JPH0769424B2 - レーザ離隔測距器 - Google Patents

レーザ離隔測距器

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JPH0769424B2
JPH0769424B2 JP10345393A JP10345393A JPH0769424B2 JP H0769424 B2 JPH0769424 B2 JP H0769424B2 JP 10345393 A JP10345393 A JP 10345393A JP 10345393 A JP10345393 A JP 10345393A JP H0769424 B2 JPH0769424 B2 JP H0769424B2
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JP
Japan
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distance
angle
measurement signal
laser
distance measuring
Prior art date
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JP10345393A
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English (en)
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JPH06294869A (ja
Inventor
徹 飯田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現地点とは異なる2つ
の遠隔地点間の距離を測定するレーザ離隔測距器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、異なる2つの遠隔地点間
の距離を測定する場合、従来では、一般的には測量用ト
ランシット、検測ボール、巻き尺等を使用して行われる
が、この方式では測量場所が山間地である場合には多大
な時間と労力を要する。そこでレーザ測距部と測角部と
演算部とからなるレーザ離隔測距器が知られている。
【0003】この従来のレーザ離隔測距器は、三脚上に
設定して用いるもので、水平面内及び垂直面内で適宜角
度回動操作し、レーザ測距部で現地点と一方の遠隔地点
との間の距離及び現地点と他方の遠隔地点との間の距離
をそれぞれ計測すると共に、測角部を構成する人間が2
つの遠隔地点間の角度及び高低差を測定して両地点間の
水平面内の角度(方位角度)及び垂直面内の角度(仰角
度)を求め、レーザ測距部が計測した2つの距離データ
と測角部(人間)が計測した2つの角度データを演算部
に与え2つの遠隔地点間の距離を算出させるようにした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレーザ
離隔測距器では、人間がレーザ測距部の操作だけでなく
角度測定もしなければならないので、簡便な方法とは言
い難く、また三脚に設置するので高所で足場の確保が困
難な場所では測定もまた困難になるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題に鑑みな
されたもので、その目的は、携帯可能で場所を選ばずに
容易に任意の2遠隔地点間の距離を自動測定できるレー
ザ離隔測距器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ離隔測距
器は次の如き構成を有する。即ち、本発明のレーザ離隔
測距器は、手操作の都度1つの測定信号を出力するスイ
ッチと; 前記測定信号の入力に応答して現地点から任
意の遠隔地点までの距離を測定するレーザ測距部と;
前記レーザ測距部が1回目の測定信号に応答してレーザ
光線を射出する方向と2回目の測定信号に応答してレー
ザ光線を射出する方向との間の角度変化を方位方向と仰
角方向の角速度変化として検出するレートセンサと;
前記1回目の測定信号の入力から前記2回目の測定信号
の入力までにおける前記レートセンサの2つの出力をそ
れぞれ積分して方位角度と仰角度を求める積分器と;
前記レーザ測距部の2つの距離データと前記積分器の2
つの角度データとに基づき2つの遠隔地点間の距離を算
出する演算部と; を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】次に、本発明のレーザ離隔測距器の作用を説明
する。本発明では、レートセンサと積分器により方位角
度と仰角度を自動計測できるので、2つの遠隔地点間の
距離の自動計測ができる。このとき、測角部たるレート
センサと積分器は小型なものであるので、装置自体を小
型化でき、つまり携帯可能に構成でき、その結果足場の
確保の難しい場所でも装置を手で持ち容易に離隔測距が
行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るレーザ離隔測距
器を示す。このレーザ離隔測距器は、測定開始/終了ス
イッチ1とレーザ測距部2とレートセンサ3と積分器4
と演算部5と表示部6とで基本的に構成される。
【0009】本装置は、その外観は図示省略したが、い
わゆる双眼鏡タイプのもので、双眼鏡を目に当て測定対
象の遠隔地点に焦点を合わせれば、つまり照準すればそ
の方向がレーザ測距部2からのレーザ光線射出方向とな
るものであり、スイッチ1を手で操作すれば測定信号が
レーザ測距部2と積分器4とに同時に出力され、これに
よりレーザ測距部2からレーザ光線が射出されその遠隔
地点までの距離が計測されると共に、積分器4が所要の
動作をするようになっている。
【0010】また、レートセンサ3は、周知のように直
交する2軸の角速度をそれぞれ検出するものであるが、
本装置にはこのレートセンサ3が組込まれている。従っ
て、レートセンサ3は、本装置の動きに従った角速度を
随時検出している。
【0011】今、図2に示すように、現地点0からAと
Bの2つの遠隔地点間の距離LABを測定するものとす
る。現地点0では、本装置を人間が目に当てている様子
を模式的に示してあるが、上述した方法でまず地点Aに
照準を合わせスイッチ1を操作し、次いで地点Bに照準
を合わせスイッチ1を操作する。このとき、本装置を地
点Aに向けその後地点Bに向けるまでの間の本装置の動
きが、方位方向(XY面内)の角速度及び仰角方向(Z
軸を含む面内)の角速度の形でレートセンサ3により検
出される。
【0012】まず本装置を地点Aに向けた時になされる
第1回目のスイッチ操作では、レーザ測距部2は、0A
間の距離L0Aを計測し演算部5に与える。一方積分器4
は、初期値0にリセットされレートセンサ3の出力を取
り込みそれを積分する動作を開始する。
【0013】次に、地点Bに向けた時になされる第2回
目のスイッチ操作では、レーザ測距部2は、0B間の距
離L0Bを計測し演算部5に与える。一方積分器4は、レ
ートセンサ3の出力についての積分動作を終了し、積分
結果たる方位角度θと仰角度φを演算部5に与える。
【0014】演算部5では、レーザ測距部2が出力する
2つの距離データ(L0A、L0B)と積分器4が出力する
2つの角度データ(θ、φ)に基づき、点Aと点Bの座
標値を求め、それによりAB間の距離LABを演算する。
演算した距離LABの値は表示部6に表示される。
【0015】以上の説明から明らかなように、レートセ
ンサ3は、角速度を検出するものであるので、レーザ測
距部2のレーザ光射出方向を地点Aから地点Bに向ける
までの本装置の動きがどのようなものであっても、正確
に方位角θと仰角φの計測ができる。従って、例えば足
場の悪いところで本装置を持ち直すことがあっても、支
障なく本来の計測ができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ離
隔測距器では、レートセンサと積分器により方位角度と
仰角度を自動計測できるので、2つの遠隔地点間距離を
自動計測できる効果がある。このとき、測角部たるレー
トセンサと積分器は小型なものであるので、装置自体を
小型化でき、つまり携帯可能に構成でき、その結果足場
の確保の難しい場所でも装置を手で持ち容易に離隔測距
が行える効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーザ離隔測距器の構
成ブロック図である。
【図2】動作原理の説明図である。
【符号の説明】
1 測定開始/終了スイッチ 2 レーザ測距部 3 レートセンサ 4 積分器 5 演算部 6 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手操作の都度1つの測定信号を出力する
    スイッチと; 前記測定信号の入力に応答して現地点か
    ら任意の遠隔地点までの距離を測定するレーザ測距部
    と; 前記レーザ測距部が1回目の測定信号に応答して
    レーザ光線を射出する方向と2回目の測定信号に応答し
    てレーザ光線を射出する方向との間の角度変化を方位方
    向と仰角方向の角速度変化として検出するレートセンサ
    と; 前記1回目の測定信号の入力から前記2回目の測
    定信号の入力までにおける前記レートセンサの2つの出
    力をそれぞれ積分して方位角度と仰角度を求める積分器
    と; 前記レーザ測距部の2つの距離データと前記積分
    器の2つの角度データとに基づき2つの遠隔地点間の距
    離を算出する演算部と; を備えたことを特徴とするレ
    ーザ離隔測距器。
JP10345393A 1993-04-06 1993-04-06 レーザ離隔測距器 Expired - Lifetime JPH0769424B2 (ja)

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JPH06294869A JPH06294869A (ja) 1994-10-21
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ID=14354449

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002214344A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Nikon Corp 距離測定装置
JP5299854B2 (ja) * 2011-08-05 2013-09-25 株式会社ニコン 距離測定装置

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