JPH0767363B2 - チーズ菓子及びその製造方法 - Google Patents

チーズ菓子及びその製造方法

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JPH0767363B2
JPH0767363B2 JP5231091A JP23109193A JPH0767363B2 JP H0767363 B2 JPH0767363 B2 JP H0767363B2 JP 5231091 A JP5231091 A JP 5231091A JP 23109193 A JP23109193 A JP 23109193A JP H0767363 B2 JPH0767363 B2 JP H0767363B2
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富郎 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チーズを加えた風味高
い焼き菓子、特に市場で大量に販売するためのチーズ菓
子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チーズを加えた焼き菓子としては
生地にクリームチーズを練り込んで焼きあげたチーズケ
ーキや、固形のクリームチーズをビスケット生地で包ん
で焼きあげた、所謂チーズ饅頭が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チーズ菓子、特にチーズ饅頭においては、固形のチーズ
をビスケット生地で包餡するという和菓子作りなどでは
伝統的な熟練した技術が必要とされるばかりでなく、焼
き上げた後、生地と固形チーズとが分離した状態となる
ため食感が悪く、生地とチーズの旨みが充分に生かされ
ているとは言い難い。そのため液状のチーズを使用する
ことが考えられるが、従来の方法によっては不可能であ
った。また、前記いずれの製品においても市場で大量に
販売するためには高度の製造設備が必要とされるという
問題があった。そこで本発明者は、鋭意研究を重ね本発
明を開発するに至った。本発明は、チーズ菓子を簡易な
設備で大量に生産することができると共に、チーズ菓子
の生地とチーズとが充分に融合し、食感が良く風味高い
チーズ菓子及びその製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、チ
ーズ菓子を、成形されたパイと、該パイ内に中種と液状
チーズとを収容させたことから構成し、その製造方法
を、パイ生地を平板状にし、平板状にしたパイ生地を成
形型に敷き入れ、成形型に敷き入れたパイ生地の底部に
中種を入れ、パイ生地の底部に入れた中種の上に液状チ
ーズを入れ、中種の上に入れた液状チーズの上から再度
中種で覆いチーズ菓子の素地とし、180℃〜200℃
の温度で20分〜30分加熱し焼き上げることより構成
したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るチーズ菓子の製造工程図、図
2はチーズ菓子の一例を示す一部断面斜視図である。図
1及び図2に示すように、まず小麦粉、砂糖、卵を主体
とし、これに微量の香料等の添加材と牛乳を加えた原料
を練り上げたパイ生地(パートブリゼ)1を作り、圧延
機2により厚さ約2.5mmの平板状に延ばす(A)。
次いで、この平板状にしたパイ生地1を直径80mm、
深さ25mmのカップ状金属製タルトレット型3にその
内壁にならって敷入れカップ状に成形する(B)。これ
により後述する液状チーズ8を収納することできる。一
方、バター生地4にローマジバン5、アーモンドの粉末
6を加えて混合し練り上げ中種(クレームダマンド)7
を作る(C)。次に、カップ状に成形したパイ生地1の
底部分に中種7を約5g絞り入れる(D)。そして、絞
り入れた中種7の上から液状チーズ8を約15g注入し
(E)、固形のクリームチーズ9を千切って約12g入
れる(F)。更に、その上から約30gの中種7を絞り
入れ覆いをし、チーズ菓子の素地10とする(G)。最
後に、この素地の上にスライスしたアーモンド11を散
らし200℃に熱したオーブン12で約25分間焼き上
げる(H)。こうして本発明の目的物であるチーズ菓子
13を得ることができる。尚、上記実施例ではチーズ菓
子を焼き上げる温度及び時間を200℃で25分間とし
ているが、これに限定されるものではなく、180℃〜
200℃の温度範囲で20分〜30分焼き上げればよ
い。これにより液状チーズは中種に充分浸透して融合さ
れ高い風味を得ることができる。
【0006】
【発明の効果】本発明は以上のようにしてチーズ菓子及
びその製造方法を構成したことによりその製造に包餡作
業等の熟練した高い技術やそれを自動化する高度の設備
を必要とせず、極簡易な設備で大量に製造することがで
きる。また、前記製造方法によりれば、液状チーズの使
用を可能とし、パイの部分のサックリとした歯応えと中
種とチーズとが充分に融合したしっとりとした触感を楽
しめ風味高いチーズ菓子を得ることができるという優れ
た効果を有する。
【0007】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチーズ菓子の製造工程図である。
【図2】チーズ菓子の一実施例を示す一部断面斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 パイ生地(パートブリゼ) 2 圧延機 3 タルトレット型 4 バター生地 5 ローマジパン 6 アーモンドの粉末 7 中種(クレームダマンド) 8 液状チーズ 9 固形チーズ 10 チーズ菓子の素地 11 スライスアーモンド 12 オーブン 13 チーズ菓子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形されたパイと、該パイ内に中種と液状
    チーズを収容させたことを特徴とするチーズ菓子。
  2. 【請求項2】次の工程からなることを特徴とするチーズ
    菓子の製造方法。 (1)パイ生地を平板状にする工程、 (2)平板状にしたパイ生地を成形型に敷き入れる工
    程、 (3)成形型に敷き入れたパイ生地の底部に中種を入れ
    る工程、 (4)パイ生地の底部に入れた中種の上に液状チーズを
    入れる工程、 (5)液状チーズを中種で覆いチーズ菓子の素地を作る
    工程、 (6)チーズ菓子の素地を180℃〜200℃の温度で
    20分〜30分加熱し焼き上げる工程。
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