JPH0767547B2 - 熱可塑性材料用グリツド溶融器 - Google Patents

熱可塑性材料用グリツド溶融器

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JPH0767547B2
JPH0767547B2 JP61255958A JP25595886A JPH0767547B2 JP H0767547 B2 JPH0767547 B2 JP H0767547B2 JP 61255958 A JP61255958 A JP 61255958A JP 25595886 A JP25595886 A JP 25595886A JP H0767547 B2 JPH0767547 B2 JP H0767547B2
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ノ−ドソン コ−ポレ−シヨン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B13/00Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
    • B29B13/02Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by heating
    • B29B13/022Melting the material to be shaped

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性材料を溶融し吐出する装置に関す
る。
従来、熱可塑性材料即ち所謂「ホット・メルト」材料
は、加熱される壁を有するタンク内で固体から溶融状態
に変えられ、こうして溶融された材料は、一個以上の塗
布器即ち吐出器への供給に必要な量がこのタンク内に溶
融状態で保たれていた。塗布作業が多量のホット・メル
ト接着剤を必要とする場合には、大量と材料を溶融状態
に保つ必要があった。このような大量の材料を使用する
場合には、装置の始動に長時間を要し溶融材料の少なく
とも一部が長時間にわたって加熱されたり、酸素に接触
してしまう。熱可塑性材料の多くは、加熱や酸素との接
触が長時間に及ぶと、酸化されたり焦げたり、品質劣化
したりするので、もっと効率的な溶融器が望まれてい
た。
このような効率的熱可塑性材料溶融器として、所謂グリ
ッド型ホット・メルト塗布機が存在する。これは、固体
熱可塑性材料を、加熱されたグリッドの上面で溶融して
溶融材料をグリッドを通して比較的小さな貯槽に送りこ
こから吐出器にポンプ圧送するものである。このグリッ
ド型塗布機は、短時間で多量の熱可塑性材料を溶融する
ことができるので、溶融接着剤は、溶融状態で長時間加
熱されることはなく、焦げたり、酸化したり品質劣化す
ることはなかった。グリッド型ホット・メルト塗布機の
典型的に一例が米国特許第3,964,645号に開示されてい
る。
ところが、このようなグリッド型塗布機は溶融速度が速
くかつ高効率であるので、溶融材料をその設定値よりも
低い流量で吐出したときに問題が生ずる。即ちこの場
合、溶融器は、熱可塑性材料を使用量以上に溶融してし
まうことになり、この結果、溶融材料は溶融材料貯槽を
充満して溶融器内に逆流し、ついには溶融が固体熱可塑
性材料の入ったホッパー内でも行われてしまう。する
と、装置は、溶融材料がホッパー内に入った状態で停止
され、これにより溶融材料がホッパー内でも凝固し、こ
の再溶融が困難になり又は再溶融に長時間を要すること
になる。この結果、再溶融時にも一部が固体のまま、ホ
ッパーの壁を架橋する「橋状体」として残存して、固体
原料がホッパーから溶融器に降下するのを阻止してしま
う。この「橋状体」は、またホッパーの側壁に接着した
圧力蓋として働き、この圧力蓋の存在の為に溶融材料に
高い圧力上昇が生ずる。この圧力上昇によって、ホッパ
ーと溶融用グリッドとの間又は溶融用グリッドと貯槽と
の間の接合箇所は、シール処理されているにも拘らず漏
洩が生じてしまう。名称が「熱可塑物用の溶融及び吐出
装置」で、発明者ピータ、ジェー・ペトレッカ(Peter
J.Petrecca)の米国特許第4,474,311号には、グリッド
型塗布機のシール剤接合箇所での漏洩問題に対する解決
策が開示されている。この解決策は、ホッパー壁の内面
を高温用のフッ化エチレン・プロピレン(「テフロ
ン」)被膜で被覆することである。このようにホッパー
壁に「テフロン」被膜を付着することによって、固体熱
可塑物の橋状体が再溶融時にホッパー壁に接着又は固着
することを防止しこれにより圧力上昇及びこれに伴うグ
リッド溶融器シール部の損傷を防いでいる。
ところが、ホッパー壁に「テフロン」被膜を付着したと
しても、接着剤の堅い「橋状体」が「テフロン」被覆壁
から離れて圧力を放出する前に、圧力上昇が発生してし
まうことがしばしば起こる。このような一時的な圧力上
昇によってもグリッドとホッパーとの間又は、グリッド
と貯槽との間にシール不良が生じることがある。
そこで、本発明の目的は、グリッド及び/又はホッパー
内の溶融接着剤の再溶融の際にホッパーとグリッドと貯
槽との間の接合箇所又はシール部におけるシールの不良
や漏洩を防止した熱可塑性材料溶融及び吐出用グリッド
型塗布機を提供することである。
従来のグリッド型塗布機に特有の別の問題は、レンガ状
又はブロック状の固体熱可塑性材料を所望の速さ及び高
率で必ずしも溶融できない点である。そこで、本発明の
別の目的は、ブロック状の熱可塑性材料を従来のグリッ
ド型塗布機よりも一層効果的に溶融する熱可塑物用グリ
ッド溶融器を提供することである。
従来のグリッド型塗布機では定期的に塗布機のグリッド
を交換する必要がある。このような交換は、一般にグリ
ッド内のヒータ・カートリッジの故障に起因するもので
ある。理論的には、或るヒータ・カートリッジが故障し
たときには、その故障したヒータ・カートリッジだけを
交換すればよいが、しかしながら実際にはカートリッジ
・ヒータを内蔵するグリッドの孔は、溶融熱可塑性材料
によって汚染されたり、又は、カートリッジ・ヒータを
内蔵した状態で曲ったりずれたりしてしまうので、故障
したカートリッジのみをグリッドから取外すことは困難
であることが多い。この場合には、グリッド全体を交換
した方がむしろコストが安くなることもある。そこで本
発明の別の目的はヒータ・グリッドの寿命が従来のもの
よりも長いグリッド型塗布機を提供することである。
本発明の別の目的は、従来のヒータ・グリッドよりも安
価に製造できるヒータ・グリッドを提供することであ
る。
本発明は、多数の個々のヒータ・カートリッジをグリッ
ド内に設けるのではなく、単一の連続的ヒータ素子をヒ
ータ・グリッド内に鋳込むという概念に基づくものであ
り、これによって上述の諸目的が達成される。溶融器の
所定位置に鋳込まれたヒータはカートリッジ型ヒータの
溶融器よりも安価に製造でき、かつ寿命も長いことから
判明した。本発明に係るグリッド溶融器の製造コストが
安価であるのは、カートリッジが不要でありかつカート
リッジを取付ける孔の機械加工が必要ないからである。
また、鋳込まれたヒータは、個々のヒータ・カートリッ
ジよりも大幅に長寿命でありかつまた故障したカートリ
ッジをしばしば取外し交換する手間が全くない。
本発明は、またグリッド溶融器に下面に複数の凹部即ち
窪みを設けるという概念に基づくものである。これらの
凹部即ち窪みは、空気やガスを捕捉する空気又はガスの
収容部として働く。溶融材料がヒータ・グリッドの上方
で凝固しそれから再溶融されると、上記空気・ガス収容
部は、膨張室として作用して、この膨張室内で熱可塑性
材料が、膨張して堅い熱可塑性材料の下に過度の圧力上
昇を発生することを防止する。こうして蓄圧器(アキュ
ミュレータ)即ち膨張室として働くガス収容部を設置す
ることによって圧力上昇が低減され、これにより貯槽と
グリッド間又はグリッドとホッパー間のシールを長寿命
化することができる。
本発明のグリッド溶融器は貯槽を有し、この貯槽の上に
は加熱されるグリッドが取付けられ、このグリッドには
ヒータ素子が所定位置に鋳込まれている。加熱グリッド
の下面には、空気又はガスの収容部として機能する複数
個の凹部即ち窪みが形成され、溶融接着剤の膨張の際に
溶融接着剤を受入れる。固体熱可塑性材を受入れるホッ
パーはグリッド溶融器の上に取付けられ、ホッパーとグ
リッドとの間及びグリッドと浅い貯槽との間の接合部は
シールされている。
本発明のグリッド溶融器の第1の利点はブロック状又は
レンガ状の材料を溶融する性能が従来のカートリッジ型
グリッド溶融器よりも向上し、かつヒータ・グリッドの
寿命も向上することであり、またホッパーとグリッドと
の間の接合箇所及びグリッドと貯槽との間の接合箇所で
のシール故障を低減できることである。
本発明の上述した諸目的や利点及びその他の目的や利点
は、図面を参照した以下の説明から一層明らかになるで
あろう。
装置全体 図、特に第1図及び第2図において、本発明の熱可塑性
材料溶融及び吐出用装置5は、ホッパー11を内蔵するハ
ウジング即ち外被シュラウド10と、加熱される格子即ち
グリッド溶融器すなわちグリッド12(第2図、第3図及
び第4図)と、貯槽13と、一対の歯車ポンプ14、14a
と、マニホールド・ブロック15とを具備する。大きな塊
状の固体熱可塑性材料16は、ホッパー11の上部に載かれ
そこからホッパー11の開放底を介して降下しグリッド12
の上表面に接触する。このグリッド12が加熱されると、
固体熱可塑性材料はグリッド12の上表面との接触のため
溶融され溶融状態になる。この溶融熱可塑性材料17は、
下降し、グリッド溶融器の底部の開放通路すなわち放出
開口18を通って溶融器の真下の貯槽13内に流入する。こ
の貯槽13は底が傾斜しており、これにより溶融熱可塑性
材料はゲート弁21の入口20の方へ流れる。このゲート弁
21は溶融熱可塑性材料をポンプ14、14aの入口に流す
か、又は択一的にゲート弁の位置に応じて貯槽ダンプ・
ポート22に流す。ゲート弁21が溶融熱可塑性材料流をポ
ンプ14、14aの方へ流す状態になっている場合には、こ
れらのポンプ14、14aは溶融材料をマニホールド・ブロ
ック15に流し、ここから複数のホース即ち導管23を介し
て一個以上の公知の塗布器即ち吐出器(不図示)に送出
する。
ハウジング ハウジング10は、基部25とこの基部25の上に取付けられ
た外被26とを含み、この外被26は、塗布機の2部分、具
体的には、溶融部27と制御部28とを取囲んでいる。これ
らの2部分は絶縁されたバリヤー(不図示)によって分
離されている。制御部28には、システム全体の部品の温
度を制御する全電気部品が内蔵されている。ハウジング
の制御部28の上には制御コンソール29が取付けられ、こ
のコンソール29は、制御部28上に回転可能に取付けら
れ、導管30内の導線(不図示)を介して塗布機の制御部
品に接続されている。コンソール29は、接続器31によっ
てハウジングの制御部28の上部に、矢印A(第1図)に
示したように回転可能か又は矢印Bのように鉛直方向に
調節可能に取付けられている。コンソール29はこのよう
に調節可能であるので、操作者は、コンソール面29a上
の制御器や診断表示器に非常に容易に対面することがで
きると共に、塗布機5を操作者の通常作業位置に対して
最も好都合な位置に設定することができる。
ハウジング10の上部開口の下にはホッパー11が位置して
いる。このホッパー11は側壁すなわち鉛直の管状アルミ
製部材32を有し、この部材32は、下部すなわち底部33が
開口し上部が蓋34で閉止されている。ホッパー11の底部
周囲にはフランジ35が形成され、このフランジ35は、加
熱グリッド溶融器(第3図参照)の上部にボルト固着さ
れている。
加熱グリッド 第3図及び第4図において、加熱グリッド12の容器には
固体熱可塑性材料がホッパー11から流入する。この容器
は4個の側壁37と底部38とを有する。グリッド12は互い
に離間した平行リブ39を複数個有し、この各リブ39の断
面形状は、背の高い細長い三角形である。これらの平行
リブはいずれも一方の側壁37から、これに対向する側壁
37の方へ延在しており各リブの両側には、開放通路18が
リブ37の全長にわたって延在している。これらの通路18
は、貯槽13の上面に通じている。
各三角形状リブの下面即ち広い基部には、圧力上昇防止
手段すなわち下方に開いた凹部即ち窪み45が形成されて
いる。これらの凹部45は、各リブの全長にわたって延在
し、後に詳述するようにグリッド溶融器が固体熱可塑性
材料を溶融し、この溶融材料がグリッド溶融器の底面に
まで上昇したときに空気又はガスの収容部として働く。
グリッド溶融器12は全体が一体の金属鋳物として作られ
ている。この鋳物は、各端及び側壁37に複数の外部突起
46を有し、各突起46は鉛直方向に穿孔されており、これ
らの孔にはボルト47が入り、グリッド溶融器12の上面に
ホッパーを取付けると共に、貯槽13の上面にグリッド溶
融器12を取付けている。ホッパーの底とグリッドの上面
との間にはシール48が設けられ、このシール48は、グリ
ッドの周囲溝49内に配置され、ホッパーとグリッドとの
間を液体及びガスに対して充分に封止している。
グリッド溶融器の内部には、屈曲形状の加熱手段すなわ
ち電気抵抗ヒータ素子50が所定位置に鋳込まれている。
このヒータ素子50は、グリッド溶融器の各リブの全長に
わたって延在している水平直線部分51と、端壁37内に埋
設された180゜屈曲した部分52とを有している。電気抵
抗ヒータ素子50の両端53、54は、グリッド溶融器の一側
壁37から延在し、電源に接続されている。図示はしてい
ないが、グリッド溶融器内には、温度センサ素子が取付
けられ、この素子を用いてグリッド溶融器の温度を制御
して予め設定した温度に保持する。
グリッド溶融器12の好適実施例としては、リブ39は横断
面が高く細長い三角形である。このような三角形状にす
ると、溶融速度が最適となりかつまた強度的にも本タイ
プを溶融器で使われる高荷重の材料を充分に支持するこ
とができることが判明した。
貯槽 貯槽13は、上面が開放し底面が閉止した容器を有し、こ
の容器は、グリッド溶融器12の底面に固着され、内方向
に傾斜した側壁59と同様の端壁102、102aと同様の底壁6
0とを具備している。これらの壁59、102、102a、60はい
ずれも中央底部開口61の方へ傾斜している。ゲート弁21
はこの開口61に内蔵されている。
グリッド溶融器12の底部への貯槽13の取付は、貯槽側壁
63の上面縁から外方に延びたフランジ62を用いて行う。
このフランジ62の上面には浅い溝が刻設されており、こ
の溝内に液体及びガスを封止するシール64が嵌入されて
いる。グリッド溶融器の外部突起46を貫通したボルト47
は貯槽のフランジ62をも貫通して、グリッド溶融器12を
ホッパーのフランジ35と貯槽のフランジ62との間に固定
している。
上記フランジ62とハウジング26の水平棚板部24との間に
は、複数のボルト70が延在し、これらのボルト70はハウ
ジング26を貯槽のフランジ62に固着している。スリーブ
型スペーサ71は、各ボルトを取囲み、ハウジング26の棚
部24と貯槽のフランジ62との間の間隔を決定している。
貯槽13の底部72には、中央底部開口61の他に、互いに離
間した一対の孔73、74が穿設されている。これらの孔7
3、74は第3図に示したように横方向通路75、76を介し
て中央底部開口61に開放している。ポンプ14、14aはこ
れらの孔73、74に夫々内蔵されている。通路75、76は貯
槽底部の中央開口61をポンプ14、14aの入口77、77aに接
続している。ポンプ14、14aの出口はポンプの通路78、7
9を介して、貯槽底部72の通路78a、79aによってマニホ
ールド・ブロック15の流通路(不図示)に接続され、こ
れらの流通路はポンプを出口ホース23に接続する。これ
らのホース23はその放出端が、例えば手動又は自動の吐
出ガンなどの公知の熱可塑性材料吐出器に接続されてい
る。
熱可塑性材料用の塗布機は、溶融熱可塑性材料を装置内
で連続的に再循環させるものが多く、本例で溶融材料は
再循環させる場合には、マニホールド・ブロック15の公
知の再循環ライン(不図示)が圧力制御及び循環弁(不
図示)を介して貯槽底部72の戻り通路80、81(第6図及
び第7図)に接続される。
ポンプ14、14aを内蔵する孔73、74はポンプ貯槽の底部7
2を横断貫通している。この貯槽底部72の長手方向に
は、一対のヒータ90、91が延在している。これらのヒー
タ90、91は共に単一の電気抵抗加熱素子を含みこの加熱
素子は、好ましくは貯槽13を構成する鋳物内の所定位置
に鋳込まれている。一方のヒータ90は、第7図に明示し
たように、ヒータ素子の4個の水平部90a、90b、90c、9
0dとこれらの端部を互いに接続する180゜曲った弧状端
即ち湾曲部93とを具備しこれによりヒータ素子90の全体
は、外形がほぼW形状である。このヒータ素子の端部9
4、95は貯槽13の側壁から外方に延びて、ハウジング26
の制御部28に内蔵された制御器に公知の導線(不図示)
によって接続されている。
他方のヒータ91は、第6図に明示したように、上側水平
部91と下側水平部91bと両者を互に接続する鉛直部96と
を具備する。この下側水平部91bは上方に延びたループ9
7を有し、このループ97は両ポンプ14、14aの間に位置し
貯槽13のダンプ・ポート22の周囲を取囲んでいる。ヒー
タ素子91の端部98、99は、貯槽の側壁から外方へ延び
て、ハウジング26の制御部28に内蔵された制御器に導線
(不図示)によって接続されている。
これらの2個の貯槽ヒータ90、91は大きさと形状が異っ
ており、単一のサーモスタット制御器93aによって制御
されて貯槽全体の温度を一様に保つことができるよう
に、互の寸法が定められかつ互にバランスされている。
貯槽13のダンプ・ポート即ち孔22はネジが刻設されてお
り、この孔内には排液用プラグ100が取付けられてい
る。この孔22は、貯槽13の壁を貫通し中央開口61に交差
している。貯槽の底部を、ゲート弁21の設定に応じて、
ポンプ14、14aの入口に接続されるか又は排液プラグ収
容孔22に接続される。このプラグは、貯槽を急速に排液
しなければならなくなった場合に溶融熱可塑性材料を、
ポンプ14、14aを介することなく貯槽から完全に排出で
きるような位置に設けられている。
第2図及び第5図において、貯槽の端壁102には、互に
平行な複数のリブ101が上方に突設されている。これら
のリブ101は、溶融熱可塑性材料がグリッド溶融器から
貯槽の中央開口61に流入する途中で必ず通る貯槽底部の
表面積を増加する働きをしている。溶融熱可塑性材料が
グリッド底面の開口18から直後に貯槽の中央開口61に落
下することなく必ずリブ付端壁102上を流れるようにす
る為に、開口61と壁60の上方に遮蔽物103が配置されて
いる。この遮蔽物103は下方にテーパーが付いており、
このためこの遮蔽物に落下した溶融材料は重力の作用に
よって遮蔽物の側部を降下して貯槽の端壁102の上部に
流出する。この遮蔽物103の設置によって、溶融材料は
すべて、端壁102を流通した後に底壁60に流下しかつ貯
槽の中央開口61に流入する。一般的には、溶融材料の塗
布温度は、固体状態の材料が溶融状態に変わり開口18と
グリッド溶融器とを介して降下する時の温度よりも高
い。従って溶融材料は、ゲート弁20に流入する前に、貯
槽表面との面接触により更に加熱される。こうして遮蔽
物103の存在によって、溶融材料は更に加熱され、必要
ならばポンプ14、14aへの流入時の所望温度にまで温度
上昇する。
ゲート弁 ゲート弁21を収容している貯槽底部の開口61は貯槽13の
底部を鉛直方向に貫通した段付孔である。ゲート弁21
は、この開口61内に嵌入されており、上面が開口したカ
ップ105とこのカップから垂下した軸106とから構成され
る。この軸106は、孔61の小径下端部107内に回転可能に
嵌合されている。軸106の回転は、この軸106から半径方
向に延びたハンドル108を手動回転することによって行
われる。このハンドル108は、制限ピン109の係合によっ
て90゜の範囲に回転制限される。このピン109は、軸106
を横方向に貫通し,貯槽底部72の下面に設けられた突出
部110に係合可能である。接着剤が開口61や軸106の外周
面から漏洩することを防止する為に、軸106の環状溝内
にシール用O−リング111が取付けられている。このO
−リング111は更に、ゲート弁21を2箇所の調節位置の
いずれにも摩擦力により保持する働きを奏する。
ゲート弁21の上端部即ちカップ形状部105の側壁には対
向した一対の開口112、113が形成されている。ゲート弁
21が上記両位置の一方に位置するときには、これらの開
口112、113は、ポンプ14、14aの入口ポートに開口した
通路75、76に夫々位置的に一致し、他方ゲート弁21が第
3図に示した位置から90゜回転した位置にある場合に
は、開口112、113の一方が排液ポート22に位置的に一致
する。ゲート弁が後者の位置、即ち開口112、113の一方
と排液ポート22とが一致する位置にある場合には、ポン
プの入口ポートへの通路75、76は、ゲート弁のカップ状
上端部105の壁部によって遮断されている。
ゲート弁を操作してその両位置の間を移動させるには、
ハンドル108を握って回転させればよい。この為に、第
2図に示すようにハウジング10の基部25には開口114が
形成されこの開口114からハンドル108を操作することが
できる。
ゲート弁21は、好適実施例では、開口上面に蓋又は濾過
板104が固着されている。この蓋即ち濾過板104には複数
の開口即ち孔が穿孔されており、これらの孔の寸法は、
ナットやボルトや固体熱可塑性材料の大きな塊等をふる
い分けてこれらがポンプに侵入したり、又はポンプの入
口ポートへの通路を詰らせたりすることがないように定
められている。
ポンプ ポンプ14、14aは、全く同一の歯車ポンプであるが、装
置の使用目的に適した任意の構造にすることができ、更
に寸法や種類を互に同じにする必要もない。歯車ポンプ
の適当な一例が、米国特許第3,964,675号に詳細に開示
されているので、本明細書では、これらのポンプについ
て詳細には説明していない。
各ポンプ14、14aは、夫々貯槽底部72の孔73、74の一つ
に内蔵され、通路75、76に開口した入口ポート77、77a
を有している。また各ポンプ14、14aの出口ポートは、
貯槽底部72の通路78、79を介してマニホールド・ブロッ
ク15内の通路に接続されている。
図示の実施例では、両ポンプは、ゲート弁21によって貯
槽13の底に接続され、溶融熱可塑性材料をマニホールド
・ブロック15に供給している。このポンプは、2台でな
く1台だけ使用する場合が多いであろう。ポンプを何台
使用するかの選択は、吐出器に送られる熱可塑性材料の
量とマニホールド15に接続される吐出器の数とに応じて
決定される。
マニホールド・ブロックは、ポンプ14、14aの出口ポー
トから流出した溶融熱可塑性材料がマニホールド・ブロ
ック15の複数の出口ポートのうちの選択されたポートに
流入するように、定められている。これらの出口ポート
はホース23を介して吐出器(不図示)に接続されてい
る。
ポンプ14、14aは、駆動モータ115、115aによって夫々別
個に回転駆動される。各駆動モータ115、115aは、ギヤ
ボックス即ち伝達系ボックス116、116aを介して一方の
ポンプの入力駆動軸118、118aに連結されている。尚こ
のギヤボックス116、116aの出力軸は、チェーン及びス
プロケット駆動系117、117aを介してポンプ14、14aの入
力軸118、118aに連結されている。ギヤ即ち伝達系ボッ
クス116、116aは夫々旋回可能に支持された取付ブロッ
ク120、120aに取付けられている。これらのブロック12
0、120aの各々は、旋回支柱121、121aに旋回可能に支持
され、これらのブロック120、120aに穿設された弧状ス
ロット122、122aにはボルト123、123aが貫通している。
これらのボルト123、123aをゆるめれば、取付板120、12
0aは旋回支柱121、121aを中心にして旋回自在となる。
これによりチェーン及びスプロケット駆動系117、117a
のチェーンの張り具合を調整することができる。更に、
ポンプ14、14aを交換したり、又は修理する場合には、
駆動ギヤボックス116、116aとその取付板120、120aとの
旋回支柱121又は121aのまわりに旋回して、チェーン及
ぶスプロケット駆動系117又は117aのチェーンをゆるめ
れば、チェーンを軸118、118aの端部のスプロケットか
ら取外すことができ、これにより、ポンプ14、14aを貯
槽13の底部72から引き出すことができる。
このようにポンプ14、14aの駆動系をモータの駆動軸か
ら迅速に切離すことができるので、ポンプは非常に素早
く取外し、交換若しくは修理することができる。この特
長とゲート弁21の設置とが相俟て、ポンプは極めて容易
かつ迅速に交換できる。というのは、ポンプを修理や交
換の為に取外す前に貯槽13から排液する必要がないから
である。詳述すると、ポンプ14、14aを取外すには、ゲ
ート弁を閉止し、チェーン及びスプロケット駆動系11
7、117aのチェーンを離しかつ貯槽底部72内の取付部の
ポンプ取付用ボルトを外すだけでよい。このようにポン
プの修理・交換の為には貯槽を空にする必要がなく、か
つ単にボルト123、123aをゆるめてチェーン及びスプロ
ケット駆動系117、117aのチェーンをたるませるだけの
ポンプ駆動系を切離すことができる。
ホッパー内メルトの逆流 上述したヒータグリッドは、ホッパー内の固体熱可塑性
材料が再溶融された時にその溶融熱可塑性材料がホッパ
ーと、グリッド溶融器と、貯槽との間の各シール部48、
64から漏洩するのを防止するように構成されている。
第2図において、供給原料16がその吐出器(不図示)か
らの吐出流量よりも多くグリッド溶融器12で溶融される
と、必ず、その溶融材料はホッパー11内で逆流してしま
う。このような事態は、よく起こることであって、溶融
材料は原料16と固体材料126との間の境界面125によって
示したようにホッパー内部にかなりの量逆流する。吐出
器が停止され装置全体がストップし、溶融材料がホッパ
ー内の境界面125にまで逆流した後に冷却された場合に
は、この溶融材料はすべてホッパー内で凝固する。この
とき熱可塑性材料がホットメルト接着剤であれば多くの
場合、凝固した材料がホッパー11の内壁に接着してしま
う。装置の再起動時には、ホッパー内の凝固材料を再溶
融する必要があるが、しかしながら、ほとんどの熱可塑
性材料は熱導伝性が悪いので、装置を再起動してホッパ
ー内で凝固した材料126をすべて再溶融するのに長時間
を要してしまう。この再溶融中、溶融された材料は、ホ
ッパー内壁に接着している凝固熱可塑性材料の、堅い隙
間のない「橋状体」即ち蓋126の下方に閉じ込められ
る。この堅い「橋状体」即ち蓋126の下で再溶融された
材料17は熱膨張するが、この膨張は「橋状体」126で抑
えられるので、圧力上昇を生ずる。多くの熱可塑性材
料、特に感圧性熱可塑性材料は膨張係数が大きいので、
ホッパー内で再溶融されると、ホッパー内の堅い栓126
の下にかなりの圧力上昇が発生する。本発明以前では、
こうして発生した圧力上昇により溶融材料がホッパーと
グリッドの間のシール部48又はグリッドと貯槽との間の
シール部64から押し出され、この結果、急激に漏洩が生
じ更にはシール部が破壊されてしまうこともある。
本発明では、このような事態を防止するためにグリッド
溶融器の各リブ39の下面に、下方に開口した凹部又は窪
み45を形成して上述の圧力上昇を防止している。即ち、
液体の液面がグリッド溶融器の底面よりも上昇したとき
に上記凹部45内に空気又はガスを捕捉する。これによっ
て、たとえグリッド溶融器上面の上に堅い橋状体即ち蓋
が形成され、このグリッド溶融器の下で材料が溶融され
ても、溶融材料の膨張時の圧力上昇は空気又はガス充満
用凹部45により吸収される。即ち、凹部45は溶融材料の
膨張を吸収する圧力調整器として働いている。この結
果、溶融材料をシール部48、64から押し出すような、即
ちシール部の漏洩を惹起するような圧力上昇は発生しな
い。
作用 塗布機5の作用を次に説明する。最初に制御コンソール
29の面29a上の適当な制御器を操作して塗布機5の各ヒ
ータ又はヒータ部に関する所望の温度を制御コンソール
29に入力する。本装置は、充分に暖まると、その旨がコ
ンソール面29aの表示器に表示される。塗布機が使用温
度になり準備が出来ると、ホッパー11内の固体熱可塑性
材料の塊即ちブロックは、加熱グリッド12のリブ39又は
側壁との接触により溶融される。こうして溶融された溶
融材料は、リブ39間の通路18を通って貯槽13内に降下す
る。この溶融材料は遮蔽物103(第2図)の面上を流
れ、更に貯槽の各面上を流れてゲート弁21の上面開口内
に流入する。溶融熱可塑性材料は、遮蔽物103上を流れ
それから加熱貯槽の各面上を下方に流れる間に、所望の
塗布温度又はポンプ14、14aへの流入温度にまで加熱さ
れる。溶融熱可塑性材料の温度を塗布温度にまで高める
のに、グリッドのヒータ素子を用いるのではなく、加熱
貯槽面を利用しているので、熱可塑性材料を塗布温度に
維持するのに必要な時間をできるだけ短くすることがで
きる。これにより、熱可塑性材料が、従来のように溶融
状態において長時間にわたって加熱されかつ酸素に接触
した結果、焦げたり酸化してしまうという事態を大幅に
回避することができる。熱可塑性材料はその後、ゲート
弁21によってポンプ14、14aに送られ、これらのポンプ
からマニホールド・ブロック15に送出され、更にここか
らホース23を介して公知の手動又は自動吐出器に送られ
る。
本発明は一つの好適実施例のみが説明されたが、当業者
であれば本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更
や改良を施こすことができるであろう。よって本発明
は、特許請求の範囲以外によっては何ら限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明に係るグリッド溶融器を、カバー用
シュラウドを一部切断して示した側面図、 第2図は、第1図の線2−2での断面図、 第3図は、第2図の線3−3での断面図、 第4図は、第1図のグリッド溶融器の加熱グリッド部
を、一部切断して示した斜視図、 第5図は、第1図のグリッド溶融器の貯槽部を示した斜
視図、 第6図は、第5図の貯槽の一端を示した側面図、 第7図は、第6図の貯槽端部の反対側端部を示した側面
図である。 〔主要部分の符号の説明〕 5……熱可塑性材料用の溶融及び吐出装置、 10……ハウジング、 11……ホッパー、 12……グリッド溶融器、 13……貯槽、 14、14a……ポンプ、 15……マニホールド・ブロック、 16……固体熱可塑性材料、 18……放出開口、 21……ゲート弁、 39……リブ、 45……凹部、 48……シール部、 50……ヒータ素子、 64……シール部、 90、91……ヒータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体熱可塑性材料を溶融熱可塑性材料に変
    えてこの溶融熱可塑性材料を吐出する装置(5)におい
    て、 側壁(32)を有するホッパー(11)を含み、固体熱可塑
    性材料を受け入れるハウジング(10)と、 前記ホッパー(11)の下部(33)に固着された流体貫通
    可能なグリッド溶融器(12)と、 前記グリッド溶融器(12)を貫通する少なくとも一つの
    放出開口(18)と、 前記グリッド溶融器(12)の下に取付けられ、前記グリ
    ッド溶融器(12)の前記放出開口(18)からの溶融材料
    を受け入れる貯槽(13)と、 前記ホッパー(11)と前記グリッド溶融器(12)と前記
    貯槽(13)との間に設けられた少なくとも一つのシール
    (48、64)と、 前記グリッド溶融器(12)を加熱する加熱手段(50)
    と、 前記貯槽(13)からの前記溶融熱可塑性材料を吐出器に
    供給するポンプ(14、14a)と、 前記グリッド溶融器(12)の上方で前記熱可塑性材料が
    凝固しそれから再溶融されたときの圧力上昇及び前記シ
    ール(48、64)の不良を防止する圧力上昇防止手段(4
    5)と、 を具備し、前記圧力上昇防止手段(45)は、前記グリッ
    ド溶融器(12)の底面に下方に開口した凹部(45)を有
    しており、前記凹部(45)は、溶融材料がグリッド溶融
    器(12)の底面よりも上昇したときに空気及びガスを捕
    捉し、捕捉した空気及びガスによって再溶融材料の膨張
    時の圧力上昇を吸収することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】前記グリッド溶融器(12)は、鋳物からな
    り、前記加熱手段(50)は、 前記グリッド溶融器(12)内の所定位置に鋳込まれた加
    熱素子(50)を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記加熱手段(50)は、曲がりくねった形
    状の電気抵抗ヒータ素子(50)を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 【請求項4】ホッパー(11)を有し、固体熱可塑性材料
    を受け入れるハウジング(10)と;前記ホッパー(11)
    の下部に密封状態に固着された流体貫通可能なグリッド
    溶融器(12)と;前記グリッド溶融器(12)の下部に密
    封状態に取付けられ前記グリッド溶融器(12)からの溶
    融材料を受け入れる貯槽(13)とを具備し、固体熱可塑
    性材料を溶融熱可塑性材料に変える装置(5)における
    シール不良を防止する方法であって、 前記グリッド溶融器(12)の下面に下方に開口した凹部
    (45)を設けてこの凹部(45)内に空気やガスを捕捉
    し、こうして前記凹部(45)内に空気やガスを満たすこ
    とによって、溶融状態で前記ホッパー(11)内に逆流し
    てそこで凝固した熱可塑性材料が再溶融したときに、前
    記グリッド溶融器(12)の下に圧力上昇を惹起すること
    を防止するとともに前記ホッパー(11)と前記グリッド
    溶融器(12)との間又は前記グリッド溶融器(12)と前
    記貯槽(13)との間のシール不良とそこからの溶融材料
    の漏洩とを防止することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】固体熱可塑性材料を溶融熱可塑性材料に変
    えてこの溶融熱可塑性材料を吐出する装置(5)におい
    て、 側壁(32)を有するホッパー(11)を含み、固体熱可塑
    性材料を受け入れるハウジング(10)と、 前記ホッパー(11)の下部に固着された流体貫通可能な
    グリッド溶融器(12)と、 前記グリッド溶融器(12)を加熱する手段(50)と、 前記グリッド溶融器(12)を貫通する少なくとも一つの
    放出開口(18)と、 前記グリッド溶融器(12)の下に取付けられ、前記グリ
    ッド溶融器(12)の前記放出開口(18)からの溶融可塑
    性材料を受け入れる貯槽(13)と、 前記貯槽(13)に取付けられた寸法と形状の異なった二
    つの電気抵抗加熱素子(90、91)を含み、前記貯槽(1
    3)を加熱する手段(90、91)と、 単一のサーモスタット(93a)を含み前記両加熱素子(9
    0、91)の作動を制御する手段(93a)と、 を具備し、前記両加熱素子(90、91)は、前記単一のサ
    ーモスタット(93a)による制御によって前記貯槽(1
    3)全体の温度を均一に保ち得るように、互いにバラン
    スされ寸法が定められていることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】前記貯槽(13)の孔(73、74)内に取付け
    られ、前記貯槽(13)からの溶融熱可塑性材料を圧送す
    るポンプ(14,14a)を更に具備し、前記ポンプ(14,14
    a)は前記二つの電気抵抗加熱素子(90、91)によって
    加熱されることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載の装置。
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