JPH077150U - 半導体集積回路ソケット - Google Patents
半導体集積回路ソケットInfo
- Publication number
- JPH077150U JPH077150U JP3526693U JP3526693U JPH077150U JP H077150 U JPH077150 U JP H077150U JP 3526693 U JP3526693 U JP 3526693U JP 3526693 U JP3526693 U JP 3526693U JP H077150 U JPH077150 U JP H077150U
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- conductive pattern
- flexible substrate
- integrated circuit
- semiconductor integrated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、ファイン・ピッチ化された半導
体集積回路(IC)に対応でき、しかも製造が容易な半
導体集積回路ソケットを提供しようとするものである。 【構成】 IC2を収容し、一端が外部に導出されてい
るリ−ド12を有する収容部材10と、リ−ド12の他
端に、一端を電気的に接触させ、他端をIC2のアウタ
リ−ド6に電気的に接触させる導電パタ−ン18が設け
られたフレキシブル基板14とを具備することを主要な
特徴とするものである。この構成であると、導電パタ−
ン18がフレキシブルな基板14上に設けられているの
で、導電パタ−ン18を、微細なピッチで高精度に得る
ことができる。また、導電パタ−ン18をフレキシブル
基板14上に、写真蝕刻、あるいは印刷するだけで済む
ため、その製作も簡便である。しかも、導電パタ−ン1
8の数が、多数に及んでも、全ての導電パタ−ン18を
一括して形成することができる。
体集積回路(IC)に対応でき、しかも製造が容易な半
導体集積回路ソケットを提供しようとするものである。 【構成】 IC2を収容し、一端が外部に導出されてい
るリ−ド12を有する収容部材10と、リ−ド12の他
端に、一端を電気的に接触させ、他端をIC2のアウタ
リ−ド6に電気的に接触させる導電パタ−ン18が設け
られたフレキシブル基板14とを具備することを主要な
特徴とするものである。この構成であると、導電パタ−
ン18がフレキシブルな基板14上に設けられているの
で、導電パタ−ン18を、微細なピッチで高精度に得る
ことができる。また、導電パタ−ン18をフレキシブル
基板14上に、写真蝕刻、あるいは印刷するだけで済む
ため、その製作も簡便である。しかも、導電パタ−ン1
8の数が、多数に及んでも、全ての導電パタ−ン18を
一括して形成することができる。
Description
【0001】
この考案は、例えば半導体集積回路(以下ICと称す)を配線基板に接着する ためのICソケットに関する。
【0002】
一般に、この種のICソケットは、ICを収容する収容体を有している。この 収容体には、一端をICのアウタリ−ドに電気的に接触させ、他端を収容体の外 部に導出させるリ−ドが設けられている。
【0003】 ところで、近時、ICは、多端子化される傾向にあり、各アウタリ−ド間のピ ッチが急速に縮小化され、所謂ファイン・ピッチ化されている。 しかしながら、従来のICソケットは、次のような理由から、ファイン・ピッ チ化されたICに対応することが困難であった。
【0004】 即ち、細線によって構成された接触子を、収容体に、微細なピッチで高精度で 作り込むことは、その製作上、極めて困難である。しかも、接触子間のピッチが 、わずかでもずれると、アウタリ−ドとの接触不良が発生する。
【0005】 また、接触子相互間には、収容体を構成する絶縁用の樹脂が流し込まれ、この 樹脂により接触子同志が絶縁されている。接触子間のピッチが、例えば0.5m m、0.3mmと狭まってくると接触子相互間に、粘性を持つ絶縁用の樹脂を流 し込むことが難くなってくる。従って、従来のICソケットはファインピッチ化 した場合、製造が困難なものであった。
【0006】
この考案は、上記の点に鑑みて為されたもので、その目的は、ファイン・ピッ チ化された半導体集積回路(IC)に対応でき、しかも製造が容易な半導体集積 回路ソケットを提供することにある。
【0007】
この考案に係る半導体集積回路ソケットは、半導体集積回路を収容し、一端が 外部に導出されている第1の導電部を有する収容部材と、前記導電部の他端に、 一端を電気的に接触させ、他端を半導体集積回路のアウタリ−ドに電気的に接触 させる第2の導電部が設けられたフレキシブルな基板とを具備することを特徴と している。
【0008】
上記構成を有する半導体集積回路ソケットであると、第2の導電部がフレキシ ブルな基板上に設けられているので、第2の導電部を、微細なピッチで高精度に 得ることができる。
【0009】 また、第2の導電部をフレキシブルな基板上に、写真蝕刻、あるいは印刷する だけで済むため、その製作も簡便である。しかも、第2の導電部の数が、多数に 及んでも、全ての第2の導電部を一括して形成することができる。
【0010】
以下、図面を参照して、この考案を一実施例により説明する。この説明におい て全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。 図1は、この考案の一実施例に係るICソケットを、各構成部品毎に分解して 示した斜視図、図2はこの考案の一実施例に係るICソケットにICを装着した 状態を示す図で、(a)図はその外観を示す斜視図、(b)図は(a)図中のb −b線に沿う断面図である。
【0011】 まず、図1によってICソケットの概略構成について説明する。 図1において、ICソケットは、金属性のIC取付用カバ−1、IC2を収容 する収容体3を、主要な構成部品としている。IC2は、収容体3に設けられた 、収容部4内に収容される。収容部4の底には接触部5が露出している。IC2 を、収容部4中に収容すると、IC2に設けられたアウタリ−ド6がそれぞれ、 接触部5と接触される。さらに、接触部5とアウタリ−ド6との電気的な接続を 、確実にするため、カバ−1でIC2を押圧する。これにより、図2(b)に示 すように、接触部5とアウタリ−ド6とが互いに圧接され、これらの電気的な接 続が確実に達成される。
【0012】 また、カバ−1の四隅にはそれぞれ、止め金7が設けられおり、この止め金部 7のそれぞれには穿孔8が設けられている。カバ−1は、図2(a)に示すよう に、穿孔8をそれぞれ、収容体3の四隅に設けられた突起部9に係合することで 、IC2を押圧したまま、収容体3に固定される。
【0013】 図3は、図1に示す収容体3を、各部品毎に分解して示した斜視図である。 図3に示すように、収容体3は、枠状の収容部本体10、およびこの収容部本 体10の裏面に取着される基板取付部材11により構成される。前記収容部本体 10の裏面には、基板取付部材11が取着される凹部10aが形成され、この凹 部10aの四隅には、基板取付部材11の四隅に設けられた凸部15が嵌合され る凹部16が設けられている。
【0014】 前記収容部本体10の周囲には複数のリ−ド12が設けられている。これらリ −ド12の一端部は、凹部16相互間に位置する前記凹部10aの底部に露出さ れ、他端部は収容部本体10の外部に露出されている。
【0015】 基板取付用部材11上には、フレキシブル基板14が載置されている。このフ レキシブル基板14には前記凸部15の相互間に位置して、複数の導電パタ−ン 18が配設されている。取付用部材11は、その凸部15を、前記凹部16中に 嵌合させることで、フレキシブル基板14を載置したまま、本体10に固定され る。この状態において、本体10に設けられたリ−ド12の露出部17と、フレ キシブル基板14に設けられた導電パタ−ン18の先端部とが互い圧接され、こ れらが互いに電気的に接続される。
【0016】 図4は、図3に示す基板取付部材11とフレキシブル基板14とをそれぞれ、 分解して示した斜視図である。 図4に示すように、導電パタ−ン18は、たとえばTABテ−プ等でなる絶縁 性のフレキシブル基板14の表面上に、銅箔などの導電物を、写真蝕刻、あるい はパタ−ン印刷することで形成されている。これら導電パタ−ン18の相互間に 位置するフレキシブル基板14にはスリット22が形成され、このスリット22 より各導電パタ−ン18は独立して動き得るようになっている。さらにフレキシ ブル基板14は導電パタ−ン18の長さ方向中間部が湾曲して突出され、各導電 パタ−ン18に前記接触部5が形成されている。また、導電パタ−ン18の先端 部相互間は、フレキシブル基板14が切り欠かれ、くし形に形成されている。
【0017】 また、フレキシブル基板14の裏面上には、図2(b)に示すように、金属製 の弾性体21が貼付されている。この弾性体21は、フレキシブル基板14とほ ぼ同形状であるが、導電パタ−ン18の相互間に位置するスリット22と対応す る部分およびくし形の部分は打ち抜かれている。これにより、導電パタ−ン18 はそれぞれ、独自に変形可能とされている。また、導電パタ−ン18の先端部の 近くには、弾性体21によるくし形パタ−ンを、互いに連結する連結部21´が 形成されている。
【0018】 フレキシブル基板14の中央部分には開孔部が設けられており、この開孔部内 には、その表面にTABテ−プが残置されたIC取出用ばね23が設けられてい る。IC取出用ばね23は、弾性体21を、IC取付方向側に凸となるように撓 ませることで得ている。IC取出用ばね23は、IC2を、収容部4から押し上 げることで、IC2を収容部4中から外し易くしている。
【0019】 さらに導電パタ−ン18の先端はそれぞれ、リ−ド12の露出部17側に凸と されている。これは、弾性体21を、露出部17側に緩く折曲させることで得て いる。これにより、導電パタ−ン18先端の平坦性が、若干劣化したとしても、 確実にリ−ド12に接触させることができる。
【0020】 上記構成のICソケットであると、接触部5を含む導電パタ−ン18が、TA Bテ−プのようなフレキシブル基板14上に、写真蝕刻、あるいはパタ−ン印刷 してあるため、導電パタ−ン18間のピッチがずれることなく、このピッチを、 高精度に微細化することができる。従って、ファイン・ピッチ化されたICを収 容する場合においても、接触不良が起こることがない。
【0021】 また、導電パタ−ン18がフレキシブル基板14上に形成されるため、導電パ タ−ン18同志の絶縁性も良好である。また、導電パタ−ン18は、TABテ− プのようなフレキシブル基板14上に形成するため、接触部5の数が、多数に及 んでも、全ての接触部5を一括して形成することができる。しかも、導電パタ− ン18は組み立て時に、その先端部をリ−ド12の露出部17に圧接することに よって、リ−ド12と接続される。従って、組立作業が容易であり、この効果は リ−ド12および導電パタ−ン18の数が多くなった場合、一層顕著となる。
【0022】 また、各導電パタ−ン18は、独立に動き得る構成とされている。従って、I C2におけるアウタリ−ド6先端の平坦性(コ−プラナリティ)が、若干劣化し ていても、アウタリ−ド6と導電パタ−ン18とを確実に接触させることができ る。また、弾性体21を、IC取付側に凸とさせることで、接触部5をアウタリ −ド6側に押し上げる力を発生できるため、アウタリ−ド6と接触部5との接触 圧を、適切に与えることができる。さらに導電パタ−ン18相互間のフレキシブ ル基板14にはスリット22が設けられている。このスリット22を設けること で、アウタリ−ド6が接触部5を押圧した時に生ずる導電パタ−ン18の変形が 、隣接する他の導電パタ−ン18に及ばないようにされる。
【0023】 また、IC2の着脱も、まず、IC2の取付けが、収容部4中に収容するだけ で済み、また、IC2の取外しも、IC2が収容部4からばね23により押し上 げられるので、それぞれ簡単である。
【0024】 また、IC取付用カバ−1が金属性であるため、このカバ−1が放熱板の役目 を果たすようになり、IC2の放熱性を良好にできる。同様に、フレキシブル基 板14の裏面上に貼付された弾性金属等でなる弾性体21からも、IC2より発 生した熱を逃がすことができる。従って、上記一実施例に係るICソケットは、 その熱放散性にも優れている。
【0025】
以上説明したように、この考案によれば、ファイン・ピッチ化された半導体集 積回路(IC)に対応でき、しかも製造が容易な半導体集積回路ソケットを提供 できる。
【図1】図1はこの考案の一実施例に係るICソケット
を、各構成部品毎に分解して示した斜視図。
を、各構成部品毎に分解して示した斜視図。
【図2】図2はこの考案の一実施例に係るICソケット
にICを装着した状態を示す図で、(a)図はその外観
を示す斜視図、(b)図は(a)図中のb−b線に沿う
断面図。
にICを装着した状態を示す図で、(a)図はその外観
を示す斜視図、(b)図は(a)図中のb−b線に沿う
断面図。
【図3】図3は図1に示す収容体を、各部品毎に分解し
て示した斜視図。
て示した斜視図。
【図4】図4は図3に示す基板取付部材とフレキシブル
基板とをそれぞれ、分解して示した斜視図。
基板とをそれぞれ、分解して示した斜視図。
1…IC取付用カバ−1、2…IC、3…収容体、4…
収容部、5…接触部、6…アウタリ−ド、7…止め金、
8…穿孔、9…突起部、10…収容部本体、11…基板
取付部材、12…リ−ド、14…フレキシブル基板、1
5…凸部、16…凹部、17…露出部、18…導電パタ
−ン、21…弾性体、22…スリット、23…IC取出
用ばね。
収容部、5…接触部、6…アウタリ−ド、7…止め金、
8…穿孔、9…突起部、10…収容部本体、11…基板
取付部材、12…リ−ド、14…フレキシブル基板、1
5…凸部、16…凹部、17…露出部、18…導電パタ
−ン、21…弾性体、22…スリット、23…IC取出
用ばね。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体集積回路を収容し、一端が外部に
導出されている第1の導電部を有する収容部材と、 前記導電部の他端に、一端を電気的に接触させ、他端を
半導体集積回路のアウタリ−ドに電気的に接触させる第
2の導電部が設けられたフレキシブルな基板とを具備す
ることを特徴とする半導体集積回路ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3526693U JPH077150U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 半導体集積回路ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3526693U JPH077150U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 半導体集積回路ソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077150U true JPH077150U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12437004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3526693U Pending JPH077150U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 半導体集積回路ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077150U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024077B2 (ja) * | 1976-10-14 | 1985-06-11 | 財団法人半導体研究振興会 | 単結晶の成長方法 |
JPH0590453A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-09 | Hitachi Ltd | 半導体装置の特性検査用ソケツト |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP3526693U patent/JPH077150U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024077B2 (ja) * | 1976-10-14 | 1985-06-11 | 財団法人半導体研究振興会 | 単結晶の成長方法 |
JPH0590453A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-09 | Hitachi Ltd | 半導体装置の特性検査用ソケツト |
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