JP2011005041A - T型安全かみそり - Google Patents
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Abstract
かみそり刃組立体の首振り量を増加させることかでき、アゴやワキのような輪郭の大きな部位、或いは足、手の毛剃りを行うように長い輪郭域でのかみそり刃組立体の追従を容易に行うことができるとともに、コントロールがしやすく、毛剃りの効率化を図ることができるT型安全かみそりを提供する。
【解決手段】
安全かみそり1は、替刃カートリッジ300の係合部を支持し、替刃カートリッジ300の長手方向に延びて係合部を通る仮想軸線の周りで替刃カートリッジ300を回動自在に支持する支持体200を有する。支持体200は替刃カートリッジ300を係合部に対して回動方向に付勢する圧縮コイルバネ44を備える。安全かみそり1は支持体200を仮想軸線と平行な第2軸線Oの周りで回動自在に支持するホルダ100と、支持体200を第2軸線Oの周りで回動付勢する前記バネ114を備える。
【選択図】図2
Description
まず、従来技術1において、首振り機構による刃体の刃先の移動範囲を図12(a)に示す。図12(a)では、ジャーナル軸受装置の旋回軸から、刃先縁(例えば、複数刃を有する場合は、最初に肌に接触する第1刃体の刃先縁)と旋回軸Cとの距離は、一般的なかみそり刃組立体の大きさを想定した場合、数mmの範囲内であるため、3mm程度のものを想定した原理図で描いている。すなわち、この図では、前記3mmの半径で刃先縁が動くことを前提として10倍して描いたものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2において、第2付勢手段の付勢力が第1付勢手段の付勢力よりも弱いことを特徴とする。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜9を参照して説明する。
図1(a)に示すように、T型安全かみそり(以下、単に安全かみそりという)1はホルダ100と、支持体200とかみそり刃組立体としての替刃カートリッジ300とにより略T字状に形成されている。前記ホルダ100はそれぞれ合成樹脂製の柄部110とカバー120とにより構成されている。
次に支持体200の内部構成について説明する。
図3(a)に示すように、前記ケース本体210には、収容凹部からなる収容室8が形成されている。同収容室8内にはヘッド部10が収容されている。前記ケース本体210の収容室8の内面奥部には、一対の支持ピン9が左右に離間して配置されている。尚、図3(a)において、紙面左右をそれぞれ左、右といい、紙面上下をそれぞれ上、下という。そして、前記各支持ピン9に対してヘッド部10が着脱可能に嵌合されている。
次に替刃カートリッジ300について説明する。替刃カートリッジ300は刃台61を備えている。
図1(a)に示すように、替刃カートリッジ300の上部(表面側)には、髭等の毛剃りを行うための刃体としての3枚の剃刀刃67が設けられている。図6、図7、図9では、前記3枚の剃刀刃67のうち、毛剃りする際に、最初に皮膚に接触する剃刀刃67(以下、この刃体を第1刃体という)のみを図示している。そして、ホルダ100を下方に、替刃カートリッジ300を上にし、かつ替刃カートリッジ300の剃刀刃67(第1刃体)の刃先を下に向けたとき(図7においては、「刃先」と書いてある方向を下向きにしたとき)、仮想軸線M(第1軸線)が、剃刀刃67(第1刃体)と重なる位置に位置している(図7参照)。
さて、上記のように構成されて、替刃カートリッジ300が支持体200に装着された安全かみそり1を使用して髭等の毛を剃る場合の作用を説明する。
又、替刃カートリッジ300側では、替刃カートリッジ300の上面(すなわち、表面)において、ケースカバー220側(図7において反刃先側)に負荷がかかるように替刃カートリッジ300を顔面等に押し当てると、図6に示すように、刃台61の係合突部66の当接面71、72が、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗してプッシャー23の先端部を押圧し、プッシャー23が支持体200側に移動する。このとき、刃台61の係合面65a、65bはそれぞれ円弧状に形成されているため、替刃カートリッジ300は各支持アーム22a、22bの係合突部33a、33bに対して、図7において時計方向(矢印Ra側)に回転する。
さて、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
次に、第2実施形態を説明する。
なお、第2実施形態の安全かみそりは、第1実施形態の安全かみそり1とは、基本的な構成は同じであるため、第1実施形態と同一構成に対しては同一符号を付して、異なるところを説明し、図は第1実施形態の図を参照するものとする。
従って、第2実施形態では、安全かみそり1により、毛剃りを行う場合、替刃カートリッジ300に負荷が掛かると、最初に支持体200が、ホルダ100に対して図2(a)において、反時計方向に回動(首振り)が行われる。そして、替刃カートリッジ300負荷が増大して、支持体200の底壁がホルダ100の背面に当接されて反時計方向の回動が規制された後、替刃カートリッジ300の首振りが、圧縮コイルバネ44の付勢力に抗して首振りが行われる。
第2実施形態では、下記の特徴がある。
(4) 本実施形態では、第2付勢手段としてのバネ114が、第1付勢手段としての圧縮コイルバネ44よりも弱くなるように設定されている。この結果、安全かみそり1を肌に当てたとき、支持体200の首振り(第2首振り)により衝撃が緩和され、刃先面(髭剃り接線面)がいち早く肌に密着し、特定の刃先が集中して肌に食い込むことが無いため、肌を傷つける虞を少なくできる。
・ 前記各実施形態では、押圧部材としてのプッシャー23を一対の支持アーム22a、22b間に配置し、同プッシャー23を付勢手段としての圧縮コイルバネ44の付勢力によって、替刃カートリッジ300の長手方向中央部に形成された被支持部としての係合部62に当接させたが、次のようにしてもよい。即ち、被支持部としての係合部62を一対、替刃カートリッジ300の長手方向中央部から左右方向に離間された位置に設けるとともに、その係合部62に対応する位置にプッシャー23を配置し、同プッシャー23を圧縮コイルバネ44の付勢力によって、係合部62に当接させてもよい。
・ 前記各実施形態では、把持部材としての一対の支持アーム22a、22bによって、替刃カートリッジ300を支持体200に対して傾動自在に支持したが、2対以上の把持部材によって、替刃カートリッジ300を支持体200に対して傾動自在に支持してもよい。
・ 前記第1実施形態では、第2付勢手段としてのバネ114と、第1付勢手段としての圧縮コイルバネ44とを同じ付勢力としたが、圧縮コイルバネ44(第1付勢手段)の付勢力をバネ114(第2付勢手段)の付勢力よりも弱くしてもよい。
1…安全かみそり、44…圧縮コイルバネ(第1付勢手段)、
62…係合部(軸受手段)、100…ホルダ、
114…バネ(第2付勢手段)、200…支持体、
300…替刃カートリッジ(かみそり刃組立体)。
Claims (5)
- かみそり刃組立体と、
前記かみそり刃組立体に設けられた軸受手段を支持し、該かみそり刃組立体の長手方向に延びて前記軸受手段を通る第1軸線の周りで該かみそり刃組立体を回動自在に支持する支持体であって、前記かみそり刃組立体を前記軸受手段に対する回動方向に付勢する第1付勢手段を備えた支持体と、
前記支持体を前記第1軸線と平行な第2軸線の周りで回動自在に支持するホルダと、
前記支持体を前記第2軸線の周りで回動付勢する第2付勢手段を備えることを特徴とするT型安全かみそり。 - 前記かみそり刃組立体は少なくとも一つの刃体を備え、
前記ホルダを下方に、前記かみそり刃組立体を上にし、かつ前記かみそり刃組立体の前記刃体の刃先を下に向けたとき、前記第1軸線が該かみそり刃組立体が有する前記刃体と重なる位置、或いは、下方に位置し、
前記支持体の前記ホルダに対する回動自在に支持する回動支点が、前記かみそり刃組立体を上にホルダを下にしたとき、前記刃体よりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載のT型安全かみそり。 - 第1付勢手段の付勢力が第2付勢手段の付勢力よりも弱いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のT型安全かみそり。
- 第2付勢手段の付勢力が第1付勢手段の付勢力よりも弱いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のT型安全かみそり。
- 第1付勢手段の付勢力と第2付勢手段の付勢力と同じにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のT型安全かみそり。
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2009
- 2009-06-26 JP JP2009152528A patent/JP5433320B2/ja active Active
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