JPH0770135A - 縮合型チオフェン化合物およびその医薬用途 - Google Patents
縮合型チオフェン化合物およびその医薬用途Info
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- JPH0770135A JPH0770135A JP6143144A JP14314494A JPH0770135A JP H0770135 A JPH0770135 A JP H0770135A JP 6143144 A JP6143144 A JP 6143144A JP 14314494 A JP14314494 A JP 14314494A JP H0770135 A JPH0770135 A JP H0770135A
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- pyridine
- acetyl
- tetrahydro
- piperidin
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 一般式(I)の縮合型チオフェン化合物およ
び当該化合物を有効成分として含有する医薬用組成物。 (式中、環Sは縮合チオフェンを、R1 は水素、ハロゲ
ン、アルキルなどを、R 2 は水素、アルキル、アシルな
どを、Gは−CH2 −,−CO−,−CH(OH)−,
−S−などを、Qはアルキレンを、Tは第3級アミノ
を、Dは−CH2 −または−S−などを示し、A,Bは
カルボニルなどを、m,nはそれぞれ0、1〜4を示
す。) 【効果】 本化合物はドーパミン(D2 )受容体、セロ
トニン(5−HT2 )受容体に高い親和性を有し、副作
用の少ない抗精神病薬として有用である。
び当該化合物を有効成分として含有する医薬用組成物。 (式中、環Sは縮合チオフェンを、R1 は水素、ハロゲ
ン、アルキルなどを、R 2 は水素、アルキル、アシルな
どを、Gは−CH2 −,−CO−,−CH(OH)−,
−S−などを、Qはアルキレンを、Tは第3級アミノ
を、Dは−CH2 −または−S−などを示し、A,Bは
カルボニルなどを、m,nはそれぞれ0、1〜4を示
す。) 【効果】 本化合物はドーパミン(D2 )受容体、セロ
トニン(5−HT2 )受容体に高い親和性を有し、副作
用の少ない抗精神病薬として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規かつ医薬として有用
な縮合型チオフェン化合物またはその塩、その医薬用途
およびその合成中間体に関する。
な縮合型チオフェン化合物またはその塩、その医薬用途
およびその合成中間体に関する。
【0002】
【従来の技術】 ケミカルアブストラクツ、第55巻、カラム2348
8(1961年)、日本化学雑誌、第83巻、第3号
343−347頁(1962年)〔ケミカルアブストラ
クツ、第59巻、カラム3862(1963年)〕、
ケミカルアブストラクツ、第64巻、カラム586(1
966年)、ケミカルアブストラクツ、第69巻、1
8565x(1968年)、米国特許第4,735,
940号明細書、カラム39、50−51行、ジャー
ナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.He
terocyclic Chem.) 第13巻、1347−1349頁
(1976年)により、それぞれ次式で表される化合物
の製造方法が示されている。
8(1961年)、日本化学雑誌、第83巻、第3号
343−347頁(1962年)〔ケミカルアブストラ
クツ、第59巻、カラム3862(1963年)〕、
ケミカルアブストラクツ、第64巻、カラム586(1
966年)、ケミカルアブストラクツ、第69巻、1
8565x(1968年)、米国特許第4,735,
940号明細書、カラム39、50−51行、ジャー
ナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.He
terocyclic Chem.) 第13巻、1347−1349頁
(1976年)により、それぞれ次式で表される化合物
の製造方法が示されている。
【0003】
【化5】
【0004】一方、特開昭60−84282号、同59
−227882号、同58−90583号、同63−1
32887号、同63−183576号、特開平1−1
99967号、同4−308584号などの各公報によ
り、抗精神病活性を有する化合物が知られている。
−227882号、同58−90583号、同63−1
32887号、同63−183576号、特開平1−1
99967号、同4−308584号などの各公報によ
り、抗精神病活性を有する化合物が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1950年代に精神科
治療に導入された抗精神病薬は、今日では精神分裂病治
療の中心的役割を担っている。1960年代半ばに精神
分裂病に関する「ドーパミン仮説」が提唱され、抗精神
病薬の臨床用量とドーパミン(D2 )受容体遮断作用と
の間に高い相関性が報告されて以来、抗精神病薬の開発
はD2 受容体遮断薬に焦点を当てて進められてきた。し
かしながら、現在の抗精神病薬(=定型的抗精神病薬)
は急性期に特徴的な幻覚・妄想などを中心とした陽性症
状に対しては有効性を示すが、慢性期に特徴的な感情鈍
麻や無為、自閉などの陰性症状にはほとんど効果を示さ
ないことが指摘されている。また、抗精神病薬による治
療開始当初および長期間の服用時にみられる錐体外路症
状(急性ジストニア、アカシジアおよび遅発性ジスキネ
ジアなど)や内分泌異常(血清プロラクチンレベルの上
昇)は、治療上忌避し難い副作用として大きな問題とな
っている。このような観点から、定型的抗精神病薬のも
つ問題点を改善した非定型的抗精神病薬の開発が望まれ
ている。
治療に導入された抗精神病薬は、今日では精神分裂病治
療の中心的役割を担っている。1960年代半ばに精神
分裂病に関する「ドーパミン仮説」が提唱され、抗精神
病薬の臨床用量とドーパミン(D2 )受容体遮断作用と
の間に高い相関性が報告されて以来、抗精神病薬の開発
はD2 受容体遮断薬に焦点を当てて進められてきた。し
かしながら、現在の抗精神病薬(=定型的抗精神病薬)
は急性期に特徴的な幻覚・妄想などを中心とした陽性症
状に対しては有効性を示すが、慢性期に特徴的な感情鈍
麻や無為、自閉などの陰性症状にはほとんど効果を示さ
ないことが指摘されている。また、抗精神病薬による治
療開始当初および長期間の服用時にみられる錐体外路症
状(急性ジストニア、アカシジアおよび遅発性ジスキネ
ジアなど)や内分泌異常(血清プロラクチンレベルの上
昇)は、治療上忌避し難い副作用として大きな問題とな
っている。このような観点から、定型的抗精神病薬のも
つ問題点を改善した非定型的抗精神病薬の開発が望まれ
ている。
【0006】非定型的抗精神病薬の具備すべきプロフィ
ール 陽性症状だけでなく陰性症状に対しても改善作用を示
す。 錐体外路系副作用が弱い。 内分泌系副作用が弱い。 1)セロトニン2(5−HT2 )受容体遮断作用付加に
よるメリット 臨床において5−HT2 受容体遮断薬であるリタンセリ
ン(ritanserin)を定型的抗精神病薬に上乗せすると、陰
性症状や不安などの感情障害が改善され、出現していた
錐体外路症状も軽減されることから、5−HT2 受容体
遮断薬は従来の抗精神病薬の欠点を補うことが明らかに
されている。また、前臨床試験においても、5−HT2
受容体遮断薬はハロペリドール(haloperidol) により惹
起されるカタレプシー(錐体外路症状の動物モデル)を
減弱させることが知られている。一方、抗精神病薬によ
り出現する副作用のうち、発生率(1.4%程度)は低
いものの最も重篤かつ致死的な疾患である悪性症候群で
は、体温調節中枢におけるドーパミン/セロトニン神経
機能バランスの不均衡が原因とする仮説が提唱されてお
り、5−HT2 受容体遮断作用の付加による発症抑制が
期待される。
ール 陽性症状だけでなく陰性症状に対しても改善作用を示
す。 錐体外路系副作用が弱い。 内分泌系副作用が弱い。 1)セロトニン2(5−HT2 )受容体遮断作用付加に
よるメリット 臨床において5−HT2 受容体遮断薬であるリタンセリ
ン(ritanserin)を定型的抗精神病薬に上乗せすると、陰
性症状や不安などの感情障害が改善され、出現していた
錐体外路症状も軽減されることから、5−HT2 受容体
遮断薬は従来の抗精神病薬の欠点を補うことが明らかに
されている。また、前臨床試験においても、5−HT2
受容体遮断薬はハロペリドール(haloperidol) により惹
起されるカタレプシー(錐体外路症状の動物モデル)を
減弱させることが知られている。一方、抗精神病薬によ
り出現する副作用のうち、発生率(1.4%程度)は低
いものの最も重篤かつ致死的な疾患である悪性症候群で
は、体温調節中枢におけるドーパミン/セロトニン神経
機能バランスの不均衡が原因とする仮説が提唱されてお
り、5−HT2 受容体遮断作用の付加による発症抑制が
期待される。
【0007】現在、開発中のリスぺリドン(risperidon
e) はハロぺリドールなみのD2 受容体遮断作用に加え
て極めて強力な5−HT2 受容体遮断作用を併せ持ち、
臨床においては陽性症状に加えて陰性症状にも有効であ
り、錐体外路系副作用の発生頻度が低いことが報告され
ている。しかしながら、増量すれば錐体外路症状が発現
し、内分泌系副作用については改善されておらず、必ず
しも満足できる非定型的抗精神病薬としての性質を持つ
には至っていない。 2)セロトニン1A(5−HT1A)受容体刺激作用付加
によるメリット 臨床において5−HT1A受容体刺激作用を有するブスピ
ロン(buspirone) をハロぺリドールに上乗せすると抑う
つ症状が改善され、錐体外路症状も軽減されることか
ら、5−HT1A受容体刺激薬が従来の抗精神病薬の欠点
を補う可能性が報告されている。また、5−HT1A受容
体刺激作用を有する8−OH−DPATやブスピロンが
ハロぺリドールにより惹起されるカタレプシーを減弱さ
せるという前臨床試験成績も上記の可能性を支持してい
る。さらに、8−OH−DPATはD2 受容体遮断薬に
併用すると、臨床での抗精神病作用と高い相関性が認め
られている条件回避反応抑制作用を増強させることか
ら、5−HT1A受容体刺激作用の付加により抗精神病作
用の増幅も期待される。 3)5−HT1A受容体と5−HT2 受容体との機能的連
関 電気生理学的および生化学的研究により、5−HT1Aお
よび5−HT2 受容体はK+ イオンチャネル(→細胞内
二次伝達情報系)を介してセロトニン神経活動を調節し
ていることが明らかにされている。5−HT1A受容体刺
激は神経の活動性を低下させる方向に、一方、5−HT
2 受容体刺激は上昇させる方向に作用するため、セロト
ニン神経活動に対して5−HT1A受容体刺激および5−
HT2 受容体遮断はどちらも抑制的に作用することにな
る。したがって、5−HT1A受容体刺激と5−HT2 受
容体遮断が同時に起こればセロトニン神経伝達遮断作用
は増幅されることになる。このことは、前臨床で5−H
T1A受容体刺激に基づく抗不安/賦活作用が5−HT2
受容体遮断作用の付加により増強されるという薬理試験
成績からも支持される。
e) はハロぺリドールなみのD2 受容体遮断作用に加え
て極めて強力な5−HT2 受容体遮断作用を併せ持ち、
臨床においては陽性症状に加えて陰性症状にも有効であ
り、錐体外路系副作用の発生頻度が低いことが報告され
ている。しかしながら、増量すれば錐体外路症状が発現
し、内分泌系副作用については改善されておらず、必ず
しも満足できる非定型的抗精神病薬としての性質を持つ
には至っていない。 2)セロトニン1A(5−HT1A)受容体刺激作用付加
によるメリット 臨床において5−HT1A受容体刺激作用を有するブスピ
ロン(buspirone) をハロぺリドールに上乗せすると抑う
つ症状が改善され、錐体外路症状も軽減されることか
ら、5−HT1A受容体刺激薬が従来の抗精神病薬の欠点
を補う可能性が報告されている。また、5−HT1A受容
体刺激作用を有する8−OH−DPATやブスピロンが
ハロぺリドールにより惹起されるカタレプシーを減弱さ
せるという前臨床試験成績も上記の可能性を支持してい
る。さらに、8−OH−DPATはD2 受容体遮断薬に
併用すると、臨床での抗精神病作用と高い相関性が認め
られている条件回避反応抑制作用を増強させることか
ら、5−HT1A受容体刺激作用の付加により抗精神病作
用の増幅も期待される。 3)5−HT1A受容体と5−HT2 受容体との機能的連
関 電気生理学的および生化学的研究により、5−HT1Aお
よび5−HT2 受容体はK+ イオンチャネル(→細胞内
二次伝達情報系)を介してセロトニン神経活動を調節し
ていることが明らかにされている。5−HT1A受容体刺
激は神経の活動性を低下させる方向に、一方、5−HT
2 受容体刺激は上昇させる方向に作用するため、セロト
ニン神経活動に対して5−HT1A受容体刺激および5−
HT2 受容体遮断はどちらも抑制的に作用することにな
る。したがって、5−HT1A受容体刺激と5−HT2 受
容体遮断が同時に起こればセロトニン神経伝達遮断作用
は増幅されることになる。このことは、前臨床で5−H
T1A受容体刺激に基づく抗不安/賦活作用が5−HT2
受容体遮断作用の付加により増強されるという薬理試験
成績からも支持される。
【0008】以上のように、従来の抗精神病薬(=定型
的抗精神病薬;D2 antagonist) に5−HT2 受容体遮
断作用あるいは5−HT1A受容体刺激作用を付加するこ
とにより、定型的抗精神病薬の問題点が改善され、非定
型的抗精神病薬に近いプロフィールを示すことが報告さ
れている。特に、陰性症状については抑うつ症状と区別
されるべきものではあるが、治療のうえで求められる薬
理効果はどちらも賦活作用であり、抑うつ症状を緩解す
る5−HT1A受容体刺激作用の付加が5−HT 2 受容体
遮断作用と同様に陰性症状の改善につながる可能性が考
えられる。
的抗精神病薬;D2 antagonist) に5−HT2 受容体遮
断作用あるいは5−HT1A受容体刺激作用を付加するこ
とにより、定型的抗精神病薬の問題点が改善され、非定
型的抗精神病薬に近いプロフィールを示すことが報告さ
れている。特に、陰性症状については抑うつ症状と区別
されるべきものではあるが、治療のうえで求められる薬
理効果はどちらも賦活作用であり、抑うつ症状を緩解す
る5−HT1A受容体刺激作用の付加が5−HT 2 受容体
遮断作用と同様に陰性症状の改善につながる可能性が考
えられる。
【0009】さらに、前述のように5−HT1A受容体刺
激および5−HT2 受容体遮断作用に基づく抗セロトニ
ン作用の増幅効果が期待されることから、D2 受容体遮
断作用に5−HT2 受容体遮断作用および5−HT1A受
容体刺激作用を付加した場合の方が、両者をそれぞれ単
独で付加した場合に比べ、陰性症状に対してより効果的
な改善作用を発揮することが期待される。
激および5−HT2 受容体遮断作用に基づく抗セロトニ
ン作用の増幅効果が期待されることから、D2 受容体遮
断作用に5−HT2 受容体遮断作用および5−HT1A受
容体刺激作用を付加した場合の方が、両者をそれぞれ単
独で付加した場合に比べ、陰性症状に対してより効果的
な改善作用を発揮することが期待される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは新規な縮合
型チオフェン化合物がセロトニン受容体およびドーパミ
ン受容体に高い親和性を有し、前記目的に合致する強力
な抗精神病薬として有用であることを見出し、本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は以下の通りであ
る。
型チオフェン化合物がセロトニン受容体およびドーパミ
ン受容体に高い親和性を有し、前記目的に合致する強力
な抗精神病薬として有用であることを見出し、本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は以下の通りであ
る。
【0011】1.一般式
【0012】
【化6】
【0013】により表される縮合型チオフェン化合物ま
たはその医薬上許容しうる塩。式中、環Sは次の縮合チ
オフェンを示す。
たはその医薬上許容しうる塩。式中、環Sは次の縮合チ
オフェンを示す。
【0014】
【化7】
【0015】R1 は水素、ハロゲン、アルキル、アシル
またはヒドロキシアルキルを示す。R2 は水素、アルキ
ル、アシル、アリールまたはアリールアルキルを示す。
Gは−CH2 −,−CH(OR3 )−(R3 は水素、ア
ルキルまたはアシルを示す)、−CO−または−S
(O)t−(tは0,1または2を示す)を示す。Qは
直鎖アルキレンまたは分枝鎖状アルキレンを示す。
またはヒドロキシアルキルを示す。R2 は水素、アルキ
ル、アシル、アリールまたはアリールアルキルを示す。
Gは−CH2 −,−CH(OR3 )−(R3 は水素、ア
ルキルまたはアシルを示す)、−CO−または−S
(O)t−(tは0,1または2を示す)を示す。Qは
直鎖アルキレンまたは分枝鎖状アルキレンを示す。
【0016】Tは第3級アミノを示す。Dは−CH2 −
または−S(O)u−(uは0,1または2を示す)を
示す。A,Bは、(i) 一方が存在せず、他方がカルボニ
ル基またはチオカルボニル基を示す、または、(ii)共に
存在しない。A、Bが前記(i) のとき、mは0または1
を示し、nは0,1または2を示す。A、Bが前記(ii)
のとき、m、nは同一または異なって0または1から4
の整数を示す。ただし、m+nは4以下の整数を示す。
または−S(O)u−(uは0,1または2を示す)を
示す。A,Bは、(i) 一方が存在せず、他方がカルボニ
ル基またはチオカルボニル基を示す、または、(ii)共に
存在しない。A、Bが前記(i) のとき、mは0または1
を示し、nは0,1または2を示す。A、Bが前記(ii)
のとき、m、nは同一または異なって0または1から4
の整数を示す。ただし、m+nは4以下の整数を示す。
【0017】2.Tが−N(Rb)(Rc)〔式中、R
b,Rcは同一または異なってアルキルを示すか、また
はRb,Rcは結合して隣接する窒素原子とともに式:
b,Rcは同一または異なってアルキルを示すか、また
はRb,Rcは結合して隣接する窒素原子とともに式:
【0018】
【化8】
【0019】により表される環状アミノを形成すること
もできる。式中、qは1〜4の整数を示し、Zはメチレ
ンまたはN−R5 (R5 はアリール、ジアリールアルキ
ル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルを示
す。)を示す。置換基のVは水素、水酸基、ヘテロアリ
ール、ヘテロアリールアルキルまたはビスアリールメチ
レンであって、Vは同一または異なって1〜4個が置換
することができる。式(1)の環状アミノは環中にカル
ボニル基を含むことができ、さらにアリールまたはヘテ
ロアリールと縮合していてもよい。式(2)の環Amは
環中にアミド結合を有し、さらに酸素原子、硫黄原子、
カルボニルおよび/またはN−R6 (R6は水素、アル
キルまたはフェニルを示す)を有していてもよい。〕に
より表される第3級アミノである前記1記載の化合物ま
たはその医薬上許容しうる塩。
もできる。式中、qは1〜4の整数を示し、Zはメチレ
ンまたはN−R5 (R5 はアリール、ジアリールアルキ
ル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルを示
す。)を示す。置換基のVは水素、水酸基、ヘテロアリ
ール、ヘテロアリールアルキルまたはビスアリールメチ
レンであって、Vは同一または異なって1〜4個が置換
することができる。式(1)の環状アミノは環中にカル
ボニル基を含むことができ、さらにアリールまたはヘテ
ロアリールと縮合していてもよい。式(2)の環Amは
環中にアミド結合を有し、さらに酸素原子、硫黄原子、
カルボニルおよび/またはN−R6 (R6は水素、アル
キルまたはフェニルを示す)を有していてもよい。〕に
より表される第3級アミノである前記1記載の化合物ま
たはその医薬上許容しうる塩。
【0020】3.好ましい化合物として、2−(2−
(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン、3−(2−(4−(6−フル
オロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−2−メチル−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン、2
−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン−8−オン、6−アセチル−3
−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)
−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−2−エチル−
3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、6−アセチル−2−(2−(4−(6−
フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)
ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、6−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、3−(2−(4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチル−6−プロピオニルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン、6−シクロプロピルカルボ
ニル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル
チエノ〔2,3−c〕ピリジン、3,6−ジアセチル−
2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、6−アセチル−3−(2−(4−(6−
フルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン、6−ア
セチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ
ベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピぺリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−エチル−
2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、
および6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソチアゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジンから選
ばれる前記1記載の化合物またはその医薬上許容しうる
塩。 4.好ましい化合物として、6−アセチル−3−エチル
−2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、
2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、2−(2−(4−(5−メチルベン
ゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、6−アセチル−3
−エチル−2−(2−(4−(5,6−ジメチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−5,6,7,8−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン、7−アセチル−
3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン、6−アセチル−3−エチル−
2−(4−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6
−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジル−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−エチ
ル−2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)フラン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン、2−(2−(4−(4−メチ
ルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−
チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、2−(2−
(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペラジン−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テト
ラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−
オン、2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオ
フェン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2
−b〕アゼピン−5−オン、6−アセチル−3−エチル
−2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6
−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−
エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)
フラン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン、6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−
(4−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−
エチル−2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フ
ラン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン、および6−アセチル−3−エチル−2−(2−
(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジンから選ば
れる前記1記載の化合物またはその医薬上許容しうる
塩。
(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン、3−(2−(4−(6−フル
オロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−2−メチル−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン、2
−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン−8−オン、6−アセチル−3
−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)
−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−2−エチル−
3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、6−アセチル−2−(2−(4−(6−
フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)
ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、6−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、3−(2−(4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチル−6−プロピオニルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン、6−シクロプロピルカルボ
ニル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル
チエノ〔2,3−c〕ピリジン、3,6−ジアセチル−
2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、6−アセチル−3−(2−(4−(6−
フルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン、6−ア
セチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ
ベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピぺリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−エチル−
2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、
および6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソチアゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジンから選
ばれる前記1記載の化合物またはその医薬上許容しうる
塩。 4.好ましい化合物として、6−アセチル−3−エチル
−2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、
2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、2−(2−(4−(5−メチルベン
ゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、6−アセチル−3
−エチル−2−(2−(4−(5,6−ジメチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−5,6,7,8−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン、7−アセチル−
3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン、6−アセチル−3−エチル−
2−(4−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6
−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジル−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−エチ
ル−2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)フラン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン、2−(2−(4−(4−メチ
ルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−
チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、2−(2−
(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペラジン−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テト
ラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−
オン、2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオ
フェン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2
−b〕アゼピン−5−オン、6−アセチル−3−エチル
−2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン、6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6
−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−
エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)
フラン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン、6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−
(4−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、6−アセチル−3−
エチル−2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フ
ラン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン、および6−アセチル−3−エチル−2−(2−
(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジンから選ば
れる前記1記載の化合物またはその医薬上許容しうる
塩。
【0021】5.一般式
【0022】
【化9】
【0023】により表される縮合型チオフェン化合物。
式中、Xは水酸基または水酸基から誘導される反応性の
原子または基(ハロゲン、メタンスルホニルオキシ、パ
ラトルエンスルホニルオキシなど)を示し、他の各記号
は前記1に記載の通りである。
式中、Xは水酸基または水酸基から誘導される反応性の
原子または基(ハロゲン、メタンスルホニルオキシ、パ
ラトルエンスルホニルオキシなど)を示し、他の各記号
は前記1に記載の通りである。
【0024】6.前記1記載の化合物と医薬用添加剤と
からなる医薬用組成物。 7.前記1記載の化合物を有効成分として含有してなる
抗精神病薬。
からなる医薬用組成物。 7.前記1記載の化合物を有効成分として含有してなる
抗精神病薬。
【0025】上記一般式における各記号および本明細書
において、ハロゲンとは塩素、臭素、フッ素、ヨウ素
を、アルキルとは、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシ
ル、ヘキサデシル、オクタデシルなどを、アリールアル
キルとは、たとえばベンジル、1−フェニルエチル、2
−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニ
ルブチル、ナフチルメチル、2−ナフチルエチル、3−
ナフチルプロピル、4−ナフチルブチル、ジフェニルメ
チル、ビス(4−フルオロフェニル)メチルなどを、ア
シルとは、たとえばホルミル、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、ヘキサノ
イル、オクタノイルなどのアルカノイル、ベンゾイル、
ナフトイルなどのアロイルおよびニコチノイル、テノイ
ル、フロイルなどのヘテロアリールカルボニル、シクロ
プロピルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シク
ロヘキシルカルボニル、シクロヘプチルカルボニルなど
のシクロアルキルカルボニルを示す。
において、ハロゲンとは塩素、臭素、フッ素、ヨウ素
を、アルキルとは、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシ
ル、ヘキサデシル、オクタデシルなどを、アリールアル
キルとは、たとえばベンジル、1−フェニルエチル、2
−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニ
ルブチル、ナフチルメチル、2−ナフチルエチル、3−
ナフチルプロピル、4−ナフチルブチル、ジフェニルメ
チル、ビス(4−フルオロフェニル)メチルなどを、ア
シルとは、たとえばホルミル、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、ヘキサノ
イル、オクタノイルなどのアルカノイル、ベンゾイル、
ナフトイルなどのアロイルおよびニコチノイル、テノイ
ル、フロイルなどのヘテロアリールカルボニル、シクロ
プロピルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、シク
ロヘキシルカルボニル、シクロヘプチルカルボニルなど
のシクロアルキルカルボニルを示す。
【0026】ヒドロキシアルキルとは、たとえばヒドロ
キシメチル、1−または2−ヒドロキシエチル、1−,
2−または3−ヒドロキシプロピル、1−,2−,3−
または4−ヒドロキシブチルなどを、アリールとはフェ
ニル、ナフチルなどを、直鎖アルキレンとは、たとえば
メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、
ぺンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オ
クタメチレン、デカメチレンなどを、分枝鎖状アルキレ
ンとは少なくとも1個の、好ましくは1〜4個のアルキ
ルにより置換されているアルキレン、たとえばプロピレ
ン、1−メチルトリメチレン、3−メチルトリメチレ
ン、1−メチルテトラメチレン、4−メチルテトラメチ
レン、1,4−ジメチルテトラメチレン、6−メチルヘ
キサメチレン、4,4−ジメチルテトラメチレンなどを
示す。
キシメチル、1−または2−ヒドロキシエチル、1−,
2−または3−ヒドロキシプロピル、1−,2−,3−
または4−ヒドロキシブチルなどを、アリールとはフェ
ニル、ナフチルなどを、直鎖アルキレンとは、たとえば
メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、
ぺンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オ
クタメチレン、デカメチレンなどを、分枝鎖状アルキレ
ンとは少なくとも1個の、好ましくは1〜4個のアルキ
ルにより置換されているアルキレン、たとえばプロピレ
ン、1−メチルトリメチレン、3−メチルトリメチレ
ン、1−メチルテトラメチレン、4−メチルテトラメチ
レン、1,4−ジメチルテトラメチレン、6−メチルヘ
キサメチレン、4,4−ジメチルテトラメチレンなどを
示す。
【0027】一般式(I)において、Tは−N(Rb)
(Rc)で表わされる第3級アミノを示す。ここで、R
b,Rcは同一または異なってアルキル(前記と同
義)、であり、−N(Rb)(Rc)の例としてはジア
ルキルアミノ(ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプ
ロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチルアミ
ノ、ジヘキシルアミノ、ジオクチルアミノなど)を示
す。またはRb,Rcは結合して隣接する窒素原子とと
もに式:
(Rc)で表わされる第3級アミノを示す。ここで、R
b,Rcは同一または異なってアルキル(前記と同
義)、であり、−N(Rb)(Rc)の例としてはジア
ルキルアミノ(ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプ
ロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチルアミ
ノ、ジヘキシルアミノ、ジオクチルアミノなど)を示
す。またはRb,Rcは結合して隣接する窒素原子とと
もに式:
【0028】
【化10】
【0029】により表わされる環状アミノを形成するこ
ともできる。式中、qは1〜4の整数を示し、Zはメチ
レン、またはN−R5 を示す。置換基のVは水素、水酸
基、ヘテロアリール(ピリジル、チエニル、フリル、ピ
リミジニル、1,2−ベンズイソチアゾール−3−イ
ル、1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル、ベンゾ
チオフェン−2−または3−イル、ベンゾフラン−2ま
たは3−イル、キノリル、イソキノリル、ベンズオキサ
ゾール−2−イル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダ
ゾリル、1H−インダゾール−3−イル、チエノ〔3,
2−c〕ピリジン−4−イル、フロ〔3,2−c〕ピリ
ジン−4−イル、2−オキソ−1−ベンズイミダゾリ
ル、2−チオキソ−1−ベンズイミダゾリル、2,4−
ジオキソヘキサヒドロピリミジン−1−イル、ヒダント
イン−1−イルなど)、ヘテロアリールアルキル(水素
添加されていてもよく、たとえばピリジルメチル、フリ
ルメチル、チエニルメチル、(1,4−ベンゾジオキサ
ン−2−イル)メチルなど)、ビスアリールメチレン
(ビス(4−フルオロフェニル)メチレン、ビス(4−
クロロフェニル)メチレンなど)などがあげられ、Vは
同一または異なって1〜4個が置換することができる。
ともできる。式中、qは1〜4の整数を示し、Zはメチ
レン、またはN−R5 を示す。置換基のVは水素、水酸
基、ヘテロアリール(ピリジル、チエニル、フリル、ピ
リミジニル、1,2−ベンズイソチアゾール−3−イ
ル、1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル、ベンゾ
チオフェン−2−または3−イル、ベンゾフラン−2ま
たは3−イル、キノリル、イソキノリル、ベンズオキサ
ゾール−2−イル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダ
ゾリル、1H−インダゾール−3−イル、チエノ〔3,
2−c〕ピリジン−4−イル、フロ〔3,2−c〕ピリ
ジン−4−イル、2−オキソ−1−ベンズイミダゾリ
ル、2−チオキソ−1−ベンズイミダゾリル、2,4−
ジオキソヘキサヒドロピリミジン−1−イル、ヒダント
イン−1−イルなど)、ヘテロアリールアルキル(水素
添加されていてもよく、たとえばピリジルメチル、フリ
ルメチル、チエニルメチル、(1,4−ベンゾジオキサ
ン−2−イル)メチルなど)、ビスアリールメチレン
(ビス(4−フルオロフェニル)メチレン、ビス(4−
クロロフェニル)メチレンなど)などがあげられ、Vは
同一または異なって1〜4個が置換することができる。
【0030】N−R5 のR5 としては、アリール(前記
と同義)、ジアリールアルキル(ジフェニルメチル、ビ
ス(4−フルオロフェニル)メチル、2,2−ジフェニ
ルエチル、2,2−ビス(4−フルオロフェニル)エチ
ルなど)、ヘテロアリール(前記と同義)、ヘテロアリ
ールアルキル(前記と同義)があげられる。
と同義)、ジアリールアルキル(ジフェニルメチル、ビ
ス(4−フルオロフェニル)メチル、2,2−ジフェニ
ルエチル、2,2−ビス(4−フルオロフェニル)エチ
ルなど)、ヘテロアリール(前記と同義)、ヘテロアリ
ールアルキル(前記と同義)があげられる。
【0031】式(1)の環状アミノは環中にカルボニル
基を含むことができ、さらにアリールまたはヘテロアリ
ールと縮合していてもよく、それらはベンゼン、ナフタ
レン、フラン、チオフェン、ピリジン、キノリンなどと
の縮合環状アミノであり、たとえば1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン−2−イル、フタルイミドなど
があげられる。式(2)の環Amは環中にアミド結合を
有し、さらに酸素原子、硫黄原子、カルボニルおよび/
またはN−R6 (R6 は水素、アルキルまたはフェニル
を示す)を有していてもよい。環中にアミド結合を有す
る環Amとしてはチアゾリジノン、イミダゾリジノン、
ピラゾリジノン、ピロリジノンなどがあげられる。
基を含むことができ、さらにアリールまたはヘテロアリ
ールと縮合していてもよく、それらはベンゼン、ナフタ
レン、フラン、チオフェン、ピリジン、キノリンなどと
の縮合環状アミノであり、たとえば1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン−2−イル、フタルイミドなど
があげられる。式(2)の環Amは環中にアミド結合を
有し、さらに酸素原子、硫黄原子、カルボニルおよび/
またはN−R6 (R6 は水素、アルキルまたはフェニル
を示す)を有していてもよい。環中にアミド結合を有す
る環Amとしてはチアゾリジノン、イミダゾリジノン、
ピラゾリジノン、ピロリジノンなどがあげられる。
【0032】上記定義中、アリール、ヘテロアリールに
あっては1〜3個の置換基(ハロゲン、ニトロ、アミ
ノ、シアノ、ハロアルキル、水酸基、アルキル、アルコ
キシ、アルケニルなど)をその芳香環上に有していても
よい。
あっては1〜3個の置換基(ハロゲン、ニトロ、アミ
ノ、シアノ、ハロアルキル、水酸基、アルキル、アルコ
キシ、アルケニルなど)をその芳香環上に有していても
よい。
【0033】なお、Tの好ましい態様としては、一般式
【0034】
【化11】
【0035】(式中、R7 は置換基としてハロゲン、C
1-4 アルキル(メチル、エチルなど)、C1-4 アルコキ
シ(メトキシ、エトキシなど)、C2-4 アルカノイル
(アセチル、プロピオニルなど)および4−フルオロフ
ェニルから選ばれる1〜2個を有していてもよい1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル、1,2−ベンズイ
ソチアゾール−3−イル、ベンゾ(b)フラン−3−イ
ル、ベンゾ(b)チオフェン−3−イル、1,1−ジオ
キソベンゾ(b)チオフェン−3−イルまたは1H−イ
ンダゾール−3−イルを示すか、置換基としてハロゲ
ン、水酸基、C1-4 アルキルおよびC1-4 アルコキシか
ら選ばれる1〜3個を有していてもよいベンゾイルを示
すか、あるいはビス(4−フルオロフェニル)メチレン
を示す。R8 は置換基としてハロゲン、C1-4 アルキル
およびC1-4 アルコキシから選ばれる1〜2個を有して
いてもよい1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル、
1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル、ベンゾ
(b)フラン−3−イル、ベンゾ(b)チオフェン−3
−イルまたはベンゾチアゾール−2−イルを示す。)に
より表される基があげられ、Tの具体例としては、4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル、4−(5−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
チアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル、4−(6−フルオロベンゾ(b)チオフ
ェン−3−イル)ピぺリジン−1−イル、4−(6−フ
ルオロ−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン−
1−イル、4−(6−フルオロ−1−(4−フルオロフ
ェニル)−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル、4−(1,2−ベンズイソキサゾール−3
−イル)ピぺリジン−1−イル、4−(6−フルオロベ
ンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(4−フルオロ−2−メトキシベンゾイル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(2,4−ジフルオロベンゾイ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル、4−(2−アセチル−6−フルオロベンゾ
〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(2−エチル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(2−メチ
ル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)
ピペリジン−1−イル、4−(2−エチル−6−フルオ
ロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル、4−(1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)
ピペラジン−1−イル、4−(1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(6−
クロロベンゾチアゾール−2−イル)ピペラジン−1−
イル、4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(4,6−ジクロロベ
ンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(6−フルオロ−1,1−ジオキソベンゾ(b)チ
オフェン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(6
−フルオロ−2−メチルベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(5−クロロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(5−フルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(5−メトキシベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(5−ブロ
モベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル、4−(5,6−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン−1−イル、4−(4,6−ジメチル
ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル、4−(5,7−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン−1−イル、4−(ビス(4−フルオ
ロフェニル)メチレン)ピペリジン−1−イル、4−
(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンゾイル)ピペ
リジン−1−イル、4−(5−クロロ−6−メチルベン
ゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4
−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(5−クロロ−2−ヒドロキシベ
ンゾイル)ピペリジン−1−イル、4−(7−メチルベ
ンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(5,7−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(4,6−ジメチルベ
ンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンゾイル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(ベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(4−メチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(4−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペ
リジン−1−イル、4−(5−メチルベンゾ(b)チオ
フェン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(6−
メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン
−1−イル、4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(4−フルオ
ロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル、4−(5−フルオロベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペラジン−1−イル、4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−
(7−フルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラ
ジン−1−イル、4−(4−メチルベンゾ(b)フラン
−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(5−メチル
ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル、4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)
ピペラジン−1−イル、4−(7−メチルベンゾ(b)
フラン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(4−
フルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジ
ン−1−イル、4−(5−フルオロベンゾ(b)チオフ
ェン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル、4−(7−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(4−メチ
ルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−1
−イル、4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェン−3
−イル)ピペラジン−1−イル、4−(6−メチルベン
ゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル、4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イ
ル)ピペラジン−1−イル、、4−(6−メチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(7−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジ
ン−1−イルなどが挙げられる。
1-4 アルキル(メチル、エチルなど)、C1-4 アルコキ
シ(メトキシ、エトキシなど)、C2-4 アルカノイル
(アセチル、プロピオニルなど)および4−フルオロフ
ェニルから選ばれる1〜2個を有していてもよい1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル、1,2−ベンズイ
ソチアゾール−3−イル、ベンゾ(b)フラン−3−イ
ル、ベンゾ(b)チオフェン−3−イル、1,1−ジオ
キソベンゾ(b)チオフェン−3−イルまたは1H−イ
ンダゾール−3−イルを示すか、置換基としてハロゲ
ン、水酸基、C1-4 アルキルおよびC1-4 アルコキシか
ら選ばれる1〜3個を有していてもよいベンゾイルを示
すか、あるいはビス(4−フルオロフェニル)メチレン
を示す。R8 は置換基としてハロゲン、C1-4 アルキル
およびC1-4 アルコキシから選ばれる1〜2個を有して
いてもよい1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル、
1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル、ベンゾ
(b)フラン−3−イル、ベンゾ(b)チオフェン−3
−イルまたはベンゾチアゾール−2−イルを示す。)に
より表される基があげられ、Tの具体例としては、4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル、4−(5−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
チアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル、4−(6−フルオロベンゾ(b)チオフ
ェン−3−イル)ピぺリジン−1−イル、4−(6−フ
ルオロ−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン−
1−イル、4−(6−フルオロ−1−(4−フルオロフ
ェニル)−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル、4−(1,2−ベンズイソキサゾール−3
−イル)ピぺリジン−1−イル、4−(6−フルオロベ
ンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(4−フルオロ−2−メトキシベンゾイル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(2,4−ジフルオロベンゾイ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル、4−(2−アセチル−6−フルオロベンゾ
〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(2−エチル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(2−メチ
ル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)
ピペリジン−1−イル、4−(2−エチル−6−フルオ
ロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル、4−(1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)
ピペラジン−1−イル、4−(1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(6−
クロロベンゾチアゾール−2−イル)ピペラジン−1−
イル、4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(4,6−ジクロロベ
ンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(6−フルオロ−1,1−ジオキソベンゾ(b)チ
オフェン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(6
−フルオロ−2−メチルベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(5−クロロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(5−フルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(5−メトキシベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(5−ブロ
モベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル、4−(5,6−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン−1−イル、4−(4,6−ジメチル
ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル、4−(5,7−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン−1−イル、4−(ビス(4−フルオ
ロフェニル)メチレン)ピペリジン−1−イル、4−
(4−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンゾイル)ピペ
リジン−1−イル、4−(5−クロロ−6−メチルベン
ゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4
−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(5−クロロ−2−ヒドロキシベ
ンゾイル)ピペリジン−1−イル、4−(7−メチルベ
ンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(5,7−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(4,6−ジメチルベ
ンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、
4−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンゾイル)ピペリ
ジン−1−イル、4−(ベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル、4−(4−メチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(4−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペ
リジン−1−イル、4−(5−メチルベンゾ(b)チオ
フェン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(6−
メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン
−1−イル、4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−(4−フルオ
ロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル、4−(5−フルオロベンゾ(b)フラン−3−イ
ル)ピペラジン−1−イル、4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−
(7−フルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラ
ジン−1−イル、4−(4−メチルベンゾ(b)フラン
−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(5−メチル
ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル、4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)
ピペラジン−1−イル、4−(7−メチルベンゾ(b)
フラン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(4−
フルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジ
ン−1−イル、4−(5−フルオロベンゾ(b)チオフ
ェン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル、4−(7−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル、4−(4−メチ
ルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−1
−イル、4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェン−3
−イル)ピペラジン−1−イル、4−(6−メチルベン
ゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−1−イ
ル、4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン−3−イ
ル)ピペラジン−1−イル、、4−(6−メチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル、4−
(7−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジ
ン−1−イルなどが挙げられる。
【0036】一般式(I)の化合物の塩とは塩酸塩、臭
化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩、メタンスルホン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、マレイ
ン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩などの酸付加塩または置
換基としてカルボキシルを有する場合には、ナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩などの
金属塩、トリエチルアミンなどのアミンとの塩、リジン
などの二塩基性アミノ酸との塩が含まれる。これら塩
は、医薬上許容されるものが好ましい。また、本発明は
一般式(I)の化合物の水和物、溶媒和物も含む。
化水素酸塩、リン酸塩、硫酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩、メタンスルホン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、マレイ
ン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩などの酸付加塩または置
換基としてカルボキシルを有する場合には、ナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩などの
金属塩、トリエチルアミンなどのアミンとの塩、リジン
などの二塩基性アミノ酸との塩が含まれる。これら塩
は、医薬上許容されるものが好ましい。また、本発明は
一般式(I)の化合物の水和物、溶媒和物も含む。
【0037】本発明の一般式(I)および(II)の化合物
が不斉炭素原子を有する場合にはラセミ体混合物または
光学異性体の形で存在することができ、さらに少なくと
も2個の不斉原子を有する場合には、個々のジアステレ
オマーまたはそれらの混合物として得られる。本発明は
これらの混合物および個々の異性体をも包含する。ま
た、本発明は立体異性体をも包含する。
が不斉炭素原子を有する場合にはラセミ体混合物または
光学異性体の形で存在することができ、さらに少なくと
も2個の不斉原子を有する場合には、個々のジアステレ
オマーまたはそれらの混合物として得られる。本発明は
これらの混合物および個々の異性体をも包含する。ま
た、本発明は立体異性体をも包含する。
【0038】本発明化合物の合成法は次の通りである。 方法(1) 一般式(I)の化合物は一般式(II)の化合物と一般式 H−T (III) (式中、Tは前記と同義である。)により表される化合
物またはその酸付加塩とを反応させることによって得ら
れる。
物またはその酸付加塩とを反応させることによって得ら
れる。
【0039】反応は適当な溶媒、たとえばメタノール、
エタノール、プロパノール、ベンゼン、トルエン、ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフラン、アセトニトリ
ル、アセトンなどの反応を阻害しない溶媒中、適当な脱
酸剤(炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、ピリジン、トリエチルアミン、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウムなど)の存在下、20〜150℃にて30
分間から30時間反応させることにより進行する。
エタノール、プロパノール、ベンゼン、トルエン、ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフラン、アセトニトリ
ル、アセトンなどの反応を阻害しない溶媒中、適当な脱
酸剤(炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、ピリジン、トリエチルアミン、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウムなど)の存在下、20〜150℃にて30
分間から30時間反応させることにより進行する。
【0040】なお、一般式(II)のXが水酸基である場
合、反応は適当な溶媒、たとえばジメチルホルムアミ
ド、ベンゼンなどの反応を阻害しない溶媒中、アミノホ
スホニウム試薬(N,N−メチルフェニルアミノトリフ
ェニルホスホニウム ヨーダイドなど)の存在下、20
〜150℃にて30分間から5時間反応させることによ
り進行する。
合、反応は適当な溶媒、たとえばジメチルホルムアミ
ド、ベンゼンなどの反応を阻害しない溶媒中、アミノホ
スホニウム試薬(N,N−メチルフェニルアミノトリフ
ェニルホスホニウム ヨーダイドなど)の存在下、20
〜150℃にて30分間から5時間反応させることによ
り進行する。
【0041】方法(2) 一般式(I)の化合物は一般式
【0042】
【化12】
【0043】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物と一般式 X−R2 (V) (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物とを反応させることによって得られる。
より表される化合物と一般式 X−R2 (V) (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物とを反応させることによって得られる。
【0044】反応は適当な溶媒、たとえばメタノール、
エタノール、プロパノール、N,N−ジメチルホルムア
ミド、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、n−ヘキサンなどの反
応を阻害しない溶媒中、適当な塩基、たとえばナトリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−
ブトキシド、水素化カリウム、水素化ナトリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの適当な塩基の存在下、−20℃から15
0℃で30分から5時間で進行する。
エタノール、プロパノール、N,N−ジメチルホルムア
ミド、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、n−ヘキサンなどの反
応を阻害しない溶媒中、適当な塩基、たとえばナトリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−
ブトキシド、水素化カリウム、水素化ナトリウム、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの適当な塩基の存在下、−20℃から15
0℃で30分から5時間で進行する。
【0045】方法(3) 一般式(II)で表される合成中間体のうち、Gが−CO−
である化合物は一般式
である化合物は一般式
【0046】
【化13】
【0047】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物と一般式 Z1 −CO−Q−X (VII) (式中、Z1 はハロゲンを示し、他の各記号は前記と同
義である。)により表される化合物とを反応させること
によって得られる。
より表される化合物と一般式 Z1 −CO−Q−X (VII) (式中、Z1 はハロゲンを示し、他の各記号は前記と同
義である。)により表される化合物とを反応させること
によって得られる。
【0048】反応は適当な溶媒、たとえばクロロホル
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタンなどの反応を阻害
しない溶媒中、適当なルイス酸(塩化スズ、塩化アルミ
ニウム、塩化鉄、塩化亜鉛など)の存在下、−10℃か
ら100℃にて、30分から10時間で行われる。
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタンなどの反応を阻害
しない溶媒中、適当なルイス酸(塩化スズ、塩化アルミ
ニウム、塩化鉄、塩化亜鉛など)の存在下、−10℃か
ら100℃にて、30分から10時間で行われる。
【0049】方法(4) 一般式(II)で表される合成中間体のうち、Gが−S−で
ある化合物は一般式(VI)の化合物を適当なアルキルリチ
ウムによってリチエーションした後、硫黄の存在下、一
般式 X1 −Q−X2 (VIII) (式中、X1 ,X2 は前記Xと同義であるが、同時に水
酸基ではない。)により表される化合物と反応させるこ
とによって得ることができる。
ある化合物は一般式(VI)の化合物を適当なアルキルリチ
ウムによってリチエーションした後、硫黄の存在下、一
般式 X1 −Q−X2 (VIII) (式中、X1 ,X2 は前記Xと同義であるが、同時に水
酸基ではない。)により表される化合物と反応させるこ
とによって得ることができる。
【0050】反応は適当な溶媒、たとえばジエチルエー
テル、テトラヒドロフランなど、反応を阻害しない溶媒
中、適当なアルキルリチウム、たとえば第1級ブチルリ
チウム、第2級ブチルリチウムなどと、−78℃からそ
の溶媒の沸点にてリチエーションを行ったのち、硫黄お
よび一般式(VIII)で表される化合物と反応させることに
よって得られる。
テル、テトラヒドロフランなど、反応を阻害しない溶媒
中、適当なアルキルリチウム、たとえば第1級ブチルリ
チウム、第2級ブチルリチウムなどと、−78℃からそ
の溶媒の沸点にてリチエーションを行ったのち、硫黄お
よび一般式(VIII)で表される化合物と反応させることに
よって得られる。
【0051】方法(5) 一般式(II)で表される合成中間体のうち、Gが−SO−
または−SO2 −である化合物は方法(4)で合成され
る化合物を適当な溶媒中、適当な酸化剤(メタ過ヨウ素
酸ナトリウムなど)で酸化することによって得ることが
できる。
または−SO2 −である化合物は方法(4)で合成され
る化合物を適当な溶媒中、適当な酸化剤(メタ過ヨウ素
酸ナトリウムなど)で酸化することによって得ることが
できる。
【0052】方法(6) 一般式(II)で表される合成中間体のうち、Gが−CH
(OH)−である化合物およびGが−CH2 −である化
合物は方法(3)によって得られるGが−CO−である
化合物を水素化ホウ素ナトリウムなどの適当な還元剤で
還元することによって得ることができる。
(OH)−である化合物およびGが−CH2 −である化
合物は方法(3)によって得られるGが−CO−である
化合物を水素化ホウ素ナトリウムなどの適当な還元剤で
還元することによって得ることができる。
【0053】反応は適当な溶媒、たとえばメタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、
テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、ジクロロエタン
などの反応を阻害しない溶媒中、適当な還元剤(リチウ
ムアルミニウムハイドライド、水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化シアノボロハイドライド、トリフルオロホウ
素ジエチラート、トリエチルシランなど)の存在下、−
10℃から100℃にて30分から10時間で行われ
る。
エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、
テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、ジクロロエタン
などの反応を阻害しない溶媒中、適当な還元剤(リチウ
ムアルミニウムハイドライド、水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化シアノボロハイドライド、トリフルオロホウ
素ジエチラート、トリエチルシランなど)の存在下、−
10℃から100℃にて30分から10時間で行われ
る。
【0054】一般式(I)の化合物において、Gが−C
H(OH)−である化合物およびGが−CH2 −である
化合物は、一般式(I)においてGが−CO−である化
合物を上記と同様の方法により、還元することによって
得ることができる。
H(OH)−である化合物およびGが−CH2 −である
化合物は、一般式(I)においてGが−CO−である化
合物を上記と同様の方法により、還元することによって
得ることができる。
【0055】方法(7) 一般式(I)の化合物においてGが−CH(OR3 ’)
−(R3 ’はアルキルまたはアシルを示す)である化合
物は、Gが−CH(OH)−である化合物と一般式 R3 ’−Z2 (IX) (式中、Z2 はハロゲンを示し、R3 ’は前記と同義で
ある。)により表される化合物を反応させることによっ
て得られる。
−(R3 ’はアルキルまたはアシルを示す)である化合
物は、Gが−CH(OH)−である化合物と一般式 R3 ’−Z2 (IX) (式中、Z2 はハロゲンを示し、R3 ’は前記と同義で
ある。)により表される化合物を反応させることによっ
て得られる。
【0056】反応は適当な溶媒、たとえばメタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール、N,N−ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ト
ルエンなどの反応を阻害しない溶媒中、脱酸剤たとえば
水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなどの存在下、室温から150℃にて1時
間から20時間反応させることにより進行する。
エタノール、プロパノール、ブタノール、N,N−ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ト
ルエンなどの反応を阻害しない溶媒中、脱酸剤たとえば
水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなどの存在下、室温から150℃にて1時
間から20時間反応させることにより進行する。
【0057】一般式(VI)の化合物において、A,Bの一
方が存在せず、他方がカルボニル基の場合である化合物
は、たとえば以下の方法によって合成することができ
る。
方が存在せず、他方がカルボニル基の場合である化合物
は、たとえば以下の方法によって合成することができ
る。
【0058】方法(8) 一般式
【0059】
【化14】
【0060】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物をシュミット(Schmidt) 転位させる
方法。反応は適当な溶媒、たとえばクロロホルム、塩化
メチレン、トルエン、ベンゼンなどの反応を阻害しない
溶媒中、あるいは無溶媒で、適当な酸(トリフルオロ酢
酸、ポリリン酸、硫酸など)の存在下、アジ化ナトリウ
ムを0℃から150℃で30分間から10時間反応させ
ることによって進行する。
より表される化合物をシュミット(Schmidt) 転位させる
方法。反応は適当な溶媒、たとえばクロロホルム、塩化
メチレン、トルエン、ベンゼンなどの反応を阻害しない
溶媒中、あるいは無溶媒で、適当な酸(トリフルオロ酢
酸、ポリリン酸、硫酸など)の存在下、アジ化ナトリウ
ムを0℃から150℃で30分間から10時間反応させ
ることによって進行する。
【0061】方法(9) 一般式
【0062】
【化15】
【0063】(式中、R5 は水素、アルキル、メタンス
ルホニル基、パラトルエンスルホニル基などを示し、他
の各記号は前記と同義である。)により表される化合物
をベックマン(Beckmann)転位させる方法。反応は適当な
溶媒、たとえばトルエン、ベンゼン、ジメチルホルムア
ミド、ジエチルエーテルなどの反応を阻害しない溶媒
中、あるいは無溶媒で、適当な酸(リン酸、オキシ塩化
リン、五塩化リン、五酸化リン、ポリリン酸、硫酸な
ど)の存在下、アジ化ナトリウムを0℃から150℃で
30分間から10時間反応させることにより進行する。
ルホニル基、パラトルエンスルホニル基などを示し、他
の各記号は前記と同義である。)により表される化合物
をベックマン(Beckmann)転位させる方法。反応は適当な
溶媒、たとえばトルエン、ベンゼン、ジメチルホルムア
ミド、ジエチルエーテルなどの反応を阻害しない溶媒
中、あるいは無溶媒で、適当な酸(リン酸、オキシ塩化
リン、五塩化リン、五酸化リン、ポリリン酸、硫酸な
ど)の存在下、アジ化ナトリウムを0℃から150℃で
30分間から10時間反応させることにより進行する。
【0064】一般式(VI)の化合物において、A,B
が共に存在しない場合である化合物は、たとえば以下の
方法によって合成することができる。
が共に存在しない場合である化合物は、たとえば以下の
方法によって合成することができる。
【0065】方法(10) 一般式
【0066】
【化16】
【0067】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物を還元する方法。反応は適当な溶
媒、たとえばエーテル、テトラヒドロフランなどの反応
を阻害しない溶媒中、三フッ素化ホウ素−エーテル錯体
および水素化ホウ素ナトリウムを用いて0℃から溶媒の
沸点付近まで、30分から10時間反応させることによ
り進行する。
より表される化合物を還元する方法。反応は適当な溶
媒、たとえばエーテル、テトラヒドロフランなどの反応
を阻害しない溶媒中、三フッ素化ホウ素−エーテル錯体
および水素化ホウ素ナトリウムを用いて0℃から溶媒の
沸点付近まで、30分から10時間反応させることによ
り進行する。
【0068】方法(11) 合成中間体である一般式
【0069】
【化17】
【0070】(式中、R1 は前記と同義である。)によ
り表される化合物は次の方法により得られる。
り表される化合物は次の方法により得られる。
【0071】
【化18】
【0072】一般式(XXII)で表される化合物は、
相当するアルデヒド体およびアミノアセトアルデヒドジ
メチルアセタールとを脱水縮合させることによって得ら
れる。この反応は、反応を阻害しないような適当な溶媒
中、たとえばテトラヒドロフラン、エーテル、塩化メチ
レン、ベンゼン、トルエン、望ましくは無溶媒にて−1
0℃から100℃で30分から10時間反応させること
により得られる。
相当するアルデヒド体およびアミノアセトアルデヒドジ
メチルアセタールとを脱水縮合させることによって得ら
れる。この反応は、反応を阻害しないような適当な溶媒
中、たとえばテトラヒドロフラン、エーテル、塩化メチ
レン、ベンゼン、トルエン、望ましくは無溶媒にて−1
0℃から100℃で30分から10時間反応させること
により得られる。
【0073】一般式(XXIII)で表される化合物
は、一般式(XXII)で表される化合物をエタノー
ル、ブタノール、イソプロピルアルコール、テトラヒド
ロフランのような反応を阻害しないような溶媒中、望ま
しくはメタノール中にて、シアノ水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化リチウムアルミニウム、水素化アルミニウ
ム、水素化ジイソブチルアルミニウムのような還元剤、
望ましくは水素化ホウ素ナトリウムの存在下、−20℃
から100℃で30分から15時間反応させることによ
り得られる。
は、一般式(XXII)で表される化合物をエタノー
ル、ブタノール、イソプロピルアルコール、テトラヒド
ロフランのような反応を阻害しないような溶媒中、望ま
しくはメタノール中にて、シアノ水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化リチウムアルミニウム、水素化アルミニウ
ム、水素化ジイソブチルアルミニウムのような還元剤、
望ましくは水素化ホウ素ナトリウムの存在下、−20℃
から100℃で30分から15時間反応させることによ
り得られる。
【0074】一般式(XXIV)で表される化合物は、
一般式(XXIII)で表される化合物を反応を阻害し
ないような溶媒、たとえば水、テトラヒドロフラン、エ
ーテル、ジオキサンなどの溶媒中、望ましくは水中に
て、硫酸、パラトルエンスルホン酸、リン酸等の酸、望
ましくは塩酸の存在下、0℃から120℃で30分から
15時間反応させることによって得られる。
一般式(XXIII)で表される化合物を反応を阻害し
ないような溶媒、たとえば水、テトラヒドロフラン、エ
ーテル、ジオキサンなどの溶媒中、望ましくは水中に
て、硫酸、パラトルエンスルホン酸、リン酸等の酸、望
ましくは塩酸の存在下、0℃から120℃で30分から
15時間反応させることによって得られる。
【0075】一般式(XXI)で表される化合物は、一
般式(XXIV)で表される化合物(この化合物は単離
精製されていなくてもよい)を、たとえば水、テトラヒ
ドロフラン、エーテル、ジオキサンなどの溶媒中、望ま
しくは水中にて、硫酸、パラトルエンスルホン酸、リン
酸等の酸、望ましくは塩酸の存在下、塩化第一スズのよ
うな適当な還元剤を用い、0℃から120℃で30分か
ら15時間反応させることによって得られる。
般式(XXIV)で表される化合物(この化合物は単離
精製されていなくてもよい)を、たとえば水、テトラヒ
ドロフラン、エーテル、ジオキサンなどの溶媒中、望ま
しくは水中にて、硫酸、パラトルエンスルホン酸、リン
酸等の酸、望ましくは塩酸の存在下、塩化第一スズのよ
うな適当な還元剤を用い、0℃から120℃で30分か
ら15時間反応させることによって得られる。
【0076】このようにして得られる本発明化合物は、
再結晶法、カラムクロマトグラフィー法などの常法によ
り単離精製することができる。得られる生成物がラセミ
体であるときは、たとえば光学活性な酸との分別再結晶
により、もしくは光学活性な担体を充填したカラムを通
すことにより所望の光学活性体に分割することができ
る。個々のジアステレオマーは分別再結晶化、クロマト
グラフィーなどの手段によって分離することができる。
これらは光学活性な原料化合物を用いることによっても
得ることができる。また、立体異性体は再結晶法、カラ
ムクロマトグラフィー法などによって単離することがで
きる。
再結晶法、カラムクロマトグラフィー法などの常法によ
り単離精製することができる。得られる生成物がラセミ
体であるときは、たとえば光学活性な酸との分別再結晶
により、もしくは光学活性な担体を充填したカラムを通
すことにより所望の光学活性体に分割することができ
る。個々のジアステレオマーは分別再結晶化、クロマト
グラフィーなどの手段によって分離することができる。
これらは光学活性な原料化合物を用いることによっても
得ることができる。また、立体異性体は再結晶法、カラ
ムクロマトグラフィー法などによって単離することがで
きる。
【0077】本発明の一般式(I)で表される縮合型チ
オフェン化合物としては、実施例中に示した化合物およ
び次の表に掲げる化合物またはその塩が含まれる。表
中、Meはメチル、Etはエチル、C6 H5 はフェニル
を示し、Tにおける記号I〜Xは次に示すアミンを意味
する。
オフェン化合物としては、実施例中に示した化合物およ
び次の表に掲げる化合物またはその塩が含まれる。表
中、Meはメチル、Etはエチル、C6 H5 はフェニル
を示し、Tにおける記号I〜Xは次に示すアミンを意味
する。
【0078】
【化19】
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】
【0081】
【表3】
【0082】
【表4】
【0083】
【表5】
【0084】
【表6】
【0085】
【表7】
【0086】
【表8】
【0087】
【表9】
【0088】
【表10】
【0089】
【表11】
【0090】
【表12】
【0091】
【表13】
【0092】
【表14】
【0093】
【表15】
【0094】
【表16】
【0095】
【表17】
【0096】
【表18】
【0097】
【表19】
【0098】
【表20】
【0099】
【表21】
【0100】
【表22】
【0101】
【表23】
【0102】
【表24】
【0103】
【表25】
【0104】
【表26】
【0105】
【表27】
【0106】
【表28】
【0107】
【表29】
【0108】
【表30】
【0109】
【表31】
【0110】
【表32】
【0111】
【表33】
【0112】
【表34】
【0113】
【表35】
【0114】
【表36】
【0115】
【表37】
【0116】
【表38】
【0117】
【表39】
【0118】
【表40】
【0119】
【表41】
【0120】
【表42】
【0121】
【表43】
【0122】
【表44】
【0123】
【表45】
【0124】
【表46】
【0125】
【作用】一般式(I)の化合物の薬理活性を、以下に示
す一連の受容体結合力試験および抗アポモルヒネ作用、
抗エルゴメトリン作用により評価した。 実験例1:ドーパミンD2 受容体への親和性 特異的ドーパミンD2 受容体結合試験を、ヨーロピアン
・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Eur.J.Pharmac
ol.)、第46巻、377頁(1977年)に記載の方法
に準じて行った。
す一連の受容体結合力試験および抗アポモルヒネ作用、
抗エルゴメトリン作用により評価した。 実験例1:ドーパミンD2 受容体への親和性 特異的ドーパミンD2 受容体結合試験を、ヨーロピアン
・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Eur.J.Pharmac
ol.)、第46巻、377頁(1977年)に記載の方法
に準じて行った。
【0126】9〜10週令のウィスターラット線条体よ
りシナプトソーム画分を分離し、120mM塩化ナトリ
ウム、5mM塩化カリウム、2mM塩化カルシウム、1
mM塩化マグネシウム、10μMパージリンおよび0.
1%アスコルビン酸を含む50mMトリス−塩酸緩衝液
(pH7.1)に懸濁して実験に用いた。次にシナプト
ソーム懸濁液に数種類の濃度の試験化合物とトリチウム
化したスピペロン(終濃度0.2nM)を加え、37℃
で20分間反応させた。反応後、反応液をワットマン(W
hatman) GF/Bグラスフィルターで吸引ろ過し、50nM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.7)でフィルターを洗っ
た後、フィルターに残った放射能活性を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。非特異的結合を10 -4M
(±)−スルピリド存在下で決定する。50%制御濃度
(IC50)をグラフ的に決定し、阻害定数(Ki値)を
求めた。結果を第1表に示す。
りシナプトソーム画分を分離し、120mM塩化ナトリ
ウム、5mM塩化カリウム、2mM塩化カルシウム、1
mM塩化マグネシウム、10μMパージリンおよび0.
1%アスコルビン酸を含む50mMトリス−塩酸緩衝液
(pH7.1)に懸濁して実験に用いた。次にシナプト
ソーム懸濁液に数種類の濃度の試験化合物とトリチウム
化したスピペロン(終濃度0.2nM)を加え、37℃
で20分間反応させた。反応後、反応液をワットマン(W
hatman) GF/Bグラスフィルターで吸引ろ過し、50nM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.7)でフィルターを洗っ
た後、フィルターに残った放射能活性を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。非特異的結合を10 -4M
(±)−スルピリド存在下で決定する。50%制御濃度
(IC50)をグラフ的に決定し、阻害定数(Ki値)を
求めた。結果を第1表に示す。
【0127】実験例2:セロトニン2受容体への親和性 特異的セロトニン2(5−HT2 )受容体結合試験を、
モレキュラー・ファーマコロジー(Mol.Pharmacol.)、第
21巻、301頁(1981年)に記載の方法に準じて
行った。9〜10週令のウィスターラット海馬より粗シ
ナプトソーム画分を分離し、1mM塩化マンガンを含む
50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.7)に懸濁して
実験に用いた。次にシナプトソーム懸濁液に数種類の濃
度の試験化合物とトリチウム化したケタンセリン(終濃
度0.2nM)を加え、37℃で20分間反応させた。
反応後、反応液をホワットマン(Whatman) GF/Bグラスフ
ィルターで吸引ろ過し、50nMトリス−塩酸緩衝液
(pH7.7)でフィルターを洗った後、フィルターに
残った放射能活性を液体シンチレーションカウンターで
測定した。非特異的結合を10-5M mianserin 存在下
で決定する。50%制御濃度(IC50)をグラフ的に決
定し、阻害定数(Ki値)を求めた。結果を第1表に示
す。
モレキュラー・ファーマコロジー(Mol.Pharmacol.)、第
21巻、301頁(1981年)に記載の方法に準じて
行った。9〜10週令のウィスターラット海馬より粗シ
ナプトソーム画分を分離し、1mM塩化マンガンを含む
50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.7)に懸濁して
実験に用いた。次にシナプトソーム懸濁液に数種類の濃
度の試験化合物とトリチウム化したケタンセリン(終濃
度0.2nM)を加え、37℃で20分間反応させた。
反応後、反応液をホワットマン(Whatman) GF/Bグラスフ
ィルターで吸引ろ過し、50nMトリス−塩酸緩衝液
(pH7.7)でフィルターを洗った後、フィルターに
残った放射能活性を液体シンチレーションカウンターで
測定した。非特異的結合を10-5M mianserin 存在下
で決定する。50%制御濃度(IC50)をグラフ的に決
定し、阻害定数(Ki値)を求めた。結果を第1表に示
す。
【0128】実験例3:セロトニン1A受容体への親和
性 特異的セロトニン1A(5−HT1A)受容体結合試験
を、ジャーナル・オブ・ニューロケミストリー(J.Neuro
chem.)、第44巻、1685頁(1985年)に記載の
方法に準じて行った。9〜10週令のウィスターラット
海馬より粗シナプトソーム画分を分離し、1mM塩化マ
ンガンを含む50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.
4)に懸濁して実験に用いた。次にシナプトソーム懸濁
液に数種類の濃度の試験化合物とトリチウム化した8−
OH−DPAT(終濃度0.2nM)を加え、37℃で
12分間反応させた。反応後、反応液をホワットマン(W
hatman) GF/Bグラスフィルターで吸引ろ過し、50nM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.7)でフィルターを洗っ
た後、フィルターに残った放射能活性を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。非特異的結合を10-5M
セロトニン(5−HT)存在下で決定する。50%制御
濃度(IC50)をグラフ的に決定し、阻害定数(Ki
値)を求めた。結果を第1表に示す。
性 特異的セロトニン1A(5−HT1A)受容体結合試験
を、ジャーナル・オブ・ニューロケミストリー(J.Neuro
chem.)、第44巻、1685頁(1985年)に記載の
方法に準じて行った。9〜10週令のウィスターラット
海馬より粗シナプトソーム画分を分離し、1mM塩化マ
ンガンを含む50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.
4)に懸濁して実験に用いた。次にシナプトソーム懸濁
液に数種類の濃度の試験化合物とトリチウム化した8−
OH−DPAT(終濃度0.2nM)を加え、37℃で
12分間反応させた。反応後、反応液をホワットマン(W
hatman) GF/Bグラスフィルターで吸引ろ過し、50nM
トリス−塩酸緩衝液(pH7.7)でフィルターを洗っ
た後、フィルターに残った放射能活性を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。非特異的結合を10-5M
セロトニン(5−HT)存在下で決定する。50%制御
濃度(IC50)をグラフ的に決定し、阻害定数(Ki
値)を求めた。結果を第1表に示す。
【0129】 第 1 表 ─────────────────────────────────── 試験化合物 Ki(nM) (実施例番号) ───────────────────── D2 5−HT2 5−HT1A ─────────────────────────────────── 15 0.065 0.32 1.6 22 0.52 0.21 15 24 0.46 0.062 32 32 0.10 0.086 54 42 0.23 0.20 1.1 43 1.5 0.11 87 53 0.15 0.043 3.7 73 0.25 0.082 0.16 84 0.21 0.18 0.13 85 0.52 0.38 0.31 86 0.17 0.092 0.59 145 3.8 2.8 0.14 147 0.4 0.86 0.32 148 2.3 8.6 0.24 ────────────────────────────────
【0130】実験例4:抗アポモルヒネ作用(マウス) dd系雄性マウスを1群3匹として使用した。試験薬を
経口投与して60分後に、塩酸アポモルヒネ0.5mg
/kgを皮下投与し、直後から20分間の運動量をヴァ
リメックス(米国コロンバス社製)を用いて測定した。
各群4回の繰り返しを行い、対照群の運動量を50%低
下させる試験薬用量を、ED50値としてグラフ的に求め
た。結果を第2表に示す。
経口投与して60分後に、塩酸アポモルヒネ0.5mg
/kgを皮下投与し、直後から20分間の運動量をヴァ
リメックス(米国コロンバス社製)を用いて測定した。
各群4回の繰り返しを行い、対照群の運動量を50%低
下させる試験薬用量を、ED50値としてグラフ的に求め
た。結果を第2表に示す。
【0131】実験例5:抗エルゴメトリン作用 ddY系雄性マウスを1群12匹として使用した。試験
薬を経口投与して60分後に、マレイン酸エルゴメトリ
ン20mg/kgを腹腔内投与し、直後から10分間の
head-twitch 反応を消失させる試験薬用量をED50値と
してプロビット法により算出した。結果を第2表に示
す。
薬を経口投与して60分後に、マレイン酸エルゴメトリ
ン20mg/kgを腹腔内投与し、直後から10分間の
head-twitch 反応を消失させる試験薬用量をED50値と
してプロビット法により算出した。結果を第2表に示
す。
【0132】 第 2 表 ───────────────────────────────── 試験化合物 ED50(mg/kg,p.o.) (実施例番号) ───────────────────── 抗アポモルヒネ 抗エルゴメトリン ───────────────────────────────── 15 0.063 0.089 22 1.1 1.5 24 0.39 0.37 42 0.20 0.19 73 0.25 0.35 84 0.73 0.95 85 0.79 0.52 86 0.54 0.27 ───────────────────────────────── 実験例6:カタレプシー試験 カタレプシーはサイモン(Simon) らの方法(J.Pharm.Pha
rmacol.22,546,1970)を一部改変して測定した。高さ7
cmの位置に取り付けたバーを用いて被検薬を経口投与
した後、一定時間後にカタレプシーを測定した。ラット
前肢をバーに静かにのせ、その状態を30秒以上維持し
た場合をカタレプシー陽性と判定した。1群10匹を用
い、カタレプシー陽性動物数からED50値を算出した。
rmacol.22,546,1970)を一部改変して測定した。高さ7
cmの位置に取り付けたバーを用いて被検薬を経口投与
した後、一定時間後にカタレプシーを測定した。ラット
前肢をバーに静かにのせ、その状態を30秒以上維持し
た場合をカタレプシー陽性と判定した。1群10匹を用
い、カタレプシー陽性動物数からED50値を算出した。
【0133】実験例7:急性毒性 体重20〜28gの雄性ddYマウスを一群10匹とし
て用い、実施例24の化合物を経口投与して5日間観察
したところ、LD50(50%致死量)は205mg/k
gであった。
て用い、実施例24の化合物を経口投与して5日間観察
したところ、LD50(50%致死量)は205mg/k
gであった。
【0134】一般式(I)の化合物は自発運動抑制作
用、抗アポモルヒネ作用、メタンフェタミン拮抗作用、
テトラベナジン誘発眼瞼下垂増強作用などの抗精神病薬
として必要な薬理作用を有するほかに、特にエルゴメト
リンで誘発したhead-twitch に対し、強い抑制作用を示
した。また、トリチウムラベルしたリガンドを用い、受
容体に対する親和性を測定したところドーパミン
(D2 )受容体、セロトニン(5−HT2 )受容体に高
い親和性を示した。さらに、錐体外路系副作用を知る上
での指標となるラットのカタレプシー惹起作用を検討し
たところ、非常に弱い作用を示したことから、本発明化
合物は陽性症状に加えて陰性症状改善作用が期待され、
錐体外路症状の頻度が低く、内分泌系副作用が弱く安全
性の高い抗精神病薬として有用である。また、一般式
(II)の化合物は一般式(I)の化合物の合成中間体
として有用である。
用、抗アポモルヒネ作用、メタンフェタミン拮抗作用、
テトラベナジン誘発眼瞼下垂増強作用などの抗精神病薬
として必要な薬理作用を有するほかに、特にエルゴメト
リンで誘発したhead-twitch に対し、強い抑制作用を示
した。また、トリチウムラベルしたリガンドを用い、受
容体に対する親和性を測定したところドーパミン
(D2 )受容体、セロトニン(5−HT2 )受容体に高
い親和性を示した。さらに、錐体外路系副作用を知る上
での指標となるラットのカタレプシー惹起作用を検討し
たところ、非常に弱い作用を示したことから、本発明化
合物は陽性症状に加えて陰性症状改善作用が期待され、
錐体外路症状の頻度が低く、内分泌系副作用が弱く安全
性の高い抗精神病薬として有用である。また、一般式
(II)の化合物は一般式(I)の化合物の合成中間体
として有用である。
【0135】本発明の一般式(I)の化合物を医薬とし
て用いる場合には、治療上有効量の化合物と薬理学上許
容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤などの添加剤とを
混合し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤、注射
剤、坐剤または散剤などの形態で投与できる。投与量は
たとえば経口投与の場合、通常成人1日当たり5〜50
0mg程度であり、これを1回または数回に分けて投与
することができる。
て用いる場合には、治療上有効量の化合物と薬理学上許
容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤などの添加剤とを
混合し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤、注射
剤、坐剤または散剤などの形態で投与できる。投与量は
たとえば経口投与の場合、通常成人1日当たり5〜50
0mg程度であり、これを1回または数回に分けて投与
することができる。
【0136】
【実施例】以下、参考例、実施例により本発明を具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。以下に得られる化合物は、NMR、IR、元素分
析、マススペクトル等の各種分析手段により同定され
る。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。以下に得られる化合物は、NMR、IR、元素分
析、マススペクトル等の各種分析手段により同定され
る。
【0137】参考例1 2−メチルチオフェン171g、メチレンジクロライド
1500mlの混合溶液に冷却下、塩化スズ(IV)500
gを滴下したのち、エチルサクシニルクロライド300
gを滴下し、1.5時間攪拌した。反応液を水にあけ、
クロロホルムで抽出し、有機層を水洗し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。残査にイソプロピルエ
ーテルを加え、析出した結晶を濾過して、白色結晶29
9gを得た。得られた結晶をジエチレングリコール16
00mlに溶解させ、室温にて100%ヒドラジン1水
和物264gを加え、110℃で45分間攪拌した。6
0℃まで冷却したのち、水酸化カリウム445gを加
え、140℃で1.5時間攪拌した。反応液を水にあ
け、塩酸酸性にしたのち、酢酸エチルで抽出した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残査
を無水酢酸500mlに溶解させ、リン酸5mlを加え
たのち、80分間攪拌還流した。反応液を水にあけ、炭
酸カリウムでアルカリ性にしたのち、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮した。残査164g、ヒドロキシルアミン塩酸塩
103g、炭酸水素ナトリウム124g、エタノール5
00mlの混合溶液を1.5時間攪拌還流した。反応液
を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗、乾燥後、溶媒を留去した。残査をエタノールから
再結晶して、白色結晶152gを得た。得られた結晶を
60℃に加熱したポリリン酸に徐々に加えた。反応液を
水にあけクロロホルムで抽出、水洗し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧濃縮した。残査をシリカゲルカラムク
ロマトに付し、2−メチル−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
(融点133〜135℃)30gおよび2−メチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2
−c〕アゼピン−4−オン(融点119〜120℃)9
3gを得た。
1500mlの混合溶液に冷却下、塩化スズ(IV)500
gを滴下したのち、エチルサクシニルクロライド300
gを滴下し、1.5時間攪拌した。反応液を水にあけ、
クロロホルムで抽出し、有機層を水洗し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。残査にイソプロピルエ
ーテルを加え、析出した結晶を濾過して、白色結晶29
9gを得た。得られた結晶をジエチレングリコール16
00mlに溶解させ、室温にて100%ヒドラジン1水
和物264gを加え、110℃で45分間攪拌した。6
0℃まで冷却したのち、水酸化カリウム445gを加
え、140℃で1.5時間攪拌した。反応液を水にあ
け、塩酸酸性にしたのち、酢酸エチルで抽出した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残査
を無水酢酸500mlに溶解させ、リン酸5mlを加え
たのち、80分間攪拌還流した。反応液を水にあけ、炭
酸カリウムでアルカリ性にしたのち、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮した。残査164g、ヒドロキシルアミン塩酸塩
103g、炭酸水素ナトリウム124g、エタノール5
00mlの混合溶液を1.5時間攪拌還流した。反応液
を濃縮後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗、乾燥後、溶媒を留去した。残査をエタノールから
再結晶して、白色結晶152gを得た。得られた結晶を
60℃に加熱したポリリン酸に徐々に加えた。反応液を
水にあけクロロホルムで抽出、水洗し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧濃縮した。残査をシリカゲルカラムク
ロマトに付し、2−メチル−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
(融点133〜135℃)30gおよび2−メチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2
−c〕アゼピン−4−オン(融点119〜120℃)9
3gを得た。
【0138】参考例2 チオフェン61g、テトラヒドロフラン800mlの混
合溶液に、−25℃にてn−ブチルリチウム500ml
を滴下し、1時間攪拌した。反応液に−25℃にて硫黄
24.4gを加え、1.5時間攪拌したのち、3−ブロ
モプロピオン酸111.1gの炭酸カリウム(50.1
g)水溶液を滴下し、室温にて4時間攪拌した。水層を
分取したのち、トルエンで洗浄後、塩酸酸性にしたの
ち、クロロホルムで抽出した。有機層を水洗、乾燥後、
濃縮して淡黄色油状物135gを得た。得られた油状物
125g、トルエン1200mlの混合溶液に、無水ト
リフルオロ酢酸153.6gを滴下し、室温で1時間攪
拌後、40℃でさらに2時間攪拌した。反応液を氷水中
にあけ、水酸化ナトリウム水で中和した。トルエン層を
水洗、乾燥後、減圧濃縮し、褐色油状物103gを得
た。得られた油状物103gをエタノール1000ml
に溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩49.9g、炭
酸水素ナトリウム60.3gを加えたのち、2時間攪拌
還流した。無機物を濾過して除いた後、濾液を濃縮し
た。残査にイソプロピルエーテルを加え、結晶を濾取
し、白色結晶77gを得た。得られた結晶を70℃に加
温した100%ポリリン酸に少量ずつ加えた後、80℃
で1時間攪拌した。反応液を水にあけ、析出した結晶を
濾取したのち、エタノールから再結晶して、淡褐色結晶
の2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チ
アゼピン−5(4H)−オン63gを得た。融点157
〜158℃
合溶液に、−25℃にてn−ブチルリチウム500ml
を滴下し、1時間攪拌した。反応液に−25℃にて硫黄
24.4gを加え、1.5時間攪拌したのち、3−ブロ
モプロピオン酸111.1gの炭酸カリウム(50.1
g)水溶液を滴下し、室温にて4時間攪拌した。水層を
分取したのち、トルエンで洗浄後、塩酸酸性にしたの
ち、クロロホルムで抽出した。有機層を水洗、乾燥後、
濃縮して淡黄色油状物135gを得た。得られた油状物
125g、トルエン1200mlの混合溶液に、無水ト
リフルオロ酢酸153.6gを滴下し、室温で1時間攪
拌後、40℃でさらに2時間攪拌した。反応液を氷水中
にあけ、水酸化ナトリウム水で中和した。トルエン層を
水洗、乾燥後、減圧濃縮し、褐色油状物103gを得
た。得られた油状物103gをエタノール1000ml
に溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩49.9g、炭
酸水素ナトリウム60.3gを加えたのち、2時間攪拌
還流した。無機物を濾過して除いた後、濾液を濃縮し
た。残査にイソプロピルエーテルを加え、結晶を濾取
し、白色結晶77gを得た。得られた結晶を70℃に加
温した100%ポリリン酸に少量ずつ加えた後、80℃
で1時間攪拌した。反応液を水にあけ、析出した結晶を
濾取したのち、エタノールから再結晶して、淡褐色結晶
の2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チ
アゼピン−5(4H)−オン63gを得た。融点157
〜158℃
【0139】実施例1 2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チア
ゼピン−5(4H)−オン13g、クロロブチリルクロ
ライド21.5g、ジクロロエタン200mlの混合溶
媒に冷却下、塩化アルミニウム21.5gを加え、3時
間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、クロロホルムで抽
出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮した。残査をエタノールから再結晶し、白
色結晶の7−(4−クロロブチリル)−2,3−ジヒド
ロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−5(4
H)−オン12gを得た。融点124〜125℃
ゼピン−5(4H)−オン13g、クロロブチリルクロ
ライド21.5g、ジクロロエタン200mlの混合溶
媒に冷却下、塩化アルミニウム21.5gを加え、3時
間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、クロロホルムで抽
出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮した。残査をエタノールから再結晶し、白
色結晶の7−(4−クロロブチリル)−2,3−ジヒド
ロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−5(4
H)−オン12gを得た。融点124〜125℃
【0140】実施例2 2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チ
エノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン5g、クロロブ
チリルクロライド5g、ジクロロエタン50mlの混合
溶媒に冷却下、塩化アルミニウム8.6gを加え、3時
間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、クロロホルムで抽
出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮した。残査をエタノールから再結晶し、白
色結晶の3−(4−クロロブチリル)−2−メチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2
−c〕アゼピン−4−オン1.2gを得た。融点113
〜115℃
エノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン5g、クロロブ
チリルクロライド5g、ジクロロエタン50mlの混合
溶媒に冷却下、塩化アルミニウム8.6gを加え、3時
間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、クロロホルムで抽
出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮した。残査をエタノールから再結晶し、白
色結晶の3−(4−クロロブチリル)−2−メチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2
−c〕アゼピン−4−オン1.2gを得た。融点113
〜115℃
【0141】実施例3 2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チ
エノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン5g、クロロプ
ロピオニルクロライド4.5g、ジクロロエタン50m
lの混合溶媒に冷却下、塩化アルミニウム9.2gを加
え、3時間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、クロロホ
ルムで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮した。残査をエタノールから再結
晶し、白色結晶の3−(3−クロロプロピオニル)−2
−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエ
ノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン5.6gを得た。
融点86〜87℃
エノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン5g、クロロプ
ロピオニルクロライド4.5g、ジクロロエタン50m
lの混合溶媒に冷却下、塩化アルミニウム9.2gを加
え、3時間攪拌した。反応液を氷水中にあけ、クロロホ
ルムで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮した。残査をエタノールから再結
晶し、白色結晶の3−(3−クロロプロピオニル)−2
−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエ
ノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン5.6gを得た。
融点86〜87℃
【0142】実施例4 4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペ
ラジン塩酸塩1.0g、7−(4−クロロブチリル)−
2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チア
ゼピン−5(4H)−オン1.5g、炭酸カリウム2.
5g、ヨウ化カリウム0.8g、ジメチルホルムアミド
25ml、トルエン25mlの混合溶媒を100℃で2
4時間攪拌した。反応液を水で冷却したのち、水を加え
酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製後、イソプロピルアル
コールに溶かし、シュウ酸を加えてシュウ酸塩とし、こ
れをイソプロピルアルコールから再結晶し、白色結晶の
7−(4−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3
−イル)ピペラジン−1−イル)ブチリル)−2,3−
ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−
5(4H)−オン・シュウ酸塩1/2水和物0.12g
を得た。融点118〜120℃
ラジン塩酸塩1.0g、7−(4−クロロブチリル)−
2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チア
ゼピン−5(4H)−オン1.5g、炭酸カリウム2.
5g、ヨウ化カリウム0.8g、ジメチルホルムアミド
25ml、トルエン25mlの混合溶媒を100℃で2
4時間攪拌した。反応液を水で冷却したのち、水を加え
酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製後、イソプロピルアル
コールに溶かし、シュウ酸を加えてシュウ酸塩とし、こ
れをイソプロピルアルコールから再結晶し、白色結晶の
7−(4−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3
−イル)ピペラジン−1−イル)ブチリル)−2,3−
ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−
5(4H)−オン・シュウ酸塩1/2水和物0.12g
を得た。融点118〜120℃
【0143】実施例5 4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペ
ラジン塩酸塩2.0g、3−(4−クロロブチリル)−
2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チ
エノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン2.0g、炭酸
カリウム2.1g、ヨウ化カリウム1.2g、ジメチル
ホルムアミド15ml、トルエン15mlの混合溶媒を
60℃で3時間攪拌した。反応液を水で冷却したのち、
水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、イソプロ
ピルアルコールに溶かし、エタノール−マレイン酸を加
えてマレイン酸塩とし、これをエタノールから再結晶
し、白色結晶の3−(4−(4−(1,2−ベンズイソ
チアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル)ブチリ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オンマレイン
酸塩0.90gを得た。融点150〜152℃
ラジン塩酸塩2.0g、3−(4−クロロブチリル)−
2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チ
エノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン2.0g、炭酸
カリウム2.1g、ヨウ化カリウム1.2g、ジメチル
ホルムアミド15ml、トルエン15mlの混合溶媒を
60℃で3時間攪拌した。反応液を水で冷却したのち、
水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、イソプロ
ピルアルコールに溶かし、エタノール−マレイン酸を加
えてマレイン酸塩とし、これをエタノールから再結晶
し、白色結晶の3−(4−(4−(1,2−ベンズイソ
チアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル)ブチリ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オンマレイン
酸塩0.90gを得た。融点150〜152℃
【0144】実施例6 4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペ
ラジン塩酸塩2.1g、3−(3−クロロプロピオニ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン2.0
g、炭酸カリウム2.2g、ヨウ化カリウム1.2g、
ジメチルホルムアミド15ml、トルエン15mlの混
合溶媒を60℃で5時間攪拌した。反応液を水で冷却し
た後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、イ
ソプロピルアルコール−イソプロピルエーテルで結晶化
させ、エタノールから再結晶し、白色結晶の3−(3−
(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペラジン−1−イル)プロピオニル)−2−メチル−
4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2
−b〕アゼピン−5−オン1.30gを得た。融点14
6〜147℃
ラジン塩酸塩2.1g、3−(3−クロロプロピオニ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン2.0
g、炭酸カリウム2.2g、ヨウ化カリウム1.2g、
ジメチルホルムアミド15ml、トルエン15mlの混
合溶媒を60℃で5時間攪拌した。反応液を水で冷却し
た後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、イ
ソプロピルアルコール−イソプロピルエーテルで結晶化
させ、エタノールから再結晶し、白色結晶の3−(3−
(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペラジン−1−イル)プロピオニル)−2−メチル−
4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2
−b〕アゼピン−5−オン1.30gを得た。融点14
6〜147℃
【0145】実施例7 4−(ビス(4−クロロフェニル)メチル)ピペラジン
2.4g、7−(4−クロロブチリル)−2,3−ジヒ
ドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−5
(4H)−オン2.0g、炭酸カリウム1.9g、ヨウ
化カリウム1.2g、ジメチルホルムアミド15ml、
トルエン15mlの混合溶媒を60℃で5時間攪拌し
た。反応液を水で冷却した後、水を加え析出した結晶を
濾別し、濾液をトルエンで抽出した。有機層を食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、イソ
プロピルアルコール−イソプロピルエーテルで再結晶
し、白色結晶の7−(4−(4−(ビス(4−クロロフ
ェニル)メチル)ピペラジン−1−イル)ブチリル)−
2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チア
ゼピン−5(4H)−オン0.18gを得た。融点18
5〜187℃(分解)
2.4g、7−(4−クロロブチリル)−2,3−ジヒ
ドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−5
(4H)−オン2.0g、炭酸カリウム1.9g、ヨウ
化カリウム1.2g、ジメチルホルムアミド15ml、
トルエン15mlの混合溶媒を60℃で5時間攪拌し
た。反応液を水で冷却した後、水を加え析出した結晶を
濾別し、濾液をトルエンで抽出した。有機層を食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残査を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、イソ
プロピルアルコール−イソプロピルエーテルで再結晶
し、白色結晶の7−(4−(4−(ビス(4−クロロフ
ェニル)メチル)ピペラジン−1−イル)ブチリル)−
2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,4〕チア
ゼピン−5(4H)−オン0.18gを得た。融点18
5〜187℃(分解)
【0146】以下、同様にして次の化合物が得られる。 実施例8 2−(4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
−1−イル)ブチリル−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融
点161〜162℃ 実施例9 2−(4−(4−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロ
キシピペリジン−1−イル)ブチリル)−4,6,7,
8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピ
ン−5−オン、融点192〜194℃ 実施例10 2−(3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
−1−イル)プロピオニル)−4,6,7,8−テトラ
ヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オ
ン、融点161〜162℃ 実施例11 2−(3−(4−(3−トリフルオロメチルフェニル)
ピペラジン−1−イル)プロピオニル)−4,6,7,
8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピ
ン−5−オン、融点137〜138℃ 実施例12 7−(4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
−1−イル)ブチリル)−2,3−ジヒドロチエノ
〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−5(4H)−オ
ン、融点197〜198℃
−1−イル)ブチリル−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融
点161〜162℃ 実施例9 2−(4−(4−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロ
キシピペリジン−1−イル)ブチリル)−4,6,7,
8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピ
ン−5−オン、融点192〜194℃ 実施例10 2−(3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
−1−イル)プロピオニル)−4,6,7,8−テトラ
ヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オ
ン、融点161〜162℃ 実施例11 2−(3−(4−(3−トリフルオロメチルフェニル)
ピペラジン−1−イル)プロピオニル)−4,6,7,
8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピ
ン−5−オン、融点137〜138℃ 実施例12 7−(4−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
−1−イル)ブチリル)−2,3−ジヒドロチエノ
〔3,2−f〕〔1,4〕チアゼピン−5(4H)−オ
ン、融点197〜198℃
【0147】実施例13 2−メチル−3−(4−(4−(2−メトキシフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)ブチリル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピ
ン−4−オン塩酸塩、融点220〜222℃ 実施例14 7−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,
4〕チアゼピン−5(4H)−オン、融点186〜18
7℃ 実施例15 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点210〜21
2℃(分解) 実施例16 2,4−ジメチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン塩酸
塩、融点250℃(分解) 実施例17 3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、シュウ
酸塩3/2水和物の融点115〜118℃
ル)ピペラジン−1−イル)ブチリル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピ
ン−4−オン塩酸塩、融点220〜222℃ 実施例14 7−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕〔1,
4〕チアゼピン−5(4H)−オン、融点186〜18
7℃ 実施例15 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点210〜21
2℃(分解) 実施例16 2,4−ジメチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン塩酸
塩、融点250℃(分解) 実施例17 3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、シュウ
酸塩3/2水和物の融点115〜118℃
【0148】実施例18 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−3−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点1
72〜175℃ 実施例19 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン塩酸塩、
融点184〜186℃(分解) 実施例20 3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン、シュウ
酸塩の融点114〜117℃ 実施例21 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)アセチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン塩酸塩1
/2水和物、融点208〜210℃(分解) 実施例22 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点1
65〜167℃ 実施例23 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔3,2−c〕アゼピン−4−オン、融点182〜18
4℃
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−3−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点1
72〜175℃ 実施例19 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン塩酸塩、
融点184〜186℃(分解) 実施例20 3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン、シュウ
酸塩の融点114〜117℃ 実施例21 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)アセチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン塩酸塩1
/2水和物、融点208〜210℃(分解) 実施例22 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点1
65〜167℃ 実施例23 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔3,2−c〕アゼピン−4−オン、融点182〜18
4℃
【0149】◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−4,6,7,8−テトラヒド
ロ−5H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエ
ノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 7−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕
〔1,4〕チアゼピン−5(4H)−オン ◎ 7−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−3,4−ジヒドロチエノ〔2,3−b〕
〔1,4〕チアゼピン−2(1H)−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)−
1−ヒドロキシブチル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−4,6,7,8−テトラヒド
ロ−5H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエ
ノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 7−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−2,3−ジヒドロチエノ〔3,2−f〕
〔1,4〕チアゼピン−5(4H)−オン ◎ 7−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−3,4−ジヒドロチエノ〔2,3−b〕
〔1,4〕チアゼピン−2(1H)−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)−
1−ヒドロキシブチル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン
【0150】◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ア
セチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエ
ノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ア
セチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエ
ノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ア
セチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエ
ノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ア
セチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエ
ノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
【0151】◎ 2−(4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H
−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル)
−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,
2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(2−(N,N−ジメチルアミノ)アセチル)
−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,
2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(N,N−ジメチルアミノ)アセチル)
−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,
2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルチオ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン
ノ)ブチリル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H
−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル)
−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,
2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(2−(N,N−ジメチルアミノ)アセチル)
−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,
2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(2−(N,N−ジメチルアミノ)アセチル)
−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,
2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルチオ)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン
【0152】◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)プロピルスルフィニル)−5,6,7,8
−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン
−4−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルホニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−
4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルチオ)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−
チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルフィニル)−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルホニル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−
5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)プロピルスルフィニル)−5,6,7,8
−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン
−4−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルホニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−
4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルチオ)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−
チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルフィニル)−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルホニル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−
5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
【0153】◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−4,5−ジヒドロチエノ
〔2,3−b〕ピリジン−6(7H)−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5−ジヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリ
ジン−7(6H)−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5−ジヒドロ−7H−チエノ〔3,2−
c〕ピリジン−6−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−6,7−ジヒドロ−4H−チエノ〔2,3−
c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ア
セチル)−4,5−ジヒドロ−7H−チエノ〔3,2−
c〕ピリジン−6−オン
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−4,5−ジヒドロチエノ
〔2,3−b〕ピリジン−6(7H)−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5−ジヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリ
ジン−7(6H)−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5−ジヒドロ−7H−チエノ〔3,2−
c〕ピリジン−6−オン ◎ 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−6,7−ジヒドロ−4H−チエノ〔2,3−
c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ア
セチル)−4,5−ジヒドロ−7H−チエノ〔3,2−
c〕ピリジン−6−オン
【0154】◎ 2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)アセチル)−6,7−ジヒドロ−4H−チ
エノ〔2,3−c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピぺリジン−1−イル)プ
ロピルチオ)−6,7−ジヒドロ−4H−チエノ〔2,
3−c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルフィニル)−6,7−ジヒドロ−4H−チエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルホニル)−6,7−ジヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕ピリジン−5−オン
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)アセチル)−6,7−ジヒドロ−4H−チ
エノ〔2,3−c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピぺリジン−1−イル)プ
ロピルチオ)−6,7−ジヒドロ−4H−チエノ〔2,
3−c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルフィニル)−6,7−ジヒドロ−4H−チエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン−5−オン ◎ 2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)プ
ロピルスルホニル)−6,7−ジヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕ピリジン−5−オン
【0155】参考例3 5−メチル−2−チオフェンアルデヒド50gと、アミ
ノアセトアルデヒドジメチルアセタール42gの混合液
を60〜70℃にて1時間攪拌した。反応液を蒸留し
て、油状物71gを得た。得られた油状物をメタノール
450mlに溶解し、冷却下水素化ホウ素ナトリウム2
5gを加え、10〜20分間攪拌した。反応液を濃縮
し、水を加え、クロロホルムにて抽出し、水洗、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残渣に水264
ml、濃塩酸132mlを加え、50℃にて2時間攪拌
した。冷却後さらに、濃塩酸50ml、塩化第一スズ・
2水和物265gを加え、60℃にて2時間攪拌した。
反応液を水にあけ、40%水酸化ナトリウム水溶液でア
ルカリ性にした後、クロロホルムにて抽出した。有機層
を水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
た。残渣をテトラヒドロフラン200mlに溶解し、冷
却下トリエチルアミン80ml、無水酢酸40mlを加
え、1時間攪拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出後、水洗、乾燥し溶媒を留去した。残渣をカラムク
ロマトグラフィーに付し、6−アセチル−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン27gを得た。
ノアセトアルデヒドジメチルアセタール42gの混合液
を60〜70℃にて1時間攪拌した。反応液を蒸留し
て、油状物71gを得た。得られた油状物をメタノール
450mlに溶解し、冷却下水素化ホウ素ナトリウム2
5gを加え、10〜20分間攪拌した。反応液を濃縮
し、水を加え、クロロホルムにて抽出し、水洗、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残渣に水264
ml、濃塩酸132mlを加え、50℃にて2時間攪拌
した。冷却後さらに、濃塩酸50ml、塩化第一スズ・
2水和物265gを加え、60℃にて2時間攪拌した。
反応液を水にあけ、40%水酸化ナトリウム水溶液でア
ルカリ性にした後、クロロホルムにて抽出した。有機層
を水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
た。残渣をテトラヒドロフラン200mlに溶解し、冷
却下トリエチルアミン80ml、無水酢酸40mlを加
え、1時間攪拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出後、水洗、乾燥し溶媒を留去した。残渣をカラムク
ロマトグラフィーに付し、6−アセチル−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン27gを得た。
【0156】参考例4 公知の方法にて得られた4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔3,2−c〕ピリジンの油状物20gをテトラ
ヒドロフラン100mlに溶解し、冷却下トリエチルア
ミン30ml、無水酢酸15mlを加え、1時間攪拌し
た。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出後、水洗、乾
燥し溶媒を留去し、5−アセチル−4,5,6,7−テ
トラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン10gを得
た。
チエノ〔3,2−c〕ピリジンの油状物20gをテトラ
ヒドロフラン100mlに溶解し、冷却下トリエチルア
ミン30ml、無水酢酸15mlを加え、1時間攪拌し
た。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出後、水洗、乾
燥し溶媒を留去し、5−アセチル−4,5,6,7−テ
トラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン10gを得
た。
【0157】原料調製例1 6−アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メ
チルチエノ〔2,3−c〕ピリジン27g、アセチルク
ロライド16g、ジクロロエタン250mlの混合溶液
に冷却下、塩化アルミニウム42gを加え、30分間攪
拌した。反応液を水にあけ、クロロホルムで抽出した。
有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し
た。残渣をメタノール300mlに溶解し、30℃にて
臭素20gを加え、2時間攪拌した。反応液を水にあ
け、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、乾燥後、
濃縮して、6−アセチル−3−ブロモアセチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン28gを得た。
チルチエノ〔2,3−c〕ピリジン27g、アセチルク
ロライド16g、ジクロロエタン250mlの混合溶液
に冷却下、塩化アルミニウム42gを加え、30分間攪
拌した。反応液を水にあけ、クロロホルムで抽出した。
有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し
た。残渣をメタノール300mlに溶解し、30℃にて
臭素20gを加え、2時間攪拌した。反応液を水にあ
け、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、乾燥後、
濃縮して、6−アセチル−3−ブロモアセチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン28gを得た。
【0158】原料調製例2 6−アセチル−3−ブロモアセチル−4,5,6,7−
テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン28g、トリエチルシラン42ml、トリフルオロ酢
酸140mlの混合溶液を室温にて5時間攪拌した。反
応液を水にあけ、アルカリ性とした後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗、乾燥後、濃縮した。残渣にイソ
プロピルエーテルを加え、結晶を濾取し、白色結晶の6
−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン14gを得た。融点93〜95℃
テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン28g、トリエチルシラン42ml、トリフルオロ酢
酸140mlの混合溶液を室温にて5時間攪拌した。反
応液を水にあけ、アルカリ性とした後、酢酸エチルで抽
出した。有機層を水洗、乾燥後、濃縮した。残渣にイソ
プロピルエーテルを加え、結晶を濾取し、白色結晶の6
−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン14gを得た。融点93〜95℃
【0159】以下、同様にして次の化合物を得た。数値
は 1H−NMR(CDCl3 )のδ値を示す。 ◎ 5−アセチル−2−(2−ブロモエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジ
ン 6.66(s,1H), 4.60(d,2H), 4.00-3.00(m,6H), 2.80(b,2
H), 2.15(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(3−クロロプロピル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.66(d,2H), 4.00-3.30(m,4H), 2.50(b,4H), 2.33(s,3
H), 2.15(s,3H), 1.50(m,2H) ◎ 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.60(d,2H), 4.00-3.40(m,4H), 3.15(t,2H), 2.50(b,4
H), 2.15(s,3H), 2.05(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(4−クロロブチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.66(d,2H), 4.00-3.40(m,4H), 2.70-2.30(b,4H), 2.33
(s,3H), 2.15(s,3H), 2.00-1.30(m,4H),
は 1H−NMR(CDCl3 )のδ値を示す。 ◎ 5−アセチル−2−(2−ブロモエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジ
ン 6.66(s,1H), 4.60(d,2H), 4.00-3.00(m,6H), 2.80(b,2
H), 2.15(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(3−クロロプロピル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.66(d,2H), 4.00-3.30(m,4H), 2.50(b,4H), 2.33(s,3
H), 2.15(s,3H), 1.50(m,2H) ◎ 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.60(d,2H), 4.00-3.40(m,4H), 3.15(t,2H), 2.50(b,4
H), 2.15(s,3H), 2.05(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(4−クロロブチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.66(d,2H), 4.00-3.40(m,4H), 2.70-2.30(b,4H), 2.33
(s,3H), 2.15(s,3H), 2.00-1.30(m,4H),
【0160】◎ 6−アセチル−2−(2−ブロモエチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン 6.70(s,1H), 4.60(d,2H), 4.00-3.00(m,6H), 2.66(b,2
H), 2.10(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.65(d,2H), 4.05-3.40(m+t,4H), 2.95(t,2H), 2.65(b,
2H), 2.40(s,3H), 2.20(s,3H) ◎ 3,6−ビスアセチル−2−(2−クロロエチル)
−4,5,6,7−テトラヒドロ〔2,3−c〕ピリジ
ン 4.66(d,2H), 4.00-3.50(m+t,4H), 3.40(t,2H), 2.85(b,
2H), 2.50(s,3H), 2.15(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−プロピルチエノ〔2,
3−c〕ピリジン 4.66(d,2H), 4.00-3.33(m+t,4H), 3.00-2.33(m,6H), 2.
15(s,3H), 1.65(m,2H),1.00(t,3H) ◎ 6−アセチル−3−クロロアセチル−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン 4.75(d,2H), 4.50(s,2H), 3.75(t,2H), 2.65(t,2H), 2.
50(s,3H), 2.20(s,3H)
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン 6.70(s,1H), 4.60(d,2H), 4.00-3.00(m,6H), 2.66(b,2
H), 2.10(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン 4.65(d,2H), 4.05-3.40(m+t,4H), 2.95(t,2H), 2.65(b,
2H), 2.40(s,3H), 2.20(s,3H) ◎ 3,6−ビスアセチル−2−(2−クロロエチル)
−4,5,6,7−テトラヒドロ〔2,3−c〕ピリジ
ン 4.66(d,2H), 4.00-3.50(m+t,4H), 3.40(t,2H), 2.85(b,
2H), 2.50(s,3H), 2.15(s,3H) ◎ 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−プロピルチエノ〔2,
3−c〕ピリジン 4.66(d,2H), 4.00-3.33(m+t,4H), 3.00-2.33(m,6H), 2.
15(s,3H), 1.65(m,2H),1.00(t,3H) ◎ 6−アセチル−3−クロロアセチル−4,5,6,
7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン 4.75(d,2H), 4.50(s,2H), 3.75(t,2H), 2.65(t,2H), 2.
50(s,3H), 2.20(s,3H)
【0161】実施例24 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン5.9g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩5
g、炭酸カリウム6.7g、ヨウ化カリウム3.2g、
ジメチルホルムアミド50ml、トルエン50mlの混
合溶液を50℃で7時間攪拌した反応液を水にあけ、ト
ルエン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製後、イソプロピルエーテルを加え結晶化したのち、ア
セトニトリルから再結晶することによって、白色結晶の
6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得た。融点7
0〜75℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン5.9g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩5
g、炭酸カリウム6.7g、ヨウ化カリウム3.2g、
ジメチルホルムアミド50ml、トルエン50mlの混
合溶液を50℃で7時間攪拌した反応液を水にあけ、ト
ルエン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製後、イソプロピルエーテルを加え結晶化したのち、ア
セトニトリルから再結晶することによって、白色結晶の
6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得た。融点7
0〜75℃
【0162】実施例25 6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン4g、濃硫酸4
ml、水80mlの混合溶液を3時間加熱還流した。反
応液を水にあけ、アルカリ性とした後、クロロホルムで
抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、濃縮した。残渣にイソプロピルエーテルを加え、結
晶を濾取して、3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得た。融点8
8〜90℃
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン4g、濃硫酸4
ml、水80mlの混合溶液を3時間加熱還流した。反
応液を水にあけ、アルカリ性とした後、クロロホルムで
抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、濃縮した。残渣にイソプロピルエーテルを加え、結
晶を濾取して、3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得た。融点8
8〜90℃
【0163】実施例26 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピぺリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン0.5g、トリエチルアミン
0.5ml、クロロホルム10mlの混合溶液に、冷却
下ベンゾイルクロライド0.18gを加え、1時間攪拌
した。反応液を水にあけたのち、有機層を水洗、乾燥
後、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーにて精
製して、油状の6−ベンゾイル−3−(2−(4−(6
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリ
ジン0.4gを得た。シュウ酸塩1/4水和物の融点1
92〜195℃
キサゾール−3−イル)ピぺリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン0.5g、トリエチルアミン
0.5ml、クロロホルム10mlの混合溶液に、冷却
下ベンゾイルクロライド0.18gを加え、1時間攪拌
した。反応液を水にあけたのち、有機層を水洗、乾燥
後、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーにて精
製して、油状の6−ベンゾイル−3−(2−(4−(6
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリ
ジン0.4gを得た。シュウ酸塩1/4水和物の融点1
92〜195℃
【0164】実施例27 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.48g、4−((6,7−ジメトキシ
−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)メチル)
ピペリジン塩酸塩0.5gを用いて、実施例24と同様
にして、油状の6−アセチル−3−(2−(4−
((6,7−ジメトキシ−1,2−ベンズイソキサゾー
ル−3−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン0.4gを得た。シュウ酸塩
の融点197〜200℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.48g、4−((6,7−ジメトキシ
−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)メチル)
ピペリジン塩酸塩0.5gを用いて、実施例24と同様
にして、油状の6−アセチル−3−(2−(4−
((6,7−ジメトキシ−1,2−ベンズイソキサゾー
ル−3−イル)メチル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン0.4gを得た。シュウ酸塩
の融点197〜200℃
【0165】実施例28 ベンゾイルクロライドの代わりに、シクロヘキサンカル
ボニルクロライド0.19gを用いて、実施例26と同
様にして、油状の6−シクロヘキシルカルボニル−3−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン0.06gを得た。シュウ酸塩
1/2水和物の融点205〜208℃
ボニルクロライド0.19gを用いて、実施例26と同
様にして、油状の6−シクロヘキシルカルボニル−3−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン0.06gを得た。シュウ酸塩
1/2水和物の融点205〜208℃
【0166】実施例29 6−アセチル−3−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.4g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.3gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン1.4gを得
た。
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.4g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.3gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン1.4gを得
た。
【0167】1H-NMR(CDCl3) δ:1.85-2.30(m,8H), 2.15
(s,3H), 2.30-2.70(m,2H), 2.60(s,3H), 2.70-3.30(m,5
H), 3.65(m,4H), 4.60(d,2H), 7.05(dt,1H), 7.25(dd,1
H),7.70(dd,1H)
(s,3H), 2.30-2.70(m,2H), 2.60(s,3H), 2.70-3.30(m,5
H), 3.65(m,4H), 4.60(d,2H), 7.05(dt,1H), 7.25(dd,1
H),7.70(dd,1H)
【0168】実施例30 6−アセチル−3−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−エチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.5g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.2gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−エチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.7gを得
た。シュウ酸塩1/4水和物の融点93〜95℃
6,7−テトラヒドロ−2−エチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.5g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.2gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−エチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.7gを得
た。シュウ酸塩1/4水和物の融点93〜95℃
【0169】実施例31 6−アセチル−2−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
4.0g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩3.0gを用い
て、実施例24と同様にして、白色結晶の6−アセチル
−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイ
ソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン3.3gを得た。融点130〜132℃
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
4.0g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩3.0gを用い
て、実施例24と同様にして、白色結晶の6−アセチル
−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイ
ソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン3.3gを得た。融点130〜132℃
【0170】実施例32 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−2−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン2.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩2.0
gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6−アセ
チル−2−エチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン2.2gを得た。シュウ
酸塩1/2水和物の融点191〜201℃
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン2.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩2.0
gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6−アセ
チル−2−エチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン2.2gを得た。シュウ
酸塩1/2水和物の融点191〜201℃
【0171】実施例33 5−アセチル−2−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
0.7g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.61gを用
いて、実施例24と同様にして、油状の5−アセチル−
2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕ピリジン0.7gを得た。シュウ酸塩の融点170
〜172℃
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
0.7g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.61gを用
いて、実施例24と同様にして、油状の5−アセチル−
2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕ピリジン0.7gを得た。シュウ酸塩の融点170
〜172℃
【0172】実施例34 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.7g、4−(ビス(4−フルオロフェ
ニル)メチレン)ピペリジン0.6gを用いて、実施例
24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2−
(4−(ビス(4−フルオロフェニル)メチレン)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.
5gを得た。シュウ酸塩の融点209〜211℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.7g、4−(ビス(4−フルオロフェ
ニル)メチレン)ピペリジン0.6gを用いて、実施例
24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2−
(4−(ビス(4−フルオロフェニル)メチレン)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.
5gを得た。シュウ酸塩の融点209〜211℃
【0173】実施例35 6−アセチル−3−クロロアセチル−4,5,6,7−
テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.95gを
用いて、実施例24と同様にして、油状の6−アセチル
−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイ
ソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)−1
−オキソエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.9gを得
た。3/2シュウ酸塩1/2水和物の融点92〜94℃
テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.95gを
用いて、実施例24と同様にして、油状の6−アセチル
−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイ
ソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)−1
−オキソエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.9gを得
た。3/2シュウ酸塩1/2水和物の融点92〜94℃
【0174】実施例36 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−プロピルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.7g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−2−プロピル−3−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.7gを得
た。シュウ酸塩1/2水和物の融点178〜180℃
(分解)
6,7−テトラヒドロ−2−プロピルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.7g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−2−プロピル−3−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.7gを得
た。シュウ酸塩1/2水和物の融点178〜180℃
(分解)
【0175】実施例37 6−アセチル−3−(4−クロロブチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
0.9gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−
メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.5gを得た。
3/2シュウ酸塩の融点158〜160℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
0.9gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−
メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.5gを得た。
3/2シュウ酸塩の融点158〜160℃
【0176】実施例38 6−アセチル−3−(3−クロロプロピオニル)−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン2.0g、4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
2.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(3−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)プロピオニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.5gを
得た。シュウ酸塩の融点180〜182℃
5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3
−c〕ピリジン2.0g、4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
2.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−3−(3−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)プロピオニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.5gを
得た。シュウ酸塩の融点180〜182℃
【0177】実施例39 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩0.5gをエタノール
に溶解したのち、37%ホルムアルデヒド水溶液0.3
mlを加え、室温にて1時間攪拌した。さらに、水素化
シアノホウ素ナトリウム0.2gを加え、1時間攪拌し
たのち溶媒を留去した。水を加えクロロホルムで抽出
し、水洗、乾燥したのち減圧濃縮した。残渣をカラムク
ロマトグラフィーにて精製したのち、イソプロピルエー
テルから結晶化して白色結晶の2,6−ジメチル−3−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン1/2水和物を得た。融点100〜103℃
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩0.5gをエタノール
に溶解したのち、37%ホルムアルデヒド水溶液0.3
mlを加え、室温にて1時間攪拌した。さらに、水素化
シアノホウ素ナトリウム0.2gを加え、1時間攪拌し
たのち溶媒を留去した。水を加えクロロホルムで抽出
し、水洗、乾燥したのち減圧濃縮した。残渣をカラムク
ロマトグラフィーにて精製したのち、イソプロピルエー
テルから結晶化して白色結晶の2,6−ジメチル−3−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン1/2水和物を得た。融点100〜103℃
【0178】実施例40 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.8g、16.8%ジメチルアミン・エ
タノール溶液20mlを耐圧ビンに入れ、80℃にて5
時間反応させたのち、溶媒を留去した。水を加え酢酸エ
チルで抽出し、水洗、乾燥したのち減圧濃縮して、油状
の6−アセチル−3−(2−ジメチルアミノエチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン0.4gを得た。
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.8g、16.8%ジメチルアミン・エ
タノール溶液20mlを耐圧ビンに入れ、80℃にて5
時間反応させたのち、溶媒を留去した。水を加え酢酸エ
チルで抽出し、水洗、乾燥したのち減圧濃縮して、油状
の6−アセチル−3−(2−ジメチルアミノエチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン0.4gを得た。
【0179】1H-NMR(CDCl3) δ:2.17(s,3H), 2.30(s,6
H), 2.40(s,3H), 2.50-2.80(m,6H),3.80(m,2H), 4.66
(d,2H)
H), 2.40(s,3H), 2.50-2.80(m,6H),3.80(m,2H), 4.66
(d,2H)
【0180】実施例41 5−アセチル−2−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−チエノ〔3,2−c〕ピリジン
2.3gを用いて、実施例40と同様にして、5−アセ
チル−2−(2−ジメチルアミノエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン塩
酸塩1/4水和物を得た。融点201〜203℃(分
解)
6,7−テトラヒドロ−チエノ〔3,2−c〕ピリジン
2.3gを用いて、実施例40と同様にして、5−アセ
チル−2−(2−ジメチルアミノエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン塩
酸塩1/4水和物を得た。融点201〜203℃(分
解)
【0181】実施例42 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−3−
メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得た。
6,7−テトラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6
−アセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−3−
メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得た。
【0182】1H-NMR(CDCl3) δ:1.80-3.50(m,15H), 2.1
0(s,3H), 2.25(s,3H), 3.80(m,2H),4.70(d,2H), 7.10(d
t,1H), 7.30(dd,1H), 7.75(dd,1H)
0(s,3H), 2.25(s,3H), 3.80(m,2H),4.70(d,2H), 7.10(d
t,1H), 7.30(dd,1H), 7.75(dd,1H)
【0183】実施例43 6−アセチル−2−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
2.2g、4−(6−(フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩2.0gを用
いて、実施例24と同様にして、白色結晶の6−アセチ
ル−2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,
3−c〕ピリジン1.3gを得た。融点145〜147
℃
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
2.2g、4−(6−(フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩2.0gを用
いて、実施例24と同様にして、白色結晶の6−アセチ
ル−2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,
3−c〕ピリジン1.3gを得た。融点145〜147
℃
【0184】実施例44 ベンゾイルクロライドの代わりに、プロピオニルクロラ
イド0.12gを用いて、実施例26と同様にして、油
状の3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル−
6−プロピオニルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.4
gを得た。シュウ酸塩1/2水和物の融点192〜19
5℃(分解)
イド0.12gを用いて、実施例26と同様にして、油
状の3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル−
6−プロピオニルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.4
gを得た。シュウ酸塩1/2水和物の融点192〜19
5℃(分解)
【0185】実施例45 ベンゾイルクロライドの代わりに、イソブチリルクロラ
イド0.15gを用いて、実施例26と同様にして、油
状の3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−イソブチ
リル−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.4
gを得た。シュウ酸塩1/2水和物の融点200℃(分
解)
イド0.15gを用いて、実施例26と同様にして、油
状の3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−6−イソブチ
リル−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.4
gを得た。シュウ酸塩1/2水和物の融点200℃(分
解)
【0186】実施例46 ベンゾイルクロライドの代わりに、シクロプロピルカル
ボニルクロライド0.14gを用いて、実施例26と同
様にして、油状の6−シクロプロピルカルボニル−3−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル−
4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン0.4gを得た。シュウ酸塩1
/4水和物の融点188〜190℃(分解)
ボニルクロライド0.14gを用いて、実施例26と同
様にして、油状の6−シクロプロピルカルボニル−3−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル−
4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ
〔2,3−c〕ピリジン0.4gを得た。シュウ酸塩1
/4水和物の融点188〜190℃(分解)
【0187】実施例47 3,6−ジアセチル−2−(2−クロロエチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン1.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.3gを用
いて、実施例24と同様にして、油状の3,6−ジアセ
チル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,
3−c〕ピリジンを得た。
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン1.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.3gを用
いて、実施例24と同様にして、油状の3,6−ジアセ
チル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,
3−c〕ピリジンを得た。
【0188】1H-NMR(CDCl3) δ:1.80-2.60(m,7H), 2.20
(s,3H), 2.50(s,3H), 2.60-3.40(m,8H), 3.65(m,2H),
4.60(d,2H), 7.05(dt,1H), 7.25(dd,1H), 7.70(dd,1H)
(s,3H), 2.50(s,3H), 2.60-3.40(m,8H), 3.65(m,2H),
4.60(d,2H), 7.05(dt,1H), 7.25(dd,1H), 7.70(dd,1H)
【0189】実施例48 5−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン2.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−
メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.25gを得
た。
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン2.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−
メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.25gを得
た。
【0190】1H-NMR(CDCl3) δ:1.60-2.50(m,8H), 2.20
(s,3H), 2.40(s,3H), 2.50-2.90(m,4H), 3.16(m,3H),
3.80(m,2H), 4.50(d,2H), 7.05(dt,1H), 7.25(dd,1H),
7.70(dd,1H)
(s,3H), 2.40(s,3H), 2.50-2.90(m,4H), 3.16(m,3H),
3.80(m,2H), 4.50(d,2H), 7.05(dt,1H), 7.25(dd,1H),
7.70(dd,1H)
【0191】実施例49 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、4−(1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペラジン0.9gを用いて、実施
例24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2−
(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペラジン−1−イル)エチル−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン1.
0gを得た。シュウ酸塩の融点190〜192℃(分
解)
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、4−(1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペラジン0.9gを用いて、実施
例24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2−
(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペラジン−1−イル)エチル−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン1.
0gを得た。シュウ酸塩の融点190〜192℃(分
解)
【0192】実施例50 5−アセチル−3−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン1.6g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.4gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.6gを得
た。
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン1.6g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.4gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.6gを得
た。
【0193】1H-NMR(CDCl3) δ:1.80-3.30(m,16H), 2.0
2(s,3H), 2.18(s,3H), 3.75(m,3H),4.70(d,2H), 7.04(d
d,2H), 7.70(dd,1H)
2(s,3H), 2.18(s,3H), 3.75(m,3H),4.70(d,2H), 7.04(d
d,2H), 7.70(dd,1H)
【0194】実施例51 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン334mg、4−(6−フルオロ−1−
(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−3−
イル)ピペリジン塩酸塩420mg、炭酸カリウム50
0mg、ヨウ化カリウム216mg、ジメチルホルムア
ミド10ml、トルエン10mlの混合液を85℃で8
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、その残渣に酢酸エ
チルと水を加え、分液した。酢酸エチル層を水洗し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、6−アセチ
ル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1−(4−フル
オロフェニル)−1H−インダゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン36
0mgを油状物として得た。シュウ酸塩の融点193〜
196℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン334mg、4−(6−フルオロ−1−
(4−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−3−
イル)ピペリジン塩酸塩420mg、炭酸カリウム50
0mg、ヨウ化カリウム216mg、ジメチルホルムア
ミド10ml、トルエン10mlの混合液を85℃で8
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、その残渣に酢酸エ
チルと水を加え、分液した。酢酸エチル層を水洗し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、6−アセチ
ル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1−(4−フル
オロフェニル)−1H−インダゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン36
0mgを油状物として得た。シュウ酸塩の融点193〜
196℃
【0195】実施例52 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン334mg、4−(5−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
308mg、炭酸カリウム500mg、ヨウ化カリウム
220mg、ジメチルホルムアミド10ml、トルエン
10mlの混合液を90℃で25時間攪拌した。反応液
を減圧濃縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液
した。酢酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製して、6−アセチル−3−(2−(4
−(5−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン100mgを油状物として得た。シュウ酸
塩の融点167〜172℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン334mg、4−(5−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
308mg、炭酸カリウム500mg、ヨウ化カリウム
220mg、ジメチルホルムアミド10ml、トルエン
10mlの混合液を90℃で25時間攪拌した。反応液
を減圧濃縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液
した。酢酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製して、6−アセチル−3−(2−(4
−(5−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン100mgを油状物として得た。シュウ酸
塩の融点167〜172℃
【0196】実施例53 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン210mg、4−(6−フルオロベンゾ
(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩200
mg、炭酸カリウム250mg、ヨウ化カリウム140
mg、ジメチルホルムアミド5ml、トルエン5mlの
混合液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢酸
エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製して、6−アセチル−3−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン160mg
を油状物として得た。
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン210mg、4−(6−フルオロベンゾ
(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩200
mg、炭酸カリウム250mg、ヨウ化カリウム140
mg、ジメチルホルムアミド5ml、トルエン5mlの
混合液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢酸
エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製して、6−アセチル−3−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン160mg
を油状物として得た。
【0197】1H-NMR(CDCl3) δ:2.20(s,3H), 2.40(s,3
H), 3.10(m,2H), 1.8-2.8(m,13H),3.75(m,2H), 4.60(d,
2H), 7.02(s,1H), 7.10(dt,1H), 7.50(dd,1H), 7.70(d
d,1H) シュウ酸塩の融点223〜225℃
H), 3.10(m,2H), 1.8-2.8(m,13H),3.75(m,2H), 4.60(d,
2H), 7.02(s,1H), 7.10(dt,1H), 7.50(dd,1H), 7.70(d
d,1H) シュウ酸塩の融点223〜225℃
【0198】実施例54 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン514mg、4−(6−フルオロ−1H−
インダゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩511m
g、炭酸カリウム690mg、ヨウ化カリウム365m
g、ジメチルホルムアミド10ml、トルエン10ml
の混合液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢
酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製後、ジイソプロピルエーテル−イソプロピルア
ルールの混合溶媒から再結晶することによって、白色結
晶の6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−
1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メ
チルチエノ〔2,3−c〕ピリジン・1水和物170m
gを得た。融点116〜119℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン514mg、4−(6−フルオロ−1H−
インダゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩511m
g、炭酸カリウム690mg、ヨウ化カリウム365m
g、ジメチルホルムアミド10ml、トルエン10ml
の混合液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢
酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製後、ジイソプロピルエーテル−イソプロピルア
ルールの混合溶媒から再結晶することによって、白色結
晶の6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−
1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メ
チルチエノ〔2,3−c〕ピリジン・1水和物170m
gを得た。融点116〜119℃
【0199】実施例55 6−アセチル−3−(2−ブロモエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン590mg、4−(6−フルオロ−1−メ
チル−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン58
0mg、炭酸カリウム780mg、ヨウ化カリウム41
5mg、ジメチルホルムアミド10ml、トルエン10
mlの混合液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液し
た。酢酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製して、6−アセチル−3−(2−(4
−(6−フルオロ−1−メチル−1H−インダゾール−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン540mgを油状物として得た。シュウ酸
塩の融点213〜216℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン590mg、4−(6−フルオロ−1−メ
チル−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン58
0mg、炭酸カリウム780mg、ヨウ化カリウム41
5mg、ジメチルホルムアミド10ml、トルエン10
mlの混合液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減
圧濃縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液し
た。酢酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製して、6−アセチル−3−(2−(4
−(6−フルオロ−1−メチル−1H−インダゾール−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン540mgを油状物として得た。シュウ酸
塩の融点213〜216℃
【0200】実施例56 4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ〔2,3
−c〕アゼピン−8−オン2g、アセチルクロライド2
g、ジクロロメタン25mlの混合溶液に冷却下、塩化
アルミニウム4.8gを加え、30分間攪拌した後、1
時間加熱還流した。反応液を水にあけたところ、結晶が
析出した。結晶を濾取し、イソプロピルアルコールで洗
浄し、2−クロロアセチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン
2gを得た。融点221〜223℃(分解)
−c〕アゼピン−8−オン2g、アセチルクロライド2
g、ジクロロメタン25mlの混合溶液に冷却下、塩化
アルミニウム4.8gを加え、30分間攪拌した後、1
時間加熱還流した。反応液を水にあけたところ、結晶が
析出した。結晶を濾取し、イソプロピルアルコールで洗
浄し、2−クロロアセチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン
2gを得た。融点221〜223℃(分解)
【0201】実施例57 2−クロロアセチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−
8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン1.9
g、トリエチルシラン5.4ml、トリフルオロ酢酸1
5mlの混合溶液を50℃にて12時間攪拌した。反応
液を水にあけ、アルカリ性とした後、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて精製し、白色結晶の2
−クロロエチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H
−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン0.85g
を得た。融点156〜158℃
8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン1.9
g、トリエチルシラン5.4ml、トリフルオロ酢酸1
5mlの混合溶液を50℃にて12時間攪拌した。反応
液を水にあけ、アルカリ性とした後、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて精製し、白色結晶の2
−クロロエチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H
−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン0.85g
を得た。融点156〜158℃
【0202】実施例58 2−クロロエチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−8
H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン800m
g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾー
ル−3−イル)ピペリジン塩酸塩920mg、炭酸カリ
ウム1.45g、ヨウ化カリウム580mg、ジメチル
ホルムアミド10ml、トルエン10mlの混合液を9
0℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、その残
渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢酸エチル層を
水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
酢酸エチルから再結晶して、2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−
オン0.65gを得た。融点192〜194℃
H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン800m
g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾー
ル−3−イル)ピペリジン塩酸塩920mg、炭酸カリ
ウム1.45g、ヨウ化カリウム580mg、ジメチル
ホルムアミド10ml、トルエン10mlの混合液を9
0℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、その残
渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢酸エチル層を
水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
酢酸エチルから再結晶して、2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−
オン0.65gを得た。融点192〜194℃
【0203】実施例59 4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ〔2,3
−c〕アゼピン−8−オン2g、4−クロロブチリルク
ロライド2.5g、ジクロロメタン25mlの混合溶液
に冷却下、塩化アルミニウム4.8gを加え、30分間
攪拌した後、30分間加熱還流した。反応液を水にあ
け、クロロホルムで抽出した。有機層を水洗、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮した。酢酸エチル−イソプロピ
ルエーテルより結晶化し、白色結晶の2−(4−クロロ
ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チ
エノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン1.2gを得
た。融点163〜165℃
−c〕アゼピン−8−オン2g、4−クロロブチリルク
ロライド2.5g、ジクロロメタン25mlの混合溶液
に冷却下、塩化アルミニウム4.8gを加え、30分間
攪拌した後、30分間加熱還流した。反応液を水にあ
け、クロロホルムで抽出した。有機層を水洗、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮した。酢酸エチル−イソプロピ
ルエーテルより結晶化し、白色結晶の2−(4−クロロ
ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チ
エノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン1.2gを得
た。融点163〜165℃
【0204】実施例60 2−(4−クロロブチリル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オ
ン1.1g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.1g、炭
酸カリウム1.68g、ヨウ化カリウム670mg、ジ
メチルホルムアミド10ml、トルエン10mlの混合
液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢酸エチ
ル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、酢酸エチル−イソプロピルエーテルから再結晶し
て、2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエ
ノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン・1/2水和物
0.55gを得た。融点186〜187℃
ヒドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オ
ン1.1g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.1g、炭
酸カリウム1.68g、ヨウ化カリウム670mg、ジ
メチルホルムアミド10ml、トルエン10mlの混合
液を90℃で22時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢酸エチ
ル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、酢酸エチル−イソプロピルエーテルから再結晶し
て、2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブ
チリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエ
ノ〔2,3−c〕アゼピン−8−オン・1/2水和物
0.55gを得た。融点186〜187℃
【0205】実施例61 4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ〔2,3
−c〕アゼピン−8−オン6.7g、水素化ホウ素ナト
リウム4.5g、テトラヒドロフラン70mlの混合液
に氷冷下、三フッ化ホウ素−エーテル錯体を滴下し、1
時間加熱還流した。反応液を水にあけ、クロロホルムで
洗浄した後、10%水酸化カリウムにてアルカリ性と
し、クロロホルムで抽出した。有機層を水洗し、乾燥後
濃縮し、5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン4.1gを油状物として得た。
−c〕アゼピン−8−オン6.7g、水素化ホウ素ナト
リウム4.5g、テトラヒドロフラン70mlの混合液
に氷冷下、三フッ化ホウ素−エーテル錯体を滴下し、1
時間加熱還流した。反応液を水にあけ、クロロホルムで
洗浄した後、10%水酸化カリウムにてアルカリ性と
し、クロロホルムで抽出した。有機層を水洗し、乾燥後
濃縮し、5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン4.1gを油状物として得た。
【0206】実施例62 5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3
−c〕アゼピン4g、ピリジン4g、クロロホルム20
mlの混合物に無水酢酸4.1gを氷冷下に加え、室温
にて1時間攪拌した。反応液を水にあけ、クロロホルム
で抽出し、有機層を水洗後、乾燥、濃縮することにより
7−アセチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ〔2,3−c〕アゼピン4gを油状物として得
た。
−c〕アゼピン4g、ピリジン4g、クロロホルム20
mlの混合物に無水酢酸4.1gを氷冷下に加え、室温
にて1時間攪拌した。反応液を水にあけ、クロロホルム
で抽出し、有機層を水洗後、乾燥、濃縮することにより
7−アセチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ〔2,3−c〕アゼピン4gを油状物として得
た。
【0207】実施例63 7−アセチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ〔2,3−c〕アゼピン2g、アセチルクロライ
ド1.7g、ジクロロメタン25mlの混合溶液に冷却
下、塩化アルミニウム4.8gを加え、30分間攪拌し
た後、1時間加熱還流した。反応液を水にあけ、クロロ
ホルムで抽出した。有機層を水洗、硫酸マグネシウムで
乾燥後、濃縮し、7−アセチル−2−クロロアセチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3
−c〕アゼピン2.2gを油状物として得た。
チエノ〔2,3−c〕アゼピン2g、アセチルクロライ
ド1.7g、ジクロロメタン25mlの混合溶液に冷却
下、塩化アルミニウム4.8gを加え、30分間攪拌し
た後、1時間加熱還流した。反応液を水にあけ、クロロ
ホルムで抽出した。有機層を水洗、硫酸マグネシウムで
乾燥後、濃縮し、7−アセチル−2−クロロアセチル−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3
−c〕アゼピン2.2gを油状物として得た。
【0208】実施例64 7−アセチル−2−クロロアセチル−5,6,7,8−
テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン
2.1g、トリエチルシラン5.4ml、トリフルオロ
酢酸15mlの混合溶液を室温にて12時間攪拌した。
反応液を水にあけ、アルカリ性とした後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、7−アセ
チル−2−クロロエチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン1.8gを油
状物として得た。
テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン
2.1g、トリエチルシラン5.4ml、トリフルオロ
酢酸15mlの混合溶液を室温にて12時間攪拌した。
反応液を水にあけ、アルカリ性とした後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、7−アセ
チル−2−クロロエチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン1.8gを油
状物として得た。
【0209】実施例65 7−アセチル−2−クロロエチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン1.
6g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾ
ール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.8g、炭酸カリ
ウム2.6g、ヨウ化カリウム1g、ジメチルホルムア
ミド15ml、トルエン15mlの混合液を90℃で5
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、その残渣に酢酸エ
チルと水を加え、分液した。酢酸エチル層を水洗し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、7−アセチ
ル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン1.5gを油状物として得た。
それを塩酸−イソプロピルアルコールで処理し、エタノ
ール−イソプロピルエーテルより再結晶し、7−アセチ
ル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩3/2水和物を得た。融
点210℃(分解)
トラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン1.
6g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾ
ール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.8g、炭酸カリ
ウム2.6g、ヨウ化カリウム1g、ジメチルホルムア
ミド15ml、トルエン15mlの混合液を90℃で5
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、その残渣に酢酸エ
チルと水を加え、分液した。酢酸エチル層を水洗し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、7−アセチ
ル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン1.5gを油状物として得た。
それを塩酸−イソプロピルアルコールで処理し、エタノ
ール−イソプロピルエーテルより再結晶し、7−アセチ
ル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エ
チル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩3/2水和物を得た。融
点210℃(分解)
【0210】実施例66 7−アセチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ〔2,3−c〕アゼピン2.5g、4−クロロブ
チリルクロライド2.7g、ジクロロメタン25mlの
混合溶液に冷却下、塩化アルミニウム6.0gを加え、
30分間攪拌した。反応液を水にあけ、クロロホルムで
抽出した。有機層を水洗、硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、7−アセチル−2−(4−クロロブチリ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン2.9gを油状物として得た。
チエノ〔2,3−c〕アゼピン2.5g、4−クロロブ
チリルクロライド2.7g、ジクロロメタン25mlの
混合溶液に冷却下、塩化アルミニウム6.0gを加え、
30分間攪拌した。反応液を水にあけ、クロロホルムで
抽出した。有機層を水洗、硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、7−アセチル−2−(4−クロロブチリ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン2.9gを油状物として得た。
【0211】実施例67 7−アセチル−2−(4−クロロブチリル)−5,6,
7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕ア
ゼピン2.8g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩2.6
g、炭酸カリウム3.9g、ヨウ化カリウム1.55
g、ジメチルホルムアミド30ml、トルエン30ml
の混合液を70℃で20時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢
酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、7−アセチル−2−(4−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)ブチリル)−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン3.
0gを油状物として得た。それを塩酸−イソプロピルア
ルコールで処理し、エタノール−酢酸エチルより再結晶
し、7−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩を得
た。融点230℃(分解)
7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕ア
ゼピン2.8g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズ
イソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩2.6
g、炭酸カリウム3.9g、ヨウ化カリウム1.55
g、ジメチルホルムアミド30ml、トルエン30ml
の混合液を70℃で20時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、その残渣に酢酸エチルと水を加え、分液した。酢
酸エチル層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、7−アセチル−2−(4−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)ブチリル)−5,6,7,8−テ
トラヒドロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン3.
0gを油状物として得た。それを塩酸−イソプロピルア
ルコールで処理し、エタノール−酢酸エチルより再結晶
し、7−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)ブチリル)−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−4H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩を得
た。融点230℃(分解)
【0212】実施例68 5−アセチル−3−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン1.6g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.4gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピぺリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.6gを得
た。シュウ酸塩1水和物の融点116〜118℃
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン1.6g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.4gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(4−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピぺリジン−1−
イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.6gを得
た。シュウ酸塩1水和物の融点116〜118℃
【0213】実施例69 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、1−(1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペラジン0.88gを用いて、実
施例24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2
−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)
ピペラジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン
1.0gを得た。シュウ酸塩1/2水和物の融点190
〜192℃(分解)
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1.0g、1−(1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペラジン0.88gを用いて、実
施例24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2
−(4−(1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)
ピペラジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン
1.0gを得た。シュウ酸塩1/2水和物の融点190
〜192℃(分解)
【0214】実施例70 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
0.9g、4−(5−クロロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.0gを用い
て、実施例24と同様にして、油状の6−アセチル−2
−(2−(4−(5−クロロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン0.7gを得た。塩酸塩の融点122〜124℃
(分解)
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
0.9g、4−(5−クロロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.0gを用い
て、実施例24と同様にして、油状の6−アセチル−2
−(2−(4−(5−クロロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン0.7gを得た。塩酸塩の融点122〜124℃
(分解)
【0215】実施例71 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.2g、1−(6−クロロベンゾチアゾ
ール−2−イル)ピペラジン0.2gを用いて、実施例
24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2−
(4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)ピペ
ラジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.
04gを得た。シュウ酸塩の融点180℃(分解)
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン0.2g、1−(6−クロロベンゾチアゾ
ール−2−イル)ピペラジン0.2gを用いて、実施例
24と同様にして、油状の6−アセチル−3−(2−
(4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)ピペ
ラジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.
04gを得た。シュウ酸塩の融点180℃(分解)
【0216】実施例72 5−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン2.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−
メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.25gを得
た。シュウ酸塩の融点198〜200℃(分解)
6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔3,2−
c〕ピリジン2.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0gを用いて、実施例24と同様にして、油状の5
−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−
メチルチエノ〔3,2−c〕ピリジン0.25gを得
た。シュウ酸塩の融点198〜200℃(分解)
【0217】実施例73 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.7g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.6
7gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6−ア
セチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−3−エチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.5gを得た。塩
酸塩2水和物の融点165〜167℃(分解)
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.7g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.6
7gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6−ア
セチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−3−エチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン0.5gを得た。塩
酸塩2水和物の融点165〜167℃(分解)
【0218】実施例74 5−アセチル−2−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
1.8g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.6gを用い
て、実施例24と同様にして、油状の5−アセチル−2
−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕ピリジン1.0gを得た。塩酸塩1/2水和物の融
点235℃
6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
1.8g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.6gを用い
て、実施例24と同様にして、油状の5−アセチル−2
−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕ピリジン1.0gを得た。塩酸塩1/2水和物の融
点235℃
【0219】実施例75 2−(4−クロロブチリル)−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オ
ン1.1g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.0gを用
いて、実施例24と同様にして、2−(4−(4−(6
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)ブチリル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピ
ン−4−オン0.21gを得た。融点142〜143℃
ヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オ
ン1.1g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.0gを用
いて、実施例24と同様にして、2−(4−(4−(6
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)ブチリル)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2−c〕アゼピ
ン−4−オン0.21gを得た。融点142〜143℃
【0220】実施例76 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)アセチ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン(シュウ
酸塩の融点175〜176℃)0.4gをメタノール2
0mlに溶解した後、冷却下水素化ホウ素ナトリウム
0.5gを加え、10分間攪拌した後、反応溶液を濃縮
した。水を加え酢酸エチルで抽出、水洗し、乾燥後、溶
媒を留去した。残渣をエタノールに溶解しフマル酸とし
た後、エタノールから再結晶して、3−(2−(4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)−1−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン2フマル
酸塩1水和物0.22gを得た。融点116〜118℃
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)アセチ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン(シュウ
酸塩の融点175〜176℃)0.4gをメタノール2
0mlに溶解した後、冷却下水素化ホウ素ナトリウム
0.5gを加え、10分間攪拌した後、反応溶液を濃縮
した。水を加え酢酸エチルで抽出、水洗し、乾燥後、溶
媒を留去した。残渣をエタノールに溶解しフマル酸とし
た後、エタノールから再結晶して、3−(2−(4−
(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)−1−ヒドロキシエチ
ル)−2−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4
H−チエノ〔3,2−c〕アゼピン−4−オン2フマル
酸塩1水和物0.22gを得た。融点116〜118℃
【0221】実施例77 6−アセチル−3−ブロモ−2−(2−クロロエチル)
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.4
gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6−アセ
チル−3−ブロモ−2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン0.05gを得た。シュ
ウ酸塩の融点114〜117℃
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.4
gを用いて、実施例24と同様にして、油状の6−アセ
チル−3−ブロモ−2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン0.05gを得た。シュ
ウ酸塩の融点114〜117℃
【0222】実施例78 2−(2−クロロエチル)−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
0.5g、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン
−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.5gを用いて、実施
例24と同様にして、2−(2−(4−(6−フルオロ
ベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H
−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン0.2gを
得た。融点191〜193℃
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
0.5g、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン
−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.5gを用いて、実施
例24と同様にして、2−(2−(4−(6−フルオロ
ベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H
−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン0.2gを
得た。融点191〜193℃
【0223】実施例79 6−アセチル−3−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2−エチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフ
ェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩を用いて、実施例2
4と同様にして、6−アセチル−3−(2−(4−(6
−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2−エチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得
る。
6,7−テトラヒドロ−2−エチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフ
ェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩を用いて、実施例2
4と同様にして、6−アセチル−3−(2−(4−(6
−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2−エチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得
る。
【0224】実施例80 6−アセチル−2−(4−クロロブチリル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、
4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン塩酸塩を用いて、実施例24と同様にし
て、6−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロベ
ンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジンを得る。
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、
4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン塩酸塩を用いて、実施例24と同様にし
て、6−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロベ
ンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジンを得る。
【0225】実施例81 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフ
ェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩を用いて、実施例2
4と同様にして、6−アセチル−2−(2−(4−(6
−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−3−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得
る。
6,7−テトラヒドロ−3−メチルチエノ〔2,3−
c〕ピリジン、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフ
ェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩を用いて、実施例2
4と同様にして、6−アセチル−2−(2−(4−(6
−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピペリ
ジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−3−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジンを得
る。
【0226】実施例82 2−((3−クロロプロピル)チオ)−4−オキソ−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン
0.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.5g、炭酸
カリウム0.6g、ヨウ化カリウム0.4g、ジメチル
ホルムアミド10ml、トルエン10mlの混合溶液を
100℃で4時間攪拌した後、反応液を水にあけ、トル
エン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製して、2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)プロピルチオ)−4−オキソ−4,5,6,7−テ
トラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン0.5gを得た。得
られた化合物をエタノール20mlに溶解したのち、ヒ
ドロキシルアミン塩酸塩0.1g、炭酸水素ナトリウム
0.12gを加え、3時間還流した。溶媒を減圧濃縮し
たのち、水を加え酢酸エチルにて抽出後、水洗し、硫酸
マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣にイソプロピル
エーテルを加え結晶化して、オキシム体0.35gを得
た。オキシム体0.35g、115%ポリリン酸3.5
gの混合溶液を100℃で5時間攪拌したのち、反応液
を水にあけ、クロロホルムで抽出後、水洗、乾燥した後
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて分離精製したのち、それぞれイソプロピルエーテル
より再結晶して、融点119〜121℃の2−(3−
(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール
−3−イル)ピペリジン−1−イル)プロピルチオ)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2
−c〕アゼピン−4−オン0.06g、融点125〜1
27℃の2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)プロピルチオ)−4,6,7,8−テトラヒドロ−
5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン0.0
19gを得た。
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン
0.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキ
サゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.5g、炭酸
カリウム0.6g、ヨウ化カリウム0.4g、ジメチル
ホルムアミド10ml、トルエン10mlの混合溶液を
100℃で4時間攪拌した後、反応液を水にあけ、トル
エン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精
製して、2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)プロピルチオ)−4−オキソ−4,5,6,7−テ
トラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン0.5gを得た。得
られた化合物をエタノール20mlに溶解したのち、ヒ
ドロキシルアミン塩酸塩0.1g、炭酸水素ナトリウム
0.12gを加え、3時間還流した。溶媒を減圧濃縮し
たのち、水を加え酢酸エチルにて抽出後、水洗し、硫酸
マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣にイソプロピル
エーテルを加え結晶化して、オキシム体0.35gを得
た。オキシム体0.35g、115%ポリリン酸3.5
gの混合溶液を100℃で5時間攪拌したのち、反応液
を水にあけ、クロロホルムで抽出後、水洗、乾燥した後
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて分離精製したのち、それぞれイソプロピルエーテル
より再結晶して、融点119〜121℃の2−(3−
(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール
−3−イル)ピペリジン−1−イル)プロピルチオ)−
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ〔3,2
−c〕アゼピン−4−オン0.06g、融点125〜1
27℃の2−(3−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)プロピルチオ)−4,6,7,8−テトラヒドロ−
5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン0.0
19gを得た。
【0227】実施例83 2−(2−クロロエチル)−3−エチル−4,6,7,
8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピ
ン−5−オン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0g、炭酸カリウム4.0g、ヨウ化カリウム1.
5g、ジメチルホルムアミド25ml、トルエン25m
lの混合溶液を100℃で3時間攪拌した後、反応液を
水にあけ、トルエン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて精製し、イソプロピルアルコールより再結晶
して、3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン3/
4水和物0.45gを得た。融点115〜117℃
8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピ
ン−5−オン1.0g、4−(6−フルオロ−1,2−
ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩
1.0g、炭酸カリウム4.0g、ヨウ化カリウム1.
5g、ジメチルホルムアミド25ml、トルエン25m
lの混合溶液を100℃で3時間攪拌した後、反応液を
水にあけ、トルエン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて精製し、イソプロピルアルコールより再結晶
して、3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−
1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ
−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン3/
4水和物0.45gを得た。融点115〜117℃
【0228】実施例84 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.7g、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チ
オフェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.7g、炭酸
カリウム1.8g、ヨウ化カリウム0.6g、ジメチル
ホルムアミド25ml、トルエン25mlの混合溶液を
70℃で7時間攪拌した後、反応液を水にあけ、トルエ
ン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
後、エタノールに溶解し塩酸塩とした後、メタノールよ
り再結晶して、6−アセチル−3−エチル−2−(2−
(4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩
0.45gを得た。融点240℃(分解)
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.7g、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チ
オフェン−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.7g、炭酸
カリウム1.8g、ヨウ化カリウム0.6g、ジメチル
ホルムアミド25ml、トルエン25mlの混合溶液を
70℃で7時間攪拌した後、反応液を水にあけ、トルエ
ン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
後、エタノールに溶解し塩酸塩とした後、メタノールよ
り再結晶して、6−アセチル−3−エチル−2−(2−
(4−(6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩
0.45gを得た。融点240℃(分解)
【0229】実施例85 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン1.0g、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕フ
ラン−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.95g、炭酸カ
リウム3.0g、ヨウ化カリウム1.0g、ジメチルホ
ルムアミド25ml、トルエン25mlの混合溶液を7
0℃で7時間攪拌した後、反応液を水にあけ、トルエン
層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、
エタノールに溶解し塩酸塩とした後、イソプロピルアル
コールより再結晶して、6−アセチル−3−エチル−2
−(2−(4−(6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩
酸塩0.5gを得た。融点205℃(分解)
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン1.0g、4−(6−フルオロベンゾ〔b〕フ
ラン−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.95g、炭酸カ
リウム3.0g、ヨウ化カリウム1.0g、ジメチルホ
ルムアミド25ml、トルエン25mlの混合溶液を7
0℃で7時間攪拌した後、反応液を水にあけ、トルエン
層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製後、
エタノールに溶解し塩酸塩とした後、イソプロピルアル
コールより再結晶して、6−アセチル−3−エチル−2
−(2−(4−(6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩
酸塩0.5gを得た。融点205℃(分解)
【0230】実施例86 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.5
g、炭酸カリウム1.5g、ヨウ化カリウム0.5g、
ジメチルホルムアミド25ml、トルエン25mlの混
合溶液を70℃で7時間攪拌した後、反応液を水にあ
け、トルエン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製して、油状の6−アセチル−3−エチル−2−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン0.5gを得た。
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.5g、4−(6−フルオロ−1,2−ベン
ズイソチアゾール−3−イル)ピペリジン塩酸塩0.5
g、炭酸カリウム1.5g、ヨウ化カリウム0.5g、
ジメチルホルムアミド25ml、トルエン25mlの混
合溶液を70℃で7時間攪拌した後、反応液を水にあ
け、トルエン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製して、油状の6−アセチル−3−エチル−2−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソチア
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン0.5gを得た。
【0231】1H-NMR (CDCl3) δ: 1.10(t,3H), 2.00-
2.40(m,4H), 2.20(d,3H), 2.50(q,2H),2.60-2.70(m,4
H), 3.00(m,2H), 3.15(m,1H), 3.20(m,4H), 3.80(dt,2
H), 4.50(d,2H), 7.20(dt,1H), 7.60(dd,1H), 7.95(dd,
1H) シュウ酸塩の融点156〜160℃(1/3水和物)
2.40(m,4H), 2.20(d,3H), 2.50(q,2H),2.60-2.70(m,4
H), 3.00(m,2H), 3.15(m,1H), 3.20(m,4H), 3.80(dt,2
H), 4.50(d,2H), 7.20(dt,1H), 7.60(dd,1H), 7.95(dd,
1H) シュウ酸塩の融点156〜160℃(1/3水和物)
【0232】以下、同様にして次の化合物が得られる。 実施例87 6−ホルミル−3−イソブチル−2−(2−(4−(6
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ
酸塩1/4水和物、融点165〜167℃
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ
酸塩1/4水和物、融点165〜167℃
【0233】実施例88 6−ホルミル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/2水和物、融点22
0℃(分解)
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/2水和物、融点22
0℃(分解)
【0234】実施例89 3−エチル−6−ホルミル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1
/4水和物、融点188〜190℃
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1
/4水和物、融点188〜190℃
【0235】実施例90 6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/3水和物、
融点210〜212℃
〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチルチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/3水和物、
融点210〜212℃
【0236】実施例91 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロ−2−メトキシベンゾイル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点134〜1
36℃
ルオロ−2−メトキシベンゾイル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点134〜1
36℃
【0237】実施例92 6−アセチル−2−(3−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピぺリジン−1
−イル)プロピオニル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点215℃
(分解)
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピぺリジン−1
−イル)プロピオニル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点215℃
(分解)
【0238】実施例93 6−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)ブチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/4水和物、
融点186〜188℃
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)ブチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/4水和物、
融点186〜188℃
【0239】実施例94 6−アセチル−2−(3−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)プロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点150
〜152℃
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)プロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点150
〜152℃
【0240】実施例95 6−アセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)アセチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、融点141〜144℃
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)アセチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、融点141〜144℃
【0241】実施例96 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2,4
−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1/2シュウ酸塩1/2水和物、融点12
8〜131℃
−ジフルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン1/2シュウ酸塩1/2水和物、融点12
8〜131℃
【0242】実施例97 6−アセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−3
−プロピルチエノ〔2,3−c〕ピリジン・フマル酸
塩、融点197〜199℃(分解)
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−3
−プロピルチエノ〔2,3−c〕ピリジン・フマル酸
塩、融点197〜199℃(分解)
【0243】実施例98 6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン3/2シュウ酸
塩、融点218℃(分解)
2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン3/2シュウ酸
塩、融点218℃(分解)
【0244】実施例99 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、シュウ酸塩の融点129
〜131℃
ルオロ−1H−インダゾール−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、シュウ酸塩の融点129
〜131℃
【0245】実施例100 6−アセチル−3−(1−ヒドロキシエチル)−2−
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン、シュウ酸塩水和物の融点168〜170℃
(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソキサ
ゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン、シュウ酸塩水和物の融点168〜170℃
【0246】実施例101 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−ア
セチル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、シュウ
酸塩の融点232℃(分解)
セチル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、シュウ
酸塩の融点232℃(分解)
【0247】実施例102 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−エ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン1 H-NMR(CDCl3) δ: 1.10(t,3H), 1.30(t,3H), 1.60-2.0
0(m,4H), 2.10(s,3H),2.20-3.40(m,14H), 3.50-3.90(m,
3H), 4.63(d,2H), 7.00(dt,1H), 7.36(dd,1H),7.80(dd,
1H)
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン1 H-NMR(CDCl3) δ: 1.10(t,3H), 1.30(t,3H), 1.60-2.0
0(m,4H), 2.10(s,3H),2.20-3.40(m,14H), 3.50-3.90(m,
3H), 4.63(d,2H), 7.00(dt,1H), 7.36(dd,1H),7.80(dd,
1H)
【0248】実施例103 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−エ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、シュウ酸塩の
融点232℃(分解)
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、シュウ酸塩の
融点232℃(分解)
【0249】実施例104 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−メ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0250】実施例105 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−メ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩2水和
物、融点205℃(分解)
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩2水和
物、融点205℃(分解)
【0251】実施例106 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−エ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0252】実施例107 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1水和物、融点1
52〜155℃
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1水和物、融点1
52〜155℃
【0253】実施例108 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン
ルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジン
【0254】実施例109 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
トキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン
トキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン
【0255】実施例110 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−ヒ
ドロキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン
ドロキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン
【0256】実施例111 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−メ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0257】実施例112 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−メ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0258】実施例113 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0259】実施例114 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
ルオロ−1,2−ベンズイソチアゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0260】実施例115 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(1,2
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔3,2−c〕ピリジン
−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔3,2−c〕ピリジン
【0261】実施例116 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(2−エ
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
チル−6−フルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0262】実施例117 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピ
リジン
ルオロベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピ
リジン
【0263】実施例118 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
トキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン
トキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン
【0264】実施例119 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−ヒ
ドロキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔3,2−c〕ピリジン
ドロキシベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔3,2−c〕ピリジン
【0265】実施例120 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0266】実施例121 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
ロロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0267】実施例122 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ベンゾ
〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕ピリジン
〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕ピリジン
【0268】実施例123 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,
2−c〕ピリジン
〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,
2−c〕ピリジン
【0269】実施例124 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン塩酸塩、融点218℃(分
解)
ルオロベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン塩酸塩、融点218℃(分
解)
【0270】実施例125 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔3,2−c〕ピリジン
ルオロベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0271】実施例126 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−ブ
ロモ−5−メトキシベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
ロモ−5−メトキシベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン
【0272】実施例127 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ベンゾ
〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン
〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン
【0273】実施例128 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ベンゾ
〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,
3−c〕ピリジン
〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,
3−c〕ピリジン
【0274】実施例129 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン
ルオロベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン
【0275】実施例130 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン
ルオロベンゾ〔b〕チオフェン−2−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0276】実施例131 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−ブ
ロモ−5−メトキシベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
ロモ−5−メトキシベンゾ〔b〕フラン−2−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0277】実施例132 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6,7
−ジフルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
−ジフルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0278】実施例133 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,6
−ジフルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
−ジフルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0279】実施例134 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チル−1,2−ベンズイソイキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
チル−1,2−ベンズイソイキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0280】実施例135 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−ヒ
ドロキシ−1,2−ベンズイソイキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
ドロキシ−1,2−ベンズイソイキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0281】実施例136 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6,7
−ジヒドロキシ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
−ジヒドロキシ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0282】実施例137 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,6
−ジヒドロキシ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
−ジヒドロキシ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン
【0283】以下に示した実施例化合物は、強いセロト
ニン5−HT2 受容体遮断作用と強いセロトニン5−H
T1A受容体作動作用を有し、かつ弱いD2 受容体遮断作
用を有していることから、D2 受容体遮断作用により発
現する錐体外路系副作用が軽減されている。さらに、本
化合物は血中安定性に優れ、その結果、強力かつ持続的
な抗精神病作用を有している。 実施例138 N−エチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フル
オロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン−6−カルボキサ
ミド・シュウ酸塩1/2水和物、融点159〜162℃ 実施例139 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,1−ジオキソベンゾ(b)チオフェン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩
酸塩2水和物、融点240℃(分解) 実施例140 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン・2塩酸塩1/4水和物、融点240〜2
43℃ 実施例141 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
トキシ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例142 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン 実施例143 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−4−メチ
ルチエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン 実施例144 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン−8−オン 実施例145 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン5.0g、4−(5−メチルベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペリジン塩酸塩4.9g、炭酸カリウ
ム2.5g、ヨウ化カリウム3.0g、ジメチルホルム
アミド30ml、トルエン30mlの混合溶液を70℃
で7時間攪拌したのち、反応液を水にあけ、トルエン層
を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
後、エタノールに溶解し塩酸塩としたのち、イソプロピ
ルアルコールより再結晶して、6−アセチル−3−エチ
ル−2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン塩酸塩を得た。融点222〜225℃ 実施例146 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.9g、4−(4,6−ジクロロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.0g、
炭酸カリウム0.5g、ヨウ化カリウム0.5g、ジメ
チルホルムアミド25ml、トルエン25mlの混合溶
液を80℃で6時間攪拌したのち、反応液を水にあけ、
トルエン層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製後、エタノールに溶解し塩酸塩としたのち、イ
ソプロピルアルコールより再結晶して、6−アセチル−
2−(2−(4−(4,6−ジクロロベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−3−
エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3
−c〕ピリジン塩酸塩を得た。融点260℃(分解) 実施例147 2−(2−クロロエチル)−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
2.0g、4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン塩酸塩2.2g、炭酸カリウム2.
6g、ヨウ化カリウム1.44g、ジメチルホルムアミ
ド20ml、トルエン20mlの混合溶液を80℃で8
時間攪拌したのち、反応液を水にあけ、トルエン層を水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣
を酢酸エチルより再結晶して、2−(2−(4−(6−
フルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−
5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オンを得
た。融点176〜178℃ 実施例148 2−(2−クロロエチル)−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
2.0g、4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン塩酸塩2.1g、炭酸カリウム2.6
g、ヨウ化カリウム1.5g、ジメチルホルムアミド2
0ml、トルエン20mlの混合溶液を80℃で8時間
攪拌したのち、反応液を水にあけ、トルエン層を水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣を
酢酸エチルより再結晶して、2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H
−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オンを得た。融
点156〜158℃ 実施例149 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,1−ジオキソベンゾ(b)チオフェン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩
酸塩2水和物、融点240℃(分解) 実施例150 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン−6−カルボン酸エチルアミド
・シュウ酸塩1/2水和物、融点159〜162℃ 実施例151 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン・2塩酸塩1/4水和物、融点240〜2
43℃ 実施例152 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−2−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩2水和
物、融点205℃(分解) 実施例153 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン シュウ酸塩1水和物、融点1
52〜155℃ 実施例154 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点160〜16
2℃ 実施例155 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩2水和物、融点209〜
211℃(分解) 実施例156 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/2水和物、
融点148〜151℃ 実施例157 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
トキシベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/2水和物、
融点109〜112℃ 実施例158 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン塩酸塩、融点218℃(分
解) 実施例159 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ブ
ロモベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点124〜1
26℃ 実施例160 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,6
−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/4水和物、融
点210℃(分解) 実施例161 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ビス
(4−フルオロフェニル)メチレン)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点212〜2
13℃ 実施例162 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−ヒ
ドロキシ−2,6−ジメチルベンゾイル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/2水和
物、融点198〜200℃ 実施例163 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン塩酸塩1/2水和
物、融点230℃以上(分解) 実施例164 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/4水和物、融点2
00℃(分解) 実施例165 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕アゼピン−4−オン塩酸塩、融点260℃以上(分
解) 実施例166 7−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8
H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩1水和物、融
点201〜203℃ 実施例167 7−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩1
/2水和物、融点203〜205℃ 実施例168 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
トキシベンゾ(b)フラン−2−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1水和物、融点215
〜218℃ 実施例169 6−アセチル−3−エチル−2−(4−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩3/2水和物1 H-NMR(CDCl3) δ: 1.20-1.40(m,3H), 2.05-2.50(m,6
H), 2.50-3.18(m,13H),3.64-3.92(m,5H), 4.60-4.83(m,
2H), 7.05(dd,1H), 7.19(d,1H), 7.48(s,1H), 7.65-7.8
0(b,1H) 実施例170 3,6−ジアセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ
ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点233〜235℃
(分解) 実施例171 6−アセチル−3−(1−ヒドロキシエチル)−2−
(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン・シュ
ウ酸塩、融点193〜196℃ 実施例172 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点255℃以上(分
解) 実施例173 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−2−ヒドロキシベンゾイル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1水和物、融点1
72〜175℃実施例174 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点229〜231℃ 実施例175 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,7
−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点242〜2
45℃ 実施例176 6−アセチル−3−エチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2−(2−(4−(4,6−ジメチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)チエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/4水和
物、融点230℃以上 実施例177 6−アセチル−3−エチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2−(2−(4−(2−ヒドロキシ−5−メチル
ベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチル)チエノ
〔2,3−c〕ピリジン・フマル酸塩1/2水和物、融
点218〜220℃(分解) 実施例178 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、融点188〜190℃ 実施例179 2−(2−(4−(ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テト
ラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−
オン 実施例180 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例181 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例182 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例183 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例184 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例185 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例186 2−(2−(4−(4−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例187 2−(2−(4−(5−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例188 2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例189 2−(2−(4−(7−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例190 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例191 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例192 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例193 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例194 2−(2−(4−(4−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例195 2−(2−(4−(5−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例196 2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例197 2−(2−(4−(7−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例198 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例199 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例200 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例201 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例202 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン 実施例203 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例204 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例205 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例206 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例207 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例208 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例209 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例210 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例211 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例212 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例213 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例214 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例215 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例216 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例217 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例218 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例219 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例220 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例221 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例222 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例223 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン
ニン5−HT2 受容体遮断作用と強いセロトニン5−H
T1A受容体作動作用を有し、かつ弱いD2 受容体遮断作
用を有していることから、D2 受容体遮断作用により発
現する錐体外路系副作用が軽減されている。さらに、本
化合物は血中安定性に優れ、その結果、強力かつ持続的
な抗精神病作用を有している。 実施例138 N−エチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フル
オロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン−6−カルボキサ
ミド・シュウ酸塩1/2水和物、融点159〜162℃ 実施例139 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,1−ジオキソベンゾ(b)チオフェン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩
酸塩2水和物、融点240℃(分解) 実施例140 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン・2塩酸塩1/4水和物、融点240〜2
43℃ 実施例141 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
トキシ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例142 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン 実施例143 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−4−メチ
ルチエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン 実施例144 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン−8−オン 実施例145 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン5.0g、4−(5−メチルベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペリジン塩酸塩4.9g、炭酸カリウ
ム2.5g、ヨウ化カリウム3.0g、ジメチルホルム
アミド30ml、トルエン30mlの混合溶液を70℃
で7時間攪拌したのち、反応液を水にあけ、トルエン層
を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
後、エタノールに溶解し塩酸塩としたのち、イソプロピ
ルアルコールより再結晶して、6−アセチル−3−エチ
ル−2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジ
ン塩酸塩を得た。融点222〜225℃ 実施例146 6−アセチル−2−(2−クロロエチル)−3−エチル
−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕
ピリジン0.9g、4−(4,6−ジクロロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン塩酸塩1.0g、
炭酸カリウム0.5g、ヨウ化カリウム0.5g、ジメ
チルホルムアミド25ml、トルエン25mlの混合溶
液を80℃で6時間攪拌したのち、反応液を水にあけ、
トルエン層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製後、エタノールに溶解し塩酸塩としたのち、イ
ソプロピルアルコールより再結晶して、6−アセチル−
2−(2−(4−(4,6−ジクロロベンゾ(b)フラ
ン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−3−
エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3
−c〕ピリジン塩酸塩を得た。融点260℃(分解) 実施例147 2−(2−クロロエチル)−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
2.0g、4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン塩酸塩2.2g、炭酸カリウム2.
6g、ヨウ化カリウム1.44g、ジメチルホルムアミ
ド20ml、トルエン20mlの混合溶液を80℃で8
時間攪拌したのち、反応液を水にあけ、トルエン層を水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣
を酢酸エチルより再結晶して、2−(2−(4−(6−
フルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−
5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オンを得
た。融点176〜178℃ 実施例148 2−(2−クロロエチル)−4,6,7,8−テトラヒ
ドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン
2.0g、4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン塩酸塩2.1g、炭酸カリウム2.6
g、ヨウ化カリウム1.5g、ジメチルホルムアミド2
0ml、トルエン20mlの混合溶液を80℃で8時間
攪拌したのち、反応液を水にあけ、トルエン層を水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣を
酢酸エチルより再結晶して、2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H
−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オンを得た。融
点156〜158℃ 実施例149 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,1−ジオキソベンゾ(b)チオフェン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩
酸塩2水和物、融点240℃(分解) 実施例150 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン−6−カルボン酸エチルアミド
・シュウ酸塩1/2水和物、融点159〜162℃ 実施例151 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン・2塩酸塩1/4水和物、融点240〜2
43℃ 実施例152 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロ−2−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩2水和
物、融点205℃(分解) 実施例153 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン シュウ酸塩1水和物、融点1
52〜155℃ 実施例154 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ
〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、融点160〜16
2℃ 実施例155 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩2水和物、融点209〜
211℃(分解) 実施例156 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/2水和物、
融点148〜151℃ 実施例157 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
トキシベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/2水和物、
融点109〜112℃ 実施例158 5−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔3,2−c〕ピリジン塩酸塩、融点218℃(分
解) 実施例159 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ブ
ロモベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点124〜1
26℃ 実施例160 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,6
−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/4水和物、融
点210℃(分解) 実施例161 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ビス
(4−フルオロフェニル)メチレン)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩、融点212〜2
13℃ 実施例162 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−ヒ
ドロキシ−2,6−ジメチルベンゾイル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1/2水和
物、融点198〜200℃ 実施例163 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロチエノ〔3,2−c〕ピリジン塩酸塩1/2水和
物、融点230℃以上(分解) 実施例164 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/4水和物、融点2
00℃(分解) 実施例165 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕アゼピン−4−オン塩酸塩、融点260℃以上(分
解) 実施例166 7−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8
H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩1水和物、融
点201〜203℃ 実施例167 7−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−6−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペ
リジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラ
ヒドロ−8H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン塩酸塩1
/2水和物、融点203〜205℃ 実施例168 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
トキシベンゾ(b)フラン−2−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1水和物、融点215
〜218℃ 実施例169 6−アセチル−3−エチル−2−(4−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩3/2水和物1 H-NMR(CDCl3) δ: 1.20-1.40(m,3H), 2.05-2.50(m,6
H), 2.50-3.18(m,13H),3.64-3.92(m,5H), 4.60-4.83(m,
2H), 7.05(dd,1H), 7.19(d,1H), 7.48(s,1H), 7.65-7.8
0(b,1H) 実施例170 3,6−ジアセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ
ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点233〜235℃
(分解) 実施例171 6−アセチル−3−(1−ヒドロキシエチル)−2−
(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−3−
イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン・シュ
ウ酸塩、融点193〜196℃ 実施例172 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点255℃以上(分
解) 実施例173 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−ク
ロロ−2−ヒドロキシベンゾイル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン・シュウ酸塩1水和物、融点1
72〜175℃実施例174 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点229〜231℃ 実施例175 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,7
−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩、融点242〜2
45℃ 実施例176 6−アセチル−3−エチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2−(2−(4−(4,6−ジメチルベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)チエノ〔2,3−c〕ピリジン塩酸塩1/4水和
物、融点230℃以上 実施例177 6−アセチル−3−エチル−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2−(2−(4−(2−ヒドロキシ−5−メチル
ベンゾイル)ピペリジン−1−イル)エチル)チエノ
〔2,3−c〕ピリジン・フマル酸塩1/2水和物、融
点218〜220℃(分解) 実施例178 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、融点188〜190℃ 実施例179 2−(2−(4−(ベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,6,7,8−テト
ラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−
オン 実施例180 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例181 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例182 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例183 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例184 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例185 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例186 2−(2−(4−(4−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例187 2−(2−(4−(5−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例188 2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例189 2−(2−(4−(7−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例190 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例191 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例192 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例193 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン 実施例194 2−(2−(4−(4−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例195 2−(2−(4−(5−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例196 2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例197 2−(2−(4−(7−フルオロベンゾ(b)チオフェ
ン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例198 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例199 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例200 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例201 2−(2−(4−(7−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン 実施例202 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(ベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−
c〕ピリジン 実施例203 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例204 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例205 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例206 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例207 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例208 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例209 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例210 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例211 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例212 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例213 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例214 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例215 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン 実施例216 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例217 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例218 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例219 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−フ
ルオロベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例220 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例221 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例222 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン 実施例223 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン
【0284】製剤処方例1 一般式(I)の化合物10mgを含有する錠剤は、以下
の処方により調製される。 一般式(I)の化合物 10.0mg 乳糖 58.5mg トウモロコシデンプン 25.0mg 結晶セルロース 20.0mg ポリビニルピロリドンK−30 2.0mg タルク 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 120.0mg 一般式(I)の化合物をアトマイザーで粉砕し、平均粒
子径が10μ以下の微粉末にし、これと、乳糖、トウモ
ロコシデンプンおよび結晶セルロースを練合機中で十分
に混合し、ポリビニルピロリドン糊液を用いて練合す
る。練合物を200メッシュの篩に通し、50℃で乾燥
し、さらに24メッシュの篩に通す。タルクおよびステ
アリン酸マグネシウムを混合し、直径8mmの杵を用い
て重量120.0mgの錠剤を得る。この錠剤は必要に
より糖衣またはフィルムコート処理することができる。
の処方により調製される。 一般式(I)の化合物 10.0mg 乳糖 58.5mg トウモロコシデンプン 25.0mg 結晶セルロース 20.0mg ポリビニルピロリドンK−30 2.0mg タルク 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 120.0mg 一般式(I)の化合物をアトマイザーで粉砕し、平均粒
子径が10μ以下の微粉末にし、これと、乳糖、トウモ
ロコシデンプンおよび結晶セルロースを練合機中で十分
に混合し、ポリビニルピロリドン糊液を用いて練合す
る。練合物を200メッシュの篩に通し、50℃で乾燥
し、さらに24メッシュの篩に通す。タルクおよびステ
アリン酸マグネシウムを混合し、直径8mmの杵を用い
て重量120.0mgの錠剤を得る。この錠剤は必要に
より糖衣またはフィルムコート処理することができる。
【0285】
【発明の効果】一般式(I)の化合物は、トリチウムラ
ベルしたリガンドを用いた受容体結合試験によりドーパ
ミン(D2 )受容体、セロトニン(5−HT1A、5−H
T2 )受容体に対して高い親和性を有することを確認し
た。さらに各受容体に対する作用態度について、各々ア
ポモルヒネ誘発運動亢進抑制作用、フォルスコリン拮抗
作用、エルゴメトリン誘発head-twitch 抑制作用によ
り、D2 受容体および5−HT2 受容体に対しては遮断
作用、5−HT1A受容体に対しては作動作用を有するこ
とを確認した。この他、抗精神病作用の指標となる自発
運動抑制作用、メタンフェタミン拮抗作用、条件回避反
応抑制作用も有していることから、本化合物は精神分裂
病、すなわち幻覚、妄想といったいわゆる陽性症状に対
して有用である。
ベルしたリガンドを用いた受容体結合試験によりドーパ
ミン(D2 )受容体、セロトニン(5−HT1A、5−H
T2 )受容体に対して高い親和性を有することを確認し
た。さらに各受容体に対する作用態度について、各々ア
ポモルヒネ誘発運動亢進抑制作用、フォルスコリン拮抗
作用、エルゴメトリン誘発head-twitch 抑制作用によ
り、D2 受容体および5−HT2 受容体に対しては遮断
作用、5−HT1A受容体に対しては作動作用を有するこ
とを確認した。この他、抗精神病作用の指標となる自発
運動抑制作用、メタンフェタミン拮抗作用、条件回避反
応抑制作用も有していることから、本化合物は精神分裂
病、すなわち幻覚、妄想といったいわゆる陽性症状に対
して有用である。
【0286】また、本発明化合物は賦活作用の指標とな
る強制水泳試験に対して有効性を示し、かつ錐体外路系
副作用の指標であるカタレプシー惹起作用は弱かった。
以上の結果から本発明化合物は精神分裂病のうち自閉、
社会的引きこもりといった、いわゆる陰性症状に対して
も有用であり、かつ錐体外路症状の発現頻度が低く、安
全性の高い抗精神病薬として有用である。
る強制水泳試験に対して有効性を示し、かつ錐体外路系
副作用の指標であるカタレプシー惹起作用は弱かった。
以上の結果から本発明化合物は精神分裂病のうち自閉、
社会的引きこもりといった、いわゆる陰性症状に対して
も有用であり、かつ錐体外路症状の発現頻度が低く、安
全性の高い抗精神病薬として有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/445 AAN 9454−4C 31/54 AEN 9454−4C 31/55 9454−4C C07D 513/04 301 371 391 519/00 //(C07D 519/00 495:00 471:00) (72)発明者 森本 保人 大阪府大阪市中央区平野町二丁目6番9号 吉富製薬株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 により表される縮合型チオフェン化合物またはその医薬
上許容しうる塩。式中、環Sは次の縮合チオフェンを示
す。 【化2】 R1 は水素、ハロゲン、アルキル、アシルまたはヒドロ
キシアルキルを示す。R2 は水素、アルキル、アシル、
アリールまたはアリールアルキルを示す。Gは−CH2
−,−CH(OR3 )−(R3 は水素、アルキルまたは
アシルを示す)、−CO−または−S(O)t−(tは
0,1または2を示す)を示す。Qは直鎖アルキレンま
たは分枝鎖状アルキレンを示す。Tは第3級アミノを示
す。Dは−CH2 −または−S(O)u−(uは0,1
または2を示す)を示す。A,Bは、(i) 一方が存在せ
ず、他方がカルボニル基またはチオカルボニル基を示
す、または、(ii)共に存在しない。A、Bが前記(i) の
とき、mは0または1を示し、nは0,1または2を示
す。A、Bが前記(ii)のとき、m、nは同一または異な
って0または1から4の整数を示す。ただし、m+nは
4以下の整数を示す。 - 【請求項2】 Tが−N(Rb)(Rc)〔式中、R
b,Rcは同一または異なってアルキルを示すか、また
はRb,Rcは結合して隣接する窒素原子とともに式: 【化3】 により表される環状アミノを形成することもできる。式
中、qは1〜4の整数を示し、ZはメチレンまたはN−
R5 (R5 はアリール、ジアリールアルキル、ヘテロア
リールまたはヘテロアリールアルキルを示す。)を示
す。置換基のVは水素、水酸基、ヘテロアリール、ヘテ
ロアリールアルキルまたはビスアリールメチレンであっ
て、Vは同一または異なって1〜4個が置換することが
できる。式(1)の環状アミノは環中にカルボニル基を
含むことができ、さらにアリールまたはヘテロアリール
と縮合していてもよい。式(2)の環Amは環中にアミ
ド結合を有し、さらに酸素原子、硫黄原子、カルボニル
および/またはN−R6 (R6は水素、アルキルまたは
フェニルを示す)を有していてもよい。〕により表され
る第3級アミノである請求項1記載の化合物またはその
医薬上許容しうる塩。 - 【請求項3】 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−2−メチル−4,6,7,8−テトラヒドロ−5
H−チエノ〔3,2−b〕アゼピン−5−オン、 2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン−8−オン、 2−(4−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)ブチリ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8H−チエノ
〔2,3−c〕アゼピン−8−オン、 6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−2−エチル−3−(2−(4−(6−フ
ルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−3
−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−2−(4−(4−(6−フルオロ−1,
2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1
−イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、 3−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソ
キサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル−6
−プロピオニルチエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−シクロプロピルカルボニル−3−(2−(4−(6
−フルオロ−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イ
ル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7
−テトラヒドロ−2−メチルチエノ〔2,3−c〕ピリ
ジン、 3,6−ジアセチル−2−(2−(4−(6−フルオロ
−1,2−ベンズイソキサゾール−3−イル)ピペリジ
ン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒド
ロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−1−イル)
エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2−メチル
チエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ〔b〕チオフェン−3−イル)ピぺリジン
−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
チエノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ〔b〕フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン、および6−アセチル−3−
エチル−2−(2−(4−(6−フルオロ−1,2−ベ
ンズイソチアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジンから選ばれる請求項1記載の化
合物またはその医薬上許容しうる塩。 - 【請求項4】 6−アセチル−3−エチル−2−(2−
(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピ
ペリジン−1−イル)エチル)−4,5,6,7−テト
ラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン、 2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、 2−(2−(4−(5−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペリジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5,6
−ジメチルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン
−1−イル)エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、 3−エチル−2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ
(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−イル)エチ
ル)−5,6,7,8−テトラヒドロチエノ〔3,2−
c〕アゼピン−4−オン、 7−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−8
H−チエノ〔2,3−c〕アゼピン、 6−アセチル−3−エチル−2−(4−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1
−イル)ブチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(7−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペリジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、 2−(2−(4−(6−フルオロベンゾ(b)フラン−
3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、 2−(2−(4−(4−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)フラン−3
−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,6,
7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−b〕ア
ゼピン−5−オン、 2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオフェン
−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−4,
6,7,8−テトラヒドロ−5H−チエノ〔3,2−
b〕アゼピン−5−オン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(5−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)チオフェン−3−イル)ピペリジン−
1−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチ
エノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−フ
ルオロベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエ
ノ〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(4−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、 6−アセチル−3−エチル−2−(2−(4−(6−メ
チルベンゾ(b)フラン−3−イル)ピペラジン−1−
イル)エチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
〔2,3−c〕ピリジン、および6−アセチル−3−エ
チル−2−(2−(4−(6−メチルベンゾ(b)チオ
フェン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピ
リジンから選ばれる請求項1記載の化合物またはその医
薬上許容しうる塩。 - 【請求項5】 一般式 【化4】 により表される縮合型チオフェン化合物。式中、Xは水
酸基または水酸基から誘導される反応性の原子または基
を示し、他の各記号は請求項1に記載の通りである。 - 【請求項6】 請求項1記載の化合物と医薬用添加剤と
からなる医薬用組成物。 - 【請求項7】 請求項1記載の化合物を有効成分として
含有してなる抗精神病薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143144A JP2959615B2 (ja) | 1993-06-24 | 1994-06-24 | 縮合型チオフェン化合物およびその医薬用途 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-179837 | 1993-06-24 | ||
JP17983793 | 1993-06-24 | ||
JP6143144A JP2959615B2 (ja) | 1993-06-24 | 1994-06-24 | 縮合型チオフェン化合物およびその医薬用途 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0770135A true JPH0770135A (ja) | 1995-03-14 |
JP2959615B2 JP2959615B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=26474942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143144A Expired - Lifetime JP2959615B2 (ja) | 1993-06-24 | 1994-06-24 | 縮合型チオフェン化合物およびその医薬用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959615B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6274593B1 (en) | 1997-05-01 | 2001-08-14 | Smithkline Beecham P.L.C. | Substituted tetrahydro isoquinolines as modulators of dopamine D3 receptors |
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1994
- 1994-06-24 JP JP6143144A patent/JP2959615B2/ja not_active Expired - Lifetime
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