JPH0768078A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JPH0768078A
JPH0768078A JP6000738A JP73894A JPH0768078A JP H0768078 A JPH0768078 A JP H0768078A JP 6000738 A JP6000738 A JP 6000738A JP 73894 A JP73894 A JP 73894A JP H0768078 A JPH0768078 A JP H0768078A
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bearing
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rotation
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Yoshiyuki Miwa
義之 三輪
Michiaki Ito
道明 伊藤
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンウェイクラッチの外周部を回止め固定す
るための段付きボルトを不要にして、製造作業性を向上
させると共に、製造コストを安くする。 【構成】 本発明の脱水兼用洗濯機は、回転槽13が脱
水時の回転方向と逆方向に回転することを阻止するロー
ラ式のワンウェイクラッチ43を備えて成るものにおい
て、回止め用軸受ケース48の円筒状部48a内に、脱
水軸24を支承する軸受32の外周部を圧入して回止め
状態で嵌合させると共に、回止め用軸受ケース48の角
筒部48c内に、ワンウェイクラッチ43のハウジング
44の鍔状部47を回止め状態で嵌合させる構成とし
た。これにより、ワンウェイクラッチ43のハウジング
44を、回止め用軸受ケース48により軸受32に一体
化して回止めする構成であるので、段付きボルトが不要
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンウェイクラッチに
よって回転槽が脱水時の回転方向と逆方向に回転するこ
とを防止するようにした脱水兼用洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】脱水兼用洗濯機においては、従来より、
回転槽を制動するブレ―キ装置を備えると共に、洗濯時
の渦巻水流に起因する回転槽の逆回転を防止する逆転防
止装置を備えている。この場合、ブレ―キ装置はバンド
ブレ―キ装置により構成され、逆転防止装置はローラ式
のワンウェイクラッチにより構成されている。
【0003】上記ワンウェイクラッチを用いた構成の一
例を、図13に従って述べる。この図13において、ワ
ンウェイクラッチ1は、ブレ―キドラム2よりも下方に
配設されており、略円筒状をなす外輪3、並びに、この
外輪3と脱水軸4の下部中空軸5との間に介装された複
数のロ―ラ6を有して構成されている。上記外輪3は、
略円筒状の取付部材7内に嵌合固定されている。この取
付部材7がワンウェイクラッチ1のハウジングを構成し
ている。上記取付部材7の下端部には、固定板部7aが
鍔状に一体に形成されており、この固定板部7aを下部
ケ―ス8に段付きボルト9により固定している。この段
付きボルト9は、固定板部7aに形成された貫通孔に遊
嵌されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、製造時において、ワンウェイクラッチ1を
組み付ける場合、その外輪3を取付部材7内に嵌合する
と共に、該取付部材7の固定板部7aを下部ケ―ス8に
段付きボルト9により締め付け固定しているので、ボル
ト9を締め付ける作業が面倒であると共に、取付部材7
及び段付きボルト9が必要なので部品点数が多く且つコ
スト高であるという欠点があった。また、軸受10を支
持する下部ケ―ス8内に、段付きボルト9を配設するた
めの格納スペースを設ける必要があり、そのために、下
部ケ―ス8の形状が複雑になるから、該下部ケ―ス8を
絞り加工するときの加工作業がかなり難かしくなるとい
う欠点があった。更に、取付部材7は、円筒部に大きな
鍔状の固定板部7aを一体に形成するという複雑な形状
であるので、金型等のコストが高くなり、製造コストが
高くなるという欠点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、製造作業性を向
上できると共に、製造コストを安くし得る脱水兼用洗濯
機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の脱水兼用洗濯機
は、回転槽の槽軸に設けられ前記回転槽が脱水時の回転
方向と逆方向に回転することを阻止するローラ式のワン
ウェイクラッチを備えて成る脱水兼用洗濯機において、
前記槽軸の軸受を支持する軸受ケースに、前記ワンウェ
イクラッチを保持する保持部を設けたところに特徴を有
する。
【0007】この構成の場合、前記ワンウェイクラッチ
のハウジングに、前記軸受と前記軸受ケースの保持部と
の間に挟持される被挟持部を設けるように構成すること
も好ましい。更に、前記ワンウェイクラッチのハウジン
グに前記被挟持部としての鍔状部を設けると共に、この
鍔状部に回止め用の凸部を設ける構成とすることも考え
られる。
【0008】また、前記軸受ケースを、前記軸受の外周
部と前記ワンウェイクラッチの外周部とにそれぞれ回止
め状態で嵌合する回止め用軸受ケースと、この回止め用
軸受ケースを嵌合支持するケースとから構成することも
一層好ましい構成である。この場合、前記回止め用軸受
ケースの一端部に非円形状の嵌合孔部を設けると共に、
前記ワンウェイクラッチの外周部を構成するハウジング
の他端部に前記嵌合孔部に回止め状態で嵌合する非円形
状の嵌合部を設ける構成とすることも考えられる。ま
た、前記回止め用軸受ケースの一端面部に回止め用の凸
部又は凹部を設けると共に、前記ワンウェイクラッチの
外周部を構成するハウジングの他端部に鍔状部を設け、
この鍔状部に前記回止め用の凸部又は凹部に嵌合する凹
部又は凸部を設ける構成としても良い。
【0009】
【作用】上記手段によれば、槽軸の軸受を支持する軸受
ケースに、ワンウェイクラッチを保持する保持部を設け
る構成としたので、ワンウェイクラッチを固定保持する
ための段付きボルトを不要にできると共に、段付きボル
トの締め付け作業も不要にできる。そして、段付きボル
トが不要になるから、段付きボルト用の格納スペースを
設ける必要もなくなり、軸受を支持する下部ケ―スの形
状が簡単になるので、該下部ケ―スを絞り加工する際の
加工作業が容易になえい、その製造コストが安くなる。
また、ワンウェイクラッチのハウジングに段付きボルト
用の大きな鍔状部を一体に形成する必要がなくなるの
で、ワンウェイクラッチのハウジングの形状が簡単にな
り、その製造コストが安くなる。
【0010】この場合、具体的には、ワンウェイクラッ
チのハウジングに被挟持部を設け、この被挟持部を軸受
と軸受ケースの保持部との間に挟持させるように構成す
れば、ワンウェイクラッチを確実に保持できる。更に、
ワンウェイクラッチのハウジングに被挟持部としての鍔
状部を設け、この鍔状部に回止め用の凸部を設ける構成
とすれば、挟持機能と回止め機能とを同一箇所で実現す
ることができる。
【0011】また、軸受ケースを、軸受の外周部とワン
ウェイクラッチの外周部とにそれぞれ回止め状態で嵌合
する回止め用軸受ケースと、この回止め用軸受ケースを
嵌合支持するケースとから構成しても、同様にして、製
造作業性を向上できると共に製造コストを安くすること
ができる。この場合、具体的には、回止め用軸受ケース
の一端部に非円形状の嵌合孔部を設けると共に、ワンウ
ェイクラッチの外周部を構成するハウジングの他端部に
上記嵌合孔部に回止め状態で嵌合する非円形状の嵌合部
を設ける構成とすれば、ワンウェイクラッチを確実に回
止めできる。また、回止め用軸受ケースの一端面部に回
止め用の凸部又は凹部を設けると共に、ワンウェイクラ
ッチの外周部を構成するハウジングの他端部に鍔状部を
設け、この鍔状部に上記回止め用の凸部又は凹部に嵌合
する凹部又は凸部を設ける構成としても、ワンウェイク
ラッチを確実に回止めできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1な
いし図4を参照しながら説明する。まず、脱水兼用洗濯
機の全体構成を示す図2において、外箱11の内部に
は、水受槽12が揺動自在に弾性支持されている。この
水受槽12内には、洗い槽及び脱水槽を兼用する回転槽
13が配設されており、この回転槽13の内底部に撹拌
体14が配設されている。また、水受槽12の外底部に
は、洗濯及び脱水運転用のモータ15及び駆動機構部1
6が配設されており、モータ15の回転力はベルト伝達
機構17を介して上記駆動機構部16へ伝達されるよう
に構成されている。上記駆動機構部16のケ―ス18
は、上部ケ―ス19及び下部ケ―ス20から構成されて
いて、水受槽12の外底部に固定されている。
【0013】ここで、駆動機構部16は、図1に示すよ
うに、減速装置21、クラッチ機構22及びブレ―キ装
置23等を内蔵して構成されている。これにより、駆動
機構部16は、モ―タ15の回転力を洗い及びすすぎ時
には撹拌体14だけに減速して伝え、また、脱水時には
回転槽13及び撹拌体14に伝えて双方を一体的に高速
回転させる構成となっている。
【0014】さて、図1において、回転槽13を駆動す
るための槽軸である脱水軸24は、上部中空軸25と下
部中空軸26とをブレ―キドラム27により連結一体化
して構成されている。上記ブレ―キドラム27は、ドラ
ム本体28とこれの下面開口部を閉塞する蓋体29とを
結合してなり、ドラム本体28の上端に一体形成したス
リ―ブ30は前述の上部中空軸25に連結され、そし
て、蓋体29の下部に前述の下部中空軸26が一体形成
されている。
【0015】上記脱水軸24のうちの上部中空軸25
は、前記上部ケ―ス19に軸受31を介して支承され、
下部中空軸26は前記下部ケ―ス20に軸受32を介し
て支承されている。また、前記ブレ―キドラム27は前
述の減速装置21のケ―シングを兼用するものであり、
該ブレ―キドラム27内には、減速のための周知の遊星
歯車機構33が設けられている。この遊星歯車機構33
の入力軸が駆動軸34であり、該駆動軸34は、モ―タ
15からの回転力をベルト伝達機構17及び連結軸35
を介して受けて回転されるように構成されている。上記
遊星歯車機構33の出力軸が撹拌軸36であり、この撹
拌軸36の上端に前記撹拌体14が連結固定されてい
る。
【0016】一方、クラッチ機構22において、クラッ
チスプリング37を収容するクラッチスリ―ブ38が、
後述するブレ―キレバ―39と共に図示しない電磁石に
よって移動制御されるクラッチレバ―40に係止されて
いるとき(洗い又はすすぎ時)には、駆動軸34と一体
回転する前記連結軸35から前記脱水軸24の一部であ
る下部中空軸26への回転力伝達を断つようになってい
る。これにより、洗い時には、モ―タ15により駆動軸
34側のみが回転され、この結果、撹拌体14が減速装
置21により減速された回転速度で駆動されるように構
成されている。また、クラッチレバ―40による係止が
解除されたとき(脱水時)には、該連結軸35と下部中
空軸26とを連結状態として回転力を脱水軸24にも伝
達するようになっている。これにより、脱水時には、駆
動軸34,脱水軸24,ブレ―キドラム27及び撹拌軸
36が一体回転し、この結果、回転槽13が撹拌体14
と共に高速回転されるように構成されている。
【0017】また、前記ブレ―キ装置23について述べ
るに、ブレ―キドラム27の外周面には、該ブレ―キド
ラム27を制動するためのブレ―キバンド41が装着さ
れている。このブレ―キバンド41は、その一端部が下
部ケ―ス20に固定された枢軸42に連結され、他端部
が同じく下部ケ―ス20に上記枢軸42により回動可能
に支持されたブレ―キレバ―39に連結されている。上
記ブレ―キバンド41のうちのブレ―キドラム27に接
触する面には、ブレ―キシュ―が取付けられている。
【0018】更に、ブレ―キレバ―39は、図示しない
引張りコイルばね等により常時ブレ―キバンド41をブ
レ―キドラム27に締め付ける方向に回動付勢されてお
り、このブレ―キバンド41の締り勝手方向は脱水時の
回転槽13の回転方向と同方向に設定されている。ま
た、ブレ―キレバ―39は、電磁石やモータ等によりブ
レ―キバンド41の緩み勝手方向に回動されるように構
成されている。
【0019】さて、脱水軸24の下部の軸受32の上方
には、回転槽13の逆転防止装置であるローラ式のワン
ウェイクラッチ43が設けられており、以下、これにつ
いて図1、図3及び図4を参照して詳述する。このワン
ウェイクラッチ43は、ほぼ円筒状のハウジング44、
このハウジング44の内部に回止め状態になるように圧
入された外輪45、この外輪45の内周面部と前記脱水
軸24の下部中空軸26との間に介装された複数のロ―
ラ46から構成されている。上記ハウジング44の他端
部である下端部には、図3にも示すように、嵌合部であ
る例えば鍔状部47が突設されており、この鍔状部47
の外周部の形状は、非円形状である多角形状(この場合
例えば正六角形状)に形成されている。
【0020】そして、上記ワンウェイクラッチ43のハ
ウジング44と軸受32とは、回止め用軸受ケース48
により一体化されている。この回止め用軸受ケース48
は、具体的には、図3にも示すように、円筒状部48a
と、この円筒状部48aの一端部である上端部に内側に
向けて延設された端面壁部48bと、この端面壁部48
bに上方に向けて突設された断面正六角形状の角筒部4
8cと、この角筒部48cの上端部に内側に向けて延設
され且つ貫通孔48dを有する端面壁部48eとから構
成されている。そして、回止め用軸受ケース48の円筒
状部48a内に軸受32の外周部である外輪を圧入して
回止め状態で嵌合させていると共に、角筒部48c内に
ワンウェイクラッチ43のハウジング44の鍔状部47
を回止め状態で嵌合させている。この場合、回止め用軸
受ケース48の角筒部48cが非円形状の嵌合孔部を構
成している。
【0021】また、上記軸受32は、下部ケース20の
軸受支持用の嵌合凹部内に、回止め用軸受ケース48の
円筒状部48aを介して圧入固定されており、該円筒状
部48aは下部ケース20に対して回止め状態になるよ
うに固定されている。この構成の場合、回止め用軸受ケ
ース48と下部ケース20(ケース18)とから本発明
の軸受ケースが構成されている。また、回止め用軸受ケ
ース48の端面壁部48eがワンウェイクラッチ43
(ハウジング44)を保持する保持部を構成している。
【0022】そして、上記したように、回止め用軸受ケ
ース48によりワンウェイクラッチ43のハウジング4
4と軸受32とを一体化すること(即ちワンウェイクラ
ッチ43のハウジング44を回止め用軸受ケース48の
端面壁部48eにより保持すること)によって、ワンウ
ェイクラッチ43は、脱水軸24つまり回転槽13の脱
水時の回転方向への回転を許容し、脱水時の回転方向と
逆方向への回転を阻止するように構成されている。ここ
で、図1及び図4に示すように、回止め用軸受ケース4
8の角筒部48cと、ワンウェイクラッチ43のハウジ
ング44の鍔状部47との間には、若干の隙間が設けら
れていると共に、回止め用軸受ケース48の端面壁部4
8eの貫通孔48dと、ワンウェイクラッチ43のハウ
ジング44の外周部との間にも、若干の隙間が設けられ
ている。これらの隙間(径方向の隙間)により、ワンウ
ェイクラッチ43の調芯(いわゆる芯出し)をスムーズ
に実行できて、組み付けを容易に行なうことができるよ
うに構成されている。また、ワンウェイクラッチ43の
ハウジング44の鍔状部47は、回止め用軸受ケース4
8の端面壁部48eの下面と軸受32の上面との間に挟
まれて保持された状態で、上下方向即ち軸方向に若干移
動可能に構成されている(即ち、端面壁部48eと鍔状
部47との間及び鍔状部47と軸受32との間に若干の
隙間が設けられている)。そして、上記した各隙間によ
って、動作時にワンウェイクラッチ43が受ける力を緩
衝することが可能になっている。
【0023】次に、上記構成の作用を説明する。まず、
洗い又はすすぎ時(洗濯時)には、ブレ―キバンド41
がブレ―キドラム27に締め付けられており、回転槽1
3が制動状態にある。この状態で、撹拌体14がモ―タ
15によって正逆回転駆動される。そして、撹拌体14
が正逆回転すると、回転槽13内に渦巻水流が生成さ
れ、洗濯物が洗濯されるが、回転槽13はこの渦巻水流
から或は渦巻水流に乗じて流動する洗濯物から正逆方向
の回転力を受ける。今、回転槽13が脱水時の回転方向
と同方向の回転力を受けたとすると、この回転方向はブ
レ―キバンド41にとって締り勝手方向であるから、ブ
レ―キバンド41がより強くブレ―キドラム27に締り
付くことによって、脱水軸24に大きな制動力が作用
し、回転槽13の同方向への回転が阻止される。
【0024】一方、回転槽13が脱水時の回転方向とは
逆方向の回転力を受けると、この回転方向はブレ―キバ
ンド41にとって緩み側であることから、ブレ―キバン
ド41による脱水軸24の制動力が減少し、回転槽13
が上記方向に回転することがある。この場合、回転槽1
3が僅かに上記方向へ回転すると、その回転は、ワンウ
ェイクラッチ43にとって回転を阻止する方向であるた
め、脱水軸24ひいては回転槽13の回転が阻止され、
それ以上の回転が確実に防止されるようになっている。
【0025】このような構成の本実施例によれば、回止
め用軸受ケース48を、脱水軸24を支承する軸受32
の外周部とワンウェイクラッチ43の外周部であるハウ
ジング44とにそれぞれ回止め状態で嵌合させることに
より、ワンウェイクラッチ43のハウジング44ひいて
は外輪45を回り止めする構成としたので、組み立て作
業は各部品を上から順に嵌合させるだけの簡単なものと
なる。このため、従来構成(図13参照)とは異なり、
ワンウェイクラッチ43の外周部(ハウジング44及び
外輪45)を固定するための段付きボルトを不要にでき
ると共に、段付きボルトを締め付ける作業を不要にでき
るから、組み立て作業性を大幅に向上させることができ
る。そして、段付きボルトが不要になるから、段付きボ
ルト用の格納スペースを設ける必要もなくなり、軸受3
2を支持するための下部ケ―ス20の形状を従来構成
(図6参照)に比べて簡単な形状にすることができ、そ
の分だけ下部ケ―ス20を絞り加工する際の加工作業が
容易になる。また、ワンウェイクラッチ43のハウジン
グ44に段付きボルト用の大きな鍔状部を一体に形成す
る必要がなくなり、ワンウェイクラッチ43のハウジン
グ44の形状が簡単であるので、金型等の構成が簡単に
なり、製造が容易になる。従って、本実施例は、従来構
成に比べて、製造コストを安くすることができる。
【0026】また、ワンウェイクラッチ43のハウジン
グ44を回止めするための具体的構造は、ハウジング4
4の鍔状部47の外周部を多角形状にすると共に、回止
め用軸受ケース48の角筒部48cを断面多角形状にし
て、両者を嵌合させる構成であるから、簡単且つ信頼性
の高い構成である。更に、ハウジング44の鍔状部47
の外周部と、回止め用軸受ケース48の角筒部48cの
内周部との間に、調芯用の隙間(径方向の隙間)を設け
る構成としたので、各構成部品の寸法誤差及び組立誤差
に起因してワンウェイクラッチ43の調芯が阻害される
ことを確実に防止できる。また、上記隙間に加えて、ワ
ンウェイクラッチ43のハウジング44の鍔状部47と
回止め用軸受ケース48の端面壁部48eとの間又は上
記鍔状部47と軸受32との間に若干の隙間(軸方向の
隙間)を設け、上記ハウジング44を軸方向へ若干移動
可能に構成したので、ワンウェイクラッチ43が動作す
る時にワンウェイクラッチ43が受ける力を緩衝するこ
とが可能である。
【0027】尚、従来構成においても、図14に示すよ
うに、段付きボルト9の取付部位に、径方向の隙間aを
設けると共に、軸方向の隙間bを設けている。しかし、
従来構成では、各隙間a、bを精度良く管理することが
かなり困難であった。これに対して、上記実施例では、
ワンウェイクラッチ43のハウジング44及び回止め用
軸受ケース48がそれぞれ加工容易な構成であるので、
各隙間の管理が簡単である。
【0028】図5は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、第1の実施例と異なるところを説明する。図5に
おいて、ワンウェイクラッチ43のハウジング44に代
わるハウジング51の下端部には、鍔状部52が突設さ
れており、この鍔状部52には、1個又は複数個の凸部
52aが形成されている。また、回止め用軸受ケース4
8に代わる回止め用軸受ケース53の上端部には、貫通
孔53aを有する端面壁部53bが形成されており、こ
の端面壁部53bに上記凸部52aが嵌合する凹部であ
る例えば嵌合孔53cが形成されている。この場合、ワ
ンウェイクラッチ43のハウジング51の凸部52a
と、回止め用軸受ケース53の嵌合孔53cとを嵌合さ
せることにより、ハウジング51及び外輪45の回止め
がなされる構成となっている。尚、上記凸部52aと嵌
合孔53cとの間には、若干の隙間(調芯用)が設けら
れている。また、上述した以外の構成は、第1の実施例
の構成と同じ構成となっている。従って、この第2の実
施例においても、第1の実施例とほぼ同様な作用効果を
得ることができる。
【0029】また、図6は本発明の第3の実施例を示す
ものであり、第2の実施例と異なるところは、凸部と凹
部の配置関係を逆に構成したものである。即ち、図6に
おいて、ワンウェイクラッチ43のハウジング51に代
わるハウジング54の下端部には、鍔状部55が突設さ
れており、この鍔状部55には1個又は複数個の凹部で
ある例えば嵌合孔55aが形成されている。また、回止
め用軸受ケース53に代わる回止め用軸受ケース56の
上端部には、貫通孔56aを有する端面壁部56bが形
成されており、この端面壁部56bに上記嵌合孔55a
に嵌合する凸部56cが形成されている。これ以外の構
成は、第2の実施例の構成と同じ構成となっている。従
って、この第3の実施例においても、第2の実施例とほ
ぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0030】図7ないし図12は本発明の第4の実施例
を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明
する。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付
している。まず、第4の実施例では、図7に示すよう
に、ワンウェイクラッチ61を軸受32の下方に配設し
ている。そして、軸受32を下部ケース20に代わる下
部ケース62に一体に形成された軸受保持部62a内に
直接嵌合保持しており、この下部ケース62が軸受ケー
スを構成している。
【0031】また、上記ワンウェイクラッチ61は、図
8及び図11にも示すように、ほぼ円筒状のハウジング
63、このハウジング63の内部に回止め状態になるよ
うに圧入された外輪45、この外輪45の内周面部と前
記脱水軸24の下部中空軸26との間に介装された複数
のロ―ラ46から構成されている。上記ハウジング63
の上端部には、図9及び図10にも示すように、被挟持
部である例えば鍔状部64が突設されている。この鍔状
部64には、回止め部として例えば3個の回止め用の凸
部65が周方向に均等間隔に設けられている(図10参
照)。この場合、各凸部65の両側辺部には、それぞれ
溝部64a、64aが形成されている。そして、各凸部
65は、突片部を断面U字状に下方へ折り曲げることに
より形成されている。
【0032】一方、上記下部ケース62の軸受保持部6
2aの下端部には、内方へ直角に折曲されるように環状
の突片部62bが形成されており、この突片部62bと
軸受32の下面部との間にハウジング63の鍔状部64
が挟持されるように組立てられる構成となっており、こ
れにより、ハウジング63ひいてはワンウェイクラッチ
61が下部ケース62に固定保持されている。この場
合、上記突片部62bが保持部を構成している。そし
て、上記突片部62bには、図12に示すように、ハウ
ジング63の3個の凸部65が嵌合するための凹部とし
て3個の切欠部62cが形成されている。これら3個の
切欠部62cにハウジング63の3個の凸部65が嵌合
することにより、ハウジング63が回止めされる構成と
なっている。これによって、ワンウェイクラッチ61
は、脱水軸24つまり回転槽13の脱水時の回転方向へ
の回転を許容し、脱水時の回転方向と逆方向への回転を
阻止するように構成されている。
【0033】ここで、図8に示すように、下部ケース6
2の切欠部62cと、ワンウェイクラッチ61のハウジ
ング63の凸部65との間には、若干の隙間(径方向の
隙間a)が設けられている。これと共に、ハウジング6
3の鍔状部64の上面と軸受32の下面との間には、若
干の隙間(軸方向の隙間b)が設けられている。これら
隙間a、bにより、ワンウェイクラッチ61の調芯(い
わゆる芯出し)をスムーズに実行できて組み付けを容易
に行なうことができると共に、動作時にワンウェイクラ
ッチ61が受ける力を緩衝することが可能になってい
る。
【0034】従って、この第4の実施例においても第1
の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。特
に、第4の実施例では、下部ケース62に、ワンウェイ
クラッチ61のハウジング63を保持する保持部として
突片部62bを一体に形成する構成としたので、第1の
実施例に比べて、回止め用軸受ケース48を不要とする
分だけ、部品点数を少なくすることができ、組立工数を
削減できると共に、製造コストを安くすることができ
る。尚、第4の実施例において、ワンウェイクラッチ6
1及び軸受32を組立てる場合、下部ケース62内にワ
ンウェイクラッチ61のハウジング63を挿入して、下
部ケース62の切欠部62cとハウジング63の凸部6
5とを嵌合させた後、軸受32を下部ケース62の軸受
保持部62a内に圧入して嵌合保持するようにしてい
る。このため、部品を上から順に組み付けていけば済む
ので、従来構成に比べて、組立作業性が大幅に向上す
る。また、上記第4の実施例では、ワンウェイクラッチ
61のハウジング63の鍔状部64及び下部ケース62
の突片部62bがそれぞれ加工容易な構成であるので、
上記した各隙間a、bを精度良く管理することが可能で
ある。
【0035】尚、上記第4の実施例では、ワンウェイク
ラッチ61のハウジング63の鍔状部64に回止め部で
ある凸部65を設けると共に、下部ケース62の突片部
62bに上記凸部65が嵌合する切欠部62c(被回止
め部)を設ける構成としたが、これに代えて、鍔状部6
4に回止め部である凹部として例えば孔や切欠部を設け
ると共に、突片部62bに上記孔や切欠部に嵌合する凸
部(被回止め部)を例えば下方に向けて突設する構成と
しても良く、この場合にも、ほぼ同じ作用効果を得るこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、槽軸の軸受を支持する軸受ケースに、ワンウェイク
ラッチを保持する保持部を設ける構成としたので、段付
きボルトを不要にできて、製造作業性を向上できると共
に、下部ケ―スを絞り加工する際の加工作業が容易にな
り、また、ワンウェイクラッチのハウジングの形状が簡
単になり、総じて製造コストを安くし得るという優れた
効果を奏する。この場合、具体的には、ワンウェイクラ
ッチのハウジングに被挟持部を設け、この被挟持部を軸
受と軸受ケースの保持部との間に挟持させるように構成
したので、ワンウェイクラッチを確実に保持できる。更
に、ワンウェイクラッチのハウジングに被挟持部として
の鍔状部を設け、この鍔状部に回止め用の凸部を設ける
構成としたので、挟持機能と回止め機能とを同一箇所で
実現することができる。
【0037】また、軸受ケースを、軸受の外周部とワン
ウェイクラッチの外周部とにそれぞれ回止め状態で嵌合
する回止め用軸受ケースと、この回止め用軸受ケースを
嵌合支持するケースとから構成したので、上記した構成
と同様にして、製造作業性を向上できると共に製造コス
トを安くすることができる。この場合、回止め用軸受ケ
ースをワンウェイクラッチの外周部に回止めするに際し
ては、回止め用軸受ケースの一端部に非円形状の嵌合孔
部を設けると共に、ワンウェイクラッチの外周部を構成
するハウジングの他端部に上記嵌合孔部に回止め状態で
嵌合する非円形状の嵌合部を設ける構成としたので、簡
単且つ信頼性が高い構成となる。また、回止め用軸受ケ
ースの一方の端面部に回止め用の凸部又は凹部を設ける
と共に、ワンウェイクラッチの外周部を構成するハウジ
ングの他端部に鍔状部を設け、この鍔状部に上記回止め
用の凸部又は凹部に嵌合する凹部又は凸部を設ける構成
としたので、簡単且つ信頼性が高い構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す駆動機構部の縦断
面図
【図2】洗濯機全体の縦断側面図
【図3】ワンウェイクラッチ及び軸受の分解斜視図
【図4】ワンウェイクラッチ及び軸受周辺の縦断面図
【図5】本発明の第2の実施例を示すワンウェイクラッ
チ及び軸受周辺の縦断面図
【図6】本発明の第3の実施例を示す図5相当図
【図7】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図8】図4相当図
【図9】ワンウェイクラッチのハウジングの縦断面図
【図10】ワンウェイクラッチのハウジングの上面図
【図11】ワンウェイクラッチの縦断面図
【図12】下部ケースの部分破断下面図
【図13】従来構成を示す図1相当図
【図14】段付きボルト周辺の拡大縦断面図
【符号の説明】
11は外箱、12は水受槽、13は回転槽、14は撹拌
体、15はモータ、16は駆動機構部、18はケ―ス、
19は上部ケ―ス、20は下部ケ―ス、24は脱水軸
(槽軸)、27はブレ―キドラム、31は軸受、32は
軸受、43はワンウェイクラッチ、44はハウジング、
45は外輪、46はロ―ラ、47は鍔状部、48は回止
め用軸受ケース、48aは円筒状部、48bは端面壁
部、48cは角筒部(嵌合孔部)、48dは貫通孔、4
8eは端面壁部(保持部)、51はハウジング、52は
鍔状部、52aは凸部、53は回止め用軸受ケース、5
3aは貫通孔、53bは端面壁部(保持部)、53cは
嵌合孔(凹部)、54はハウジング、55は鍔状部、5
5aは嵌合孔(凹部)、56は回止め用軸受ケース、5
6bは端面壁部(保持部)、56cは凸部、61はワン
ウェイクラッチ、62は下部ケース(軸受ケース)、6
2aは軸受保持部、62bは突片部(保持部)、62c
は切欠部、63はハウジング、64は鍔状部(被挟持
部)、65は凸部を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転槽の槽軸に設けられ前記回転槽が脱
    水時の回転方向と逆方向に回転することを阻止するロー
    ラ式のワンウェイクラッチを備えて成る脱水兼用洗濯機
    において、 前記槽軸の軸受を支持する軸受ケースに、前記ワンウェ
    イクラッチを保持する保持部を設けたことを特徴とする
    脱水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記ワンウェイクラッチのハウジング
    に、前記軸受と前記軸受ケースの保持部との間に挟持さ
    れる被挟持部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    脱水兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記ワンウェイクラッチのハウジングに
    前記被挟持部としての鍔状部を設けると共に、 この鍔状部に回止め用の凸部を設けたことを特徴とする
    請求項2記載の脱水兼用洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記軸受ケースを、前記軸受の外周部と
    前記ワンウェイクラッチの外周部とにそれぞれ回止め状
    態で嵌合する回止め用軸受ケースと、この回止め用軸受
    ケースを嵌合支持するケースとから構成したことを特徴
    とする請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記回止め用軸受ケースの一端部に非円
    形状の嵌合孔部を設けると共に、 前記ワンウェイクラッチの外周部を構成するハウジング
    の他端部に前記嵌合孔部に回止め状態で嵌合する非円形
    状の嵌合部を設けたことを特徴とする請求項4記載の脱
    水兼用洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記回止め用軸受ケースの一端面部に回
    止め用の凸部又は凹部を設けると共に、 前記ワンウェイクラッチの外周部を構成するハウジング
    の他端部に鍔状部を設け、この鍔状部に前記回止め用の
    凸部又は凹部に嵌合する凹部又は凸部を設けたことを特
    徴とする請求項4記載の脱水兼用洗濯機。
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