JPH0769730B2 - 複腕制御装置 - Google Patents

複腕制御装置

Info

Publication number
JPH0769730B2
JPH0769730B2 JP62048761A JP4876187A JPH0769730B2 JP H0769730 B2 JPH0769730 B2 JP H0769730B2 JP 62048761 A JP62048761 A JP 62048761A JP 4876187 A JP4876187 A JP 4876187A JP H0769730 B2 JPH0769730 B2 JP H0769730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
relative position
hand
drive system
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62048761A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63216105A (ja
Inventor
隆 三富
和克 佐藤
Original Assignee
工業技術院長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 工業技術院長 filed Critical 工業技術院長
Priority to JP62048761A priority Critical patent/JPH0769730B2/ja
Publication of JPS63216105A publication Critical patent/JPS63216105A/ja
Publication of JPH0769730B2 publication Critical patent/JPH0769730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数のアームの制御、特に複数アームの間で
アーム先端にとりつけられたハンドを互いの相対位置を
保って動作させる複腕制御装置に関するものである。
従来の技術 複数のアームで物を持って運ぶというような複数のアー
ムの先端にあるハンドの相対位置を一定にして動作をさ
せるための方法としては、予め計画された経路に関する
動作の指令値を複数のアームに同時に送ることを繰り返
し各アームが同期した指令の実行を行うことによる複腕
協調があった。
また、例えば2台のアームで1つのワークを運ぶといっ
た作業においては、マスターアームとスレーブアーム」
を決め、ワークと1つのアームのハンドとの間に作用す
る力をセンサで検出し、これを前記スレーブアームの動
作位置または動作経路にフィードバックしてワークに作
用する力を制御するという方法があった。
発明が解決しようとする問題点 ところが、上記の第1の方法では指令タイミングのズレ
や動作実行の遅れなどにより動作の同期が完全にはとれ
ないことが多い。さらに、上記の方法では、指令の実行
時間まで合わせる必要があり、特に複数のアームの軸構
成や駆動系が異なる場合には、1つの指令に対する応答
や動作の実行時間を合わせることは非常に困難であると
いう問題があった。
また、上記第2の場合のようにマスタースレーブ形式で
アーム間の相対位置を調節する方法においては、例えば
曲線的な動作経路をとる場合に、スレーブ側のアームの
動作位置または動作経路を修正するためのプログラミン
グは非常に難しく、また、個々の作業動作に対してその
ような特別なプログラムを作成することは手間のかかる
ことでもある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明では、各アームの時
々刻々に変化する現在位置を検出,計算する現在位置検
出手段と、求められた各アームの現在位置からその相対
位置を求める相対位置算出手段と、求められた実際の相
対位置と動作の中で保つべき予め計画された相対位置と
の相違を算出する相対位置目標変位算出手段と、算出さ
れた相対位置間の相違から計画された相対位置を保つよ
うに各アームの指令目標算出手段へ時々刻々の動作目標
位置の修正を行うフィードバック分配手段を備えてい
る。
第2発明ではさらに、センサ情報によって保つべき相対
位置が変化する場合のために、相対位置目標修正手段を
備えている。
第3発明ではさらに、第1発明で算出される相対位置間
の相違が許容範囲を超えた場合に実行中の動作を中断し
て適切な処理へ移るための相対位置異常検出手段を備え
ている。
作 用 第1図,第2図,第3図にそれぞれ第1発明,第2発
明,第3発明のアーム数が2である場合の構成を示す。
各アームの動作は動作計画手段14によって計画され、各
アームへのハンド位置動作指令データが、指令目標算出
手段9,10を介して駆動系指令値計算手段7,8に送られ
る。駆動系指令値計算手段はハンド位置動作指令データ
に応じてアームを動作制御するための変換計算を行い、
アーム動作を構成する駆動軸の制御を行う駆動系3,4に
駆動量データを送る。駆動系により駆動軸は制御されて
アームは動作する。駆動系は駆動軸の制御と同時に駆動
軸の現在位置または動作量を検出して現在位置検出手段
5,6に送る。現在位置検出手段はアームの駆動軸の現在
位置または駆動量からハンドの現在位置を算出して相対
位置算出手段11に送る。相対位置算出手段11は各アーム
のハンド位置から各ハンド位置の相対位置を算出し、相
対位置目標変位算出手段12に送る。相対位置目標変位算
出手段12は動作計画手段14から予め与えられた目標相対
位置と相対位置算出手段11により与えられる実際の相対
位置との相違を算出し、フィードバック分配手段13に送
る。フィードバック分配手段は相対位置の相違をもと
に、目標相対位置に実際の相対位置が近づくように各ア
ームのハンド位置動作指令の修正量を算出し、各アーム
の指令目標算出手段に送る。指令目標算出手段は修正量
を加味して駆動系指令値計算手段に動作指令データを送
る。この相対位置に関するフィードバックループによ
り、実際の相対位置を目標の相対位置に近づけることが
できる。
また第2発明においては、例えば複数のアームハンドの
相対位置がワークに対して作用する力と関係する場合の
ように、動作時に保つべき相対位置を変化させる必要の
ある場合のために、相対位置目標修正手段16がセンサ手
段15から送られる情報をもとに目標の相対位置を変化さ
せ、この目標の相対位置に対して相対位置目標変位算出
手段12は相対位置の相違を算出するため、動作中に変化
する目標相対位置に関してのフィードバックが行える。
そのため、センサ手段15からの情報による相対位置への
フィードバックは、アームの動作経路とは無関係に、相
対位置目標修正手段16に直接プログラムすることにより
可能となる。
さらに第3発明においては、相対位置目標変位算出手段
12で算出された目標に対する実際の相対位置の相違を、
相対位置異常検出手段17がチェックして、相対位置に関
する異常を検出する。異常を検出すると相対位置異常検
出手段17はこれを指令目標算出手段9,10と動作計画手段
14に知らせ、指令目標算出手段9,10はアームの動作を中
断させ、動作計画手段4は異常に対応した処理を実行す
ることが可能である。
実 施 例 第4図に本発明の一実施例における複数アームと制御装
置の説明図を示す。本実施例で用いた2台のアーム1,2
は6自由度の運動が可能な6軸垂直多関節型ロボットア
ームであり、制御装置19からの制御によりそれぞれのア
ームは可動範囲内で任意の位置,姿勢に先端のハンドを
移動することができる。第5図は本実施例における制御
装置19の構成の説明図である。制御装置19は複数のマイ
クロコンピュータユニット21,22,23,24と各アームの駆
動系に相当する駆動モータサーボ制御回路25,26とから
構成されている。各マイクロコンピュータユニットは共
通のバス20に接続され、2ポートRAMを介して互いにデ
ータ通信が可能であり、それぞれがマイクロコンピュー
タとプログラムおよびデータの格納されるメモリを有し
ている。本発明の動作計画手段14,指令目標算出手段9,1
0、相対位置算出手段11、相対位置目標変位算出手段1
2、フィードバック分配手段13、相対位置目標修正手段1
6、相対位置異常検出手段17、異常相対位置相違設定手
段18は、マイクロコンピュータユニット21のプログラム
により実現され、駆動系指令値計算手段7,8と現在位置
検出手段5,6は各アームに対応してマイクロコンピュー
タユニット23,24のプログラムで実現される。センサ手
段15はセンサ27とマイクロコンピュータユニット22のセ
ンサ情報処理を行うプログラムで実現される。
動作計画手段は、各アームのハンド位置姿勢の動作すべ
き軌道を決定し、各時刻において予定される各ハンドの
位置姿勢データを各アームの指令目標算出手段に送り、
各ハンドの間で保つべき相対位置データを相対位置目標
修正手段に送る。センサ情報を用いた相対位置目標の修
正を行わない場合は、各ハンドの間で保つべき相対位置
データはそのまま相対位置目標変位算出手段に送られ
る。ここで、ハンドの位置姿勢は、次のような4×4行
列で指定されるものである。
(Nx,Ny,Nz)T,(Ox,Oy,O2)T,(Ax,Ay,Az)T はそれぞれアーム先端のハンドに固定された座標系のX
軸,Y軸,Z軸方向の単位ベクトルであり、(X,Y,Z)はハ
ンドに固定された座標系の原点の位置ベクトルである。
また、各ハンドの間で保つべき相対位置Rは、動作開始
時の各ハンドの相対位置を保つものとして、動作開始位
置の各ハンドの位置姿勢Hi(i=1,2)から、 R=H1 -1,H2 として計算される。
各指令目標算出手段は、対応する各駆動系指令値計算手
段に対し、動作計画手段から受けたデータにフィードバ
ック分配手段からのデータにもとづき補正をして、各時
刻の指令目標としてのハンド位置姿勢データを送る。指
令目標算出手段はフィードバック分配手段からもデータ
を受けるが、動作開始時は各ハンドの相対位置に変位が
ないためフィードバック分配位置からの影響を受けな
い。
駆動系指令値計算手段は、指令目標として与えられたハ
ンド位置姿勢データに応じて変換計算を行い、動作すべ
きアームの関節角駆動量を算出し、駆動系に送る。駆動
系は関節角駆動量に応じてモータを制御しアームを駆動
させると同時に、モータの回転位置を検出している。現
在位置検出手段は、検出される各関節の駆動モータ回転
位置から各関節角度を算出し、さらに変換計算を行って
実際のハンド位置姿勢を求める。
相対位置算出手段は、現在位置検出手段で求められた実
際の各ハンドの位置姿勢をもとに実際の相対位置を算出
する。実際の各ハンドの位置姿勢をHi′(i=1,2)と
すると実際の相対位置R′は、 R′=H1 -1H2 で計算される。
相対位置目標変位算出手段は、相対位置目標と実際の相
対位置の相違を算出し、フィードバック分配手段に送
る。相対位置目標と実際の相対位置との相違Dは、 D=R・R′-1 で計算される。
フィードバック分配手段は、相対位置目標と実際の相対
位置の相違Dをもとに、相違を補うような指令位置を計
算し各アームの指令目標算出手段に送る。アーム1への
指令変位E1とアーム2への指令変位E2は、 E1=k1・D-1+(1−k1)I E2=k2・D+(1−k2)I ただし、Iは単位行列 で得られるE1,E2の左上3×3の要素について直交正規
化したものをE1,E2とする。k1とk2は動作プログラムに
より指定されて動作計画手段から送られる定数であり、
相対位置に関するフィードバックの重み係数である。す
なわち、k1=0ならば、フィードバックはアーム2に対
してのみかけられ、k1=k2ならば、フィードバックは2
つのアームに等しくかけられることになる。
各アームの指令目標算出手段は、フィードバック分配手
段からの指令変位Ei(i=1,2)を動作計画手段により
送られた次の目標指令Hni(i=1,2)に乗じて Hi=Hni・Ei(i=1,2) を指令目標のハンド位置姿勢データとして駆動系指令値
計算手段に送る。
次に、センサ情報を用いて相対位置を変化させる場合に
ついて説明する。センサ手段から与えられた情報に応じ
て相対位置目標修正手段は相対位置目標Rを修正する。
第6図に示す例は、ワークを2台のアームで支持して運
ぶ動作である。ワークを支持するために、2台のアーム
のハンドとワークの間に力が作動しなければならず、こ
の力が<<の範囲にある必要
があり、さらに、ワークからワームに取り付けられた力
センサまでのバネ定数がkであり、ハンド間の距離の変
化ΔdがΔ=k・Δdのアームとワークの間に作用す
る力の変化として現われるものとし、ハンドの相対位置
変化がdで すなわちハンド間の距離がl+dの時に、アームとワー
クの間に作用する力が力センサによって検出される
と仮定する。実際の動作において、機械的誤差,座標系
設定の誤差等のためにが力センサによ
り検出されたとすると、相対位置目標修正手段は と、相対位置目標を変更する。これにより、フィードバ
ック分配手段の重みづけ係数がk1=k2=0.5であると、
各アームの指令目標算出手段に対して、ハンドに固定さ
れた座標系のz方向に−d/2kの目標位置の補正がかけ
られる。アームとワークの間に作用する力の方向とワー
クの移動方向が一致する場合は、次の指令目標により、
一方のアームは速く、他方のアームは遅く動作するフィ
ードバックをかけたことになる。
最後に、相対位置異常検出手段について説明する。本実
施例における相対位置異常検出手段は、相対位置目標変
位算出手段により求められる相対位置目標と実際の相対
位置の相違Dのチェックをして、目標と実際の相違が所
定の値より大きい場合に各マイクロコンピュータユニッ
トに割込み信号を発生させてエラーを知らせる。相違D
のチェックは、次のようにして行われる。
とすると、 α=d14 2+d24 2+d34 2−e1 α=r11+r22+r33−3−e2 を計算し、αまたはαが正の場合に異常とみなす。
ここで、αは、相対位置の距離に関する相違を表わ
し、αは、相対位置の回転量に関する相違を表わすも
のであり、e1とe2は、αとαに対応して異常相対位
置相違設定手段によって設定されるパラメータである。
e1とe2は、メモリに格納されている値であり、動作プロ
グラムによって異常相対位置設定手段を介して作業内容
に応じた値に更新することができる。
第7図に相対位置保持の複腕動作を行う際のマイクロコ
ンピュータユニット21の処理のフローチャートを示す。
以上、6自由度の運動が可能である2アームの場合の実
施例について説明したが、アームの自由度が異なる場合
は上記の計算内容も変える必要がある。例えば3自由度
の位置のみを制御できるアームの場合は、上記のハンド
位置姿勢および相対位置データ等を3次元の位置ベクト
ルとし、行列の積をベクトルの加算とし、逆行列をベク
トル成分の符号を反転したものとすればよい。
発明の効果 1つのワークを2台のアームで支持して運ぶ動作におい
ては、2台のアームのハンドとワークの間に力が作用す
るが、この力が所定の範囲にある必要があり、このため
に、ハンド間の相対位置を保つこと、ハンド間の相対位
置にセンサフィードバックを行うこと、ハンド間の相対
位置に関する異常検出を行うことが必要となるが、本発
明により、複数アームのハンド間の相対位置にフィード
バックをかけることができ、指令同期のみによる相対位
置保持の複腕動作の制御よりも対応力のある制御ができ
る。また、第2発明によりハンド間の相対位置に関する
センサフィードバックを行う動作のプログラム作成が容
易に行えるようになる。さらに、第3発明により、ハン
ド間の相対位置に関する異常検出が行われ、相対位置が
重要な意味を持つ複腕作業における異常発生を容易にプ
ログラム内で検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の説明図、第2図は第2発明の説明
図、第3図は第3発明の説明図、第4図は本発明の一実
施例における2台のアームと制御装置の説明図、第5図
は本発明の一実施例における制御装置の構成の説明図、
第6図は第2発明の適用例の説明図、第7図a,bはフロ
ーチャートである。 1,2……アーム、3,4……駆動系、5,6……現在位置計算
手段、7,8……駆動系指令値計算手段、9,10……指令目
標算出手段、11……相対位置算出手段、12……相対位置
目標変位算出手段、13……フィードバック分配手段、14
……動作計画手段、15……センサー手段、16……相対位
置目標修正手段、17……相対位置異常検出手段、18……
異常相対位置相違設定手段、19……制御装置、20……バ
ス、21,22,23,24……マイクロコンピュータユニット、2
5,26……駆動モータサーボ制御回路、27……センサ、2
8,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39……駆動モータ、
40……ワーク、41……力センサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立に動作することが可能な複数のアーム
    と、その制御装置から構成され、前記制御装置が、各ア
    ームごとにアーム先端のハンド位置データを受けて指定
    された位置にハンドを移動するためにアクチュエータの
    動作すべき駆動量データを計算する駆動系指令値計算手
    段と、駆動量データを受けてアクチュエータを動作させ
    る駆動系と、複数のアームの同時動作における各アーム
    のハンド位置動作経路と各アームのハンド間で保つべき
    相対位置を指定する動作計画手段と、動作計画手段によ
    って指定された各アームのハンド位置動作径路に応じ
    て、各アームの駆動系指令値計算手段または駆動系の動
    作サイクルに合わせて繰り返し動作すべきハンド位置デ
    ータを各アームの駆動系指令値計算手段に送る各アーム
    の指令目標算出手段と、逐次駆動系から検出されるアク
    チュエータの動作量からハンド位置を算出する各アーム
    の現在位置検出手段と、同時動作する複数アームのハン
    ド位置から動作実行中の相対位置を算出する相対位置算
    出手段と、動作計画手段に指定された各アームのハンド
    間で保つべき相対位置と相対位置算出手段により算出さ
    れたハンド位置間の相対位置の相違を算出する相対位置
    目標変位算出手段と、算出された相違に応じて各アーム
    の動作サイクルごとの動作目標位置の修正量を算出して
    各アームの指令目標算出手段に送るフィードバック分配
    手段とを有することを特徴とする複腕制御装置。
  2. 【請求項2】独立に動作することが可能な複数のアーム
    と、その制御装置から構成され、前記制御装置が、各ア
    ームごとにアーム先端のハンド位置データを受けて指定
    された位置にハンドを移動するためにアクチュエータの
    動作すべき駆動量データを計算する駆動系指令値計算手
    段と、駆動量データを受けてアクチュエータを動作させ
    る駆動系と、複数のアームの同時動作における各アーム
    のハンド位置動作経路と各アームのハンド間で保つべき
    相対位置を指定する動作計画手段と、動作計画手段によ
    って指定された各アームのハンド位置動作経路に応じ
    て、各アームの駆動系指令値計算手段または駆動系の動
    作サイクルに合わせて繰り返し動作すべきハンド位置デ
    ータを各アームの駆動系指令値計算手段に送る各アーム
    の指令目標算出手段と、逐次駆動系から検出されるアク
    チュエータの動作量からハンド位置を算出する各アーム
    の現在位置検出手段と、同時動作する複数アームのハン
    ド位置から動作実行中の相対位置を算出する相対位置算
    出手段と、動作計画手段に指定された各アームのハンド
    間で保つべき相対位置と相対位置算出手段により算出さ
    れたハンド位置間の相対位置の相違を算出する相対位置
    目標変位算出手段と、算出された相違に応じて各アーム
    の動作サイクルごとの動作目標位置の修正量を算出して
    各アームの指令目標算出手段に送るフィードバック分配
    手段と複数アームの操作対象に関する情報を検出するセ
    ンサ手段と、センサ手段からの信号により各アームのハ
    ンド位置間で保つベき相対位置を動作実行時に変更する
    相対位置目標修正手段とを有することを特徴とする複腕
    制御装置。
  3. 【請求項3】独立に動作することが可能な複数のアーム
    と、その制御装置から構成され、前記制御装置が、各ア
    ームごとにアーム先端のハンド位置データを受けて指定
    された位置にハンドを移動するためにアクチュエータの
    動作すべき駆動量データを計算する駆動系指令値計算手
    段と、駆動量データを受けてアクチュエータを動作させ
    る駆動系と、複数のアームの同時動作における各アーム
    のハンド位置動作経路と各アームのハンド間で保つべき
    相対位置を指定する動作計画手段と、動作計画手段によ
    って指定された各アームのハンド位置動作経路に応じ
    て、各アームの駆動系指令値計算手段または駆動系の動
    作サイクルに合わせて繰り返し動作すべきハンド位置デ
    ータを各アームの駆動系指令値計算手段に送る各アーム
    の指令目標算出手段と、逐次駆動系から検出されるアク
    チュエータの動作量からハンド位置を算出する各アーム
    の現在位置検出手段と、同時動作する複数アームのハン
    ド位置から動作実行中の相対位置を算出する相対位置算
    出手段と、動作計画手段に指定された各アームのハンド
    間で保つべき相対位置と相対位置算出手段により算出さ
    れたハンド位置間の相対位置の相違を算出する相対位置
    目標変位算出手段と、算出された相違に応じて各アーム
    の動作サイクルごとの動作目標位置の修正量を算出して
    各アームの指令目標算出手段に送るフィードバック分配
    手段と所定の相違を定める異常相対位置相違設定手段
    と、各アームのハンド位置の相対位置の相違が設定され
    た所定の相違を越えた時に各アームの駆動系または指令
    目標計算手段または駆動系指令値計算手段の実行を中断
    し、動作計画手段に異常発生の信号を送る相対位置異常
    検出手段とを有することを特徴とする複腕制御装置。
JP62048761A 1987-03-05 1987-03-05 複腕制御装置 Expired - Lifetime JPH0769730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62048761A JPH0769730B2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05 複腕制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62048761A JPH0769730B2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05 複腕制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63216105A JPS63216105A (ja) 1988-09-08
JPH0769730B2 true JPH0769730B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=12812263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62048761A Expired - Lifetime JPH0769730B2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05 複腕制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769730B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69216167T2 (de) * 1991-07-06 1997-07-10 Daihen Corp Gerät zur Steuerung eines Industrieroboters zur Durchführung koordinierter Arbeitsvorgänge unter Verwendung eines Playbackteachingverfahrens und dies-bezügliches Verfahren
WO2005090010A1 (en) * 2004-03-16 2005-09-29 Abb Ab System of manupulators and method for controlling such a system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584381A (ja) * 1981-06-26 1983-01-11 日産自動車株式会社 2腕ロボット
JPS5822686A (ja) * 1981-08-05 1983-02-10 日産自動車株式会社 2腕多軸ロボツトにおける軸駆動制御装置
JPS5862707A (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 Fanuc Ltd 数値制御方式
JPS5969286A (ja) * 1982-10-08 1984-04-19 株式会社日立製作所 ロボツト協調制御方法
JPS59107883A (ja) * 1982-12-09 1984-06-22 三菱電機株式会社 複数腕ロボツトの制御装置
JPS59129691A (ja) * 1983-01-18 1984-07-26 株式会社日立製作所 ロボット間衝突防止方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63216105A (ja) 1988-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3379355B1 (en) Control system, controller, and control method
US4967127A (en) Robot with controlled tool tracking displacement
US5371836A (en) Position teaching method and control apparatus for robot
WO2014002678A1 (ja) ロボット制御装置およびロボット制御方法
WO2019116891A1 (ja) ロボットシステム及びロボット制御方法
JPH079606B2 (ja) ロボット制御装置
JP2007523757A (ja) 複数のロボットアームの追従及び鏡映ジョグ
JPH0453621B2 (ja)
WO1989008878A1 (en) Method of controlling tool attitude of a robot
JPH02160487A (ja) ロボット手動送り補正方式
JP2767417B2 (ja) ロボツト制御装置
CN110154043B (zh) 基于加工结果进行学习控制的机器人系统及其控制方法
JPH0525125B2 (ja)
JPH0769730B2 (ja) 複腕制御装置
JPH0693209B2 (ja) ロボツトの円弧補間姿勢制御装置
JPH0797290B2 (ja) 複数ア−ムの制御装置
GB2146801A (en) Control of robots
JPS618236A (ja) 移動体制御装置
JPS59220806A (ja) 工業用ロボツトの制御方法
JP3668821B2 (ja) ロボットコントローラおよびロボット制御方法
JPS63216106A (ja) 複腕制御装置
JPH05261546A (ja) 溶接ロボットの制御方法
JPH03270865A (ja) 多自由度作業機械の位置と力の制御装置
JPH07205071A (ja) 産業用ロボット
JPH0146271B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term