JPH0767053B2 - 複合増幅器 - Google Patents

複合増幅器

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JPH0767053B2
JPH0767053B2 JP63219936A JP21993688A JPH0767053B2 JP H0767053 B2 JPH0767053 B2 JP H0767053B2 JP 63219936 A JP63219936 A JP 63219936A JP 21993688 A JP21993688 A JP 21993688A JP H0767053 B2 JPH0767053 B2 JP H0767053B2
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吉信 杉原
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複合増幅器に関するものであり、詳しくは、
広帯域増幅器の直流特性の安定化に関するものである。
(従来の技術) オシロスコープなどの高精度の電子測定器の入力増幅器
としては、広い周波数帯域に渡って周波数特性が良好で
あること、入力信号源に対する負荷の影響を小さくする
ために入力インピーダンスが極めて大きいことなどが要
求される。
第3図は、従来のこのような入力増幅器の一例を示す回
路図である。第3図において、Tinはアナログ入力信号A
inが加えられる入力端子であり、電界効果トランジスタ
Q1のゲートに接続されるとともに抵抗R1を介して共通電
位点に接続されている。電界効果トランジスタQ1のドレ
インは電源線+Vccに接続され、ソースは抵抗R2を介し
て電界効果トランジスタQ2のドレインに接続されるとと
もにトランジスタQ3のベースに接続されている。電界効
果トランジスタQ2のゲートは直接電源線−Veeに接続さ
れ、ソースは抵抗R3を介して電源線−Veeは接続されて
いる。トランジスタQ3のコレクタは出力端子Tout1に接
続されるとともに抵抗R4を介して電源線+Vccに接続さ
れ、エミッタはトランジスタQ4のエミッタに接続される
とともに抵抗R5を介して電源線−Veeに接続されてい
る。トランジスタQ4のコレクタは出力端子Tout2に接続
されるとともに抵抗R6を介して電源線+Vccに接続さ
れ、ベースは共通電位点に接続されている。
このような構成において、電界効果トランジスタQ1はソ
ースフォロワ回路として動作してインピーダンス交換を
行う。電界効果トランジスタQ2は電界効果トランジスタ
Q1の温度ドリフトの影響を補償するように定電流源とし
て動作する。トランジスタQ3はエミッタフォロワ回路と
して動作し、トランジスタQ4はベース接地回路として動
作する。これらトランジスタQ3,Q4としては互いのベー
ス・エミッタ間の電圧降下が等しいものが用いられ、出
力端子Tout1,Tout2間には差動増幅信号が出力されるこ
とになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このような従来の回路によれば、オフセット電
圧の温度特性を改善するとともに優れた高周波特性を得
るためには電界効果トランジスタQ1,Q2およびトランジ
スタQ3,Q4としてそれぞれ特性の揃ったものを用いなけ
ればならず、コストが高くなってしまう。
本発明は、このような点に着目したものであり、その目
的は、比較的簡単な構成でオフセット電圧の温度特性お
よび高周波特性の優れた複合増幅器を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の複合増幅器は、 直流特性を有し、アナログ入力信号を反転増幅する第1
のアンプと、 直流特性を有し、第1のアンプの出力信号を反転増幅す
る第2のアンプと、 直流から高周波まで平坦な周波数特性を有し、第2のア
ンプの出力信号とコンデンサを介して加えられるアナロ
グ入力信号を非反転増幅する第3のアンプと、 第3のアンプの出力信号を第2のアンプの入力端子に帰
還する帰還回路、 とで構成されたことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の原理ブロック図である。第1図にお
いて、1は高精度の直流特性を有する第1のアンプであ
り、アナログ入力信号AinをゲインBで反転増幅する。
この第1のアンプ1の出力信号は抵抗RBを介して演算増
幅器2の反転入力端子に加えられている。演算増幅器2
は高精度の直流特性を有する第2のアンプとして用いら
れるものであり、非反転入力端子は共通電位点に接続さ
れ、その出力信号は高抵抗RHを有する抵抗RHを介して第
3のアンプ3に加えられている。第3のアンプ3は直流
から高周波まで平坦な周波数特性を有するものであり、
第2のアンプ2の出力信号とコンデンサC1を介して加え
られるアナログ入力信号AinをゲインAで非反転増幅す
る。この第3のアンプ3の出力信号は出力端子Toutに送
出されるとともに抵抗RAを介して演算増幅器2の反転入
力端子に帰還されている。
このような構成において、抵抗RBとRAの抵抗比を第1の
アンプ1のゲインBと第3のアンプ3のゲインAに応じ
てB:Aになるように設定することにより、第3のアンプ
3に加えられる交流成分と直流成分と等しくすることが
できる。そして、第3のアンプ3の出力信号は抵抗RA
介して第2のアンプ2に負帰還されているので、出力信
号は直流から高周波にわたってアナログ入力信号Ainに
正確に追随することになり、直流のレベル変動やドリフ
ト,信号歪み等を生じることはない。また、低周波に対
するゲインの変動は負帰還ループの修正機能によって補
償されることになる。
第2図は第1図の具体例を示す回路図であり、第1図と
同一部分には同一符号を付けている。第2図において、
第1のアンプ1は演算増幅器で構成されている。この演
算増幅器1の非反転入力端子は共通電位点に接続され、
反転入力端子には抵抗R7を介してアナログ入力信号Ain
が加えられるとともに抵抗R9を介してオフセット入力V
OSが加えられ、反転入力端子と出力端子間には抵抗R8
コンデンサC2の並列回路が接続され、反転入力端子と共
通電位点の間にはコンデンサC3が接続されている。コン
デンサC2は演算増幅器1の動作を安定化するための位相
補償コンデンサであり、コンデンサC3は演算増幅器1に
高周波信号が入力されて誤動作することを防止するため
のフィルタとして接続されている。第2のアンプ2を構
成する演算増幅器の反転入力端子と出力端子間には出力
電圧を平滑するための積分コンデンサC4が接続されてい
る。第3のアンプ3は、電界効果トランジスタQ5および
トランジスタQ6,Q7で構成されている。電界効果トラン
ジスタQ5のゲートにはコンデンサC1を介して入力端子Ti
nが接続され、ドレインは+12Vの電源線に接続され、ソ
ースはトランジスタQ6のベースに接続されるとともに抵
抗R10を介して共通電位点に接続されている。トランジ
スタQ6のコレクタは+12Vの電源線に接続され、エミッ
タは抵抗R11を介してトランジスタQ7のエミッタに接続
されている。トランジスタQ7のベースは+5Vの電源線に
接続されている。そして、トランジスタQ7のコレクタは
出力端子Toutに接続されるとともに抵抗R12を介して−5
Vの電源線に接続され、さらに抵抗R13とR14の直列回路
を介して演算増幅器1の出力端子と接続されている。ま
た、抵抗R13とR14の接続点には演算増幅器2の反転入力
端子が接続されている。
このような構成において、電界効果トランジスタQ5はソ
ースフォロワとして動作し、アナログ入力信号Ainの交
流成分を低インピーダンスの信号に変換してトランジス
タQ6に加える。トランジスタQ6はエミッタフォロワとし
て動作し、入力信号をさらに低インピーダンスの信号に
変換してトランジスタQ7に加える。トランジスタQ7はベ
ース接地増幅器として動作するものであり、ほぼR11/R
12の増幅度を持っていて、出力信号は出力端子Toutに送
出されるとともに抵抗R14を介して演算増幅器2の反転
入力端子に加えられる。アナログ入力信号Ainの直流成
分は演算増幅器1により−R2/R2倍に増幅され、抵抗R14
を介して演算増幅器2の反転入力端子に加えられる。こ
こで、 R8・R14/R7=R12・R13/R11 の関係が成立するようにそれぞれの抵抗値を選定するこ
とにより、高周波領域における増幅度と直流領域におけ
る増幅度が一致することになり、広帯域に渡って増幅度
が一定した広帯域増幅器が実現できる。また、抵抗R9
介してオフセット電圧VOSを演算増幅器1に加えている
ので、極めて広範囲のオフセットを与えることができ
る。
なお、第2図の実施例では、第3のアンプを1個の電界
効果トランジスタと2個のトランジスタで構成する例を
示したが、これに限るものではなく、例えば従来の回路
として示した第3図の回路全体を第3のアンプとして用
いてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、比較的簡単な構
成でオフセット電圧の温度特性および高周波特性の優れ
た複合増幅器が実現でき、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は本発明の一
実施例を示す回路図、第3図は従来の回路の一例を示す
回路図である。 1……第1のアンプ(演算増幅器)、2……第2のアン
プ(演算増幅器)、3……第3のアンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流特性を有し、アナログ入力信号を反転
    増幅する第1のアンプと、 直流特性を有し、第1のアンプの出力信号を反転増幅す
    る第2のアンプと、 直流から高周波まで平坦な周波数特性を有し、第2のア
    ンプの出力信号とコンデンサを介して加えられるアナロ
    グ入力信号を非反転増幅する第3のアンプと、 第3のアンプの出力信号を第2のアンプの入力端子に帰
    還する帰還回路、 とで構成されたことを特徴とする複合増幅器。
JP63219936A 1988-09-02 1988-09-02 複合増幅器 Expired - Fee Related JPH0767053B2 (ja)

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JPH0267807A JPH0267807A (ja) 1990-03-07
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JP2734368B2 (ja) * 1994-02-16 1998-03-30 日本電気株式会社 広帯域増幅回路
JP4839572B2 (ja) * 2003-12-22 2011-12-21 横河電機株式会社 入力回路

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