JPH0768892A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0768892A
JPH0768892A JP5221684A JP22168493A JPH0768892A JP H0768892 A JPH0768892 A JP H0768892A JP 5221684 A JP5221684 A JP 5221684A JP 22168493 A JP22168493 A JP 22168493A JP H0768892 A JPH0768892 A JP H0768892A
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JP5221684A
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Kenji Igarashi
健二 五十嵐
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ入力からフォーム用紙に集計結果を印刷
出力するまでの全ての作業を、ホスト機器を用いず且つ
簡単な操作で自動的に実行する印字装置を提供する。 【構成】印字装置1は、スロット2−1、2−2、操作
表示部3、マークシートリーダ4、用紙カセット挿入口
5等を備え、装置内部には印字部と制御部とを備えて、
用紙に所定の印字を行って排紙ローラ6により印字済み
用紙を排紙トレー部7に排出する。例えばゴルフ成績表
ソフトが格納されたソフトカード8をスロット2−1に
装着し、マークシートリーダ4にプレーヤ毎のスコアカ
ードのマークを読み取らせ、操作表示部3から簡単な入
力操作を行うと、スコアが自動的に集計され、プレーヤ
毎にグロスとネットが算出され、順位が付されて、所定
のゴルフコンペ成績表フォームで印字出力される。定形
用紙によりコンペ参加者数分を複写印字してもよく、プ
ロッタを接続して会場貼り出し用の大型用紙に印字出力
するようにもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マークシート用紙に書
き込まれた情報を読み取って所定のフォームで印字出力
する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の人が集まって競技を行
うゴルフコンペ等では、競技終了後、競技成績の順位を
発表して成績の優秀な人や所定の順位を占めた人などを
表彰するのが通例である。このため、幹事役になった者
は、競技終了後、参加者全員のスコアカードを集め、発
表会の席上で全員が一覧できる程度に大きなフォーム用
紙の所定欄に、参加者全員それぞれの氏名、アウトコー
スの得点、インコースの得点、ハンディキャップ等を転
記する。そして、それぞれのグロス及びネットを算出し
て算出結果を対応する欄に追記した後、これらのネット
を比較して順位を記入し、会場に張り出すという一連の
作業を行っていた。
【0003】しかし、これらの作業は全て手作業である
ため極めて繁雑であり且つ多くの時間を要する。従っ
て、幹事役になった者は、ときには競技終了直後の入浴
も叶わず、また発表会場での飲食もままならないという
不便をかこつことが多い。
【0004】ところで、昨今のOA機器の発展に伴い、
上記のような問題を解決するものとして、パソコン等を
用いてスコアカードの得点を集計し順位を算出するアプ
リケーションソフトが市販されている。また、このよう
に多人数がゲームを競い合った結果を集計することばか
りでなく、例えば多人数の学生の成績結果を集計する等
の作業にもコンピュータを用いて省力化が計られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな作業をOA機器を用いて行う場合、パーソナルコン
ピュータやオフィスコンピュータといったデータの処理
を行う高機能なホスト機器と、その集計結果等を印刷す
るプリンタとの両方が必ず必要である。このようにホス
ト機器とプリンタを組合わせたOA機器のシステムでは
システム全体が大型化し、システム価格も相当高価なも
のになってしまうという問題があった。
【0006】また、そればかりでなく、ホストコンピユ
ータに搭載したアプリケーションソフトを動作させ、デ
ータ処理を行ってその結果を印刷出力するまで、コンピ
ュータの操作やアプリケーションソフトの使用方法を習
熟していないと作業を容易に進行させることができない
という問題があった。
【0007】また、競技のコンペ等では、スコアをホス
ト機器に入力する時間と、直接手書きでフォーム用紙に
転記する時間とでは大差がない場合が多く、このような
OA機器の使用は、結果として単に集計の確認と順位算
出の作業を省力化しているのみとなり、高価で大掛りな
システムを使用することに比較して利点が少ないという
不満が残るものであった。
【0008】本発明は、上記従来の実情に鑑み、データ
入力からフォーム用紙に集計結果を印刷出力するまでの
全ての作業を、ホスト機器を用いず且つ簡単な操作で自
動的に実行する印字装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
印字装置の構成を述べる。本発明の印字装置は、マーク
シート用紙に書き込まれた情報を読み取るマークシート
リーダと、該マークシートリーダが読み取った情報を、
所定の法則に従って処理する演算処理装置と、該演算処
理装置の演算結果を印刷するためのフォーム情報を記憶
するフォームメモリと、上記演算処理装置の演算結果に
対応する文字情報を発生する文字情報発生手段と、該文
字情報発生手段が発生した文字情報と上記フォームメモ
リに記憶されているフォーム情報とを合成して印刷出力
する印字制御手段とから構成される。
【0010】上記マークシートリーダは、例えば既存の
マークシートリーダ等からなり、演算処理装置は、例え
ばCPU(Central-Processing-Unit) 等からなり、フォ
ームメモリは、例えばアプリケーションカードに組み込
まれたROM(Read-Only-Memory)等からなり、文字情報
発生手段、及び印字制御手段は、例えばCPU、システ
ムROM、イメージデータ処理専用のサブシステム等か
らなる。
【0011】
【作用】この発明は、マークシートリーダがマークシー
トに書き込まれた情報を読み取り、演算処理装置がこの
読み取られた情報を所定の法則に従って処理すると、文
字情報発生手段が演算処理装置の演算結果に対応する文
字情報を発生する。そして、印字制御手段が上記の文字
情報とフォームメモリに記憶されているフォーム情報と
を合成して印刷出力する。
【0012】これにより、データ入力からフォーム用紙
に集計結果を印刷出力するまでの全ての作業を、ホスト
機器を用いず且つ簡単な操作で自動的に実行できるよう
になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1は、第一の実施例に係わる印字装
置の外観斜視図である。同図に示すように、印字装置1
は、装置の前面右側に上下2つのカード用スロット2−
1、2−2、前面上部に操作表示部3、及び上面前部左
側にマークシートリーダ4を備えている。また、装置の
前面中央には用紙カセット挿入口5、及び上部奥には印
刷済み用紙を排出する排紙ローラ6を備え、その手前に
は排出される印刷済み用紙を載置する排紙トレー部7を
形成する。そして、装置本体内部には、特には図示しな
い給紙装置、印字装置、搬送装置、定着装置等からなる
印刷部と、詳しくは後述する制御部とを備え、これも後
述する特別な印刷機能の他にホストコンピユータと接続
して印字を行う通常のページプリンタの機能も合せ持っ
ている。
【0014】上記のカード用スロット2−1、2−2に
は、印字装置1をホストコンピユータの接続から切り離
して特別なプリントを独自に行うためのアプリケーショ
ン・ソフトを収めたソフトカード(メモリカード)8が
挿拔自在に装着される。また、操作表示部3は、データ
入力のための各種操作キーと液晶表示画面とを備えてい
る。そして、マークシートリーダ4は、案内板4aを備
えたマークシート挿入口と、トレー4bを備えたマーク
シート排出口を有しており、挿入されるマークシートか
らデータを読み取るリーダを装置内部に有している。
【0015】ユーザは、カード用スロット2−1又は2
−2にソフトカード8を装着し、用紙カセット挿入口5
に図外の用紙カセットを装着し、マークシートリーダ4
に所定のマークシートを読み取らせた後、操作表示部3
から必要データをキー入力して、印字装置1に所望のフ
ォームからなる所望の枚数の例えば競技成績表等を印刷
させることができる。印字装置1は、用紙カセットに収
納された用紙に所定の印刷を行って、排紙ローラ6によ
り、印刷済み用紙を排紙トレー部7上に排出する。
【0016】次に、図2は、印字装置1の内部に配設さ
れる制御部の全体構成を示すブロック図である。同図に
示すように、印字装置制御部10のバスライン11に
は、前述の操作表示部3、及びカード用スロット2−
1、2−2が接続されており、さらに、CPU(Centra
l-Processing-Unit)12、システムROM(ROM:Rea
d-Only-Memory)13、システムRAM(RAM:Random-
Access-Memory)14、FRAM16、及びプリンタI/
F(I/F:インタフェース)17が接続され、このプ
リンタI/F17を介してプリンタエンジン18が接続
されている。そして、さらに、マークシートリーダ・コ
ントローラ4cが接続され、このマークシートリーダ・
コントローラ4cを介してリーダ4dが接続されてい
る。以下、これらの構成について説明する。
【0017】操作表示部3は、印刷処理を実行させるた
めにキー入力される操作情報をCPU12に出力し、C
PU12からの制御により、上記操作に対応してユーザ
に報知すべき情報を表示する。
【0018】カード用スロット2−1、ソフトカード8
が装着されており、ソフトカード8は、AP・ROM8
aを内蔵する。AP・ROM8aには、特別な印刷処理
をホストコンピユータを用いず印字装置1が独自に行う
ためのアプリケーションプログラムや印刷出力のための
特定フォームデータが格納されている。また、カード用
スロット2−2には、CGメモリを内蔵するCG用ソフ
トカード8が装着される。このCGメモリは、印字情報
に含まれる文字コードに対応する文字パターンデータ
(字体データやフォントデータ)を記憶するROMであ
る。
【0019】マークシートリーダ・コントローラ4c
は、挿入口4aに挿入されるマークシートを検知してリ
ーダ4dを駆動し、リーダ4dがマークシートから読み
取ったデータをCPU12に出力する。
【0020】システムROM13は、印字装置1をホス
トコンピユータと連係して通常に動作させる場合の基本
プログラムを格納しており、CPU12は、そのシステ
ムROM13から読み出したプログラムに基づいて、ホ
ストコンピユータから送出される印字情報に基づくプリ
ント処理の制御を実行する。
【0021】システムRAM14は、アプリケーション
プログラム領域を備え、ソフトカード3のAP・ROM
8aから読み出されたアプリケーションプログラムを、
印字装置独自の特別印刷処理終了まで一時的に記憶す
る。また、ワークエリアとして利用される記憶領域を備
え、操作表示部4から入力されるキー操作情報や、CP
U12により処理中に生成される中間データ等を一時的
に記憶する。さらに、用紙1枚分のページバッファ領域
を備え、CPU12が実行する個々の処理指定情報、す
なわち、印字情報を読み出すためにアクセスすべきメモ
リ(AP・ROM8a)のアドレス等から構成される中
間コード又は内部コードと呼ばれる処理指定情報を印字
順に記憶する。
【0022】FRAM16は、用紙一枚分のパターンデ
ータを蓄積する容量を有するフレームメモリである。C
PU12は、FRAM16がパターンデータの展開可能
状態にあることを認識すると、上述したシステムRAM
14のページバッファ領域から中間コードを読み出し、
これを解析して、得られた結果に基づいてCG用ソフト
カード8によりパターンデータを発生させ、そのパター
ンデータをFRAM16の所定のアドレス上に順次書き
込んで展開する。そして、用紙一枚分のパターンデータ
の展開が完了すると、パターンデータをプリンタI/F
17を介してプリンタエンジン18に転送する。
【0023】プリンタエンジン18は、図1の説明で述
べた印字部の印字装置を構成し、上記転送されたパター
ンデータに従って、例えば、LEDプリントヘッド、レ
ーザプリントヘッド等からなるプリントヘッドを駆動し
て光書き込み情報を発生し、その光書き込みにより感光
体を露光して感光体上に静電潜像を形成し、その静電潜
像をトナー像に現像し、そのトナー像を用紙に転写し、
その用紙トナー像を熱定着することによって印刷を行う
電子写真方式のプリント処理部により構成されている。
【0024】また、上記バスライン11には、印字装置
1を通常のプリンタ装置として用いる際パソコン等のホ
スト機器20を接続するためのホストI/F19が接続
されている。このホストI/F19は、パソコンやワー
クステーションなどの小型ホスト機器を接続するための
シリアルI/Fの他、大型コンピュータ等の大型ホスト
機器を接続するためのパラレルI/Fを備えている。
【0025】次に、上記マークシートリーダ4に読み取
らせるマークシートの構成を、ゴルフのスコアカードに
応用した場合を例にとって説明する。先ず、図3に、ス
コアカードの最初のマーク記入欄であるプレーヤ名記入
欄31を示す。このプレーヤ名記入欄31は4行からな
り、各行は横に3区分されており、1区分内にはアルフ
ァベット26文字が横1行に並んで印刷され、各文字の
下にマーク用の丸枠が印刷されている。そして、同図の
例では、最初の行31−1の先頭区分から末尾の行31
−4の最後の区分まで順に、このスコアカードの所有者
である尾崎将の名前をローマ字で綴るアルファベット
O、Z、A、K、I、M、A、S、A、R、及びUの下
の丸枠にそれぞれマークが記入されている。マークシー
トリーダ4は、これらのマークを読み取って、「OZA
KIMASARU」を認識する。
【0026】次に、図4に、スコアカードの次のマーク
記入欄であるアウトコース得点記入欄32を示す。この
アウトコース得点記入欄32は、左から右に、ホール番
号(NO)、難易度(HCP)、前後2つのティーから
のコース距離(YARDAGE)、標準打数(PA
R)、及びこのパーティーを組む4名のプレーヤのスコ
ア記入欄32−1、32−2、32−3並びに32−4
の各欄からなっている。各欄は、アウトコースのホール
番号(NO)1〜9に対応して上から下に9区分されて
いる。1区分には、スコアの10の位の数をマークする
記入場所32−5−1と1の位の数をマークする記入場
所32−5−2とが設けられている。10の位の数をマ
ークする記入場所32−5−1には、10の位の数を示
す0及び1とそれらに対応して直ぐ下に設けらたマーク
用丸枠とが印刷されている。また、1の位の数をマーク
する記入場所32−5−2には、1の位の数を示す0〜
9とそれらに対応して直ぐ下に設けらたマーク用丸枠と
が印刷されている。同図の例では、スコア記入欄32−
4(プレーヤ「中島」)の1番ホールの記入欄の10の
位の数をマークする記入場所32−5−1にはマークの
記入がなく、1の位の数をマークする記入場所32−5
−2では数6の下の丸枠にマークが記入されている。通
常、ビギナー(初心者)以外の者では1ホールで10以
上のスコアを出すことは極めて希であり、この例でも、
他のプレーヤ「尾崎」、「中村」及び「村上」の1番ホ
ールの記入欄は、10の位の数にはマークがなく、1の
位の数の4、5、及び6に対応する丸枠にマークが記入
されている。マークシートリーダ4は、これらのマーク
を読み取って、プレーヤ「尾崎」、「中村」、「村
上」、「中島」の1番ホールのスコアがそれぞれ
「4」、「5」、「6」、「6」であると認識する。2
番以降のホールについても同様である。
【0027】続いて、図5に、スコアカードの次のマー
ク記入欄であるインコース得点記入欄33を示す。この
インコース得点記入欄33は、上述したアウトコース得
点記入欄32と同様、左から右に、ホール番号(N
O)、難易度(HCP)、前後2つのコース距離(YA
RDAGE)、標準打数(PAR)、及び4名のプレー
ヤのスコア記入欄の各欄が設けられている。各欄はイン
コースのホール番号(NO)10〜18に対応して上か
ら下に9つの記入区分と、さらにその下方に、アウトコ
ース得点合計の記入区分33−1、インコース得点合計
の記入区分33−2、アウト及びインの得点合計の記入
区分33−3、ハンディキャップの記入区分33−4、
及びネットスコアの記入区分33−5が設けられてい
る。
【0028】アウトコース得点合計の記入区分33−1
及びインコース得点合計の記入区分33−2には、それ
ぞれ上下に、10の位の数を示す0〜9とそれらに対応
するマーク用丸枠及び1の位の数を示す0〜9とそれら
に対応するマーク用丸枠が印刷されている。同図に示す
マーク記入の例では、スコア記入欄32−1(プレーヤ
「尾崎」)のアウト(OUT)に対応する記入区分のマ
ークは得点が「41」であることを示し、イン(IN)
に対応する記入区分のマークは得点が「43」であるこ
とを示している。
【0029】また、アウト及びインの得点合計の記入区
分33−3には、それぞれ上中下に、100の位の数を
示す0及び1とそれらに対応するマーク用丸枠、10の
位の数を示す0〜9とそれらに対応するマーク用丸枠、
及び1の位の数を示す0〜9とそれらに対応するマーク
用丸枠がそれぞれ印刷されている。同図の例では、スコ
ア記入欄32−1の合計(TOTAL)に対応する記入
区分のマークは得点合計が「84」であることを示して
いる。
【0030】そして、ハンディキャップの記入区分33
−4には、それぞれ上下に、10の位の数を示す0〜4
とそれらに対応するマーク用丸枠、及び1の位の数を示
す0〜9とそれらに対応するマーク用丸枠がそれぞれ印
刷されている。通常、オフィシャルのハンディキャップ
は上限が0、下限が36であるが、コース(クラブ)に
よっては正規会員に対してもビギナーの場合ハンディキ
ャップ40を許可しているところがある。同図は、その
ような場合にも対応できるよう、10の位の数として4
までを設定している。同図の例では、スコア記入欄32
−1のハンディキャップ(HANDICAP)に対応す
る記入区分のマークはハンディキャップが12であるこ
とを示している。
【0031】最後に、ネットスコアの記入区分33−5
には、アウト及びインの得点合計の記入区分33−3と
全く同様の印刷がなされている。そして、同図の例で
は、ネットスコア(NET SCORE)に対応する記
入区分のマークはネットが「72」であることを示して
いる。
【0032】次に、上述した構成の第一実施例の印字装
置1が、上記のようなマークシートを読み取って、所定
のフォームで印字出力する処理動作を、図6に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。尚、この処理は、ユーザ
が図1に示すカード用スロット2−1に所望のソフトカ
ード8(この場合は、ゴルフコンペ用のソフトカード
8)を装着し、操作表示部3から例えば実行キー等によ
るキー入力を行うことにより、図2に示す制御部10の
CPU12により開始される。また、この処理では、C
PU12に内蔵のカウンタの内1個をプレーヤカウンタ
に設定する。このプレーヤカウンタは初期設定で内容が
クリアされる。
【0033】先ず、操作表示部3の表示画面に、プレー
ヤ数の入力を求める表示を行う(ステップS1)。ここ
で、ユーザにより、操作表示部3の数値キーから例えば
「20」とコンペの参加総人数が入力される。
【0034】次に、上記人数の入力が終了であるか否か
判別する(ステップS2)。そして、ユーザにより訂正
又は取消を示すキー入力がなされていれば(S2、
N)、上記ステップS1に戻る。これにより、誤って入
力された人数表示が消去され、再びプレーヤ数の入力を
求める表示が行われる。
【0035】一方、ユーザにより実行を指示するキー入
力がなされていれば(S2、Y)、上記キー入力された
プレーヤ数「20」を、システムRAM14の所定領域
に格納する(ステップS3)。
【0036】続いて、スコアカード(マークシート)の
挿入を求める表示を行って(ステップS4)、スコアカ
ードがマークシートリーダ4に挿入されたか否か判別し
(ステップS5)、スコアカードが挿入されるまでステ
ップS4、S5を繰り返す。ここでは、競技を終了した
プレーヤ毎に各自スコアカードを挿入して幹事は単に立
ち会っているだけにしてもよく、又は幹事が全プレーヤ
のスコアカードを集めて挿入するようにしてもよい。
【0037】そして、スコアカードがマークシートリー
ダ4に挿入されたならば(S5、Y)、スコアカードの
マークを読み取る(ステップS6)。これにより、プレ
ーヤの名前(図3の各記入区分)、ハンディキャップ
(図5のスコア記入欄32−1の記入区分33−4)及
び各ホール毎のスコア(図3及び図4のスコア記入欄3
2−1のホール番号1〜18に対応する記入区分)のマ
ークが読み取られ、これら読み取られたマークの位置デ
ータが一旦システムRAM14の所定領域に格納され
る。
【0038】次に、スコアカードの全データを読み取っ
たか否か判別する(ステップS7)。この処理は、上記
システムRAM14の所定領域に格納された名前、ハン
ディキャップ及び各ホール毎のスコアを示すマークの位
置データを調べ、これらの内、いずれか1つでもデータ
が格納されていない記入区分があるか否かを判別する処
理である。
【0039】もし、データが格納されていない記入区分
があればマークの記入洩れであると判断し(S7、
N)、この場合は記入洩れがあること示す警告表示を行
った後(ステップS8)、システムRAM14の上記デ
ータが一旦格納されている領域をクリアして(ステップ
S9)、前述のステップS5に戻る。
【0040】このように、挿入したスコアカードにマー
クの記入洩れがあった場合、ユーザはマークを正しく記
入し直したスコアカードを再度挿入して、正しいデータ
を再入力する。
【0041】上記ステップS7で、スコアカードの全デ
ータを読み取ったときは(S7、Y)、プレーヤカウン
タを「1」インクリメントして(ステップS10)、こ
のインクリメント後のプレーヤカウンタの値とシステム
RAM14に格納したプレーヤ数とを比較し、プレーヤ
カウンタによる計数がカウントアップしているか否か判
別する(ステップS11)。
【0042】そして、カウントアップしていなければ
(S11、N)、前述のステップS4に戻り再びステッ
プS4〜S11の処理を行うということを全プレーヤの
スコアカードの読み取りが終了するまで繰り返す。
【0043】上記ステップS11で全プレーヤのスコア
カードの読み取り終了を確認したときは(S11、
Y)、読み取った全スコアカードのスコアデータを集計
する、即ち、各プレーヤ毎に、アウト及びインのスコア
を合計してグロスを算出し、この算出したグロスからハ
ンディキャップを差し引いてネットを算出する演算を行
って、プレーヤ名、アウトの合計スコア、インの合計ス
コア、グロス、ハンディキャップ、及びネットからなる
成績データを作成する(ステップS12)。
【0044】続いて、上記算出した各プレーヤ毎のネッ
ト値に基づいて成績データを昇順にソートし、順位順に
並んだプレーヤデータを作成する(ステップS13)。
次に、カード用スロット2−1に挿入されているソフト
カード8から、フォームデータを読み出し、この読み出
したフォームデータと、システムRAM14に格納され
ているプレーヤ数(この例では「20」)とに基づい
て、プレーヤ数に対応する行数で構成される成績表フォ
ームデータ(イメージデータ)を発生し、このイメージ
データをFRAM16に展開する(ステップS14)。
【0045】さらに、上記作成した成績データ(プレー
ヤデータ)に基づいて姓名、スコア等の文字データを発
生し、これら発生した文字データ(イメージデータ)を
FRAM16に展開されている成績表フォームのイメー
ジデータの対応する表記欄(アドレス)に順次展開する
(ステップS15)。
【0046】そして、全データの展開を完了して、この
FRAM16に展開したイメージデータをプリンタI/
F17を介してプリンタエンジン18に転送して、印字
出力する(ステップS16)。この処理では、全プレー
ヤ数分の枚数の適宜のサイズの定形用紙に複写して印字
出力する。
【0047】これにより、幹事役は大型フォーム用紙に
転記する必要がなく、プレーヤは各自手元に配付され
た、例えば図7に示す「〇〇〇ゴルフコンペ成績表」と
表題の付けられた成績表により、それぞれの順位等の競
技結果を知ることができ、また、その成績表を記念とし
て各自の手元に残すことができる。
【0048】また、上記第一実施例のように、定形用紙
に複写して印字出力するのではなく、従来のように会場
に張り出すことができるよう、手書きする場合と同様の
1枚の大型フォーム用紙にプロッタ等により印字出力し
てもよい。
【0049】これを第二実施例として、以下に説明す
る。図8は、図1に示す印字装置1の内部に設けられる
第二実施例としての制御部のハードウェア構成を示すブ
ロック図である。同図に示す印字装置制御部10′は、
図2に示した印字装置制御部10と同一構成部分につい
ては同一の符号を付与して示す。図8に示す印字装置制
御部10′は、バスライン11に新たにプロッタデータ
変換器21が接続され、そのプロッタデータ変換器21
にプロッタI/F22が接続されている。このプロッタ
I/F22には、図9に示すようなプロッタ25が接続
ケーブル26により着脱自在に接続される。
【0050】この第2実施例においては、図8に示すC
PU12は、プロッタデータ変換器21を制御して、F
RAM16に展開したパターンデータをプロッタ25に
適応する印字データに変換させ、これをプロッタI/F
22を介してプロッタ25に出力する。
【0051】このような構成の第二実施例において、前
述したマークシートを読み取って所定のフォームで印字
出力する処理動作を、図10に示すフローチャートを用
いて説明する。尚、この処理も、図6に示した第一実施
例の処理動作とほぼ同様であり、同一処理動作には同一
ステップ番号を付与して示す。また、この処理は、ユー
ザが印字装置1にゴルフコンペ用のソフトカード8を装
着し、プロッタI/F22にプロッタ25を接続した
後、例えば操作表示部3にオプションメニューを呼び出
して、プロッタ印字を指定入力することにより、図8に
示す制御部10′のCPU12により開始される。
【0052】先ず、ステップS1〜S15まで、図6の
場合と同様に処理する。そして、上記ステップS15の
後、FRAM16に展開したパターンデータをプロッタ
データ変換器21に転送し(ステップS21)、操作表
示部3にこれよりプロッタ印刷を開始する旨を表示して
(ステップS22)、これを確認するユーザからのキー
入力を待機する(ステップS23)。
【0053】ユーザによりプロッタ25の接続やフォー
ム用紙のセット等が確認され、操作表示部3から確認又
は実行キーが入力操作されたことを確認したときは(S
23、Y)、プロッタデータ変換器21からプロッタI
/F22を介してプロッタ25にデータを転送して印刷
出力を開始する(ステップS24)。これにより、図7
に示す「〇〇〇ゴルフコンペ成績表」と表題が付された
成績表が大型フォーム用紙に印刷される。
【0054】尚、上述した実施例では、いずれも成績表
には順位順にプレーヤのデータを印字しているが、手書
きの場合と同様に競技開始順にパーティー毎に順次表記
するようにしてもよい。
【0055】また、プレーヤ毎に1枚のスコアカードを
読み取らせるようにしているが、通し番号等でプレーヤ
名を自動認識できるようにし、パーティー毎に1枚のス
コアカードから1度にパートナー4人の成績を読み取る
ようにすれば、例えば100人を越える大コンペ等で
も、データ入力から成績表の印刷までを一層迅速に行う
ことができる。
【0056】また、上記実施例では、ソフトカード8の
アプリケーションプログラムを、システムRAM14の
アプリケーションプログラム領域に一旦ロードしてか
ら、そのアプリケーションプログラムをシステムRAM
14から読み出して処理を実行しているが、これに限る
ことなく、ソフトカード8のAP・ROM8aを直接ア
クセスしながら処理を実行するようにしてもよい。
【0057】また、ゴルフのスコアカードに記入された
マークを読み取ってデータ集計する例について説明した
が、本発明はゴルフのスコアカードの読み取りに限定さ
れるものではなく、ソフトカード(メモリカード)8
に、他のデータ例えば病院のカルテ、アンケート調査、
国勢調査等のデータが書き込まれたマークシートを読み
取って集計するアプリケーション・ソフトを収納すれ
ば、どのようなデータの集計にも用いることができ、応
用は種々考えられる。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印字装置本体に着脱自在に構成されたソフトカー
ドを印字装置に差し込むだけで、データ入力からフォー
ム用紙に集計結果を印刷出力するまでの全ての作業をホ
スト機器を用いず且つ簡単な操作で自動的に実行できる
ので、高機能で高価なホスト機器を組合わせた大型シス
テムが不用となり、したがって印字コストと消費電力の
低減した安価な印字システムを実現できる。また、どの
ような集計作業も、装着するソフトカードを交換し、適
応するマークシートのマークを読み取らせるだけで、デ
ータの集計から印字までを自動的に行うので、機器の操
作やソフトの使用方法を習熟する必要がなく作業を容易
且つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の印字装置の外観構成を示す斜視図
である。
【図2】第一実施例の印字装置の制御部の全体構成を示
すブロック図である。
【図3】マークシートを説明する図(その1)である。
【図4】マークシートを説明する図(その2)である。
【図5】マークシートを説明する図(その3)である。
【図6】第一実施例のCPUによるソフトカード内のア
プリケーションプログラムに基づく処理動作を説明する
フローチャートである。
【図7】印字フォームの一例を示す図である。
【図8】第二実施例の印字装置の制御部の全体構成を示
すブロック図である。
【図9】第二実施例の印字装置に接続されるプロッタを
示す図である。
【図10】第二実施例のCPUによるソフトカード内の
アプリケーションプログラムに基づく処理動作を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1 印字装置 2−1、2−2 カード用スロット 3 操作表示部 4 マークシートリーダ 4a 案内板 4b トレー 4c マークシートリーダ・コントローラ 4d リーダ 5 用紙カセット挿入口 6 排紙ローラ 7 排紙トレー部 8 ソフトカード(メモリカード) 10、10′ 印字装置制御部 11 バスライン 12 CPU(Central-Processing-Unit) 13 システムROM(ROM:Read-Only-Memory) 14 システムRAM(RAM:Random-Access-Memory) 16 FRAM 17 プリンタI/F(I/F:インタフェース) 18 プリンタエンジン 21 プロッタデータ変換器 22 プロッタI/F 25 プロッタ 26 接続ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マークシートに書き込まれた情報を読み
    取るマークシートリーダと、 該マークシートリーダにより読み取られた情報を所定の
    法則に従って処理する演算処理装置と、 該演算処理装置の演算結果を印刷するためのフォーム情
    報を記憶するフォームメモリと、 前記演算処理装置の演算結果に対応する文字情報を発生
    する文字情報発生手段と、 該文字情報発生手段が発生した文字情報と、前記フォー
    ムメモリに記憶されているフォーム情報とを合成して印
    刷出力する印字制御手段と、 からなることを特徴とする印字装置。
JP5221684A 1993-09-07 1993-09-07 印字装置 Withdrawn JPH0768892A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002094393A1 (en) * 2001-05-22 2002-11-28 Drcs Solutions Limited A golf data entry card, gold scoring system and a method of golf scoring
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