JPH0767729B2 - 合成物質溶融混合物製造用の押出し機 - Google Patents
合成物質溶融混合物製造用の押出し機Info
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- JPH0767729B2 JPH0767729B2 JP62110941A JP11094187A JPH0767729B2 JP H0767729 B2 JPH0767729 B2 JP H0767729B2 JP 62110941 A JP62110941 A JP 62110941A JP 11094187 A JP11094187 A JP 11094187A JP H0767729 B2 JPH0767729 B2 JP H0767729B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中空シリンダ内で回転するスクリュー、合成
物質と他の成分のための充填口、およびスクリュー上に
設けられた堰止め要素を具備し、作業方向において堰止
め要素の前後に出口および入口が合成物質溶融物用中空
シリンダに設けられ、両開口を接続する歯車ポンプが設
けられている、合成物質溶融混合物、特に押出された発
泡半製品を製造するための発泡剤を混合した熱可塑性物
質を製造するための押出し機に関する。
物質と他の成分のための充填口、およびスクリュー上に
設けられた堰止め要素を具備し、作業方向において堰止
め要素の前後に出口および入口が合成物質溶融物用中空
シリンダに設けられ、両開口を接続する歯車ポンプが設
けられている、合成物質溶融混合物、特に押出された発
泡半製品を製造するための発泡剤を混合した熱可塑性物
質を製造するための押出し機に関する。
この種の押出し機は本出願人の米国特許第4,931,311号
明細書の第2図によって知られている。この場合、押出
しスクリュー上の堰止め要素の前にそれぞれ材料出口が
設けられている。この出口は接続管路を介して静力学的
な混合要素に案内されている。この静力学的な混合要素
の後方には更に、接続管路を介して歯車ポンプが配置さ
れ、合成物質溶融混合物は他の静止力学的な混合要素を
通過した後で入口を通って再び押出し機の中空シリンダ
に達する。
明細書の第2図によって知られている。この場合、押出
しスクリュー上の堰止め要素の前にそれぞれ材料出口が
設けられている。この出口は接続管路を介して静力学的
な混合要素に案内されている。この静力学的な混合要素
の後方には更に、接続管路を介して歯車ポンプが配置さ
れ、合成物質溶融混合物は他の静止力学的な混合要素を
通過した後で入口を通って再び押出し機の中空シリンダ
に達する。
歯車ポンプをこのように配置すると、多くの欠点があ
る。この場合特に、中空シリンダの出口から管路部分を
経て静力学的な混合部分まで、そしてこの混合部分から
管路部分を経て歯車ポンプまでの合成物質溶融混合物の
偏向通路が長いので、この偏向通路や装置に沈澱が発生
するという重要な欠点がある。
る。この場合特に、中空シリンダの出口から管路部分を
経て静力学的な混合部分まで、そしてこの混合部分から
管路部分を経て歯車ポンプまでの合成物質溶融混合物の
偏向通路が長いので、この偏向通路や装置に沈澱が発生
するという重要な欠点がある。
他方では歯車ポンプの配置は、搬送される材料流れの高
く均一な圧力上昇にとって非常に有利である。なぜな
ら、それによって合成物質混合物の非常に均一な噴出が
保証されるからである。
く均一な圧力上昇にとって非常に有利である。なぜな
ら、それによって合成物質混合物の非常に均一な噴出が
保証されるからである。
本発明の課題は、熱可塑性物質用押出し機を改良するこ
とである。特に、スクリュー長さを短くすると共に、押
出し機が加工される成分の良好な混合を保証するように
すべきである。
とである。特に、スクリュー長さを短くすると共に、押
出し機が加工される成分の良好な混合を保証するように
すべきである。
この課題は、歯車ポンプが中空シリンダの長手中心軸線
に対して横方向にかつ中空シリンダ上に直に設けられ、
合成物質溶融物用の中空シリンダに形成された入口と出
口が、歯車ポンプのケーシング下面において、それぞれ
ポンプ歯車の前後に開口するように両ポンプ歯車の間の
くさび状範囲に設けられ、ポンプ歯車の端面が歯車ポン
プのケーシング内で中空シリンダの長手中心軸線に対し
て平行にかつ水平に設けられ、ポンプ歯車が溶融物を歯
車ポンプのケーシングのそれぞれ外壁に沿って搬送する
よう回転することによって解決される。
に対して横方向にかつ中空シリンダ上に直に設けられ、
合成物質溶融物用の中空シリンダに形成された入口と出
口が、歯車ポンプのケーシング下面において、それぞれ
ポンプ歯車の前後に開口するように両ポンプ歯車の間の
くさび状範囲に設けられ、ポンプ歯車の端面が歯車ポン
プのケーシング内で中空シリンダの長手中心軸線に対し
て平行にかつ水平に設けられ、ポンプ歯車が溶融物を歯
車ポンプのケーシングのそれぞれ外壁に沿って搬送する
よう回転することによって解決される。
合成物質溶融物用の入口と出口をそれぞれポンプ歯車の
前と後のくさび状範囲においてポンプケーシングの下面
にそれぞれ配置すると共に、中空シリンダの長手中心軸
線に対して横方向に歯車ポンプを配置したことにより、
吸引または押し出される合成物質溶融物は90゜の方向変
更を2度受ける。すなわち、ポンプケーシングの入口と
出口で方向を変える。
前と後のくさび状範囲においてポンプケーシングの下面
にそれぞれ配置すると共に、中空シリンダの長手中心軸
線に対して横方向に歯車ポンプを配置したことにより、
吸引または押し出される合成物質溶融物は90゜の方向変
更を2度受ける。すなわち、ポンプケーシングの入口と
出口で方向を変える。
この手段によって、冒頭に述べた米国特許明細書に記載
されているような静力学的な混合装置を必要とせずに、
合成物質溶融物を、例えば発泡剤のような添加物と完全
に混合できるので非常に有利である。
されているような静力学的な混合装置を必要とせずに、
合成物質溶融物を、例えば発泡剤のような添加物と完全
に混合できるので非常に有利である。
特に強調すべきことは、最少の部品によって歯車ポンプ
を溶融物流れに組み込むことができることである。この
場合、混合作用が改善されると共に、押出しダイスのと
ころの溶融物圧力が均一になる。なぜなら、圧力を低下
させる長い方向変更通路等を省略することができるから
である。
を溶融物流れに組み込むことができることである。この
場合、混合作用が改善されると共に、押出しダイスのと
ころの溶融物圧力が均一になる。なぜなら、圧力を低下
させる長い方向変更通路等を省略することができるから
である。
歯車ポンプの前後においてそれぞれくさび状範囲に入口
と出口を配置すると共に、押出し機の中空シリンダの長
手中心軸線に対してポンプ歯車の端面を平行にかつ水平
に配置することにより、溶融物流れはポンプケーシング
内において90゜の方向変更を2度行う。溶融物はポンプ
ケーシング内に流入した後で先ずケーシングの上側の内
壁に当たり、歯車によって捕らえられ、そしてポンプケ
ーシングのそれぞれの外壁に沿って搬送される。そして
溶融物流れは対向するポンプ歯車の溶融物流れと衝突
し、改めて混合される。それによって、続いて更に90゜
方向変更した後で、ポンプケーシングの下面の出口から
押出し機の中空シリンダ内に押し込まれる。
と出口を配置すると共に、押出し機の中空シリンダの長
手中心軸線に対してポンプ歯車の端面を平行にかつ水平
に配置することにより、溶融物流れはポンプケーシング
内において90゜の方向変更を2度行う。溶融物はポンプ
ケーシング内に流入した後で先ずケーシングの上側の内
壁に当たり、歯車によって捕らえられ、そしてポンプケ
ーシングのそれぞれの外壁に沿って搬送される。そして
溶融物流れは対向するポンプ歯車の溶融物流れと衝突
し、改めて混合される。それによって、続いて更に90゜
方向変更した後で、ポンプケーシングの下面の出口から
押出し機の中空シリンダ内に押し込まれる。
この過程または部品の配置の結果、合成物質溶融物とそ
の添加物または発泡剤とのきわめて良好な混合が達成さ
れる。従って、溶融スクリューと均質化スクリューの長
さを著しく短くすることができる。歯車ポンプは搬送圧
力を上昇させるので、スクリューの長さを更に短縮する
ことができる。更に、歯車ポンプの回転数を変えること
により、押出し機の圧力または搬送量を正確に調節する
ことができる。
の添加物または発泡剤とのきわめて良好な混合が達成さ
れる。従って、溶融スクリューと均質化スクリューの長
さを著しく短くすることができる。歯車ポンプは搬送圧
力を上昇させるので、スクリューの長さを更に短縮する
ことができる。更に、歯車ポンプの回転数を変えること
により、押出し機の圧力または搬送量を正確に調節する
ことができる。
本発明の実施例を図に基づいて説明する。
スクリュー式押出し機の中空シリンダ1内で、スクリュ
ー2が回転する。このスクリュー2は図示していない駆
動ユニットによって回転駆動され、溶融物流れを矢印3
の方向に搬送する。
ー2が回転する。このスクリュー2は図示していない駆
動ユニットによって回転駆動され、溶融物流れを矢印3
の方向に搬送する。
スクリュー2には、堰板4が設けられている。中空シリ
ンダは堰板4の手前に出口5を備え、堰板4の後方に入
口6を備えている。
ンダは堰板4の手前に出口5を備え、堰板4の後方に入
口6を備えている。
中空シリンダ1には、図示していないフランジによって
歯車ポンプ7がボルト止めされ、この場合ポンプ歯車8,
9が中空シリンダ1の長手中心軸線10に対して横方向に
向くように(第3図参照)、歯車ポンプはボルト止めさ
れている。
歯車ポンプ7がボルト止めされ、この場合ポンプ歯車8,
9が中空シリンダ1の長手中心軸線10に対して横方向に
向くように(第3図参照)、歯車ポンプはボルト止めさ
れている。
中空シリンダ1に形成された入口と出口5,6はそれぞれ
歯車ポンプ7内に直接開口している。しかも、それぞれ
くさび状範囲11,12において歯車8,9の前後で開口してい
る。
歯車ポンプ7内に直接開口している。しかも、それぞれ
くさび状範囲11,12において歯車8,9の前後で開口してい
る。
第2図には、搬送スクリュー2上に設けられた戻し搬送
ねじ部分13を備えた実施例を示している。この戻し搬送
ねじ部分は出口5と入口6の間に設けられている。合成
物質溶融物は戻し搬送ねじ物質によって押しとどめら
れ、増大した圧力下で出口5ひいては歯車ポンプ7に供
給される。
ねじ部分13を備えた実施例を示している。この戻し搬送
ねじ部分は出口5と入口6の間に設けられている。合成
物質溶融物は戻し搬送ねじ物質によって押しとどめら
れ、増大した圧力下で出口5ひいては歯車ポンプ7に供
給される。
歯車ポンプ7に来る溶融物はくさび状範囲11に達し、そ
してポンプ7の蓋14に衝突する。
してポンプ7の蓋14に衝突する。
そして、溶融物はポンプ歯車8,9によって捕らえられ、
矢印15によって示すようにポンプの外壁に沿って搬送さ
れる。
矢印15によって示すようにポンプの外壁に沿って搬送さ
れる。
反対側のくさび状範囲12において溶融物は歯車8,9の迅
速回転によって互いに放り投げられ、それによって新た
に良好な混合が行われる。
速回転によって互いに放り投げられ、それによって新た
に良好な混合が行われる。
続いて、溶融物は90゜方向を変えて入口6に圧入され、
戻し搬送ねじ部分13の後方に設けられたスクリュー部分
に搬送され、その後ダイ17から押し出されてホースフィ
ルムとなる。
戻し搬送ねじ部分13の後方に設けられたスクリュー部分
に搬送され、その後ダイ17から押し出されてホースフィ
ルムとなる。
第1図は押出し機の縦断面図、第2図は横方向に設けら
れた歯車ポンプを備えた押出し機の縦断面図、第3図
は、第2図のIII−III線に沿った断面図、第4図は第3
図のIII−III線に沿った部分縦断面図である。 1……中空シリンダ 2……スクリュー 4……堰要素 5……出口 6……入口 7……歯車ポンプ 8,9……ポンプ歯車 10……中空シリンダの長手中心軸線 11,12……くさび状範囲 16……溶融物半製品
れた歯車ポンプを備えた押出し機の縦断面図、第3図
は、第2図のIII−III線に沿った断面図、第4図は第3
図のIII−III線に沿った部分縦断面図である。 1……中空シリンダ 2……スクリュー 4……堰要素 5……出口 6……入口 7……歯車ポンプ 8,9……ポンプ歯車 10……中空シリンダの長手中心軸線 11,12……くさび状範囲 16……溶融物半製品
Claims (1)
- 【請求項1】中空シリンダ内で回転するスクリューと、
合成物質と他の成分のための充填口と、スクリュー上に
設けられた堰止め要素とを具備し、作業方向において堰
止め要素の前後に、出口および入口が合成物質溶融物用
中空シリンダに設けられ、更に、出口と入口を接続する
歯車ポンプを具備している、合成物質溶融混合物を製造
するための押出し機において、歯車ポンプ(7)が中空
シリンダ(1)の長手中心軸線(10)に対して横方向に
かつ中空シリンダ上に直に設けられ、合成物質溶融物用
の中空シリンダ(1)に形成された入口(6)と出口
(5)が、歯車ポンプ(7)のケーシング下面におい
て、それぞれポンプ歯車(8,9)の前後に開口するよう
に両ポンプ歯車の間のくさび状範囲(11,12)に設けら
れ、ポンプ歯車(8,9)の端面が歯車ポンプ(7)のケ
ーシング内で中空シリンダ(1)の長手中心軸線(10)
に対して平行にかつ水平に設けられ、ポンプ歯車(8,
9)が溶融物を歯車ポンプ(7)のケーシングのそれぞ
れ外壁に沿って搬送するよう回転することを特徴とする
押出し機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3615586A DE3615586C1 (de) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | Strangpressvorrichtung zum Herstellen von Kunststoffschmelzemischungen |
DE3615586.1 | 1986-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62268622A JPS62268622A (ja) | 1987-11-21 |
JPH0767729B2 true JPH0767729B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=6300422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62110941A Expired - Fee Related JPH0767729B2 (ja) | 1986-05-09 | 1987-05-08 | 合成物質溶融混合物製造用の押出し機 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4730935A (ja) |
EP (1) | EP0244591B1 (ja) |
JP (1) | JPH0767729B2 (ja) |
CN (1) | CN1008898B (ja) |
AT (1) | ATE54873T1 (ja) |
DE (2) | DE3615586C1 (ja) |
SU (1) | SU1477241A3 (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5518672A (en) * | 1994-05-31 | 1996-05-21 | Randcastle Extrusion Systems, Inc. | Extrusion surge controller and method |
CN1043636C (zh) * | 1994-08-11 | 1999-06-16 | 许达人 | 酸浴一步法蒸浓提硝新工艺 |
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JP6527742B2 (ja) | 2014-04-24 | 2019-06-05 | 東芝機械株式会社 | 押出機用スクリュ並びに押出機および押出方法 |
JP6639799B2 (ja) | 2014-05-08 | 2020-02-05 | 東芝機械株式会社 | 混練装置および混練方法 |
JP6639800B2 (ja) | 2014-05-08 | 2020-02-05 | 東芝機械株式会社 | 押出機用スクリュ並びに押出機および押出方法 |
JP6639798B2 (ja) | 2014-05-08 | 2020-02-05 | 東芝機械株式会社 | 押出機用スクリュ並びに押出機および押出方法 |
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