JPH076952U - フロッピーディスクドライブ装置 - Google Patents

フロッピーディスクドライブ装置

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JPH076952U
JPH076952U JP3241493U JP3241493U JPH076952U JP H076952 U JPH076952 U JP H076952U JP 3241493 U JP3241493 U JP 3241493U JP 3241493 U JP3241493 U JP 3241493U JP H076952 U JPH076952 U JP H076952U
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JP
Japan
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support arm
floppy disk
upper support
magnetic head
leaf spring
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JP3241493U
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JP2598896Y2 (ja
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政宏 菊地
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスクドライブ装置の磁気ヘッ
ドキャリッジの上部支持アームに不慮の衝撃が印加され
ても、該上部支持アームを支承している板ばねが変形し
ないようにする。 【構成】 フロッピーディスクドライブ装置の磁気ヘッ
ドキャリッジ7において、磁気ヘッドキャリッジ7の上
部支持アーム16を支承している板ばね17の下面であ
って、且つ、該板ばね17に近接して突起部21をキャ
リッジ基台部11に突設する。依って、該上部支持アー
ム16に不慮の外衝が印加されても、該板ばね17は前
記突起部21に当接して該板ばね17の屈曲範囲が規制
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はフロッピーディスクドライブ装置に関するものであり、特に、磁気 ヘッドキャリッジのキャリッジ基台部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、此種フロッピーディスクドライブ装置における磁気ヘッドキャリッジの 下部支持アームは、該磁気ヘッドキャリッジのキャリッジ基台部に固設されてい る。一方、前記磁気ヘッドキャリッジの上部支持アームは、前記キャリッジ基台 部に板ばねを介装して連結してあり、上下動が自在な形成となっている。また、 前記上部支持アームは、キャリッジ基台部にコイルばねを介して常に下方へ回動 するように付勢されている。
【0003】 フロッピーディスクの未挿入時においては、ヘッド拡開機構によるキャリアプ レート等の押圧力により、上部支持アームは前記コイルばねに抗して上昇し、下 部支持アームと一定の間隔を有する状態を保っている。ここで、フロッピーディ スクを挿入すると、該フロッピーディスクは上部支持アームと下部支持アームと の間に挿入される。更に、前記ヘッド拡開機構の解除によるキャリアプレート等 の降下に伴い、上部支持アームは前記コイルばねの付勢により下方へ回動し、該 上部支持アームの磁気ヘッドは前記フロッピーディスクの磁気記録面に圧接する 。
【0004】 斯くして、フロッピーディスクの磁気記録面は、上述せる上部支持アームの磁 気ヘッドと下部支持アームの磁気ヘッドとにより上下両面から挟持されて、読み 書き可能の状態となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のフロッピーディスクドライブ装置の磁気ヘッドキャリッジにおいて、フ ロッピーディスクの挿入・排出に伴う上下の磁気ヘッドによる該フロッピーディ スクの挟持・開放の動作は、前記磁気ヘッドキャリッジの上部支持アームの上下 動によって行う。
【0006】 フロッピーディスクを挿入したとき、上述のごとく、キャリアプレート等によ る押圧から開放された上部支持アームはコイルばねの付勢により下方へ回動する 。その際、前記コイルばねは上下の磁気ヘッドによってフロッピーディスクを挟 持し、また、板ばねは、磁気ヘッドが傾くことなく適切にフロッピーディスク表 面に接してデータの読み書き動作が円滑に為されるために適正なる弾性変形が必 要となる。
【0007】 而して、従来の磁気ヘッドキャリッジの上部支持アームに不慮の衝撃が印加さ れた場合(特に組付作業時)は往々にして該上部支持アームを支承している板ば ねが塑性変形し、斯くして、フロッピーディスクが上下の磁気ヘッドによって適 正に挟持できなくなり、フロッピーディスクの読み書き動作が不能となることが ある。
【0008】 そこで、上部支持アームに不慮の衝撃が印加されても、該上部支持アームが適 正に作動するようにするために解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり 、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案せられたものであり、磁気ヘッドキ ャリッジを装着したフロッピーディスクドライブ装置であって、該磁気ヘッドキ ャリッジはキャリッジ基台部と上部支持アーム並びに下部支持アームとから成り 、更に、該キャリッジ基台部と上部支持アームとは板ばねにて連結されており、 且つ、該キャリッジ基台部と前記上部支持アームとにコイルばねを介装して該上 部支持アームを下方へ付勢するようにしたフロッピーディスクドライブ装置にお いて、前記キャリッジ基台部の前面であって、且つ、前記板ばねの下面に近接し て該キャリッジ基台部に突起部を突設し、該突起部にて前記板ばねの下方への屈 曲を規制できるようにしたフロッピーディスクドライブ装置を提供するものであ る。
【0010】
【作用】
磁気ヘッドキャリッジのキャリッジ基台部に支承される上部支持アームに、上 方から衝撃が印加された場合は、上部支持アームとキャリッジ基台部とを連結す る板ばねに屈曲力が作用するが、板ばねは、該板ばねの下面に近接してキャリッ ジ基台部に突設した突起部に当接するので、下方への屈曲が規制される。よって 、前記板ばねが塑性変形を来すことがなく、上部磁気ヘッドの位置ずれが防止さ れる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に従って詳述する。1はフロッピーデ ィスクドライブ装置であり、シャーシ2の前部にフロントパネル3を設ける。フ ロントパネル3の中央部にフロッピーディスク4の挿入口5を開穿し、更に該フ ロントパネル3の一側部にイジェクトボタン6を設ける。シャーシ2の後部中央 に磁気ヘッドキャリッジ7を装着し、また該シャーシ2の上面にカバー8を覆装 する。
【0012】 前記磁気ヘッドキャリッジ7の側方にスライドガイドロッド9を設け、該磁気 ヘッドキャリッジ7の一側部に突設したガイドブラケット10を前記スライドガ イドロッド9が貫通する。依って、該スライドガイドロッド9は磁気ヘッドキャ リッジ7が前後動作するときのガイドとなる。 そして、磁気ヘッドキャリッジ7のキャリッジ基台部11の一側部からガイド ピン12が突出しており、ステッピングモータ13のリードスクリュー軸14と 該ガイドピン12とが噛合っている。故に、リードスクリュー軸14の回転方向 に連動して、磁気ヘッドキャリッジ7が前記スライドガイドロッド9に沿って前 進又は後進する。
【0013】 磁気ヘッドキャリッジ7の下部支持アーム15はキャリッジ基台部11に固設 されている。一方、前記磁気ヘッドキャリッジ7の上部支持アーム16は、一端 がキャリッジ基台部11上面に固着された板ばね17の他端部側に固着されてキ ャリッジ基台部11に連結されているので、該上部支持アーム16は上下動が自 在に形成されている。更に、キャリッジ基台部11の上面と上部支持アーム16 の上面間にコイルばね18を介装し、該上部支持アーム16が常に下方へ回動す るように付勢する。また、前記上部支持アーム16と下部支持アーム15の夫々 の先端部16a,15aの内側に上部磁気ヘッド19と下部磁気ヘッド20をジ ンバル(図示せず)を介して装着する。そして、板ばね17の下面であって、且 つ、該板ばね17に近接する部位にキャリッジ基台部11上面と段差を設けた突 起部21をキャリッジ基台部11に突設する。
【0014】 フロッピーディスク4の未挿入時には、上部支持アーム16の先端部16aの 側方に突設されている係止片22がキャリアプレート23によって上方へ押圧さ れているので、前記コイルばね18の付勢に抗して該上部支持アーム16は下部 支持アーム15に対して一定の距離を有して拡開され、そして、常時はこの状態 が維持される。
【0015】 而して、フロッピーディスク4を前記フロントパネル3の挿入口5から挿入す ると、該フロッピーディスク4は磁気ヘッドキャリッジ7の上部支持アーム16 と下部支持アーム15との間に挿入された後、キャリアプレート23は下方に回 動し、前記上部支持アーム16は該キャリアプレート23による上方への押圧力 が解除され、コイルばね18の付勢により下方へ回動する。斯くして、上部磁気 ヘッド19と下部磁気ヘッド20とがフロッピーディスク4を上下両側から挟持 する形で磁気記録面に接触し、該フロッピーディスク4は読み書き可能の状態に セットされる。この状態で、板ばね17は、突起部21に接触することがない為 、板ばねの屈曲特性、モーメント等の特性は何ら変化することなく、良好に磁気 ヘッドをフロッピーディスク表面に接触させることができる。
【0016】 そして、上部支持アーム16に上方から衝撃が印加された場合は、板ばね17 の下方への屈曲がキャリッジ基台部11に突設した前記突起部21により規制さ れる。よって、該板ばね17に塑性変形が生じることがなく、上部磁気ヘッド1 9の位置ずれによって生じるデータの読み書き不良等の諸種の弊害を除去するこ とができる。
【0017】 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで き、そして、この考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例にて詳述せる如く、上部支持アームを支承している 板ばねの根部近傍の下面であって、且つ、該板ばねに近接して、キャリッジ基台 部の前面に突起部を突設しているので、該上部支持アームに不慮の衝撃等が印加 されても衝撃によって屈曲せられる板ばねは、前記突起部によって屈曲が所定の 範囲内に規制される。依って、該板ばねは変形を来すことがなくなり、斯くして 、上下の磁気ヘッドは適正にフロッピーディスクを挟持することになり、該フロ ッピーディスクに対する読み書きが正しく行われる等、正に諸種の実用的価値あ る考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロッピーディスクドライブ装置の一部切欠平
面図。
【図2】上部支持アーム及び下部支持アームが拡開した
状態を示す磁気ヘッドキャリッジの要部側面図。
【図3】上部支持アーム及び下部支持アームが閉じた状
態を示す磁気ヘッドキャリッジの要部側面図。
【符号の説明】
1 フロッピーディスクドライブ装置 7 磁気ヘッドキャリッジ 11 キャリッジ基台部 15 下部支持アーム 16 上部支持アーム 17 板ばね 18 コイルばね 21 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドキャリッジを装着したフロッ
    ピーディスクドライブ装置であって、該磁気ヘッドキャ
    リッジはキャリッジ基台部と上部支持アーム並びに下部
    支持アームとから成り、更に、該キャリッジ基台部と上
    部支持アームとは板ばねにて連結されており、且つ、該
    キャリッジ基台部と前記上部支持アームとにコイルばね
    を介装して該上部支持アームを下方へ付勢するようにし
    たフロッピーディスクドライブ装置において、前記キャ
    リッジ基台部の前面であって、且つ、前記板ばねの下面
    に近接して該キャリッジ基台部に突起部を突設し、該突
    起部にて前記板ばねの下方への屈曲を規制できるように
    したことを特徴とするフロッピーディスクドライブ装
    置。
JP1993032414U 1993-06-16 1993-06-16 フロッピーディスクドライブ装置 Expired - Lifetime JP2598896Y2 (ja)

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JPH076952U true JPH076952U (ja) 1995-01-31
JP2598896Y2 JP2598896Y2 (ja) 1999-08-23

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