JPH0769135A - 自動車用バックミラー反射光の確認位置移動方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 自動車の発進時や運転時に於ける従来型のバ
ックミラーは、後方確認をする場合、前方確認視線位置
からバックミラー位置までの角度が広過ぎ、大変見ずら
い所に有り、顔や目を逸すことになる。バックミラーの
確認位置に於ける危険性を無くすために、バックミラー
に於ける反射光の為の光の反射屈折を利用して、立体的
に構成された確認位置移動装置を、スピードメーター回
りに装着する。そのことにより、スピードメーター同様
に運転者の最も視認しやすい位置で、発進時や運転時に
自然に顔を前方に向けながら、後方確認が出来ることに
より、危険を伴わ無い運転をすることが可能になる事を
目的とする。 【構成】 後方の物体のバックミラーの反射光は、反射
屈折光入り口からフレーム（２）内に取入れられて、複
数鏡の組合せによる反射屈折光道（１）を通り、反射光
確認位置に誘導され、運転者がその位置を見て瞬時に後
方を確認する事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、自動車用バックミラ
ーの後方反射光の確認位置が自由に移動できる装置に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の自動車のバックミラーに於ける欠
点は、運転をしている時、前方確認し続けなければいけ
ない義務が有りながら、後方を確認する時には、バック
ミラーが車外側面に取り付いているため、それを見る事
により、自動車の直進する前方の確認位置から、目及び
顔を逸すことになり、この行為は大変危険である。この
行為は追突などの事故を起こした楊合、道路交通法では
前方不注意として扱われるが、明らかに従来の技術では
これらの事故を防ぎきる事は出来ない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記の危険を無くす為
に、バックミラーの反射光をもっと運転者に見やすい位
置に設定できるようにする。例えば、スピードメーター
近くでバックミラーの反射光が確認できれば、運転中に
安全に前方を見ながら後方物体が視認できる。その事に
より飛躍的に自動車の安全性は増し、そして交通事故も
減り、社会に於て大きな役割を果たすものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決する為に、複数鏡の組合せにより、

【図６】に示すように、光の反射屈折を利用して自動車
用バックミラーの後方物体の反射光が、フレーム（２）
内の反射屈折光道（１）を通り、その出口部分が反射光
の確認位置となる。そしてその確認位置を移動すること
ができるこの装置により、自動車の後方を確認できる位
置が、安全に視認しやすい位置に設定可能となり、上記
の危険を解消するものである。

【０００５】

【作用】初めに

【図６】に示すごとく、この装置に於けあバックミラー
反射光の入り口である反射屈折光道（１）の外部側に、
反射屈折光道防水外板（７）を装着する。そしてこの反
射光の入り口を通って、最終的にこの装置から反射光が
出て来て、運転者が確認する位置に反射屈折光道防水内
板（８）を装着する。その位置が反射光の出口であり、
反射光の最終確認位置となっている。自動車の運転に於
いて、この装置を使うことにより後方確認用の反射光確
認位置をどの場所にでも設置できるため、

【図１】

【図２】に示すごとく、スピードメーターなどの装置場
所近くで反射光を見ることが出来、視覚の中心近くに設
置されている為視認性が良く、後方確認時に目や顔をほ
とんど動かす事なく、余裕を持った運転が出来るので大
変安全である。

【０００６】

【実施例】

【図６】に示すごとく、後方確認に於ける後方の物体
は、初めバックミラー鏡（４）で反射し、反射光の入り
口より装置内に入り、そして反射屈折光道（１）の中を
矢印のごとく反射光が通る。そして反射光確認位置に出
てきた反射光を、運転者は素早く確認する事が出来る。
又フレーム（２）は、内側に乱反射防止を施したり、ゴ
ミやホコリや虫などの反射光に対しての障害物が入る事
も防いでいる。なお

【図８】に示す様にフレーム（２）が箱形に成っても、

【図９】に示す様にフレーム（２）にフレーム突起（２
６）が取り付く形に成っても、

【図１０】に示す様にフレーム（２）とバックミラーフ
レーム（３）が一体となり、そして反射屈折光道防水外
板（７）がバックミラー鏡（４）を覆っても良い。

【０００７】

【発明の効果】運転時のスピードメーターなどとほぼ同
じ位置に後方物体の反射光確認装置が有れば、非常に発
進時や運転時の後方に対する確認がスムーズとなり、特
に混雑をした高速道路における車線変更時などには、有
効な働きをする。これは運転中に、最も見やすい位置
に、後方確認反射光位置が設定でき、その事により、車
後方の視認性が格段に上がることになり、交通事故は減
り社会に対して大いに役立つものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】自動車に本装置を装着した時の配置図

【図２】本装置装着時の自動車の側面断面図

【図３】バックミラー装着時に於ける本装置の平面図

【図４】バックミラー装着時に於ける本装置の正面図

【図５】バックミラー装着時に於ける本装置の斜視図

【図６】バックミラー装着時に於ける本装置の断面図

【図７】バックミラー装着時に於ける本装置の側面断面
図

【図８】バックミラー装着時に於ける本体が箱型をした
装置の平面図

【図９】バックミラー装着時に於けるフレーム突起（２
６）が付いた本体の斜視図

【図１０】バックミラーフレーム（３）とフレーム
（２）が一体化した事によりバックミラー鏡（４）がフ
レーム内部に入ったところの本体斜視図

【符号の説明】

１ 反射屈折光道 ２ フレーム ３ バックミラーフレーム ４ バックミラー鏡 ５ 鏡 ６ 鏡 ７ 反射屈折光道防水外板 ８ 反射屈折光道防水内板 ９ 換気穴 １０ スピードメーター １１ ハンドル １２ インストルメントパネル １３ ルームミラー １４ ドア １５ ドア窓ガラス １６ フロント １７ フロントバンパー １８ 屋根 １９ フロントグラス ２０ ノブ ２１ チェンジレバー ２２ 車底部 ２３ タイヤ ２４ アクセル ２５ ブレーキ ２６ フレーム突起

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車用バックミラー反射光の確認位置
   移動方法及び装置 フレーム（２）反射屈折光道防水外
   板（７）反射屈折光道防水内板（８）