物が常に計量コン
ベア上に載荷されるようになっているため、零点調整の
ために意識的に計量コンベアを無載荷状態としなければ
ならず、それに伴って組合せ演算に参加する計量コンベ
アの数が少なくなって、組合せ演算の精度が低下するこ
とも懸念される。
【0007】この発明は、計量コンベアを用いて組合せ
計量装置を構成する場合における上記の問題に対処する
もので、被計量物の追加補充を行うことができると共
に、組合せ演算を精度よく行い得るようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る組合せ計量方
法は、被計量物を横一列に配置された複数の計量コンベ
アに供給し、各計量コンベアで計量された被計量物の重
量値に基づいて組合せ演算を行うことにより目標重量に
最も近い最適組合せを選択して、その最適組合せに該当
する被計量物のみを集合させるものにおいて、上記計量
コンベアの延長方向に接続配置した排出コンベア上に、
下流端側に設置されたゲートにより、各計量コンベアか
らそれぞれ排出された計量済の被計量物を一旦貯留する
貯留部を設けて、これらの貯留部に貯留された被計量物
の重量値に対して上記最適組合せを求める組合せ演算を
行った後、その最適組合せに該当する被計量物が貯留さ
れた貯留部のゲートを開いて、該貯留部から被計量物を
排出させることを特徴とする。
【0009】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係る組合せ計量装置は、横一列に配置さ
れた複数の計量コンベアを有すると共に、各計量コンベ
アで計量された被計量物の重量値に基づいて組合せ演算
を行うことにより目標重量に最も近い最適組合せを選択
して、その最適組合せに該当する被計量物のみを集合さ
せるものにおいて、上記計量コンベアの延長方向に接続
配置した排出コンベア上に、下流端側に設置されたゲー
トにより、各計量コンベアからそれぞれ排出された計量
済の被計量物を一旦貯留させる貯留部を設けると共に、
これらの貯留部に貯留された被計量物の重量値に対して
組合せ演算を行うことにより上記最適組合せを求める演
算手段と、その最適組合せに該当した被計量物が貯留さ
れた貯留部のゲートを開動させる制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】すなわち、第1、第2発明のいずれにおいて
も、計量コンベアから貯留部へ被計量物を排出させると
共に、該貯留部で一旦貯留させた被計量物の重量値に対
して組合せ演算を行うようにしているので、被計量物の
追加供給が容易に行えることになって、計量不良の発生
を効果的に抑制することができると共に、計量コンベア
が無載荷状態になることから、組合せ演算の精度を低下
させることなく零点調整を簡便に行うことが可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0012】この実施例は、一定形状に成形されたスナ
ック菓子用の組合せ計量装置に関するもので、図1、図
2に示すように、この組合せ計量装置1は、供給部10
と、計量部20と、集合部30とで構成されている。
【0013】上記供給部10は、架台11上に加振機1
2を介してやや前下がりに設置された供給シュート13
を有すると共に、該シュート13に、この例の場合、9
列の物品供給路13a…13aが設けられている。
【0014】そして、図1に示すように、供給装置(図
示せず)から上記各物品供給路13a…13aに多数の
物品Xがそれぞれ整列状態で供給されると共に、これら
の物品Xが、上記加振機12によるシュート13の振動
により、整列状態を保持して前方へ移送されるようにな
っている。
【0015】一方、上記計量部20は、上記供給シュー
ト13における各物品供給路13a…13aの前端部に
それぞれ続くように横一列に配置された9個のプールコ
ンベア21…21と、これらのプールコンベア21…2
1にそれぞれ続くように同じく横一列に配置された9個
の計量コンベア22…22とを有すると共に、この実施
例においては、図3に拡大して示すように、各計量コン
ベア22…22の搬送面22a…22aが上流側のプー
ルコンベア21…21の搬送面21a…21aよりも高
さHだけ低下した状態で架台23上に据え付けられてい
る。また、各プールコンベア21…21の前端部には、
シリンダ24…24によって開閉される供給ゲート25
…25がそれぞれ配置されている。
【0016】そして、上記9個の計量コンベア22…2
2に続く幅の広い平ベルト式の排出コンベア2の上流側
には、各計量コンベア22…22から排出された物品X
を整列させた状態で下流側の集合部30に案内する9列
の物品案内路26…26(261〜269)が設けられて
いると共に、各物品案内路261〜269の下流端側に
は、シリンダ27…27によって開閉されるプールゲー
ト28…28が設置されている。つまり、上記計量部2
0を跨ぐように設けられたフレーム3に、上記排出コン
ベア2の搬送面に近接した状態で複数の仕切部材29…
29が適宜間隔をおいて吊下状に支持されることによ
り、これらの仕切部材29…29によって排出コンベア
2の搬送面上が上記物品案内路261〜269に画設され
るようになっている。なお、これらの物品案内路261
〜269は上記計量コンベア22…22の前端部にそれ
ぞれ連続されるようになっている。
【0017】ここで、上記供給ゲート25…25、プー
ルゲート28…28及びこれらを駆動するシリンダ24
…24,27…27も、計量部20を跨ぐように設けら
れた上記フレーム3によって支持されるようになってい
る。
【0018】そして、上記加振機12による供給シュー
ト13の振動により、整列状態を保持して物品供給路1
3a…13aを前方へ移送された物品Xが、そのままプ
ールコンベア21…21上に導入されて、該コンベア2
1…21の作動によりその前端部の供給ゲート25…2
5の位置まで移送されると共に、該ゲート25…25が
開動したときに適当量の物品Xが、計量コンベア22…
22上に導入される。各計量コンベア22…22に導入
された物品Xは、搬送途上で計量された上で下流側の物
品案内路261〜269へと排出されると共に、排出コン
ベア2の移動に伴って下流側のプールゲート28…28
の位置まで搬送されるようになっている。その場合に、
プールゲート28…28が、図1に示すように、常時閉
状態に保持されていることから、各計量コンベア22…
22から排出された計量済の物品Xが、上記物品案内路
261〜269で一旦貯留されることになる。つまり、こ
れらの物品案内路261〜269が本実施例における被計
量物の貯留部に相当することになる。
【0019】次に、本実施例における集合部30の構成
を説明する。
【0020】図4に示すように、上記排出コンベア2の
上部には、上記計量部20におけるプールゲート28…
28の下流側に位置して、上流側から、連続した3つの
物品案内路261〜269から排出される物品を集合させ
る3列の前置集合エリア311〜313と、これら前置集
合エリア311〜313から排出される物品を最終的に一
列に集合させるメイン集合エリア32と、該集合エリア
32から流出した集合済の物品を整列された状態で終端
側まで案内する排出エリア33とが直列状態に設けられ
ている。
【0021】すなわち、図2及び図4の図面上の手前側
における第1物品案内路261に対する図面上の手前側
の側壁部分を形成する仕切部材29には、図面上の手前
側に位置する第1前置集合エリア311の一方の案内面
を形成する案内板34の後端部が固設されていると共
に、この案内板34の前端部分が屈曲した後、図面上の
奥側に向かって傾斜状に配置されている。また、手前側
から3番目に位置する第3物品案内路263に対する図
面上の奥側の側壁部分を形成する仕切部材29には、上
記前置集合エリア311の他方の案内面を形成する案内
板35の後端部が固設されている。そして、この案内板
35の前端部分が屈曲した後、図面上の手前側に向かっ
て傾斜状に配置されると共、その先端部において逆方向
に屈曲した後、上記案内板と平行する状態で傾斜状に延
長されている。このようにして、下流になるほど横幅が
狭い第1前置集合エリア311が形成されることにな
る。
【0022】また、上記第4物品案内路264に対する
図面上の手前側の側壁部分を形成する仕切部材29に固
設された案内板36と、第6物品案内路266に対する
図面上の奥側の側壁部分を形成する仕切部材29に固設
された案内板37とが、上記と同様な形状で配置される
ことにより、第2前置集合エリア312における下流に
なるほど幅の狭くなる両方の案内面を形成していると共
に、第7物品案内路267に対する図面上の手前側の側
壁部分を形成する仕切部材29に固設された案内板38
と、第9物品案内路269に対する図面上の奥側の側壁
部分を形成する仕切部材29に固設された案内板39と
が、この場合においても上記と同様な形状で配置される
ことにより、第3前置集合エリア313における下流に
なるほど幅の狭くなる両方の案内面を形成している。
【0023】そして、上記第1前置集合エリア311
おける図面上の手前側の案内面を形成する上記案内板3
4の前端部の外方には、上記メイン集合エリア32の一
方の案内面を形成する案内板40の後端部がオーバーラ
ップする状態で配置されていると共に、この案内板40
の前端部分が図面上の奥側に向かって傾斜状に配置され
ている。また、上記第3前置集合エリア313における
図面上の奥側の案内面を形成する上記案内板39の前端
部の外方には、上記メイン集合エリア32の他方の案内
面を形成する案内板41の後端部が同じくオーバーラッ
プする状態で配置されていると共に、この案内板41の
前端部分が今度は図面上の手前側に向かって傾斜状に配
置されている。このようにして、下流になるほど幅が狭
くなるメイン集合エリア32が形成されることになる。
【0024】また、上記排出コンベア2の下流端側に設
けられた上記排出エリア33には、上記メイン集合エリ
ア32の一方の案内面を構成する上記案内板40の延長
部分とで物品排出路42を形成する案内板43が、該案
内板40に対して所定の間隔をおいて対向配置されてい
る。
【0025】そして、上記各前置集合エリア311〜3
3における物品流出口31a,31b,31cには、
シリンダ44…44によって開閉される中間ゲート45
…45がそれぞれ設けられていると共に、上記排出エリ
ア33における物品排出路42の下流端側における物品
流出口42aには、シリンダ46によって開閉される最
終ゲート47が設けられている。
【0026】なお、これらの中間ゲート45…45、最
終ゲート47及び駆動するシリンダ44…44,46並
びに上記各案内板34〜41,43は、排出コンベア2
を跨ぐように設置されたフレーム4,4によって支持さ
れている。
【0027】さらに、この計量装置1には、図5に示す
ようにコントロールユニット50が備えられている。こ
のコントロールユニット50は、各計量コンベア22…
22によって計量された計量信号を入力して、この計量
信号に基づいて組合せ演算を行うと共に、上記各供給ゲ
ート25…25、プールゲート28…28、中間ゲート
45及び最終ゲート47を開閉するそれぞれのシリンダ
24…24,27…27,44…44,46の作動と、
各プールコンベア21…21の作動とを制御することに
より、物品の供給並びに排出の動作を制御するようにな
っている。
【0028】次に、この実施例の作用を説明する。
【0029】当該組合せ計量装置1が作動すると、供給
部10における供給シュート13の各物品供給路13a
…13aからそれぞれ複数の物品X…Xが整列状態で計
量部20における各プールコンベア21…21上に供給
されると共に、これらの物品X…Xはさらに計量コンベ
ア22…22上に導入されることになる。その場合に、
コントロールユニット50は次のように作動する。
【0030】コントロールユニット50は、図6に示す
ように、まずシリンダ24…24を作動させて供給ゲー
ト25…25を開動させる。これにより、供給ゲート2
5…25によって堰き止められていたプールコンベア2
1…21上の物品X…Xが計量コンベア22…22に移
載されることになる。なお、プールコンベア21…21
及び計量コンベア22…22は常時駆動されるようにな
っている。
【0031】そして、コントロールユニット50は所定
時間が経過すると、プールコンベア21…21を一旦停
止させた後、逆転駆動させる。この場合、上記したよう
に計量コンベア22…22は常時駆動されていることか
ら、図7に示すように計量コンベア22…22に移載さ
れた物品X…Xは下流側へと搬送される一方において、
プールコンベア21…21上の物品X…Xは上流側へと
戻される。これにより、計量コンベア22…22に対し
てほぼ所定量の物品X…Xが確実に移載されることにな
る。その場合に、矢印(ア)で示すように、物品X’が
プールコンベア21と計量コンベア22との間に跨がっ
て倒れ込む場合があるが、この実施例においてはプール
コンベア21の搬送面と計量コンベア22の搬送面との
間に段差が設けられていることから、上記物品X’は自
重によって計量コンベア22の方へ流下することになっ
て、該コンベア22上へ確実に移載されることになる。
【0032】一方、上記計量コンベア22…22上に導
入された物品X…Xの重量についての組合せ演算が行わ
れるのであるが、この演算は具体的には次のように行わ
れる。
【0033】まず、プールコンベア21…21から計量
コンベア22…22に導入された物品X…Xは、該計量
コンベア22…22の作動により下流側へ移送されると
共に、その搬送途上でで9個の計量コンベア22…22
における荷重検出器(図示せず)によってそれぞれのコ
ンベア22…22上の物品X…Xの重量が計測されるこ
とになる。各荷重検出器で計測された重量値が上記コン
トロールユニット50に入力されて、これらの重量値に
ついての組合せ演算が行われ、その組合せ加算値が目標
重量もしくはこれに最も近くなる最適組合せが選択され
る。その場合に、プールコンベア21…21から計量コ
ンベア22…22へ導入された物品X…Xは、前述した
ように計量コンベア22…22を素通りして下流側の物
品案内路26〜26へと排出されると共に、下流端側の
プールゲート28…28によって堰き止められることか
ら、上記組合せ演算は、実際には物品案内路26〜26
(261〜269)で貯留された物品X…Xに対して行わ
れることになる。
【0034】そして、その最適組合せに該当した物品案
内路261〜269におけるシリンダ27…27のみが作
動してプールゲート28…28が開動する。つまり、図
8に示すように、第2、第4〜第6、第8物品案内路2
2,264〜266,268が最適組合せに該当したもの
とすると、当該案内路262,264〜266,268にお
けるプールゲート28…28が開かれて、図の鎖線で示
すように物品X…Xが前方の集合部30における第1〜
第3前置集合エリア311〜313に排出されることにな
る。その場合に、各前置集合エリア311〜313毎のプ
ールゲート28…28が、タイミングをずらせて開動さ
れるようになっていると共に、各プールゲート28…2
8の開かれる時間が、対応する物品案内路261〜269
に貯留された物品の重量値に応じてコントロールされ
る。したがって、図のように例えば第2前置集合エリア
312に属する第4〜第6物品案内路264〜266が選
択された場合には、例えば中央の第5物品案内路265
から排出された物品Xが先頭に、図面上の手前側の第4
物品案内路264から排出された物品Xが中間に、図面
上の奥側の第6物品案内路266から排出された物品X
が最後尾というように、互いに間隔をあけて排出コンベ
ア2上を搬送されることになる。
【0035】この物品X…Xを排出した物品案内路26
1〜269の上流側に位置する計量コンベア22…22に
は、後方のプールコンベア21…21における供給ゲー
ト25…25が開動して、該プールコンベア21…21
から次回計量用の物品X…Xが導入されると共に、計量
後の物品X…Xが該コンベアを素通りして空になった物
品案内路261〜269に流出することになる。物品X…
Xを排出したプールコンベア21…21には、供給部1
0における対応する物品供給路13a…13aから物品
X…Xが補充される。このようにして、物品の供給、計
量及び最適組合せに該当した物品の排出の各動作が連続
的に行われることになり、その間、各物品X…Xは整列
状態が保持されることになる。
【0036】その場合に、組合せ演算に該当しなかった
物品案内路261〜269に対応する計量コンベア22…
22には物品が供給されないことから、その時間を利用
して零点調整が行われることになる。したがって、組合
せ演算の精度が低下することがない。
【0037】また、例えば図9に示すように、第1、第
3、第4物品案内路261,263,264に排出される
物品X…Xの量が少なすぎて組合せ不良が生じたとして
も、計量コンベア22…22は空であることから、図の
ように供給ゲート25…25を開動させて不足分の物品
X…Xを計量コンベア22…22に導入することができ
る。その場合に、追加分の物品X…Xの重量値が、当該
コンベア22〜22における前回の重量値に加算される
と共に、加算後の各物品案内路261〜269における物
品X…Xの重量値に対して組合せ演算が行われることに
なる。これにより、計量不良の発生頻度が大幅に低下す
ることになる。
【0038】なお、上記物品案内路261〜269から集
合部30における上記第1〜第3前置集合エリア311
〜313に排出された物品は、各集合エリア311〜31
3において一列に集合されると共に、中間ゲート45…
45が開動したときに下流側のメイン集合エリア32に
排出される。その場合に、各中間ゲート45…45が開
かれる時間は、各前置集合エリア311〜313に排出さ
れた物品の総重量に応じた時間に設定されるようになっ
ている。
【0039】そして、各前置集合エリア311〜313
ら整列状態でそれぞれ排出された物品は、このメイン集
合エリア32を搬送される過程で最終的に1列に集合さ
れた後、下流側の物品排出口32aから排出エリア33
に流出すると共に、整列状態を保持したまま物品排出路
42へと導入される。そして、最終ゲート47が開動し
たときに、当該計量部30から包装装置(図示せず)な
どに排出されることになる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、組合せ演
算用の計量機として計量コンベアが使用されるものにお
いて、計量コンベアから貯留部へ被計量物を排出させる
と共に、該貯留部で一旦貯留させた被計量物の重量値に
対して組合せ演算を行うようにしているので、被計量物
の追加供給が容易に行えることになって、計量不良の発
生を効果的に抑制することができると共に、計量コンベ
アが無載荷状態になることから、組合せ演算の精度を低
下させることなく零点調整を簡便に行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る組合せ計量装置の要部
側面図である。
【図2】 同計量装置の要部平面図である。
【図3】 同計量装置における計量部の要部拡大側面図
である。
【図4】 同計量装置における集合部及びその周辺の構
成を示す平面図である。
【図5】 同計量装置の制御システム図である。
【図6】 実施例に係る物品の供給動作を示す要部拡大
側面図である。
【図7】 同じく実施例に係る物品の供給動作を示す要
部拡大側面図である。
【図8】 実施例に係る物品の排出動作を示す模式図で
ある。
【図9】 実施例に係る物品の補充動作を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 組合せ計量装置 2 排出コンベア 22 計量コンベア 26 物品案内路 27 プールゲート用シリンダ 28 プールゲート 50 コントロールユニット X 物品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物を横一列に配置された複数の計
    量コンベアに供給し、各計量コンベアで計量された被計
    量物の重量値に基づいて組合せ演算を行うことにより目
    標重量に最も近い最適組合せを選択して、その最適組合
    せに該当する被計量物のみを集合させる組合せ計量方法
    であって、上記計量コンベアの延長方向に接続配置した
    排出コンベア上に、下流端側に設置されたゲートによ
    り、各計量コンベアからそれぞれ排出された計量済の被
    計量物を一旦貯留する貯留部を設けて、これらの貯留部
    に貯留された被計量物の重量値に対して上記最適組合せ
    を求める組合せ演算を行った後、その最適組合せに該当
    する被計量物が貯留された貯留部のゲートを開いて、該
    貯留部から被計量物を排出させることを特徴とする組合
    せ計量方法。
  2. 【請求項2】 横一列に配置された複数の計量コンベア
    を有すると共に、各計量コンベアで計量された被計量物
    の重量値に基づいて組合せ演算を行うことにより目標重
    量に最も近い最適組合せを選択して、その最適組合せに
    該当する被計量物のみを集合させるようにした組合せ計
    量装置であって、上記計量コンベアの延長方向に接続配
    置した排出コンベア上に、下流端側に設置されたゲート
    により、各計量コンベアからそれぞれ排出された計量済
    の被計量物を一旦貯留させる貯留部を設けると共に、こ
    れらの貯留部に貯留された被計量物の重量値に対して組
    合せ演算を行うことにより上記最適組合せを求める演算
    手段と、その最適組合せに該当した被計量物が貯留され
    た貯留部のゲートを開動させる制御手段とを有すること
    を特徴とする組合せ計量装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101463A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Ishida Co Ltd 重量検出装置
JP2017067711A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 大和製衡株式会社 計量装置
JPWO2020003407A1 (ja) * 2018-06-27 2021-07-08 大和製衡株式会社 組合せ計量装置

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