JPH077180U - 電子機器のコネクタ差し込み口構造 - Google Patents
電子機器のコネクタ差し込み口構造Info
- Publication number
- JPH077180U JPH077180U JP3592293U JP3592293U JPH077180U JP H077180 U JPH077180 U JP H077180U JP 3592293 U JP3592293 U JP 3592293U JP 3592293 U JP3592293 U JP 3592293U JP H077180 U JPH077180 U JP H077180U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- connector insertion
- insertion hole
- jack
- outer case
- Prior art date
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジャックに差し込み結合させたコネクタの基
部、或はコードに、例えば上方より押し付け力が加わっ
ても、トラブルを起こさないようにする。 【構成】 基板3に取り付け固定されたジャック22
を、外装ケース1に貫設されたコネクタ挿通孔13と同
軸上で、差し込み口22aをコネクタ挿通孔13から離
反せしめて配置し、コネクタ挿通孔13の内周に沿って
突条13aを設け、コネクタ21の基部を厚肉のコネク
タ挿通孔13にて支持する。
部、或はコードに、例えば上方より押し付け力が加わっ
ても、トラブルを起こさないようにする。 【構成】 基板3に取り付け固定されたジャック22
を、外装ケース1に貫設されたコネクタ挿通孔13と同
軸上で、差し込み口22aをコネクタ挿通孔13から離
反せしめて配置し、コネクタ挿通孔13の内周に沿って
突条13aを設け、コネクタ21の基部を厚肉のコネク
タ挿通孔13にて支持する。
Description
【0001】
本考案は、電子機器のコネクタ差し込み口構造に関する。
【0002】
電子機器には、略例外無く入力或は出力用の端子が備えられている。それらの 端子は差し込み式のものが多く、外装カバーに内蔵される基板(シャーシ)に穿 設した取り付け穴から顔出しさせた状態で固定されている。コネクタの差し込み 口は、外部よりコネクタを差し込めるよう、外装ケースを大きく切り欠いてジャ ック群が集中配置された範囲を基板ごと露出させたり、外装ケースに穴を穿ち、 その穴内の陥没位置に差し込み口を配置させたものが知られている。
【0003】
従来の構造において、ジャックに差し込まれたコネクタは、先端の差し込み部 分でジャックに対し電気的及び機械的な接続が図られ、コネクタの基部は後方に 大きく突出し、その基部後端からケーブルが長く伸びている。そのためコネクタ 21の基部やケーブル17に外的負荷(例えば上方よりの押し付け力)が加わる と(図7参照)、てこの原理によってコネクタ21の先端部分には強力な応力が 集中的に作用するから、差し込み部の短いコネクタでは接触不良や脱落を招くし 、差し込み部を長くすればそのような接触不良や脱落はないものの、基部を大き く変形させてしまう虞れがある。 これらは接続端子の設けられた面をラック等にビルトインさせることで解決で きるが、例えば前面に接続端子を備えていたり、ポータブルタイプであったり、 図8に示すような車輛搭載タイプでは接続部が外的負荷に対して無防備状態とな るので、その保護対策が望まれていた。
【0004】
本考案は、コネクタの保護を目的とするもので、その構成は、外装ケースにコ ネクタ挿通孔を貫設し、ケース内にはコネクタ差し込みジャックを、前記コネク タ挿通孔と同軸上で、コネクタ差し込み口をケース内面から離反せしめて配置す ると共に、例えば前記外装ケースのコネクタ挿通孔周りに、リング状の突条を一 体的に設けることにより、コネクタ挿通孔の内周を、コネクタの基部外周に対し て密着嵌合する形状並びに大きさの厚肉面に形成したことにある。
【0005】
コネクタは、ジャックに差し込まれた先端と、コネクタ挿通孔に挿通された基 部との二箇所で強固且つ確実に支持されるから、外的負荷が加わっても、コネク タはぐらついたりしない。又応力は厚肉のコネクタ挿通孔内周面と基部との接触 部分で持ち応えられ、先端部には外的負荷の影響は殆どない。
【0006】
本考案に係る電子機器のコネクタ差し込み口構造を、自動車のナビゲーション 装置Mに実施した一例を図面に基いて説明する。 1は全体に丸味を帯びた直方体形状の外装ケースであり、前面にはCD−Iデ ィスク差し込み口と蓋付きの操作パネル(いずれも図示せず)が設けられ、上面 中央には、持ち運び用の把手2が備えられている。そして内部には電子部材が組 み付けられた基板(シャーシ)3が収納され、背面には、右上部に冷却用空気の 排出口である複数本のスリット4が切り抜き形成されていると共に、中央下部が 大きく切り欠かれ、その切り欠き部から、音声及び映像信号出力用のピンジャッ ク及びリモートコントロール接続用のマルチピン、ヘッドホン接続用ジャックと いった接続端子群5を配した基板3の一部が露出している。
【0007】 更に背面には、電源及びアンテナ接続用、テレビ、モニタ接続用の各種コネク タの差し込み口6.7.8.9が装備されている。それらの差し込み口6.7. 8.9は、外装ケース1に、コネクタの基部外周に対して緩みなく密着嵌合する 形状並びに大きさのコネクタ挿通孔10.11.12.13を貫設し、それら各 コネクタ挿通孔10.11.12.13の内周に沿って外面にリング状の突条1 0a.11a.12a.13aを設けることにより、内周面をそれら突条10a .11a.12a.13aの高さ分、厚肉に形成したものとなっている。 14.15.16.17は、前記電源及びアンテナ、テレビ、モニタ接続用の ケーブルであり、夫々前記各コネクタの差し込み口7.8.9.10に対応する コネクタ18.19.20.21を備えている。
【0008】 ここでコネクタの差し込み口の構造について、モニター用を例に説明すると、 外装ケース1に内蔵される基板3には、コネクタ差し込みジャック22が、基板 3に穿設された取り付け穴を利用し、コネクタ挿通孔13と同軸上で差し込み口 22aが基板面から顔出しするように取り付け固定され、そのコネクタ差し込み 口22aが外装ケース1の内面から離反せしめて配置される(図2)。従ってコ ネクタ21は、先端がジャック22のコネクタ差し込み口22a内に達するまで 深く押し込み、基部をコネクタ挿通孔13ヘきつく嵌まり込んだ状態にすること で接続される(図3)。 尚抜け防止用の係止爪を備えたテレビ用のコネクタ差し込み口8は、コネクタ 挿通孔12及び突条12aに切り欠き23を設け、係止爪の挿通と係止解除レバ ー24の操作を可能ならしめており、又コネクタの基部が矩形な電源用のコネク タ挿通孔6は、コネクタ挿通孔11自体が矩形に形成されている。
【0009】 このように形成された差し込み口は、ジャックにコネクタを接続すると、その コネクタは、ジャックに差し込まれた先端と、コネクタ挿通孔に挿通された基部 との二点で支持され、特に基部は厚肉であるから支持強度が高く、コネクタ先端 では外的負荷の影響が大幅に軽減されるし、抜け防止にもなる。 又突条は、コネクタ挿通孔の補強を図り、コネクタの不使用時、盲キャップを 嵌めるのにも都合が良い。
【0010】 前記実施例は外面に突条を形成したものであるが、図4に示すように突条13 aを内側面に形成したり、図示はしないが両面に形成することもできる。又図5 に示すようにブッシュ25を嵌め込んだり、図6の如く、断続的に設けても差し 支えない。更にコネクタ差し込み用ジャックは、基板がケース内面に密着してい ても、差し込み口をケース内面から離反して配置されれば良いのであって、ジャ ックの取り付け構造は自由に変更できる。
【0011】 本考案のコネクタ差し込み口構造は、ナビゲーション装置以外にも適用できる ことは勿論であり、特に振動、乗り降りに際してケーブルに外的負荷がかかりや すい車輛搭載用として好適に用いられる。
【0012】
本考案によれば、コネクタ或はそのコネクタに接続されたコードに外的負荷が 加わった場合でも、コネクタとジャックとの確実な接続状態の維持が約束され、 又破損からも守るので、コネクタ差し込み口が露出した電子機器の信頼性は大幅 に向上し、特に車輛搭載用には好適である。
【図1】本考案に係るコネクタ差し込み口を備えたナビ
ゲーション装置の背面を示す説明図である。
ゲーション装置の背面を示す説明図である。
【図2】コネクタ差し込み口の構造を示す説明図であ
る。
る。
【図3】図2のコネクタ差し込み口へコネクタを差し込
み接続させた状態を示す説明図である。
み接続させた状態を示す説明図である。
【図4】突条を外装ケースの内側面に形成した変更例の
説明図である。
説明図である。
【図5】ブッシュの嵌め込みにより厚肉のコネクタ挿通
孔を形成した変更例の説明図である。
孔を形成した変更例の説明図である。
【図6】突条が断続的に設けられた変更例の説明図であ
る。
る。
【図7】従来例の説明図である。
【図8】設置例の説明図である。
1・・外装ケース、2・・把手、3・・基板、4・・ス
リット、5・・接続端子群、6.7.8.9・・コネク
タ差し込み口、10.11.12・・コネクタ挿通孔、
10a.11a.12a.13a・・突条、14.1
5.16.17・・ケーブル、18.19.20.21
・・コネクタ、23・・切り欠き、24・・係止解除レ
バー、25・・ブッシュ。
リット、5・・接続端子群、6.7.8.9・・コネク
タ差し込み口、10.11.12・・コネクタ挿通孔、
10a.11a.12a.13a・・突条、14.1
5.16.17・・ケーブル、18.19.20.21
・・コネクタ、23・・切り欠き、24・・係止解除レ
バー、25・・ブッシュ。
Claims (2)
- 【請求項1】 外装ケースにコネクタ挿通孔を貫設し、
ケース内に、コネクタ差し込みジャックを前記コネクタ
挿通孔と同軸上で、差し込み口をケース内面から離反せ
しめて配置すると共に、前記コネクタ挿通孔の内周を、
コネクタの基部外周に対して密着嵌合する形状並びに大
きさの厚肉面に形成した電子機器のコネクタ差し込み口
構造。 - 【請求項2】前記外装ケースのコネクタ挿通孔周りに、
リング状の突条を一体的に設けることにより、コネクタ
挿通孔の周面を厚肉に形成した請求項1の電子機器のコ
ネクタ差し込み口構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035922U JP2589406Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子機器のコネクタ差し込み口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035922U JP2589406Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子機器のコネクタ差し込み口構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077180U true JPH077180U (ja) | 1995-01-31 |
JP2589406Y2 JP2589406Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12455532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035922U Expired - Fee Related JP2589406Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子機器のコネクタ差し込み口構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589406Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396502B1 (ko) * | 2001-07-26 | 2003-09-02 | 삼성전기주식회사 | 피씨 카메라 |
JP2013077519A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993035922U patent/JP2589406Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396502B1 (ko) * | 2001-07-26 | 2003-09-02 | 삼성전기주식회사 | 피씨 카메라 |
JP2013077519A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2589406Y2 (ja) | 1999-01-27 |
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