JPH0771651A - 波付管と引留部材との取付構造と波付管と引留部材 - Google Patents

波付管と引留部材との取付構造と波付管と引留部材

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JPH0771651A
JPH0771651A JP6144383A JP14438394A JPH0771651A JP H0771651 A JPH0771651 A JP H0771651A JP 6144383 A JP6144383 A JP 6144383A JP 14438394 A JP14438394 A JP 14438394A JP H0771651 A JPH0771651 A JP H0771651A
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克彦 白銀
Hiroki Senoo
博樹 妹尾
Mitsuo Yoshino
充男 吉野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 既設の管路内への波付管の引き込み作業に際
して、波付管の取付端部に引留部材を簡単に取り付ける
ことができる波付管と引留部材との取付構造と波付管と
引留部材を提供する。 【構成】 軸方向の断面形状が波形を有する波付管を軸
方向に引っ張る際に引留部材20を波付管の端部に取り付
ける構造において、波付管端部は、取付端部に挿入され
る引留部材20を係止する係止手段11を有し、他方、引留
部材20は、波付管の取付端部の係止手段11に係合する係
合手段20b を有する波付管と引留部材との取付構造およ
びそれに適した波付管と引留部材。波付管は、このよう
な係止溝11を波付管の長手方向に所定間隔毎に有する。
波付管に、引留部材を取り付ける際には、係止手段が端
部に現れるように波付管を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設の管路内に光ケー
ブル等を増設するために、その既設の管路内に波付管を
配管する際に用いる波付管と引留部材との取付構造およ
びこれに用いる波付管と引留部材に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部においては、道路の掘り返しに伴
う交通渋滞の緩和、都市景観や防災性の向上あるいは地
下空間の多目的利用を目的に、道路の地下に形成した共
同溝内に、ガス管、水道管あるいは通信用メタルケーブ
ルを敷設する鋼管等を配管している。このような各種配
管の中で、メタルケーブル敷設用の配管においては、更
に光ケーブル等を増設することが望まれるようになって
きた。
【0003】即ち、近年のコンピュータやOA機器類に
付随した光通信事業の発展により、新たに光ケーブルの
敷設が必要となった。このように光ケーブルを増設する
際には、既設のメタルケーブル用配管内に、増設する光
ケーブルを保護するために可撓性を有する小径のプラス
チック製波付管を配管しておき、その後光ケーブルを敷
設する。ここで、波付管は、軸方向の断面が波形で、長
手方向に多数の環状溝が形成された合成樹脂製の管であ
る。
【0004】ところで、既設の管路内に小径の波付管を
引き込む際、波付管の端部に引留部材を取り付け、この
引留部材をワイヤー等で引っ張りながら既設の管路内に
引き込んで配管している。このような引留部材としては
種々のものが実用化されており、例えば、波付管の端部
にワイヤネットを被せ、このネットの外周を仕上テープ
で被覆したものが知られている。
【0005】一方、他の引留部材として、図10に示す
ように、一端にアイ(eye:貫通孔)1aを有するアイボ
ルト1を使用するものも知られている。この場合は、ア
イボルト1の他端にワッシャ2とナット3を取り付け、
このアイボルト1のワッシャー2側を波付管内に入れた
後、波付管4の端を加熱軟化させて軟化状態にある端部
を手などで内側に変形縮径させつつ該端部の内側にアイ
ボルト1のワッシャ2を包み込むように該端部を加工し
ていた。
【0006】また、波付管として山が螺旋状に形成され
た螺旋波付管を用いた場合には、波付管の内側に螺合す
るねじが形成された円筒状の引留部材を波付管に取り付
け、この引留部材をワイヤー等で引っ張りながら既設の
管路内に引き込むことも行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、既設の管路
内に波付管を配管する目的でワイヤネットを用いると、
波付管端部の外径が大きくなる結果、その端部が既設管
路の内壁や既設物等に引っ掛かるために波付管を管路内
に引き込む際の引張荷重が増大し、引き込み可能な波付
管の長さが制限されてしまう。つまり一度の引き込み作
業で引き込める波付管の長さが比較的短いものになって
しまう。
【0008】また、既設の管路内にメタルケーブル等が
敷設されている場合には、その管路内にさらに波付管を
引き込む際には、ワイヤネットの外周に被覆してある仕
上テープが摩擦で剥がれ、露出したワイヤネットによっ
て既設のメタルケーブル等の被覆を傷付けてしまう。こ
のため、ワイヤネットは、引留部材としては必ずしも好
ましくないという問題がある。
【0009】一方、アイボルトを使用する場合は、作業
者の熟練度によって波付管にアイボルトを取り付けたと
きの引張強度がばらつき、確実で強固な波付管の引き込
みを達成するには不向きである。更に、螺旋波付管に螺
合する引留部材を用いて引き込む場合にあっては、引き
込み作業に際して、波付管と引留部材とが相対回転する
ことがあり、波付管から引留部材が外れてしまうという
問題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、波付管の外径を増大させることなく、引留部材を簡
単に取り付けることができ、既設の管路内への引き込み
作業に際して引留部材が外れることのない波付管と引留
部材との取付構造と波付管と引留部材を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
を達成するため、軸方向の断面形状が波形を有する波付
管を軸方向に引っ張る際に引留部材を該波付管の端部に
取り付ける波付管と引留部材との取付構造において、該
波付管は、その取付端部に挿入され係止される該引留部
材を係止する係止手段を有し、該引留部材は、該波付管
の取付端部の係止手段に係合する係合手段を有すること
を特徴とする波付管と引留部材との取付構造としたもの
である。
【0012】この係止手段は、波付管の取付端部に一箇
所でもよいが、所定間隔を置いて周方向に少なくとも二
箇所形成することが望ましい。好ましくは、前記係止手
段としては、前記取付端部の周壁内面の長手方向に形成
され、前記引留部材に設けた係合部を案内する挿入部
と、この挿入部の先から折れて、波付管の該取付端部の
開口に向かって延びる溝状の係止部を設けるのがよい。
【0013】さらに好ましくは、前記挿入部と係止部と
の間に波付管の軸方向と交差する溝を中間溝として設け
るのがよい。また更に好ましくは、前記係止部の途中
で、前記引留部材の突起状係合部の突起が辛うじて通過
できる程度の溝幅を有する狭窄部を形成する。例えば、
この係止部の途中に溝の内側に突出した突部(波付け管
の外側から見ると小凹部)を設ける。これにより、この
狭窄部は前記引留部材に設けた係合部の移動を規制する
ことができるので、一旦取り付けた引留部材は振動など
で不用意に波付管から外れることがなくなる。
【0014】また、該波付管の取付端部の係止手段は、
波付管の内壁に、該取付端部から該取付端部とは逆向き
に延びる溝状の挿入部とその挿入部から連続して波付管
の周方向に延びる横溝の停止部からなるものであっても
良い。この場合、該停止部の先にさらに引き続いて波付
管の軸方向で、かつ波付管の取付端部の開口方向に延び
る溝状の係止部を設けるとさらに良い。
【0015】
【作用】波付管は、その係止手段と引留部材の係合手段
との連結によって引留部材に取り付けられ、波付管と引
留部材との取付構造を構成する。このとき、係止手段を
略L字形の係止溝とすることにより、既設の管路内への
引き込み作業に際し、引留部材が波付管から外れること
が防止される。
【0016】また、波付管の係止溝、特に係止部に、引
留部材の係合部の移動を規制する狭窄部を設けると、そ
の係合部が係止溝に確実に係止される。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の波付管と引留部材との取付
構造と波付管と引留部材に係る一実施例を図1乃至図9
に基づいて詳細に説明する。波付管10は、軸方向の断
面が波形で、長手方向に多数の環状溝10aが形成され
た合成樹脂、例えば、ポリエチレンからなる管で、周壁
10b内面の長手方向に所定間隔(例えば、4m)を置
いた位置に、互いに長手方向に対向配置させた係止溝1
1,11が周方向に4箇所等間隔に形成されている。
【0018】ここで、係止溝11は波付管10の内壁面
に形成されているので波付管10の外側からは見えない
ため、図1においては、便宜上、係止溝11に対応する
周壁10bの部分を外側から指した。係止溝11には波
形が形成されていないので、波付管10の外側にも係止
溝11の輪郭は見える。係止溝11は、引留部材20の
4箇所に設けた突起状の係合部20bを係止するL字形
の溝で、図示の波付管10においては、波付管の左右い
ずれの側からも引留部材20を取り付けることができる
ように、長手方向に対向配置する係止溝11,11が互
いに逆向きに形成されている。また、長手方向に所定間
隔を置いて対向配置される係止溝11,11の前後には
波付管10を切断する切断部12,12が形成されてい
る。切断部12は、波付管10の使用状況に応じて適宜
の長さに切断する際に使用される。この切断部12の内
周側には周方向に溝が形成されている。
【0019】ここにおいて、引留部材20は、図1に示
すように、両端がそれぞれ略円錐形状(cone)また
は略円錐台形状をした略紡錘形の本体20aの外周に、
各係合部20bが波付管10の4箇所に形成された係止
溝11と対応させて設けられている。また本体20aの
両端部に本体20aを径方向に貫通する二つの貫通孔2
0c、20dが設けられている。貫通孔20cにはプー
リング用のリードワイヤ21の一端が連結され、他方の
貫通孔20dにはケーブル引き込み用のリード紐22の
一端が連結されている。
【0020】係止溝11は、波付管10を長手方向に沿
って切断して展開し、周壁10bの内面を示した図2の
ように、波付管10の長手方向に延び、引留部材20に
設けた係合部20bを案内するための挿入部11aと、
さらにその挿入部11aの奥部に連設され、周壁10b
内面の周方向に延びる停止部11bとさらにこの停止部
11bから挿入部11aと平行に折り返す係止部11c
とを有し、係止部11cには、溝の幅方向に突出し、引
留部材20に設けた係合部20bが辛うじて通過できる
程度あるいは係合部20bの移動を規制する突起11
d,11dが設けられている。
【0021】波付管10には、さらに図1に示すよう
に、各係止溝11を形成した近傍に種々の形状に成形さ
れた補強用のリブ10cが設けられている。また周上対
向する位置にある挿入部11a,11aに隣接した周壁
10bの外面は互いに平行する平面10d,10dに成
形されている。本発明の波付管と引留部材との取付構造
及び波付管10、引留部材20は、以上のように構成さ
れており、波付管10を既設の管路内に配管するとき
に、引留部材20が波付管10の端部に以下のようにし
て取り付けられる。ここで、以下の説明における引留部
材20の動きを、図1の引留部材20に、説明の便宜
上、矢印(,,)で併記した。
【0022】先ず、各係合部20bを各係止溝11の挿
入部11aに一致させて引留部材20を波付管10の端
部から挿入し、図中の矢印の方向に各係合部20bを
挿入部11aに案内させながら停止部11bの壁面に各
係合部20bが突き当たるまで引留部材20を波付管1
0内に押し込む。次に、各係合部20bが停止部11b
の壁面に突き当たったときに、図中矢印で示すように
引留部材20を時計方向に回し、各係合部20bを停止
部11bに沿って移動させる。
【0023】次いで、各係合部20bが係止部11cの
壁面に突き当たったときに、図中矢印で示すように引
留部材20を後方へ引き戻す。すると、引留部材20
は、各係合部20bが係止部11c内へ引き込まれると
共に、突起11d,11dを越えて係止部11cの最奥
部まで入り込み、引留部材20が波付管10の端部に取
り付けられる。
【0024】このようにして引留部材20が端部に取り
付けられた波付管10は、リードワイヤ21によって引
っ張られて既設の管路内に配管される。このとき、引留
部材20は、リードワイヤ21から作用する引張力によ
って各係合部20bが係止部11cの最奥部に位置する
うえ、引留部材20に振動などで波付管10の開口とは
逆方向の比較的小さい力が作用しても、各係合部20b
が突起11d,11dによって移動が規制される。この
ため、各係合部20bは係止部11c内に確実に保持さ
れ、引留部材20が波付管10から不用意に外れること
がない。
【0025】したがって、本発明の波付管と引留部材と
の取付構造においては、波付管10の引き込み作業開始
まで波付管10と引留部材20とは正しい係合状態に維
持されている。また、本発明の波付管と引留部材との取
付構造においては、波付管10の既設の管路内への引き
込み作業に際して、波付管10と引留部材20とは、相
対回転することがなく、引留部材20が波付管10から
外れてしまうようなことはない。
【0026】そして、既設の管路内への引き込み作業が
完了したときは、前記とは逆の操作によって、波付管1
0から引留部材20を外すことができる。 (他の実施例)ここで、波付管に形成する係止溝は、前
記実施例のものに限定されるものでないことはいうまで
もない。例えば、図3に示すように、切断部15,15
の間に対向配置される係止溝16,16を入れ違いに形
成したり、図4に示すように、切断部を形成することな
く対向配置される係止溝17,18を入れ違いに形成し
てもよい。また、図5及び図6に示すように、挿入部1
1aの両端に停止部11b,11b及び係止部11c,
11cを連設し、挿入部11aを共通にしてもよい。ま
た、係止溝11は図1〜6に示すように挿入部11aと
停止部11bと係止部11cとの三つの部分から構成さ
れる必要はなく、図8に示すように係止溝11は挿入部
11aとそれに連設する係止部11cとで充分である。
図8では係止部11cは、挿入部11aに対して角度9
0度または90度以内の角度で連設されている。また、
図7に示すように中間溝30を、挿入部11aに対して
角度90度より大きい角度で連設し、それに連続して係
止部11cを連設してもよい。さらにまた、図9に示す
ように挿入部11aと係止部11cとの間に中間溝30
を湾曲させて設けてもよい。
【0027】なお、実施例1の図1では係止部11cを
設けてあるが、停止部11bが挿入部11aに対して直
角に設けられているので、この場合、係止部11cは設
けなくてもよい。また、挿入部11aは、係止部11c
と同様に、波付管の軸方向に平行に設ける必要はなく、
波付管の軸方向に傾斜して設けてもよい。
【0028】尚、図3,図4では、前記実施例の係止溝
11と対応する部分に対応する符号を付し、係止溝1
7,18の詳細な説明を省略した。このとき、図4に示
す係止溝17,18とした場合、波付管は引留部材20
を取り付ける方向に応じて、二点鎖線A又は二点鎖線B
に沿って切断する。例えば、図4において引留部材20
を左側から波付管に取り付けるときは、二点鎖線Aに沿
って波付管を切断し、各係合部20bを係止溝18に挿
入する。一方、引留部材20を右側から取り付けるとき
は、二点鎖線Bに沿って波付管を切断し、各係合部20
bを係止溝17に挿入する。
【0029】尚、上記実施例では、係止手段を係止溝と
した場合について説明したが、実施例とは逆に、波付管
10に係止突条を設け、前記係止突条と係合する係止溝
を引留部材20に設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、波付管の外径を増大させることなく、引留部材
を簡単に取り付けることができ、既設の管路内への引き
込み作業に際して引留部材が外れることのない波付管と
引留部材との取付構造とその波付管とその引留部材とが
提供される。
【0031】また、係止手段を挿入部と停止部とからな
る係止溝としたので、既設の管路内への引き込み作業に
際し、引留部材が波付管から外れることが防止される。
更に、波付管の係止溝に引留部材に設けた係合部の移動
を規制する狭窄部例えば突起を設けたので、係合部が係
止溝に確実に係止され、引留部材が波付管から不用意に
外れることが効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波付管と引留部材との取付構造と波付
管と引留部材とに係る一実施例を示すもので、波付管に
引留部材を取り付ける状態を示した斜視図である。
【図2】図1の取付構造において波付管に形成する係止
溝の展開図である。
【図3】波付管に形成する係止溝の他の変形例を示す展
開図である。
【図4】波付管に形成する係止溝の更に他の変形例を示
す展開図である。
【図5】係止溝の他の例を示す展開図である。
【図6】係止溝の更に他の例を示す展開図である。
【図7】波付管に形成する係止溝の更に他の変形例を示
す展開図である。
【図8】係止溝の他の例を示す展開図である。
【図9】係止溝の更に他の例を示す展開図である。
【図10】従来の波付管を説明するもので、波付管の一
部を破断して示す正面図である。
【符号の説明】
10 波付管 10b 周壁 11 係止溝 11a 挿入部 11b 停止部 11c 係止部 11d 突起 16 係止溝 16a 挿入部 16b 停止部 16c 係止部 16d 突起 17,18 係止溝 17a,18a 挿入部 17b,18b 停止部 17c,18c 係止部 17d,18d 突起 20 引留部材 20a 引留部材本体 20b 係合部 20c 貫通孔 20d 貫通孔 21 リードワイヤ 22 リード紐 30 中間溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の断面形状が波形を有する波付管
    (10)を軸方向に引っ張る際に引留部材(20)を該
    波付管の端部に取り付ける波付管と引留部材との取付構
    造において、 該波付管は、その取付端部に挿入され係止される該引留
    部材を係止する係止手段(11)を有し、該引留部材
    は、該波付管の取付端部の係止手段に係合する係合手段
    (20b)を有することを特徴とする波付管と引留部材
    との取付構造。
  2. 【請求項2】 該波付管の取付端部の係止手段は、波付
    管の内壁に、該取付端部から該取付端部とは逆向きに延
    びる溝状の挿入部(11a)とその挿入部から該取付端
    部の開口に向かって延びる溝状の係止部(11c)とか
    らなり、他方、該引留部材の係合手段は、上記挿入部
    (11a)と上記係止部(11c)とのそれぞれの溝に
    案内される突起状係合部(20b)を引留部材の表面に
    有することを特徴とする請求項1の波付管と引留部材と
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 該波付管の取付端部の係合手段は、上記
    溝状の挿入部(11a)と上記係止部(11c)との間
    に中間溝(30)を有することを特徴とする請求項2の
    波付管と引留部材との取付構造。
  4. 【請求項4】 該波付管の取付端部の係止手段は、波付
    管の内壁に、該取付端部から該取付端部とは逆向きに延
    びる溝状の挿入部(11a)とその挿入部から連続して
    波付管の周方向に延びる横溝の停止部(11b)からな
    り、他方、該引留部材の係合手段は、上記挿入部(11
    a)と停止部(11b)とに案内される突起状係合部
    (20b)を引留部材の表面に有することを特徴とする
    請求項1の波付管と引留部材との取付構造。
  5. 【請求項5】 該波付管の取付端部の係止手段は、該停
    止部(11b)の先にさらに引き続いて波付管の軸方向
    で、かつ波付管の取付端部の開口方向に延びる溝状の係
    止部(11c)を有することを特徴とする請求項4の波
    付管と引留部材との取付構造。
  6. 【請求項6】 該係止部(11c)の溝はその途中で、
    突起状係合部(20b)が辛うじて通過できる程度の溝
    幅を有することを特徴とする請求項5の波付管と引留部
    材との取付構造。
  7. 【請求項7】 該引留部材(20)は、その端部が略円
    錐状または略円錐台形状をしていることを特徴とする請
    求項1の波付管と引留部材との取付構造。
  8. 【請求項8】 該波付管は、その係止手段を該波付管の
    軸方向に所定間隔毎に繰り返して有することを特徴とす
    る請求項1の波付管と引留部材との取付構造。
  9. 【請求項9】 軸方向の断面形状が波形を有する波付管
    (10)において、該波付管は、該波付管と引留部材と
    が係止される際に使用される係止手段(11)を該波付
    管の軸方向に間隔を置いて繰り返して有することを特徴
    とする波付管。
  10. 【請求項10】 軸方向の断面形状が波形を有する波付
    管(10)を軸方向に引っ張る際に該波付管の端部に取
    り付けて使用される引留部材(20)であって、該波付
    管の取付端部の係止手段に係合する係合手段(20b)
    を有することを特徴とする引留部材。
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