JPH0768060A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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Publication number
JPH0768060A
JPH0768060A JP22186493A JP22186493A JPH0768060A JP H0768060 A JPH0768060 A JP H0768060A JP 22186493 A JP22186493 A JP 22186493A JP 22186493 A JP22186493 A JP 22186493A JP H0768060 A JPH0768060 A JP H0768060A
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JP
Japan
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blade
skin surface
bodies
link member
inner blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP22186493A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】肌面の凹凸形状に対する外刃の追従性を向上す
ることができるばかりでなく、2組の髭剃体のそれぞれ
の外刃に対する内刃体の刃圧を互いに均一にすることが
でき、しかも、肌面に対する本体の角度に拘らず、常に
肌面と直角な方向から荷重が入射されて荷重分散効率を
向上させることができる電気かみそりを提供する。 【構成】突起5aを支点に回動するフレーム9により肌
面Mに対して外刃8が密着すると同時に支持軸14を支
点に回動するリンク部材15により内刃体20,20が
上下動し、このリンク部材15の回動により、外刃8と
リンク部材15との相対距離が常に一定となり、2組の
髭剃体23,24の外刃8に対する内刃体20,20の
刃圧を均一とし得て、しかも、肌面Mから荷重が常に直
角リンク部材15に入射されて効率良く分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気かみそり、特に、
本体幅方向に往復動する一対の内刃体をその稜線が平行
となるように隣接して設けた電気かみそりに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−42262号
公報に示すように、外刃を一体に保持した一対の枠体を
ひとつの揺動部材を介して外刃フレームに保持させ、往
復動可能な一対の昇降部材に内刃体を設け、この一対の
内刃体を一対の外刃の裏面にそれぞれスプリングを介し
て弾接させて外刃と内刃体とをそれぞれ一体化した2組
の髭剃体を構成し、この2組の髭剃体を独立して上下動
させることにより肌面の凹凸形状に追従させるようにし
た電気かみそりがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された電気かみそりにあっては、外刃と内刃体とを
一体化した2組の髭剃体は、肌面の凹凸形状等によって
各々の外刃に加わる接触圧が不均等な場合、強い圧力を
受けている方の髭剃体がスプリングの付勢に抗して下方
へと変位することによって本体の肌面に対する角度に拘
らず、常に肌面の凹凸に外刃が密着するように設定され
ている。
【0004】しかしながら、スプリングの伸縮に髭剃体
の上下変位を頼っているため、肌面の凹凸形状に対する
外刃の追従性が悪いばかりでなく、下方へと変位した方
の髭剃体の外刃に対する内刃体の刃圧はスプリングの収
縮に伴って通常刃圧よりも強く、外刃の受ける荷重が適
正量を越えてしまい、薄い外刃の裏面が必要以上に内刃
体に削られて外刃の劣化が激しいものとなる。
【0005】しかも、本体が肌面に対して直角にない状
況では、肌面からの荷重が斜めから入射されるために髭
剃体の荷重分散効率が悪く、駆動モータの回転駆動を往
復動に変化させるための駆動機構部への負担が大きくな
ってしまう。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
肌面の凹凸形状に対する外刃の追従性を向上することが
できるばかりでなく、2組の髭剃体のそれぞれの外刃に
対する内刃体の刃圧を互いに均一にすることができ、し
かも、肌面に対する本体の角度に拘らず、常に肌面と直
角な方向から荷重が入射されて荷重分散効率を向上させ
ることができる電気かみそりを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため、平行な一対の稜線を有する外刃がフレーム
を介して本体ケースの上部に装着され、前記外刃と、該
外刃の裏面に前記一対の稜線に沿って弾接する一対の内
刃体とにより2組の髭剃体が構成され、駆動モータの駆
動を受けて往復動する内刃ユニットに前記一対の内刃体
が保持された電気かみそりであって、前記フレームは、
前記外刃の稜線間に位置し且つ該稜線と平行な軸線を有
する第1の回動軸を介して回動可能に前記本体ケースに
保持され、前記内刃ユニットは、前記第1の回動軸と平
行で且つ前記一対の内刃体の間に位置する第2の回動軸
により回動可能なリンク部材を備え、前記一対の内刃体
は、前記リンク部材に独立して回動可能に保持されてい
ることを要旨とする。
【0008】
【作用】このような構成においては、第1の回動軸を支
点に回動するフレームにより肌面に対して外刃が密着す
ると同時に第2の回動軸を支点に回動するリンク部材に
より内刃体が上下動し、このリンク部材の回動により、
外刃とリンク部材との相対距離が常に一定となり、2組
の髭剃体の外刃に対する内刃体の刃圧を均一とし得て、
しかも、肌面から荷重が常に直角にリンク部材に入射さ
れて効率良く分散される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の電気かみそりの実施例を図1
乃至図8に基づいて説明する。
【0010】図8において、電気かみそり1は、駆動モ
ータ2を保持した本体ケース3と、本体ケース3の上部
に係合部材4,4を介して着脱可能に保持されて本体ケ
ース3の一部をなす外刃ケース5と、駆動モータ2の出
力軸2aの回転駆動を往復動に変化させるための駆動機
構部6と、駆動機構部6に連結された内刃ユニット7と
を有する。
【0011】外刃ケース5は、図7(A)に示すよう
に、多数の髭挿入孔(図示せず)が形成され且つ平行な
一対の稜線を有するように外刃8を装着したフレーム9
を保持している。このフレーム9は、図7(B)に示す
ように、外刃8の稜線間に位置するように外刃ケース5
に突出され且つ稜線と平行な軸線を有する第1の回動軸
としての突起5a,5aによりフレーム9全体が外刃8
と一体に回動するように保持されている。
【0012】駆動機構部6は、一対の保持板部10a,
10aで本体ケース3に保持されると共に保持板部10
a,10aと連続する薄肉の可撓性変形部10b,10
b及び可撓性変形部10b,10b間を連結する底板部
10cを一体に有するラバー部10と、一端を底板部1
0cに連結すると共に他端を内刃ユニット7に連結した
連結軸11と、リング状に形成されて外周部が本体ケー
ス3に、内周部が連結軸11に保持されたゴム部材から
なる髭受部材12とを備えている。
【0013】そして、モータ2の回転中心から偏心して
設けられた出力軸2aが連結軸11の近傍の底板部10
cに設けられた長孔d(紙面に対して直交する方向に長
径)に嵌合することにより出力軸2aの回転がラバー部
材10により変換されて内刃ユニット7を往復動させ
る。内刃ユニット7は、図4(A)乃至図6に示すよう
に、両端にフランジ13a,13aを有する内刃台13
と、内刃台13に第2の回動軸としての支持軸14を介
して回動可能に保持されるリンク部材15と、リンク部
材15に回動可能に保持される一対の下ケース16,1
6と、下ケース16,16に上下摺動可能に保持される
上ケース17,17と、この上下ケース16,17に両
端がそれぞれ連結される案内軸18,18と、案内軸1
8,18を巻回するスプリング19,19とを備えてい
る。
【0014】内刃台13は、図2乃至図3(D)に示す
ように、平面視矩形のベース13bと、ベース13bに
穿設された長手方向に長径な案内孔13c,13cと、
連結軸11の一端が臨む係合孔部13dと、支持軸14
が挿通される支持孔13e,13eと、連結軸11の一
端寄りと係合する係合筒部13fとが一体に形成されて
いる。また、係合筒部13fには一対の係合爪13g,
13gが形成されている。
【0015】リンク部材15は、平面視H型に形成さ
れ、左右フランジ15a,15aには保持孔15b,1
5b…が形成されている。また、左右フランジ15a,
15aの下端中央寄りには、ブリッジ15cを貫通する
支持軸14挿通用の孔15d,15dが穿設されてい
る。
【0016】下ケース16の側壁には、保持孔15b,
15b…に係合して下ケース16の回動軸となる突起1
6a,16aが突設されている。また、下ケース16の
底壁には案内孔13cに遊嵌されて組み付け時の倒れを
防止するための突起16bが突設されている。さらに、
下ケース16の内壁面には上下方向に延びる溝16c,
16cが形成されている。
【0017】上ケース17には、溝16c,16cに係
合してその上下動が案内される係合突起17a,17a
が形成されている。また、上ケース17には、外刃8の
裏面に稜線に沿ってスプリング19の付勢により弾接す
る一対の内刃体20,20をそれぞれ保持するための保
持突起17b,17bが突設されている。
【0018】内刃体20は、保持突起17b,17bが
係合する孔21a,21aを有するベース21と、この
ベース21に保持された多数の扇状の内刃22,22…
とを備え、駆動モータ2の回転を受けて内刃ユニット7
と一体に本体ケース3の長手方向に往復動(図8矢印イ
方向)することにより、外刃8と内刃22,22…との
協同で髭を切断する。尚、内刃体20,20は、外刃8
の2つの稜線部分と組み合わされた状態で2組の髭剃体
23,24を構成する。
【0019】このように構成された電気かみそり1は、
例えば、図1(A)に示すように、肌面Mに対して外刃
8の2つの稜線を通る平面Hが角度θとなるような状態
で当接する場合、当然に、一方の稜線側の外刃8に対応
した髭剃体23が先に肌面Mに当接する。
【0020】すると、肌面Mから髭剃体23に加わった
外力Pの応力によりフレーム9が突起5a,5aを回動
軸として矢印ロ方向に回動し、図1(B)に示すよう
に、このフレーム9の回動に連動して一方の髭剃体23
が押し下げられるため、リンク部材15が支持軸14を
回動軸に回動し、この回動に伴うリンク作用(シーソー
作用)により他方の髭剃体24が上方へと変位する。
【0021】従って、スプリング19の付勢に関係なく
単にフレーム9がリンク部材15と連動して軸5a,1
4を支点に回動するだけで容易に2組の髭剃体23,2
4を肌面Mの凹凸形状に対して追従させることができ
る。
【0022】尚、他方の髭剃体24の外刃8が肌面Mに
当接した状態は、回動前の平面Hと回動後の平面Hとの
なす角度θ’が角度θと等しく、従って、肌面Mと回動
後の平面Hとは同一平面上に位置する。
【0023】一方、各内刃22,22…は、スプリング
19の付勢により外刃8の裏面に弾接させられるが、外
刃8の一対の稜線を通る平面Hと、リンク部材15に係
合した突起16a,16aの各中心とを結ぶ線Lとが常
に平行で且つ一定の距離を維持するため、その弾接力に
伴う2組の髭剃体23,24の外刃8に対する内刃体2
0の刃圧を常に一定とすることができる。また、肌面M
からの外力に伴う荷重は、突起16a,16aを介して
リンク部材15に直角に入射されるため、このリンク部
材15を介して効率良く分散させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気かみ
そりにあっては、一対の内刃体の上下変位をスプリング
の圧力変化ではなく外力に応じたリンク部材の回動によ
り行なうように構成したことにより、肌面の凹凸形状に
対する外刃の追従性を向上することができるばかりでな
く、2組の髭剃体のそれぞれの外刃に対する内刃体の刃
圧を互いに均一にすることができ、しかも、肌面に対す
る本体の角度に拘らず、常に肌面と直角な方向から荷重
が入射されて荷重分散効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気かみそりを示すもので、(A)は
フレーム回動前の要部の縦断面図、(B)はフレーム回
動後の要部の縦断面図である。
【図2】本発明の電気かみそりに使用される内刃台を示
し、底面方向の外観斜視図である。
【図3】同じく、(A)は内刃台の正面図、(B)は側
面図、(C)は図2(B)のA−A線に沿う断面図、
(D)は図2(A)のB−B線に沿う断面図である。
【図4】本発明の電気かみそりに使用される内刃ユニッ
トを示し、(A)はリンク部材回動前の側面図、(B)
はリンク部材回動後の側面図である。
【図5】同じく、(A)は正面方向の要部の縦断面図、
(B)は側面方向の要部の中央縦断面図である。
【図6】同じく、分解状態の斜視図である。
【図7】本発明の電気かみそりに使用されるフレームを
示し、(A)は回動前の要部の断面図、(B)は回動後
の要部の断面図である。
【図8】本発明の電気かみそりの要部の正面方向の縦断
面図である。
【符号の説明】
1…電気かみそり 2…駆動モータ 3…本体ケース 5…外刃ケース 5a…突起(第1の回動軸) 7…内刃ユニット 8…外刃 9…フレーム 14…支持軸(第2の回動軸) 15…リンク部材 20…内刃体 23…髭剃体 24…髭剃体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な一対の稜線を有する外刃がフレー
    ムを介して本体ケースの上部に装着され、 前記外刃と、該外刃の裏面に前記一対の稜線に沿って弾
    接する一対の内刃体とにより2組の髭剃体が構成され、 前記一対の内刃体が駆動モータの駆動を受けて往復動す
    る内刃ユニットに保持された電気かみそりであって、 前記フレームは、前記外刃の稜線間に位置し且つ該稜線
    と平行な軸線を有する第1の回動軸を介して回動可能に
    前記本体ケースに保持され、 前記内刃ユニットは、前記第1の回動軸と平行で且つ前
    記一対の内刃体の間に位置する第2の回動軸により回動
    可能なリンク部材を備え、 前記一対の内刃体は、前記リンク部材に独立して回動可
    能に保持されていることを特徴とする電気かみそり。
JP22186493A 1993-09-07 1993-09-07 電気かみそり Pending JPH0768060A (ja)

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